JP2020154412A - ニューラルネットワーク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】人体のニューロンと同様の形態でエネルギー源を有することができる。【解決手段】実施形態に係るニューラルネットワーク装置は、複数のニューロン回路を備える。複数のニューロン回路のそれぞれは、積分回路と、発火回路と、二次電池とを有する。積分回路は、入力信号を積分した積分信号を出力する。発火回路は、積分信号に応じて、後段のニューロン回路へと伝達されるパルス信号を発生する。二次電池は、パルス信号を発生させるための駆動電力を発火回路に供給する。【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は、ニューラルネットワーク装置に関する。
近年、ハードウェア化したニューラルネットワークを用いて、脳型プロセッサを実現する技術が提案されている。脳型プロセッサは、人工ニューロンを有する。人工ニューロンは、他のニューロンからシナプスを介して信号を受け取り、受け取った信号が閾値を超えると発火をする。人工ニューロンは、この発火をするために電力を消費する。
人体のニューロンは、血液により運ばれた糖質および酸素によってエネルギーを作り出す、と推定される。つまり、個々のニューロンは、電力を発生するエネルギー源としても機能している。脳型プロセッサは、人体のニューロンと同様の形態でエネルギー源を有することが脳を模擬するために好ましい、と考えられる。
また、脳は、スパイクタイミング依存シナプス可塑性(STDP)と呼ばれる学習規則が存在する、と推定されている。STDPは、ニューロン発火のタイミングによってシナプス強度が変更される学習規則である。従来、このようなSTDPを模擬する脳型プロセッサは、人工ニューロンとは別に、ニューロン発火のタイミングをシナプスにフィードバックするパスを有する。しかしながら、人体の脳には、ニューロンとは別のフィードバックパスは存在していない、と推定される。また、人工ニューロンとは別のフィードバックパスを備えた場合、脳型プロセッサは、回路規模が大きくなってしまう。
米国特許出願公開第2018/0247179号明細書 特開2017−228295号公報
Irem Boybat et al., "Neuromorphic computing with multi-memristive synapses", Nature Communications volume 9 page 2514 (2018) Abu Sebastian et al., "Brain-inspired computing using phase-change memory devices", JOURNAL OF APPLIED PHYSICS 124, 111101 (2018) Stanislaw Wozniak et al., "Neuromorphic Architecture With 1M Memristive Synapses for Detection of Weakly Correlated Inputs", IEEE Transactions on Circuits and Systems II: Express Briefs,Volume: 64 Issue:11, Nov.2017 Wei Wang et al., "Learning of spatiotemporal patterns in a spiking neural network with resistive switching synapses", Science Advances 2018:Vol.4:no.9:eaat4752, American Association for the Advancement of Science Yusuke Nishitani et al., "Three-terminal ferroelectric synapse device with concurrent learning function for artificial neural networks", Journal of Applied Physics 111, 124108 (2012)", 22 June. 2012 Xinyu Wu et al., "A CMOS Spiking Neuron for Brain-Inspired Neural Networks