JP2020148966A - 光学部品の調整構造及び光学装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光学部品の直交三次元であるX軸方向、Y軸方向及びZ軸方向の位置調整を簡単に行うことが可能な、光学部品の調整構造を提供する。【解決手段】光学部品の調整構造は、第1の光学部品が固定され、外周面に雄ねじが形成された筒状体8と、第2の光学部品が固定され、筒状体8の一方の端部が接触する接触面を有するホルダ6と、光学装置1の筐体10に形成され、周面に筒状体8の雄ねじがねじ込まれる雌ネジが形成された第1の貫通孔と、ホルダ6を筐体10に固定するボルトと、筐体10に形成され、ボルトが通される第2の貫通孔と、を備える。第2の貫通孔の直径は、ボルトの軸部の直径に対して大きい。【選択図】図1

Description

本開示は、光学部品の調整構造及び光学装置に関する。
一般的な光学装置は、光学部品を高い精度で配置することが要求される。例えば、特許文献1の光路調整装置は、半導体レーザーが固定された第1固定部材と、コリメートレンズが固定された第2固定部材と、を備えている。そして、第1固定部材に形成された貫通孔に通された第1ボルトが第2固定部材にねじ込まれ、第2固定部材に形成された貫通孔に通された第2ボルトが光学系支持部本体の外壁にねじ込まれている。
このとき、第1固定部材の貫通孔の直径が第1ボルトの軸部の直径に対して大きく、第2固定部材の貫通孔の直径が第2ボルトの軸部の直径に対して大きく形成されている。これにより、第1ボルトを緩めた状態で第1固定部材を第2固定部材に対して直交二軸方向であるX軸方向及びY軸方向に移動させ、第2ボルトを緩めた状態で第2固定部材を光学系支持部本体の外壁に対してX軸方向及びY軸方向に移動させることで、光路を調整可能な構成とされている。ちなみに、半導体レーザーの光軸をZ軸とし、X軸及びY軸はZ軸と直交するものとする。
特開平5−323166号公報
特許文献1の光路調整装置は、半導体レーザーやコリメートレンズの光学部品の位置をX軸方向及びY軸方向に調整することができる構成とされているが、X軸及びY軸と直交するZ軸方向に光学部品の位置を調整することができる構成とされていない。
ここで、例えば、第1固定部材と第2固定部材との間や第2固定部材と光学系支持部本体の外壁との間に厚さの異なるシムを挿抜することで、光学部品のZ軸方向の位置を調整することが可能である。
しかしながら、厚さの異なるシムを挿抜して光学部品のZ軸方向の位置を調整する度に、光学部品のX軸方向及びY軸方向の位置がずれ、再度、光学部品のX軸方向及びY軸方向の位置調整をやり直す必要があり、光学部品のX軸方向、Y軸方向及びZ軸方向の位置調整が煩雑である。
本明細書に開示される実施形態が達成しようとする目的の1つは、当該課題の解決に寄与する光学部品の調整構造及び光学装置を提供することである。なお、この目的は、本明細書に開示される複数の実施形態が達成しようとする複数の目的の1つに過ぎないことに留意されるべきである。その他の目的又は課題と新規な特徴は、本明細書の記述又は添付図面から明らかにされる。
第1の態様の光学部品の調整構造は、
第1の光学部品が固定され、外周面に雄ねじが形成された筒状体と、
第2の光学部品が固定され、前記筒状体の一方の端部が接触する接触面を有するホルダと、
光学装置の筐体に形成され、周面に前記筒状体の雄ねじがねじ込まれる雌ネジが形成された第1の貫通孔と、
前記ホルダを前記筐体に固定するボルトと、
前記筐体に形成され、前記ボルトが通される第2の貫通孔と、
を備え、
前記第2の貫通孔の直径は、前記ボルトの軸部の直径に対して大きい。
上述の態様によれば、光学部品の直交三次元であるX軸方向、Y軸方向及びZ軸方向の位置調整を簡単に行うことが可能な、光学部品の調整構造及び光学装置を提供できる。
