JP2020153640A - 冷却システム - Google Patents

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麻衣子 瀧本
Maiko Takimoto
麻衣子 瀧本
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Abstract

【課題】安定した温度制御を行うとともに効率的な運転を行う冷却システムを提供する。【解決手段】圧縮機11と、凝縮器12と、膨張弁14と、蒸発器15と、冷媒配管6と、を備えた冷却システム1であって、ショーケース3a、3b、3cの庫内温度を検出する庫内温度センサ20と、庫内温度の設定温度を設定する庫内温度設定部23と、庫内温度と設定温度との差に基づいて膨張弁14の開度制御をする膨張弁制御部31と、圧縮機11の吸入側の冷媒の圧力を検出する圧力センサ22と、吸入側の冷媒圧力に基づいて圧縮機11の運転制御をする圧縮機制御部33と、冷却システム1の運転状態を判定するとともに、当該運転状態に基づいて、膨張弁14の開度制御と圧縮機11の運転制御との優先度を変更するコントロールユニット8と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、冷凍回路を備えた冷却システムにおける制御装置に関する。
ショーケースのように庫内を冷却するための冷凍回路を有する冷却システムには、圧縮機、凝縮器(放熱器)を有する冷凍機(室外機)と、開閉弁、膨張弁、蒸発器を有する室内機(ショーケース)とを備えるとともに、これらの各機器に冷媒を循環させる循環路を備えている。
例えば特許文献1に記載された冷却システムにおいては、1つ冷凍機に複数のショーケースが並列に接続して構成されている。この冷却システムにおいては、圧縮機の低圧側圧力及びその設定圧力に基づいて圧縮機の吐出量を制御するとともに、ショーケースの庫内温度と目標庫内温度との差に基づいて当該ショーケースの開閉弁の開閉及び膨張弁の開度を制御することで、各ショーケースの冷却能力が調節される。
一方、特許文献2には、膨張弁の開度、蒸発器において熱交換する風量を調整する室内ファン(庫内ファン)、圧縮機の冷媒吐出量について、夫々独立して制御する冷却システムが従来の技術として記載されている。
特開2017−96520号公報 特開平10−019390号公報
しかしながら、上記特許文献1や特許文献2のように、圧縮機、膨張弁等の冷却システムにおける各種機器を独立して制御する構成では、夫々の制御において制御特性が異なるため、安定した温度調整を行うことが困難である。特に、1つ冷凍機に複数のショーケースが接続して構成されている構成のショーケースにおいては、全てのショーケースにおいて安定した温度制御を行うとともに、室外機の効率的な運転を行うことは困難である。
本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであって、迅速かつ安定した温度制御を行うとともに効率的な運転を行う冷却システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の冷却システムは、冷媒を圧縮して吐出する吐出量調整可能な圧縮機と、前記圧縮機によって圧縮された冷媒を放熱させる凝縮器と、前記凝縮器によって放熱された冷媒を膨張させる開度調整可能な膨張弁と、前記膨張弁によって膨張された冷媒を蒸発させて冷却対象と熱交換する蒸発器と、前記圧縮機、前記凝縮器、前記膨張弁、前記蒸発器を順番に介装し、冷媒を循環させる冷媒循環路と、を備えた冷却システムであって、前記冷却対象の温度を検出する温度検出部と、前記冷却対象の設定温度を設定する温度設定部と、前記冷却対象の温度と前記設定温度とに基づいて前記膨張弁の開度制御をする膨張弁制御部と、前記圧縮機の吸入側の前記冷媒の圧力を検出する低圧検出部と、前記吸入側の前記冷媒の圧力に基づいて前記圧縮機の運転制御をする圧縮機制御部と、前記冷却システムの運転状態を判定する運転状態判定部と、前記冷却システムの運転状態に基づいて、前記膨張弁の開度制御と前記圧縮機の運転制御との優先度を変更する優先度変更部と、を備えたことを特徴とする。
