JP2020149486A - 車両制御装置 - Google Patents

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Takashi Aragai
隆 荒貝
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Abstract

【課題】正式警報の前に事前警報を出力し、不用意な警報を防止することが可能な、車両制御装置を提供する。【解決手段】生体センサ(32)と、出力装置(9)と、生体センサ(32)により生体情報が検出された生体の危険度を判定する危険度判定部(51a)と、危険度判定部(51a)が判定した危険度に応じて、正式警報の前に出力装置(9)に出力させる事前警報を判定する警報出力判定部(51c)とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は車両制御装置に関する。
従来から、車両内に子供が置き去りにされた場合を想定した、置き去り警報装置に係る発明が種々提案されている。
例えば、特許文献1に記載の子供置き去り警報装置では、子供用シートが車両に取り付けられ、且つ、子供用シートベルトが装着状態にあることを条件として警報を実施している。
また、特許文献1の子供置き去り警報装置は、車両の状況から子供の置き去りの可能性の高低を判断し、且つ、その可能性の高低に応じて第一警報手段または第二警報手段を実施するものである。
特開2012−188035号公報
しかしながら、特許文献1の子供置き去り警報装置は、子供の置き去りの可能性の高低に応じて警報手段を選択し、実施するものである。このため、特許文献1の子供置き去り警報装置には、置き去り状態になることを運転手が認識している状況(例えば、短時間の用事で車を離れる場合など)、換言すれば、置き去り警報を出力する必要性が低い状況であっても、所定の警報条件を満たす場合は警報が出力されるという問題がある。
本発明の一態様は、前記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は正式警報の前に事前警報を出力し、不用意な正式警報を防止することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る車両制御装置は、車内に存在する生体の生体情報を検出する生体センサと、警報を出力する出力装置と、前記生体センサにより生体情報が検出された生体の危険度を判定する危険度判定部と、前記危険度判定部が判定した危険度に応じて、正式警報の前に前記出力装置に出力させる事前警報を判定する警報出力判定部と、を備えている。
本発明の一態様によれば、正式警報の前に事前警報を出力し、不用意な警報を防止することができる。
本発明の一実施形態に係る車両の機能的構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る事前警報の一例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る事前警報の一例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る事前警報の一例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る正式警報の一例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る事前警報の一例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る事前警報の一例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る事前警報の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態について、詳細に説明する。なお、説明の便宜上、先に説明した部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付記し、その説明を省略する場合がある。
〔実施形態1〕
以下、本発明の一実施形態に係る車両100の機能的構成について説明する。
(車載制御装置の制御対象)
図1に示すように、車載制御装置1は、電源装置3、スタートスイッチ4、ドアロック装置5、ドア開閉装置6、車速センサ7、変速機8、出力装置9、キャンセルスイッチ10、エアコン制御装置11(空調制御装置)および窓制御装置12とそれぞれ接続している。
電源装置3は、バッテリなどから構成されている。電源装置3は、バッテリの電力を車両100の各部へ供給する。
スタートスイッチ4は、車両100の車室内に設置されている。スタートスイッチ4は、車両100の走行駆動源を駆動・停止したり、電源をオン・オフしたりするためにユーザにより操作される。また、スタートスイッチ4の操作によりオン・オフされる電源としては、IG(イグニション)とACC(アクセサリ)がある。
ドアロック装置5は、車両100の各ドアの施解錠を行うための機構と、該機構の駆動回路とから成る。
ドア開閉装置6は、車両100のパワースライドドア(以下、PSDという。)を開閉動作させるための機構と、該機構の駆動回路とから成る。
車速センサ7は、車両100の走行速度を検知する。車速センサ7は、検知結果を車載制御装置1の制御部へ送る。
変速機8は、車両100のエンジンの回転を走行条件に応じて最適に切り替える装置である。後述する車載制御装置1の制御部は、変速機8のシフトポジションをセンサ(図示省略)により検出する。
出力装置9は警報の出力を行う。車内向けの警報を出力する出力装置9としては、車内のブザー9b、ルームランプ(図示省略)、カーナビゲーションシステムのスピーカ(図示省略)が挙げられる。
車外向けの警報を出力する出力装置9としては、携帯機ブザー(図示省略)、ウォーニングランプ(図示省略)、ウィンカー(図示省略)、ウエルカムランプ9eが挙げられる。出力装置9は、車載制御装置1と接続されており、制御部21により警報の出力を制御されている。なお、ホーン9a、ブザー9b、ヘッドランプ9c、ハザードランプ9d、ウエルカムランプ9e等は一例であり、警報の出力を行うことができれば、他の車載機器を利用してもよい。
キャンセルスイッチ10は、出力装置9に警報の出力を停止するためのスイッチである。キャンセルスイッチ10が車両100のユーザにより操作されると、キャンセルスイッチ10はキャンセル信号を出力する。キャンセル信号は車載制御装置1の制御部を介して出力装置9へ送られ、キャンセル信号に基づき、出力装置9は警報の出力を停止する。
なお、キャンセルスイッチ10は、例えば車内に備えていても良いし、スマートキー等のユーザが携帯する携帯機に備わっていても良い。また、ユーザのスマートフォン61等の携帯端末からの通信によってキャンセルする構成としても良い。