実施の形態1の光学装置の構成を説明するための図である。 実施の形態1の光学部品の調整構造を示す分解斜視図である。 実施の形態1の光学部品の調整構造をZ軸−側から見た斜視図である。 実施の形態1の光学部品の調整構造をZ軸+側から見た斜視図である。 実施の形態1の光学部品の調整構造において、ボルトをホルダにねじ込んだ状態をY軸+側から見た図である。 実施の形態1の光学部品の調整構造において、ボルトをホルダにねじ込んだ状態をX軸−側から見た図である。 実施の形態1の光学部品の調整構造において、筒状体を筐体にねじ込んだ状態をY軸+側から見た図である。 実施の形態1の光学部品の調整構造において、筒状体を筐体にねじ込んだ状態をX軸−側から見た図である。 実施の形態1の光学部品の調整構造において、光学フィルターのX軸方向及びY軸方向の位置が調整される様子をZ軸+側から見た図である。 実施の形態1の光学部品の調整構造において、ボルトを介して光学フィルターのX軸方向及びY軸方向の位置を調整する様子をY軸+側から見た図である。 実施の形態1の光学部品の調整構造において、ボルトを介して光学フィルターのX軸方向及びY軸方向の位置を調整する様子をX軸−側から見た図である。 実施の形態2の光学部品の調整構造において、ボルトをホルダにねじ込んだ状態をY軸+側から見た図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、添付図面を参照しながら説明する。但し、本発明が以下の実施の形態に限定される訳ではない。また、説明を明確にするため、以下の記載及び図面は、適宜、簡略化されている。
<実施の形態1>
先ず、本実施の形態の光学装置を簡単に説明する。図1は、本実施の形態の光学装置の構成を説明するための図である。光学装置1は、光源2から出射された光が反射ミラー3、第1のレンズ4及びホルダ6に設けられた光学フィルター(第2の光学部品)7を介して筒状体8に設けられた第2のレンズ(第1の光学部品)9から出射される構成とされており、これらの各要素は、筐体10に固定されている。
次に、本実施の形態の光学部品の調整構造を説明する。なお、以下の説明では、説明を明確にするために、直交三次元(XYZ)座標系を用いて説明する。図2は、本実施の形態の光学部品の調整構造を示す分解斜視図である。図3は、本実施の形態の光学部品の調整構造をZ軸−側から見た斜視図である。図4は、本実施の形態の光学部品の調整構造をZ軸+側から見た斜視図である。
本実施の形態の光学部品の調整構造は、ホルダ6に設けられた光学フィルター7のX軸方向、Y軸方向及びZ軸方向の位置を調整可能な構成とされている。詳細には、光学部品の調整構造は、図2乃至図4に示すように、第2のレンズ9が設けられる筒状体8、光学フィルター7が設けられるホルダ6、筐体10に形成される第1の貫通孔10a並びに第2の貫通孔10b、ボルト11及びスプリングワッシャ12を備えている。
筒状体8は、図2に示すように、円筒形状を基本形態としており、筒状体8の内部に第2のレンズ9が固定されている。そして、筒状体8の外周面には、雄ネジ8aが形成されている。筒状体8のZ軸+側の端面は、平坦面であり、略XY平面上に配置されている。このような筒状体8は、例えば、アルミニウムなどの金属製である。
ホルダ6は、開口部6aが形成された板状体を基本形態としており、図3及び図4に示すように、筐体10の内部に配置されている。開口部6aは、例えば、図2に示すように、Z軸方向から見て円形状であり、ホルダ6をZ軸方向に貫通している。そして、ホルダ6のZ軸−側の面には、開口部6aを囲むようにザグリ部6bが形成されている。
ザグリ部6bは、筒状体8のZ軸+側の端部を収容可能に形成されており、例えば、Z軸方向から見て開口部6aの中心を中心とする略円環形状である。ザグリ部6bのZ軸+側の面(底面)は、平坦であり、略XY平面上に配置されている。
ホルダ6のZ軸−側の面には、複数のネジ穴6cが形成されている。一方、ホルダ6のZ軸+側の面には、開口部6aをZ軸+側から覆うように光学フィルター7が固定されている。このようなホルダ6は、例えば、アルミニウムなどの金属製である。