好ましくは、前記優先度変更部は、前記運転状態判定部により前記圧縮機による冷媒の供給量が過不足状態であることを判定した場合には、前記膨張弁の開度制御よりも前記圧縮機の運転制御を優先する一方、前記圧縮機による冷媒の供給量が適正状態であることを検出した場合には、前記圧縮機の運転制御よりも前記膨張弁の開度制御を優先するとよい。
好ましくは、前記蒸発器において前記冷媒と熱交換する空気を前記冷却対象に供給し送風量を調整可能な送風機と、前記冷却対象の温度と前記設定温度とに基づいて、前記送風機の送風量制御をする送風機制御部と、を備え、前記優先度変更部は、前記冷却システムの運転状態に基づいて、前記膨張弁の開度制御、前記圧縮機の運転制御及び前記送風機の送風量制御をするとよい。
好ましくは、前記優先度変更部は、前記運転状態判定部により前記圧縮機による冷媒の供給量が適正状態であることを判定した場合には、前記圧縮機の運転制御よりも前記膨張弁の開度制御及び前記送風機の送風量制御を優先するとよい。
好ましくは、前記冷媒循環路は、前記凝縮器と前記圧縮機との間で並列に複数の分流路を有し、当該分流路には、前記膨張弁及び前記蒸発器が夫々設けられ、複数の前記冷却対象に対して前記分流路、前記温度検出部及び前記温度設定部が夫々備えられ、前記膨張弁制御部は、前記冷却対象毎に、当該冷却対象の温度及び前記設定温度に基づいて、当該冷却対象に対応する前記膨張弁の開度を制御するとよい。
好ましくは、前記温度設定部は、前記運転状態判定部により前記圧縮機による冷媒の供給量が適正状態であることを判定した際に、複数の前記冷却対象における前記冷却対象の温度と前記設定温度との温度差の最大値と最小値との差が所定値以上である場合には、前記送風機の送風量制御よりも前記膨張弁の開度制御を優先する一方、前記温度差の最大値と最小値との差が前記所定値未満である場合には、前記膨張弁の開度制御よりも前記送風機の送風量制御を優先するとよい。
好ましくは、前記蒸発器はショーケースに設けられ、当該ショーケースの内部を前記冷却対象とするとよい。
本発明によれば、冷却システムの運転状態に基づいて、冷却対象の温度と設定温度とに基づく膨張弁の開度制御と、吸入側の冷媒の圧力に基づく圧縮機の運転制御と、の優先度を変更するので、冷却システムの運転状態に応じて膨張弁または圧縮機のいずれかを優先して制御して適切に冷却システムを運転させることができる。
これにより、冷却対象を迅速にかつ安定して温度制御するとともに、圧縮機を効率的に運転させることができる。
本実施形態の冷却システムの概略構成図である。 運転モード判定用のマップの一例である。 冷却システムの運転モードの設定制御要領を示すフローチャートである。 運転モードに対する各機器の制御の優先度を示した表である。 優先度補正割合の一例を示す表である。 運転モード1に設定された際の各機器の制御値の推移例を示すタイムチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る冷却システム1の概略構成図である。
図1に示すように、本実施形態に係る冷却システム1は、店舗の室外に備えられた室外機2(冷凍機)と、店舗に設置され物品を収納する内部の空間を冷却対象とする3台のショーケース3a、3b、3cと、冷媒を循環させる冷媒配管6(冷媒循環路)と、ショーケース3a、3b、3c及び室外機2を作動制御するコントロールユニット8(運転状態判定部、優先度変更部)を備えている。
室外機2は、冷媒を圧縮し吐出する圧縮機11、凝縮器12(放熱器)、凝縮器ファン13(放熱器ファン)を備えている。
各ショーケース3a、3b、3cは、夫々、電子膨張弁または開度可変(調整)制御可能な膨張弁(以下、膨張弁14という)、蒸発器15、庫内ファン16(送風機)、電磁開閉弁17を備えている。
冷媒配管6は、冷媒が圧縮機11、凝縮器12を通過した後に、各ショーケース3a、3b、3cに分岐した分流路6a、6b、6cを介して各ショーケース3a、3b、3cの膨張弁14、蒸発器15、電磁開閉弁17を通過して合流し、圧縮機11に戻るように構成されている。即ち、各ショーケース3a、3b、3cは冷媒配管6の分流路6a、6b、6cによって互いに並列に接続されている。