With Resistive Synapses and In Situ Learning", IEEE TRANSACTIONS ON CIRCUITS AND SYSTEMS-II: EXPRESS BRIEFS,VOL. 62, NO. 11, November 2015 Atsuya Sasaki et al., "Fabrication of solid-state secondary battery using semiconductors and evaluation of its charge/discharge characteristics", Japanese Journal of Applied Physics, 57, 041201 (2018),3 March 2018
本発明が解決しようとする課題は、人体のニューロンと同様の形態でエネルギー源を有することができるニューラルネットワーク装置を提供することにある。
実施形態に係るニューラルネットワーク装置は、複数のニューロン回路を備える。前記複数のニューロン回路のそれぞれは、積分回路と、発火回路と、二次電池とを有する。前記積分回路は、入力信号を積分した積分信号を出力する。前記発火回路は、前記積分信号に応じて、後段のニューロン回路へと伝達されるパルス信号を発生する。前記二次電池は、前記パルス信号を発生させるための駆動電力を前記発火回路に供給する。
実施形態に係るニューラルネットワーク装置の構成図。 演算部の構成図。 ニューロン回路およびシナプス回路の構成図。 ニューロン回路およびシナプス回路の信号波形図。 充電回路を備える演算部の構成図。 変形例に係るニューロン回路およびシナプス回路の構成図。 変形例に係るニューロン回路およびシナプス回路の信号波形図。
以下、図面を参照しながら実施形態に係るニューラルネットワーク装置10について説明する。実施形態に係るニューラルネットワーク装置10は、人体のニューロンと同様の形態でエネルギー源を有することができる。さらに、実施形態に係るニューラルネットワーク装置10は、ニューロンとは別のフィードバックパスを有さずに、ニューロン発火のタイミングをフィードバックすることができる。
図1は、実施形態に係るニューラルネットワーク装置10の構成を示す図である。ニューラルネットワーク装置10は、演算部20と、通信部22とを備える。演算部20および通信部22は、1つの半導体装置に実装されてもよいし、複数の半導体装置に分散して実装されていてもよい。
ニューラルネットワーク装置10は、外部装置から入力データを受信する。ニューラルネットワーク装置10は、受信した入力データに対してニューラルネットワークに従った演算処理を実行する。そして、ニューラルネットワーク装置10は、ニューラルネットワークに従った演算処理の結果である出力データを外部装置に送信する。
演算部20は、ニューラルネットワークに基づく通常の演算処理をハードウェア回路により実行する。演算部20は、例えば、ニューラルネットワークに基づく通常の演算処理として、パターン認識処理、データ解析処理および制御処理等の様々な情報処理を実行する。
また、演算部20は、通常の演算処理と並行して、学習処理を実行する。演算部20は、学習処理により、通常の演算処理をより適切に行うように、ニューラルネットワークに含まれる複数の係数(重み)を変更する。例えば、演算部20は、STDPの学習規則を模擬した学習処理により、複数の係数を変更する。
通信部22は、外部装置とデータを送受信する。具体的には、通信部22は、外部装置から、演算対象となる入力データを受信する。また、通信部22は、外部装置へ、演算結果である出力データを送信する。
図2は、演算部20の構成を示す図である。演算部20は、受信した入力データに対してニューラルネットワークに従った演算処理を実行する。
ニューラルネットワークは、複数の層を含む。複数の層のそれぞれは、受け取ったデータに対して所定の演算および処理をする。ニューラルネットワークに含まれる複数の層のそれぞれは、複数のノードを含む。複数のノードのそれぞれは、ニューロンに相当する。1つの層に含まれるノードの数は、層毎に異なってもよい。
また、ニューラルネットワークは、前段の層に含まれる複数のノードのそれぞれから、次段の層に含まれる複数のノードの全てへと信号を伝播する複数のリンクを含む。複数のリンクのそれぞれは、シナプスに相当する。また、複数のリンクのそれぞれは、係数が設定されている。係数は、信号の伝達のしやすさを表すシナプス強度に相当する。
