JP2020150409A - コールセンタシステムおよび通話監視方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】コールセンタにおいて、スーパバイザの監視業務の効率化と、オペレータの顧客への応対品質を向上させる。【解決手段】コールセンタシステムの認識結果管理装置は、認識結果のテキストに含まれるキーワードの情報と、通話に関する情報と、オペレータに関する情報を保持し、それらの情報から警告値を算出し、警告値に基づく、通話ごとの警告情報を情報処理装置に送信し、情報処理装置は、通話ごとの警告情報を表示する。キーワードの情報は、テキストに含まれる所定のキーワードのキーワード発生回数であり、通話に関する情報は、通話の保留回数、通話時間、通話の発信元の過去の問合せ回数であり、オペレータに関する情報は、オペレータスキルである。【選択図】 図20

Description

本発明は、コールセンタシステムおよび通話監視方法に係り、特に、コールセンタにおいて、顧客とオペレータとの通話内容をスーパバイザが同時に複数通話を監視する状況で、トラブルや顧客からのクレームに適切に対処するのに好適なコールセンタシステムおよび通話監視方法に関する。
コールセンタやオフィスにおいて、通話先の顧客とオペレータの通話内容にトラブルが発生した場合や発生しそうになった場合には、オペレータはスーパバイザ(コールセンタの監視者、業務の監督者)にアラート要請を出して、サポートを求めることがある。
また、スーパバイザは、オペレータからのアラート要請の有無に関わらず、オペレータの通話内容を評価し、トラブルを予防する、また、トラブルが発生した場合には、適切な対処をする必要がある。このようにスーパバイザがオペレータの通話内容を評価して、対応するための技術としては、例えば、特許文献1がある。特許文献1のコールセンタ装置は、顧客とオペレータ通話が終了した後に、通話内容に予め登録した特定語が含まれるかを自動的に確認して、含まれていた場合には、スーパバイザへ録音データ(音声録音ファイル)と、この録音データに対応付けられている録音データ識別子を、スーパバイザに通知するものである(図2、S105、段落番号0030)。
さらに、特許文献2には、通話に所定のキーワードが含まれているときに、座席表示ウィンドウに通話内容を吹き出しとして表示して(図11)、スーパバイザがオペレータと顧客のやり取りをリアルタイムで把握し、適切な対処をする通話監視方法が開示されている。
特開2009−170953号公報 特開2016−119634号公報
上記特許文献1および特許文献2記載の技術によれば、所定のキーワード(顧客とのやり取りで問題があると認識されるNGワード)が含まれる通話に対して、スーパバイザがアラートの通知を受け、通話内容を音声やテキストにより確認して、オペレータへの補助要否を判断し、補助が必要なときには、適切な対応をとることが可能になる。
しかしながら、スーパバイザがアラートの通知を受ける条件が、所定のキーワードの認識のみでは、顧客やオペレータの口癖、会話内容によっては、何事もない会話の中でNGワードが発生し、スーパバイザの支援が不要な通話であっても、アラート通知の条件に合致してしまい、スーパバイザが不要な対応をしてしまうことがある。
本発明の目的は、コールセンタにおいて、顧客とオペレータとの通話の状況を鑑み、適切な条件で、スーパバイザへのアラート発生をおこなうことで、スーパバイザの監視業務の効率化と、オペレータの顧客への応対品質を向上させることのできるコールセンタシステムおよび通話監視方法を提供することにある。
本発明に係るコールセンタシステムは、好ましくは、通話端末との通話を受けるオペレータを有するコールセンタシステムであって、通話を録音する通話録音装置と、音声データを音声認識してテキスト化する音声認識装置と、音声認識装置の認識結果を格納する認識結果管理装置と、表示手段を有する情報処理装置とを備え、各装置は、ネットワークにより接続され、通話録音装置は、通話の音声データを音声認識装置に送信して、音声認識装置は、音声データの認識結果を認識結果管理装置に送信し、認識結果管理装置は、認識結果のテキストに含まれるキーワードの情報と、通話に関する情報と、オペレータに関する情報を保持し、それらの情報から警告値を算出し、警告値に基づく、通話ごとの警告情報を情報処理装置に送信し、情報処理装置は、通話ごとの警告情報を表示するようにしたものである。
本発明によれば、コールセンタにおいて、顧客とオペレータとの通話の状況を鑑み、適切な条件で、オペレータへのアラート発生をおこなって、スーパバイザの監視業務の効率化と、オペレータの顧客への応対品質を向上させることのできるコールセンタシステムおよび通話監視方法を提供することができる。