圧縮機11によって圧縮され高温高圧となった冷媒は、凝縮器12によって冷却され常温高圧となり、各ショーケース3a、3b、3cの膨張弁14によって圧力が低下することで温度低下する。低温となった冷媒は、蒸発器15においてショーケース3a、3b、3cの庫内の空気と熱交換して庫内を冷却し、圧縮機11に戻る。
また、電磁開閉弁17を閉制御することで、当該電磁開閉弁17が介装される分流路6a、6b、6cでの冷媒の循環が停止され、当該電磁開閉弁17を有するショーケース3a、3b、3cの冷却運転が停止される。
コントロールユニット8は、各ショーケース3a、3b、3cの庫内温度を検出する庫内温度センサ20(温度検出部)と、外気温度を検出する外気温度センサ21と、圧縮機11の吸入圧力を検出する圧力センサ22(低圧検出部)から、夫々検出値を入力するとともに、庫内温度設定部23(温度設定部)から各ショーケース3a、3b、3cの設定庫内温度(設定温度)を入力して、圧縮機11、凝縮器ファン13、膨張弁14、庫内ファン16、電磁開閉弁17を作動制御するものであり、入力装置(I/O)、記憶装置(ROM、RAM等)、中央処理装置(CPU)等を含んで構成されている。
コントロールユニット8は、ショーケース3a、3b、3c毎に、電磁開閉弁17の開閉制御を行う開閉弁制御部30、膨張弁14の開度を制御する膨張弁制御部31、庫内ファン16の回転数を制御する庫内ファン制御部32(送風機制御部)を備えている。
また、コントロールユニット8は、圧縮機11の回転数制御を行う圧縮機制御部33、凝縮器ファン13の回転数制御を行う凝縮器ファン制御部34を備えている。
開閉弁制御部30は、夫々のショーケース3a、3b、3cの庫内温度センサ20によって検出した実庫内温度と設定庫内温度との差に基づいて、当該ショーケース3a、3b、3cの電磁開閉弁17の開閉制御を行う。例えば、実庫内温度が設定庫内温度以上の場合には電磁開閉弁17を開弁し、実庫内温度が設定庫内温度未満の場合には電磁開閉弁17を閉弁する。
膨張弁制御部31は、夫々のショーケース3a、3b、3cの庫内温度センサ20によって検出した実庫内温度と設定庫内温度との差に基づいて、当該ショーケース3a、3b、3cの膨張弁14の開度を制御する。例えば、実庫内温度から設定庫内温度を減算した値が大きくなるに伴って膨張弁14の開度を大きくし、実庫内温度から設定庫内温度を減算した値が小さくなるに伴って膨張弁14の開度を小さくする。
庫内ファン制御部32は、夫々のショーケース3a、3b、3cの庫内温度センサ20によって検出した実庫内温度と設定庫内温度との差に基づいて、当該ショーケース3a、3b、3cの庫内ファン16の回転数を制御する。例えば、実庫内温度から設定庫内温度を減算した値が大きくなるに伴って庫内ファン16の回転数を大きくし、実庫内温度から設定庫内温度を減算した値が小さくなるに伴って庫内ファン16の回転数を小さくする。
圧縮機制御部33は、圧力センサ22によって検出した吸入圧力に基づいて圧縮機11の回転数を制御する。例えば、吸入圧力があらかじめ設定された目標低圧(低圧目標値)より高くなるに伴って圧縮機11の回転数を増加させ、吸入圧力が目標低圧より低くなるに伴って圧縮機11の回転数を減少させる。
凝縮器ファン制御部34は、外気温度センサ21によって検出した外気温度に基づいて凝縮器ファン13の回転数を制御する。例えば、外気温度に比例して回転数を増加させる。また、庫内温度センサ20により検出した実庫内温度と設定庫内温度との差に基づいて回転数を補正する。
上記の開閉弁制御部30、各膨張弁制御部31、各庫内ファン制御部32、圧縮機制御部33、凝縮器ファン制御部34における制御は、夫々独立して実行される。
本実施形態のコントロールユニット8は、冷却システムの運転状態として、運転モード1〜運転モード4までの4種類の運転モード(運転状態)のいずれかに設定する運転モードの設定制御を実行する。更に、判定した冷却システムの運転状態に応じて、各膨張弁制御部31、各庫内ファン制御部32、圧縮機制御部33、凝縮器ファン制御部34の各制御について、優先度が設定される。