演算部20は、複数のノードに対応する機能として、ハードウェアにより実現された複数のニューロン回路30を備える。さらに、演算部20は、複数のリンクに対応する機能として、ハードウェアにより実現された複数のシナプス回路40も備える。
複数のニューロン回路30のそれぞれは、複数のシナプス回路40のうちの2以上のシナプス回路40が、対応付けられている。1つのニューロン回路30に対応付けられている2以上のシナプス回路40は、前段の層に含まれる2以上のニューロン回路30と一対一の関係となっている。つまり、1つのニューロン回路30に対応付けられているシナプス回路40の数は、前段の層に含まれるニューロン回路30の数と同一である。
複数のニューロン回路30のそれぞれは、対応付けられた2以上のシナプス回路40から2以上の入力信号を取得する。そして、複数のニューロン回路30のそれぞれは、取得した2以上の入力信号に応じて、発火する。複数のニューロン回路30のそれぞれは、発火した場合、パルス信号を発生する。
複数のシナプス回路40のそれぞれは、係数が設定されている。複数のシナプス回路40のそれぞれは、前段のニューロン回路30により発生されたパルス信号を受け取る。複数のシナプス回路40のそれぞれは、受け取ったパルス信号と、設定されている係数とを乗じた値を表す入力信号を生成する。そして、複数のシナプス回路40のそれぞれは、生成したパルス信号を、対応するニューロン回路30(後段のニューロン回路30)に与える。
また、複数のニューロン回路30のそれぞれは、パルス信号の発生タイミングを内部においてフィードバックすることにより、対応するシナプス回路40に設定されている係数を更新する。例えば、複数のニューロン回路30のそれぞれは、パルス信号を発生した場合、対応付けられた2以上のシナプス回路40のうちの入力信号を与えた対象のシナプス回路40に設定されている係数を更新する。
なお、ニューラルネットワークの初段の層は、外部装置から入力データを受け取り、受け取った入力データに応じた入力信号を、次の層に含まれる複数のニューロン回路30へと与える。従って、ニューラルネットワークの初段の層は、前段にシナプス回路40が対応付けられていなくてよい。また、ニューラルネットワークの初段の層は、演算および処理を実行しない。
図3は、ニューロン回路30、および、ニューロン回路30に対応する2以上のシナプス回路40の回路構成を示す図である。
1つのニューロン回路30の前段には、2以上のシナプス回路40が対応付けられている。2以上のシナプス回路40のそれぞれは、さらに前段のニューロン回路30から受け取ったパルス信号と、設定されている係数とを乗じた値を表す入力信号を、対応するニューロン回路30へと与える。
例えば、シナプス回路40は、抵抗変化メモリ素子42と、スイッチ44とを含む。
抵抗変化メモリ素子42は、印加された電圧に応じてコンダクタンスを変化させる可変抵抗である。抵抗変化メモリ素子42のコンダクタンスは、シナプス回路40に設定されている係数を表す。抵抗変化メモリ素子42は、例えば、ReRAM(Resistive Random Access Memory)に用いられる抵抗素子であってもよいし、メモリスタであってもよい。
スイッチ44は、前段のニューロン回路30により発生されたパルス信号を受け取ったタイミングにおいて、抵抗変化メモリ素子42に所定の定電圧を印加する。例えば、スイッチ44は、パルス信号を受け取ったタイミングから所定期間、抵抗変化メモリ素子42に電圧を印加する。なお、スイッチ44により印加させる電圧は、抵抗変化メモリ素子42のコンダクタンスを変化させない程度の小さい電圧である。
このようなシナプス回路40は、抵抗変化メモリ素子42に流れる電流を、入力信号として、対応するニューロン回路30に与えることができる。抵抗変化メモリ素子42に流れる電流は、スイッチ44により抵抗変化メモリ素子42に印加された電圧と、抵抗変化メモリ素子42のコンダクタンスとを乗じた値を表す。従って、このようなシナプス回路40は、受け取ったパルス信号と設定されている係数とを乗じた値を表す入力信号を、対応するニューロン回路30に与えることができる。
ニューロン回路30は、2以上の入力端子62と、出力端子64と、積分回路66と、発火回路68と、二次電池70と、係数更新回路72とを有する。
