JP2020152534A - 仕分装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】作業効率の悪化及び作業ミスの発生を抑制することが可能な仕分装置を提供する。【解決手段】ピッキング装置1は、投入対象商品が投入される投入部2を有するピッキングカート10と、ピッキングカート10に固定的に設けられ投入対象商品に関する投入対象商品情報を表示する表示モニタ60と、投入対象商品情報を表示する可搬型表示デバイス100と、を備える。【選択図】図2
Description
本発明は、仕分装置に関する。
従来の仕分装置に関する技術として、例えば特許文献1に記載された仕分カートが知られている。特許文献1に記載された仕分カートでは、載置されたコンテナに投入すべき商品に関する情報が、当該仕分けカートに固定的に設けられた液晶ディスプレイ等の表示パネル(表示部)に表示される。
上述した技術では、作業現場において仕分装置から離れて商品を取りに行く際に、表示部の表示を見ながら作業を行うことが困難となる場合がある。そのため、例えば、表示部の表示内容を作業者がメモに控えるといった手間が発生し、作業効率が悪化するおそれがある。また、作業者が記憶に頼って作業しがちになることから、作業ミスが発生しやすいおそれがある。
そこで、本発明は、作業効率の悪化及び作業ミスの発生を抑制することが可能な仕分装置を提供することを目的とする。
本発明に係る仕分装置は、仕分対象商品が投入される投入部を有する装置本体と、装置本体に固定的に設けられ、仕分対象商品に関する仕分対象商品情報を表示する第1表示部と、仕分対象商品情報を表示する可搬型の第2表示部と、を備える。
この仕分装置では、可搬型の第2表示部にも、仕分対象商品情報が表示される。そのため、例えば装置本体が進入できないような狭い通路に面する商品棚に仕分対象商品が保管されている場合、作業者は、第2表示部を持ち、その第2表示部の表示を見ながら装置本体から離れて、当該仕分対象商品を収集する作業を行い得る。その結果、仕分対象商品情報を作業者がメモに控える等の手間は不要となり、作業効率の悪化を抑制することができる。また、収集忘れ等の作業ミスの発生を抑制することができる。
本発明に係る仕分装置では、第2表示部は、複数の仕分対象商品についての保管されているロケーション及び投入する数量をリストとして表示してもよい。この場合、第2表示部の表示により、複数の仕分対象商品を一度に把握して作業することができる。
本発明に係る仕分装置では、第2表示部は、入力操作を受け付ける操作部を有し、操作部で受け付けた入力操作に応じて表示内容を変更してもよい。この場合、第2表示部の表示内容を、作業者の入力操作によって適宜に変更することができる。
本発明に係る仕分装置では、第2表示部は、表示内容を切り替える入力操作を操作部で受け付けた場合に、表示する仕分対象商品情報を、第1仕分対象商品の情報から第2仕分対象商品の情報へ切り替えてもよい。この場合、第2表示部において表示を切り替えることで、例えば後に収集する他の仕分対象商品を把握することが可能となる。
本発明に係る仕分装置では、操作部は、仕分対象商品の商品コードを読み取る端末側読取部を有し、第2表示部は、仕分対象商品の商品コードが端末側読取部で読み取られた場合に、端末側読取部の読取り結果に応じて表示内容を更新してもよい。この場合、作業者が仕分対象商品を収集する際、仕分対象商品の商品コードを端末側読取部で読み取ることで、それに応じて第2表示部の表示内容が更新される。よって、収集した仕分対象商品を第2表示部の表示によりチェックすることができ、重複収集及び収集忘れ等の作業ミスを抑制することができる。
本発明に係る仕分装置は、仕分対象商品情報を第1表示部及び第2表示部に表示させる制御部を更に備えていてもよい。この場合、制御部により、第1表示部及び第2表示部に表示する仕分対象商品情報を制御できる。
本発明に係る仕分装置では、制御部は、複数の仕分対象商品が保管されているロケーションが予め設定された範囲内である場合に、第1表示部に、装置本体に対して離れてから戻るまでの間に一緒に収集することに適した複数の仕分対象商品が存在する旨を表示させてもよい。この場合、作業者は、装置本体から離れて作業しようとする際、一緒に収集することに適した複数の仕分対象商品が存在することを、第1表示部の表示により把握することができる。
本発明に係る仕分装置では、制御部は、ロケーションが予め設定された範囲内である複数の前記仕分対象商品が存在する場合に、第2表示部に、設定された範囲内である複数の当該仕分対象商品に関する仕分対象商品情報を強調して表示させてもよい。この場合、作業者は、装置本体から離れて作業する際、一緒に収集することが適している複数の当該仕分対象商品を、第2表示部の表示により把握することができる。
本発明に係る仕分装置では、装置本体は、通路に沿って移動可能に構成され、制御部は、表示させる仕分対象商品情報に対応する仕分対象商品のロケーションへ向かって装置本体が移動する際において規定順路に従って通路を進む場合の経路よりも短い経路が存在する場合、通路のショートカットが可能である旨を第1表示部及び第2表示部の少なくとも一方に表示させてもよい。この場合、作業者は、仕分対象商品を収集する際、第1表示部及び第2表示部の少なくとも一方の表示により通路のショートカットが可能であることを把握できる。作業時間を短縮することが可能となる。
本発明に係る仕分装置では、第2表示部の表示画面は、表示更新操作を受け付け可能に構成されており、第1表示部は、仕分対象商品を収集又は分配する処理が完了するたびに、次の仕分対象商品に関する表示内容に更新し、第2表示部は、表示更新操作を受け付けた場合に制御部から仕分対象商品情報を取得し、当該仕分対象商品情報に基づいて表示内容を更新してもよい。この場合、第1表示部の表示内容を自動的に更新すると共に、第2表示部の表示内容を表示更新操作に応じて更新することができる。
本発明に係る仕分装置では、装置本体は、仕分対象商品の商品コードを読み取る装置本体側読取部を有し、第1表示部は、仕分対象商品の商品コードが装置本体側読取部で読み取られた場合に、読み取られた当該商品コードに対応する仕分対象商品に関する仕分対象商品情報を表示してもよい。この場合、複数の仕分対象商品のうちの何れかの商品コードを装置本体側読取部で読み取ることで、その何れかの仕分対象商品情報が第1表示部に表示される。その結果、作業者は、第1表示部の当該表示を見ながら、複数の仕分対象商品のうちの何れかを投入部に投入することができる。第1表示部に表示された順序に従って複数の仕分対象商品を投入部へ投入する必要がなくなる。すなわち、作業者は、複数の仕分対象商品の投入部への投入を所望の順序で行うことができる。
