JP2020154474A - 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2020154474A
JP2020154474A JP2019050486A JP2019050486A JP2020154474A JP 2020154474 A JP2020154474 A JP 2020154474A JP 2019050486 A JP2019050486 A JP 2019050486A JP 2019050486 A JP2019050486 A JP 2019050486A JP 2020154474 A JP2020154474 A JP 2020154474A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user
time zone
function
service
extension
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019050486A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7275697B2 (ja
Inventor
隆頼 西田
Takayori Nishida
隆頼 西田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2019050486A priority Critical patent/JP7275697B2/ja
Publication of JP2020154474A publication Critical patent/JP2020154474A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7275697B2 publication Critical patent/JP7275697B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Abstract

【課題】サービスの提供時間外にもサービスを利用できるようにする。【解決手段】第一の時間帯においてユーザサービスを機器に提供する情報処理システムであって、前記第一の時間帯とは異なる第二の時間帯における、前記ユーザサービスが提供する機能の利用可否の情報をユーザと関連付けて記憶するプロファイル記憶部と、前記第二の時間帯に前記機器にログインしたユーザに対して前記機能を提供する場合に、前記プロファイル記憶部を参照した結果に基づいて前記ログインしたユーザが前記第二の時間帯に利用することができる機能を前記機器に提供するサービス管理部と、を備えたことを特徴とする。【選択図】図4