第1の貫通孔10aは、筐体10の側壁10cを当該側壁10cの肉厚方向に貫通しており、大凡、Z軸方向から見てホルダ6の開口部6aと重なっている。つまり、第1の貫通孔10aは、例えば、Z軸方向に延在している。そして、第1の貫通孔10aの周面に雌ネジ10dが形成されている。
この雌ネジ10dに筒状体8の雄ネジ8aをねじ込むように当該筒状体8が第1の貫通孔10aに通され、筒状体8のZ軸+側の端面がホルダ6のザグリ部6bの底面に面接触している。つまり、ホルダ6のザグリ部6bの底面は、筒状体8のZ軸+側の端面が接触する接触面として機能する。
第2の貫通孔10bは、筐体10の側壁10cを当該側壁10cの肉厚方向に貫通している。つまり、第2の貫通孔10bも、Z軸方向に延在している。そして、第2の貫通孔10bは、大凡、ホルダ6のネジ穴6cに対応するように、第1の貫通孔10aの周辺に複数配置されている。
このとき、複数の第2の貫通孔10bは、詳細な機能は後述するが、第1の貫通孔10aの中心を重心とし、且つ筐体10の側壁10cのY軸+側の辺及びY軸−側の辺と平行な辺を有する長方形又は正方形の対角に配置されているとよい。
ボルト11は、第2の貫通孔10bに通されてホルダ6のネジ穴6cにねじ込まれている。これにより、筒状体8のZ軸+側の端面がホルダ6のザグリ部6bの底面に面接触した状態で、ホルダ6が筐体10に固定されている。つまり、光学フィルター7のX軸方向、Y軸方向及びZ軸方向の位置が固定されている。このとき、第2の貫通孔10bの直径は、ボルト11の軸部11aの直径に対して大きく設定されている。
スプリングワッシャ12は、ボルト11の軸部11aに通された状態で、ボルト11の頭部11bと筐体10の側壁10cとの間に配置されている。但し、本実施の形態では、スプリングワッシャ12を用いているが、ボルト11の頭部11bと筐体10の側壁10cとの間で弾性力を発現する弾性体であれば、皿ばねなどでもよい。
次に、本実施の形態の光学部品の調整構造での光学フィルター7の位置調整の流れを説明する。図5は、ボルトをホルダにねじ込んだ状態をY軸+側から見た図である。図6は、ボルトをホルダにねじ込んだ状態をX軸−側から見た図である。図7は、筒状体を筐体にねじ込んだ状態をY軸+側から見た図である。図8は、筒状体を筐体にねじ込んだ状態をX軸−側から見た図である。図9は、光学フィルターのX軸方向及びY軸方向の位置が調整される様子をZ軸+側から見た図である。図10は、ボルトを介して光学フィルターのX軸方向及びY軸方向の位置を調整する様子をY軸+側から見た図である。図11は、ボルトを介して光学フィルターのX軸方向及びY軸方向の位置を調整する様子をX軸−側から見た図である。
先ず、図5及び図6に示すように、筐体10の内部にホルダ6を配置する。このとき、ホルダ6におけるザグリ部6bが形成された側の面を筐体10の側壁10cと対向するように配置する。
そして、Z軸方向から見てホルダ6のネジ穴6cと筐体10の第2の貫通孔10bとが重なるように、ネジ穴6cと第2の貫通孔10bとを配置し、筐体10の外側からボルト11を第2の貫通孔10bに通してネジ穴6cにねじ込む。このとき、光学フィルター7がZ軸方向の所望の位置近傍に配置された状態で、スプリングワッシャ12が軽く筐体10の側壁10cに接触する程度に、ボルト11をネジ穴6cに仮締めする。
次に、図7及び図8に示すように、筒状体8の雄ねじ8aを筐体10の雌ネジ10dにねじ込んで当該筒状体8のZ軸+側の端面をホルダ6のザグリ部6bの底面に面接触させる。
そして、光学フィルター7がZ軸方向の所望の位置に配置されるように、筒状体8のZ軸+側の端面がホルダ6のザグリ部6bの底面に面接触した状態を維持しつつ、筒状体8の雄ねじ8aのねじ込み量を調整する。