エアコン制御装置11は、車内の空調を制御する。窓制御装置12は、車両100が備える窓の開閉を制御する。窓制御装置12は、図示しないモータを駆動することにより、開閉機構を動作させる。開閉機構の動作に伴って、車両100の窓の開閉位置を変化させるものである。
(車載制御装置の概略構成)
車載制御装置1は、制御部21および通信部から構成されている。
制御部21は、CPUとメモリなどから構成されている。
通信部は、車両警報制御装置31の通信部と例えば、CAN(Car Area Network)により通信を行う。
(車両警報制御装置の制御対象)
図1に示すように、車両警報制御装置31は、生体センサ32、温度センサ33、およびCOセンサ34とそれぞれ接続している。
生体センサ32は、車内に存在する乳幼児の生体信号を検出するセンサである。生体センサ32は、非接触のセンサであり、乳幼児の体の表面の動きから脈、呼吸、あるいは心拍などの生体情報を検出する。なお、生体センサ32の検出対象は、乳幼児としているが、他の生体、例えば、小学生あるいは要介護者などであってもよい。
温度センサ33は、車内の気温を検知するセンサである。本実施形態における温度センサ33は、車内の気温を検知するものであるが、車内の気温及び湿度を検出する温湿度センサであってもよい。その場合、湿度を検知するためのセンサを更に備える構成とする。
COセンサ34は、車内の一酸化炭素濃度を検知するセンサである。
COセンサ34としては、半導体式、熱線半導体式、固体電解質式、定電位電解式など種々の方式があるが、車内の一酸化炭素濃度を検出することが可能であれば、いずれの方式を採用してもよい。COセンサ34は、車内の一酸化炭素濃度が既定値以上の濃度となったかどうかを検知する。
(車両警報制御装置の概略構成)
車両警報制御装置31は、通信部41、車両ドア情報入力部42、車速情報入力部43、タイマ44、通信制御部45、記憶部46、および制御部51から構成されている。
なお、車載制御装置1および車両警報制御装置31は、本発明の「車両制御装置」の一例である。なお、車載制御装置1および車両警報制御装置31は、本実施形態のように別体であってもよいし、両装置が一体化されて本発明の車両制御装置が構成されていてもよい。
通信部41は、通信部22と、例えば、CAN(Car Area Network)により通信を行う。
車両ドア情報入力部42は、車両警報制御装置31の制御部へ車両ドアの開閉状態を示す信号(開閉状態信号)を送る。開閉状態信号は、制御部21が図示しないドア開閉検知部より受け取る信号(車両ドア開閉信号)に基づき、車両ドア情報入力部42により出力される。車両ドア開閉信号は、制御部21から通信部22を介して通信部41へ送られ、車両ドア情報入力部42は、車両ドア開閉信号を通信部41から受け取る。
車速情報入力部43は、車両警報制御装置31の制御部へ車速を示す信号を送る。車速を示す信号(車速信号)は、車速センサ7より制御部21が受け取る車速の検知結果に基づき、車速情報入力部43により出力される。車速信号は、制御部21から通信部22を介して通信部41へ送られ、車速情報入力部43は、車速信号を通信部41から受け取る。
タイマ44は、車両警報制御装置31の内部時計である。タイマ44は、出力装置9により出力される警報の出力時間をカウントする。また、タイマ44は、後述の警報出力判定部51cからのカウント開始の信号を受けると、警報停止のための設定時刻をカウントする。
通信制御部45は、送受信部45aおよびアンテナ45cから成る。通信制御部45は、車両100のユーザのスマートフォン61と無線通信を行う。無線通信とは、例えば、Bluetooth(登録商標)によって行われるが、Wi‐Fi(登録商標)等の無線通信によって行われても良い。
記憶部46は各種の情報を記憶する。記憶部46には、主に乳幼児の一般的なバイタルサインの数値、車内の正常な範囲と言える温度、人体に危険が及ばない範囲のCO(一酸化炭素)濃度(以下、「判定基準値」という。)が記憶されている。また、判定基準値は一つである必要はなく、季節、年齢、性別、等の様々な情報に基づき複数の判定基準値が記憶されていてもよい。
制御部51は、CPUとメモリなどから構成されている。制御部51は、危険度判定部51a、警報レベル設定部51b、警報出力判定部51cを制御する。
危険度判定部51aは、車内に存在する生体が危険な状態であるか否かを判定する。具体的には、危険度判定部51aは、生体センサ32、温度センサ33およびCOセンサ34の各センサから取得した情報、制御部21が車両100から取得した施解錠の情報、およびタイマ44から取得した情報に基づき、車内に存在する生体が危険な状態であるか否かを判定する。
危険度判定部51aは、記憶部46から判定基準値を取得して、当該判定基準値と、生体センサ32によって検出されたバイタルサイン、温度センサ33によって検知された温度、およびCOセンサ34によって検知されたCO濃度とを対比することで危険度を判定する。
また、危険度判定部51aは、車内に存在する乳幼児から検出するバイタルサインが判定基準値に比べてどの程度変動したかを示す「変動値」に基づき、危険度の判定を行ってもよい。当該変動値に基づき、危険度判定部51aによる危険度の判定を行う場合、車内に存在する乳幼児のバイタルサインの初期値としては、例えば、当該乳幼児が車両100に乗車する際に検出した検出結果を用いてもよい。この場合、この初期値を記憶部46へ記憶させる構成とする。
車内に存在する乳幼児のバイタルサインは、当該乳幼児が車両100に乗車した時から常時取得するものであってもよいし、間欠的に取得するものであってもよい。また、本実施形態では、乗車時から取得する例を挙げているが、判定基準値からの変動値が算出できれば、どのタイミングで乳幼児のバイタルサインを検出してもよい。
警報レベル設定部51bは、危険度判定部51aの判定結果に基づいて、警報レベルの設定を行う。警報レベルは、危険度の高低に基づきレベル分けされており、各警報レベルに応じた出力態様を有する、第1事前警報、第2事前警報、第3事前警報、および正式警報が用意されている。
(第1事前警報)
第1事前警報は、車内向けの警報であり、車内にいる車両100のユーザ(ドライバー)に対して不快感を与えない程度、かつユーザに気付いてもらえる程度の警報である。第1事前警報は、第2事前警報、第3事前警報、正式警報に比べ、車内に存在する乳幼児の危険度が低い警報である。第1事前警報は、例えば、車内ブザー、ルームランプの点滅、カーナビゲーションシステムの音声あるいは画面表示、計器パネルのウォーニングランプの点灯などによりユーザに対する警報を出力する。第1事前警報の警報回数は1回であり、警報実行後は、予め設定した時間を経過後に停止する。
(第2事前警報)
第2事前警報は、車外向けの警報であり、車外にいる車両100のユーザ(ドライバー)および車両100の周辺にいる、ユーザ以外の第三者に対して不快感を与えない程度、かつ車外にいる車両100のユーザ(ドライバー)に気付いてもらえる程度の警報である。第2事前警報は、第1事前警報よりは車内に存在する乳幼児の危険度が高く、第3事前警報、正式警報に比べ、車内に存在する乳幼児の危険度は低い場合の警報である。第2事前警報は、例えば、ユーザの携帯機ブザー、ウエルカムランプ9eの点滅などによりユーザに対する警報を出力する。第2事前警報の警報回数は1回であり、警報実行後は、予め設定した時間を経過後に停止する。
