JP2020151729A - プレス装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】適正な成形を可能とする。【解決手段】回転軸2と、回転軸の回転運動が変換された運動を受けて進退するスライド3と、回転軸の一方の側に接続され、回転軸を駆動する第一駆動ユニット10Aと、回転軸の他方の側に接続され、回転軸を駆動する第二駆動ユニット10Bと、回転軸の制動を行うブレーキ15A,15Bと、を備え、第一駆動ユニットと第二駆動ユニットは、出力回転数が異なり、第一駆動ユニットと第二駆動ユニットのいずれか一方を選択して回転軸を駆動させる制御部とを備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、プレス装置に関する。
熱間鍛造の分野では、被成形物の材料の性質に応じて適正なプレス装置を選択する必要がある。例えば、軽金属合金の被成形物の場合には、成形速度が速すぎると、素材の歪速度が大きくなり、結晶が粗大化して機械的性質が悪化を生じるおそれがあった。
このため、このような場合には、プレスストロークにおける成形領域で成形速度が低下するナックルプレス装置やリンクプレス装置が使用されていた(例えば、特許文献1,2参照)。
特開平9−225686号公報 特開2005−125383号公報
プレス装置の分野では、近年、大型の成形品の要求が増えており、軽金属合金もまた大型の成形品の要求が高くなっている。そのため、プレス装置そのものの大型化が進められている。
しかしながら、ナックルプレス装置やリンクプレス装置は、複雑な機構を介在させて部品点数も多いことから、強度、耐久性や装置の製造コスト等の面で大型化が難しく、成形品の大型化の要求に応えることが困難であった。
本発明は、適正な成形を可能とするプレス装置を提供することを目的とする。
本発明は、回転軸と、
前記回転軸の回転運動が変換された運動を受けて進退するスライドと、
前記回転軸の一方の側に接続され、前記回転軸を駆動する第一駆動ユニットと、
前記回転軸の他方の側に接続され、前記回転軸を駆動する第二駆動ユニットと、
前記回転軸の制動を行うブレーキと、
を備え、
前記第一駆動ユニットと前記第二駆動ユニットは、出力回転数が異なり、
前記第一駆動ユニットと前記第二駆動ユニットのいずれか一方を選択して前記回転軸を駆動させる制御部と、を備える構成としている。
本発明によれば、適正な成形を可能とするプレス装置を提供できる。
本発明の実施形態に係るプレス装置を示す一部を切り欠いた正面図である。 エキセン軸の周囲の断面図である。 プレス装置の概略構成を示すブロック図である。 上金型及び下金型を図1と同じ方向から見た拡大図である。 プレス装置の制御系の構成を示すブロック図である。 第一及び第二駆動ユニットの各々の規定回転速度での連続的な駆動によるスライドの進退移動における上下方向のストロークの変化を示す線図である。 第一加工処理部による加工動作時のスライドの進退移動における上下方向のストロークの変化を示す線図である。 第二加工処理部による加工動作時のスライドの進退移動における上下方向のストロークの変化を示す線図である。 第三加工処理部による加工動作時のスライドの進退移動における上下方向のストロークの変化を示す線図である。 第四加工処理部による加工動作時のスライドの進退移動における上下方向のストロークの変化を示す線図である。 プレス装置の他の例の概略構成を示すブロック図である。 プレス装置のさらに他の例の概略構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の実施形態に係るプレス装置を示す一部を切り欠いた正面図、図2は後述するエキセン軸の周囲の断面図、図3はプレス装置の概略構成を示すブロック図である。
なお、本実施形態では被成形物が軽金属又は軽金属合金である場合を例示するが、被成形物が軽金属又は軽金属合金に限定されず、他の金属であってもよい。なお、ここでいう軽金属とは、比重が5以下となる金属を示すものとする。
[プレス装置の概略]
本実施形態に係るプレス装置1は、偏心軸としてのエキセン軸2と、クランクロッド31によりエキセン軸2の運動が伝達されて進退するスライド3と、エキセン軸2を駆動する第一駆動ユニット10A及び第二駆動ユニット10Bと、エキセン軸2を回転自在に支持しかつ第一駆動ユニット10A及び第二駆動ユニット10Bを支持するフレーム6と、第一駆動ユニット10Aに高圧の作動液としての作動油を供給する液圧装置としての第一油圧装置25Aと、第二駆動ユニット10Bに高圧の作動液としての作動油を供給する液圧装置としての第二油圧装置25Bと、第一及び第二油圧装置25A,25Bを制御する制御装置40とを備える。