Description

本発明は、情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
近年、インターネット等のネットワークを介してVM(Virtual Machine)インスタンスを提供するIaaS(Infrastructure as a Service)と呼ばれるサービス形態が知られるようになってきた。また、IaaSとして提供されるVMインスタンスに対してソフトウェアをインストールして何等かのクラウドサービス(例えば、VMインスタンスをプリントサーバ、スキャンサーバ、コピーサーバとして機能させたサービス等)を提供することも行われている。
ところで、特許文献1では、印刷クライアントに割り当てられた予算内のコストの印刷方式で、無駄のない効率的な印刷出力動作を実行し、或いは、使用金額管理機能によって、予算に不足な金額を補充して目的の印刷出力動作を適確に実行することが開示されている(特許文献1の段落[0045]等)。
上記の特許文献1のように予め決められた金額内に収める制御ではなく、予め決められた時間内に収める制御(具体的には、予め決められた時間のみにサービスを提供する)によって、ユーザ側のコストやサービス提供側のコストを抑えることが考えられる。しかしながら、サービスの提供時間が決まっていると、ユーザは、サービスの提供時間外にサービスを利用したくなったとしても利用することができないという問題がある。
そこで、本発明の一実施形態では、サービスの提供時間外にもサービスを利用できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の実施の形態は、第一の時間帯においてユーザサービスを機器に提供する情報処理システムであって、前記第一の時間帯とは異なる第二の時間帯における、前記ユーザサービスが提供する機能の利用可否の情報をユーザと関連付けて記憶するプロファイル記憶部と、前記第二の時間帯に前記機器にログインしたユーザに対して前記機能を提供する場合に、前記プロファイル記憶部を参照した結果に基づいて前記ログインしたユーザが前記第二の時間帯に利用することができる機能を前記機器に提供するサービス管理部と、を備えたことを特徴とする。
本発明の一実施形態によれば、サービスの提供時間外であってもサービスを利用することができる。
本発明の一実施形態に係る延長管理システムの全体構成の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る延長管理システムの機能構成の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るプロファイルデータの一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る延長ログデータの一例(実施例1)を示す図である。 本発明の一実施形態に係る延長ログデータの一例(実施例2)を示す図である。 本発明の一実施形態に係るプロファイルデータの一例(タイムゾーン)を示す図である。 本発明の一実施形態に係る延長管理システムの処理の一例(実施例1)を示すシーケンス図である。 本発明の一実施形態に係る延長管理システムの処理の一例(実施例2)を示すシーケンス図である。 本発明の一実施形態に係る延長管理システムの処理の一例(実施例3)示すシーケンス図である。 本発明の一実施形態に係る画面の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る画面の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る画面の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る画面の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る画面の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態(以下、「本実施形態」と表す。)について図面を参照しながら詳細に説明する。本実施形態では、VMインスタンスに対してソフトウェアをインストールして何等かのクラウドサービス(以下、「ユーザサービス」と表す)を提供する場合に、所定の時間(例えば、ユーザサービスを提供する時間(以下、「サービス提供時間」と表す)以外)にユーザサービスを利用できるように管理する延長管理システム1について説明する。なお、サービス提供時間は、全ユーザに一律の時間帯であってもよいし、所定のユーザ群(例えば、ユーザサービスを利用する企業や団体等(以下、「企業等」と表す))ごとに決められた時間帯であってもよい。
ここで、VMインスタンスは、単に「VM」又は「仮想マシン」とも呼ばれる。また、特に、何等かのサーバ(例えば、プリントサーバ、スキャンサーバ、コピーサーバ等)として機能させることを目的とした仮想マシンは「仮想サーバ」とも呼ばれる。以降では、VMインスタンスを何等かのサーバとして機能させることを想定し、「仮想サーバ」との用語を用いて説明する。
<全体構成>
まず、本実施形態に係る延長管理システム1の全体構成について、図1を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係る延長管理システム1の全体構成の一例を示す図である。
図1に示すように、本実施形態に係る延長管理システム1には、1または複数のコンピュータからなるサービス管理システム10と、1または複数の機器(例えば、図1の機器20a、20b、20c、20d。以下、総称して機器20ともいう)と、1または複数の管理者端末30(例えば、図1の管理者端末30a、30b。以下、総称して管理者端末30ともいう)と、が含まれる。また、サービス管理システム10と機器20と管理者端末30とは、任意のネットワークを介して通信可能に接続される。
サービス管理システム10は、機器20がユーザサービスを利用するために必要となるサーバ(仮想サーバ)である。サービス管理システム10は、ユーザサービスを利用する機器20の管理と、当該機器20と連携してユーザサービスを実現するための処理とを行う。
本実施形態では、サービス管理システム10が提供するユーザサービスは、複数のサービス(以下、「機能」ともいう。例えば、プリント機能、スキャン機能、コピー機能等)を機器20に提供することができるものとする。
サービス管理システム10は、機器20のログイン画面をカスタマイズする機能と、設定情報を時刻指定で機器20のアプリケーションソフトウェアへ送信して適用させる機能とを備える。そのため、サービス管理システム10は、ユーザサービスのサービス提供時間が開始すると機器20のログイン画面を有効(つまり、ログインできる状態)にし、サービス提供時間が終了すると機器20のログイン画面を無効(つまり、ログインできない状態)にすることができ、サービス提供時間外のユーザサービスの利用を抑止しながらユーザサービスを提供することができる。
本実施形態では、サービス管理システム10は、所定の時間(例えば、サービス提供時間以外)にユーザサービスを利用できるように管理することができる。そのため、ユーザは、ユーザサービスのサービス提供時間外であったとしても、ユーザサービスを利用したくなったとき(例えば、残業や休日出勤、海外駐在時等)に、ユーザサービス(つまりは、機器20)を利用することができるようになる。なお、サービス管理システム10は、サービス提供時間外の利用に対してはコストを上乗せして徴収するように制御してもよい。
機器20は、ユーザサービスの利用に用いられる各種電子機器である。機器20としては、例えば、MFP(Multifunction Peripheral)等の画像形成装置、電子黒板、ビデオ会議、プロジェクタ等が挙げられる。
なお、機器20は、ユーザサービスが提供する複数の機能(例えば、プリント機能、スキャン機能、コピー機能等)をサービス管理システム10と連携して実現するための処理を行い、かつ、それらの機能の利用可否がサービス管理システム10によって制御され得る機器であれば、任意の機器であってよい。機器20は、例えば、PJ(Projector:プロジェクタ)、IWB(Interactive White Board:相互通信が可能な電子式の黒板機能を有する白板)、デジタルサイネージ等の出力装置、HUD(Head Up Display)装置、産業機械、撮像装置、集音装置、医療機器、ネットワーク家電、自動車(Connected Car)、ノートPC(Personal Computer)、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、ゲーム機、PDA(Personal Digital Assistant)、デジタルカメラ、ウェアラブルPCまたはデスクトップPC等であってもよい。
管理者端末30は、所定の時間(例えば、サービス提供時間外)にユーザサービスを利用できるように設定を行うための端末である。管理者端末30は、パーソナルコンピュータ、タブレット、スマートフォン等のコンピュータである。例えば、ユーザサービスを提供するサービス提供業者の管理者、および、ユーザサービスを利用する企業等の管理者は、管理者端末30を用いて、種々の設定を行うことができる。