実施形態1に係るコールセンタシステムの全体構成図である。 通話録音装置の構成を示すブロック図である。 音声認識装置の構成を示すブロック図である。 認識結果管理装置の構成を示すブロック図である。 スーパバイザ用PC端末の構成を示すブロック図である。 CTI通話情報テーブルの一例を示す図である。 オペレータ管理情報テーブルの一例を示す図である。 IP内線情報テーブルの一例を示す図である。 録音情報テーブルの一例を示す図である。 認識結果テーブルの一例を示す図である。 キーワード情報テーブルの一例を示す図である。 キーワード検知情報テーブルの一例を示す図である。 通話状態管理テーブルの一例を示す図である。 警告情報管理テーブルの一例を示す図である。 警告値変換テーブルの一例を示す図である。 警告フラグ設定条件テーブルの一例を示す図である。 端末通話情報テーブルの一例を示す図である。 端末警告状態管理テーブルの一例を示す図である。 外部の通話端末の発信から、スーパバイザ用PC端末113に警告表示をおこなうまでの一連の処理について説明する(その一)。 外部の通話端末の発信から、スーパバイザ用PC端末113に警告表示をおこなうまでの一連の処理について説明する(その二)。 警告値の算出と警告フラグの設定処理を示すフローチャートである。 オペレータ状態画面の一例を示す図である。 通話テキスト画面の一例を示す図である。 通話情報一覧画面の一例を示す図である。
以下、本発明に係る各実施形態を、図1ないし図23を用いて説明する。
〔実施形態1〕
以下、本発明に係る実施形態1を、図1ないし図23を用いて説明する。
先ず、図1を用いて実施形態1に係るコールセンタシステムの構成と処理の概要について説明する。
本実施形態のコールセンタシステムは、図1に示されるように、顧客等の架電者(電話をかける者)の通話端末101から公衆網102を介して接続されるIP−PBX(Internet Protocol−Private Branch eXchange、IP回線対応構内交換機)装置103が、ネットワーク114を介して、オペレータの通話端末111と接続し通話をする構成を有する。オペレータは、オペレータ用PC端末112から通話端末111の電話操作をすることができ、架電者からの着信が、オペレータ用PC端末112に表示されると、PC端末112から応答を操作して、通話端末111が応答動作を実施して架電者とオペレータは通話状態になる。
コールセンタシステムには、オペレータを管理・監督するスーパバイザが居て、通話端末111とスーパバイザ用PC端末113により、状況を監視し、必要なときには、オペレータを補助する操作を行う。スーパバイザ用PC端末113は、PC端末112が有する電話制御部に加えて、管理者用のコールセンタ運用情報を表示する管理ツールが動作している。また、スーパバイザ用PC端末113は、図示していないが、LCDのような表示用のディスプレイを有する。
コールセンタシステムには、ネットワーク114を介して、IP−PBX装置103、CTI(Computer Telephony Integration)サーバ装置104、IVR(Interactive Voice Response)装置105、通話録音装置106、通話録音管理装置107、音声認識制御装置108、音声認識装置109、認識結果管理装置110が接続して構成される。
IP−PBX装置103は、IP網と公衆網102のプロトコル変換、発着信の制御などを行う。CTIサーバ装置104は、コールセンタでの呼制御の中核となる装置であり、コールセンタの状況を管理し、IP−PBX装置103から受取った呼の状態情報をオペレータ用PC端末112、スーパバイザPC端末113に送信するなどの機能を有する。IVR(Interactive Voice Response)装置105は、架電者からの呼に対して、ガイダンス誘導などの一次音声応答等の音声処理を行う装置である。通話録音装置106は、通話録音処理による録音データを作成する装置である。通話録音管理装置107は、録音データやこれに付加する通話情報を管理して、通話録音装置に音声認識を行う音声認識装置109を指定する装置である。音声認識制御装置108は、通話録音管理装置107から音声認識の要求があったときに、音声認識装置109の使用状況やハードウェアの負荷を考慮して、複数の音声認識装置109から選択して、音声認識装置109を表す識別子を通話録音管理装置107に返す装置である。音声認識装置109は、音声認識エンジンを搭載し、要求に応じて録音された通話音声からキーワードを取り出し、通話テキストに変換する装置である。認識結果管理装置110は、音声認識装置109が認識してテキスト化したデータを管理する装置である。
次に、図2ないし図5を用いてコールセンタシステムの各部の構成の詳細について説明する。
先ず、図2を用いて通話録音装置の構成について説明する。
通話録音装置106は、図2に示されるように、ネットワークI/F(InterFace)部1061、録音部1062、認識音声制御部1063、端末I/F部1064、記憶部1065を有する。ネットワークI/F(InterFace)部1061は、IPネットワークとのインタフェースを司り、RTPパケットを受信する構成部である。録音部1062は、RTPパケットにより通話の録音をする構成部である。認識音声制御部1063は、録音した音声データを音声認識装置に送信する構成部である。端末I/F部1064は、オペレータ用PC端末112、スーパバイザ用PC端末113とのインタフェースを司る構成部である。記憶部1065は、テーブルやデータを格納する構成部である。通話録音装置106の記憶部1065には、IP内線情報テーブル1066、録音情報テーブル1067、音声データファイル1068が格納されている。なお、各テーブルの詳細については、後述する。
次に、図3を用いて音声認識装置109の構成について説明する。