スライド3の一端(下側)には金型取付台4を介して上金型91が取り付けられ、フレーム6の下部を構成するベッド6bには金型取付台5を介して下金型92が取り付けられる。プレス装置1は、さらに、エキセン軸2の回転量(軸角度を含む)を計測する回転量計測器81を備える。プレス装置1は、回転量計測器81の代わりに、スライド3の進退量を計測する移動量計測器82を備えてもよい。エキセン軸2は、本発明に係る回転軸の一例に相当する。
[金型]
図4は上金型91及び下金型92を図1と同じ方向から見た拡大図である。
上金型91は、図4のように、成形を段階的に行う複数(本実施形態では二つを例示)の上金型91a,91bから構成されており(図1では一つのみ図示)、これらは、金型取付台4の下側において、エキセン軸2に沿った方向(図1における紙面左右方向)に並んで取り付けられている。
また、下金型92も同様に、図4に示すように、成形を段階的に行う複数(本実施形態では二つを例示)の下金型92a,92bから構成されており(図1では一つのみ図示)、これらが、金型取付台5の上側において、上金型91a,91bと同方向に並んで取り付けられている。
プレス装置1では、前段階の成形、後段階の成形の順番で二段階の成形が行われる。上金型91a及び下金型92aは、被成形物に対して前段階の成形を行うための金型であり、上金型91b及び下金型92bは、被成形物に対して仕上げの成形を行うための金型である。
上金型91a及び下金型92aで前段階の成形が行われた被成形物は、トランスファフィーダ93により、矢印F方向の上金型91b及び下金型92bに向かって搬送されて後段階の成形が行われる。
[第一及び第二駆動ユニット]
第一駆動ユニット10Aは、図1〜図3に示すように、エキセン軸2の軸方向の一方に位置し、エキセン軸2の一端部に連結してエキセン軸2の高速回転駆動と制動とを行う。第二駆動ユニット10Bは、エキセン軸2の軸方向の他方(第一駆動ユニット10Aの反対側)に位置し、エキセン軸2の他端部に連結してエキセン軸2の低速回転駆動と制動とを行う。
第一駆動ユニット10Aがエキセン軸2に付与する出力回転数は、第二駆動ユニット10Bがエキセン軸2に付与する出力回転数の1.5倍に設定されており、第一駆動ユニット10Aは、第二駆動ユニット10Bよりも高速でスライド3の進退動作(成形動作)を実行させることができる。
なお、第一駆動ユニット10Aの出力回転数は、第二駆動ユニット10Bの1.5倍よりも大きくしても良い。
第一駆動ユニット10Aは、第一モータ18A、第一フライホイール11A、入力軸12A、第一減速機13A、第一クラッチ14A、第一ブレーキ15A、ロータリジョイント16A、ユニットカバー19A等を備えている。
同様に、第二駆動ユニット10Bは、第二モータ18B、第二フライホイール11B、入力軸12B、第二減速機13B、第二クラッチ14B、第二ブレーキ15B、ロータリジョイント16B、ユニットカバー19B等を備えている。
以下、第一駆動ユニット10Aについて説明する。第二駆動ユニット10Bについては、特に後述する点を除いて、第一駆動ユニット10Aと同一の構成となっている。このため、第二駆動ユニット10Bの各構成については、第一駆動ユニット10Aの各構成の以下の説明について符号末尾の「A」を「B」に置き換えて読めば良いので、第二駆動ユニット10Bの各構成の説明は省略する。
第一モータ18Aは、その出力軸にプーリ181Aが装備され、当該プーリ181Aと第一フライホイール11Aとに掛け渡されたタイミングベルト182Aにより、第一フライホイール11Aに回転力を付与する。
第一フライホイール11Aは、環状であって、第一モータ18Aの動力を受けて回転し、回転エネルギーを蓄積する。
入力軸12Aは、第一フライホイール11Aの内方に配置され、その一端部にはロータリジョイント16Aが装備され、他端部は第一減速機13Aに接続されている。
また、入力軸12Aと第一フライホイール11Aの間には、第一クラッチ14A及び第一ブレーキ15Aが装備されている。
入力軸12Aの内部には、ロータリジョイント16Aと第一クラッチ14A及び第一ブレーキ15Aとの間での作動油が流通する油圧経路が形成されている。
ロータリジョイント16Aは、入力軸12Aの一端において回転可能に支持されると共に、第一油圧装置25Aの作動油の配管と接続されている。そして、ロータリジョイント16Aに対して入力軸12Aが回転を行っている状態でも、第一油圧装置25Aの配管と入力軸12Aに設けられた油圧経路との間で、相互の作動油の流通を可能とする。
