JP2020153488A - 電動弁 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、第1実施形態に係る電動弁を表す断面図である。
電動弁1は、図示しない自動車用空調装置の冷凍サイクルに適用される。この冷凍サイクルには、循環する冷媒を圧縮する圧縮機、圧縮された冷媒を凝縮する凝縮器、凝縮された冷媒を絞り膨張させて霧状に送出する膨張弁、霧状の冷媒を蒸発させてその蒸発潜熱により車室内の空気を冷却する蒸発器等が設けられている。電動弁1は、その冷凍サイクルの膨張弁として機能する。
キャン66は、金属板のプレス成形により得られ、有底円筒状のキャン本体67と、キャン本体67の下端開口部に連設された環状のフランジ68を有する。キャン本体67とフランジ68とは、単一材料にプレス加工を施すことにより一体成形されている。フランジ68には、複数の接続孔69が設けられている。これらの接続孔69は、キャン66とケース76との接続に利用されるが、その詳細については後述する。本実施形態では、8つの接続孔69がキャン本体67の軸線を中心として45度おきに設けられているが、その個数や配置については適宜設定できる。
図4および図5は、電動弁1の組付方法の概略を表す図である。図4(A),(B)および図5(A)は組付過程を示す。図4(C),(D)は図4(B)のB部拡大に対応する。(C)は溶接前の状態、(D)は溶接後の状態を示す。図5(B)は図1のB部拡大に対応する。
電動弁1は、配管ボディ160に着脱可能に組み付けられる。配管ボディ160は、例えばアルミニウム合金からなる素材を加工して得られ、蒸発器のハウジングに組み付けられるか又は一体化される。配管ボディ160は、「流路形成部材」として機能する。
電動弁1は、モータユニット3の駆動制御によってその弁開度を調整可能な電動膨張弁として機能する。すなわち、図示しない外部装置からの指令に基づき、制御回路は、目標開度を実現するための制御量(モータの駆動ステップ数)を設定し、これを実現するための駆動信号を駆動回路に出力する。駆動回路は、各コイル73に設定されたタイミングで三相の駆動電流(駆動パルス)を供給する。それにより、ロータ60が高分解能にて回転する。このとき、弁体34が弁座24から離間した開弁状態であれば、スプリング116の付勢力によりストッパ114が回転軸62に当接し、作動ロッド32ひいては弁体34が、ロータ60と一体に動作する。
図7および図8は、第2実施形態に係る電動弁の要部を表す図である。図7は、フランジの構成を表す図である。(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は(B)のC−C矢視断面図である。図8は、電動弁の組付構造の一部を表す図である。(A),(B)は組付過程を示す。(C)〜(E)は図8(B)のB部拡大に対応する。(C)は溶接前の状態、(D)は溶接後の状態を示す。(E)は溶接後にステータユニットを組み付けた状態を示す。
図9は、第3実施形態に係る電動弁の組付構造の一部を表す図である。(A),(B)は組付過程を示す。(C)〜(E)は図9(B)のB部拡大に対応する。(C)は溶接前の状態、(D)は溶接後の状態を示す。(E)は溶接後にステータユニットを組み付けた状態を示す。
Claims (8)
- モータ駆動式の電動弁において、
流体を導入する入口ポートと、流体を導出する出口ポートと、前記入口ポートと前記出口ポートとを連通させる弁孔とを有する金属製のボディと、
前記弁孔に接離して弁部を開閉する弁体と、
前記弁体を前記弁部の開閉方向に駆動するためのロータと、
前記ボディに固定され、前記ロータを内包する筒状部材であって、流体の圧力が作用する内部空間と作用しない外部空間とを画定する金属製のキャンと、
前記ボディに対して固定される樹脂製のケースと、前記ケースと一体に設けられ、前記キャンに同軸状に外挿されるステータと、を含むステータユニットと、
前記ボディの径方向に延出するように前記ボディおよび前記キャンと一体に設けられる一方、前記ケースが組み付けられて固定されるフランジと、
前記ケースと前記フランジとの間に配設されるシールリングと、
を備え、
前記ボディの外周面に沿った全周溶接又は全周ろう付けによる一つの全周接合部により前記キャン、前記ボディおよび前記フランジが一体化され、
前記シールリングは、前記ケースと前記フランジとにより軸線方向に圧縮された状態で両者間をシールし、前記キャンと前記ステータとの間隙への外部雰囲気の侵入を規制することを特徴とする電動弁。 - 前記フランジが前記キャンの開口端部に一体成形されたものであり、
前記フランジにおける前記ケースとは反対側面と前記ボディとの境界に沿って前記全周接合部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の電動弁。 - 前記フランジが、前記キャンおよび前記ボディとは別部材である環状のフランジ部材として構成され、
前記ボディの外周面に沿って環状の突設部が設けられ、
前記キャンの開口端と前記フランジ部材の開口端との間に前記突設部が挟まれ、
前記突設部の外周に沿って前記全周接合部が設けられ、
前記シールリングが、前記全周接合部を環囲するように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の電動弁。 - 前記全周接合部が、レーザ溶接又は電子ビーム溶接による全周溶接部であり、
前記突設部の厚みが、全周溶接に用いられるレーザ光又は電子ビームのスポット径よりも小さいことを特徴とする請求項3に記載の電動弁。 - 前記フランジが前記ボディの外周に突出するように一体成形されたものであり、
前記キャンと前記ボディとの境界に沿って前記全周接合部が設けられ、
前記シールリングが、前記全周接合部を環囲するように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の電動弁。 - 前記ケースにおける前記フランジとの対向面に環状凹部が設けられ、
前記シールリングが、前記環状凹部に配置されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の電動弁。 - 前記ケースと前記フランジとの接合部が溶着されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の電動弁。
- 前記ケースは、当該電動弁を設置対象である流路形成部材に直接固定されておらず、
前記ボディの外周に前記流路形成部材の取付孔に挿通されて固定される固定部が設けられていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の電動弁。
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