運転モード1は、安定運転状態であり、各ショーケース3a、3b、3cの庫内温度(室庫内温度)が、夫々設定温度(設定庫内温度)に近い範囲で安定している状態である。
運転モード2は、各ショーケース3a、3b、3cの庫内温度のバラツキが大きい状態であり、詳しくは設定温度が同一である場合には、各ショーケース3a、3b、3cの庫内温度のうち、最大値と最小値との差が所定値以上異なる状態である。あるいは、各ショーケース3a、3b、3cで設定温度が異なる場合には、各ショーケース3a、3b、3cにおける設定庫内温度と庫内温度との偏差のうち、最大値と最小値との差が所定値以上大きい場合である。
運転モード3は、室外機2の能力不足状態である。運転モード4は、室外機2の能力過剰状態である。
図2は、冷却システム1の運転モードの判定用マップである。
コントロールユニット8は、図2に示すような運転モードの判定用マップを用いて、運転モードの判定制御を行う。運転モードの判定制御は、冷却システム1の運転時に第1の所定時間毎に繰り返し実行される。なお、この第1の所定時間は、例えば数秒以下に設定すればよいが、極力短い時間が望ましい。
コントロールユニット8は、各ショーケース3a、3b、3cにおいて、庫内温度から設定温度を減算した値である設定温度差Δt1〜Δt3(本発明における温度差に該当する。)を演算する。更に、各設定温度差Δt1〜Δt3の平均値average(Δtn)を演算する((average(Δtn)=(Δt1+・・・+Δtn)/n。なお本実施形態のようにショーケース3個の場合は、average(Δtn)=(Δt1+Δt2+Δt3)/3である。)
また、各ショーケース3a、3b、3cの設定温度差Δt1〜Δt3のうち、最大値MAXΔtと、最小値minΔtとの差ΔXを演算する(ΔX=MAXΔt−minΔt)。
そして、図2に示すマップを用いて運転モードを判定する。図2内の1〜4の数字は、運転モードを示す。
図2に示すように、設定温度差の平均値average(Δtn)が低側閾値より低い領域では、運転モード4に判定される。設定温度差の平均値average(Δtn)が高側閾値より大きい領域では、運転モード3に判定される。例えば、ΔXが1以下の場合では、average(Δtn)が−1.5以下の場合に運転モード4に判定され、average(Δtn)が1より大きい場合に運転モード3に判定される。
更に、この高側閾値及び低側閾値は、最大値MAXΔtと最小値minΔtとの差ΔXによって変更する。低側閾値は、差ΔXが大きくなるに伴って減少する。高側閾値は、差ΔXが大きくなるに伴って増加する。例えば、ΔXが1以下である場合には低側閾値が−1.5であり高側閾値が1となる一方、ΔXが5より大きい場合には低側閾値が−3であり高側閾値が2.5となる。
また、設定温度差の平均値average(Δtn)が高側閾値と低側閾値との間である場合には、最大値MAXΔtと最小値minΔtとの差ΔXによって運転モード1と運転モード2のいずれかに判定される。差ΔXが所定値以上である場合には運転モード2に、差ΔXが第1の所定値未満である場合には運転モード1に判定される。更にこの所定値は、設定温度差の平均値average(Δtn)の絶対値が小さくなるに伴って大きく、設定温度差の平均値average(Δtn)の絶対値が大きくなるに伴って小さくなる。なお、この所定値は、図2において、運転モード1と運転モード2との境界線における差ΔXの値である。
図3は、冷却システム1の運転モードの設定制御要領を示すフローチャートである。
図3に示す運転モードの設定制御は、コントロールユニット8において、冷却システム1の運転時に実行される。
図3に示すように、始めに、即ち冷却システム1の運転開始時に、ステップS10において、冷却システム1の運転状態を運転モード3に設定する。そして、ステップS20に進む。
ステップS20では、上記の運転モードの判定制御において、現状の運転モードが運転モード1と判定されているか否かを判別する。運転モード1であると判定されている場合には、ステップS30に進む。運転モード1でないと判定されている場合には、ステップS50に進む。