本発明に係る仕分装置では、装置本体は、投入部を複数有すると共に、複数の投入部のそれぞれに投入された仕分対象商品の重量に基づき複数の投入部のそれぞれに投入された仕分対象商品の数量を検知する計量部を有し、第1表示部が表示する仕分対象商品情報は、仕分対象商品についての複数の投入部のそれぞれに投入すべき数量と、計量部の検知結果と、を含んでいてもよい。この場合、複数の投入部に仕分対象商品を振り分けることが容易になる。また、誤った数の仕分対象商品を投入部に投入してしまうのを抑制することが可能となる。
本発明によれば、作業効率の悪化及び作業ミスの発生を抑制することが可能な仕分装置を提供することができる。
以下、実施形態について図面を参照しながら説明する。図面の説明において同一又は相当の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1に示されるように、一実施形態に係るピッキング装置1は、例えば配送センター内等の物流環境下に設置され、複数の店舗への商品の仕分けに用いられる仕分装置である。ピッキング装置1は、カートサーバCS、ピッキングカート(装置本体)10及び可搬型表示デバイス100を備える。ピッキング装置1では、ピッキングカート10とカートサーバCSとが、アクセスポイントAPを介した無線通信により情報の送受信ができるネットワークが構築されている。
カートサーバCSは、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を有する。カートサーバCSは、例えば複数の店舗から要求された各受注商品に関する受注情報を記憶する。カートサーバCSは、配送センター等の施設内の全体エリアにおいて、商品が陳列されている複数の商品棚の位置及びその番号を記憶する。カートサーバCSは、複数の商品棚それぞれが面する各通路の位置及び番号を記憶する。カートサーバCSは、複数の商品棚それぞれにおける各間口の位置及びその番号を記憶する。カートサーバCSは、商品が保管されているロケーションに関するロケーション情報を記憶する。ロケーションは、商品が保管されている商品棚の番号、当該商品棚が面する通路の番号、及び、当該商品棚における商品が保管されている間口の番号を含む。
カートサーバCSは、受注情報及びロケーション情報をリンクさせ、投入対象商品情報(仕分対象商品情報)を作成すると共に、その投入対象商品情報を記憶する。カートサーバCSは、ピッキングカート10及び可搬型表示デバイス100のそれぞれに投入対象商品情報を送信し、ピッキングカート10及び可搬型表示デバイス100のそれぞれにて投入対象商品情報を表示させる。カートサーバCSは、複数のピッキングカート10のそれぞれに設定されたID番号を記憶する。カートサーバCSは、制御部を構成する。
投入対象商品情報は、ピッキング及び投入部2(後述)への投入の対象となる商品である投入対象商品に関する情報である。投入対象商品は、仕分の対象となる商品である仕分対象商品である。投入対象商品情報は、投入対象商品を指示するピッキング指示データである。投入対象商品情報は、複数の投入対象商品それぞれについてのロケーション及び投入数を少なくとも含む。投入対象商品情報は、複数の投入対象商品それぞれについての名称、商品コード(例えばJANコード)、及び外観情報(例えば外観写真)を含んでいてもよい。ピッキングとは、商品を収集する作業である。投入数は、投入対象商品を投入する(処理する)数量である。投入数は、その単位として、ボール(一定数がまとまってなる個数、例えば1ダースがパッケージされた状態で1ボール)、及び、バラ(単品での個数)を有する。なお、投入対象商品情報は特に限定されず、その他の種々の情報を含んでいてもよい。
図1及び図2に示されるように、ピッキングカート10は、複数の載置部21,22,23、第1計量器(計量部)31、第2計量器(計量部)32、第3計量器(計量部)33、通信部40、表示モニタ60、ラベルプリンタ70、スキャナ80及び制御部50を備える。ピッキングカート10は、車輪13を有する手動走行又は自動走行のカートであり、通路に沿って移動可能(走行可能)に構成されている。なお、ピッキングカート10は、手動走行の場合、例えば作業者が手押しすることにより移動可能に構成されている。ピッキングカート10は、自動走行の場合、作業者の位置を認識し、所定距離を保って当該作業者に追従するように構成されている。
各載置部21,22,23には、第1〜第3計量器31,32,33のそれぞれが据え付けられている。各載置部21,22,23上には、例えば店舗ごとに分けられた各コンテナが載せられ、そこに投入対象商品が投入される。載置部21,22,23のそれぞれは、投入対象商品が投入される投入部2を構成する。つまり、ピッキングカート10は、複数の投入部2を備える。第1〜第3計量器31,32,33は、秤量台の下方にロードセル方式の重量センサを有する計量器である。第1〜第3計量器31,32,33のそれぞれは、各投入部2に投入された投入対象商品の重量に基づいて、投入された当該投入対象商品の数量を検知する。
通信部40は、アクセスポイントAPを介してカートサーバCSとの無線通信を行なう。通信部40は、無線アンテナ40aを有する。表示モニタ60は、ピッキングカート10において固定的に設けられている。換言すると、表示モニタ60は、ピッキングカート10に据え付けられている。表示モニタ60は、タッチパネルにより構成された表示画面を有する。表示モニタ60は、投入対象商品情報を表示する。表示モニタ60には、各種機能を発揮させるための選択ボタンが表示されている。表示モニタ60は、第1表示部を構成する。
ラベルプリンタ70は、ピッキングカート10に据え付けられている。ラベルプリンタ70には、ラベル用紙が収納されている。ラベルプリンタ70は、ラベル用紙に印字して出荷ラベルを排出する。スキャナ80は、投入対象商品のバーコード等の商品コードを読み取る装置である。スキャナ80は、表示モニタ60の付近に固定されている。スキャナ80は、装置本体側読取部を構成する。
