JP2020148601A - 認識装置、車両制御装置、認識方法、およびプログラム - Google Patents

認識装置、車両制御装置、認識方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】積雪の有無を適切に判定することができる認識装置、車両制御装置、認識方法、およびプログラムを提供すること。【解決手段】車両に搭載され、少なくとも上下方向に光の照射方向を変更可能であり、光を照射して反射光の強度を検出するライダーから検出結果を取得する取得部と、前記取得部により取得された検出結果に基づいて物標を特定する物標特定部と、前記取得部により取得された検出結果であって、基準方向よりも下方の照射方向で光が照射された際の検出結果に基づいて、前記車両が存在する道路に積雪があるか否かを判定する判定部と、を備える認識装置。【選択図】図2

Description

本発明は、認識装置、車両制御装置、認識方法、およびプログラムに関する。
従来、自車両に搭載されたライダーの検出点情報に基づいて、自車両の周辺の物標を認識する物標認識装置に関する発明が開示されている(例えば、特許文献1参照)。この装置は、ライダーの検出点情報に基づいて、トラッキングしている他車両の大きさが拡大したか否かを判定し、拡大したと判定した場合に、ライダーの検出点情報に基づいて、他車両の近傍の近傍物標をロストしたか否かを判定し、ロストしたと判定されないとき、ライダーの検出した検出点のうち、拡大前の他車両の周囲に位置する検出点を通過可能物標として認識する。通過可能物標として、巻き上げられた氷雪が例示されている。
特開2018−115990号公報
従来の技術では、ライダーの検出結果に基づいて積雪の有無を適切に判定することができなかった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、積雪の有無を適切に判定することができる認識装置、車両制御装置、認識方法、およびプログラムを提供することを目的の一つとする。
この発明に係る認識装置、車両制御装置、認識方法、およびプログラムは、以下の構成を採用した。
(1):この発明の一態様に係る認識装置は、車両に搭載され、少なくとも上下方向に光の照射方向を変更可能であり、光を照射して反射光の強度を検出するライダーから検出結果を取得する取得部と、前記取得部により取得された検出結果に基づいて物標を特定する物標特定部と、前記取得部により取得された検出結果であって、基準方向よりも下方の照射方向で光が照射された際の検出結果に基づいて、前記車両が存在する道路に積雪があるか否かを判定する判定部と、を備えるものである。
(2):上記(1)の態様において、前記判定部は、前記基準方向よりも下方の照射方向で光が照射された際の検出結果が示す反射光の強度が基準よりも高い場合、前記車両が存在する道路に積雪があると判定するものである。
(3):上記(1)または(2)の態様において、前記判定部は、前記物標特定部により前記物標のうち道路区画線が所定の信頼度以上で特定されたか否かに基づいて、前記車両が存在する道路に積雪があるか否かを判定するものである。
(4):上記(1)から(3)のいずれかの態様において、前記取得部は、更に、外気温センサから外気温の情報を取得し、前記判定部は、前記取得された外気温が所定温度よりも低い場合、前記車両が存在する道路に積雪があると判定する確率を高くするものである。
(5):上記(1)から(4)のいずれかの態様において、前記取得部は、更に、前記車両に搭載されたカメラにより撮像された画像を取得し、前記カメラにより撮像された画像を解析して道路区画線を検出する画像解析部を更に備え、前記判定部は、前記画像解析部により前記道路区画線が所定の信頼度以上で検出された場合、前記車両が存在する道路に積雪が無いと判定するものである。
(6):上記(1)から(5)のいずれかの態様において、前記判定部は、前記照射方向が基準方向よりも下方の第1照射方向である場合の前記ライダーの検出結果が示す反射光の強度と、前記照射方向が前記第1照射方向よりも上方の第2照射方向である場合の前記ライダーの検出結果が示す反射光の強度との差分に基づいて、前記車両が存在する道路に積雪があるか否かを判定するものである。
(7):本発明の他の態様に係る車両制御装置は、上記(1)から(6)のいずれかの態様の認識装置と、車両の速度または操舵を制御する運転制御部であって、前記認識装置により前記車両が存在する道路に積雪があると判定された場合に制御の度合いを抑制する運転制御部と、を備えるものである。
(8):本発明の他の態様に係る認識方法は、コンピュータが、車両に搭載され、少なくとも上下方向に光の照射方向を変更可能であり、光を照射して反射光の強度を検出するライダーから検出結果を取得し、前記取得された検出結果に基づいて物標を特定し、前記取得された検出結果であって、基準方向よりも下方の照射方向で光が照射された際の検出結果に基づいて、前記車両が存在する道路に積雪があるか否かを判定するものである。