第一クラッチ14Aは、第一フライホイール11Aから入力軸12Aへの動力の接続と切断とを切り替える機能を有する。
この第一クラッチ14Aは、いわゆる湿式クラッチであり、図2に示すように、第一フライホイール11Aに連結されて連動回転するアウターハブ141Aと、入力軸12Aに固定されて連動回転するインナーハブ142Aと、アウターハブ141Aに連動するクラッチディスクとインナーハブ142Aに連動するクラッチディスクとが交互に複数枚重ねて配置されたディスク群143Aと、ピストン144Aとを備えている。
インナーハブ142Aには、入力軸12Aを介して、ピストン144A側とディスク群143A側とに作動油を供給する油圧経路が形成されている。
ピストン144Aは、通常時は、バネによりディスク群143Aから離隔する方向に加圧されている。そして、インナーハブ142Aを通じてピストン144A側に作動油が供給されると、バネ圧に抗してディスク群143Aを圧縮する方向に移動する。ディスク群143Aは、ピストン144Aによって圧縮されると各クラッチディスクが相互に摩擦接触状態となり、アウターハブ141Aとインナーハブ142Aとが連結されて、第一フライホイール11Aから入力軸12Aへの動力伝達が可能な接続状態となる。
また、ピストン144Aの受圧側油を解放すると、バネによりピストン144Aが押し戻されて、各クラッチディスクが相互に離隔状態となる。そして、アウターハブ141Aとインナーハブ142Aの連結状態が解かれて、第一フライホイール11Aから入力軸12Aへの動力伝達が切断状態となる。
第一ブレーキ15Aは、入力軸12Aの回転を制動する機能を有する。
この第一ブレーキ15Aは、いわゆる湿式ブレーキであり、図2に示すように、ユニットカバー19Aに固定されたアウターハブ151Aと、入力軸12Aに固定されて連動回転するインナーハブ152Aと、アウターハブ151Aに連動するブレーキディスクとインナーハブ152Aに連動するブレーキディスクとが交互に複数枚重ねて配置されたディスク群153Aと、ピストン154Aとを備えている。
インナーハブ152Aには、入力軸12Aを介して、ピストン154A側に作動油を供給する油圧経路が形成されている。
ピストン154Aは、通常時は、図示しないバネによりディスク群153A側に圧接する方向に加圧されている。これにより、ディスク群153Aは、ピストン154Aによって圧縮されて各クラッチディスクが相互に摩擦接触状態となり、アウターハブ151Aとインナーハブ152Aとが連結状態となって、入力軸12Aの制動状態となっている。
そして、インナーハブ152Aを通じてピストン154Aに作動油が供給されると、バネ圧に抗してディスク群153Aから離隔する方向に移動する。これにより、ピストン154Aが押し戻されて、各クラッチディスクが相互に離隔状態となる。そして、アウターハブ151Aとインナーハブ152Aの連結状態が解かれて、入力軸12Aは制動状態が解除される。
第一、第二クラッチ14A,14B及び第一、第二ブレーキ15A,15Bとして、湿式の構成が適用されることにより、ディスク群の高い冷却性能が得られる。高い冷却性能により、同等の大きさの乾式の構成と比較して、クラッチ機能における高いトルク容量並びにブレーキ機能における高いトルク容量が実現される。したがって、湿式の構成により、必要なトルク容量を実現しつつ、第一、第二クラッチ14A,14B及び第一、第二ブレーキ15A,15Bの小型化及び軽量化を図ることができる。
さらに、湿式の構成により、ディスクのライニングの粉じんの飛散が抑制され、高いクリーン性能が得られ、加えて、振動及び騒音の低減を図れる。
第一減速機13Aは、入力軸12Aの他端部に設けられた太陽歯車131Aと、太陽歯車131Aに噛合する遊星歯車132Aと、遊星歯車132Aに噛合する内歯歯車133Aと、遊星歯車132Aを支持して遊星歯車132Aの公転と共に回転する出力部材134Aとを備えた遊星歯車機構である。
入力軸12Aが回転すると、太陽歯車131Aに噛合する遊星歯車132Aが公転を行い、出力部材134Aは、遊星歯車132Aの公転と共に回転を行う。出力部材134Aは、スプライン構造によりエキセン軸2と連動可能となっており、入力軸12Aの回転よりも減速された回転がエキセン軸2に伝達される。
なお、入力軸12Aとエキセン軸2とは同一軸上に配置されており、入力軸12Aからエキセン軸2に減速回転を伝達可能な構成であれば、遊星歯車機構に限らず、他の伝達機構を利用しても良い。
[第一及び第二油圧装置]