制御部50は、CPU、ROM、RAM等を有する。制御部50には、第1〜第3計量器31,32,33、通信部40、表示モニタ60、ラベルプリンタ70及びスキャナ80からの信号等が入力される。制御部50は、ラベルプリンタ70の印字制御を行う。制御部50は、通信部40を介して投入対象商品情報をカートサーバCSから受信する。制御部50は、受信した投入対象商品情報を記憶部50mに記憶する。制御部50は、記憶部50mに記憶した投入対象商品情報を表示モニタ60に適宜表示させる。
制御部50は、スキャナ80からの読取情報に基づいて、表示モニタ60に表示させた投入対象商品情報と検品した商品の情報とが一致するか否かを判定する。当該判定の結果、一致した場合には表示モニタ60に一致の旨を表示させ、一致しない場合には表示モニタ60にエラーの旨を表示させる。制御部50は、第1〜第3計量器31,32,33で検知した投入対象商品の数量(重量)と、表示モニタ60に表示させた投入対象商品情報の投入対象商品の数量(重量)と、が一致するか否か判定する。当該判定の結果、一致した場合には表示モニタ60に一致の旨を表示させ、一致しない場合には表示モニタ60にエラーの旨を表示させる。
図3に示されるように、表示モニタ60に表示させた投入対象商品情報は、現在においてピックアップさせる1つの投入対象商品についてのロケーションT1、投入数T2、名称T3、及び外観T4を含む。ロケーションT1は、「通路の番号」と「商品棚の番号」と「間口の番号」とが、ハイフンで連なって示されている。投入数T2は、ボールの数T21とバラの数T22とを有する。また、表示モニタ60に表示させた投入対象商品情報は、次回にピックアップさせる1つの投入対象商品についてのロケーションT5、及び投入数T6を含む。ロケーションT5は、ロケーションT1と同様にロケーションT1よりも小さく示されている。投入数T6は、ボールの数T21とバラの数T22とを有し、投入数T2よりも小さく示されている。
表示モニタ60に表示させた投入対象商品情報は、複数の投入部2のうちの投入対象商品を投入すべき1又は複数の投入部2(投入すべきコンテナ25,26,27の少なくとも何れか)を、投入数とともに示すカート図T7を含む。また、表示モニタ60に表示させた投入対象商品情報は、ピックアップの作業を開始してからの経過時間の情報を含む。表示モニタ60に表示させた投入対象商品情報は、複数の投入部2のそれぞれへ投入すべき投入対象商品の数量を含む。一例として、表示モニタ60では、投入すべき投入部2の図に重畳するようにして、第1〜第3計量器31,32,33で検知した数量と投入部2へ投入すべき数量とが表示される。
制御部50は、投入対象商品を収集する処理が完了するたびに、次の投入対象商品に関する投入対象商品情報を、通信部40を介してカートサーバCSから受信して表示モニタ60に表示させる。つまり、表示モニタ60は、投入対象商品を収集する処理が完了するたびに、次の投入対象商品に関する表示内容に更新(自動更新)する。投入対象商品を収集する処理は、例えば、表示モニタ60に表示させた投入対象商品情報に係る投入対象商品を、スキャナ80で読み取る処理、及び/又は、各載置部21,22,23上の各コンテナに投入する処理である。
図1及び図2に示されるように、可搬型表示デバイス100は、ピッキングカート10から離間している。可搬型表示デバイス100は、投入対象商品情報を表示する可搬型のデバイスである。可搬型表示デバイス100としては、例えばポータブルメディアプレーヤが用いられる。可搬型表示デバイス100は、第2表示部を構成する。可搬型表示デバイス100は、通信部110、タッチパネルディスプレイ120、カメラ130及び制御部140を備える。
通信部110は、アクセスポイントAPを介してカートサーバCSとの無線通信を行なう。タッチパネルディスプレイ120は、タッチパネルにより構成された表示画面を有する。タッチパネルディスプレイ120は、投入対象商品情報を表示する。タッチパネルディスプレイ120は、入力操作を受け付ける操作部を構成する。タッチパネルディスプレイ120は、表示更新操作(例えば画面へのタップ)を受け付け可能である。タッチパネルディスプレイ120は、表示内容を切り替える入力操作(例えば画面の端のページ送りボタン又はページ戻りボタンをタップ、或いは、画面上でのスワイプ)を受け付け可能である。タッチパネルディスプレイ120は、その画面の全体が操作受付可能とされている。
カメラ130は、ピッキングカート10に設けられた識別子(バーコード又は2次元コード等)を読み込み可能な撮像装置である。ここでのカメラ130は、ピッキングカート10に設けられた2次元コードG(図2参照)を撮像して読み込み可能である。カメラ130としては、公知の種々の撮像装置を用いることができる。
制御部140は、CPU、ROM、RAM等を有する。制御部140には、通信部40、タッチパネルディスプレイ120及びカメラ130からの信号等が入力される。制御部140は、通信部110を介して投入対象商品情報をカートサーバCSから受信する。制御部140は、受信した投入対象商品情報を記憶部140mに記憶する。制御部50は、記憶部140mに記憶した投入対象商品情報を表示モニタ60に適宜表示させる。
制御部140は、タッチパネルディスプレイ120で入力操作を受け付けた場合、当該入力操作に応じた表示内容をタッチパネルディスプレイ120に表示させる。これにより、タッチパネルディスプレイ120は、当該入力操作に応じて表示内容を変更する(詳しくは、後述)。制御部140は、カメラ130によりピッキングカート10の2次元コードGを読み込んだ場合、カメラ130からの撮像情報に基づいて、当該ピッキングカート10のID番号を認識する。制御部140は、認識したID番号の情報を、通信部110を介してカートサーバCSへ送信する。
図4に示されるように、タッチパネルディスプレイ120に表示させた投入対象商品情報は、複数の投入対象商品についてのロケーション及び投入数を表示するリスト(以下、「商品情報リスト」という)を含む。商品情報リストは、複数の投入対象商品に関する情報についてピックアップさせる順番に並んだリストである。
