JP2020154570A - スキル公開装置、スキル公開方法及びプログラム - Google Patents

スキル公開装置、スキル公開方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】スキル要求者が安心してスキル提供者からスキルの提供をうけるスキル公開装置、方法及びプログラムを提供する。【解決手段】スキル公開装置3は、スキル提供者からスキル情報を公開する設定を受け付ける公開設定受付部333と、公開設定受付部が公開する設定を受け付けたスキル情報に基づいて、スキルの提供に所定の資格を要するか否かを判定する資格要否判定部334と、資格要否判定部がスキルの提供に所定の資格を要すると判定した場合に、所定の資格の正当性を検証するための資格証明情報をスキル提供者に要求する要求部335と、要求部の要求に基づくスキル提供者の応答に基づいて、所定の資格の正当性を検証する検証部337と、検証部によって所定の資格が正当であることが検証された場合又は資格要否判定部によってスキルの提供に所定の資格を要しないと判定された場合に、スキル情報の公開を設定する設定部339と、を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、スキル提供者が提供可能なスキルを公開するスキル公開装置、スキル公開方法及びプログラムに関する。
近年、仕事を依頼したい人とスキル(skill;技能、能力)を提供したい人とを結びつけるシェアリングサービスが提供されている。特許文献1には、位置データとつぶやきのデータとから検索されたお手伝いユーザに依頼があることを報知し、依頼ユーザと、検索されたお手伝いユーザとの交渉のサービスを行う技術が開示されている。
特開2011−227846号公報
ところで、スキルを提供したい人(以下、「スキル提供者」という。)が提供するスキルには、資格が無いと提供することができないスキルがある。例えば、自動車の運転をスキルとして提供する場合、スキル提供者は、自動車の運転免許を有している必要がある。仕事を依頼したい人(以下、「スキル要求者」という。)が、このような資格を有していないと提供することができないスキルの提供をスキル提供者から受ける場合、スキル要求者は、スキル提供者が資格を有しているか分からず、不安に感じることがあった。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、スキル要求者が安心してスキル提供者からスキルを提供してもらうことができるスキル公開装置、スキル公開方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に係るスキル公開装置は、スキル提供者から、前記スキル提供者が提供可能なスキルに関する内容を示すスキル情報を公開する設定を受け付ける公開設定受付部と、前記公開設定受付部が公開する設定を受け付けた前記スキル情報に基づいて、前記スキルの提供に所定の資格を要するか否かを判定する資格要否判定部と、前記資格要否判定部が前記スキルの提供に前記所定の資格を要すると判定した場合に、前記所定の資格の正当性を検証するための資格証明情報を前記スキル提供者に要求する要求部と、前記要求部の要求に基づく前記スキル提供者の応答に基づいて、前記所定の資格の正当性を検証する検証部と、前記検証部によって前記所定の資格が正当であることが検証された場合、又は前記資格要否判定部によって前記スキルの提供に前記所定の資格を要しないと判定された場合に、前記スキル情報の公開を設定する設定部と、を有する。
前記スキル公開装置は、前記検証部によって前記所定の資格が正当であることが検証されなかった場合、前記スキル情報を公開できないことを示す情報を前記スキル提供者に通知する提供者通知部をさらに有してもよい。
前記設定部は、前記検証部によって前記所定の資格が正当であることが検証されなかった場合、前記スキル情報の公開を設定するとともに、前記スキル情報に前記所定の資格が正当であることが検証されなかったことを示す情報を設定してもよい。
前記スキル公開装置は、前記スキル提供者が前記要求部による要求に応じて提示した前記資格証明情報を取得する取得部をさらに有してもよいし、前記検証部は、前記取得部が取得した前記資格証明情報に基づいて、前記所定の資格の正当性を検証してもよい。
前記検証部は、前記資格証明情報を用いて前記所定の資格に関する情報を管理する資格管理システムに照会し、照会した結果に基づいて、前記所定の資格の正当性を検証してもよい。
前記設定部は、前記資格管理システムに照会した結果に基づいて前記検証部によって前記所定の資格が正当であることが検証された場合、前記スキル情報の公開を設定するとともに、前記所定の資格が前記資格管理システムを管理する管理者の公認であることを示す情報を前記スキル情報に設定してもよい。
前記スキル公開装置は、前記スキル提供者から、前記スキル提供者に関する情報の入力を受け付ける提供者情報受付部と、前記提供者情報受付部が受け付けた前記スキル提供者に関する情報に基づいて、前記スキル提供者が提供可能な前記スキルを特定し、特定した前記スキルに基づく前記スキル情報を登録する登録部と、をさらに有してもよい。
前記登録部は、前記スキル提供者の身分を証明するための身分証明情報に基づいて、前記スキル提供者に関する情報が前記スキル提供者本人であることが確認できた場合に、前記スキル情報を登録してもよい。
前記登録部は、前記スキル提供者に関連付けられている通信回線の契約情報を前記身分証明情報として、前記スキル提供者に関する情報が前記スキル提供者本人であるか否かを確認してもよい。
前記設定部は、前記スキル情報の公開を設定するとともに、前記スキル情報を公開する公開範囲を設定してもよい。