このとき、筐体10の側壁10cとボルト11の頭部11bとの間にスプリングワッシャ12が配置されているので、ホルダ6のZ軸方向の移動を当該スプリングワッシャ12によって吸収することができる。
このようにスプリングワッシャ12の弾性力によって、筒状体8のZ軸+側の端面がホルダ6のザグリ部6bの底面に押し当てられているので、筒状体8の雄ねじ8aのねじ込み量に応じて、ホルダ6を介して光学フィルター7のZ軸方向の位置を調整することができる。そして、筒状体8の雄ねじ8aのねじ込み量が定まれば光学フィルター7をZ軸方向の所望の位置に固定することができる。
このとき、筒状体8のZ軸−側の外周面に多角形部8bを備えていると、作業者が当該多角形部8bを摘まみながら、簡単に筒状体8の雄ねじ8aのねじ込み量を調整することができる。
次に、光学フィルター7がX軸方向及びY軸方向の所望の位置に配置されるように、筒状体8のZ軸+側の端面に対してホルダ6のザグリ部6bの底面を摺動させつつ、ホルダ6を介して光学フィルター7をX軸方向及びY軸方向に移動させる。
このとき、上述したように、筐体10の第2の貫通孔10bの直径がボルト11の軸部11aの直径に対して大きいので、図9に示すように、ホルダ6を良好にX軸方向及びY軸方向に移動させることができる。ここで、例えば、図10及び図11に示すように、ボルト11の頭部11bが筐体10の外側に配置されているので、作業者がボルト11の頭部11bを摘まんで、ホルダ6をX軸方向及びY軸方向に移動させることができる。
また、複数の第2の貫通孔10bは、第1の貫通孔10aの中心を重心とし、且つ筐体10の側壁10cのY軸+側の辺及びY軸−側の辺と平行な辺を有する長方形又は正方形の対角に配置されている。これにより、ホルダ6をX軸方向及びY軸方向に移動させる際に、ホルダ6がX軸回り及びY軸回りに回転することを抑制できる。
しかも、筒状体8のZ軸+側の端面をホルダ6のザグリ部6bの底面に面接触させているので、ホルダ6を介して光学フィルター7を精度良く、X軸方向及びY軸方向に移動させることができる。
このように光学フィルター7がZ軸方向の所望の位置に配置され、しかも、光学フィルター7がX軸方向及びY軸方向の所望の位置に配置されると、ボルト11をホルダ6のネジ穴6cにさらにねじ込んで、ボルト11を本締めする。このとき、筒状体8のZ軸+側の端面がホルダ6のザグリ部6bの底面に面接触しているので、光学フィルター7のZ軸方向の位置ズレが生じ難い。これにより、光学フィルター7を所望のX軸方向、Y軸方向及びZ軸方向の位置に固定することができる。
このように本実施の形態の光学部品の調整構造及び光学装置1は、筒状体8のZ軸+側の端部をホルダ6のザグリ部6bの底面に接触させた状態で、筒状体8の雄ねじ8aのねじ込み量に応じて、ホルダ6を介して光学フィルター7のZ軸方向の位置を調整することができ、筒状体8の雄ねじ8aのねじ込み量が定まれば光学フィルター7をZ軸方向の所望の位置に固定することができる。そして、筒状体8のZ軸+側の端部をホルダ6のザグリ部6bの底面に接触させた状態で、ホルダ6を介して光学フィルター7のX軸方向及びY軸方向の位置調整を行うことができる。
そのため、シムを挿抜することで光学部品のZ軸方向の位置を調整する場合に比べて、光学フィルター7のX軸方向及びY軸方向の位置調整を行う度にZ軸方向の位置ズレが生じ難く、光学フィルター7の直交三次元であるX軸方向、Y軸方向及びZ軸方向の位置調整を簡単に行うことができる。
<実施の形態2>
図12に示すように、筒状体8の雄ねじ8aのねじ込み量を作業者が視認できるように、筒状体8の外周面に目盛21が形成されているとよい。これにより、筒状体8の雄ねじ8aのねじ込み量を作業者が視認することができる。なお、本実施の形態では、筒状体8の外周面に目盛21を形成したが、筒状体8の雄ねじ8aのねじ込み量を視認できればよい。
上述した実施の形態は本件発明者により得られた技術思想の適用に関する例に過ぎない。すなわち、当該技術思想は、上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、種々の変更が可能であることは勿論である。