具体的には、タッチパネルディスプレイ120に表示させた投入対象商品情報は、現在においてピックアップさせる1つの投入対象商品についてのロケーションR1及び投入数R2を含む。ロケーションR1は、「通路の番号」と「商品棚の番号」と「間口の番号」とが、ハイフンで連なって示されている。投入数R2は、ボールの数R21とバラの数R22とを有する。タッチパネルディスプレイ120に表示させた投入対象商品情報は、次回にピックアップさせる1つの投入対象商品についてのロケーションR3及び投入数R4を含む。ロケーションR3は、ロケーションR1と同様に示されている。投入数R4は、ボールの数R41とバラの数R42とを有する。また、タッチパネルディスプレイ120に表示させた投入対象商品情報は、次々回にピックアップさせる1つの投入対象商品についてのロケーションR5及び投入数R6を含む。ロケーションR5は、ロケーションR1と同様に示されている。投入数R6は、ボールの数R61とバラの数R62とを有する。なお、作業者はロケーションを基準にピッキングを行うので、商品情報リストはロケーション及び投入数を必須項目として含むが、これに限定されない。商品情報リストは、画面スペース、表示量又は見易さの兼ね合いで、商品名、商品コード及び商品外観の少なくとも何れか等を更に含んでいてもよい。
タッチパネルディスプレイ120に表示させた投入対象商品情報では、ロケーション及び投入数の表示を拡大し、視認性を向上することができる。タッチパネルディスプレイ120に表示させた各投入対象商品の表示を、その生産性の表示とハイパーリンクさせてもよい。
このようなタッチパネルディスプレイ120において、表示更新操作を受け付けた場合、制御部140からカートサーバCSへ投入対象商品情報が要求され、これに応じて、カートサーバCSから可搬型表示デバイス100に投入対象商品情報が送信される。可搬型表示デバイス100は、投入対象商品情報を受信(取得)する。記憶部140mに既に記憶されている投入対象商品情報は、受信した投入対象商品情報に基づき更新される。そして、制御部140により、更新された投入対象商品情報がタッチパネルディスプレイ120に適宜表示される。つまり、タッチパネルディスプレイ120は、表示更新操作を受け付けると、更新された当該投入対象商品情報に基づき表示内容を更新する。
また、タッチパネルディスプレイ120において表示内容を切り替える入力操作を受け付けた場合、制御部140により、表示中の商品情報リストが別の商品情報リストへ切り替えられる。例えば、タッチパネルディスプレイ120の画面端にあるページ送りボタン/ページ戻りボタンをタップすることで、ピックアップさせる順番の後/前に係る商品情報リストへ表示が切り替わる。すなわち、タッチパネルディスプレイ120は、表示切替え操作の入力により、表示する投入対象商品情報を、第1商品情報リスト(第1仕分対象商品の情報を含む情報)から第2商品情報リスト(第2仕分対象商品の情報を含む情報)へ切り替える。なお、タッチパネルディスプレイ120に対するスワイプ操作に伴って、商品情報のリストの表示範囲が移動する(画面がスクロールする)ように構成してもよい。
次に、ピッキング装置1を用いたピッキング作業の一例について説明する。
図5は、ピッキング装置1を用いたピッキング作業が行われる施設内を例示する俯瞰図である。図5に示されるように、例えば配送センター等の施設内では、所定方向に沿って延びる通路5が並列するように設けられ、通路5を挟んで対向するように商品棚6が通路5に沿って配置されている。例えば複数の通路5の番号は、通路5の並列方向の一方側から順にナンバリングされている。例えば複数の商品棚6の番号は、通路5の進行方向に倣った順にナンバリングされている。複数の通路5には、予め規定された順路である規定順路が設定されている。ここでの規定順路では、各通路5が一方通行とされ、隣接する一対の通路5の進行方向が互いに異なっている(図中の矢印参照)。
このような施設においてピッキング作業を行う場合、図6に示されるように、まず、作業者は、可搬型表示デバイス100のカメラ130により、ピッキングカート10の2次元コードGを読み込む。これにより、可搬型表示デバイス100は、ピッキングカート10のID番号を認識し、認識したID番号の情報をカートサーバCSへ送信する。カートサーバCSは、当該ピッキングカート10と当該可搬型表示デバイス100との関連付け(紐付け)を行う(ステップS1)。
カートサーバCSは、作成した投入対象商品情報をピッキングカート10へ送信する。ピッキングカート10は、投入対象商品情報を通信部40で受信し、制御部50の記憶部50mに記憶する(ステップS2)。制御部50は、ピッキングカート10に据え付けの表示モニタ60に投入対象商品情報を適宜表示させる(ステップS3:図3参照)。
続いて、作業者は、可搬型表示デバイス100のタッチパネルディスプレイ120にて表示更新操作(例えば画面へのタップ)を行う。これにより、制御部140は、カートサーバCSと通信して投入対象商品情報を新たに取得し、記憶部140mに既に記憶されている投入対象商品情報を、新たに取得した投入対象商品情報に基づき更新する。なお、記憶部140mに投入対象商品情報が記憶されていない場合には、新たに取得した投入対象商品情報を記憶部140mにそのまま記憶する。制御部140は、記憶部140mに記憶された投入対象商品情報をタッチパネルディスプレイ120に適宜表示させる(ステップS4)。
続いて、作業者は、ピッキングカート10の表示モニタ60の表示内容、又は、可搬型表示デバイス100のタッチパネルディスプレイ120の表示内容を参照しつつ、ピッキング作業を行う(ステップS5)。作業者は、ピッキングした投入対象商品の商品コードをピッキングカート10のスキャナ80で読み取り、投入対象商品の商品照合及び検品作業を行う(ステップS6)。その後、当該投入対象商品を、表示モニタ60で示された投入部2へ表示モニタ60で示された投入数だけ投入する。
ピッキングカート10の制御部50は、ピッキングが完了した投入対象商品に関するピッキング完了商品情報を、通信部40を介してカートサーバCSへ送信する。カートサーバCSは、ピッキング完了商品情報に基づいて、例えばピッキングが完了した商品が除かれるように投入対象商品情報を更新する(ステップS7)。そして、上記ステップS3〜S7までの処理を、全ての投入対象商品のピッキングが完了するまで、繰り返し実施する(ステップS8)。
次に、ピッキング装置1が有する同時ピッキング報知機能を説明する。
カートサーバCSは、複数の投入対象商品が保管されているロケーションが予め設定された範囲内であるか否かの判定(同時ピッキング可否判定)を行う。一例として、図7に示す例では、次の(i)及び(ii)を満たしている場合に、ロケーションP1,P2が予め設定された範囲内であるとし、同時ピッキング可否判定を満たしていると判定する。