前記スキル公開装置は、スキル要求者から、前記スキル要求者が要求する要求内容の入力を受け付ける要求内容受付部と、前記要求内容受付部が受け付けた前記要求内容を満たす前記スキルを特定し、特定した前記スキルを提供可能な前記スキル提供者を特定する特定部と、前記特定部が特定した前記スキル提供者を示す情報を前記スキル要求者に通知する要求者通知部と、をさらに有してもよい。
本発明の第2の態様に係るスキル公開方法は、コンピュータが実行する、スキル提供者から、前記スキル提供者が提供可能なスキルに関する内容を示すスキル情報を公開する設定を受け付けるステップと、公開する設定を受け付けた前記スキル情報に基づいて、前記スキルの提供に所定の資格を要するか否かを判定するステップと、前記スキルの提供に前記所定の資格を要すると判定した場合に、前記所定の資格の正当性を検証するための資格証明情報を前記スキル提供者に要求するステップと、要求に基づく前記スキル提供者の応答に基づいて、前記所定の資格の正当性を検証するステップと、前記所定の資格が正当であることが検証された場合、又は前記スキルの提供に前記所定の資格を要しないと判定された場合に、前記スキル情報の公開を設定するステップと、を有する。
本発明の第3の態様に係るプログラムは、コンピュータを、スキル提供者から、前記スキル提供者が提供可能なスキルに関する内容を示すスキル情報を公開する設定を受け付ける公開設定受付部、前記公開設定受付部が公開する設定を受け付けた前記スキル情報に基づいて、前記スキルの提供に所定の資格を要するか否かを判定する資格要否判定部、前記資格要否判定部が前記スキルの提供に前記所定の資格を要すると判定した場合に、前記所定の資格の正当性を検証するための資格証明情報を前記スキル提供者に要求する要求部、前記要求部の要求に基づく前記スキル提供者の応答に基づいて、前記所定の資格の正当性を検証する検証部、及び前記検証部によって前記所定の資格が正当であることが検証された場合、又は前記資格要否判定部によって前記スキルの提供に前記所定の資格を要しないと判定された場合に、前記スキル情報の公開を設定する設定部、として機能させる。
本発明によれば、スキル要求者が安心してスキル提供者からスキルを提供してもらうことができるという効果を奏する。
スキル公開システムの概要を説明するための図である。 スキル公開装置の構成を示す図である。 記憶部に記憶されているデータベースの構成を示す図である。 専用アプリの画面の一例を示す図である。 専用アプリの画面の一例を示す図である。 専用アプリの画面の一例を示す図である。 スキル公開システムのスキル公開機能における処理の流れを示すフローチャートである。
[スキル公開システムSの概要]
図1は、スキル公開システムSの概要を説明するための図である。スキル公開システムSは、スキルシェアサービスを提供するためのシステムである。スキルシェアサービスは、仕事を依頼したいスキル要求者と、仕事を引き受けたいスキル提供者とを結びつけ、スキル要求者が依頼したい仕事を、当該仕事を行うために必要となるスキルを提供可能なスキル提供者にしてもらうサービスである。スキルは、例えば、家事、育児、植木の剪定、又は自動車の運転等である。スキル提供者は、スキルシェアサービスの会員であり、仕事を引き受ける者、すなわちスキルを提供する者である。スキル要求者は、スキルシェアサービスの会員であり、仕事を依頼する者、すなわちスキルを要求する者である。スキル公開システムSは、提供者端末1と、要求者端末2と、スキル公開装置3をと有する。
提供者端末1は、スキル提供者が使用する端末である。要求者端末2は、スキル要求者が使用する端末である。提供者端末1及び要求者端末2は、例えば、スマートフォンをはじめとするコンピュータである。提供者端末1及び要求者端末2には、スキルマッチングサービスを利用するための専用のアプリケーションソフトウェア(以下、「専用アプリ」という。)がインストールされている。
スキル公開装置3は、スキルマッチングサービスを管理する装置であり、例えばサーバである。スキル公開装置3は、スキルマッチングサービスにおいて、スキル提供者が提供可能なスキルを登録するスキル登録機能と、登録されたスキルを公開するスキル公開機能と、仕事を依頼したいスキル要求者と仕事を引き受けたいスキル提供者とを結びつけるスキルマッチング機能とを提供する。以下、スキル公開装置3がスキルマッチングサービスにおいて提供する機能について説明する。
スキル登録機能は、スキル提供者が提供可能なスキルを登録する機能である。スキル提供者は、提供者端末1において専用アプリが起動することによって表示されたスキル登録画面でスキルを登録する。
スキル提供者は、提供者端末1に表示されたスキル登録画面において、スキル提供者に関する情報を入力する(図1の(1))。スキル提供者に関する情報は、スキル提供者の名前、生年月日、住所、家族構成、職歴及び趣味等を示す情報である。
スキル公開装置3は、スキル登録画面において入力されたスキル提供者に関する情報に基づいて、スキル提供者が提供可能なスキルを特定する(図1の(2))。スキル公開装置3は、例えば、家族構成に子供が存在する場合、育児をスキルとして特定し、趣味がドライブである場合、自動車の運転をスキルとして特定する。
そして、スキル公開装置3は、特定したスキルに基づくスキル情報を登録する(図1の(3))。スキル情報は、スキル提供者が提供可能なスキルに関する内容を示す情報であり、例えば、スキルの名称又は提供可能なスキルを紹介したメッセージである。このようにすることで、スキル公開装置3は、スキル提供者が提供可能なスキルを登録することができる。