2以上の入力端子62は、ニューロン回路30に対応付けられている2以上のシナプス回路40に接続される。2以上の入力端子62は、対応付けられた2以上のシナプス回路40から、2以上の入力信号を取得する。例えば、2以上の入力端子62のそれぞれは、対応するシナプス回路40の抵抗変化メモリ素子42に流れる電流を、入力信号として受け取る。この場合、2以上の入力端子62は、内部において接続される。
積分回路66は、2以上の入力端子62により取得された2以上の入力信号を積分する。例えば、積分回路66は、2以上の入力信号を加算して、時間積分する。そして、積分回路66は、積分値を表す積分信号を出力する。
例えば、積分回路66は、2以上の入力端子62から受け取った電流を加算し、加算した電流の時間積分をした値を表す積分信号を出力する。この場合、例えば、積分回路66は、抵抗、キャパシタおよび演算増幅器を接続したアナログ積分回路であってもよい。このアナログ積分回路は、2以上の入力端子62に流れる電流を加算した合計電流をキャパシタに蓄積し、キャパシタに発生した電圧を表す値を、積分信号として出力する。
発火回路68は、積分回路66から出力された積分信号に応じて、後段のニューロン回路30へと伝達されるパルス信号を発生する。例えば、発火回路68は、積分信号が予め定められた値以上または以下となった場合に、所定のパルス幅のパルス信号を発生する。例えば、積分信号が電圧信号である場合、発火回路68は、入力電圧と基準電圧とを比較するコンパレータであってもよい。
また、発火回路68は、積分信号の値が高い程、高い確率でパルス信号を発生する確率回路であってもよい。
二次電池70は、内部に電力を蓄積し、電源電圧を発生する。二次電池70は、積分動作のための駆動電力を積分回路66に供給する。さらに、二次電池70は、パルス信号を発生させるための駆動電力を発火回路68に供給する。例えば、二次電池70は、電源電圧を、積分回路66および発火回路68に供給する。
ここで、二次電池70は、それぞれのニューロン回路30に個別に設けられている。すなわち、演算部20は、複数のニューロン回路30に対して共通に設けられた1つの二次電池70を有していない。これにより、二次電池70は、人体のニューロンと同様の形態でエネルギー源として機能することができる。
二次電池70は、積分回路66および発火回路68を十分に動作させることが可能な程度のエネルギー容量を有する。また、二次電池70は、発火回路68がパルス信号を発生した場合、所定量の電圧降下が生じる程度の放電特性を有する。すなわち、二次電池70は、発火回路68からパルス信号が出力されたことに応じて、発生する電源電圧が減少する。ただし、二次電池70は、発火回路68がパルス信号を発生した後も、少なくとも所定以上の電力を残存させることができるエネルギー容量を有する。より具体的には、二次電池70は、発火回路68がパルス信号を発生した後も、抵抗変化メモリ素子42のコンダクタンスを変化させることができる程度の電力を残存させる。
例えば、二次電池70は、半導体基板上に作成される。例えば、二次電池70は、非特許文献7に示されるような、固体電解質と金属との積層薄膜を有する構成であってよい。
また、二次電池70は、外部の充電回路80により充電がされる。なお、充電回路80による二次電池70に対する充電については、図5を参照して後述する。
係数更新回路72は、発火回路68がパルス信号を発生したことによる二次電池70の電源電圧の減少に応じて、対応付けられた1以上のシナプス回路40のうちの入力信号を与えた対象のシナプス回路40に設定されている係数を更新する。入力信号を与えた対象のシナプス回路40は、例えば、前段のニューロン回路30からパルス信号を受け取った回路である。
例えば、係数更新回路72は、電源電圧が予め定められた閾値以下または予め定められた閾値以上となった場合、対象のシナプス回路40に設定されている係数を更新する。より具体的には、例えば、係数更新回路72は、電源電圧が予め定められた閾値以下または予め定められた閾値以上となった場合、対象のシナプス回路40が有する抵抗変化メモリ素子42に電源電圧を印加する。
抵抗変化メモリ素子42は、二次電池70から発生された電源電圧が印加された場合、所定量以上の電流(電荷)が流れる。この結果、抵抗変化メモリ素子42は、コンダクタンスが変化する。従って、係数更新回路72は、対象のシナプス回路40が有する抵抗変化メモリ素子42に電源電圧を印加することにより、対象のシナプス回路40に設定されている係数を更新することができる。