(i)現在の投入対象商品のロケーションP1と次の投入対象商品のロケーションP2とにおける通路5が、同一である。
(ii)次の投入対象商品のロケーションP2における商品棚6が、現在の投入対象商品のロケーションP1の商品棚6から通路5の進行方向において所定棚数(例えば5棚)先の商品棚6までの範囲に位置している。
(i)現在の投入対象商品のロケーションP1と次の投入対象商品のロケーションP2とにおける通路5が、同一である。
(ii)次の投入対象商品のロケーションP2における商品棚6が、現在の投入対象商品のロケーションP1の商品棚6から通路5の進行方向において所定棚数(例えば5棚)先の商品棚6までの範囲に位置している。
なお、図7に示す例では、通路5の矢印は、通路5の進行方向を示す。商品棚6に示された数字は、商品棚6の番号を示す。ハッチングされた商品棚6の範囲は、ロケーションP1の商品棚6から所定棚数だけ先の商品棚6までの範囲を示す。
カートサーバCSは、同時ピッキング可否判定を満たしていると判定した場合、ピッキングカート10の表示モニタ60において、同時ピッキングが可能であることを示す「同時」との表示を表示させる。同時ピッキングとは、ピッキングカート10に対して一旦離れてから戻るまでの間に一緒に収集すること(換言すると、収集の都度にピッキングカート10に戻らずに収集すること)である。同時との表示は、同時ピッキングに適した複数の投入対象商品が存在する旨の表示である。
例えば、現在ピックアップさせる投入対象商品と同時ピッキング可能な他の投入対象商品が存在する場合には、図8に示されるように、表示モニタ60において、現在ピックアップさせる投入対象商品のロケーションT1に関連付けて同時表示T8を加える。これにより、表示モニタ60は、次回以降にピックアップさせる投入対象商品に、現在ピックアップさせる投入対象商品と一緒に収集することに適したものが存在することを報知する。
また、カートサーバCSは、同時ピッキング可否判定を満たしていると判定した場合、可搬型表示デバイス100のタッチパネルディスプレイ120において、同時ピッキングの対象となる複数の当該投入対象商品に関連付けて、「同時」との表示を表示させる。これに加えて、タッチパネルディスプレイ120において、同時ピッキング可能な複数の当該投入対象商品の情報を示すフォントを、その他のフォントと異ならせる。つまり、ロケーションが予め設定された範囲内の複数の投入対象商品が存在する場合に、設定された範囲内の複数の当該投入対象商品に関する投入対象商品情報を、タッチパネルディスプレイ120上にて強調して表示させる。なお、フォントを異ならせるとは、例えば、字体、サイズ、色、太さ等の何れかを変更させることをいう。
例えば、現在ピックアップさせる投入対象商品と同時ピッキング可能な次の投入対象商品が存在する場合には、図9に示されるように、タッチパネルディスプレイ120において、現在ピックアップさせる投入対象商品のロケーションR1に関連付けて同時表示R81を加えると共に、次にピックアップさせる投入対象商品のロケーションR2に関連付けて同時表示R82を加える。これにより、タッチパネルディスプレイ120は、次にピックアップさせる投入対象商品は現在ピックアップさせる投入対象商品と一緒に収集することに適していることを報知する。
次に、ピッキング装置1が有する通路ショートカット機能を説明する。
カートサーバCSは、表示モニタ60及びタッチパネルディスプレイ120に表示させる投入対象商品情報の投入対象商品について、ピッキングする際の通常経路を算出する。通常経路は、その投入対象商品のロケーションへ向かってピッキングカート10が現在位置から移動する際に、規定順路に従って通路5を進む場合の経路である。
また、カートサーバCSは、表示モニタ60及びタッチパネルディスプレイ120に表示させる投入対象商品情報の投入対象商品について、ショートカット経路が存在するか否かの判定(ショートカット可否判定)を行う。ショートカット経路は、通路5を戻って次の通路5に移動することで、歩行導線が短縮できる場合の経路である。ショートカット経路は、その投入対象商品のロケーションへ向かってピッキングカート10が現在位置から移動する際に進む、通常経路とは異なり且つ通常経路よりも短い経路である。
一例として、カートサーバCSは、通路5の入口付近でピッキングを完了し、次の投入対象商品のピッキングのロケーションが、当該通路5を基準に一つ置きに並ぶ通路5の入口付近である場合、あるいは、当該通路5に隣接する通路5を基準に一つ置きに並ぶ通路の出口付近である場合、ショートカット経路が存在すると判定する。図10(a)に示す例では、ピッキングの完了地点が通路5aの入口付近で、次の投入対象商品のピッキングのロケーションP3がエリア8Aに存在する場合、ショートカット経路が存在すると判定する。なお、エリア8Aは、全体エリアのうちの通路5の進行方向における一端側でロケーションP3を含むエリアである。
他の一例として、カートサーバCSは、通路5の出口付近でピッキングを完了し、次の投入対象商品のピッキングのロケーションが、当該通路5を基準に一つ置きに並ぶ通路5の出口付近である場合、あるいは、当該通路5に隣接する通路5を基準に一つ置きに並ぶ通路の入口付近である場合、ショートカット経路が存在すると判定する。図10(b)に示す例では、ピッキングの完了地点が通路5aの出口付近で、次の投入対象商品のピッキングのロケーションP4がエリア8Bに存在する場合、ショートカット経路が存在すると判定する。なお、エリア8Bは、全体エリアのうちの通路5の進行方向における他端側でロケーションP4を含むエリアである。
カートサーバCSは、ショートカット経路が存在すると判定した場合、ピッキングカート10の表示モニタ60及び可搬型表示デバイス100のタッチパネルディスプレイ120において、通路5のショートカットが可能である旨を表示させる。例えばカートサーバCSは、ショートカット経路が存在すると判定した場合には、通路5のショートカットが可能であることを示す「ショート」との表示を表示させる。また、タッチパネルディスプレイ120においてショートカットしてピッキングが可能な投入対象商品の情報を示すフォントを、その他のフォントと異ならせる。