続いて、スキル公開機能は、登録されたスキル情報を公開することによって、スキル要求者がスキル提供者によって提供されるスキルを示すスキル情報を閲覧可能な状態にするための機能である。スキル提供者は、提供者端末1において専用アプリが起動することによって表示されたスキル管理画面でスキル情報の公開を設定する。
スキル提供者は、提供者端末1に表示されたスキル管理画面において、スキル情報の公開を設定する(図1の(4))。スキル公開装置3は、設定されたスキル情報が示すスキルの提供に所定の資格を要する場合、資格証明情報をスキル提供者に要求する(図1の(5))。所定の資格は、当該資格が無いとスキルを提供することができない資格であり、例えば、自動車の運転における運転免許証、又はパッケージツアー等を提供する旅行業における旅行業務取扱管理者等である。資格証明情報は、例えば、資格を証明する証書の画像又は資格を取得したときに発番された番号であって、スキル提供者に関連付けられた資格取得番号である。
スキル公開装置3は、資格証明情報の要求に対するスキル提供者の応答に応じて、所定の資格の正当性を検証する(図1の(6))。「所定の資格の正当性」は、スキル提供者が所定の資格を保有していることを第三者が確認したことを示す。
スキル公開装置3は、所定の資格の正当性の検証結果に応じて、スキル情報を公開する(図1の(7))。このように、スキル公開装置3が、所定の資格の正当性の検証結果に応じてスキル提供者のスキル情報を公開することにより、スキル要求者は、スキル提供者が所定の資格を保有しているか否かを把握することができる。その結果、スキル要求者は、安心してスキル提供者からスキルを提供してもらうことができる。また、スキル公開装置3は、スキル要求者が、要求したスキルに所定の資格を要することを知らずに当該所定の資格を保有していないスキル提供者からスキルの提供を受けることによって、スキル要求者及びスキル提供者が罰則を受けてしまうリスクを回避することができる。
続いて、スキルマッチング機能は、仕事を依頼したいスキル要求者と、仕事を引き受けたいスキル提供者とを結びつける機能である。スキル要求者は、要求者端末2において専用アプリが起動することによって表示された検索画面でスキル提供者を検索する。
スキル要求者は、要求者端末2に表示された検索画面において、スキル要求者が要求する要求内容を入力する(図1の(8))。スキル公開装置3は、検索画面において入力された要求内容を満たすスキルを特定する(図1の(9))。スキル公開装置3は、特定したスキルを提供可能なスキル提供者を特定する(図1の(10))。
そして、スキル公開装置3は、特定したスキル提供者を示す情報をスキル要求者に通知する(図1の(11))。その後、スキル要求者は、スキル公開装置3が提示したスキル提供者にスキルの提供を依頼することにより、スキル提供者からスキルを提供してもらう。このようにすることで、スキル公開装置3は、仕事を依頼したいスキル要求者と、当該仕事を行うために必要となるスキルを提供可能なスキル提供者とを結びつけることができる。
以下、スキル公開装置3の構成について説明する。
[スキル公開装置3の構成]
図2は、スキル公開装置3の構成を示す図である。スキル公開装置3は、通信部31と、記憶部32と、制御部33とを有する。通信部31は、ネットワークに接続するためのインターフェイスであり、例えばLANコントローラを含んで構成されている。
記憶部32は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)及びハードディスク等の記憶媒体である。記憶部32は、制御部33が実行するプログラムを記憶している。また、記憶部32は、スキルを特定するために用いる情報を管理するスキル管理データベースと、スキル提供者のスキル情報を管理する提供者管理データベースとを記憶している。
図3は、記憶部32に記憶されているデータベースの構成を示す図である。図3(1)に示すスキル管理データベースは、スキル識別情報と、スキル名と、キーワードと、資格要否とを関連付けて記憶している。スキル識別情報は、スキル公開装置3が管理するスキルを識別するための情報である。キーワードは、スキルを特定するための情報である。資格要否は、スキルの提供に所定の資格を要するか否かを示す情報である。
図3(2)に示す提供者管理データベースは、提供者識別情報と、スキル識別情報と、スキル情報と、公開状態と、資格要否と、検証結果と、公認有無とを関連付けて記憶している。提供者識別情報は、スキル提供者を識別するための情報である。公開状態は、スキル情報が公開された状態であるか否か、すなわちスキル要求者がスキル情報を閲覧可能な状態であるか否かを示す。検証結果は、所定の資格の正当性が検証された状態であるか否か、すなわちスキル提供者が所定の資格を保有していることを確認した状態であるか否かを示す。公認有無は、スキル提供者が所定の資格を保有していることを、当該所定の資格を管理する管理者(例えば、資格を認定する認定団体又は資格を運営する運営事業者等)によって認定された状態であるか否かを示す。
図2に戻り、制御部33は、例えばCPU(Central Processing Unit)である。制御部33は、記憶部32に記憶されたプログラムを実行することにより、スキル公開装置3に係る機能を制御する。制御部33は、プログラムを実行することにより、提供者情報受付部331、登録部332、公開設定受付部333、資格要否判定部334、要求部335、取得部336、検証部337、提供者通知部338、設定部339、要求内容受付部340、特定部341及び要求者通知部342として機能する。
以下、スキル公開装置3がスキルマッチングサービスにおいて提供する機能ごとに説明する。
(スキル登録機能)