(第3事前警報)
第3事前警報は、車両100のユーザ(ドライバー)が所持するスマートフォン61(携帯端末)への通知である。第3事前警報は、第1事前警、第2事前警報よりは車内に存在する乳幼児の危険度が高く、正式警報に比べ、車内に存在する乳幼児の危険度は低い場合の警報である。第3事前警報は、例えば、スマートフォン61のバイブレーション機能、発話機能、着信音機能、ショートメッセージ機能、あるいはEメール機能、などを利用する警報である。
なお、スマートフォン61への警報の出力手段は上記の機能に限定されるものではなく、例えば、スマートフォン61が有する他の機能あるいは、車両100のユーザ(ドライバー)がダウンロードするアプリケーションを利用する構成としてもよい。
(正式警報)
正式警報は、車外向けの警報であり、車両100の外にいる車両100のユーザ(ドライバー)および車両100周辺にいる、ユーザ以外の第三者が良く気付く程度の警報である。良く気付く程度とは、例えば、一般的に知られている車両100のセキュリティアラームに用いられる音量や光量である。正式警報は、第1事前警報、第2事前警報、及び第3事前警報に比べ、車内に存在する乳幼児の危険度が高い場合の警報である。正式警報は、車両のホーン9a、セキュリティサイレン、ハザードランプ9dの点滅、ウインカーランプの点滅、あるいはテールランプの点滅などである。
正式警報実行後は、キャンセルスイッチ10が操作されるか、予め設定した時間を経過するまでは警報を出力し続ける。
再び、図1に戻り、車両警報制御装置の概略構成に関し、説明する。
警報出力判定部51cは、警報レベル設定部51bにより設定された警報レベルに応じた警報、すなわち、第1事前警報、第2事前警報、第3事前警報、あるいは正式警報の何れを判定する。
具体的には、警報レベル設定部51bにより設定された警報レベルに応じた警報が第1事前警報、第2事前警報、あるいは正式警報である場合は、出力装置9に出力させる警報であると判定し、出力装置9にそれぞれの警報レベルに応じた警報を出力させる。また、警報出力判定部51cは、警報レベル設定部51bにより設定された警報レベルに応じたが第3事前警報である場合は、警報出力判定部51cは、車両100のユーザが所有するスマートフォン61への警報を出力するよう、通信制御部45へ指示信号を出力する。
スマートフォン61は、パーソナルコンピュータ・PDA(Personal Digital Assistant:携帯情報端末)等の機能を併せ持った多機能の携帯電話機である。スマートフォン61は、アンテナ61aを備え、アンテナ61aを介して通信制御部45との無線通信を行う。本実施形態においては、スマートフォン61を一例として挙げているが、スマートフォン61に限らず、タブレット端末または腕時計型のウェアラブル端末であってもよい。つまり、通信制御部45と無線通信が可能な、機能を有する携帯端末装置であればよい。無線通信とは、例えば、Bluetooth(登録商標)によって行われるが、Wi‐Fi(登録商標)等の無線通信によって行われても良い。
(車内への乳幼児の置き去り判定)
本実施形態における、車内への乳幼児の置き去りは、降車意思の検知結果、降車動作の検知結果、車内に乳幼児が存在するか否かの検出結果に基づき、制御部51が判定する。また、制御部51は、判定の際、降車意思の検知結果、降車動作の検知結果、車内に乳幼児が存在するか否かの検出結果を組み合わせることで判定する。
〔降車意思〕
ここで、降車意思の存在は、例えば、IGが「ON」から「OFF」へ切り替わることから検知することができる。具体的には、制御部21がスタートスイッチ4からIGのOFF信号を受け取ると、制御部21は、通信部22を介して、IGのOFF信号を通信部41へ送る。通信部41は、IGのOFF信号を受け取ると、制御部51へIGのOFF信号を送り、制御部51は、IGのOFF信号を受け取ると、車両100のユーザの降車意思が存在すると判定する。
また、降車意思は、例えば、車速が「ゼロ」になることから検知することができる。具体的には、制御部21が車速センサ7から、車速がゼロであることを示す車速ゼロ信号を受け取ると、制御部21は、通信部22を介して、車速ゼロ信号を通信部41へ送る。通信部41は、車速ゼロ信号を受け取ると、車速情報入力部43へ車速ゼロ信号を送り、車速情報入力部43は車速ゼロ信号に基づき、車速信号を出力し、制御部51へ送る。制御部51は車速信号を受け取ると、車両100の車速がゼロであると判定する。当該判定結果に基づき、制御部51は、車両100のユーザの降車意思が存在すると判定する。
また、降車意思の存在は、例えば、シフトポジションがパーキング以外からパーキングとなることである。具体的には、制御部21が変速機8(シフトレバー)からパーキングへのシフトチェンジを検知する信号(パーキング信号)を受け取ると、制御部21は、通信部22を介して、パーキング信号を通信部41へ送る。通信部41は、パーキング信号を受け取ると、制御部51へパーキング信号を送り、制御部51はパーキング信号を受け取ると、車両100のユーザの降車意思が存在すると判定する。
なお、上記の降車意思は何れか一つ、あるいはその組合せにより、車両100のユーザの降車意思の有無を判定しても良い。
〔降車動作〕
ここで、降車動作は、ユーザがドアを「閉」状態から「開」状態とする動作である。
具体的には、制御部21が図示しないドア開閉検知部よりドア開閉の信号(ドア開閉信号)を受け取ると、制御部21は、通信部22を介して、ドア開閉信号を通信部41へ送る。通信部41は、ドア開閉信号を受け取ると、車両ドア情報入力部42へドア開閉信号を送り、車両ドア情報入力部42はドア開閉信号に基づき、開閉状態信号を制御部51へ出力する。制御部51は、開閉状態信号がドア「開」の信号である場合、車両100のユーザの降車動作が存在すると判定する。
〔生体検出〕
車内に乳幼児が存在するか否かは、生体センサ32から取得した検出結果に基づいて、制御部51により判定する。具体的には、生体センサ32による車内のセンシングにより、車内に生体が存在するか否かを検出し、検出された生体が乳幼児であるか否かは、乳幼児の一般的な生体情報と生体センサ32によって検出された生体情報とを対比することにより、検出された生体が乳幼児であるか否かを判定する。
ここで、乳幼児の一般的な生体情報は、記憶部46に記憶されている。制御部51は、判定の際、記憶部46から前記の一般的な生体情報を取得して、生体センサ32によって検出された生体情報と対比する。
生体センサ32が車内の生体情報を検出しなかった場合、あるいは、生体センサ32によって検出された生体情報と乳幼児の一般的な生体情報とを対比した結果、生体センサ32によって検出された生体情報が乳幼児の一般的な生体情報と一致しない場合、制御部51は、生体センサ32によって検出された生体情報と乳幼児の一般的な生体情報との対比結果に基づき、車内に乳幼児が存在するか否かを判定する。また、制御部51は、生体センサ32によって生体情報が検出されなかった場合、車内に乳幼児が存在しないと判定する。