例えば、係数更新回路72は、電源電圧が予め定められた閾値以下または予め定められた閾値以上となった場合、二次電池70の電源電圧の発生端子と、入力端子62との間を、短絡させるスイッチング回路であってもよい。このスイッチング回路は、電源電圧が予め定められた閾値以下または予め定められた閾値以上ではない場合、二次電池70の電源電圧の発生端子と、入力端子62との間を切断させる。このような動作をするスイッチング回路は、ドレインとゲートの間を短絡したMOS−FETを、二次電池70の電源電圧の発生端子と入力端子62との間に設けることにより、実現することができる。これにより、係数更新回路72は、電源電圧が予め定められた閾値以下または予め定められた閾値以上となった場合、対象のシナプス回路40が有する抵抗変化メモリ素子42に電源電圧を印加することができる。
このような係数更新回路72は、発火回路68が発生したパルス信号のタイミングをニューロン回路30の内部のパスを介して取得し、取得したタイミングに基づき、シナプス回路40に設定されている係数を更新することができる。つまり、係数更新回路72は、発火回路68が発生したパルス信号のタイミングをニューロン回路30の外部のパスを経由せずに取得することができる。これにより、係数更新回路72は、ニューロンが発火したタイミングに応じてシナプス強度を更新する学習処理(STDP)を、簡易な回路で実行することができる。
図4は、ニューロン回路30およびシナプス回路40の信号波形を示す図である。
図4(A)は、シナプス回路40が受け取るスイッチング信号(SIN)を示す。図4(B)は、積分回路66から出力される積分信号(V)を示す。図4(C)は、発火回路68から出力されるパルス信号(SOUT)を示す。図4(D)は、二次電池70から出力される電源電圧(VDD)を示す。図4(E)は、係数更新回路72の動作を表す。図4(F)は、入力端子62の電圧(V)を示す。
まず、図4(A)に示すように、時刻tにおいて、何れかのシナプス回路40が受け取るスイッチング信号(SIN)は、オフからオンに変化する。例えば、スイッチング信号(SIN)は、前段のニューロン回路30からパルス信号が発生されたタイミングにおいて、オフからオンに変化する。スイッチング信号(SIN)がオンとなった場合、スイッチ44は、オンとなる。この結果、抵抗変化メモリ素子42は、所定電圧が印加される。これにより、前段のニューロン回路30からパルス信号を受け取った対象のシナプス回路40は、抵抗変化メモリ素子42に印加された電圧と、抵抗変化メモリ素子42のコンダクタンスとを乗じた電流を、入力信号として積分回路66に与えることができる。
そして、時刻tから所定時間経過した時刻tにおいて、スイッチング信号(SIN)は、オンからオフに変化する。スイッチング信号(SIN)がオフとなった場合、スイッチ44は、オフとなる。
積分回路66は、抵抗変化メモリ素子42に印加された電圧と、抵抗変化メモリ素子42のコンダクタンスとを乗じた電流を、入力信号として受け取る。この結果、図4(B)に示すように、積分回路66は、時刻tから徐々に増加する積分信号(V)を出力する。
発火回路68は、積分信号(V)に応じて発火する。例えば、発火回路68は、積分信号(V)が予め定められた値に到達したタイミングで発火する。また、例えば、発火回路68は、積分信号(V)が予め定められた値を超えたタイミングで発火してもよい。本例では、図4(C)に示すように、時刻tの後の時刻tにおいて、発火回路68は、所定の時間幅のパルス信号(SOUT)を発生する。
二次電池70は、発火回路68がパルス信号(SOUT)を発生した場合、電源電圧(VDD)を徐々に低下させる。本例では、図4(D)に示すように、電源電圧(VDD)は、時刻tから低下を開始する。
係数更新回路72は、電源電圧(VDD)が所定の閾値以下となった場合、オフからオンに切り替わる。係数更新回路72は、オフの場合、二次電池70と入力端子62との間を切断する。係数更新回路72は、オンの場合、二次電池70と入力端子62との間を接続する。本例では、図4(E)に示すように、時刻tの後の時刻tにおいて、係数更新回路72は、オフからオンに切り替わる。これにより、係数更新回路72は、時刻tから、入力端子62への電源電圧(VDD)の印加を開始することができる。
入力端子62に電源電圧(VDD)が印加された場合、対象のシナプス回路40(スイッチ44がオンとなっているシナプス回路40)に含まれる抵抗変化メモリ素子42に、電源電圧(VDD)が印加される。本例では、図4(F)に示すように、時刻tから時刻tまでの間において、抵抗変化メモリ素子42は、電源電圧(VDD)が印加される。