ステップS30では、運転モード変更許可状態であるか否かを判別する。運転モード変更許可状態は、例えば冷却システム1の運転開始から、あるいは運転モードが切り替わってから第1の所定時間経過後の運転状態である。第1の所定時間は、例えば数分に設定され、冷却システム1の運転開始から運転が安定するまでの時間に設定すればよい。運転モード変更許可状態である場合には、ステップS40に進む。運転モード変更許可状態でない場合には、ステップS20に戻る。
ステップS40では、運転モードを1に設定する。そしてステップS20に戻る。
ステップS50では、運転モード2であると判定されているか否かを判別する。運転モード2であると判定されている場合には、ステップS60に進む。運転モード2でないと判定されている場合には、ステップS80に進む。
ステップS60では、運転モード変更許可状態であるか否かを判別する。運転モード変更許可状態である場合には、ステップS70に進む。運転モード変更許可状態でない場合には、ステップS20に戻る。
ステップS70では、運転モードを2に設定する。そしてステップS20に戻る。
ステップS80では、運転モード3であると判定されているか否かを判別する。運転モード3であると判定されている場合には、ステップS90に進む。運転モード3でないと判定されている場合には、ステップS110に進む。
ステップS60では、運転モード変更許可状態であるか否かを判別する。運転モード変更許可状態である場合には、ステップS100に進む。運転モード変更許可状態でない場合には、ステップS20に戻る。
ステップS100では、運転モードを3に設定する。そしてステップS20に戻る。
ステップS110では、運転モード変更許可状態であるか否かを判別する。運転モード変更許可状態である場合には、ステップS120に進む。運転モード変更許可状態でない場合には、ステップS20に戻る。
ステップS120では、運転モードを4に設定する。そしてステップS20に戻る。
以上の運転モードの設定制御により、冷却システム1の運転開始時には、運転モード3に設定され、その後第1の所定時間経過してから、上記の各運転モードの判定結果にしたがって運転モードが設定される。
図4は、運転モードに対する各機器の制御の優先度を示した表である。
コントロールユニット8は、上記の運転モードの設定制御において設定された運転モードに応じて、各機器(圧縮機11、凝縮器ファン13、膨張弁14、庫内ファン16)の優先度が設定される。
例えば図4に示すように、運転モード1(安定運転)であると設定された場合には、各ショーケース3a、3b、3cの庫内ファン16の優先度を1、膨張弁14の優先度を2、圧縮機11の優先度を3、凝縮器ファン13の優先度を4に設定する。
運転モード2(温度バラツキ大)であると設定された場合には、各ショーケース3a、3b、3cの膨張弁14の優先度を1、庫内ファン16の優先度を2、圧縮機11の優先度を3、凝縮器ファン13の優先度を4に設定する。
運転モード3(能力不足)あるいは運転モード4(能力過剰)であると設定された場合には、圧縮機11の優先度を1、各ショーケース3a、3b、3cの膨張弁14の優先度を2、庫内ファン16の優先度を3、凝縮器ファン13の優先度を4に設定する。
図5は、優先度に対する優先度補正割合を示すマップの一例である。
コントロールユニット8は、上記の各機器(圧縮機11、凝縮器ファン13、膨張弁14、庫内ファン16)の優先度に基づいて図5に示すようなマップから優先度補正割合を読み出し、各機器の出力演算値(制御値)の増減値に対して優先度補正割合を積算して補正し、この優先度補正割合を積算して補正した値によって現在の各機器の出力演算値を増減し、各機器の最終的な出力演算値(出力命令値)とする。
図5に示すように、室外機2の圧縮機11については、優先度1の場合には優先度補正割合が100%、優先度が2の場合には80%、優先度が3の場合には60%、優先度が4の場合には40%に設定される。
室外機2の凝縮器ファン13については、優先度1の場合には優先度補正割合が100%、優先度が2の場合には100%、優先度が3の場合には90%、優先度が4の場合には80%に設定される。
各ショーケース3a、3b、3cの膨張弁14については、優先度1の場合には優先度補正割合が100%、優先度が2の場合には90%、優先度が3の場合には80%、優先度が4の場合には70%に設定される。