なお、本実施形態においては乳幼児を判定する構成について説明しているが、判定対象は乳幼児に限定されるものではなく、少なくとも自らの意思で危機を回避できない生体を含む。
続いて、本実施形態における第1事前警報、第2事前警報、第3事前警報、正式警報について、図2から図5のフローチャートを参照しつつ説明する。
[第1事前警報]
第1事前警報は、車内に向けて警告を出力するものである。
まず、制御部51は、車両100のユーザ(ドライバー)の降車意思の有無を判定する(S1)。制御部51は、ドライバーの降車意思「なし」と判定すると(S1でNO)、再び、ドライバーの降車意思の有無を判定する(S1)。一方、制御部51は、ドライバーの降車意思「あり」と判定すると(S1でYES)、車内に乳幼児が存在するか否かの判定を行う(S2)。
制御部51は、車内に乳幼児が存在しないと判定すると、車両警報制御装置31の動作を停止する(S2でNO)。一方、制御部51は、車内に乳幼児が存在すると判定すると(S2でYES)、制御部51は、車内に存在する乳幼児が置き去りにされていると判定し、車内に存在する乳幼児が危険な状態であるか否かを、危険度判定部51aに判定させる(S3)。
危険度判定部51aは、車内に存在する乳幼児が危険な状態ではないと判定すると(S3でNO)、制御部51は、再び、車内に乳幼児が存在するか否かの判定を行う(S2)。一方、危険度判定部51aは、車内に存在する乳幼児が危険な状態にあると判定すると(S3でYES)、該判定結果を警報レベル設定部51bへ送り、該判定結果を受けた警報レベル設定部51bは、該判定結果に基づき、警報レベルを「第1事前警報」に設定し、警報出力判定部51cへ設定信号を送る。
警報レベル設定部51bより、設定信号を受けた警報出力判定部51cは、「第1事前警報」の出力指示を、通信部41を介して通信部22へ送り、出力指示を受けた通信部22は制御部21へ出力指示を送り、出力指示を受けた制御部21は、出力装置9へ警報を出力させる(S4)。
出力装置9は、第1事前警報を出力すると、所定の設定時間経過後に第1事前警報を停止し(S5)、第2事前警報へ移行する。
なお、ドライバーの降車意思の有無の判定(S1)と、車内に乳幼児が存在するか否かの判定(S2)とは、同時に行われても良いし、順序を前後入れ替えても良い。
[第2事前警報]
続いて、本実施形態における第2事前警報について、図3のフローチャートを参照しつつ説明する。
第2事前警報は、第1事前警報とは異なり、ドライバーの降車意思に加えて、ドライバーの降車動作の検出も行う(S11)。
制御部51は、ドライバーの降車意思の有無の判定を行う。更に、制御部51は、ドライバーの降車動作の有無の判定を行う(S11)。制御部51は、ドライバーの降車意思と降車動作とが、何れも「なし」と判定すると(S11でNO)、再びドライバーの降車意思および降車動作の有無の判定を行う(S11)。また、制御部51は、ドライバーの降車意思又は降車動作の何れか一方のみしか「あり」と判定できなかった場合も、(S11でNO)、再びドライバーの降車意思および降車動作の有無の判定を行う(S11)。
一方、制御部51は、ドライバーの降車意思「あり」と判定し、且つドライバーの降車動作「あり」と判定すると(S11でYES)、車内に乳幼児が存在するか否かの判定を行う(S12)。
制御部51は、車内に乳幼児が存在しないと判定すると、車両警報制御装置31の動作を停止する(S12でNO)。一方、制御部51は、車内に乳幼児が存在すると判定すると(S12でYES)、制御部51は、車内に存在する乳幼児が置き去りにされていると判定し、車内に存在する乳幼児が危険な状態であるか否かを、危険度判定部51aに判定させる(S13)。
危険度判定部51aは、車内に存在する乳幼児が危険な状態ではないと判定すると(S13でNO)、該判定結果を制御部51へ送り、制御部51は該判定結果を受け取ると、再び、車内に乳幼児が存在するか否かの判定を行う(S12)。一方、危険度判定部51aは、車内に存在する乳幼児が危険な状態にあると判定すると(S13でYES)、該判定結果を警報レベル設定部51bへ送り、該判定結果を受けた警報レベル設定部51bは、該判定結果に基づき、警報レベルを「第2事前警報」に設定し、警報出力判定部51cへ設定信号を送る。
警報レベル設定部51bより、設定信号を受けた警報出力判定部51cは、「第2事前警報」の出力指示を、通信部41及び通信部22を介して、制御部21へ送る。当該出力指示を受けた制御部21は、出力装置9へ警報を出力させる(S14)。
出力装置9は、第2事前警報を出力すると、所定の設定時間経過後に第2事前警報を停止し(S15)、第3事前警報へ移行する。
なお、ドライバーの降車意思の有無の判定、ドライバーの降車動作の有無の判定(S11)および、車内に乳幼児が存在するか否かの判定(S12)は、同時に行われても良いし、順序を前後入れ替えても良い。
[第3事前警報]
第3事前警報におけるフローチャートは図4に示すとおりであるが、S21〜S23は図3におけるS11〜13に対応するため、ここでは説明を省略する。
警報レベル設定部51bにより、「第3事前警報」の設定信号を受けた警報出力判定部51cは、「第3事前警報」の出力指示を、通信部制御部へ送る。通信制御部45は、「第3事前警報」の出力指示を受け取ると、送受信部45aからアンテナ45cを介してスマートフォン61へ「第3事前警報」を通知する(S24)。スマートフォン61への「第3事前警報」の通知後、正式警報へ移行する。
なお、第1事前警報と第2事前警報とには、それぞれ、事前警報の出力を行った後、事前警報を停止するステップ(図2のS5、図3のS15)があるが、第3事前警報は、警報を出力した後に該警報を停止するステップは含まれていない点が第1事前警報および第2事前警報とは異なる。
[正式警報]
続いて、本実施形態における正式警報について、図5のフローチャートを参照しつつ説明する。ここで、図5におけるS31〜S33のステップは、図3のS11〜S13とそれぞれ対応し、また、図5におけるS31〜S33は図4のS21〜S23とそれぞれ対応するステップであるため説明を省略する。
警報レベル設定部51bにより、「正式警報」の設定信号を受けた警報出力判定部51cは、「正式警報」の出力指示を、通信部41及び通信部22を介して制御部21へ送る。当該出力指示を受けた制御部21は、出力装置9へ警報を出力させる(S34)。制御部51は、正式警報の出力後に救助動作の有無を判定する(S35)。
ここで、救助動作とは、ドライバーがキャンセルスイッチ10を操作すること、又は車両100のドアが「閉」状態から「開」状態となることである。ドアが「閉」状態から「開」状態となることとは、具体的には、制御部21がドア開閉信号を受け取ると、制御部21は、通信部22を介して、ドア開閉信号を通信部41へ送る。通信部41は、ドア開閉信号を受け取ると、車両ドア情報入力部42へドア開閉信号を送り、車両ドア情報入力部42はドア開閉信号に基づき、開閉状態信号を制御部51へ出力する。制御部51は、開閉状態信号がドア「開」の信号である場合、救助動作ありと判定する。