例えば、上記実施の形態のホルダ6、筒状体8及び筐体10がアルミニウムなどの金属製であるが、光学フィルター7のX軸方向、Y軸方向及びZ軸方向の位置調整を行う際に、変形し難い材質であればよい。
例えば、第1の光学部品を第2のレンズ9で構成し、第2の光学部品を光学フィルター7で構成したが、第1の光学部品及び第2の光学部品は、光路上に配置される部品であれば限定されない。
例えば、上記実施の形態では、筐体10の側壁10cとボルト11の頭部11bとの間にスプリングワッシャ12を配置しているが省略してもよい。この場合、筒状体8のZ軸+側の端面をホルダ6のザグリ部6bの底面に接触させた状態を維持するように、筒状体8の雄ねじ8aのねじ込み量と対応するように、ボルト11のねじ込み量を調整すればよい。
例えば、上記実施の形態では、筒状体8のZ軸+側の端面をホルダ6のザグリ部6bの底面に面接触させているが、ホルダ6が安定した状態でX軸方向及びY軸方向に位置調整できるように、筒状体8のZ軸+側の端部をホルダ6のザグリ部6bの底面に接触させればよい。その場合、筒状体8の中心軸を中心とする点対称の配置で当該筒状体8のZ軸+側の端面とホルダ6のザグリ部6bの底面とを接触させたり、筒状体8のZ軸+側の端面とホルダ6のザグリ部6bの底面とを環状に線接触させたり、するとよい。
例えば、上記実施の形態のホルダ6は、ザグリ部6bを備えているが、ザグリ部6bを省略してもよい。その場合、筒状体8のZ軸+側の端面をホルダ6のZ軸−側の面に接触させればよい。
1 光学装置
2 光源
4 第1のレンズ
6 ホルダ、6a 開口部、6b ザグリ部、6c ネジ穴
7 光学フィルター
8 筒状体、8a 雄ネジ、8b 多角形部
9 第2のレンズ
10 筐体、10a 第1の貫通孔、10b 第2の貫通孔、10c 側壁、10d 雌ネジ
11 ボルト、11a 軸部、11b 頭部
12 スプリングワッシャ
21 目盛

Claims (7)

  1. 第1の光学部品が固定され、外周面に雄ねじが形成された筒状体と、
    第2の光学部品が固定され、前記筒状体の一方の端部が接触する接触面を有するホルダと、
    光学装置の筐体に形成され、周面に前記筒状体の雄ねじがねじ込まれる雌ネジが形成された第1の貫通孔と、
    前記ホルダを前記筐体に固定するボルトと、
    前記筐体に形成され、前記ボルトが通される第2の貫通孔と、
    を備え、
    前記第2の貫通孔の直径は、前記ボルトの軸部の直径に対して大きい、光学部品の調整構造。
  2. 前記第2の貫通孔は、前記第1の貫通孔の中心を重心とし、且つ前記筐体における前記第1の貫通孔が形成された側壁の少なくとも一辺と平行な一辺を有する正四角形又は長方形の対角に配置されている、請求項1に記載の光学部品の調整構造。
  3. 前記筒状体の一方の端部と前記ホルダの接触面とは面接触する、請求項1又は2に記載の光学部品の調整構造。
  4. 前記ボルトの頭部と前記筐体との間に配置される弾性体を備える、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の光学部品の調整構造。
  5. 前記筒状体の他方の端部の側の外周面に多角形部を備える、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の光学部品の調整構造。
  6. 前記筒状体には、当該筒状体の雄ねじのねじ込み量を示す視認部が形成されている。請求項1乃至5のいずれか1項に記載の光学部品の調整構造。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の光学部品の調整構造を備える、光学装置。
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