電源電圧(VDD)は、抵抗変化メモリ素子42のコンダクタンスを書き換えることが可能な程度に大きな電圧である。従って、スイッチ44がオンとなっている期間において、入力端子62に電源電圧(VDD)が印加された場合、抵抗変化メモリ素子42のコンダクタンスは、変化する。従って、図4(F)に示すように、時刻tから時刻tまでの間において、係数更新回路72は、抵抗変化メモリ素子42のコンダクタンスを変化させることができる。すなわち、時刻tから時刻tまでの間において、係数更新回路72は、対象のシナプス回路40に設定されている係数を更新することができる。
このようにニューロン回路30は、パルス信号(SOUT)をフィードバックする外部パスを有さずに、シナプス回路40に設定された係数を更新することができる。
なお、パルス信号(SOUT)が発生する時刻tが、スイッチング信号(SIN)がオンからオフに変化する時刻tより前である場合、係数更新回路72は、対象のシナプス回路40に設定されている係数を更新する。しかし、時刻tが時刻tより後である場合、係数更新回路72は、対象のシナプス回路40に設定されている係数を更新しない。従って、このようなニューロン回路30は、ニューロン発火のタイミングによってシナプス強度が変更される学習規則であるSTDPを模擬した係数の更新をすることができる。
図5は、充電回路80を備える演算部20の構成を示す図である。演算部20は、充電回路80をさらに備える。充電回路80は、複数のニューロン回路30に対して共通に設けられる。
充電回路80は、複数のニューロン回路30のそれぞれが有する二次電池70を充電する。例えば、充電回路80は、二次電池70を定期的に充電する。これにより、パルス信号を発生することにより電力が消費された場合であっても、二次電池70は、新たに電力を蓄積することができる。従って、ニューロン回路30は、繰り返し動作をすることができる。
以上のように、本実施形態に係るニューラルネットワーク装置10は、複数のニューロン回路30のそれぞれが二次電池70を有する。これにより、ニューラルネットワーク装置10によれば、人体のニューロンと同様の形態でエネルギー源を有することができる。
さらに、本実施形態に係るニューラルネットワーク装置10は、複数のニューロン回路30のそれぞれが、二次電池70が発生する電源電圧の減少に応じて入力信号を与えた対象のシナプス回路40に設定されている係数を更新する。これにより、ニューラルネットワーク装置10によれば、ニューロン回路30とは別のフィードバックパスを有さずに、ニューロン発火のタイミングをフィードバックして、シナプス回路40に設定されている係数を更新することができる。
図6は、変形例に係るニューロン回路30、および、変形例に係るニューロン回路30に対応する2以上のシナプス回路40の回路構成を示す図である。
変形例に係るニューロン回路30は、係数更新回路72の構成が、図3に示した回路構成と異なる。変形例に係るニューロン回路30については、図3に示した回路との共通点については詳細な説明を省略する。
変形例に係る係数更新回路72は、更新回路内二次電池92と、更新回路内スイッチ94とを有する。
更新回路内二次電池92は、内部に電力を蓄積し、電圧を発生する。更新回路内二次電池92は、抵抗変化メモリ素子42のコンダクタンスを変化させることができる程度の電力を蓄積する。更新回路内二次電池92は、二次電池70と同一構成であってよい。また、更新回路内二次電池92は、二次電池70と同様に外部の充電回路80により充電がされてもよい。
ただし、更新回路内二次電池92は、基準電位(例えばグランド)に対して、二次電池70とは逆方向の極性で接続される。従って、更新回路内二次電池92は、電源電圧に対してマイナスの電圧を発生する。
更新回路内スイッチ94は、二次電池70から発生された電源電圧が予め定められた閾値以下または予め定められた閾値以上となった場合、対象のシナプス回路40が有する抵抗変化メモリ素子42に、更新回路内二次電池92から発生される電圧を印加する。例えば、更新回路内スイッチ94は、電源電圧が予め定められた閾値以下または予め定められた閾値以上となった場合、更新回路内二次電池92の電圧の発生端子と、入力端子62との間を、短絡させる。