図3に示すように、第一油圧装置25Aは、第一駆動ユニット10Aの第一クラッチ14A、第一ブレーキ15Aに対して作動油を供給又は回収する機能を有し、第二油圧装置25Bは、第二駆動ユニット10Bの第二クラッチ14B、第二ブレーキ15Bに対して作動油を供給する機能を有している。
第一油圧装置25Aは、作動油のタンクから作動油に油圧を加えて送り出す油圧ポンプと、油圧ポンプの駆動源となるモータと、第一クラッチ14Aに対する作動油の作動油の供給と回収を切り替えるクラッチ側制御弁と、第一ブレーキ15Aに対する作動油の作動油の供給と回収を切り替えるブレーキ側制御弁とを備えている。
また、第二油圧装置25Bは、作動油のタンクから作動油に油圧を加えて送り出す油圧ポンプと、油圧ポンプの駆動源となるモータと、第二クラッチ14Bに対する作動油の作動油の供給と回収を切り替えるクラッチ側制御弁と、第二ブレーキ15Bに対する作動油の作動油の供給と回収を切り替えるブレーキ側制御弁とを備えている。
なお、第一油圧装置25Aと第二油圧装置25Bは、一基の油圧ポンプ及び一基の駆動源のモータを共用する構成としても良い。
そして、第一油圧装置25Aは、クラッチ側制御弁によって、第一クラッチ14Aを動力伝達が可能な接続状態と動力伝達の切断状態とに切り替えることができ、ブレーキ側制御弁によって、第一ブレーキ15Aを制動状態と制動解除状態とに切り替えることができる。
同様に、第二油圧装置25Bは、クラッチ側制御弁によって、第二クラッチ14Bを動力伝達が可能な接続状態と動力伝達の切断状態とに切り替えることができ、ブレーキ側制御弁によって、第二ブレーキ15Bを制動状態と制動解除状態とに切り替えることができる。
[制御装置]
図5はプレス装置1の制御系の構成を示すブロック図である。
制御装置40は、各種の信号が入出力されるI/O41と、制御情報、警告等の表示を行う表示部42と、外部からの操作を入力する操作部43と、演算部48とを備える。
I/O41から出力される信号には、第一油圧装置25A及び第二油圧装置25Bに対する制御信号、第一駆動ユニット10Aの第一モータ18A及び第二駆動ユニット10Bの第二モータ18Bの制御信号等が含まれる。
I/O41から入力される信号には、回転量計測器81からの計測信号が含まれる。I/O41から入力される信号には、移動量計測器82からの計測信号が含まれてもよい。
演算部48は、CPU(Central Processing Unit)と、制御プログラム及び制御データを格納した記憶装置と、CPUがデータを展開するメモリとを備える。演算部48では、CPUが記憶装置の制御プログラムを実行することで、複数の機能モジュールが実現される。複数の機能モジュールには、各部の動作を制御してプレス加工を実施する第一〜第四加工処理部44〜47を備える。第一〜第四加工処理部44〜47は、本発明に係る制御部の一例に相当する。
第一〜第四加工処理部44〜47は、それぞれ後述する異なる態様で加工動作制御を実行する。第一〜第四加工処理部44〜47のいずれによって加工動作を実行すべきかは、例えば、操作部43からの入力により選択することができる。
[第一加工処理部による加工動作]
図6は第一及び第二駆動ユニット10A,10Bの各々の規定回転速度での連続的な駆動によるスライド3の進退移動における上下方向のストロークの変化を示す線図である。第一駆動ユニット10Aのストロークの変化をL1、第二駆動ユニット10Bのストロークの変化をL2に示す。
前述したように、第一駆動ユニット10Aの出力回転数は、第二駆動ユニット10Bの出力回転数の1.5倍高速に設定されているので、第一駆動ユニット10Aのストローク変化の周期は、第二駆動ユニット10Bの2/3となっている。
この出力回転数の速度比は、第一駆動ユニット10Aの第一モータ18Aの目標回転速度を第二駆動ユニット10Bの第二モータ18Bの目標回転速度の1.5倍に設定することで実現させても良いし、第二駆動ユニット10Bの第二減速機13Bの減速比を第一駆動ユニット10Aの第一減速機13Aの1.5倍に設定することで実現させても良い。また、第一及び第二フライホイール11A,11Bとプーリ181A,181Bの間の伝達比を調整しても良い。
第一加工処理部44は、第一駆動ユニット10Aにより繰り返しの加工動作を行うように、第一及び第二駆動ユニット10A,10Bと第一及び第二油圧装置25A,25Bを制御する。
即ち、第一加工処理部44は、第一駆動ユニット10Aの第一モータ18Aを目標回転速度で駆動させた状態で、第一駆動ユニット10Aの第一クラッチ14Aを接続状態、第一ブレーキ15Aを制動解除状態とし、第二駆動ユニット10Bの第二クラッチ14Bを切断状態、第二ブレーキ15Bを制動解除状態とするように、第一及び第二油圧装置25A,25Bを制御する。