提供者情報受付部331は、スキル提供者から、スキル提供者に関する情報の入力を受け付ける。具体的には、スキル提供者が、提供者端末1に表示されたスキル登録画面においてスキル提供者に関する情報を入力すると、提供者情報受付部331は、通信部31を介して、提供者端末1からスキル提供者が入力したスキル提供者に関する情報を受け付ける。スキル登録画面は、提供者端末1の専用アプリにおいて表示される画面であり、スキル情報を登録するための画面である。
図4は、専用アプリの画面の一例を示す図である。図4(1)には、チャット形式でスキル提供者に関する情報を入力可能なスキル登録画面が表示されている。スキル提供者は、図4(1)に示すスキル登録画面においてチャット相手(例えば、チャットボッド又はオペレータ等)の質問に対する回答を入力することにより、スキル提供者に関する情報を入力する。
図2に戻り、登録部332は、提供者情報受付部331が受け付けたスキル提供者に関する情報に基づいて、スキル提供者が提供可能なスキルを特定する。具体的には、登録部332は、スキル提供者に関する情報に含まれる所定のキーワードに基づいて、スキル提供者が提供可能なスキルを特定する。登録部332は、例えば、スキル提供者に関する情報から自然言語処理によって所定のキーワードを抽出し、抽出した所定のキーワードに基づいて、スキル提供者が提供可能なスキルを特定する。
図3(1)に示す例において、例えば、スキル提供者に関する情報に所定のキーワードとして「ドライブ」が含まれている場合、キーワード「ドライブ」に関連付けてスキル管理データベースに記憶されているスキル「自動車の運転」をスキル提供者が提供可能なスキルとして特定する。登録部332は、提供者情報受付部331が受け付けたスキル提供者に関する情報に基づいて、スキル提供者が提供可能な複数のスキルを特定してもよい。このように、スキル提供者からチャット形式でスキル提供者に関する情報を取得することにより、スキル公開装置3は、スキル提供者が提供可能であると考えるスキルだけでなく、スキル提供者が提供可能であるとは考えていないスキルも特定することができる。
登録部332は、特定したスキルに基づくスキル情報を登録する。具体的には、登録部332は、特定したスキルに基づいてスキル情報を生成し、生成したスキル情報を登録する。例えば、記憶部32には、スキルごとに、当該スキルを紹介するメッセージがテンプレートとして予め記憶されており、登録部332は、特定したスキルに対応するテンプレートに、スキル提供者の名前及びスキルの経験年数等を入力することにより、スキル情報を生成する。
登録部332は、生成したスキル情報をスキル提供者が確認した後に登録してもよい。図4(2)には、登録部332が生成した複数のスキル情報をカード形式で表示したスキル確認画面が表示されている。例えば、スキル提供者が、スキル確認画面においてカード形式のスキル情報(以下、「スキルカード」という。)内に表示された「できる」ボタンをクリックすると、登録部332は、当該ボタンに対応するスキル情報を登録する。一方、スキル提供者が、スキル確認画面においてスキルカード内に表示された「できない」ボタンをクリックすると、登録部332は、当該ボタンに対応するスキル情報を登録しない。このようにすることで、登録部332は、スキル提供者が提供したいと考えるスキルだけ登録することができる。
登録部332は、スキル情報を登録する前に本人確認をしてもよい。具体的には、登録部332は、スキル提供者の身分を証明するための身分証明情報に基づいて、スキル提供者に関する情報がスキル提供者本人であることが確認できた場合に、スキル情報を登録してもよい。身分証明情報は、スキル提供者を特定可能な特定情報(例えば、氏名、生年月日及び住所等)を含む情報であり、例えば、運転免許証、所定の資格の証書又はマイナンバーカード等の画像である。
登録部332は、例えば、スキル提供者が提示した身分証明情報を用いて本人確認をしてもよい。例えば、スキル提供者がスキル登録画面において身分証明情報を入力(添付)すると、登録部332は、提供者情報受付部331が受け付けたスキル提供者に関する情報に含まれる特定情報が、提供者情報受付部331が受け付けた身分証明情報に含まれる特定情報と一致するか否かに基づいて、本人確認をする。このように、スキル公開装置3が、スキル提供者の本人確認をした後にスキル情報を登録することにより、スキル要求者は、安心してスキル提供者からスキルを提供してもらうことができる。
登録部332は、例えば、スキル提供者の提供者端末1において使用されている通信回線を契約したときの契約情報を用いて本人確認をしてもよい。具体的には、登録部332は、スキル提供者に関連付けられている通信回線の契約情報を身分証明情報として、スキル提供者に関する情報がスキル提供者本人であるか否かを確認してもよい。契約情報には、本人確認が済んでいる特定情報が含まれている。通信回線の契約においては、対面で契約手続きする場合が多いため、スキル公開装置3が、このような通信回線の契約情報を用いて本人確認をすることにより、スキル要求者は、安心してスキル提供者からスキルを提供してもらうことができる。登録部332は、スキル提供者に関連付けられている生命保険をはじめとする所定の保険の契約情報を身分証明情報として、スキル提供者に関する情報がスキル提供者本人であるか否かを確認してもよい。
(スキル公開機能)
公開設定受付部333は、スキル提供者から、スキル提供者が提供可能なスキルに関する内容を示すスキル情報を公開する設定を受け付ける。具体的には、スキル提供者が、提供者端末1に表示されたスキル一覧画面においてスキル情報の公開を設定する操作を行うと、公開設定受付部333は、通信部31を介して、提供者端末1からスキル情報を公開する設定を受け付ける。スキル一覧画面は、提供者端末1の専用アプリにおいて表示される画面であり、提供者端末1を使用するスキル提供者に関連付けられているスキル情報の一覧が表示された画面である。