制御部51は、正式警報の出力後に、キャンセルスイッチ10からのキャンセル信号を受け取り救助動作ありと判定した場合、又は、制御部51はドア開の信号を受け取り救助動作ありと判定した場合(S35でYES)、制御部51は、正式警報の停止信号を、通信部41を介して通信部22へ送り、停止信号を受けた通信部22は制御部21へ停止信号を送り、停止信号を受けた制御部21は、出力装置9による正式警報の出力を停止させる(S36)。
正式警報の停止後、制御部51は、車内に乳幼児が存在するか否かを検出し(S37)、車内に乳幼児が存在しない場合は(S37でNO)、正式警報のフローを終了する。
一方、制御部51は、車内に乳幼児が存在する場合(S37でYES)、再び、車内に存在する乳幼児が危険な状態であるか否かを、危険度判定部51aに判定させる(S33)。
また、制御部51は、正式警報の出力後に、キャンセルスイッチ10からのキャンセル信号を受け取らず、救助動作なしと判定した場合、又は、制御部51は、ドア開の信号を受け取らず、救助動作なしと判定した場合(S35でNO)、制御部51は、正式警報開始から所定の時間が経過したか否かを判定する(S38)。所定の時間が経過したか否かは、タイマ44からの情報に基づき判断する。タイマ44は正式警報の開始をトリガとして、所定の時間を計測する。制御部51は、タイマ44からの情報に基づき、所定の時間が経過したと判定した場合(S38でYES)、車両100を救助可能状態とし(S39)、再び、制御部51は、正式警報の出力後に救助動作の有無を判定する(S35)。
救助可能状態とは、車両100の全てのドアをアンロック状態とすることである。また、救助可能状態とは、窓制御装置12による開閉が可能な窓を全て開くことである。また、救助可能状態とは、車両100の全てのドアを「開」状態とすることである。
車両100が救助可能状態になると、車両100のユーザはもちろん、車両100のユーザ以外の第三者であっても車内に存在する乳幼児を救助できる状態となる。
なお、救助動作には、携帯機からのキーレスアンロックを含む構成としてもよい。その場合、車両制御と携帯機とはUHF電波による無線通信を可能とする構成とする。
以上のとおり、本実施形態における車両警報制御装置31は、車内に存在する乳幼児の危険度の上昇に応じて、警報レベルを第1事前警報、第2事前警報、第3事前警報、および正式警報に設定し、車内に存在する乳幼児の危険度の上昇に応じて、段階的に警報を出力するものである。
なお、第1事前警報、第2事前警報、第3事前警報、および正式警報がこの順で切り替わる状況の場合、第2事前警報以降のステップに含まれる、ドライバーの降車意思を検出するステップを省略しても良い。これは、第1事前警報において、ドライバーの降車意思は検出済となるからである。すなわち、第1事前警報終了後、車内に乳幼児が存在するか否かの判定を制御部51が行う(S12)。
また、第3事前警報以降のステップに含まれる、ドライバーの降車動作を検出するステップを省略しても良い。これは、継続的に警報が切り替わる状況であれば、第2事前警報において、ドライバーの降車動作は検出済となるからである。すなわち、第2事前警報終了後、車内に乳幼児が存在するか否かの判定を制御部51が行う(S22)。
なお、本実施形態においては、第1事前警報、第2事前警報、第3事前警報、および正式警報を例示して説明しているが、各事前警報および正式警報を上述の態様に限定するものではなく、各事前警報および正式警報は、危険度の高低に基づきレベル分けされていればよく、また、各警報レベルに応じた出力態様を有していればよい。
更に、各事前警報および正式警報の出力順序は、第1事前警報、第2事前警報、第3事前警報、および正式警報の順に出力してもよいし、第1事前警報の出力後に正式警報の出力をしてもよい。すなわち、出力の順序は適宜変更し得る構成としてもよい。
また、第1事前警報、第2事前警報、第3事前警報のうち、何れか、又は、複数の組み合わせを事前警報として出力する構成としてもよい。
また、第1事前警報、第2事前警報、第3事前警報、および正式警報の出力態様について、それぞれの警報における出力態様を例示しているが、各警報における出力態様を共通の出力態様とする構成としてもよい。各警報における出力態様を共通の出力態様とする場合、例えば、危険度に応じて、警報音の音量を小音量から大音量に変化させる構成とする。この様にすれば、周囲の迷惑とならないように段階的に警報の出力をする事が可能となる。
なお、救助動作には、携帯機からのキーレスアンロックを含む構成としてもよい。その場合、車両制御と携帯機とはUHF電波による無線通信を可能とする構成とする。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
[第1事前警報、第2事前警報]
本実施形態における、車両警報制御装置31は、制御部51による、第1事前警報を停止するための救助動作の有無の判定を行う点において、実施形態1に記載の第1事前警報とは異なる。
また、本実施形態における、車両警報制御装置31は、制御部51による、第2事前警報を停止するための救助動作の有無の判定を行う点において、実施形態1に記載の第2事前警報とは異なる。
また、本実施形態における、第1事前警報は、第1事前警報の出力後に救助動作が無い場合において、第1事前警報の出力から所定の時間が経過すると、第1事前警報の出力を停止する点において、実施形態1に記載の第1事前警報とは異なる。
また、本実施形態における、第2事前警報は、第2事前警報の出力後に救助動作が無い場合において、第2事前警報の出力から所定の時間が経過すると、第2事前警報の出力を停止する点において、実施形態1に記載の第2事前警報とは異なる。
また、本実施形態における、第1事前警報は、例えば、5秒に1回の間欠動作により、警報を実行する点において、実施形態1に記載の第1事前警報とは異なる。
また、本実施形態における、第2事前警報は、例えば、5秒に1回の間欠動作により、警報を実行する点において、実施形態1に記載の第2事前警報とは異なる。
なお、本実施形態における、第1事前警報の出力後の制御部51による救助動作の有無の判定は、実施形態1で説明したとおりであるが、制御部51は、救助動作ありと判定すると、第1事前警報を停止するのではなく、警報を停止させるための設定時間を延長する構成としても良い。
なお、本実施形態における、第2事前警報の出力後の制御部51による救助動作の有無の判定は、実施形態1で説明したとおりであるが、制御部51は、救助動作ありと判定すると、第2事前警報を停止するのではなく、警報を停止させるための設定時間を延長する構成としても良い。
[第1事前警報]
続いて、本実施形態における第1事前警報について、図6のフローチャートを参照しつつ説明する。