音声認識装置109は、図3に示されるように、認識音声受信部1091、認識エンジン1092、認識結果管理装置I/F部1093、記憶部1094を有する。認識音声受信部1091は、通話録音装置106から音声データを受信する構成部である。認識エンジン1092は、音声データを音声認識してテキスト化する構成部である。認識結果管理装置I/F部1093は、認識結果管理装置110とのインタフェースを司る構成部である。記憶部1094は、テーブルやデータを格納する構成部である。音声認識装置109の記憶部1094には、認識結果テーブル1095が格納されている。なお、テーブルの詳細については、後述する。
次に、図4を用いて認識結果管理装置110の構成について説明する。
認識結果管理装置110は、図4に示されるように、キーワード検知部1101、警告処理部1102、音声認識装置I/F部1103、端末I/F部1104、記憶部1105を有する。キーワード検知部1101は、音声認識装置109から受取った認識結果のテキストの中の所定のキーワードを検知する構成部である。警告情報処理部1102は、警告に関する情報を参照して、警告値を算出し、警告するか否かの判定をし、警告を要するときに、スーパバイザ用PC端末113に通知する処理部であるである。音声認識装置I/F部1103は、音声認識装置109とのインタフェースを司る構成部である。端末I/F部1104は、オペレータ用PC端末112、スーパバイザ用PC端末113とのインタフェースを司る構成部である。記憶部1105は、テーブルやデータを格納する構成部である。認識結果管理装置110の記憶部1105には、キーワード情報テーブル1106、認識結果テーブル1107、キーワード検知情報テーブル1108、通話状態管理テーブル1110、警告状態管理テーブル1111、警告値管理テーブル1112、警告フラグ設定条件テーブル1113が格納されている。なお、テーブルの詳細については、後述する。
次に、図5を用いてスーパバイザ用PC端末113の構成について説明する。
スーパバイザ用PC端末113は、図5に示されるように、電話制御部1131、管理ツール処理部1132、CTIサーバI/F部1134、認識結果管理装置I/F部1135、記憶部1136を有する。電話制御部1131は、スーパバイザ用PC端末113より接続された通話端末111を制御する構成部である。管理ツール処理部1132は、PC端末にインストールされた管理ツール(ユーティリティプログラム)を処理する構成部である。管理ツール処理部1132は、サブコンポーネントとして、音声再生部11321、テキスト表示部11322、警告状態表示部11323を含んでいる。
管理ツール処理部1132の音声再生部11321は、管理ツール処理部1132の一モジュールとして実現され、通話音声を再生する構成部である。テキスト表示部11322は、通話音声の音声認識したテキストを表示する構成部である。警告状態表示部11323は、認識結果管理装置からの通知に従って、警告状態を表示する構成部である。
CTIサーバI/F部1134は、CTIサーバ装置104とのインタフェースを司る構成部である。認識結果管理装置I/F部1135は、認識結果管理装置110とのインタフェースを司る構成部である。記憶部1136は、テーブルやデータを格納する構成部である。スーパバイザ用PC端末113の記憶部1136には、端末通話情報テーブル1140、端末警告状態管理テーブル1141が格納されている。なお、各データとテーブルの詳細については、後述する。
次に、図6ないし図18を用いてコールセンタシステムに用いられるデータ構造について説明する。
CTI通話情報テーブル1042は、CTIサーバ装置104が通話に関連する情報を保持するテーブルであり、図示しなかったがCTIサーバ装置104の記憶部に格納されている。CTI通話情報テーブル1042は、図6に示されるように、発信番号1042a、内線番号1042b、通話開始時間1042c、通話終了時間1042d、保留回数1042e、問合せ回数1042fの各フィールドを有する。
発信番号1042aには、通話をかけた通話端末101の発信番号が格納される。内線番号1042bには、この通話を受信した通話のコールセンタシステムでの内線番号が格納される。通話開始時間1042cには、かかってきた通話が開始された時刻が格納される。通話終了時間1042fには、かかってきた通話が終了した時刻が格納される。保留回数1042eには、この通話に関してオペレータが保留操作した回数が格納される。問合せ回数1042fには、この発信番号のユーザが過去にコールセンタにかけた電話の回数が格納される。
オペレータ管理情報テーブル1041は、オペレータの設定情報を保持するテーブルであり、図示しなかったがCTIサーバ装置104の記憶部に格納されている。オペレータ管理情報テーブル1041は、図7に示されるように、内線番号1041a、オペレータID1041b、オペレータ名1041c、ログイン先1041d、ワークグループ1041e、オペレータスキル1041fの各フィールドを有する。内線番号1041aには、このオペレータに割り当てられた内線番号が格納される。オペレータID1041bには、オペレータに割り当てられた識別子が格納される。オペレータ名1041cには、このオペレータの名前が格納される。ログイン先1041dには、このオペレータがログインするときのワークグループの集合体の総称が格納される。ワークグループ1041eには、このオペレータの属するワークグループが格納される。オペレータスキル1041fには、コールセンタで認定されているこのオペレータのスキルが1〜5の五段階で評価した数値が格納される。なお、ここでは、後の警告値の計算のために、オペレータスキルが高い、すなわち、熟練オペレータは、数値が低く、オペレータスキルが低い、すなわち、不熟練オペレータは、数値が高くなるようにする。