図5は、専用アプリの画面の一例を示す図である。図5(1)、(2)には、スキル一覧画面が表示されている。図5(1)に示す例において、スキル提供者が、スキル一覧画面のスキルカード内に表示された「公開」ボタンをクリックすると、公開設定受付部333は、当該ボタンに対応するスキル情報を公開する設定を受け付ける。
図2に戻り、資格要否判定部334は、公開設定受付部333が公開する設定を受け付けたスキル情報に基づいて、スキルの提供に所定の資格を要するか否かを判定する。資格要否判定部334は、例えば、スキル情報に対応するスキル識別情報に関連付けてスキル管理データベースに記憶されている資格要否が所定の資格を要することを示す場合、スキルの提供に所定の資格が必要であると判定し、当該資格要否が所定の資格を要しないことを示す場合、スキルの提供に所定の資格が不要であると判定する。「スキル情報に対応するスキル識別情報」は、公開設定受付部333が公開する設定を受け付けたスキル情報に関連付けて提供者管理データベースに記憶されているスキル識別情報である。
資格要否判定部334がスキルの提供に所定の資格を要すると判定した場合、要求部335は、所定の資格の正当性を検証するための資格証明情報をスキル提供者に要求する。具体的には、要求部335は、通信部31を介して、資格証明情報の提示を提供者端末1に通知することにより、スキル提供者に資格証明情報を要求する。
図5(2)に示す例において、要求部335は、資格証明情報の提示を求めるメッセージM1を、提供者端末1に表示されているスキル一覧画面に表示させることにより、スキル提供者に資格証明情報を要求する。
図2に戻り、スキル提供者が、提供者端末1を用いて資格証明情報をスキル公開装置3に送信すると、取得部336は、通信部31を介して、提供者端末1から、スキル提供者が要求部335による要求に応じて提示した資格証明情報を取得する。
検証部337は、要求部335の要求に基づくスキル提供者の応答に基づいて、所定の資格の正当性を検証する。具体的には、検証部337は、取得部336が取得した資格証明情報に基づいて、所定の資格の正当性を検証する。
より具体的には、検証部337は、資格証明情報を用いて不図示の資格管理システムに照会し、照会した結果に基づいて、所定の資格の正当性を検証する。資格管理システムは、所定の資格に関する情報を管理するシステムである。例えば、資格管理システムは、資格証明情報が入力されると、当該資格証明情報が示す資格を保有する資格保有者に関する情報(例えば資格保有者の名前)を出力する。
検証部337は、例えば、取得部336が取得した資格証明情報を資格管理システムに入力することによって出力された資格保有者の名前と、当該資格証明情報を提示したスキル提供者の名前とが一致するか否かに基づいて、所定の資格の正当性を検証する。なお、検証部337は、取得部336が取得した資格証明情報をオペレータが目視で確認した結果に基づいて、所定の資格の正当性を検証してもよい。
設定部339は、検証部337によって所定の資格が正当であることが検証された場合、又は資格要否判定部334によってスキルの提供に所定の資格を要しないと判定された場合、スキル情報の公開を設定する。設定部339は、例えば、スキル情報の公開を設定したスキル提供者に対応する提供者識別情報と、当該スキル情報とに関連付けて提供者管理データベースに記憶されている検証結果を、スキル情報に所定の資格が正当であることが検証されたことを示すステータス(例えば、「〇」)に更新し、公開状態を、公開することを示すステータス(例えば、「〇」)に更新することにより、スキル情報の公開を設定する。
設定部339は、資格管理システムに照会した結果に基づいて検証部337によって所定の資格が正当であることが検証された場合、スキル情報の公開を設定するとともに、所定の資格が資格管理システムを管理する管理者の公認であることを示す情報をスキル情報に設定してもよい。設定部339は、例えば、スキル情報の公開を設定したスキル提供者に対応する提供者識別情報と、当該スキル情報とに関連付けて提供者管理データベースに記憶されている公認有無を、スキル提供者が所定の資格を保有していることが所定の資格の管理者によって認定されたことを示すステータス(例えば、「〇」)に更新することにより、所定の資格が管理者の公認であることを示す情報をスキル情報に設定してもよい。
スキル公開装置3は、例えば、公開されたスキル情報を表示する際に、公認有無が、管理者の公認であることを示す場合、当該スキル情報に公認マークを表示する。スキル要求者は、公認マークを確認することにより、スキル提供者が所定の資格を保有していることを信頼し、安心してスキル提供者からスキルを提供してもらうことができる。
スキル公開装置3は、検証部337によって所定の資格が正当であることが検証されなかった場合、スキル情報を公開できない旨をスキル提供者に通知してもよい。具体的には、提供者通知部338は、検証部337によって所定の資格が正当であることが検証されなかった場合、通信部31を介して、スキル情報を公開できないことを示す情報を提供者端末1に通知することにより、スキル情報を公開できない旨をスキル提供者に通知してもよい。このようにすることで、スキル提供者は、公開する設定をしたスキル情報が公開されなかったことを認識することができる。