ここで、図6におけるS51〜S54のステップは、図2におけるS1〜S4とそれぞれ対応するステップであるため説明を省略する。
警報レベル設定部51bにより、「第1事前警報」の設定信号を受けた警報出力判定部51cは、「第1事前警報」の出力指示を、通信部41及び通信部22を介して、制御部21へ送る。当該出力指示を受けた制御部21は、出力装置9へ警報を出力させる(S54)。制御部51は、第1事前警報の出力後に救助動作の有無を判定する(S55)。
制御部51は、第1事前警報の出力後に、キャンセルスイッチ10からのキャンセル信号を受け取り救助動作ありと判定した場合、又は、制御部51は、ドア開の信号を受け取り救助動作ありと判定した場合(S55でYES)、制御部51は、第1事前警報の停止信号を、通信部41及び通信部22を介して、制御部21へ送る。当該停止信号を受けた制御部21は、出力装置9による第1事前警報の出力を停止させる(S56)。
第1事前警報の停止後、制御部51は、車内に乳幼児が存在するか否かを検出し(S57)、車内に乳幼児が存在しない場合は(S57でNO)、第1事前警報を終了する。
一方、制御部51は、車内に乳幼児が存在する場合(S57でYES)、再び、車内に存在する乳幼児が危険な状態であるか否かを、危険度判定部51aに判定させる(S53)。
また、制御部51は、正式警報の出力後に、キャンセルスイッチ10からのキャンセル信号を受け取らず、救助動作なしと判定した場合、又は、制御部51は、ドア開の信号を受け取らず、救助動作なしと判定した場合(S55でNO)、制御部51は、第1事前警報開始から所定の時間が経過したか否かを判定する(S58)。所定の時間が経過したか否かは、タイマ44からの情報に基づき判断する。タイマ44は正式警報の開始をトリガとして、所定の時間を計測する。制御部51は、タイマ44からの情報に基づき、所定の時間が経過したと判定した場合(S58でYES)、第1事前警報を停止し(S59)、第2事前警報へ移行する。
なお、救助動作には、携帯機からのキーレスアンロックを含む構成としてもよい。その場合、車両制御と携帯機とはUHF電波による無線通信を可能とする構成とする。
[第2事前警報]
続いて、本実施形態における第2事前警報について、図7のフローチャートを参照しつつ説明する。
ここで、図7におけるS71〜S74のステップは、図3におけるS11〜S14とそれぞれ対応するステップであるため説明を省略する。
警報レベル設定部51bにより、「第2事前警報」の設定信号を受けた警報出力判定部51cは、「第2事前警報」の出力指示を、通信部41を介して通信部22へ送り、出力指示を受けた通信部22は制御部21へ出力指示を送り、出力指示を受けた制御部21は、出力装置9へ警報を出力させる(S74)。制御部51は、第2事前警報の出力後に救助動作の有無を判定する(S75)。
制御部51は、第2事前警報の出力後に、キャンセルスイッチ10からのキャンセル信号を受け取り救助動作ありと判定した場合、又は、制御部51は、ドア開の信号を受け取り救助動作ありと判定した場合(S75でYES)、制御部51は、第2事前警報の停止信号を、通信部41を介して通信部22へ送り、停止信号を受けた通信部22は制御部21へ停止信号を送り、停止信号を受けた制御部21は、出力装置9による第2事前警報の出力を停止させる(S76)。
第2事前警報の停止後、制御部51は、車内に乳幼児が存在するか否かを検出し(S77)、車内に乳幼児が存在しない場合は(S77でNO)、第2事前警報を終了する。
一方、制御部51は、車内に乳幼児が存在する場合(S77でYES)、再び、車内に存在する乳幼児が危険な状態であるか否かを、危険度判定部51aに判定させる(S73)。
また、制御部51は、第2事前警報の出力後に、キャンセルスイッチ10からのキャンセル信号を受け取らず、救助動作なしと判定した場合、又は、制御部51は、ドア開の信号を受け取らず、救助動作なしと判定した場合(S75でNO)、制御部51は、第2事前警報開始から所定の時間が経過したか否かを判定する(S78)。所定の時間が経過したか否かは、タイマ44からの情報に基づき判断する。タイマ44は正式警報の開始をトリガとして、所定の時間を計測する。制御部51は、タイマ44からの情報に基づき、所定の時間が経過したと判定した場合(S78でYES)、第2事前警報を停止し(S79)、第3事前警報へ移行する。
なお、救助動作には、携帯機からのキーレスアンロックを含む構成としてもよい。その場合、車両制御と携帯機とはUHF電波による無線通信を可能とする構成とする。
[第3事前警報]
本実施形態における第3事前警報は、車両200のユーザのスマートフォン61から送信される、指示内容に応じて、車両200の窓を「開」状態としたり、車両200のエアコンを駆動したりする点において、実施形態1に記載の第3事前警報とは異なる。
また、本実施形態における、第3事前警報は、警報開始から所定の回避要求の受信設定時間が経過した場合において、第3事前警報の出力から所定の時間が経過すると、正式警報へ移行する点において、実施形態1に記載の第3事前警報とは異なる。
回避要求とは、ユーザの携帯端末から送られてくる指示であり、具体的には、車両200の窓を「開」状態とする指示である。又は、車両200のエアコンを駆動するための指示である。
ここでの窓の「開」状態とは、車内の換気ができる程度の開閉量で窓を開けることであるが、全開閉する構成としても良い。また、エアコンを駆動するための指示には、温度設定や風量設定を含むものとする。
続いて、本実施形態における第3事前警報について、図8のフローチャートを参照しつつ説明する。
ここで、図8におけるS91〜S94のステップは、図4におけるS21〜S24とそれぞれ対応するステップであるため説明を省略する。
警報レベル設定部51bにより、「第3事前警報」の設定信号を受けた警報出力判定部51cは、「第3事前警報」の出力指示を、通信部制御部へ送る。通信制御部45は、「第3事前警報」の出力指示を受け取ると、送受信部45aからアンテナ45cを介してスマートフォン61へ「第3事前警報」を通知する(S94)。
第3事前警報をスマートフォン61へ通知した後(S94)、制御部51は、ユーザのスマートフォン61からの窓の「開」要求の有無を判定する(S95)。制御部51は、ユーザのスマートフォン61から窓の「開」要求を取得すると(S95でYES)、通信部41を介して、窓の開要求信号を通信部22へ送る。窓の開要求信号を受けた通信部22は、該信号を制御部21に送り、制御部21は、窓制御装置12に車両200の窓の「開」動作をさせ(S96)、正式警報へ移行する。
一方、制御部51は、ユーザのスマートフォン61から窓の「開」要求を取得していない場合(S95でNO)、ユーザのスマートフォン61からエアコン駆動の要求の有無を判定する(S97)。制御部51は、ユーザのスマートフォン61からのエアコン駆動の要求を取得すると(S97でYES)、通信部41を介して、エアコンの駆動信号を通信部22へ送る。エアコンの駆動信号を受けた通信部22は、該信号を制御部21に送り、制御部21は、エアコン制御装置11にエアコンの駆動をさせ(S98)、正式警報へ移行する。