また、第一加工処理部44は、図7のストローク変化L3に示すように、繰り返しの加工動作において、スライド3が上死点に到達する度に、スライド3を規定時間、上死点で停止(上限停止という)させる間欠的なストローク動作を実行する。
この場合、第一加工処理部44は、回転量計測器81の計測信号を監視して、上死点手前の適切な位置に到達すると、第一クラッチ14Aを切断状態(第二クラッチ14Bは切断状態を維持)、第一ブレーキ15A及び第二ブレーキ15Bを制動状態に切り替えてスライド3を上死点近傍で停止させると共に、予め定められた上限停止時間の経過を待ってから、第一クラッチ14Aを接続状態、第一ブレーキ15A及び第二ブレーキ15Bを制動解除状態に戻す制御を繰り返し実施する。
加工動作を連続的に行う場合、例えば、プレスとプレスの間で、トランスファフィーダ93による被成形物の搬送動作や上金型91及び下金型92に対して図示しない供給装置による離型剤の塗布が行われる。また、ノックアウト装置を搭載する場合には、この期間でノックアウトによる離型動作が行われる。以下、これらの作業を補助動作というものとする。
第一加工処理部44は、第一駆動ユニット10Aを選択して、加工時のストロークを高速で実行しているが、図7のように、上限停止期間を設けることで、上述の補助動作を円滑に行うことが可能である。
[第二加工処理部による加工動作]
図8は第二加工処理部45による加工動作時のスライド3の進退移動における上下方向のストロークの変化L4を示す線図である。
第二加工処理部45は、第二駆動ユニット10Bにより繰り返しの加工動作を行うように、第一及び第二駆動ユニット10A,10Bと第一及び第二油圧装置25A,25Bを制御する。
即ち、第二加工処理部45は、第二駆動ユニット10Bの第二モータ18Bを目標回転速度で駆動させた状態で、第一駆動ユニット10Aの第一クラッチ14Aを切断状態、第一ブレーキ15Aを制動解除状態とし、第二駆動ユニット10Bの第二クラッチ14Bを接続状態、第二ブレーキ15Bを制動解除状態とするように、第一及び第二油圧装置25A,25Bを制御する。
なお、第二加工処理部45は、図8に示すように、繰り返しの加工動作において、スライド3が上死点に到達しても、上限停止を行うことなく、連続的なストローク動作を実行する。
第二駆動ユニット10Bによる加工動作を行う場合、1ストロークの周期は第一駆動ユニット10Aに比べて1.5倍(またはそれ以上)となるので、上限停止を行わなくとも、補助動作を行う時間を確保することが可能である。
第二駆動ユニット10Bにより低速のストローク動作で加工動作を行うことにより、被成形物の下降時の歪速度を小さくすることができる。従って、軽金属やその合金からなる被成形物を成形の対象とする場合でも、結晶の粗大化を抑制して、機械的性質が良好な成形品の成形を行うことが可能である。
[第三加工処理部による加工動作]
第三加工処理部46は、プレス装置1が、成形を段階的に行う複数の金型である上金型91a,91b及び下金型92a,92bを備える場合であって、前段階の成形を行う上金型91a及び下金型92aで成形を行う場合には、第二駆動ユニット10Bによってエキセン軸2を駆動し、後段階の成形を行う上金型91b及び下金型92bで成形を行う場合には、第一駆動ユニット10Aによってエキセン軸2を駆動する。
前段階の成形を行う上金型91a及び下金型92aで成形を行う場合には、被成形物の成形時の変形量が大きく、このような場合には、低速で加工動作を行う方が被成形物の機械的性質が良好な成形を行うことが可能である。
一方、後段階の成形を行う上金型91b及び下金型92bで成形を行う場合には、被成形物の成形時の変形量が小さく、このような場合には、高速で加工動作を行っても、被成形物への影響は抑えられる。また、成形動作の高速化に寄与する。
従って、トランスファフィーダ93により、一つの被成形物を、上金型91a及び下金型92aと、上金型91b及び下金型92bとに順番に搬送するよう制御し、第三加工処理部46は、これに同期して、第二駆動ユニット10Bによるエキセン軸2の駆動と第一駆動ユニット10Aによるエキセン軸2の駆動とを切り替える制御を実行する。
図9は第三加工処理部46による加工動作時のスライド3の進退移動における上下方向のストロークの変化L5を示す線図である。