なお、図1に示す延長管理システム1の構成は一例であって他の構成であっても良い。実施例に記載された装置群は、本明細書に開示された実施形態を実施するための複数のコンピューティング環境のうちの1つを示すものにすぎない。ある実施形態では、サービス管理システム10は、サーバクラスタといった複数のコンピューティングデバイスを含む。複数のコンピューティングデバイスは、ネットワークや共有メモリなどを含む任意のタイプの通信リンクを介して互いに通信するように構成されており、本明細書に開示された処理を実施する。
また、本実施形態では、ユーザサービスを提供するサービス提供業者と、仮想サーバを提供するインフラ提供業者とが異なる業者であることを想定しているが、必ずしも異なる業者である必要はなく、同一の業者であっても良い。また、仮想サーバの構築にあたってインフラ提供業者との間で行う契約(仮想サーバの利用に関する契約)は、企業等が行っても良いし、ユーザサービスを提供するサービス提供業者が行っても良い。
<ユーザサービスが提供する機能の具体例>
ここで、ユーザサービスが提供する機能の具体例として、印刷ジョブを蓄積するサーバとしてサービス管理システム10を機能させた「プリント機能」が挙げられる。この場合、例えば、PCである機器20で作成された印刷ジョブがサービス管理システム10に蓄積される。そして、MFPである機器20が当該サービス管理システム10から印刷ジョブを取得し、当該印刷ジョブを実行することで、印刷が行われる。これにより、機器20のユーザに対してプリント機能が提供される。
また、ユーザサービスが提供する機能の他の具体例として、スキャン画像を所定の宛先に配信するサーバとしてサービス管理システムを機能させた「スキャン配信機能」が挙げられる。この場合、例えば、MFPである機器20が原稿をスキャンすることで作成したスキャン画像がサービス管理システム10に送信される。そして、サービス管理システム10が当該スキャン画像を所定の宛先に配信する。これにより、機器20のユーザに対してスキャン配信サービスが提供される。なお、スキャン配信サービスでは、サービス管理システム10がスキャン画像に対して何等かの処理(例えば、OCR(Optical Character Recognition)処理等)を行った後、この処理結果を示すデータを所定の宛先に配信しても良い。
なお、ユーザサービスが提供する複数の機能は、プリント機能、スキャン機能、コピー機能に限らず、サービス管理システム10と機器20とが連携して実現できる機能であれば任意の機能であってよい。
<ハードウェア構成>
次に、本実施形態に係るサービス管理システム10および管理者端末30のハードウェア構成について説明する。
本実施形態に係るサービス管理システム10および管理者端末30は、例えば図2に示すコンピュータ100を1台以上用いて実現することができる。図2は、コンピュータ100のハードウェア構成の一例を示す図である。
図2に示すコンピュータ100は、入力装置101と、表示装置102と、外部I/F103と、通信I/F104とを有する。また、図2に示すコンピュータ100は、ROM(Read Only Memory)105と、RAM(Random Access Memory)106と、CPU(Central Processing Unit)107と、補助記憶装置108とを有する。これらの各ハードウェアは、それぞれがバス109で接続されている。
入力装置101は、例えば、キーボードやマウス、タッチパネル等であり、ユーザが各種操作を入力するのに用いられる。表示装置102は、例えば、ディスプレイ等であり、コンピュータ100による処理結果を表示する。なお、サービス管理システム10、管理者端末30を実現するコンピュータ100は、入力装置101及び表示装置102のうちの少なくとも一方を有していなくても良い。
外部I/F103は、外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体103a等がある。コンピュータ100は、外部I/F103を介して、記録媒体103aの読み取りや書き込み等を行うことができる。記録媒体103aには、例えば、USBメモリ、SDメモリカード、フレキシブルディスク、CD、DVD等がある。
通信I/F104は、コンピュータ100をネットワークに接続するためのインタフェースである。コンピュータ100は、通信I/F104を介して、他の装置等と通信を行うことができる。
ROM105は、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリである。ROM105には、例えば、コンピュータ100の起動時に実行されるBIOS(Basic Input/Output System)、OS(Operating System)設定、及びネットワーク設定等のプログラムやデータが格納されている。RAM106は、プログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリである。
CPU107は、ROM105や補助記憶装置108等からプログラムやデータをRAM106上に読み出して、処理を実行することで、コンピュータ100全体の制御や機能を実現する演算装置である。
補助記憶装置108は、例えばHDDやSSD(Solid State Drive)等であり、プログラムやデータを格納している不揮発性の記憶装置である。補助記憶装置108に格納されるプログラムやデータには、コンピュータ100全体を制御する基本ソフトウェアであるOS、OS上で各種機能を提供するアプリケーションプログラム、本実施形態を実現する1以上のプログラム等がある。補助記憶装置108は、格納しているプログラムやデータを所定のファイルシステムやDB(データベース)により管理している。
本実施形態に係るサービス管理システム10および管理者端末30は、図2に示すコンピュータ300のハードウェア構成により、各種処理を実現できる。
次に、本実施形態に係る機器20aのハードウェア構成について説明する。本実施形態に係る機器20aは、例えば図3に示す画像形成装置200を用いて実現することができる。図3は、画像形成装置200のハードウェア構成の一例を示す図である。
図3に示す画像形成装置200は、コントローラ201と、操作パネル202と、外部I/F203と、通信I/F204と、画像処理エンジン205とを有する。また、コントローラ201は、CPU211と、RAM212と、ROM213と、NVRAM214と、補助記憶装置215とを有する。
ROM213は、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリである。RAM212は、プログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリである。NVRAM214は、例えば設定情報等を格納している不揮発性の半導体メモリである。また、補助記憶装置215は、例えば、HDDやSSD等であり、プログラムやデータを格納している不揮発性の記憶装置である。
CPU211は、ROM213やNVRAM214、補助記憶装置215等からプログラムやデータ、設定情報等をRAM212上に読み出し、処理を実行することで、画像形成装置200全体の制御や機能を実現する演算装置である。
操作パネル202は、ユーザからの入力を受け付ける入力部と、表示を行う表示部とを備えている入出力装置である。外部I/F203は、外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体203a等がある。画像形成装置200は、外部I/F203を介して、記録媒体203aの読み取りや書き込み等を行うことができる。
記録媒体203aには、例えば、ICカード、USBメモリ、SDメモリカード、フレキシブルディスク、CD、DVD等がある。
通信I/F204は、画像形成装置200をネットワークに接続するためのインタフェースである。画像形成装置200は、通信I/F204を介して、他の装置等と通信を行うことができる。
画像処理エンジン205は、例えば、プロッタやスキャナ等であり、印刷処理やスキャン処理等の各種の画像処理を行う装置である。
本実施形態に係る機器20aは、図3に示す画像形成装置200のハードウェア構成により、各種処理を実現できる。
<機能構成>
次に、本実施形態に係る延長管理システム1の機能構成について、図4を参照しながら説明する。図4は、本実施形態に係る延長管理システム1の機能構成の一例を示す図である。
<<サービス管理システム10>>
図4に示すように、本実施形態に係るサービス管理システム10は、延長設定部11と、画面変更要求部12と、認証部13と、サービス管理部14とを有する。これら各機能部は、サービス管理システム10にインストールされた1以上のプログラムがCPU107に実行させる処理により実現される。
