JP2020154468A - 運転支援装置、方法、及びコンピュータ・プログラム - Google Patents

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康則 笹崎
Yasunori SASAZAKI
康則 笹崎
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【課題】適切なタイミングで車線変更を報知する運転支援装置を提供する。【解決手段】運転支援システム10において、運転支援装置13において、1つ又はそれ以上のプロセッサ16は、車線変更の要否を判定する車線変更要否判定処理と、他車両の位置情報に基づいて変更先車線に渋滞が発生しているか判定する道路状況判定処理と、報知部(画像表示部11)に車線変更を報知させるタイミングを決定する報知タイミング決定処理と、決定したタイミングで報知部に車線変更を報知させる車線変更報知処理と、を実行する。報知タイミング決定処理において、車線変更が必要であると判定され、かつ、変更先車線に渋滞が発生していると判定される場合は、報知部に車線変更を報知させるタイミングを自車両が変更先車線の最後尾に位置する他車両に接近した第1のタイミングに決定する。【選択図】図1

Description

本開示は、車両で使用される運転支援装置、方法、及びコンピュータ・プログラムに関する。
特許文献1には、運転支援の1つとして自車両位置から案内分岐点の先の経路まで適切に進行可能な推奨走行車線を走行させるために案内すべきポイントに近接する毎に所定の車線案内を行う車載用ナビゲーション装置が開示されている。
特開2000−18956号公報
しかしながら、特許文献1の車載用ナビゲーション装置のように、ポイントへの近接に基づいて車線案内を行う方法においては、他車両によって渋滞などが生じている場合に車線案内のタイミングが遅れ、運転者が推奨走行車線の通知を受け取った時点で既に推奨走行車線が渋滞の途中となり、車線変更を行うことができないといった点で改良の余地があった。
本明細書に開示される特定の実施形態の要約を以下に示す。これらの態様が、これらの特定の実施形態の概要を読者に提供するためだけに提示され、この開示の範囲を限定するものではないことを理解されたい。実際に、本開示は、以下に記載されない種々の態様を包含し得る。
本開示の概要は、適切なタイミングで車線変更を報知することに関する。より具体的には、変更先の道路状況に関わらず、適切なタイミングで車線変更を報知することにも関する。
したがって、本明細書に記載される運転支援装置、方法及びプログラムは、車線変更が必要であると判定される場合に、報知部に車線変更を報知させる車線変更報知処理を実行するにあたり、変更先車線に渋滞が発生していると判定される場合は、前記報知部に車線変更を報知させるタイミングを自車両が前記変更先車線の最後尾に位置する他車両に接近した第1のタイミングに決定する。
いくつかの実施形態に係る、運転支援システムのブロック図である。 第1の実施形態に係る、運転支援方法を説明するフロー図である。 第1の実施形態に係る、車線変更報知がどのように実行されるかを説明する図である。 第2の実施形態に係る、運転支援方法を説明するフロー図である。 第2の実施形態に係る、車線変更報知がどのように実行されるかを説明する図である。
以下、図1では、例示的な運転支援システムの構成の説明を提供する。図2A及び図3Aでは、処理方法の説明を提供する。図2B及び図3Bでは、車線変更報知がどのように実行されるかの説明を提供する。なお、本発明は以下の実施形態(図面の内容も含む)によって限定されるものではない。下記の実施形態に変更(構成要素の削除も含む)を加えることができるのはもちろんである。また、以下の説明では、本発明の理解を容易にするために、公知の技術的事項の説明を適宜省略する。
図1は、いくつかの実施形態に係る、運転支援システム10のブロック図である。運転支援システム10は、画像表示部11と、画像表示部11を制御する表示制御装置13と、で構成される。
画像表示部11は、特許請求の範囲における報知部の一例であり、例えば自車両1(図2B、図3B参照)のダッシュボード内に設けられたヘッドアップディスプレイ(HUD:Head−Up Display)装置である。HUD装置は、表示光をフロントウインドシールド(被投影部材の一例である)に向けて出射し、仮想的な表示領域内に画像を表示することで、フロントウインドシールドを介して視認される現実空間である前景に画像を重ねて視認させる。