IP内線情報テーブル1066は、図8に示されるように、内線番号とIPアドレス対応テーブルの対応付けを示すテーブルであり、通話録音装置106に保持される。IP内線情報テーブル1066は、内線番号1066aのフィールドの内線番号が、IPアドレス対応テーブル1066bのフィールドのIPアドレスを有することを意味している。
録音情報テーブル1067は、通話の録音に関する情報を保持するためのテーブルであり、通話録音装置106に保持される。録音情報テーブル1067は、図9に示されるように、通話録音装置ID1067a、録音ID1067b、録音開始時刻1067c、IPアドレス1067d、音声データファイル1067eの各フィールドを有する。通話録音装置ID1067aには、通話録音装置106を識別するためのIDが格納される。録音ID1067bには、通話録音のエントリを識別するためのIDが格納される。録音開始時刻1067cには、通話録音の開始時刻が格納される。IPアドレス1067dには、通話に係る通話端末111のIPアドレスが格納される。音声データファイル1067eには、通話の音声ファイルのファイルパスが格納される。
認識結果テーブル1095は、音声認識結果に関する情報を保持するためのテーブルであり、音声認識装置109に保持され、認識結果管理装置110にコピーされて、認識結果テーブル1107として保持される。認識結果テーブル1095は、図10に示されるように、通話録音装置ID1095a、録音ID1095b、内線番号1095c、通話ID1095d、発話ID1095e、発話日時1095f、認識結果テキスト1095gの各フィールドを有する。通話録音装置ID1095aには、通話録音装置106を識別するためのIDが格納される。録音ID1095bには、通話録音のエントリを識別するためのIDが格納される。内線番号1095cには、通話端末111のセンタにおける内線番号が格納される。通話ID1095dには、通話を識別するためのIDが格納される。発話ID1095eには、発話を識別するためのIDが格納される。ここで、発話とは、通話を区切った単位であり、音声認識装置109は、音声認識をするときの単位として取り扱い、発話ごとに認識結果としてファイルに保存する。発話日時1095fは、発話の開始した時刻が格納される。認識結果テキスト1095gには、発話を音声認識してテキスト化したときのテキストファイルのファイルパス名が格納される。
キーワード情報テーブル1107は、スーパバイザが、オペレータと顧客の通話を監視するために、着目するキーワードを予め設定するキーワードに関する情報を格納するためのテーブルであり、認識結果管理装置110に保持される。キーワード情報テーブル1107は、図11に示されるように、キーワード文字列1107aのフィールドを有する。キーワード文字列1107aには、そのキーワードの文字列が格納される。このキーワードは、オペレータや顧客が通話で発話したときに、着目するいわゆるNGワードである。図11に示される「できません」「申し訳ございません」は、オペレータが発することを想定したキーワードであり、「どうなってんだ」「ふざけんじゃない」は、顧客が発することを想定したキーワードである。このように、オペレータが通常の対応をできなくなったとき、顧客の感情が激しくなったときに、発せられるキーワードに着目して、スーパバイザに警告を発するトリガーとする。
キーワード検知情報テーブル1108は、キーワードの検知した情報を通話ごとに保持するためのテーブルであり、認識結果管理装置110に保持される。キーワード検知情報テーブル1108は、図12に示されるように、録音ID1108a、通話ID1108b、発話ID1108c、キーワード文字列1108d、キーワード発生回数1108eの各フィールドを有する。録音ID1108aには、通話録音のエントリを識別するためのIDが格納される。通話ID1108bには、通話を識別するためのIDが格納される。発話ID1108cには、発話を識別するためのIDが格納される。キーワード文字列1108dには、検知したキーワードの文字列が格納される。キーワード発生回数1108eには、通話に関する音声を文字認識し、それをテキスト化したテキストにおけるキーワード文字列の出現回数のトータル値が格納される。
通話状態管理テーブル1110は、認識結果管理装置110において、通話の状態を管理するテーブルであり、図13に示されるように、通話ID1110a、発信番号1110b、保留回数1110c、通話時間1110d、問合せ回数1110e、オペレータID1110f、オペレータ名1110g、オペレータスキル1110hの各フィールドを有する。
通話ID1110aには、コールセンタシステムにかかってきた通話を識別するIDが格納される。発信番号1110bには、通話をかけた電話端末101の発信番号が格納される。保留回数1110cには、この通話に関してオペレータが保留操作した回数が格納される。通話時間1110dには、現在までのこの通話における通話時間が秒単位で格納される。問合せ回数1110eには、この発信番号のユーザが過去にコールセンタにかけた電話の回数が格納される。オペレータID1110fには、オペレータに割り当てられた識別子が格納される。オペレータ名1110gには、このオペレータの名前が格納される。オペレータスキル1110hには、コールセンタで認定されているこのオペレータのスキルが1〜5の五段階で評価した数値が格納される。数値の意味は、オペレータ管理情報テーブル1041のオペレータスキル1041eと同様である。