第三加工処理部46は、トランスファフィーダ93による被成形物の搬送動作に同期して、第一駆動ユニット10Aによる1ストローク分の加工動作と第二駆動ユニット10Bによる1ストローク分の加工動作とを、上限停止期間を挟んで交互に行うように、第一及び第二駆動ユニット10A,10Bと第一及び第二油圧装置25A,25Bを制御する。
具体的には、低速のプレスサイクルの前の上限停止期間の前後のタイミングで、トランスファフィーダ93は、前段階の成形を行う上金型91a及び下金型92aに被成形物を搬送する。
これに対して、第三加工処理部46は、第一駆動ユニット10Aの第一モータ18Aと第二駆動ユニット10Bの第二モータ18Bを各々の目標回転速度で駆動させた状態において、第二駆動ユニット10Bの第二クラッチ14Bを接続状態、第二ブレーキ15Bを制動解除状態とし、第一駆動ユニット10Aの第一クラッチ14Aを切断状態、第一ブレーキ15Aを制動解除状態とするように、第一及び第二油圧装置25A,25Bを制御する。
さらに、第三加工処理部46は、回転量計測器81の計測信号を監視して、上死点手前の適切な位置に到達すると、第二クラッチ14Bを切断状態(第一クラッチ14Aは切断状態を維持)、第一ブレーキ15A及び第二ブレーキ15Bを制動状態に切り替えてスライド3を上死点近傍で停止させ、予め定められた上限停止時間の経過を待つ。
このとき、トランスファフィーダ93は、前段階の成形が行われた被成形物を、後段階の成形を行う上金型91b及び下金型92bに搬送する。
そして、第三加工処理部46は、上限停止時間の経過を計時すると、第一クラッチ14Aを接続状態、第一ブレーキ15A及び第二ブレーキ15Bを制動解除状態に切り替えるように、第一及び第二油圧装置25A,25Bを制御する。
その後は、第三加工処理部46は、回転量計測器81の計測信号を監視して、上死点(またはその直前)に到達すると、トランスファフィーダ93は、後段階の成形が行われた被成形物を機外に排出し、新たな被成形物を、前段階の成形を行う上金型91a及び下金型92aに搬送する。
そして、第三加工処理部46は、上限停止時間の経過を計時すると、再び、第二駆動ユニット10Bの第二クラッチ14Bを接続状態、第二ブレーキ15Bを制動解除状態とし、第一駆動ユニット10Aの第一クラッチ14Aを切断状態、第一ブレーキ15Aを制動解除状態とするように、第一及び第二油圧装置25A,25Bを制御して、その後は、同じ動作を繰り返し実行する。
[第四加工処理部による加工動作]
第四加工処理部47は、一回のプレスサイクル中において、少なくとも、スライド3の下死点とその直前を含む一部の区間について、第二駆動ユニット10Bによりスライド3の動作を行い、下死点とその直前を含む一部の区間以外の区間の少なくとも一部について、第一駆動ユニット10Aによりスライド3の動作を行うように制御を行う。
図10は第四加工処理部47による加工動作時のスライド3の進退移動における上下方向のストロークの変化L6を示す線図である。また、この図10では、上金型91及び下金型92が被成形物を成形する際の負荷の変化も一点鎖線で示している。
第四加工処理部47は、一回のプレスサイクル中において、スライド3の下死点から上死点までの区間及び上死点から上死点と下死点の途中の中間点Mまでの区間を第一駆動ユニット10Aによって加工動作を行い、中間点Mから下死点までの間(下死点とその直前を含む一部の区間に相当)を第二駆動ユニット10Bにより加工動作を行うように、第一及び第二駆動ユニット10A,10Bと第一及び第二油圧装置25A,25Bを制御する。
上記中間点Mは、プレスサイクル中において、上金型91及び下金型92が被成形物の成形により負荷を生じ始める位置に一致している。この中間点Mの位置は、事前に負荷の計測等を行い、負荷が生じ始める位置に基づいて定めても良い。その場合、中間点Mに対応するエキセン軸2の軸角度を求めて、予め、制御装置40に記憶し、第四加工処理部47は、加工動作中に、移動量計測器82から中間点M手前の適切な位置の軸角度を検出するタイミングで第一及び第二駆動ユニット10A,10Bの切り替えを行っても良い。
また、スライド3等の上金型91及び下金型92に加工動作を付与する部材に、歪みゲージ等の負荷検出センサを装備し、センサ出力から中間点Mを判断しても良い。
具体的には、第四加工処理部47は、第一駆動ユニット10Aの第一モータ18Aと第二駆動ユニット10Bの第二モータ18Bを各々の目標回転速度で駆動させた状態において、第一駆動ユニット10Aの第一クラッチ14Aを接続状態、第一ブレーキ15Aを制動解除状態とし、第二駆動ユニット10Bの第二クラッチ14Bを切断状態、第二ブレーキ15Bを制動解除状態とするように、第一及び第二油圧装置25A,25Bを制御する。