また、画像表示部11は、ヘッドマウントディスプレイ(以下、HMD)装置であってもよい。運転者は、HMD装置を頭部に装着して自車両の座席に着座することで、表示される画像を、自車両1のフロントウインドシールドを介した前景に重畳して視認する。運転支援システム10が所定の画像を表示する表示領域は、自車両1の座標系を基準とした特定の位置に固定され、運転者がその方向を向くと、その特定の位置に固定された表示領域内に表示された画像を視認することができる。
画像表示部11は、後述する表示制御装置13の制御に基づいて、自車両1のフロントウインドシールドを介して視認される現実空間(実景)である前景に存在する、障害物(歩行者、自転車、自動二輪車、他車両330(図2B、図3B参照)など)、路面、道路標識、及び地物(建物、橋など)などの実オブジェクトの近傍(画像と実オブジェクトとの特定の位置関係の一例)、実オブジェクトに重なる位置(画像と実オブジェクトとの特定の位置関係の一例)、又は実オブジェクトを基準に設定された位置(画像と実オブジェクトとの特定の位置関係の一例)に画像を表示することで、視覚的な拡張現実(AR:Augmented Reality)を形成することもできる。画像表示部11は、実オブジェクトの位置に応じて表示位置を変化させるAR画像と、実オブジェクトの位置に応じて表示位置を変化させない非AR画像と、を表示することができる。
表示制御装置13は、特許請求の範囲における運転支援装置の一例であり、1つ又はそれ以上のI/Oインタフェース14、1つ又はそれ以上のプロセッサ16、1つ又はそれ以上のメモリ18、及び1つ又はそれ以上の画像処理回路20を備える。図1に記載される様々な機能ブロックは、ハードウェア、ソフトウェア、又はこれら両方の組み合わせで構成されてもよい。図1は、実施態様の一実施形態に過ぎず、図示された構成要素は、より数の少ない構成要素に組み合わされてもよく、又は追加の構成要素があってもよい。例えば、画像処理回路20(例えば、グラフィック処理ユニット)が、1つ又はそれ以上のプロセッサ16に含まれてもよい。
図示するように、プロセッサ16及び画像処理回路20は、メモリ18と動作可能に連結される。より具体的には、プロセッサ16及び画像処理回路20は、メモリ18に記憶されているプログラムを実行することで、例えば画像データを生成又は/及び送信するなど、運転支援システム10の操作を行うことができる。プロセッサ16又は/及び画像処理回路20は、少なくとも1つの汎用マイクロプロセッサ(例えば、中央処理装置(CPU))、少なくとも1つの特定用途向け集積回路(ASIC)、少なくとも1つのフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、又はそれらの任意の組み合わせを含むことができる。メモリ18は、ハードディスクのような任意のタイプの磁気媒体、CD及びDVDのような任意のタイプの光学媒体、揮発性メモリのような任意のタイプの半導体メモリ、及び不揮発性メモリを含む。揮発性メモリは、DRAM及びSRAMを含み、不揮発性メモリは、ROM及びNVROMを含んでもよい。
図示するように、プロセッサ16は、I/Oインタフェース14と動作可能に連結されている。例えば、I/Oインタフェース14は、運転支援システム10を、Bluetooth(登録商標)ネットワークなどのパーソナルエリアネットワーク(PAN)、802.11x Wi−Fi(登録商標)ネットワークなどのローカルエリアネットワーク(LAN)、4G又はLTE(登録商標)セルラーネットワークなどの広域ネットワーク(WAN)に接続する無線通信インタフェースを含むことができる。また、I/Oインタフェース14は、例えば、USBポート、シリアルポート、パラレルポート、OBDII、及び/又は他の任意の適切な有線通信ポートなどの有線通信インタフェースを含むことができる。