(9):本発明の他の態様に係るプログラムは、コンピュータに、車両に搭載され、少なくとも上下方向に光の照射方向を変更可能であり、光を照射して反射光の強度を検出するライダーから検出結果を取得させ、前記取得された検出結果に基づいて物標を特定させ、前記取得された検出結果であって、基準方向よりも下方の照射方向で光が照射された際の検出結果に基づいて、前記車両が存在する道路に積雪があるか否かを判定させるものである。
(1)〜(9)の態様によれば、積雪の有無を適切に判定することができる。
ライダー10と認識装置100の設置位置の一例を示す図である。 認識装置100の内部構成等を示す図である。 車両Mにカメラが搭載されているとした場合のカメラ画像を示す図である。 ライダー10の出力から認識される三次元の反射点分布を示している 車両Mにカメラが搭載されているとした場合の、積雪のある道路を撮像したカメラ画像を示す図である。 ライダー10の出力から認識される三次元の反射点分布を示す図である。 認識装置100により実行される処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第2実施形態の認識装置100Aの内部構成等を示す図である。 第2実施形態の認識装置100Aによって認識される処理の流れの一例を示すフローチャートである。 認識装置を利用する自動運転制御装置400の構成等を示す図である。
以下、図面を参照し、本発明の認識装置、車両制御装置、認識方法、およびプログラムの実施形態について説明する。
<第1実施形態>
図1は、ライダー10と認識装置100の設置位置の一例を示す図である。ライダー(Light Detection and Ranging)は、車両Mの任意の方向を見渡すことができる位置に取り付けられる。図1の例では、ライダー10は車両Mの前端部における道路面からの高さがhの位置に取り付けられている。高さhは、例えば数十[cm]程度である。
ライダー10は、光を照射して反射光を検出し、照射から検出までの時間Tを測定することで物標の輪郭までの距離を検出する。ライダー10は、光の照射方向を、仰角または俯角(上下方向の照射方向)と、方位角(水平方向の照射方向)との双方について変更可能である。ライダー10は、例えば、上下方向の照射方向を固定して水平方向の照射方向を変えながらスキャンを行い、次いで上下方向の照射方向を変更し、変更した角度で上下方向の照射方向を固定して水平方向の照射方向を変えながらスキャンを行う、という動作を繰り返し行う。以下、上下方向の照射方向のことを「レイヤ」と称し、レイヤを固定して水平方向の照射方向を変えながら行う一回のスキャンのことを「サイクル」と称し、水平方向の照射方向のことを「アジマス」と称する。レイヤは、例えばL1〜Lnまで有限数で設定される(nは自然数)。レイヤの変更は、例えば、前回のサイクルで照射した光が今回のサイクルにおける検知に干渉しないように、L0→L4→L2→L5→L1…というように角度に関して不連続に行われる。なお、これに限らず、レイヤの変更が角度に関して連続的に行われても構わない。
ライダー10は、例えば、{レイヤ、アジマス、時間T、検出した反射光の強度P}を含むデータセットを認識装置100に出力する。認識装置100は、車両Mにおける任意の箇所に設置される。
図2は、認識装置100の内部構成等を示す図である。認識装置100は、例えば、ライダー10の他、外気温センサ20の出力を利用して処理を行ってもよい。外気温センサ20は、車両Mの外装部に設けられ、外気温を測定して測定結果を認識装置100に出力する。外気温センサ20は、ボンネット内の温度から外気温を推定するシステム等によって置換されてもよい。また、外気温センサ20は省略されてもよい。
認識装置100は、認識結果等を出力先機器200に出力する。認識結果は、ライダー10から入力されたデータセットから把握される反射点を連ねて推定される物標の存在に加えて、車両Mが存在する(走行している、または停止している)道路に積雪があるか否かを判定した結果が含まれる。出力先機器200は、各種の運転支援装置、自動運転制御装置、表示装置、スピーカなどである。後述する第3実施形態で示すように、認識装置100と出力先機器200は一体に構成されてもよい。
認識装置100は、例えば、取得部110と、物標特定部120と、判定部130とを備える。これらの構成要素は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などのハードウェアプロセッサがプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。これらの構成要素のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、GPU(Graphics Processing Unit)などのハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。プログラムは、予めHDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリなどの記憶装置(非一過性の記憶媒体を備える記憶装置)に格納されていてもよいし、DVDやCD−ROMなどの着脱可能な記憶媒体(非一過性の記憶媒体)に格納されており、記憶媒体がドライブ装置に装着されることでインストールされてもよい。