また、本実施形態に係るサービス管理システム10は、プロファイル記憶部15と、延長ログ記憶部16とを有する。プロファイル記憶部15と、延長ログ記憶部16とは、例えば補助記憶装置108を用いて実現可能である。なお、プロファイル記憶部15と、延長ログ記憶部16とは、サービス管理システム10とネットワークを介して接続される記憶装置等を用いて実現されていても良い。
以下、ユーザが所定の時間(例えば、サービス提供時間外)にユーザサービスを利用することができるようにするための設定(以下、延長の設定ともいう)の3つの例を説明する。
<実施例1>
実施例1では、事前(つまり、サービス提供時間外が開始する前)に、延長の設定が行われる。例えば、企業等の管理者は、管理者端末30を用いて、その企業等に属するユーザ、その企業等の所定の部署等に属するユーザといった、管理者が管理するユーザ群の延長の設定を行うことができる。
以下、実施例1について説明する。延長設定部11は、管理者端末30からの延長の設定の要求を受け付けて、延長の設定を行う。具体的には、延長設定部11は、管理者端末30から、ユーザがユーザサービスを利用する日付およびサービス提供時間外の時間帯(以下、延長日および延長時間ともいう)を示すデータを受信する。延長設定部11は、管理者端末30から受信した延長日および延長時間を示すデータを延長ログ記憶部16に記憶する。また、延長設定部11は、管理者端末30から、ユーザサービスが提供する各機能の延長時間中の利用可否を示すデータと延長時間中に機能を利用するユーザのデータを受信する。延長設定部11は、管理者端末30から受信したユーザに関連付けられた各機能の延長時間中の利用可否を示すプロファイルデータをプロファイル記憶部15に記憶する。
なお、管理者端末30からは特定のユーザではなく、ユーザが所属するグループのデータを受信してもよい。このような場合には、グループとユーザを関連付けたグループデータを予めサービス管理システム10が記憶しておき、受信したグループのデータに基づいてこのようなグループデータを参照することで、延長時間中に機能を利用するユーザがどのユーザなのかをサービス管理システム10が特定してもよい(つまり、サービス管理システム10は、グループと、そのグループに属するユーザと、そのグループの延長日および延長時間と、そのグループの各機能の延長時間中の利用可否とを紐付けておく。サービス管理システム10は、ログインしたユーザが属するグループを特定して、そのグループが延長時間中に利用することができる機能を判断する)。
プロファイル記憶部15には、各機能(例えば、プリント機能、スキャン機能、コピー機能のそれぞれ)の延長時間中の利用可否の情報がユーザと関連付けられて記憶されている。図5を参照しながら、プロファイル記憶部15に記憶されているプロファイルデータ500について詳細に説明する。
図5は、プロファイル記憶部15に記憶されているプロファイルデータ500の一例である。図5に示されるように、プロファイルデータ500は、「ユーザ」、「機能」、「延長費用負担部門」といった項目のデータを含む。
「ユーザ」は、ユーザサービスを利用するユーザを特定するための識別子(例えば、ユーザID)である。
「機能1(プリント)」、「機能2(スキャン)」、「機能3(コピー)」は、そのユーザが各機能を延長時間中に利用することができるか否かを示す。
「延長費用負担部門」は、延長により発生した費用を負担する部門を特定するための識別子である。サービス管理システム10は、延長により発生した費用を延長費用負担部門に配賦するように制御することができる。
図4に戻る。延長ログ記憶部16には、延長日および延長時間の情報が記憶されている。図6を参照しながら、延長ログ記憶部16に記憶されている延長ログデータ600について詳細に説明する。
図6は、延長ログ記憶部16に記憶されている延長ログデータ600の一例である。図6に示されるように、延長ログデータ600は、「ユーザ」、「延長日」、「延長時間」といった項目のデータを含む。
「ユーザ」は、ユーザサービスを利用するユーザを特定するための識別子(例えば、ユーザID)である。
「延長日」は、ユーザがユーザサービスをサービス提供時間外に利用する日付である。
「延長時間」は、ユーザがユーザサービスを利用するサービス提供時間外の時間帯である。なお、延長時間は、30分、60分、90分、120分といった時間の長さであってもよいし、17:00〜19:00といった延長開始時刻と延長終了時刻であってもよい。
なお、プロファイル記憶部15のプロファイルデータ500と延長ログ記憶部16の延長ログデータ600とは、ユーザID等によって紐付けられている。
図4に戻る。画面変更要求部12は、機器20に表示されるログイン画面を変更させるための要求(ログイン画面の変更要求)を送信する。具体的には、画面変更要求部12は、サービス提供時間が開始すると、ログイン画面(ログインできる状態)を表示するよう機器20に要求する。また、画面変更要求部12は、サービス提供時間が終了すると(つまり、サービス提供時間外になると)、延長の設定が行われていなければ、ロックされたログイン画面(ログインできない状態)を表示するよう機器20に要求する。
実施例1では、画面変更要求部12は、延長設定部11によって延長の設定が行われていると、延長時間が開始したときに、ログイン画面(ログインできる状態)を表示するよう機器20に要求する。認証部13による認証が成功すると、画面変更要求部12は、認証時に取得したユーザID等によって特定されるユーザが利用することができる機能を示す画面を表示するよう機器20に要求する。また、画面変更要求部12は、延長時間が終了したときに、ロックされたログイン画面(ログインできない状態)を表示するよう機器20に要求する。
認証部13は、機器20からのログイン要求を受け付けて、認証処理を行う。具体的には、認証部13は、延長ログ記憶部16に記憶されている延長ログデータ600を参照して、機器20から取得したユーザID等と現在時刻とから、現在時刻がそのユーザの延長時間内であるか否かを判断する。現在時刻が延長時間内である場合には、認証が成功する。
サービス管理部14は、認証部13による認証が成功したユーザに対して、ユーザサービスを提供する。具体的には、サービス管理部14は、プロファイル記憶部15に記憶されているプロファイルデータ500を参照して、認証時に取得したユーザID等によって特定されるユーザが延長時間中に利用することができる機能を判断する。サービス管理部14は、判断結果に基づいてユーザが延長時間中に利用することができる機能を機器20に通知する。そのため、機器20の操作パネル202には、ユーザが延長時間中に利用することができる機能のボタンのみが表示され、ユーザからボタンに対する入力を受け付けることでボタンに対応する機能を機器20が実行することができる(例えば、図5の例であればプリントボタンとコピーボタンのみが表示される(スキャンボタンは表示されない))。なお、ユーザが延長時間中に利用することができる機能のボタンのみを表示させる制御はあくまで一例であって、他の方法で利用できる機能を制限してもよい。例えば機能のボタンは利用できるか否かに関わらず操作パネル202に表示させ、ユーザが延長時間中に利用することができる機能であればボタンに対する操作を受け付けるが、利用することができない機能であればボタンに対する操作を受け付けないといった制御を機器20が実行してもよい。
<実施例2>
実施例2では、サービス提供時間外の最中(つまり、サービス提供時間外が開始した後)に、延長の設定が行われる。例えば、ユーザは、機器20を用いて、自分自身の延長の設定を行うことができる。
以下、実施例2について説明する。主に、実施例1と異なる点を説明する。なお、実施例2では、事前(つまり、サービス提供時間外が開始する前)に、延長設定部11は、管理者端末30から、ユーザサービスが提供する各機能の延長時間中の利用可否を示すデータと延長時間中に機能を利用するユーザのデータを受信して、プロファイル記憶部15に記憶しているものとする。
延長設定部11は、機器20からの延長の設定の要求を受け付けて、延長の設定を行う。具体的には、延長設定部11は、機器20から、延長時間(例えば、現在時刻から30分、60分、90分、120分といった時間の長さ)を示すデータを受信する。延長設定部11は、機器20から受信した延長時間を示すデータを延長ログ記憶部16に記憶する。また、延長設定部11は、機器20から、ユーザが延長時間中に利用することができる機能のうち実際に利用する機能を示すデータを受信する。延長設定部11は、機器20から受信した実際に利用する機能を示すデータを延長ログ記憶部16に記憶する。
プロファイル記憶部15については、実施例1と同様であるので説明を省略する。
延長ログ記憶部16には、延長時間および延長時間中に実際に利用する機能の情報が記憶されている。図7を参照しながら、延長ログ記憶部16に記憶されている延長ログデータ700について詳細に説明する。
図7は、延長ログ記憶部16に記憶されている延長ログデータ700の一例である。図7に示されるように、延長ログデータ700は、「ユーザ」、「延長時間」、「延長機能」といった項目のデータを含む。