図示するように、プロセッサ16は、I/Oインタフェース14と相互動作可能に連結されることで、運転支援システム10(I/Oインタフェース14)に接続される種々の他の電子機器等と情報を授受可能となる。I/Oインタフェース14には、例えば、自車両1に設けられた車両ECU401、道路情報データベース403、自車位置検出部405、車外センサ407、携帯情報端末413、及び車外通信接続機器420などが動作可能に連結される。画像表示部11は、プロセッサ16及び画像処理回路20に動作可能に連結される。したがって、画像表示部11によって表示される画像は、プロセッサ16又は/及び画像処理回路20から受信された画像データに基づいてもよい。プロセッサ16及び画像処理回路20は、I/Oインタフェース14から得られる情報に基づき、画像表示部11が表示する画像を制御する。なお、I/Oインタフェース14は、運転支援システム10に接続される他の電子機器等から受信する情報を加工(変換、演算、解析)する機能を含んでいてもよい。
自車両1は、自車両1の状態(例えば、走行距離、車速、アクセルペダル開度、エンジンスロットル開度、インジェクター燃料噴射量、エンジン回転数、モータ回転数、ステアリング操舵角、シフトポジション、ドライブモード、各種警告状態)などを検出する車両ECU401を含んでいる。車両ECU401は、自車両1の各部を制御するものであり、例えば、自車両1の現在の車速を示す車速情報をプロセッサ16へ送信することができる。なお、車両ECU401は、単にセンサで検出したデータをプロセッサ16へ送信することに加え、又は代わりに、センサで検出したデータの判定結果、若しくは/及び解析結果をプロセッサ16へ送信することができる。例えば、自車両1が低速走行しているか、又は停止しているかを示す情報をプロセッサ16へ送信してもよい。
また、車両ECU401は、運転支援システム10が表示する画像を指示する指示信号をI/Oインタフェース14に送信してもよく、この際、画像の座標、画像の報知必要度、又は/及び報知必要度を判定する元となる必要度関連情報を、指示信号に付加して送信してもよい。
自車両1は、ナビゲーションシステム等からなる道路情報データベース403を含んでいてもよい。道路情報データベース403は、後述する自車位置検出部405から取得される自車両1の位置に基づき、自車両1が走行する道路情報(走行車線,白線,停止線,横断歩道,道路の幅員,車線数,交差点,カーブ,分岐路,交通規制など)、地物情報(建物、橋、河川など)の、有無、位置(自車両までの距離を含む)、方向(自車両1を基準とした方向)、形状、種類、詳細情報などを読み出し、プロセッサ16に送信してもよい。また、道路情報データベース403は、出発地から目的地までの適切な誘導経路を算出し、誘導経路情報としてプロセッサ16に送信してもよい。
自車両1は、GNSS(全地球航法衛星システム)等からなる自車位置検出部405を含んでいてもよい。道路情報データベース403、後述する携帯情報端末413、又は/及び車外通信接続機器420は、自車位置検出部405から自車両1の位置情報を連続的、断続的、又は所定のイベント毎に取得することで、自車両1の周辺の情報を選択、又は/及び生成して、プロセッサ16に送信することができる。
自車両1は、自車両1の周辺(前方、側方、及び後方)に存在する実オブジェクトを検出する1つ又はそれ以上の車外センサ407を含んでいてもよい。車外センサ407が検知する実オブジェクトは、例えば、歩行者、自転車、自動二輪車、他車両330、路面、区画線、路側物、又は/及び地物(建物など)などを含んでいてもよい。車外センサ407としては、例えば、ミリ波レーダ、超音波レーダ、レーザレーダ等のレーダセンサ、カメラと画像処理装置からなるカメラセンサがあり、レーダセンサ、カメラセンサの両方の組み合わせで構成されてもよく、どちらか一方だけで構成されてもよい。これらレーダセンサやカメラセンサによる物体検知については従来の周知の手法を適用する。これらのセンサによる物体検知によって、三次元空間内での実オブジェクトの有無、実オブジェクトが存在する場合には、その実オブジェクトの位置(自車両1からの相対的な距離、自車両1の進行方向を前後方向とした場合の左右方向の位置、上下方向の位置等)、大きさ(横方向(左右方向)、高さ方向(上下方向)等の大きさ)、移動方向(横方向(左右方向)、奥行き方向(前後方向))、移動速度(横方向(左右方向)、奥行き方向(前後方向))、又は/及び種類等を検出してもよい。1つ又はそれ以上の車外センサ407は、各センサの検知周期毎に、自車両1の前方の実オブジェクトを検知して、実オブジェクト関連情報(実オブジェクトの有無、実オブジェクトが存在する場合には実オブジェクト毎の位置、大きさ、又は/及び種類等の情報)をプロセッサ16に送信することができる。なお、これら実オブジェクト関連情報は、他の機器(例えば、車両ECU401)を経由してプロセッサ16に送信されてもよい。また、夜間等の周辺が暗いときでも実オブジェクトが検知できるように、センサとしてカメラを利用する場合には赤外線カメラや近赤外線カメラが望ましい。また、センサとしてカメラを利用する場合、視差で距離等も取得できるステレオカメラが望ましい。