また、更新回路内スイッチ94は、電源電圧が予め定められた閾値以下または予め定められた閾値以上ではない場合、対象のシナプス回路40が有する抵抗変化メモリ素子42と、更新回路内二次電池92との間を切断する。例えば、更新回路内スイッチ94は、二次電池70から発生された電源電圧が予め定められた閾値以下または予め定められた閾値以上ではない場合、更新回路内二次電池92の電圧の発生端子と、入力端子62との間を切断させる。
このような動作をする更新回路内スイッチ94は、例えば、MOS−FETのソース−ドレインを更新回路内二次電池92の電圧の発生端子と入力端子62と間に接続し、ゲートを二次電池70の電源電圧の発生端子に接続することにより、実現することができる。
図7は、変形例に係るニューロン回路30およびシナプス回路40の信号波形を示す図である。
図7(A)〜図7(D)は、図4(A)から図4(D)と同一の信号波形である。図4(E)は、係数更新回路72が有する更新回路内スイッチ94の動作を表す。図4(F)は、入力端子62の電圧(V)を示す。
係数更新回路72が有する更新回路内スイッチ94は、二次電池70により発生された電源電圧(VDD)が所定の閾値以下となった場合、オフからオンに切り替わる。更新回路内スイッチ94は、オフの場合、更新回路内二次電池92と入力端子62との間を切断する。更新回路内スイッチ94は、オンの場合、更新回路内二次電池92と入力端子62との間を接続する。本例では、図7(E)に示すように、時刻tにおいて、更新回路内スイッチ94は、オフからオンに切り替わる。
本例においては、更新回路内二次電池92は、電源電圧(VDD)とは極性が逆のマイナス電圧を発生する。これにより、更新回路内スイッチ94は、時刻tから、入力端子62に、更新回路内二次電池92から発生されたマイナス電圧の印加を開始することができる。
入力端子62に更新回路内二次電池92から発生されたマイナス電圧が印加された場合、対象のシナプス回路40(スイッチ44がオンとなっているシナプス回路40)に含まれる抵抗変化メモリ素子42に、更新回路内二次電池92から発生されたマイナス電圧が印加される。本例では、図7(F)に示すように、時刻tから時刻tまでの間において、抵抗変化メモリ素子42は、マイナス電圧が印加される。
更新回路内二次電池92から発生されたマイナス電圧は、抵抗変化メモリ素子42のコンダクタンスを書き換えることが可能な電圧である。従って、スイッチ44がオンとなっている期間において、入力端子62に更新回路内二次電池92から発生されたマイナス電圧が印加された場合、抵抗変化メモリ素子42のコンダクタンスは、変化する。従って、図7(F)に示すように、時刻tから時刻tまでの間において、係数更新回路72は、抵抗変化メモリ素子42のコンダクタンスを変化させることができる。すなわち、時刻tから時刻tまでの間において、係数更新回路72は、対象のシナプス回路40に設定されている係数を更新することができる。
このように、変形例に係るニューロン回路30も、パルス信号(SOUT)をフィードバックする外部パスを有さずに、シナプス回路40に設定された係数を更新することができる。
このような変形例に係るニューロン回路30は、発火回路68が発生したパルス信号のタイミングを内部のパスを介して取得し、取得したタイミングに基づき、シナプス回路40に設定されている係数を更新することができる。つまり、変形例に係るニューロン回路30は、発火回路68が発生したパルス信号のタイミングを外部のパスを経由せずに取得することができる。これにより、変形例に係る係数更新回路72は、ニューロンが発火したタイミングに応じてシナプス強度を更新する学習処理(STDP)を、簡易な回路で実行することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10 ニューラルネットワーク装置
20 演算部
22 通信部
30 ニューロン回路
40 シナプス回路
42 抵抗変化メモリ素子
44 スイッチ
62 入力端子
64 出力端子
66 積分回路
68 発火回路
70 二次電池
72 係数更新回路
80 充電回路
92 更新回路内二次電池
94 更新回路内スイッチ

Claims (12)

  1. 複数のニューロン回路を備えるニューラルネットワーク装置であって、
    前記複数のニューロン回路のそれぞれは、
    入力信号を積分した積分信号を出力する積分回路と、
    前記積分信号に応じて、後段のニューロン回路へと伝達されるパルス信号を発生する発火回路と、