設定部339は、検証部337によって所定の資格が正当であることが検証されなかった場合、スキル情報の公開を設定するとともに、スキル情報に所定の資格が正当であることが検証されなかったことを示す情報を設定してもよい。設定部339は、例えば、スキル情報の公開を設定したスキル提供者に対応する提供者識別情報と、当該スキル情報とに関連付けて提供者管理データベースに記憶されている公開状態を、公開することを示すステータス(例えば、「〇」)に更新するとともに、検証結果を、スキル情報に所定の資格が正当であることが検証されなかったことを示すステータス(例えば、「×」)に更新する。
スキル公開装置3は、例えば、公開されたスキル情報を表示する際に、検証結果が、スキル情報に所定の資格が正当であることが検証されなかったことを示す場合、未検証であることを示すマークを表示する。このようにすることで、スキル要求者は、閲覧したスキル情報が示すスキルを提供するスキル提供者が、所定の資格を保持していない可能性があることを認識することができる。
設定部339は、スキル情報の公開を設定するとともに、スキル情報を公開する公開範囲を設定してもよい。設定部339は、例えば、人(例えば、友達まで、又は友達の友達まで等)及び地域(スキル提供者が住んでいる地域内まで、又はスキル提供者が住んでいる都道府県内まで等)等をスキル情報の公開範囲として設定してもよい。スキル提供者は、スキル情報の登録時に公開範囲を設定してもよいし、スキル情報の公開時に公開範囲を設定してもよい。このようにすることで、スキル提供者は、提供するスキルの熟練度に応じて公開範囲を設定することができる。例えば、スキル提供者は、提供するスキルに自信が無い場合は公開範囲を狭くし、提供するスキルに自信がある場合は公開範囲を広くすることができる。
(スキルマッチング機能)
要求内容受付部340は、スキル要求者から、スキル要求者が要求する要求内容の入力を受け付ける。要求内容は、例えば、仕事の内容、日時、場所等である。要求内容に含まれる場所は、スキル要求者が指定した場所であってもよいし、スキルシェアサービスの会員登録時に登録されたスキル要求者が住んでいる地域であってもよいし、スキル要求者の現在位置であってもよい。例えば、スキル要求者が、要求者端末2に表示された検索画面において要求内容を入力すると、要求内容受付部340は、通信部31を介して、スキル要求者が入力した要求内容を受け付ける。検索画面は、要求者端末2の専用アプリにおいて表示される画面であり、スキル要求者が仕事を依頼したいスキル提供者を検索するための画面である。
特定部341は、要求内容受付部340が受け付けた要求内容を満たすスキルを特定する。具体的には、特定部341は、要求内容に含まれる所定のキーワードに基づいて、スキル要求者の要求に対応するスキルを特定する。図3(1)に示す例において、要求内容に含まれる所定のキーワードとして「送迎」が含まれている場合、キーワード「送迎」に関連付けてスキル管理データベースに記憶されているスキル「車両の運転」を、スキル要求者の要求に対応するスキルとして特定する。
特定部341は、所定のキーワードを含むスキル情報が示すスキルを、スキル要求者の要求に対応するスキルとして特定してもよい。図3(1)に示す例において、要求内容に含まれる所定のキーワードとして「剪定」が含まれている場合、提供者管理データベースに記憶されている複数のスキル情報のうち、「剪定」を含むスキル情報が示すスキル「植木の剪定」を、スキル要求者の要求に対応するスキルとして特定してもよい。
特定部341は、特定したスキルを提供可能なスキル提供者を特定する。具体的には、特定部341は、特定したスキルを提供可能なスキル提供者を特定する。特定部341は、例えば、特定したスキルに対応するスキル識別情報に関連付けて提供者管理データベースに記憶されている提供者識別情報を特定することにより、特定したスキルを提供可能なスキル提供者を特定する。
なお、特定部341は、特定したスキルの提供に所定の資格を要する必要がある場合、当該スキルを提供可能な企業をスキル提供者として特定してもよい。例えば、特定部341が特定したスキルが「送迎」である場合、当該スキルを提供可能なスキル提供者としてタクシー事業者を特定してもよい。
特定部341は、特定したスキルと、要求内容に含まれる日時及び場所とに基づいて、スキル提供者を特定してもよい。例えば、スキルシェアサービスの会員登録時に、スキル提供者がスキルを提供可能な曜日、時間帯及び地域等が登録されており、特定部341は、特定したスキルを提供可能なスキル提供者であり、かつ要求内容に含まれる日時及び場所においてスキルを提供可能なスキル提供者を特定する。
要求者通知部342は、特定部341が特定したスキル提供者を示す情報をスキル要求者に通知する。図6は、専用アプリの画面の一例を示す図である。図6には、複数のスキル提供者それぞれに対応する複数のスキル情報を表示した検索画面が表示されている。例えば、スキル要求者が検索画面の検索条件入力欄に要求内容を入力すると、要求者通知部342は、特定部341が要求内容に基づいて特定したスキル提供者を示す情報として、当該スキル提供者のスキルカードを検索画面に表示させる。
スキル公開装置3は、スキル要求者がスキル提供者からスキルを提供してもらった後に、スキル提供者に対する評価をスキル要求者から取得してもよい。この場合、要求者通知部342は、検索画面のスキルカード内に、過去に当該スキル情報に対応するスキル提供者からスキルを提供してもらった他のスキル要求者の評価を含めて表示してもよい。また、特定部341は、特定したスキルを提供可能なスキル提供者のうち、当該スキル提供者に関連付けられている評価の数値が所定の閾値以上であるスキル提供者を、特定したスキルを提供可能なスキル提供者として特定してもよい。なお、スキル公開装置3は、スキル要求者に対する評価をスキル提供者から取得してもよい。