携帯情報端末413は、スマートフォン、ノートパソコン、スマートウォッチ、又は運転者(又は自車両1の他の乗員)が携帯可能なその他の情報機器である。I/Oインタフェース14は、携帯情報端末413と通信を行うことが可能であり、携帯情報端末413(又は携帯情報端末を通じたサーバ)に記録されたデータを取得する。携帯情報端末413は、例えば、上述の道路情報データベース403及び自車位置検出部405と同様の機能を有し、前記道路情報を取得し、プロセッサ16に送信してもよい。また、携帯情報端末413は、自車両1の近傍の商業施設に関連するコマーシャル情報を取得し、プロセッサ16に送信してもよい。なお、携帯情報端末413は、携帯情報端末413の所持者(例えば、運転者)のスケジュール情報、携帯情報端末413での着信情報、メールの受信情報などをプロセッサ16に送信し、プロセッサ16及び画像処理回路20は、これらに関する画像データを生成又は/及び送信してもよい。
車外通信接続機器420は、自車両1と情報のやりとりをする通信機器であり、例えば、自車両1と車車間通信(V2V:Vehicle To Vehicle)により接続される他車両、歩車間通信(V2P:Vehicle To Pedestrian)により接続される歩行者(歩行者が携帯する携帯情報端末)、路車間通信(V2I:Vehicle To roadside Infrastructure)により接続されるネットワーク通信機器であり、広義には、自車両1との通信(V2X:Vehicle To Everything)により接続される全てのものを含む。車外通信接続機器420は、例えば、歩行者、自転車、自動二輪車、他車両(先行車等)、路面、区画線、路側物、又は/及び地物(建物など)の位置を取得し、プロセッサ16に送信してもよい。また、車外通信接続機器420は、上述の自車位置検出部405と同様の機能を有し、自車両1の位置情報を取得し、プロセッサ16に送信してもよく、さらに上述の道路情報データベース403の機能も有し、前記道路情報を取得し、プロセッサ16に送信してもよい。なお、車外通信接続機器420から取得される情報は、上述のものに限定されない。
メモリ18に記憶されたソフトウェア構成要素は、自車位置検出モジュール502、誘導経路検出モジュール504、走行車線検出モジュール506、車線変更要否判定モジュール508、他車位置検出モジュール510、道路状況判定モジュール512、報知タイミング決定モジュール514、報知遅延判定モジュール516、及びグラフィックモジュール518を含む。
自車位置検出モジュール502は、I/Oインタフェース14を介して道路情報データベース403、自車位置検出部405、携帯情報端末413もしくは車外通信接続機器420から、自車両1の位置情報を取得する。
誘導経路検出モジュール504は、I/Oインタフェース14を介して道路情報データベース403もしくは携帯情報端末413から、またはメモリ18から(メモリ18に誘導経路情報が格納される場合)、現在地から目的地までの自車両1の誘導経路情報を取得する。
走行車線検出モジュール506は、I/Oインタフェース14を介して道路情報データベース403、携帯情報端末413もしくは車外通信接続機器420から、自車両1の走行車線情報を取得する。
車線変更要否判定モジュール508は、自車両1が車線変更する必要があるか否かを判定する。例えば、車線変更要否判定モジュール508は、取得した誘導経路情報、走行車線情報から自車両1の走行車線が誘導経路の方向と一致しない方向の専用車線である場合(例えば、誘導経路が直進方向であるのに対して走行車線が左折の専用車線である場合)、自車両1が車線変更する必要があると判定しても良い。
他車位置検出モジュール510は、I/Oインタフェース14を介して車外センサ407もしくは車外通信接続機器420から、他車両330の位置情報を取得する。他車位置検出モジュール510は、特に、自車両1よりも進行方向前方にある他車両330の位置情報を取得する。