警告情報管理テーブル1111は、スーパバイザ用PC端末113に対しておこなう警告の情報を管理するテーブルであり、図14に示されるように、通話ID1111a、キーワード発生回数1111b、警告フラグ1111cの各フィールドを有する。
通話ID1111aには、コールセンタシステムにかかってきた通話を識別するIDが格納される。キーワード発生回数1111bには、通話に関する音声を文字認識し、それをテキスト化したテキストにおけるキーワード文字列の出現回数のトータル値が格納される。警告フラグ1111cには、この通話に関して、スーパバイザ用PC端末113に対して警告をしたか否かのフラグ(1:警告した、0:警告していない)が格納される。
警告値変換テーブル1112は、通話に関する情報を警告値に変換するために使用されるテーブルであり、図15に示されるように、キーワード発生回数閾値1112a、保留回数閾値1112b、通話時間閾値1112c、オペレータスキル閾値1112d、問合せ回数閾値1112eの各フィールドを有する。
キーワード発生回数閾値1112aには、警告情報管理テーブル1111のキーワード発生回数1111bの情報を警告値に反映するときの閾値が格納される。保留回数閾値1112bには、通話状態管理テーブル1110の保留回数1110cの情報を警告値に反映するときの閾値が格納される。通話時間閾値1112cには、通話状態管理テーブル1110の通話時間1110dの情報を警告値に反映するときの閾値が格納される。オペレータスキル閾値1112dには、通話状態管理テーブル1110のオペレータスキル1110hの情報を警告値に反映するときの閾値が格納される。問合せ回数閾値1112eには、通話状態管理テーブル1110の問合せ回数1110eの情報を警告値に反映するときの閾値が格納される。
なお、警告値変換テーブル1112を参照して、警告値を算出する処理は、後に詳説する。
警告フラグ設定条件テーブル1113は、警告値から警告するか否かを示す警告フラグを設定する条件を格納するテーブルであり、図16に示されるように、警告値閾値1113aのフィールドを有する。
警告値閾値1113aには、算出した警告値により、警告フラグを設定する閾値となる条件が格納される。
認識結果管理装置110は、警告値閾値1113aの格納された値未満のときには、警告フラグを0(警告しない)にし、警告値閾値1113aの格納された値以上のときには、警告フラグを1(警告する)にする。
端末通話情報テーブル1140は、スーパバイザ用PC端末113における通話の情報を保持するテーブルであり、図17に示されるように、通話ID1140a、オペレータID1140b、オペレータ名1140c、音声データファイル1140d、認識結果テキスト1140eの各フィールドを有する。
通話ID1140aには、コールセンタシステムにかかってきた通話を識別するIDが格納される。オペレータID1140bには、オペレータに割り当てられた識別子が格納される。オペレータ名1140cには、このオペレータの名前が格納される。音声データファイル1140dには、通話の音声ファイルのファイルパスが格納される。認識結果テキスト1140eには、音声認識をしてテキスト化したテキストファイルのファイルパスが格納される。
端末警告状態管理テーブル1141は、スーパバイザ用PC端末113における警告の情報を保持するテーブルであり、図18に示されるように、通話ID1141a、警告フラグ1141bの各フィールドを有する。
通話ID1140aには、コールセンタシステムにかかってきた通話を識別するIDが格納される。警告フラグ1141bには、認識管理装置110から受信した警告フラグの値が格納される。
次に、図19Aないし図20を用いてコールセンタシステムの処理の詳細について説明する。
先ず、図19Aおよび図19Bを用いて外部の通話端末の発信から、スーパバイザ用PC端末113に警告表示をおこなうまでの一連の処理について説明する。
先ず、顧客の通話端末101から発呼され(A01)、IP−PBX装置103で交換処理されて、コールセンタのオペレータの通話端末111に着呼したとする(A02)。
IP−PBX装置103から通話端末111には、RTPパケットが送信されるが、IP−PBX装置103は、同時にコピーしたRTPパケットを通話録音装置106に転送する(A03)。
通話録音装置106は、通話開始がされたことを、内線番号をパラメタとし、通話録音管理装置107に報告して(A04)、RTPパケットに基づいて、分割録音を開始し(S04a,S04b,…)、図8に示したIP内線情報テーブル1066を参照し、図9に示した録音情報テーブル1067に必要な情報を書き込む。