そして、第四加工処理部47は、回転量計測器81の計測信号を監視して、中間点M手前の適切な位置の軸角度に到達すると、第一クラッチ14Aを切断状態、第二クラッチ14Bを接続状態に切り替えて(第一ブレーキ15A及び第二ブレーキ15Bは制動解除状態を維持)、中間点M近傍でスライド3を低速状態とする。
さらに、第四加工処理部47は、回転量計測器81の計測信号を監視して、下死点を過ぎた時点で、第一クラッチ14Aを接続状態、第二クラッチ14Bを切断状態に切り替えて(第一ブレーキ15A及び第二ブレーキ15Bは制動解除状態を維持)、スライド3を高速状態に戻す。
その後は、第四加工処理部47は、同じ動作を繰り返し実行する。
なお、第四加工処理部47は、上死点において、上限停止を行っても良い。
[発明の実施形態の技術的効果]
上記プレス装置1は、出力回転数が異なる第一駆動ユニット10A及び第二駆動ユニット10Bを備え、制御装置40の第一加工処理部44と第二加工処理部45とが第一駆動ユニット10Aと第二駆動ユニット10Bとを個別に選択してエキセン軸2を駆動させる成形動作を行っている。
このため、軽金属や軽金属合金のような高速の成形動作に適さない被成形物に対する成形を行う場合であっても、出力回転数が遅い第二駆動ユニット10Bを選択することで、成形品の機械的性質を損なわず、良好な成形を行うことが可能となる。
また、プレス装置1は、成形動作の速度が選択できるので、ナックルプレス装置やリンクプレス装置等の低速に適した構造を選択する必要がなく、例えば、上述したようなクランク式のプレス装置の構造を選択することができる。このため、プレス装置1の大型化が容易となり、被成形物の大型化にも容易に対応することが可能となる。
また、プレス装置1では、第一駆動ユニット10Aの出力回転数を第二駆動ユニット10Bの出力回転数の1.5倍又はそれ以上に設定している。
このため、より軽量な軽金属やその合金等、多種多様な金属材料からなる被成形物に対して、良好な成形を行うことが可能となる。
また、プレス装置1は、成形を段階的に行う複数の上金型91a,91b及び下金型92a,92bを備え、第三加工処理部46が、複数の上金型91a,91b及び下金型92a,92bのいずれによって成形を行うかに応じて第一駆動ユニット10Aと第二駆動ユニット10Bとを選択してエキセン軸2を駆動させる制御を行っている。
このため、素材の歪速度が大きくなりやすい前段階の成形を行う上金型91a及び下金型92aで成形を行う場合には、低速で加工動作を行い、素材の歪速度が大きくならない後段階の成形を行う上金型91b及び下金型92bで成形を行う場合には、高速で加工動作を行うことができ、特に、軽金属やその合金からなる被成形物であっても、成形品の機械的性質を損なわず、より良好な成形を行うことが可能となる。また、効率的に加工動作を行うことができるため生産性が向上する。
また、制御装置40の第二加工処理部45が、出力回転数が遅い第二駆動ユニット10Bにより、連続する複数の成形動作を行う場合に、上死点でスライド3を停止させないで次の成形動作に移行する制御を行うので、低速で成形を行う場合であっても、効率的に加工動作を行うことができるため生産性が向上する。
また、制御装置40の第四加工処理部47は、一回のプレスサイクル中において、スライドの下死点とその直前を含む中間点Mから下死点までの区間について、出力回転数が遅い第二駆動ユニット10Bによりスライド3の動作を行い、それ以外の区間を出力回転数が速い第一駆動ユニット10Aによりスライド3の動作を行うように制御を行っている。
このため、軽金属やその合金からなる被成形物等のように、成形動作を低速で行う要請がある被成形物の場合であっても、加工動作の低速となる区間を低減することができ、効率的に加工動作を行うことができるため生産性が向上する。
[その他]
以上、本発明の実施形態について説明した。しかし、本発明は上記の実施形態に限られない。例えば、上記実施形態では、クラッチとブレーキが乾式であってもよい。
その他、実施の形態で示した細部は、発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、プレス装置1は、第一駆動ユニット10Aと第二駆動ユニット10Bの双方にブレーキ15A,15Bが設けられていたが、図11に示すように、いずれか一方の駆動ユニットのみがブレーキ15Aを備える構成としても良い。なお、図11の例は第一駆動ユニット10Aのみがブレーキ15Aを備える構成を例示しているが、第二駆動ユニット10Bのみがブレーキ15Bを備える構成としても良い。