道路状況判定モジュール512は、自車両1の変更先車線の道路状況、特に、渋滞の発生を判定する。例えば、道路状況判定モジュール512は、取得した誘導経路情報、他車両330の位置情報から自車両1よりも進行方向前方において変更先車線、すなわち、誘導経路の方向と一致する方向の専用車線に渋滞が発生しているか判定する。
報知タイミング決定モジュール514は、画像表示部11に車線変更を報知させるタイミングを決定する。例えば、報知タイミング決定モジュール514は、変更先車線に渋滞が発生していると判定される場合は、画像表示部11に車線変更を報知させるタイミングを自車両1が変更先車線の最後尾に位置する他車両331(以下、最後尾車両331とも言う。図2B、図3B参照)に接近した第1のタイミングに決定する。また、報知タイミング決定モジュール514は、変更先車線に渋滞が発生していないと判定される場合は、画像表示部11に車線変更を報知させるタイミングを第1のタイミングよりも後の第2のタイミングに決定しても良い。また、報知タイミング決定モジュール514は、渋滞の先頭よりも先で車線変更が可能であると判定される場合は、画像表示部11に車線変更を報知させるタイミングを第1のタイミングよりも後の第2のタイミングに決定しても良い。また、報知タイミング決定モジュール514は、第2のタイミングとして車線変更地点に接近したタイミングを決定しても良い。なお、車線変更地点とは、交差点や車線減少地点など誘導経路の方向と一致する方向の専用車線への車線変更が可能な道路上の最終地点あるいはその近くの地点である。
報知遅延判定モジュール516は、自車両1が変更先車線に発生している渋滞の先頭よりも先で車線変更が可能であるか否かを判定する。例えば、報知遅延判定モジュール516は、取得した誘導経路情報、走行車線情報、他車両330の位置情報から変更先車線の渋滞の先頭に位置する車両(以下、先頭車両とも言う)と車線変更地点との間に所定の長さの他車両330が存在しないスペースがある場合は、自車両1が変更先車線に発生している渋滞の先頭よりも先で車線変更が可能であると判定しても良い。また、報知遅延判定モジュール516は、自車両1の走行車線が混雑している場合は、自車両1が変更先車線に発生している渋滞の先頭よりも先で車線変更が不可であると判定しても良い。報知遅延判定モジュール516は、前述した条件やさらに他の条件を複数組み合わせて、総合的に自車両1が変更先車線に発生している渋滞の先頭よりも先で車線変更が可能であるか否かを判定しても良い。
グラフィックモジュール518は、表示される画像の、視覚的効果(例えば、輝度、透明度、彩度、コントラスト、又は他の視覚特性)、サイズ、表示位置、タイミングを変更するための様々な既知のソフトウェア構成要素を含む。グラフィックモジュール518は、報知タイミング決定モジュール514が決定したタイミングで運転者に視認されるように画像を表示する。
(第1の実施形態)
次に、図2A及び図2Bを用いて、第1の実施形態に係る、表示制御装置13による運転支援方法について説明する。図2Aは、第1の実施形態に係る、運転支援方法の処理方法の説明を提供する。図2Bは、第1の実施形態に係る、車線変更報知がどのように実行されるかの説明を提供する。
まず、ステップS1において、プロセッサ16(自車位置検出モジュール502)は、自車両1の位置情報を取得する(自車位置取得処理)。
次に、ステップS2において、プロセッサ16(誘導経路検出モジュール504)は、自車両1の誘導経路情報を取得する(誘導経路取得処理)。
次に、ステップS3において、プロセッサ16(走行車線検出モジュール506)は、自車両1の走行車線情報を取得する(走行車線取得処理)。
次に、ステップS4において、プロセッサ16(車線変更要否判定モジュール508)は、自車両1が車線変更を必要とするか否かを判定する(車線変更要否判定処理)。ステップS4において、プロセッサ16は、自車両1が車線変更を必要とすると判定した場合(ステップS4;YES))は、ステップS5に移行し、自車両1が車線変更を必要としないと判定した場合(ステップS4;NO)は、処理を終了する。
ステップS5において、プロセッサ16(他車位置検出モジュール510)は、自車両1の進行方向前方の他車両330の位置情報を取得する(他車位置取得処理)。