各ショーケース3a、3b、3cの庫内ファン16については、優先度1の場合には優先度補正割合が100%、優先度が2の場合には90%、優先度が3の場合には70%、優先度が4の場合には60%に設定される。
このように、優先度に基づいて夫々の制御値の増減値を補正することで、各制御値が優先度の順番に応じて優先して変化することになる。
運転モード1であるときには、庫内温度が設定温度に近い範囲で安定しているため、制御値を大きく変化する必要がない。庫内ファン16は、庫内温度に対してすぐに影響を及ぼすものの回転数が変化しても庫内温度が大きく変化し難いので、庫内ファン16の制御を最も優先することで小さい温度範囲で精度よくかつ迅速に制御することができ、安定運転を維持させることができる。
庫内ファン16の制御の次に、膨張弁14の制御を優先することで、ショーケース3a、3b、3c毎に温度制御が行われ、他のショーケース3a、3b、3cへの影響を及ぼさずに、当該膨張弁14を備えたショーケース3a、3b、3cの温度制御が行われる。したがって、例えば各ショーケース3a、3b、3cの設定温度を同一にした場合に、庫内ファン16の制御によって庫内温度差が解消されない場合に、効率的に庫内温度差を低減させることができる。
次に、室外機2の圧縮機11の回転数の制御を優先するが、これは運転モード1の場合には室外機2の能力が過剰や不足ではないので、各ショーケース3a、3b、3cの庫内ファン16及び膨張弁14の制御よりも圧縮機11の回転数制御を優先する必要性が低いためである。
庫内ファン16、膨張弁14、圧縮機11、凝縮器ファン13の各制御のうち、凝縮器ファン13の制御は最も優先度が低いが、これは凝縮器ファン13の回転数を変更制御しても、庫内温度に最も遅れて影響することから、迅速に制御する必要がないためである。凝縮器ファン13については、いずれの運転モードにおいても最も優先度が低い。
運転モード2(温度バラツキ大)であると判定された場合には、各ショーケース3a、3b、3cの膨張弁14、各ショーケース3a、3b、3cの庫内ファン16、圧縮機11、凝縮器ファン13の順番に優先度が設定される。運転モード2では、運転モード1と比較して、各膨張弁14の優先度よりも庫内ファン16の優先度が低く設定される点が異なる。運転モード2では、各ショーケース3a、3b、3cの庫内温度のバラツキが大きいので、庫内ファン16の制御よりも膨張弁14の制御を優先して、迅速に庫内温度の大きなバラツキを解消してから、庫内ファン16によって細かく温度制御を行う。なお、運転モード2では、運転モード1と同様に室外機2の能力が過剰や不足ではないので、庫内ファン16、膨張弁14の制御の優先度よりも、圧縮機11、凝縮器ファン13の優先度が低く設定される。
運転モード3(能力不足)であると判定された場合には、圧縮機11、膨張弁14、庫内ファン16、凝縮器ファン13の順番に優先度が高く設定される。即ち、庫内ファン16、膨張弁14、圧縮機11、凝縮器ファン13の各制御のうち、圧縮機11の制御が優先して実行される。運転モード3では、室外機2の能力が不足しているので、圧縮機11の回転数を上昇させるよう優先して制御することで、迅速に室外機2の能力不足を解消し、全てのショーケース3a、3b、3cにおいて迅速に庫内温度を効果的に制御することができる。そして、室外機2の能力不足の解消を優先的に行ってから、各ショーケース3a、3b、3cの膨張弁14の制御を行って庫内温度の大きなバラツキを迅速に解消し、その後に庫内ファン16による精密な庫内温度の制御が行われる。
また、運転モード4(能力過剰)であると判定された場合には、運転モード3と同様に、圧縮機11、膨張弁14、庫内ファン16、凝縮器ファン13の順番に優先度が設定される。運転モード4では、室外機2の能力が過剰であるので、圧縮機11の回転数を低下させる制御を優先することで、迅速に室外機2の能力過剰を解消して、圧縮機11の作動エネルギーを節約することができる。
図6は、運転モード1に設定された際の各機器の制御値の推移例を示すタイムチャートである。図6において、太線が最終的な制御値(出力演算値)を示す。