一方、制御部51は、ユーザのスマートフォン61からのエアコン駆動の要求を取得していない場合(S97でNO)、
制御部51は、第3事前警報開始から所定の回避要求設定時間が経過したか否かを判定する(S99)。所定の回避要求設定時間が経過したか否かは、タイマ44からの情報に基づき判断する。タイマ44は第3事前警報の開始をトリガとして、所定の時間を計測する。制御部51は、タイマ44からの情報に基づき、所定の回避要求設定時間が経過したと判定した場合(S99でYES)、正式警報へ移行する。
一方、制御部51は、タイマ44からの情報に基づき、所定の回避要求設定時間が経過していないと判定した場合(S99でNO)、再び、制御部51は、ユーザのスマートフォン61からの窓の「開」要求の有無を判定する(S95)。
なお、図示はしていないが、ユーザのスマートフォン61から窓の「開」要求を受信すると(S95でYES)、車両200の窓の「開」動作を開始し(S96)、正式警報へ移行するまでの間に、制御部51が、救助動作「あり」と判定すると、制御部51は通信部41を介して、警報停止信号を通信部22へ送り、該信号を受け取った通信部22は、該信号を制御部21へ送り、該信号を受け取った制御部21は、出力装置9から警報の出力を停止させる構成としても良い。
また、ユーザのスマートフォン61からのエアコン駆動の要求を受信すると(S97でYES)、車両200のエアコンの駆動を開始し(S98)、正式警報へ移行するまでの間に、制御部51が、救助動作「あり」と判定すると、制御部51は通信部41を介して、警報停止信号を通信部22へ送り、該信号を受け取った通信部22は、該信号を制御部21へ送り、該信号を受け取った制御部21は、出力装置9から警報の出力を停止させる構成としても良い。
また、所定の回避要求受信設定時間が経過後(S99でYES)、正式警報へ移行するまでの間に、制御部51が、救助動作「あり」と判定すると、制御部51は通信部41を介して、警報停止信号を通信部22へ送り、該信号を受け取った通信部22は、該信号を制御部21へ送り、該信号を受け取った制御部21は、出力装置9から警報の出力を停止させる構成としても良い。
〔ソフトウェアによる実現例〕
車両警報制御装置31の制御ブロック(特に危険度判定部51a、警報レベル設定部51b、警報出力判定部51c)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、ソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、車両警報制御装置31は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するコンピュータを備えている。このコンピュータは、例えば1つ以上のプロセッサを備えていると共に、上記プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を備えている。そして、上記コンピュータにおいて、上記プロセッサが上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記プロセッサとしては、例えばCPU(Central Processing Unit)を用いることができる。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、ROM(Read Only Memory)等の他、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などをさらに備えていてもよい。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明の一態様は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の一態様に係る車両制御装置は、車内に存在する生体の生体情報を検出する生体センサと、警報を出力する出力装置と、前記生体センサにより生体情報が検出された生体の危険度を判定する危険度判定部と、前記危険度判定部が判定した危険度に応じて、正式警報の前に前記出力装置に出力させる事前警報を判定する警報出力判定部と、を備える構成である。
上記の構成によれば、正式警報の前に、車内に存在する乳幼児の危険度の上昇に留意しつつ、周囲の迷惑にならないように事前警報を出力することが可能となる。
本発明の一態様に係る車載制御装置は、前記事前警報は、車両内に向けて出力される第1事前警報と、車外に向けて出力される第2事前警報と、車両ユーザの携帯端末(スマートフォン61)から出力される第3事前警報とを含み、前記警報出力判定部は、前記第1事前警報、前記第2事前警報、前記第3事前警報のうち、何れか、又は、複数の組み合わせを前記事前警報として前記出力装置に出力させる構成としてもよい。
上記の構成によれば、事前警報には少なくとも第1事前警報、第2事前警報、および第3事前警報が含まれる構成となるため、車内に存在する乳幼児の危険度の上昇にあわせて、正式警報の前に各事前警報を実行することが可能となる。また、上記の構成によれば、第1から事前警報、第2事前警報、第3事前警報のうち、何れか一つのみを出力することが可能となる。また、第1事前警報、前記第2事前警報、前記第3事前警報を複数組み合わせて出力することができる。よって、周囲の迷惑にならない警報の出力をより効果的に実行することができる。また、周囲の迷惑となり得る正式警報の出力を抑制することができる。
本発明の一態様に係る車載制御装置は、前記事前警報の出力態様は、前記危険度の上昇に伴って段階的に変化する構成であってもよい。
上記の構成によれば、正式警報の出力前に事前警報を段階的に出力することができる。事前警報を段階的に出力することにより、周囲の迷惑となり得る正式警報の出力前に車両ユーザが車内への乳幼児の置き去りに気付くことができる。
本発明の一態様に係る車載制御装置は、前記危険度判定部51aは、ドライバーの降車意思及び/又は降車動作が検出され、且つ、車両内に生体が存在することが検出されると、前記車両内に存在する生体の危険度の判定を開始する構成としてもよい。
上記の構成によれば、ドライバーの降車意思あるいは降車動作の判定結果と車内に乳幼児が存在することの判定結果に基づく置き去り状態の判定が可能となり、置き去り状態が確定した後に車内に存在する生体の危険度の判定が開始できる。よって、警報装置の誤報あるいは不用意な警報の出力を予防できる。
本発明の一態様に係る車載制御装置は、前記出力装置9は、前記事前警報が出力された後、前記車両100のドアが開かれると前記事前警報の出力を停止する。
上記の構成によれば、車両100のドアが開かれるという救助意思を検知した場合に事前警報の停止が可能となり、不用意な正式警報の出力を効果的に回避することができる。
本発明の一態様に係る車載制御装置は、前記出力装置9は、前記事前警報の出力開始時点から予め定められた時間が経過すると、前記事前警報の出力を停止する構成としてもよい。