次に、ステップS6において、プロセッサ16(道路状況判定モジュール512)は、自車両1の進行方向前方において変更先車線に渋滞が発生しているか否かを判定する(道路状況判定処理)。ステップS6において、プロセッサ16は、変更先車線に渋滞が発生していると判定した場合(ステップS6;YES)は、ステップS7に移行し、変更先車線に渋滞が発生していないと判定した場合(ステップS6;NO)は、ステップS9に移行する。
ステップS7において、プロセッサ16(報知タイミング決定モジュール514)は、画像表示部11に車線変更を報知させるタイミングを自車両1が変更先車線の最後尾車両に接近した第1のタイミングに決定する(報知タイミング決定処理)。
次に、ステップS8において、プロセッサ16(グラフィックモジュール518)は、ステップS7で決定した第1のタイミングで、画像表示部11に車線変更を報知する画像を表示させる(車線変更報知処理)。
ステップS9において、プロセッサ16(報知タイミング決定モジュール514)は、画像表示部11に車線変更を報知させるタイミングを自車両1が車線変更地点に接近した第2のタイミングに決定する(報知タイミング決定処理)。
次に、ステップS10において、プロセッサ16(グラフィックモジュール518)は、ステップS8で決定した第2のタイミングで、画像表示部11に車線変更を報知する画像を表示させる(車線変更報知処理)。
プロセッサ16は、自車両1が目的地に到着するまで、上記の処理を繰り返し実行する。
図2Bは、自車両1の走行車線110が左折専用車線であり、変更先車線120が直線車線である場合の例を示している。なお、変更先車線120には渋滞が発生しているものとする。この場合、車線変更が必要であり(ステップS4;YES)、変更先車線120が渋滞している(ステップS6;YES)。そのため、自車両1が変更先車線120の最後尾車両331に接近した第1のタイミングT1で、画像表示部11により車線変更が報知される(ステップS7、S8)。これにより、運転者に車線変更が可能な適切なタイミングで車線変更を報知することができる。
(第2の実施形態)
次に、図3A及び図3Bを用いて、第2の実施形態に係る、表示制御装置13による運転支援方法について説明する。図3Aは、第2の実施形態に係る、運転支援方法の処理方法の説明を提供する。図3Bは、第2の実施形態に係る、車線変更報知がどのように実行されるかの説明を提供する。なお、ステップS1からステップS10までは前述の第1の実施形態と同様であるため、その詳細は省略する。
ステップS6において、プロセッサ16は、変更先車線に渋滞が発生していると判定した場合(ステップS6;YES)は、ステップS11に移行する。
ステップS11において、プロセッサ16(報知遅延判定モジュール516)は、自車両1が変更先車線に発生している渋滞の先頭よりも先で車線変更が可能であるか否かを判定する。ステップS11において、プロセッサ16は自車両1が変更先車線に発生している渋滞の先頭よりも先で車線変更が可能であると判定した場合(ステップS11;YES)は、ステップS9に移行し、車線変更が不可であると判定した場合(ステップS11;NO)は、ステップS7に移行する。
図3Bは、自車両1の走行車線110が左折専用車線であり、変更先車線120が直線車線である場合の例を示している。なお、変更先車線120には右折待ちを原因とする渋滞が発生し、渋滞の先頭車両332よりも先で車線変更が可能であるものとする。この場合、車線変更が必要であり(ステップS4;YES)、変更先車線120が渋滞しているが(ステップS6;YES)、渋滞の先頭車両332よりも先で車線変更が可能である(ステップS11;YES)。そのため、自車両1が変更先車線120の最後尾車両331に接近した第1のタイミングT1では、画像表示部11は車線変更を報知せず、自車両1が車線変更地点(交差点130)に接近した第2のタイミングT2で車線変更を報知する(ステップS9、S10)。これにより、運転者に車線変更が可能な適切なタイミングで車線変更を報知することができる。なお、図3Bの例のほか、路上駐車の車両を原因とする渋滞の場合にも、渋滞の先頭よりも先で車線変更が可能な状況となり得る。
以上に説明したように、本実施形態の表示制御装置13は、車線変更を報知する報知部(画像表示部11)を制御する運転支援装置において、
1つ又はそれ以上のI/Oインタフェース14と、
1つ又はそれ以上のプロセッサ16と、