図6に示すように、冷却システム1の運転開始後に、運転モードが1に判定されたとき(図6中のa)から、膨張弁14及び庫内ファン16は作動するが、例えば設定温度に対し庫内温度がわずかに上昇した場合に、始めに優先度の高い庫内ファン16から制御値が変化(上昇)する。このとき庫内ファン16より優先度の低い膨張弁は制御値の変化がない(あるいは少ない)(図6中のb)。そして、庫内温度と設定温度との差が0になると、以降は庫内ファン16の制御値はちょうど安定したところを維持する(図6中のc)。この間、運転モードの判定結果は1に維持されているものとする。膨張弁14については、制御値の変更がない状態のまま庫内温度と設定温度との差が0になったことで、以降の膨張弁14の増減制御はない。なお、圧縮機11及び凝縮器ファン13については膨張弁14及び庫内ファン16よりも優先度は低いため、制御値に変更はない。このように、運転モード1の場合には、庫内温度等の変化に伴って膨張弁14の制御値が変化する前に、優先度の高い庫内ファン16の制御値が変化する。
以上のように、本実施形態では、冷却システム1の運転時に、各ショーケース3a、3b、3cの庫内温度と設定温度とに基づいて、安定運転状態である運転モード1、庫内温度のバラツキが大きい運転モード2、室外機2の能力不足状態である運転モード3、室外機2の能力過剰状態である運転モード4であるかを判定し、これらのいずれかの運転モードに設定する。そして、設定された運転モードに応じて、庫内ファン16、膨張弁14、圧縮機11、凝縮器ファン13の各制御の優先度が設定される。これにより、優先度の高い制御が優先して実行されるので、運転モードに応じて必要かつ適切な制御が優先して行われる。
圧縮機11による冷媒の供給量が過不足状態である運転モード3または運転モード4であることを判定した場合には、膨張弁14の開度制御よりも圧縮機11の運転制御を優先するので、圧縮機11による冷媒の供給量の過不足状態を迅速に解消させることができる。一方、圧縮機11による冷媒の供給量が適正状態である運転モード1または運転モード2であることを判定した場合には、圧縮機11の運転制御よりも膨張弁14の開度制御を優先するので、圧縮機11の運転制御による影響を回避しつつ、優先して各ショーケース3a、3b、3c、・・・の庫内温度の制御を個別に行い、庫内温度の制御を迅速に行うことができる。
更に、圧縮機11による冷媒の供給量が適正状態であることを判定した際に、庫内温度と設定庫内温度との差が所定値以上である運転モード2であることを判定した場合には、庫内ファン16の送風量制御よりも膨張弁14の開度制御を優先するので、各ショーケース3a、3b、3c、・・・の庫内温度を効果的に制御することができる。一方、冷却対象の温度と設定庫内温度との差が所定値未満である運転モード1であることを判定した場合には、膨張弁14の開度制御よりも庫内ファン16の送風量制御を優先するので、庫内温度を迅速にかつ細かく制御することができる。
このように、本実施形態では、運転モードに基づいて優先制御を実施することで、庫内温度を迅速にかつ安定して制御させるとともに、効率的に圧縮機11を運転させることができる。
更に、1つの室外機2に対して複数のショーケース3a、3b、3c、・・・を有する冷却システム1では、各ショーケース3a、3b、3c、・・・の庫内温度状態に応じて、各ショーケース3a、3b、3c、・・・の温度制御及び室外機2の制御を適切に行うことができる。
なお、本発明は上記の実施形態に限定するものではない。例えば上記の実施形態では、1つの室外機2に対して3台のショーケース3a、3b、3cを有する冷却システム1に本発明を適用しているが、1つの室外機に対してその他の複数個や1台のショーケースを有する冷却システムに対しても本発明を適用することができる。
また、上記実施形態では、運転モードに応じて、庫内ファン16、膨張弁14、圧縮機11、凝縮器ファン13の優先度を変更するが、少なくとも膨張弁14と圧縮機11の優先度を変更すればよい。
また、上記実施形態の冷却システム1は、冷却対象がショーケースであるが、その他の冷却対象であってもよい。
1 冷却システム
3a、3b、3c ショーケース