図11に示される例では、ショートカット経路が存在すると判定した場合、表示モニタ60において、ピックアップさせる投入対象商品のロケーションT1に関連付けてショート表示T9を加える。図12に示される例では、ショートカット経路が存在すると判定した場合、タッチパネルディスプレイ120において、ピックアップさせる投入対象商品のロケーションR1に関連付けてショート表示R9を加える。また、タッチパネルディスプレイ120において、ピックアップさせる投入対象商品の情報を示すフォントを、通常の黒から赤へ変更する。これにより、表示モニタ60及びタッチパネルディスプレイ120は、現在ピックアップさせる投入対象商品のロケーションに向かうに当たって、経路をショートカットできることを報知する。
次に、ピッキング装置1が有するランダム検品機能を説明する。
制御部50は、例えばタッチパネルとしての表示モニタ60を介して、検品モードを実行させる入力がなされた場合、次のランダム検品機能を実行させる。例えばロケーションが進行方向手前側にある順等の優先順位に従って、投入対象商品情報を表示モニタ60に順次に表示させる。作業者が表示モニタ60の表示(図13(a)参照)に従って投入対象商品の商品コードをスキャナ80でスキャンし、作業者が載置部21,22,23上の各コンテナに適宜に投入対象商品を投入し終えると、表示モニタ60においてロケーションT1、投入数T2、名称T3、外観T4及びカート図T7の各表示は、次の処理順の投入対象商品のものに切り替わる。なお、例えば籠等においては、同時ピッキングによりピッキングした投入対象商品が積み重なっていた場合、表示モニタ60が示す投入対象商品が取り出し易い位置にあるとは限らない。
ここで、作業者により複数の投入対象商品のうちランダムで選択された投入対象商品の商品コードがスキャナ80で読み取られると、表示モニタ60において、読み取られた当該商品コードの投入対象商品に関する投入対象商品情報(投入する投入対象商品の各種情報、投入先の投入部2、及びその投入数)を表示させる。すなわち、表示モニタ60においてロケーションT1、投入数T2、名称T3、外観T4及びカート図T7の各表示は、スキャナ80で読み取られた投入対象商品に関する表示に切り替わる。これにより、作業者は、決められた順序ではなく所望の順序で、表示モニタ60の表示を参照しながら投入対象商品を検品及び投入することが可能となる。なお、ランダムで選択された投入対象商品の検品が終わると、制御部50は、未処理の投入対象商品のうち優先順が最も高いものを表示モニタ60のロケーションT1、投入数T2、名称T3、外観T4及びカート図T7に表示させる。ロケーションT5の表示についても同様である。
以上、ピッキング装置1では、ピッキングカート10から離間する可搬型表示デバイス100にも、投入対象商品情報が表示される。そのため、例えばピッキングカート10が進入できないような狭い通路5に面する商品棚6に投入対象商品が保管されている場合、作業者は、可搬型表示デバイス100を持ち、その可搬型表示デバイス100の表示を見ながらピッキングカート10から離れてピッキング作業を行い得る。その結果、投入対象商品情報を作業者がメモに控える等の手間は不要となり、作業効率の悪化を抑制することができる。また、ピッキング忘れ等の作業ミスの発生を抑制することができる。ピッキングカート10ごと通路5に進入する必要性を低減でき、通路5の幅を拡げる必要性を低減でき、ひいては、同じエリア内で商品棚6の数を増やす(アイテム数を増大させる)ことが可能となる。
ピッキング装置1では、可搬型表示デバイス100のタッチパネルディスプレイ120は、複数の投入対象商品についての保管されているロケーションR1,R3,R5及び投入数R2,R4,R6をリストとして表示する。これにより、タッチパネルディスプレイ120の表示により、複数の投入対象商品を一度に把握して作業することができる。ピッキングカート10から離れてピッキングする際に、ピッキングカート10との間の無駄な往復を抑制することができる。
ピッキング装置1では、可搬型表示デバイス100のタッチパネルディスプレイ120で受け付けた入力操作に応じて、タッチパネルディスプレイ120の表示内容を変更する。このように、ピッキング装置1では、タッチパネルディスプレイ120の表示内容を、作業者の入力操作によって適宜に変更することができる。
ピッキング装置1では、可搬型表示デバイス100は、表示内容を切り替える入力操作をタッチパネルディスプレイ120で受け付けた場合に、表示するリストを第1商品情報リストと第2商品情報リストとの間で切り替える。タッチパネルディスプレイ120において表示を切り替えることで、例えば後にピッキングする他の投入対象商品を把握することが可能となる。
ピッキング装置1は、投入対象商品情報を表示モニタ60及び可搬型表示デバイス100に表示させるカートサーバCSを備える。カートサーバCSにより、表示モニタ60及び可搬型表示デバイス100に表示する投入対象商品情報を制御できる。
ピッキング装置1は、同時ピッキング報知機能を有している。具体的には、カートサーバCSは、複数の投入対象商品が保管されているロケーションが予め設定された範囲内である場合に、表示モニタ60に、ピッキングカート10に対して離れてから戻るまでの間に一緒に収集することに適した複数の投入対象商品が存在する旨を表示させる。この場合、作業者は、ピッキングカート10から離れて作業しようとする際、一緒に収集することに適した複数の投入対象商品が存在することを、表示モニタ60の表示により把握することができる。
ピッキング装置1では、同時ピッキング報知機能を有している。具体的には、カートサーバCSは、複数の投入対象商品が保管されているロケーションが予め設定された範囲内である場合に、可搬型表示デバイス100のタッチパネルディスプレイ120に、複数の当該投入対象商品に関する投入対象商品情報を強調して表示させる。これにより、作業者は、ピッキングカート10から離れて作業する際、一緒にピッキングすることが適している複数の当該投入対象商品を、タッチパネルディスプレイ120の表示により把握することができる。作業効率を向上することが可能となる。
ピッキング装置1では、ピッキングカート10は、通路5に沿って移動可能に構成されている。ピッキング装置1は、通路ショートカット機能を有している。具体的には、表示される投入対象商品情報に対応する投入対象商品のロケーションへ向かってピッキングカート10が現在位置から移動する際において、通常経路よりも短いショートカット経路が存在する場合、カートサーバCSは、通路5のショートカットが可能である旨を表示モニタ60及びタッチパネルディスプレイ120に表示させる。これにより、作業者は、投入対象商品をピッキングする際、表示モニタ60及びタッチパネルディスプレイ120の表示により、通路5のショートカットが可能であることを把握できる。作業時間を短縮することが可能となる。なお、表示モニタ60及びタッチパネルディスプレイ120の少なくとも一方にのみ、通路5のショートカットが可能である旨を表示させてもよい。