「ユーザ」は、ユーザサービスを利用するユーザを特定するための識別子(例えば、ユーザID)である。
「延長時間」は、ユーザがユーザサービスを利用するサービス提供時間外の時間帯である。例えば、延長時間は、現在時刻からの時間の長さである。
「延長機能」は、ユーザが延長時間中に利用することができる機能(つまり、プロファイル記憶部15に記憶されている延長時間中に利用することができる機能)のうち実際に利用する機能を示す。
なお、プロファイル記憶部15のプロファイルデータ500と延長ログ記憶部16の延長ログデータ700とは、ユーザID等によって紐付けられている。
図4に戻る。画面変更要求部12は、機器20に表示されるログイン画面を変更させるための要求(ログイン画面の変更要求)を送信する。具体的には、画面変更要求部12は、サービス提供時間が開始すると、ログイン画面(ログインできる状態)を表示するよう機器20に要求する。
実施例2では、画面変更要求部12は、サービス提供時間が終了すると(つまり、サービス提供時間外になると)、延長ボタンを含むロックされたログイン画面(ログインできない状態)を表示するよう機器20に要求する。延長ボタンが押下されると、画面変更要求部12は、ログイン画面(ログインできる状態)を表示するよう機器20に要求する。認証部13による認証が成功すると、画面変更要求部12は、認証時に取得したユーザID等によって特定されるユーザが延長時間中に利用することができる機能(つまり、プロファイル記憶部15に記憶されている延長時間中に利用することができる機能)のうち実際に利用する機能と延長時間とを設定するための画面を表示するよう機器20に要求する。
認証部13は、機器20からのログイン要求を受け付けて、認証処理を行う。
サービス管理部14は、実際に利用する機能と延長時間とが設定されると、ユーザサービスを提供する。具体的には、サービス管理部14は、延長ログ記憶部16に記憶されている延長ログデータ700を参照して、認証時に取得したユーザID等によって特定されるユーザが実際に利用する機能を機器20に通知する。そのため、機器20の操作パネル202には、延長時間中に実際に利用すると設定された機能のボタンのみが表示される。
なお、実施例2では、ユーザが既に延長の設定を行っているか否かが判断される。具体的には、延長設定部11は、機器20からの延長の設定の要求を受け付けた際に、延長ログ記憶部16に記憶されている延長ログデータ700を参照して、延長しようとしている機能が既に延長されていないか否かを判断する。既に延長されている場合には、画面変更要求部12は、既にその機能が延長済みである旨を通知する画面を表示するよう機器20に要求する。
<実施例3>
実施例3では、事前(つまり、サービス提供時間外が開始する前)に、延長の設定が行われる。例えば、企業等の管理者は、管理者端末30を用いて、管理者が管理するユーザの延長の設定を行うことができる。実施例1とは異なり、実施例3では、ユーザごとにタイムゾーンが設定される。
以下、実施例3について説明する。主に、実施例1と異なる点を説明する。
延長設定部11は、管理者端末30からの延長の設定の要求を受け付けて、延長の設定を行う。具体的には、延長設定部11は、管理者端末30から、ユーザごとに設定されるタイムゾーンを示すデータを受信する。延長設定部11は、管理者端末30から受信したタイムゾーンを示すデータをプロファイル記憶部15に記憶する。また、延長設定部11は、管理者端末30から、ユーザサービスが提供する各機能の各タイムゾーンでの利用可否を示すデータを受信する。延長設定部11は、管理者端末30から受信した各機能の各タイムゾーンでの利用可否を示すデータをプロファイル記憶部15に記憶する。
プロファイル記憶部15には、ユーザごとに設定されたタイムゾーンの情報、および、ユーザサービスが提供する各機能の各タイムゾーンでの利用可否の情報が記憶されている。図8を参照しながら、プロファイル記憶部15に記憶されているプロファイルデータ800について詳細に説明する。
図8は、プロファイル記憶部15に記憶されているプロファイルデータ800の一例である。図8に示されるように、プロファイルデータ800は、「ユーザ」、「タイムゾーン」、「延長費用負担部門」といった項目のデータを含む。
「ユーザ」は、ユーザサービスを利用するユーザを特定するための識別子(例えば、ユーザID)である。
「タイムゾーン」は、ユーザごとに設定されたタイムゾーンである。1つまたは複数のタイムゾーン(例えば、国等の領域)が設定される。サービス管理システム10は、現在時刻がいずれかのタイムゾーンのサービス提供時間内である場合に、ユーザサービスを提供することができる。例えば、図8の例では、ユーザAは、日本のサービス提供時間内(例えば、日本の9:00〜17:00)であれば利用することができる。また、ユーザBは、米国のサービス提供時間内(例えば、米国の9:00〜17:00)であれば利用することができる。また、ユーザCは、日本のサービス提供時間内(例えば、日本の9:00〜17:00)あるいは米国のサービス提供時間内(例えば、米国の9:00〜17:00)であれば利用することができる。つまり、ユーザCについてはユーザAとユーザBとは異なり、日本及び米国といった異なる時間帯の情報が関連付けられている。
「延長費用負担部門」は、延長により発生した費用を負担する部門を特定するための識別子である。サービス管理システム10は、延長により発生した費用を延長費用負担部門に配賦するように制御することができる。
さらに、図8に示されるように、プロファイルデータ800は、タイムゾーンごとの「機能」のデータを含む。
「機能1(プリント)」、「機能2(スキャン)」、「機能3(コピー)」は、各タイムゾーンにおいて各機能を利用することができるか否かを示す。
図4に戻る。画面変更要求部12は、機器20に表示される画面を変更させるための要求(画面の変更要求)を送信する。具体的には、画面変更要求部12は、ログイン画面(ログインできる状態)を表示するよう機器20に要求する。認証部13による認証が成功すると、画面変更要求部12は、認証時に取得したユーザID等によって特定されるユーザが利用することができる機能を示す画面を表示するよう機器20に要求する。
認証部13は、機器20からのログイン要求を受け付けて、認証処理を行う。具体的には、認証部13は、プロファイル記憶部15に記憶されているプロファイルデータ800を参照して、機器20から取得したユーザID等とタイムゾーンとから、現在時刻がそのユーザのいずれかのタイムゾーンのサービス提供時間内であるか否かを判断する。現在時刻がいずれかのタイムゾーンのサービス提供時間内である場合には、認証が成功する。
サービス管理部14は、認証部13によって認証が成功したユーザに対して、ユーザサービスを提供する。具体的には、サービス管理部14は、プロファイル記憶部15に記憶されているプロファイルデータ800を参照して、認証時に取得したユーザID等によって特定されるユーザが利用することができる機能を判断する。サービス管理部14は、ユーザが利用することができる機能を機器20に通知する。そのため、機器20の操作パネル202には、ユーザが利用することができる機能のボタンのみが表示される。
本実施形態では、複数のタイムゾーンが設定されていた場合、現在時刻がサービス提供時間内であるタイムゾーンにおいて利用することができる機能が提供される。例えば、図8の例では、ユーザAがログインした場合には、現在時刻が日本のサービス提供時間内であれば、スキャン機能とコピー機能とが提供される。また、ユーザBがログインした場合には、現在時刻が米国のサービス提供時間内であれば、プリント機能とコピー機能とが提供される。また、ユーザCがログインした場合に、現在時刻が日本のサービス提供時間内のみであれば(つまり、現在時刻が米国のサービス提供時間外)、日本において利用することができる機能(つまり、スキャン機能とコピー機能)のみが提供される。また、ユーザCがログインした場合に、現在時刻が米国のサービス提供時間内のみであれば(つまり、現在時刻が日本のサービス提供時間外)、米国において利用することができる機能(つまり、プリント機能とコピー機能)のみが提供される。また、ユーザCがログインした場合に、現在時刻が日本のサービス提供時間内でもありかつ米国のサービス提供時間内でもあれば、日本において利用することができる機能(つまり、スキャン機能とコピー機能)と米国において利用することができる機能(つまり、プリント機能とコピー機能)との両方が提供される。
なお、現在時刻がいずれのタイムゾーンのサービス提供時間内でもなかった場合には、再度のログインの認証処理を行わずに、画面変更要求部12は、ユーザが利用したい機能と延長時間とを設定するための画面を表示するよう機器20に要求することができる。
<<機器20>>
図4に示すように、本実施形態に係る機器20は、入力受付部21と、表示制御部22と、延長要求部23と、ログイン部24と、機能実行部25とを有する。これら各機能部は、機器20にインストールされた1以上のプログラムがCPU211等に実行させる処理により実現される。