通話録音管理装置107は、受信した内線番号をキーとして、通話認識情報テーブル(図示せず)を参照して、その内線番号にかかってきた電話に音声認識を行うか否かを判定する(S02)。通話認識情報テーブルには、内線番号ごとに、その内線番号にかかってきた通話に対して、リアルタイムで音声認識を行うか否かの情報がふくまれているものとする。通話録音管理装置107は、その通話がリアルタイム音声認識を行うべきものと判定したときに、音声認識制御装置108に、音声認識を行う音声認識装置109を問い合わせる(A05)。音声認識制御装置108は、複数の音声認識装置109の使用状態、負荷を管理しており、音声認識制御装置108は、現段階での最も使用するのが相応しい音声認識装置109を判定し(S03)、その音声認識装置109のIDを認識装置IDとして、通話録音管理装置107に返答する(A06)。そして、通話録音管理装置107は、その認識装置IDを通話録音装置106に転送する(A07)。
通話録音装置106は、その認識装置IDを受取り、音声認識を行うべき音声データをその認識IDに対応する音声認識装置109に転送する(A08)。ここで、認識装置IDは、音声認識装置109のIPアドレスでもよいし、その認識装置IDに対応して、音声認識装置109をアクセスする仕組みを通話録音装置106が有するようにしてもよい。
音声認識装置109は、通話録音装置106から送信されてきた音声データに対して、音声認識を行う(S04)。ここで、通話録音装置106からは、音声データの他に、通話録音装置ID、録音ID、録音開始日時、内線番号がパラメタとして送信される。そして、音声認識装置109は、音声認識の結果を図10に示す認識結果テーブル1095に書き込む。次に、音声認識装置109は、認識結果テーブル1095に書き込まれた情報を、認識結果管理装置110に転送する(A09)。
認識結果管理装置110は、図11に示したキーワード情報テーブル1107を参照し、キーワードを検知して(S05)、図12に示したキーワード検知情報テーブル1108にキーワードに関する情報を書き込む。
一方、IP−PBX103は、通話情報をCTIサーバ装置104に送信する(図19BのA10)。また、CTIサーバ装置104は、通話情報/オペレータ情報を認識結果管理装置110と、スーパバイザ用PC端末113に送信する(A11、A12)。
次に、認識結果管理装置110は、スーパバイザ用PC端末113に認識結果を送信する(A13)。ここで、少なくとも、発話日時、キーワードと関連付けた認識結果のテキストが認識結果管理装置110から送信される。そして、スーパバイザ用PC端末113は、スーパバイザの操作に従って、通話の認識結果のテキストを表示する(S11)。
次に、認識結果管理装置110は、図13に示した通話状態管理テーブル1110、図14に示した警告値変換テーブル1112を参照して、警告値を算出し、その警告値と図16に示した警告フラグ設定条件テーブルを参照して、警告情報管理テーブル1111の警告フラグを設定する(S10)。
なお、警告値の算出と警告フラグの設定処理は、後に詳説する。
次に、スーパバイザ用PC端末113は、一定時間ごとに、認識結果管理装置110に警告情報を要請し(A14)、認識結果管理装置110は、スーパバイザ用PC端末113に警告情報を通知する(A15)。
そして、スーパバイザ用PC端末113は、オペレータの通話ごとに警告状態を表示する(S12)。
なお、オペレータの通話ごとに警告状態の表示の具体例は、後に詳説する。
次に、図20を用いて警告値の算出と警告フラグの設定処理について説明する。
先ず、W←0として、初期化する(S101)。
次に、(警告情報管理テーブル1111のキーワード発生回数1111bの値)≧(警告値変換テーブル1112のキーワード発生回数閾値1112aの値)か否かを判定し(S102)、そうであるときには(S102:YES)、W←W+1とし(S103)、そうでないときには、S104に行く。
次に、(通話状態管理テーブル1110の保留回数1110cの値)≧(警告値変換テーブル1112の保留回数閾値1112bの値)か否かを判定し(S104)、そうであるときには(S104:YES)、W←W+1とし(S105)、そうでないときには(S104:NO)、S106に行く。
次に、(通話状態管理テーブル1110の通話時間1110dの値)≧(警告値変換テーブル1112の通話時間閾値1112cの値)か否かを判定し(S106)、そうであるときには(S106:YES)、W←W+1とし(S105)、そうでないときには(S106:NO)、S108に行く。
次に、(通話状態管理テーブル1110のオペレータスキル1110hの値)≧(警告値変換テーブル1112のオペレータスキル閾値1112dの値)か否かを判定し(S108)、そうであるときには(S108:YES)、W←W+1とし(S109)、そうでないときには(S108:NO)、S110に行く。
次に、(通話状態管理テーブル1110の問合せ回数1110eの値)≧(警告値変換テーブル1112の問合せ回数閾値1112eの値)か否かを判定し(S110)、そうであるときには(S110:YES)、W←W+1とし(S111)、そうでないときには(S110:NO)、S112に行く。
次に、W≧(警告フラグ設定条件テーブル1113の警告値閾値1113aの値)か否かを判定し(S112)、そうであるときには(S112:YES)、(警告情報管理テーブル1111の警告フラグの値)←1(警告する)とし(S113)、そうでないときには(S112:NO)、(警告情報管理テーブル1111の警告フラグの値)←0(警告しない)とする(S114)。
ここで、キーワードの発生回数が多いときに、警告値を加算したのは、そのようなときには、オペレータと顧客の間になんらかのトラブルが生じていて、スーパバイザの補助や監視が必要になると考えられるからである。