ピッキング装置1では、可搬型表示デバイス100のタッチパネルディスプレイ120は、表示更新操作を受け付け可能に構成されている。ピッキングカート10の表示モニタ60は、投入対象商品を収集するたびに、次の仕分対象商品に関する表示内容に更新する。タッチパネルディスプレイ120は、表示更新操作を受け付けた場合にカートサーバCSから投入対象商品情報を取得し、当該投入対象商品情報に基づいて表示内容を更新してもよい。この場合、表示モニタ60の表示内容を自動的に更新すると共に、タッチパネルディスプレイ120の表示内容を表示更新操作に応じて更新することができる。また、タッチパネルディスプレイ120に表示させる投入対象商品情報を、カートサーバCSに記憶する投入対象商品情報と常に同期させていない(非同期である)ため、可搬型表示デバイス100のバッテリの消費を低減することができる。更にまた、例えば、投入対象商品の点数が少なく、タッチパネルディスプレイ120を見る必要がない場合(具体的には、表示モニタ60に同時ピッキングが可能である旨の表示がないため、作業者がタッチパネルディスプレイ120を見て作業する必要性を感じていない等の場合)には、タッチパネルディスプレイ120の表示内容を更新することがないので、省電力となる。
ピッキング装置1では、ピッキングカート10は、投入対象商品の商品コードを読み取るスキャナ80を有する。ピッキング装置1は、ランダム検品機能を有しており、すなわち、投入対象商品の商品コードがスキャナ80で読み取られた場合に、読み取られた当該商品コードに対応する投入対象商品に関する投入対象商品情報を表示モニタ60が表示する。
この場合、複数の投入対象商品のうちの何れかの商品コードをスキャナ80で読み取ることで、その何れかの投入対象商品情報が表示モニタ60に表示される。その結果、作業者は、表示モニタ60の当該表示を見ながら、その何れかを投入部2に投入することができる。表示モニタ60に表示された順序に従って複数の投入対象商品を投入部2へ投入する必要がなくなる。つまり、作業者は、複数の投入対象商品の投入部2への投入を、所望の順序で行うことができる。表示モニタ60に表示された順序に従って複数の投入対象商品を投入する場合に比べ、その順序に応じて投入対象商品を探したり持ち替えたりする手間を省略することができ、作業性が向上する。なお、ランダム検品機能による投入対象商品の投入が終わり(一緒にピッキングした複数の投入対象商品の全てについて投入処理が完了し)、当該ランダム検品機能が解除されると、残った未処理の投入対象商品のうち元の表示順序で一番最初のものが、表示モニタ60に表示される。また、タッチパネルディスプレイ120には、残った未処理の投入対象商品のうち、処理順序(ロケーションが近い順序)が先の対象商品が表示される。よって、ランダム検品機能を用いても、収集の抜け漏れは生じ難い。
ピッキング装置1では、ピッキングカート10は、投入部2及び第1〜第3計量器31〜33を有する。表示モニタ60が表示する投入対象商品情報は、投入対象商品についての複数の投入部2のそれぞれに投入すべき数量と、第1〜第3計量部で検知した数量(検知結果)と、を含む。この場合、複数の投入部2に投入対象商品を振り分けることが容易になる。また、誤った数の投入対象商品を投入部2に投入してしまうのを抑制することが可能となる。
以上、実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されない。
上記実施形態では、可搬型表示デバイス100は、投入対象商品の商品コードを読み取るスキャナ等の端末側読取部を、入力操作を受け付ける操作部として有していてもよい。投入対象商品の商品コードが端末側読取部で読み取られた場合、タッチパネルディスプレイ120は、端末側読取部の読取り結果に応じて表示内容を更新してもよい。
例えば、端末側読取部の読取り結果に応じた更新としては、読み取った商品コードの投入対象商品に係る情報の表示をタッチパネルディスプレイ120から表示を削除する(商品情報リストにおいては、当該削除した分、その他の投入対象商品に係る情報の表示を繰り上げる)こと、及び、読み取った商品コードの投入対象商品の投入対象商品情報にピッキング済みとの表示を関連付けて表示させることが挙げられる。これにより、ピッキング済みの投入対象商品をタッチパネルディスプレイ120の表示でチェックすることができ、重複ピッキング(重複収集)及びピッキング忘れ(収集忘れ)等の作業ミスを抑制することができる。
上記実施形態は、1台のピッキングカート10に1台の可搬型表示デバイス100が関連付けられているが、1台のピッキングカート10にN台(Nは1以上の整数)の可搬型表示デバイス100が関連付けられていてもよい。つまり、ピッキング装置1は、1台のピッキングカート10に関連づけられた複数の可搬型表示デバイス100を備えていてもよい。
上記実施形態において、可搬型表示デバイス100のタッチパネルディスプレイ120に表示する商品情報リストは、同じ通路5のロケーションが1画面に表示されるように構成されていてもよい。この場合、ピッキングカート10で通路5の中程へ入る必要性を低減でき、通路5の幅を狭くできる可能性が高まる。
上記実施形態において、可搬型表示デバイス100のタッチパネルディスプレイ120の表示内容は特に限定されない。例えば、現在ピッキングする投入対象商品の投入対象商品情報、次にピッキングする投入対象商品の投入対象商品情報、及び、次々にピッキングする投入対象商品の投入対象商品情報を、例えば図14に示されるようにタッチパネルディスプレイ120に表示してもよい。図14において、Lはロケーションを意味する。数量は、ピッキング済み数量とピッキングすべき数量とを含む。図14の例では、可搬型表示デバイス100がスキャナ等の端末側読取部を有しており、端末側読取部で読取り済みの投入対象商品の数量に応じて、タッチパネルディスプレイ120で表示するピッキング済み数量が更新される。
上記実施形態では、本発明に係る仕分装置の一態様としてピッキング装置1を説明したが、仕分装置はピッキング装置1に限定されない。仕分装置は、例えばソーティングにも用いることができる。つまり、仕分装置は、ピッキング作業に用いられ仕分対象商品を収集する装置であってもよいし、棚卸(格納)作業に用いられ仕分対象商品を分配する装置であってもよい。