スキル公開装置3は、スキルマッチングサービスにおいて提供する機能として、スキル要求者がスキルを提供してもらったスキル提供者を、他のスキル要求者に紹介する紹介機能をさらに有してもよい。例えば、スキル要求者が、スキルを提供してもらったスキル提供者を友達に紹介する設定をしたとする。ここで、スキルマッチングサービスにおける友達は、スキルマッチングサービスにおいて、スキル要求者が友達として登録した他のスキル要求者である。
この場合において、スキル公開装置3は、友達に紹介する設定をしたスキル要求者に関連付けられている評価の数値が所定の閾値以上である場合、当該友達である他のスキル要求者の検索画面に紹介されたスキル提供者のスキルカードを表示させる。一方、スキル公開装置3は、友達に紹介する設定をしたスキル要求者に関連付けられている評価の数値が所定の閾値未満である場合、当該友達である他のスキル要求者の検索画面に紹介されたスキル提供者のスキルカードを表示させない。
[スキル公開システムSの処理]
続いて、スキル公開システムSのスキル公開機能における処理の流れについて説明する。図7は、スキル公開システムSのスキル公開機能における処理の流れを示すフローチャートである。本フローチャートは、提供者端末1が、専用アプリを起動し、提供者端末1にスキル一覧画面が表示されたことを契機として開始する。
公開設定受付部333は、スキル提供者から、スキル提供者が提供可能なスキルに関する内容を示すスキル情報を公開する設定を受け付ける(S21)。資格要否判定部334は、公開設定受付部333が公開する設定を受け付けたスキル情報に基づいて、スキルの提供に所定の資格を要するか否かを判定する(S22)。
資格要否判定部334によってスキルの提供に所定の資格を要しないと判定された場合(S22においてNOの場合)、スキル公開装置3は、処理をS26に進める。一方、資格要否判定部334がスキルの提供に所定の資格を要すると判定した場合(S22においてYESの場合)、要求部335は、所定の資格の正当性を検証するための資格証明情報をスキル提供者に要求する(S23)。
検証部337は、スキル提供者から要求部335による要求に対する応答があったか否かを判定する(S24)。具体的には、検証部337は、取得部336が資格証明情報を取得したか否かに基づいて、スキル提供者から応答があったか否かを判定する。例えば、取得部336は、資格証明情報を取得すると、資格証明情報を取得したことを検証部337に通知する。検証部337は、取得部336から資格証明情報を取得したことを示す通知を受けると、スキル提供者から要求部335による要求に対する応答があったと判定する。
検証部337は、取得部336から資格証明情報を取得したことを示す通知が無いと判定した場合、すなわち、スキル提供者から要求部335の要求に対する応答が無いと判定した場合(S24においてNOの場合)、処理をS23に戻す。
一方、検証部337は、取得部336から資格証明情報を取得したことを示す通知があると判定した場合、すなわち、スキル提供者から要求部335の要求に対する応答があると判定した場合(S24においてYESの場合)、要求部335の要求に基づくスキル提供者の応答に基づいて、所定の資格の正当性を検証する(S25)。
設定部339は、検証部337によって所定の資格が正当であることが検証されなかった場合(S25においてNOの場合)、スキル情報の公開を設定せずに処理を終了する。一方、設定部339は、検証部337によって所定の資格が正当であることが検証された場合(S25においてYESの場合)、又は資格要否判定部334によってスキルの提供に所定の資格を要しないと判定された場合(S22においてNOの場合)、スキル情報の公開を設定する(S26)。
[本実施の形態における効果]
以上説明したとおり、スキル公開システムSは、スキル公開機能において、スキル公開装置3が、スキル提供者によって公開する設定がされたスキル情報が示すスキルの提供に所定の資格を要する場合に、資格証明情報をスキル提供者に要求する。そして、スキル公開装置3が、資格証明情報の要求に対するスキル提供者の応答に応じて所定の資格の正当性を検証し、検証した結果に応じてスキル情報を公開する。このように、スキル公開装置3が、所定の資格の正当性の検証結果に応じてスキル提供者のスキル情報を公開することにより、スキル要求者は、スキル提供者が所定の資格を保有しているか否かを把握することができる。その結果、スキル要求者は、安心してスキル提供者からスキルを提供してもらうことができる。また、スキル公開装置3は、スキル要求者が、要求したスキルに所定の資格を要することを知らずに当該所定の資格を保有していないスキル提供者からスキルの提供を受けることによって、スキル要求者及びスキル提供者が罰則を受けてしまうリスクを回避することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の全部又は一部は、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を併せ持つ。
1 提供者端末
2 要求者端末
3 スキル公開装置
31 通信部
32 記憶部
33 制御部
331 提供者情報受付部
332 登録部
333 公開設定受付部
334 資格要否判定部
335 要求部
336 取得部
337 検証部
338 提供者通知部
339 設定部
340 要求内容受付部
341 特定部
342 要求者通知部
S スキル公開システム

Claims (13)

  1. スキル提供者から、前記スキル提供者が提供可能なスキルに関する内容を示すスキル情報を公開する設定を受け付ける公開設定受付部と、
    前記公開設定受付部が公開する設定を受け付けた前記スキル情報に基づいて、前記スキルの提供に所定の資格を要するか否かを判定する資格要否判定部と、