メモリ18と、
メモリ18に格納され、プロセッサ16によって実行されるように構成される1つ又はそれ以上のコンピュータ・プログラムと、を備え、
プロセッサ16は、
I/Oインタフェース14から自車両の位置情報を取得する自車位置取得処理(ステップS1)と、
I/Oインタフェース14あるいはメモリ18から誘導経路情報を取得する誘導経路取得処理(ステップS2)と、
I/Oインタフェース14から前記自車両の走行車線情報を取得する走行車線取得処理(ステップS3)と、
車線変更の要否を判定する車線変更要否判定処理(ステップS4)と、
I/Oインタフェース14から他車両の位置情報を取得する他車位置取得処理(ステップS5)と、
前記他車両の位置情報に基づいて変更先車線に渋滞が発生しているか判定する道路状況判定処理(ステップS6)と、
前記報知部に車線変更を報知させるタイミングを決定する報知タイミング決定処理(ステップS7、S9)と、
決定したタイミングで前記報知部に車線変更を報知させる車線変更報知処理(ステップS8、S10)と、を実行し、
前記車線変更が必要であると判定され、かつ、前記変更先車線に渋滞が発生していると判定される場合は、前記報知タイミング決定処理において前記報知部に車線変更を報知させるタイミングを前記自車両が前記変更先車線の最後尾に位置する他車両に接近した第1のタイミングT1に決定する。これによれば、変更先に渋滞が発生している場合にも、車線変更可能な適切なタイミングで車線変更を報知することができる。
また、いくつかの実施形態では、プロセッサ16は、前記渋滞の先頭よりも先で車線変更が可能か否かを判定する報知遅延判定処理(ステップS11)を実行し、
前記渋滞の先頭よりも先で車線変更が可能であると判定される場合は、前記報知タイミング決定処理において前記報知部に車線変更を報知させるタイミングを第1のタイミングT1に決定しなくても良い。これによれば、より適切なタイミングでの車線変更を促すことができる。
また、いくつかの実施形態では、プロセッサ16は、前記渋滞の先頭よりも先で車線変更が可能であると判定される場合は、前記報知タイミング決定処理において前記報知部に車線変更を報知させるタイミングを第1のタイミングT1よりも後の第2のタイミングT2に決定しても良い。これによれば、より適切なタイミングで車線変更を報知することができる。
なお、報知部は、画像表示部11のほか、音声出力部であってもよい。すなわち、運転支援装置は音声制御装置であってもよい。
また、第2のタイミングT2は、第1のタイミングT1の後であれば良い。例えば、第2のタイミングT2は、渋滞の先頭に接近したタイミングであっても良い。
1…自車両、10…運転支援システム、11…画像表示部(報知部)、13…表示制御装置(運転支援装置)、14…I/Oインタフェース、16…プロセッサ、18…メモリ、20…画像処理回路、401…車両ECU、403…道路情報データベース、405…自車位置検出部、407…車外センサ、413…携帯情報端末、420…車外通信接続機器、502…自車位置検出モジュール、504…誘導経路検出モジュール、506…走行車線検出モジュール、508…車線変更要否判定モジュール、510…他者位置検出モジュール、512…道路状況判定モジュール、514…報知タイミング決定モジュール、516…報知遅延判定モジュール、518…グラフィックモジュール

Claims (7)

  1. 車線変更を報知する報知部(11)を制御する運転支援装置(13)において、
    1つ又はそれ以上のI/Oインタフェース(14)と、
    1つ又はそれ以上のプロセッサ(16)と、
    メモリ(18)と、
    前記メモリ(18)に格納され、前記1つ又はそれ以上のプロセッサ(16)によって実行されるように構成される1つ又はそれ以上のコンピュータ・プログラムと、を備え、
    前記1つ又はそれ以上のプロセッサ(16)は、
    前記1つ又はそれ以上のI/Oインタフェース(14)から自車両の位置情報を取得する自車位置取得処理(S1)と、
    前記1つ又はそれ以上のI/Oインタフェース(14)あるいは前記メモリ(18)から誘導経路情報を取得する誘導経路取得処理(S2)と、
    前記1つ又はそれ以上のI/Oインタフェース(14)から前記自車両の走行車線情報を取得する走行車線取得処理(S3)と、
    車線変更の要否を判定する車線変更要否判定処理(S4)と、