上記の構成によれば、事前警報が実行された後に所定時間が経過すると、事前警報が停止され、その時点における車内の乳幼児の危険度に応じて、警報レベルを上昇させることが可能となり、より適切な事前警報をユーザに対して実行することができる。
本発明の一態様に係る車載制御装置は、車窓の開閉を制御する窓制御装置12及び/又は車両の空調を制御する空調制御装置(エアコン制御装置11)へ指示信号を送信する通信制御部45を備え、前記通信制御部45は、前記出力装置9により、前記事前警報が出力された後、車両ユーザの携帯端末(スマートフォン61)からの指示を受信すると、前記携帯端末(スマートフォン61)からの指示に基づき、前記窓制御装置12に対し車窓の開閉制御を指示すると共に、前記空調制御装置(エアコン制御装置11)に対し車両の空調制御を指示する構成としてもよい。
上記の構成によれば、車両200のユーザの携帯端末から車両の窓を「開」状態とする要求を受信することが可能となる。また、上記の構成によれば、車両200のユーザの携帯端末からのエアコン駆動要求を受信することが可能となる。よって、正式警報へ移行するまでの間に、車内の危険度を下げることが可能となり、車両に存在する乳幼児の安全を確保することが可能となる。
本発明の一態様に係る車載制御装置は、前記正式警報が出力された後、車両のドアが開かれた場合、前記出力装置9は、前記正式警報の出力を停止し、前記正式警報が出力された後、車両100のドアが開かれない場合、前記車両100は、前記生体の救助を可能とする救助可能状態へ移行する構成としてもよい。
上記の構成によれば、正式警報の出力後に車両のドアが開かれなければ、車両側の車両制御により、車内に存在する乳幼児を救助可能な状態にすることが可能となる。従って、車両ユーザが近くにいなくても、車両ユーザ以外の第三者が車内に存在する乳幼児を救助することが可能となる。
本発明の一態様に係る車載制御装置は、前記正式警報が出力された後、車両100のドアが開かれた場合、前記出力装置9は、前記正式警報の出力を停止し、前記正式警報が出力された後、車両100のドアが開かれない場合、前記正式警報の出力開始時点から予め定められた時間が経過すると、前記車両100は、前記生体の救助を可能とする救助可能状態へ移行する構成としてもよい。
上記の構成によれば、正式警報の出力後に車両のドアが開かれなければ、所定の時間経過後に、車両側の車両制御により、車内に存在する乳幼児を救助可能な状態にすることが可能となる。従って、所定の時間が経過する前に車両ユーザが車両に戻り、ドアを開けば正式警報の出力を停止させることができ、所定の時間が経過しても車両ユーザが車両に戻らない場合であっても、車両ユーザ以外の第三者が車内に存在する乳幼児を救助することが可能となる。
〔付記事項〕
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
1 車載制御装置
9 出力装置
11 エアコン制御装置(空調制御装置)
12 窓制御装置
31 車両警報制御装置(車両制御装置)
45 通信制御部
51c 警報出力判定部
51a 危険度判定部
51b 警報レベル設定部
61 スマートフォン(携帯端末)

Claims (9)

  1. 車内に存在する生体の生体情報を検出する生体センサと、
    警報を出力する出力装置と、
    前記生体センサにより生体情報が検出された生体の危険度を判定する危険度判定部と、
    前記危険度判定部が判定した危険度に応じて、正式警報の前に前記出力装置に出力させる事前警報を判定する警報出力判定部と、
    を備えることを特徴とする車両制御装置。
  2. 前記事前警報は、
    車両内に向けて出力される第1事前警報と、
    車外に向けて出力される第2事前警報と、
    車両ユーザの携帯端末に向けて出力される第3事前警報と、
    を含み、
    前記警報出力判定部は、前記第1事前警報、前記第2事前警報、前記第3事前警報のうち、何れか、又は、複数の組み合わせを前記事前警報として前記出力装置に出力させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両制御装置。
  3. 前記事前警報の出力態様は、前記危険度の上昇に伴って段階的に変化する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の車両制御装置。
  4. 前記危険度判定部は、
    ドライバーの降車意思及び/又は降車動作が検出され、且つ、車両内に生体が存在することが検出されると、前記車両内に存在する生体の危険度の判定を開始する、
    ことを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の車両制御装置。
  5. 前記出力装置は、前記事前警報が出力された後、前記車両のドアが開かれると前記事前警報の出力を停止する、
    ことを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の車両制御装置。
  6. 前記出力装置は、前記事前警報の出力開始時点から予め定められた時間が経過すると、前記事前警報の出力を停止する、
    ことを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の車両制御装置。
  7. 車窓の開閉を制御する窓制御装置及び/又は車両の空調を制御する空調制御装置へ指示信号を送信する通信制御部を備え、
    前記通信制御部は、前記出力装置により、前記事前警報が出力された後、車両ユーザの携帯端末からの指示を受信すると、前記携帯端末からの指示に基づき、前記窓制御装置に対し車窓の開閉制御を指示すると共に、前記空調制御装置に対し車両の空調制御を指示することを特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載の車両制御装置。
  8. 前記正式警報が出力された後、車両のドアが開かれた場合、
    前記出力装置は、前記正式警報の出力を停止し、
    前記正式警報が出力された後、車両のドアが開かれない場合、
    前記車両は、前記生体の救助を可能とする救助可能状態へ移行する、
    ことを特徴とする請求項1から7の何れか一項に記載の車両制御装置。
  9. 前記正式警報が出力された後、車両のドアが開かれた場合、
    前記出力装置は、前記正式警報の出力を停止し、
    前記正式警報が出力された後、車両のドアが開かれない場合、
    前記正式警報の出力開始時点から予め定められた時間が経過すると、前記車両は、前記生体の救助を可能とする救助可能状態へ移行する、
    ことを特徴とする請求項1から8の何れか一項に記載の車両制御装置。
JP2019047528A 2019-03-14 2019-03-14 車両制御装置 Pending JP2020149486A (ja)

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