    前記資格要否判定部が前記スキルの提供に前記所定の資格を要すると判定した場合に、前記所定の資格の正当性を検証するための資格証明情報を前記スキル提供者に要求する要求部と、
    前記要求部の要求に基づく前記スキル提供者の応答に基づいて、前記所定の資格の正当性を検証する検証部と、
    前記検証部によって前記所定の資格が正当であることが検証された場合、又は前記資格要否判定部によって前記スキルの提供に前記所定の資格を要しないと判定された場合に、前記スキル情報の公開を設定する設定部と、
    を有するスキル公開装置。
  2. 前記検証部によって前記所定の資格が正当であることが検証されなかった場合、前記スキル情報を公開できないことを示す情報を前記スキル提供者に通知する提供者通知部をさらに有する、
    請求項1に記載のスキル公開装置。
  3. 前記設定部は、前記検証部によって前記所定の資格が正当であることが検証されなかった場合、前記スキル情報の公開を設定するとともに、前記スキル情報に前記所定の資格が正当であることが検証されなかったことを示す情報を設定する、
    請求項1又は2に記載のスキル公開装置。
  4. 前記スキル提供者が前記要求部による要求に応じて提示した前記資格証明情報を取得する取得部をさらに有し、
    前記検証部は、前記取得部が取得した前記資格証明情報に基づいて、前記所定の資格の正当性を検証する、
    請求項1から3のいずれか一項に記載のスキル公開装置。
  5. 前記検証部は、前記資格証明情報を用いて前記所定の資格に関する情報を管理する資格管理システムに照会し、照会した結果に基づいて、前記所定の資格の正当性を検証する、
    請求項1から4のいずれか一項に記載のスキル公開装置。
  6. 前記設定部は、前記資格管理システムに照会した結果に基づいて前記検証部によって前記所定の資格が正当であることが検証された場合、前記スキル情報の公開を設定するとともに、前記所定の資格が前記資格管理システムを管理する管理者の公認であることを示す情報を前記スキル情報に設定する、
    請求項5に記載のスキル公開装置。
  7. 前記スキル提供者から、前記スキル提供者に関する情報の入力を受け付ける提供者情報受付部と、
    前記提供者情報受付部が受け付けた前記スキル提供者に関する情報に基づいて、前記スキル提供者が提供可能な前記スキルを特定し、特定した前記スキルに基づく前記スキル情報を登録する登録部と、をさらに有する、
    請求項1から6のいずれか一項に記載のスキル公開装置。
  8. 前記登録部は、前記スキル提供者の身分を証明するための身分証明情報に基づいて、前記スキル提供者に関する情報が前記スキル提供者本人であることが確認できた場合に、前記スキル情報を登録する、
    請求項7に記載のスキル公開装置。
  9. 前記登録部は、前記スキル提供者に関連付けられている通信回線の契約情報を前記身分証明情報として、前記スキル提供者に関する情報が前記スキル提供者本人であるか否かを確認する、
    請求項8に記載のスキル公開装置。
  10. 前記設定部は、前記スキル情報の公開を設定するとともに、前記スキル情報を公開する公開範囲を設定する、
    請求項1から9のいずれか一項に記載のスキル公開装置。
  11. スキル要求者から、前記スキル要求者が要求する要求内容の入力を受け付ける要求内容受付部と、
    前記要求内容受付部が受け付けた前記要求内容を満たす前記スキルを特定し、特定した前記スキルを提供可能な前記スキル提供者を特定する特定部と、
    前記特定部が特定した前記スキル提供者を示す情報を前記スキル要求者に通知する要求者通知部と、をさらに有する、
    請求項1から10のいずれか一項に記載のスキル公開装置。
  12. コンピュータが実行する、
    スキル提供者から、前記スキル提供者が提供可能なスキルに関する内容を示すスキル情報を公開する設定を受け付けるステップと、
    公開する設定を受け付けた前記スキル情報に基づいて、前記スキルの提供に所定の資格を要するか否かを判定するステップと、
    前記スキルの提供に前記所定の資格を要すると判定した場合に、前記所定の資格の正当性を検証するための資格証明情報を前記スキル提供者に要求するステップと、
    要求に基づく前記スキル提供者の応答に基づいて、前記所定の資格の正当性を検証するステップと、
    前記所定の資格が正当であることが検証された場合、又は前記スキルの提供に前記所定の資格を要しないと判定された場合に、前記スキル情報の公開を設定するステップと、
    を有するスキル公開方法。
  13. コンピュータを、
    スキル提供者から、前記スキル提供者が提供可能なスキルに関する内容を示すスキル情報を公開する設定を受け付ける公開設定受付部、
    前記公開設定受付部が公開する設定を受け付けた前記スキル情報に基づいて、前記スキルの提供に所定の資格を要するか否かを判定する資格要否判定部、
    前記資格要否判定部が前記スキルの提供に前記所定の資格を要すると判定した場合に、前記所定の資格の正当性を検証するための資格証明情報を前記スキル提供者に要求する要求部、
    前記要求部の要求に基づく前記スキル提供者の応答に基づいて、前記所定の資格の正当性を検証する検証部、及び
    前記検証部によって前記所定の資格が正当であることが検証された場合、又は前記資格要否判定部によって前記スキルの提供に前記所定の資格を要しないと判定された場合に、前記スキル情報の公開を設定する設定部、
    として機能させるプログラム。

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