また、保留回数が多いときに、警告値を加算したのは、通話を中断して保留にするようなときには、オペレータが業務を円滑に進めることができておらず、スーパバイザの補助や監視が必要になると考えられるからである。
また、通話時間が長いときに、警告値を加算したのは、そのようなときには、オペレータが業務を円滑に進めることができていないか、オペレータと顧客の間になんらかのトラブルが生じているなどの要因により、通話の時間が長くなっている可能性があるので、スーパバイザの補助や監視が必要になると考えられるからである。
また、オペレータスキルの値が大きいとき(大きいほど、不熟練)に、警告値を加算したのは、そのオペレータのオペレータスキルが未熟であり、スーパバイザの補助や監視が必要になると考えられるからである。
また、問合せ回数が多いときに、その顧客は、コールセンタ側にとって対応に注意を要する顧客と考えられるため、スーパバイザの補助や監視が必要になると考えられるからである。
次に、図21ないし図23を用いてスーパバイザ用PC端末におけるユーザインタフェースについて説明する。
オペレータ状態画面500は、オペレータごとに通話の状態を示す画面であり、図21に示される各々の通話状態表示欄501が複数表示される形態である。
通話状態表示欄501は、オペレータID表示502、オペレータ名前表示503、警告ランプ504、音声再生ボタン505、通話テキスト表示ボタン506を有する。
オペレータID表示502、オペレータ名前表示503には、それぞれ、図17に示した端末通話情報テーブル1140のオペレータID1140b、オペレータ名1140cの値が表示される。警告ランプ504には、図18に示した端末警告状態管理テーブル1141の警告フラグ1141の値が1(警告あり)のときには、例えば、赤く光った状態で、警告フラグ1141の値が0(警告なし)のときには、消灯した状態で表示される。
この警告ランプの表示をみることにより、スーパバイザに注意を喚起し、補助や監視の行動を促す。
また、本実施形態では、警告するか否かの情報を、0、1の2値をとる警告フラグで表したが、警告レベルとして他段階の値をとるようにしてもよい。例えば、警告レベルを3段階で表現して、0(警告無し)、1(注意)、2(警告)のように表現する。このときの警告ランプは、0のときに無灯、1のときに黄色、2のときに、赤色などのように多色で表現すればよい。
また、通話に関しての警告状態が発生したときには、スーパバイザ用PC端末113から警告音を発生するようにしてもよい。
音声再生ボタン505は、図示しなかったが、通話音声を再生するための音声再生画面を開くためのボタンである。通話テキスト表示ボタン506は、次に、説明する通話テキスト画面700を表示するボタンである。
通話テキスト画面700は、図22に示されように、オペレータと顧客の通話のやり取りを、まんがの吹き出しのような表示する画面である。通話テキスト画面700には、通話内容表示吹き出し710が表示されており、左側の通話内容表示吹き出し710は、オペレータ会話した内容を示した吹き出しであり、右側の通話内容表示吹き出し710は、顧客が会話した内容を示した吹き出しとなる。オペレータと顧客は左側と右側から吹き出す方向を分けることによって、どちらが会話したのか目視できるようにしている。
通話内容表示吹き出し710は、発話の時刻表示710aと、発話内容710bからなる。発話内容710bにおいては、問題とされるキーワードが、例えば、色を変えて表示され、視認できるようになっている。ここでは、「できません」と「申し訳ございません」が、キーワードとして表示されている。
通話情報一覧画面600は、通話の情報を一覧として表示する画面であり、認識結果管理装置110から送信されてくる内容が、通話ごとに一覧として表示される。通話情報一覧画面600は、図23に示されるように、通話ごとに、通話ID、オペレータID、オペレータ名、保留回数、通話時間、オペレータスキル、問合せ回数、キーワード発生回数の値が表示される。これにより、スーパバイザは、警告に関連した情報を確認することができる。
以上、本実施形態によれば、通話のおけるキーワードの出現回数のみから、スーパバイザの警告を発するのではなく、他の通話に関する情報やオペレータに関する情報を総合的に参酌して、スーパバイザの警告を発するようにしている。そのため、スーパバイザは、真に注意を要する通話に対して、監視と支援をおこなうことができるため、効率的な監視と支援をおこなうことができ、コールセンタシステムの効率的な運用が可能となり、スーパバイザが適切な対応をとりやすくして、顧客満足度も向上させることができる。
〔実施形態2〕
以下、実施形態2を説明する。
本実施形態では、コールセンタシステムの構成や、スーパバイザに対する警告の基本的な考え方、データ構造のほとんどについては、実施形態1と本発明に係る実施形態1と同様である。本実施形態では、警告値Wの算出を以下の(式1)のような線形式によっておこなうこととする。
Figure 2020150409
ここで、係数C〜Cは、各々のファクタの寄与を示す重み付け係数である。
本実施形態では、これらの係数と各々のファクタの積の総和を警告値としているため、実施形態1の図15に示した警告値変換テーブルは、不要である。
このように、C〜Cの係数を変えることにより、システム管理者は、どのファクタを重視するかを簡単に指定できるというメリットがある。