上記実施形態では、可搬型表示デバイス100のタッチパネルディスプレイ120に表示された商品情報リストにおいて、投入対象商品に関する情報がタップされると、その投入対象商品に関する情報の表示をグレーアウトしてもよい。これにより、手持ちの籠にピッキングした投入対象商品をタップしていくことで、どの投入対象商品をピッキングしたかのチェックを行うことができる。
上記実施形態は、装置本体としてピッキングカート10を備えているが、これに限定されない。装置本体は、車輪を備えていない構成であってもよい。例えば、装置本体は、コンベア又はレールの上を流れる、第1表示部が取り付けられたコンテナであってもよい。この場合、随伴する作業者は、第2表示部を携行しながら棚に商品を取りに行き、当該商品をコンテナに投入してもよい。
上記において「固定的」とは、装置本体から容易に取り外せないことを意図する。装置本体に固定的に設けられた第1表示部は、その画面高さの変更及び角度の変更等は可能に構成されていてもよい。
上記実施形態では、事前にランダム検品機能の許可及び不許可が設定できてもよい。例えば、タッチパネルとしての表示モニタ60を介して「ランダム検品を許可する」との入力がなされた場合には、スキャナ80でスキャン可能な投入対象商品を固定化しないが、「ランダム検品を許可しない」との入力がなされた場合には、スキャナ80でスキャン可能な投入対象商品を、表示モニタ60に表示した商品に固定化してもよい。
上記実施形態では、ロケーションとして、「通路の番号」と「商品棚の番号」と「間口の番号」とがハイフンで連なって示されている例を示したが、これに限られない。ロケーションは、商品が置かれる場所を一意に示すことができるものであればよい。
上記実施形態では、可搬型表示デバイス100の通信部110がカートサーバCSから投入対象商品情報を取得する例を示したが、これに限られない。可搬型表示デバイス100の通信部110は、ピッキングカート10の通信部40と通信可能に構成され、ピッキングカート10から投入対象商品情報を取得して更新するように構成されていてもよい。
1…ピッキング装置(仕分装置)、2…投入部、10…ピッキングカート(装置本体)、21,22,23…載置部(投入部)、31…第1計量器(計量部)、32…第2計量器(計量部)、33…第3計量器(計量部)、60…表示モニタ(第1表示部)、80…スキャナ(装置本体側読取部)、100…可搬型表示デバイス(第2表示部)、120…タッチパネルディスプレイ(操作部,端末側読取部,表示画面)、CS…カートサーバ(制御部)。
Claims (12)
- 仕分対象商品が投入される投入部を有する装置本体と、
前記装置本体に固定的に設けられ、前記仕分対象商品に関する仕分対象商品情報を表示する第1表示部と、
前記仕分対象商品情報を表示する可搬型の第2表示部と、を備える、仕分装置。 - 前記第2表示部は、複数の前記仕分対象商品についてのロケーション及び処理する数量をリストとして表示する、請求項1に記載の仕分装置。
- 前記第2表示部は、入力操作を受け付ける操作部を有し、前記操作部で受け付けた前記入力操作に応じて表示内容を変更する、請求項1又は2に記載の仕分装置。
- 前記第2表示部は、表示内容を切り替える前記入力操作を前記操作部で受け付けた場合に、表示する前記仕分対象商品情報を、第1仕分対象商品の情報から第2仕分対象商品の情報へ切り替える、請求項3に記載の仕分装置。
- 前記操作部は、前記仕分対象商品の商品コードを読み取る端末側読取部を有し、
前記第2表示部は、前記仕分対象商品の商品コードが前記端末側読取部で読み取られた場合に、前記端末側読取部の読取り結果に応じて表示内容を更新する、請求項3又は4に記載の仕分装置。 - 前記仕分対象商品情報を前記第1表示部及び前記第2表示部に表示させる制御部を更に備える、請求項1〜5の何れか一項に記載の仕分装置。
- 前記制御部は、複数の前記仕分対象商品のロケーションが予め設定された範囲内である場合に、前記第1表示部に、前記装置本体に対して離れてから戻るまでの間に一緒に収集又は分配することに適した複数の前記仕分対象商品が存在する旨を表示させる、請求項6に記載の仕分装置。
- 前記制御部は、ロケーションが予め設定された範囲内である複数の前記仕分対象商品が存在する場合に、前記第2表示部に、前記設定された範囲内である複数の当該仕分対象商品に関する前記仕分対象商品情報を強調して表示させる、請求項6又は7に記載の仕分装置。
- 前記装置本体は、通路に沿って移動可能に構成され、
前記制御部は、表示させる前記仕分対象商品情報に対応する前記仕分対象商品のロケーションへ向かって前記装置本体が移動する際において規定順路に従って前記通路を進む場合の経路よりも短い経路が存在する場合、前記通路のショートカットが可能である旨を前記第1表示部及び前記第2表示部の少なくとも一方に表示させる、請求項6〜8の何れか一項に記載の仕分装置。 - 前記第2表示部の表示画面は、表示更新操作を受け付け可能に構成されており、
前記第1表示部は、前記仕分対象商品を収集又は分配する処理が完了するたびに、次の前記仕分対象商品に関する表示内容に更新し、
前記第2表示部は、前記表示更新操作を受け付けた場合に前記制御部から前記仕分対象商品情報を取得し、当該仕分対象商品情報に基づいて表示内容を更新する、請求項6〜9の何れか一項に記載の仕分装置。 - 前記装置本体は、前記仕分対象商品の商品コードを読み取る装置本体側読取部を有し、
前記第1表示部は、前記仕分対象商品の商品コードが前記装置本体側読取部で読み取られた場合に、読み取られた当該商品コードに対応する前記仕分対象商品に関する前記仕分対象商品情報を表示する、請求項1〜10の何れか一項に記載の仕分装置。 - 前記装置本体は、前記投入部を複数有すると共に、複数の前記投入部のそれぞれに投入された前記仕分対象商品の重量に基づき複数の前記投入部のそれぞれに投入された前記仕分対象商品の数量を検知する計量部を有し、
前記第1表示部が表示する前記仕分対象商品情報は、前記仕分対象商品についての複数の前記投入部のそれぞれに投入すべき数量と、前記計量部の検知結果と、を含む、請求項1〜11の何れか一項に記載の仕分装置。
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