6 冷媒配管(冷媒循環路)
6a、6b、6c 分流路
8 コントロールユニット(運転状態判定部、優先度変更部)
11 圧縮機
12 凝縮器
14 膨張弁
15 蒸発器
16 庫内ファン(送風機)
20 庫内温度センサ(温度検出部)
22 圧力センサ(低圧検出部)
23 庫内温度設定部(温度設定部)
31 膨張弁制御部
32 庫内ファン制御部(送風機制御部)
33 圧縮機制御部

Claims (7)

  1. 冷媒を圧縮して吐出する吐出量調整可能な圧縮機と、
    前記圧縮機によって圧縮された冷媒を放熱させる凝縮器と、
    前記凝縮器によって放熱された冷媒を膨張させる開度調整可能な膨張弁と、
    前記膨張弁によって膨張された冷媒を蒸発させて冷却対象と熱交換する蒸発器と、
    前記圧縮機、前記凝縮器、前記膨張弁、前記蒸発器を順番に介装し、冷媒を循環させる冷媒循環路と、を備えた冷却システムであって、
    前記冷却対象の温度を検出する温度検出部と、
    前記冷却対象の設定温度を設定する温度設定部と、
    前記冷却対象の温度と前記設定温度とに基づいて前記膨張弁の開度制御をする膨張弁制御部と、
    前記圧縮機の吸入側の前記冷媒の圧力を検出する低圧検出部と、
    前記吸入側の前記冷媒の圧力に基づいて前記圧縮機の運転制御をする圧縮機制御部と、
    前記冷却システムの運転状態を判定する運転状態判定部と、
    前記冷却システムの運転状態に基づいて、前記膨張弁の開度制御と前記圧縮機の運転制御との優先度を変更する優先度変更部と、
    を備えたことを特徴とする冷却システム。
  2. 前記優先度変更部は、前記運転状態判定部により前記圧縮機による冷媒の供給量が過不足状態であることを判定した場合には、前記膨張弁の開度制御よりも前記圧縮機の運転制御を優先する一方、前記圧縮機による冷媒の供給量が適正状態であることを判定した場合には、前記圧縮機の運転制御よりも前記膨張弁の開度制御を優先することを特徴とする請求項1に記載の冷却システム。
  3. 前記蒸発器において前記冷媒と熱交換する空気を前記冷却対象に供給し送風量を調整可能な送風機と、
    前記冷却対象の温度と前記設定温度とに基づいて、前記送風機の送風量制御をする送風機制御部と、
    を備え、
    前記優先度変更部は、前記冷却システムの運転状態に基づいて、前記膨張弁の開度制御、前記圧縮機の運転制御及び前記送風機の送風量制御をすることを特徴とする請求項2に記載の冷却システム。
  4. 前記優先度変更部は、前記運転状態判定部により前記圧縮機による冷媒の供給量が適正状態であることを判定した場合には、前記圧縮機の運転制御よりも前記膨張弁の開度制御及び前記送風機の送風量制御を優先することを特徴とする請求項3に記載の冷却システム。
  5. 前記冷媒循環路は、前記凝縮器と前記圧縮機との間で並列に複数の分流路を有し、当該分流路には、前記膨張弁及び前記蒸発器が夫々設けられ、
    複数の前記冷却対象に対して前記分流路、前記温度検出部及び前記温度設定部が夫々備えられ、
    前記膨張弁制御部は、前記冷却対象毎に、当該冷却対象の温度及び前記設定温度に基づいて、当該冷却対象に対応する前記膨張弁の開度を制御する請求項1から4のいずれか1項に記載の冷却システム。
  6. 前記温度設定部は、前記運転状態判定部により前記圧縮機による冷媒の供給量が適正状態であることを判定した際に、複数の前記冷却対象における前記冷却対象の温度と前記設定温度との温度差の最大値と最小値との差が所定値以上である場合には、前記送風機の送風量制御よりも前記膨張弁の開度制御を優先する一方、前記温度差の最大値と最小値との差が前記所定値未満である場合には、前記膨張弁の開度制御よりも前記送風機の送風量制御を優先することを特徴とする請求項5に記載の冷却システム。
  7. 前記蒸発器はショーケースに設けられ、当該ショーケースの内部を前記冷却対象とすることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の冷却システム。
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