101…通話端末(顧客)
102…公衆網
103…IP−PBX装置
104…CTIサーバ装置
105…IVR装置
106…通話録音装置
107…通話録音管理装置
108…音声認識制御装置
109…音声認識装置
110…認識結果管理装置
111…通話端末(オペレータとスーパバイザが使用)
112…オペレータ用PC端末
113…スーパバイザ用PC端末
114…ネットワーク

Claims (11)

  1. 通話端末との通話を受けるオペレータを有するコールセンタシステムであって、
    通話を録音する通話録音装置と、
    前記音声データを音声認識してテキスト化する音声認識装置と、
    前記音声認識装置の認識結果を格納する認識結果管理装置と、
    表示手段を有する情報処理装置とを備え、
    各装置は、ネットワークにより接続され、
    前記通話録音装置は、通話の音声データを前記音声認識装置に送信して、
    前記音声認識装置は、前記音声データの認識結果を前記認識結果管理装置に送信し、
    前記認識結果管理装置は、認識結果のテキストに含まれるキーワードの情報と、通話に関する情報と、オペレータに関する情報を保持し、それらの情報から警告値を算出し、前記警告値に基づく、通話ごとの警告情報を前記情報処理装置に送信し、
    前記情報処理装置は、通話ごとの警告情報を表示することを特徴とするコールセンタシステム。
  2. 前記認識結果のテキストに含まれるキーワードの情報は、テキストに含まれる所定のキーワードのキーワード発生回数であり、
    前記通話に関する情報は、通話の保留回数、通話時間、通話の発信元の過去の問合せ回数であり、
    前記オペレータに関する情報は、オペレータスキルであることを特徴とする請求項1記載のコールセンタシステム。
  3. 前記認識結果管理装置は、キーワード出現回数の閾値、通話の保留回数の閾値、通話時間の閾値、通話の発信元の過去の問合せ回数の閾値、オペレータスキルの閾値を保持する警告値変換テーブルを有し、
    前記警告値変換テーブルの情報に基づいて、前記警告値を算出することを特徴とする請求項2記載のコールセンタシステム。
  4. 前記認識結果管理装置は、キーワード発生回数、通話の保留回数、通話時間、通話の発信元の過去の問合せ回数、オペレータスキルの各々に重み付け係数をかけた線形和より、前記警告値を算出することを特徴とする請求項2記載のコールセンタシステム。
  5. 前記情報処理装置は、音声を発生する手段を有し、前記認識結果管理装置から送信される通話ごとの警告情報に基づいて、警告音を発生させることを特徴とする請求項1記載のコールセンタシステム。
  6. 前記通話ごとの警告情報は、多段階の警告レベルで表現され、前記情報処理装置は、前記通話ごとの警告情報を表示オブジェクトの色で表示することを特徴とする請求項1記載のコールセンタシステム。
  7. 前記情報処理装置は、通話ごとの認識結果のテキストに含まれるキーワードの情報と、通話ごとの通話に関する情報と、通話ごとのオペレータに関する情報を表示することを特徴とする請求項1記載のコールセンタシステム。
  8. 通話端末との通話を受けるオペレータを有するコールセンタシステムの通話監視方法であって、
    前記コールセンタシステムは、
    通話を録音する通話録音装置と、
    前記音声データを音声認識してテキスト化する音声認識装置と、
    前記音声認識装置の認識結果を格納する認識結果管理装置と、
    表示手段を有する情報処理装置とを備え、
    各装置は、ネットワークにより接続され、
    前記通話録音装置が、通話の音声データを前記音声認識装置に送信するステップと、
    前記音声認識装置が、前記音声データの認識結果を前記認識結果管理装置に送信するステップと、
    前記認識結果管理装置が、認識結果のテキストに含まれるキーワードの情報と、通話に関する情報と、オペレータに関する情報を保持し、それらの情報から警告値を算出するステップと、
    前記認識結果管理装置が、前記警告値に基づく、通話ごとの警告情報を前記情報処理装置に送信するステップと、
    前記情報処理装置が、通話ごとの警告情報を表示するステップを有することを特徴とする通話監視方法。
  9. 前記認識結果のテキストに含まれるキーワードの情報は、テキストに含まれる所定のキーワードのキーワード発生回数であり、
    前記通話に関する情報は、通話の保留回数、通話時間、通話の発信元の過去の問合せ回数であり、
    前記オペレータに関する情報は、オペレータスキルであることを特徴とする請求項8記載の通話監視方法。
  10. 前記認識結果管理装置は、キーワード出現回数の閾値、通話の保留回数の閾値、通話時間の閾値、通話の発信元の過去の問合せ回数の閾値、オペレータスキルの閾値を保持する警告値変換テーブルを有し、
    前記警告値変換テーブルの情報に基づいて、前記警告値を算出することを特徴とする請求項9記載の通話監視方法。
  11. 前記認識結果管理装置は、キーワード発生回数、通話の保留回数、通話時間、通話の発信元の過去の問合せ回数、オペレータスキルの各々に重み付け係数をかけた線形和より、前記警告値を算出することを特徴とする請求項9記載の通話監視方法。
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