入力受付部21は、ユーザによる各種操作(例えば、延長の設定のための操作、ログイン操作や機器20の機能の一例であるジョブ実行の操作等)の入力を受け付ける。
表示制御部22は、各種画面(例えば、延長の設定のための画面、ログイン画面やジョブ一覧画面等)を表示する。また、表示制御部22は、サービス管理システム10からの要求(ログイン画面の変更要求)に応じて、ログイン画面の表示内容を変更する。
延長要求部23は、入力受付部21が延長の設定のための操作の入力を受け付けた場合、延長の設定の要求をサービス管理システム10に送信する。
ログイン部24は、入力受付部21がログイン操作の入力を受け付けた場合、ログイン要求をサービス管理システム10に送信する。
機能実行部25は、入力受付部21が機能実行操作の入力を受け付けた場合、当該機能実行操作に係る機能(例えば、印刷ジョブの実行)を実行する。例えば、受け付けた機能実行操作が印刷ジョブの実行と対応する場合に、印刷ジョブが実行されることで、当該印刷ジョブに含まれる印刷対象データが、紙等の印刷媒体上に印刷される。なお、印刷ジョブの実行は機能実行部25が実行する機能の一例であって、他の機能を実行してもよい。
<<管理者端末30>>
図4に示すように、本実施形態に係る管理者端末30は、入力受付部31と、表示制御部32と、延長要求部33とを有する。これらの各機能部は、管理者端末30にインストールされた1以上のプログラムがCPU107に実行させる処理により実現される。
入力受付部31は、管理者による各種操作(例えば、延長の設定のための操作等)の入力を受け付ける。
表示制御部32は、各種画面(例えば、延長の設定のための画面等)を表示する。
延長要求部33は、入力受付部31が延長の設定のための操作の入力を受け付けた場合、延長の設定の要求をサービス管理システム10に送信する。
<延長費用>
上記の<実施例1><実施例2><実施例3>において、サービス管理システム10は、機能ごとに異なる延長費用を請求する(例えば、プリント:○○円、スキャン:△△円、コピー:××円)よう制御できる。また、サービス管理システム10は、延長の設定が行われるたびに(つまり、1回ごとに)延長費用を請求することもできるし、一定の費用で所定の期間(例えば、1か月)に所定の回数まで延長の設定が行えるよう制御することもできる。さらに、サービス管理システム10は、所定の回数まで延長の設定が行われた場合には、延長の設定ができないように制御することができる。
<処理の詳細>
次に、本実施形態に係る延長管理システム1の処理の詳細について説明する。
図9は、上記の<実施例1>のシーケンス図である。
・ステップ111(S111)において、管理者端末30は、サービス管理システム10に延長日および延長時間を示すデータを送信する。
・ステップ112(S112)において、管理者端末30は、サービス管理システム10に各機能の延長時間中の利用可否を示すデータを送信する。
なお、S111とS112は同時に行われてもよいし、順序が逆であってもよい。
ステップ113(S113)において、サービス管理システム10は、S111およびS112で受信した延長日および延長時間、各機能の延長期間中の利用可否をプロファイル記憶部15、延長ログ記憶部16に記憶する。
<サービス提供時間>
・ステップ211(S211)において、サービス提供時間中、機器20にログイン画面が表示される。
・ステップ212(S212)において、機器20は、サービス管理システム10にログインを要求する。
・ステップ213(S213)において、S212の認証が成功すると、サービス管理システム10は、機器20にすべての機能を提供する。図12のようなすべての機能を選択することができる画面が機器20に表示される。
<サービス提供時間外(延長あり)>
・ステップ311(S311)において、延長の設定が行われているとサービス提供時間外に、機器20にログイン画面が表示される。なお、ログイン画面上に、延長料金が請求される旨の注意喚起が表示されるようにしてもよい。
・ステップ312(S312)において、機器20は、サービス管理システム10にログインを要求する。
・ステップ313(S313)において、S312の認証が成功すると、サービス管理システム10は、機器20にプロファイルデータ500で設定された機能のみを提供する。図13のような利用可能な機能が示された画面が機器20に表示される。
<サービス提供時間外(延長なし)>
・ステップ411(S411)において、延長の設定が行われていないとサービス提供時間外に、機器20にロックされたログイン画面(例えば、図14のような画面)が表示される。
図10は、上記の<実施例2>のシーケンス図である。
・ステップ121(S121)において、管理者端末30は、サービス管理システム10に各機能の延長時間中の利用可否を示すデータを送信する。
ステップ122(S122)において、サービス管理システム10は、S121で受信した各機能の延長時間中の利用可否をプロファイル記憶部15に記憶する。
<サービス提供時間>
ステップ211、212、213については、実施例1と同様であるので説明を省略する。
<サービス提供時間外>
・ステップ321(S321)において、サービス提供時間外に、機器20に延長ボタンを含むロックされたログイン画面(ログインできない状態)(例えば、図15のような画面)が表示される。
・ステップ322(S322)において、機器20は、サービス管理システム10に延長を要求する。
・ステップ323(S323)において、機器20にログイン画面が表示される。
・ステップ324(S324)において、機器20は、サービス管理システム10にログインを要求する。
・ステップ325(S325)において、S324の認証が成功すると、機器20に延長時間および機能を設定するための画面(例えば、図16のような画面)が表示される。ユザは、図16のような画面で、延長して利用したい機能を選択する。延長時間は、例えば、固定で30分とするが、延長時間をユーザに入力させてもよい。また、既に延長申請が実施されている機能については選択できないように表示制御してもよい。
・ステップ326(S326)において、機器20は、サービス管理システム10に延長時間および機能を設定する。
・ステップ327(S327)において、サービス管理システム10は、機器20にS326で設定された機能のみを提供する。図13のような利用可能な機能が示された画面が機器20に表示される。
図11は、上記の<実施例3>のシーケンス図である。
・ステップ131(S131)において、管理者端末30は、サービス管理システム10にユーザのタイムゾーンを示すデータを送信する。
・ステップ132(S132)において、管理者端末30は、サービス管理システム10に各機能の延長時間中の利用可否を示すデータを送信する。
なお、S131とS132は同時に行われてもよいし、順序が逆であってもよい。
ステップ133(S133)において、サービス管理システム10は、S131およびS132で受信したタイムゾーンおよび各機能の延長時間中の利用可否をプロファイル記憶部15に記憶する。
・ステップ231(S231)において、サービス提供時間中、機器20にログイン画面が表示される。
・ステップ232(S232)において、機器20は、サービス管理システム10にログインを要求する。
・ステップ233(S233)において、S212の認証が成功すると、サービス管理システム10は、機器20にプロファイルデータ800で設定された機能のみを提供する。図13のような利用可能な機能が示された画面が機器20に表示される。
上記で説明した実施形態の各機能は、一又は複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、本明細書における「処理回路」とは、電子回路により実装されるプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサや、上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(digital signal processor)、FPGA(field programmable gate array)や従来の回路モジュール等のデバイスを含むものとする。
本発明は、具体的に開示された上記の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
1 延長管理システム
10 サービス管理システム
20 機器
30 管理者端末
11 延長設定部
12 画面変更要求部
13 認証部
14 サービス管理部
15 プロファイル記憶部
16 延長ログ記憶部
21 入力受付部
22 表示制御部
23 延長要求部
24 ログイン部
25 機能実行部
31 入力受付部
32 表示制御部
33 延長要求部
500 プロファイルデータ
600 延長ログデータ
700 延長ログデータ
800 プロファイルデータ
特開2003−162397号公報