    前記1つ又はそれ以上のI/Oインタフェース(14)から他車両の位置情報を取得する他車位置取得処理(S5)と、
    前記他車両の位置情報に基づいて変更先車線に渋滞が発生しているか判定する道路状況判定処理(S6)と、
    前記報知部(11)に車線変更を報知させるタイミングを決定する報知タイミング決定処理(S7、S9)と、
    決定したタイミングで前記報知部(11)に車線変更を報知させる車線変更報知処理(S8、S10)と、を実行し、
    前記車線変更が必要であると判定され、かつ、前記変更先車線に渋滞が発生していると判定される場合は、前記報知タイミング決定処理(S7)において前記報知部(11)に車線変更を報知させるタイミングを前記自車両が前記変更先車線の最後尾に位置する他車両に接近した第1のタイミング(T1)に決定する、
    運転支援装置。
  2. 前記1つ又はそれ以上のプロセッサ(16)は、
    前記渋滞の先頭よりも先で車線変更が可能か否かを判定する報知遅延判定処理(S11)を実行し、
    前記渋滞の先頭よりも先で車線変更が可能であると判定される場合は、前記報知タイミング決定処理(S9)において前記報知部に車線変更を報知させるタイミングを前記第1のタイミング(T1)に決定しない、
    請求項1に記載の運転支援装置。
  3. 前記1つ又はそれ以上のプロセッサ(16)は、
    前記渋滞の先頭よりも先で車線変更が可能であると判定される場合は、前記報知タイミング決定処理(S9)において前記報知部に車線変更を報知させるタイミングを前記第1のタイミング(T1)よりも後の第2のタイミング(T2)に決定する、
    請求項2に記載の運転支援装置。
  4. 車線変更を報知する報知部(11)を制御する方法において、
    自車両の位置情報を取得する自車位置取得処理(S1)と、
    誘導経路情報を取得する誘導経路取得処理(S2)と、
    前記自車両の走行車線を取得する走行車線取得処理(S3)と、
    車線変更の要否を判定する車線変更要否判定処理(S4)と、
    他車両の位置情報を取得する他車位置取得処理(S5)と、
    前記他車両の位置情報に基づいて変更先車線に渋滞が発生しているか判定する道路状況判定処理(S6)と、
    前記報知部(11)に車線変更を報知させるタイミングを決定する報知タイミング決定処理(S7、S9)と、
    決定したタイミングで前記報知部(11)に車線変更を報知させる車線変更報知処理(S8、S10)と、を実行し、
    前記車線変更が必要であると判定され、かつ、前記変更先車線に渋滞が発生していると判定される場合は、前記報知タイミング決定処理(S7)において前記報知部(11)に車線変更を報知させるタイミングを前記自車両が前記変更先車線の最後尾に位置する他車両に接近した第1のタイミング(T1)に決定する、
    方法。
  5. 前記渋滞の先頭よりも先で車線変更が可能か否かを判定する報知遅延判定処理(S11)を実行し、
    前記渋滞の先頭よりも先で車線変更が可能であると判定される場合は、前記報知タイミング決定処理(S9)において前記報知部(11)に車線変更を報知させるタイミングを前記第1のタイミング(T1)に決定しない、
    請求項4に記載の方法。
  6. 前記渋滞の先頭よりも先で車線変更が可能であると判定される場合は、前記報知タイミング決定処理(S9)において前記報知部(11)に車線変更を報知させるタイミングを前記第1のタイミング(T1)よりも後の第2のタイミング(T2)に決定する、
    請求項5に記載の方法。
  7. 請求項4から請求項6のいずれかに記載の方法を実行するための命令を含む、コンピュータ・プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US11685379B2 (en) * 2020-04-17 2023-06-27 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicle control device and storage medium storing computer program for vehicle control

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