    前記パルス信号を発生させるための駆動電力を前記発火回路に供給する二次電池と、
    を有するニューラルネットワーク装置。
  2. 前記ニューラルネットワーク装置は、複数のシナプス回路をさらに備え、
    前記複数のニューロン回路のそれぞれは、前記複数のシナプス回路のうちの、2以上のシナプス回路が対応付けられ、対応付けられた前記2以上のシナプス回路から2以上の前記入力信号を取得し、
    前記2以上のシナプス回路のそれぞれは、
    係数が設定されており、
    前記複数のニューロン回路のうちの何れか1つの前段のニューロン回路により発生された前記パルス信号を受け取り、
    受け取った前記パルス信号と設定されている前記係数とを乗じた値を表す前記入力信号を生成し、
    生成した前記入力信号を、対応する前記ニューロン回路に与える
    請求項1に記載のニューラルネットワーク装置。
  3. 前記積分回路は、対応付けられた前記2以上のシナプス回路から取得した2以上の前記入力信号を積分する
    請求項2に記載のニューラルネットワーク装置。
  4. 前記二次電池は、前記発火回路から前記パルス信号が出力されたことに応じて、発生する電源電圧が減少し、
    前記電源電圧の減少に応じて、対応付けられた前記2以上のシナプス回路のうちの前記入力信号を与えた対象のシナプス回路に設定されている前記係数を更新する係数更新回路
    をさらに備える請求項3に記載のニューラルネットワーク装置。
  5. 前記係数更新回路は、前記電源電圧が予め定められた閾値以下または予め定められた閾値以上となった場合、前記対象のシナプス回路に設定されている前記係数を更新する
    請求項4に記載のニューラルネットワーク装置。
  6. 前記係数更新回路は、前記電源電圧が予め定められた閾値以下または予め定められた閾値以上となった場合、前記対象のシナプス回路に前記電源電圧を印加する
    請求項4に記載のニューラルネットワーク装置。
  7. 前記係数更新回路は、
    更新回路内二次電池を含み、
    前記電源電圧が予め定められた閾値以下または予め定められた閾値以上となった場合、前記対象のシナプス回路に前記更新回路内二次電池から発生された電圧を印加する
    請求項4に記載のニューラルネットワーク装置。
  8. 前記複数のシナプス回路のそれぞれは、印加された電圧に応じてコンダクタンスを変化させる抵抗変化メモリ素子を有し、
    前記抵抗変化メモリ素子は、前記コンダクタンスが前記係数を表し、
    前記抵抗変化メモリ素子は、前記前段のニューロン回路により発生された前記パルス信号のタイミングで電圧が印加され、
    前記複数のシナプス回路のそれぞれは、前記抵抗変化メモリ素子に流れる電流を、前記入力信号として、対応する前記ニューロン回路に与える
    請求項4に記載のニューラルネットワーク装置。
  9. 前記係数更新回路は、
    前記電源電圧が予め定められた閾値以下または予め定められた閾値以上となった場合、前記対象のシナプス回路が有する前記抵抗変化メモリ素子に、前記二次電池から発生される前記電源電圧を印加し、
    前記電源電圧が予め定められた閾値以下または予め定められた閾値以上ではない場合、前記対象のシナプス回路が有する前記抵抗変化メモリ素子と、前記二次電池との間を切断する
    請求項8に記載のニューラルネットワーク装置。
  10. 前記係数更新回路は、
    更新回路内二次電池を含み、
    前記電源電圧が予め定められた閾値以下または予め定められた閾値以上となった場合、前記対象のシナプス回路が有する前記抵抗変化メモリ素子に、前記更新回路内二次電池から発生される電圧を印加し、
    前記電源電圧が予め定められた閾値以下または予め定められた閾値以上ではない場合、前記対象のシナプス回路が有する前記抵抗変化メモリ素子と、前記更新回路内二次電池との間を切断する
    請求項8に記載のニューラルネットワーク装置。
  11. 前記複数のニューロン回路のそれぞれが有する前記二次電池を充電する充電回路をさらに備える
    請求項1から10の何れか1項に記載のニューラルネットワーク装置。
  12. 前記充電回路は、前記二次電池を定期的に充電する
    請求項11に記載のニューラルネットワーク装置。
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