Claims (9)

  1. 第一の時間帯においてユーザサービスを機器に提供する情報処理システムであって、
    前記第一の時間帯とは異なる第二の時間帯における、前記ユーザサービスが提供する機能の利用可否の情報をユーザと関連付けて記憶するプロファイル記憶部と、
    前記第二の時間帯に前記機器にログインしたユーザに対して前記機能を提供する場合に、前記プロファイル記憶部を参照した結果に基づいて前記ログインしたユーザが前記第二の時間帯に利用することができる機能を前記機器に提供するサービス管理部と
    を備えた情報処理システム。
  2. 前記第二の時間帯は、前記ユーザサービスの提供時間以外であり、
    前記第二の時間帯の前に、前記ユーザサービスが提供する機能の利用可否の情報を管理者端末から受信する延長設定部をさらに備えた、請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記第二の時間帯は、前記ユーザサービスの提供時間以外であり、
    前記第二の時間帯中に、前記第二の時間帯に利用することができる機能のうち実際に利用する機能の情報を前記機器から受信する延長設定部をさらに備え、
    前記サービス管理部は、前記第二の時間帯に利用することができる機能のうち実際に利用する機能のみを前記機器に提供する、請求項1に記載の情報処理システム。
  4. 前記第二の時間帯は、ユーザごとに設定されたタイムゾーンのサービス提供時間であり、
    前記サービス管理部は、前記タイムゾーンで利用することができる機能のみを前記機器に提供する、請求項1に記載の情報処理システム。
  5. 前記ユーザサービスを利用するユーザに関連付けられた延長費用負担部門に対して前記第二の時間帯における利用により発生した費用を請求するよう制御する、請求項1から4のいずれか一項に記載の情報処理システム。
  6. 第一の時間帯においてユーザサービスを提供するサービス管理システムと、前記ユーザサービスを利用するための機器とを含む情報処理システムであって、
    前記サービス管理システムは、
    前記第一の時間帯とは異なる第二の時間帯における、前記ユーザサービスが提供する機能の利用可否の情報をユーザと関連付けて記憶するプロファイル記憶部と、
    前記第二の時間帯に前記機器にログインしたユーザに対して前記機能を提供する場合に、前記プロファイル記憶部を参照した結果に基づいて前記ログインしたユーザが前記第二の時間帯に利用することができる機能を前記機器に提供するサービス管理部と、を備え、
    前記機器は、
    前記第二の時間帯に、前記第二の時間帯に利用することができる機能を実行する機能実行部、を備えた情報処理システム。
  7. 第一の時間帯においてユーザサービスを機器に提供するサーバ装置であって、
    前記第一の時間帯とは異なる第二の時間帯における、前記ユーザサービスが提供する機能の利用可否の情報をユーザと関連付けて記憶するプロファイル記憶部と、
    前記第二の時間帯に前記機器にログインしたユーザに対して前記機能を提供する場合に、前記プロファイル記憶部を参照した結果に基づいて前記ログインしたユーザが前記第二の時間帯に利用することができる機能を前記機器に提供するサービス管理部と
    を備えたサーバ装置。
  8. 第一の時間帯においてユーザサービスを機器に提供するコンピュータが、
    前記第一の時間帯とは異なる第二の時間帯における、前記ユーザサービスが提供する機能の利用可否の情報をユーザと関連付けて記憶するステップと、
    前記第二の時間帯に前記機器にログインしたユーザに対して前記機能を提供する場合に、プロファイル記憶部を参照した結果に基づいて前記ログインしたユーザが前記第二の時間帯に利用することができる機能を前記機器に提供するステップと
    を含む方法。
  9. 第一の時間帯においてユーザサービスを機器に提供するコンピュータを
    前記第一の時間帯とは異なる第二の時間帯における、前記ユーザサービスが提供する機能の利用可否の情報をユーザと関連付けて記憶するプロファイル記憶部、
    前記第二の時間帯に前記機器にログインしたユーザに対して前記機能を提供する場合に、前記プロファイル記憶部を参照した結果に基づいて前記ログインしたユーザが前記第二の時間帯に利用することができる機能を前記機器に提供するサービス管理部、として機能させるためのプログラム。
JP2019050486A 2019-03-18 2019-03-18 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法及びプログラム Active JP7275697B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019050486A JP7275697B2 (ja) 2019-03-18 2019-03-18 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019050486A JP7275697B2 (ja) 2019-03-18 2019-03-18 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020154474A true JP2020154474A (ja) 2020-09-24
JP7275697B2 JP7275697B2 (ja) 2023-05-18

