JP2020153059A - マスク - Google Patents

Abstract

【課題】本発明は、従来のマスクにかかる欠点に鑑み、顔面への高いフィット機能と中間の内ポケットを有し、かつ経済的で着用性に優れたマスクを提供する。【解決手段】本発明は、上記課題を解決するために次のような構成を有し解決する。本発明のマスクは鼻側顎側にゴム又は紐通し部を作ることにより、鼻頬顎へのフィット機能を有し、耳への負担も減らすことができ、かつ左右のゴム又は紐の長さの調整も必要なくなり個々の顔面にフィットするよう調整可能にしたことを特徴とするものである。また構造上、表地と裏地のみで構成されており鼻側紐通し部、顎側紐通し部を作ることで生地の使用枚数を最小限におさえ、なおかつ布だけではマスク機能が不十分とされるときに中間の内ポケットに異なる仕切り、例えば抗菌シートやフィルター等を挿入できるポケットを構成、かつリバーシブルでも使用できる事を特徴とするものとした。【選択図】図１

Description

本発明は、顔面への高いフィット機能、中間の内ポケットを有することで布マスクだけでは不十分なフィルター機能を追加でき、使用する布を厳選することによりオールシーズン適応可能な、何度も洗って使える経済的で幅広い年代に対応し着用性に優れたマスクに関する。

近年、新型コロナウイルス等の感染症によりマスク不足が問題となり、日本でも政府が布マスクの配布を始めるなど布マスクの需要が高まっている。だが布マスクでは感染のリスクを十分に抑えられることができない事から、何とか布マスクで感染リスクを減らし、布マスクの課題である顔面へのフィット機能や中間の内ポケット、夏にむけマスク熱中症のリスクを減らす構造を考え、マスク不足の解消、何度も洗って使えるエコ商品の開発に取り組んできました。

本発明は、従来のマスクにかかる欠点に鑑み、高いフィット機能と中間の内ポケットを有し、かつ経済的で幅広い年代に対応し着用性に優れたマスクを提供することを課題とする。

本発明は、上記課題を解決するために次のような構成を有する。すなわち、本発明のマスクは本体パーツ型を参考に表地右側１枚、表地左側１枚、裏地右側１枚、裏地左側１枚の計４枚の布を裁断し、裏地右側と裏地左側を中表に合わせ裏中心部縫い線を縫い合わせ、表地右側と表地裏側も中表に合わせ裏地中心部縫い合わせ線を参考に同様に縫い合わせ、表地右耳側、表地左右側、裏地右耳側、裏地左耳側を三つ折りにし表地右耳側三つ折り部縫い線を参考にそれぞれ同様に縫い合わせます。縫い合わせた表地本体と裏地本体を中表に合わせ鼻側縫い線、顎側縫い線を参考にそれぞれ縫い合わせ、その後、表に返した本体に、紐通しのための鼻側縫い線、紐通しのための顎側縫い線を参考にそれぞれ縫い合わせます。この工程で鼻側紐通し部から顎側紐通し部にかけて１本のゴム又は紐で耳掛け部まで構成することができ、鼻頬顎へのフィット機能を有し、かつ耳への負担も減らすことができる。

また、本発明は、構造上、表地本体と裏地本体のみで構成されているため生地の使用枚数を最小限におさえ、なおかつ布だけではマスク機能が不十分とされるときには異なる仕切り、例えば抗菌シートやフィルター等を挿入できる中間の内ポケットを構成することができる。

また、本発明は、マスク本体をリバーシブルでも使用できる事を特徴とするものである。

また、本発明は、裁断するサイズを変えることで、幼児から大人まで幅広く使用できるマスクとなる。

この図は、本発明にかかわるマスクの一例を表す正面図である。 この図は、図１の背面図である。 この図は、図１を作るための４７％縮小した型紙図である。 この図（Ａ）〜（Ｄ）は、図３の型紙図を使用し裁断した布の全パーツの縮小図である。 この図（Ｅ）〜（Ｆ）は、図４で裁断した布を裏地右側部、裏地左側部を中表に合わせ、裏中心部縫い線を参考に縫い合わせ、表地右側部、表地左側部も同様中表に合わせ裏中心部縫い線を参考に縫い合わせることを説明する製図である。 この図（Ｇ）〜（Ｉ）は、図５での続きであり、表地裏地とも耳側を三つ折りにし縫い合わせることを説明する製図である。 この図は、図６の続きであり、表地と裏地を中表に合わせ縫い合わせることを説明する製図である。 この図は、図７の続きであり、中表になっている本体を表に返し形を整え鼻側及び顎側に紐通しのための鼻側縫い線、及び紐通しのための顎側縫い線をそれぞれ縫い合わせることを説明する製図である。 この図は、図８で出来上がったマスク本体にゴム又は紐を通すことを説明した製図である。

本発明は、使用する布により、夏には接触冷感等の素材を使用、冬にはガーゼなどの素材を使用し、オールシーズン使用できるマスクとなり、プリント生地等を使用することにより外観上にも個性を出すことなどもでき、かつ、サイズを変えることにより幅広い年代で使用することができる。また使用する布素材によって何度も洗って繰り返し使用でき、経済的にも環境的にもエコな商品として提供することを究明し、本発明を完成するに到ったものである。

１…マスク本体
２…鼻側
３…顎側
４…鼻側紐通し部
５…顎側紐通し部
６…紐またはゴム
７…本体パーツ型（４７％縮小サイズ）
８…表地右側
９…表地左側
１０…裏地右側
１１…裏地左側
１２…裏地右側と裏地左側を中表に合わせた裏地本体
１３…裏中心部縫い線
１４…表地右耳側
１５…表地左耳側を三つ折りした部
１６…表地右耳側を三つ折りした部
１７…裏地左耳側を三つ折りした部
１８…裏地右耳側を三つ折りした部
１９…表地左耳側三つ折り部縫い線
２０…表地本体
２１…裏地本体
２２…鼻側縫い線
２３…顎側縫い線
２４…表地本体と裏地本体を中表に合わせ鼻側縫い線と顎側縫い線を縫い合わせ表にかえした本体
２５…紐通しのための鼻側縫い線
２６…紐通しのための顎側縫い線
２７…耳掛け部
２８…中間の内ポケット
２９…鼻部
３０…顎部
３１…中心部
３２…耳側部

Claims (2)

1. あらゆる布を型紙通りに裁断し縫い合わせ、鼻側、顎側ともに、ゴム又は紐の鼻側紐通し部、顎側紐通し部を作ることで、ゴム又は紐を１本のみでマスクの耳掛け部まで構成することができ、ゴム又は紐が鼻側紐通し部、顎側紐通し部を経由することから耳への負担を減らし、かつ、左右のゴム又は紐の長さ調整も一度で済み、個々の顔面にフィットするよう調整可能にしたことを特徴とし、使用する布を厳選したりサイズを変えることでオールシーズン適応可能で幅広い年代に対応した何度も洗って使用できるようになるマスク。
2. 構造上、表地本体と裏地本体のみで構成され中表で縫い合わせた後、マスク本体を表に返し鼻側に鼻側紐通し部を、顎側に顎側紐通し部を作ることで生地の使用枚数を最小限におさえ、なおかつ布だけではマスク機能が不十分とされる時には、異なる仕切り例えば抗菌シートやフィルター等を挿入できる中間の内ポケットを構成、かつリバーシブルでも使用できるようにした請求項１記載のマスク。

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