また、上記実施形態では、第一駆動ユニット10Aと第二駆動ユニット10Bの双方がそれぞれ第一モータ18Aと第二モータ18Bを備える構成を例示したが、図12に示すプレス装置1Cのように、第一駆動ユニット10Aと第二駆動ユニット10Bが一つのモータ18Cを共用する構成としても良い。
この場合、モータ18Cは、両端部から出力軸が延びる両軸構造とし、その一端部で第一駆動ユニット10Aのプーリ181Aを駆動し、他端部で第二駆動ユニット10Bのプーリ181Bを駆動する構成とすることが望ましい。この場合、各駆動ユニット10A,10Bの出力回転数の差を、第一駆動ユニット10Aの第一減速機13Aと第二駆動ユニット10Bの第二減速機13Bの減速比で調整しても良いし、第一及び第二フライホイール11A,11Bとプーリ181A,181Bの間の伝達比で調整しても良い。
また、モータ18Cは、両軸構造に限らず、二つのプーリ181A,181Bを同時に支持する長い出力軸を片側に延出する片軸構造としても良い。
1,1C プレス装置
2 エキセン軸(回転軸)
3 スライド
8 回転量計測器
10A 第一駆動ユニット
10B 第二駆動ユニット
11A 第一フライホイール
11B 第二フライホイール
13A 第一減速機
13B 第二減速機
14A 第一クラッチ
14B 第二クラッチ
15A 第一ブレーキ
15B 第二ブレーキ
18A 第一モータ
18B 第二モータ
18C モータ
25A 第一油圧装置
25B 第二油圧装置
40 制御装置(制御部)
44 第一加工処理部
45 第二加工処理部
46 第三加工処理部
47 第四加工処理部
81 回転量計測器
821移動量計測器
91,91a,91b 上金型
92,92a,92b 下金型
93 トランスファフィーダ
M 中間点

Claims (8)

  1. 回転軸と、
    前記回転軸の回転運動が変換された運動を受けて進退するスライドと、
    前記回転軸の一方の側に接続され、前記回転軸を駆動する第一駆動ユニットと、
    前記回転軸の他方の側に接続され、前記回転軸を駆動する第二駆動ユニットと、
    前記回転軸の制動を行うブレーキと、
    を備え、
    前記第一駆動ユニットと前記第二駆動ユニットは、出力回転数が異なり、
    前記第一駆動ユニットと前記第二駆動ユニットのいずれか一方を選択して前記回転軸を駆動させる制御部と、
    を備えるプレス装置。
  2. 前記第一駆動ユニットの出力回転数は、前記第二駆動ユニットの出力回転数の1.5倍以上である、
    請求項1記載のプレス装置。
  3. 前記ブレーキは、前記第一駆動ユニット又は前記第二駆動ユニットのいずれか一方にのみ設けられている、
    請求項1又は請求項2記載のプレス装置。
  4. 前記第一駆動ユニットと前記第二駆動ユニットとが一つの駆動源を共有する、
    請求項1から3のいずれか一項に記載のプレス装置。
  5. 成形を段階的に行う複数の金型を備え、
    前記制御部は、前記複数の金型のいずれによって成形を行うかに応じて前記第一駆動ユニットと前記第二駆動ユニットとを選択して前記回転軸を駆動させる、
    請求項1から4のいずれか一項に記載のプレス装置。
  6. 前記制御部は、
    前記第一駆動ユニットと前記第二駆動ユニットのいずれか出力回転数が遅い方の駆動ユニットにより、連続する複数の成形動作を行う場合に、上死点で前記スライドを停止させないで次の成形動作に移行する制御を行う、
    請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のプレス装置。
  7. 前記制御部は、
    一回のプレスサイクル中において、
    少なくとも、前記スライドの下死点とその直前を含む一部の区間について、前記第一駆動ユニットと前記第二駆動ユニットのいずれか出力回転数が遅い方の駆動ユニットにより前記スライドの動作を行い、
    前記下死点とその直前を含む一部の区間以外の区間の少なくとも一部について、前記出力回転数が速い方の駆動ユニットにより前記スライドの動作を行うように制御を行う、
    請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のプレス装置。
  8. 軽金属を成形対象物とする、
    請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のプレス装置。
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