Family

ID=72559067

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019050486A Active JP7275697B2 (ja) 2019-03-18 2019-03-18 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7275697B2 (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002108480A (ja) * 2000-10-03 2002-04-10 Canon Inc アプリケーション・プログラム課金システム
US20080134186A1 (en) * 2006-12-04 2008-06-05 Canon Kabushiki Kaisha Job processing method and image processing system
JP2008165738A (ja) * 2006-12-04 2008-07-17 Canon Inc ジョブ処理方法、画像処理システム、及びプログラム
JP2010044744A (ja) * 2008-07-17 2010-02-25 Sharp Corp 画像形成システム
JP2011223416A (ja) * 2010-04-12 2011-11-04 Oki Data Corp 情報処理装置
JP2016100866A (ja) * 2014-11-26 2016-05-30 株式会社リコー 情報処理装置、情報処理システム、情報処理装置の制御方法、及びプログラム
JP2016177699A (ja) * 2015-03-20 2016-10-06 株式会社リコー 認証装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002108480A (ja) * 2000-10-03 2002-04-10 Canon Inc アプリケーション・プログラム課金システム
US20080134186A1 (en) * 2006-12-04 2008-06-05 Canon Kabushiki Kaisha Job processing method and image processing system
JP2008165738A (ja) * 2006-12-04 2008-07-17 Canon Inc ジョブ処理方法、画像処理システム、及びプログラム
JP2010044744A (ja) * 2008-07-17 2010-02-25 Sharp Corp 画像形成システム
JP2011223416A (ja) * 2010-04-12 2011-11-04 Oki Data Corp 情報処理装置
JP2016100866A (ja) * 2014-11-26 2016-05-30 株式会社リコー 情報処理装置、情報処理システム、情報処理装置の制御方法、及びプログラム
JP2016177699A (ja) * 2015-03-20 2016-10-06 株式会社リコー 認証装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP7275697B2 (ja) 2023-05-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11409483B2 (en) Server system for obtaining a token for accessing a service
US10503540B2 (en) Information processing apparatus and non-transitory computer readable medium
US11770492B2 (en) Information processing system, apparatus, and method for controlling usage of service in accordance with previous resource usage
JP6938983B2 (ja) 情報処理システム、情報処理装置及び情報処理方法
US10063745B2 (en) Information processing system, information processing apparatus, and information processing method
US20150186078A1 (en) Print management system, information processing apparatus, and print management method
JP2015056167A (ja) 処理管理システム、処理管理装置、プログラム、情報処理システム及び処理管理方法
JP2014239388A (ja) プログラム、情報処理装置、情報処理システム及び通知方法
JP7275697B2 (ja) 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP7115119B2 (ja) 情報処理装置、ライセンス管理システム、及びライセンス管理プログラム
US11445090B2 (en) Information processing apparatus, information processing system, and information processing method for executing applications on which use permission is granted
US11630620B2 (en) Authorization control for a printing system
US11200088B2 (en) Information processing system, information processing method, and information processing apparatus
US11445085B2 (en) Information processing system, data transfer method, and recording medium
US10795628B2 (en) Information processing system, information processing apparatus, and log information management method
US20240143243A1 (en) System and method
EP4102815A1 (en) Information processing apparatus, information processing method, and information processing program
US20220004344A1 (en) Image processing apparatus and method
US20220188051A1 (en) Image forming system, server, control method for image forming system, control method for server, and storage medium
JP7230491B2 (ja) 情報処理システム、装置、方法、およびプログラム
JP2018157427A (ja) 画像処理装置、制御プログラム、システム。
EP3882770A1 (en) Information processing system, service providing system, and user creation method
JP2023077121A (ja) 情報処理装置、情報処理システム及び情報処理方法
JP2016058827A (ja) 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム
JP2023079624A (ja) 情報処理装置、契約管理方法、及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211223

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221031

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221122

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230117

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230404

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230417

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7275697

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151