取得部110は、ライダー10からデータセットを取得し、外気温センサ20から測定結果を取得して、不図示のメモリに格納する。
物標特定部120は、データセットのうちレイヤ、アジマス、時間Tから反射点の位置を算出すると共に、反射点ごとの反射光の強度Pに基づいて、車両Mの周辺(図1の例では斜め前側方から前方にかけて)に存在する物標を特定する。例えば、物標特定部120は、強度Pが閾値以上であり、かつ水平方向および高さ方向に所定のサイズ(例えば水平方向に1〜4[m]程度、高さ方向に数十[cm]から百数十[cm]程度)を有する反射点群を、車両であると特定する。また、物標特定部120は、道路上に描画または埋設された道路標示を、道路面に対する強度Pの差異に基づいて特定する。道路標示は、白線や黄線の実線または破線の態様で道路面に描画されたり、ボッツドッツやキャッツアイの態様で道路に埋設されたりした道路区画線、或いは道路面に描画された法定速度や横断歩道予告などの道路標示である。
図3および図4は、物標特定部120が道路区画線の存在を特定する仕組みについて説明するための図である。図3は、車両Mにカメラが搭載されているとした場合のカメラ画像を示しており、図4は、図3と同じ位置に車両Mが存在する場合に、ライダー10の出力から認識される三次元の反射点分布を示している。図3の例において、カメラはフロントウインドシールドの上部などに取り付けられている。図3に示すように道路面RFが比較的暗い色に視認され、道路区画線SLが道路面RFよりも明確に明るい色である場合、色の相違は光の反射率の違いであるため、反射光の強度Pに相違が生じる。物標特定部120は、例えば、強度Pの絶対値が第1閾値以上であり、且つ、アジマス方向に一つ隣の反射点との強度Pの差分が第2閾値以上である反射点を道路区画線SLの候補(候補点CP)とし、候補点CPが道路平面において直線状に並んでいる場合に、その並んでいる候補点CPの集合を道路区画線SLであると特定(推定)する。道路面RFの色や道路区画線SLの反射率は国によって異なるため、上記に限らず適切な規則で道路区画線SLが特定されてよい。このとき、物標特定部120は、道路区画線SLの特定に関する信頼度を出力してもよい。道路区画線SLの特定に関する信頼度は、例えば、直線状に並ぶ候補点CPの数、直線から逸脱した候補点CPの数などに基づいて、物標特定部120により算出される。なお、物標特定部120は、信頼度を出力はせず、物標特定部120が道路区画線SLであると特定したことが、所定の信頼度以上であったことを意味してもよい。
判定部130は、取得部110により取得されたデータセットのうち、基準方向よりも照射方向が下方のレイヤで光が照射された際の検出結果に基づいて、車両Mが存在する道路に積雪があるか否かを判定する。より具体的に、判定部130は、少しでも積雪がある場合に積雪があると判定するのではなく、道路区画線SLが認識困難になる程度の積雪がある場合に、積雪があると判定する。
基準方向よりも照射方向が下方のレイヤとは、例えば、図1に示すレイヤL0である(レイヤL0とレイヤL1の間の方向(角度)が基準方向)。これに限らず、基準方向よりも照射方向が下方のレイヤは、L0、L1、L2のように複数のレイヤを含んでもよい。以下の説明では、「基準方向よりも照射方向が下方のレイヤ」をレイヤL0と表記する。
判定部130による判定は、例えば以下の基準(1)〜(3)を論理和または論理積で結合した条件に基づいて行われる。
(1)レイヤL0の検出結果が示す反射光の強度Pが基準よりも高い場合、車両Mが存在する道路に積雪があると判定する。基準よりも高いとは、全体として高いことを示すものであり、例えば、レイヤL0の検出結果の平均値が第3閾値以上であることであってもよいし、レイヤL0の検出結果のうち所定割合以上が第4閾値以上であることであってもよい。
(2)物標特定部120により道路区画線SLが所定の信頼度以上で特定できなかった場合、車両Mが存在する道路に積雪があると判定する。物標特定部120が信頼度を算出して出力しない場合、判定部130は、物標特定部120により道路区画線SLが特定されたことをもって、「物標特定部120により道路区画線SLが所定の信頼度以上で特定できた」と判定してよい。
(3)外気温センサ20により測定された外気温が所定温度よりも低い場合、車両が存在する道路に積雪があると判定する確率を高くする。
一例として、判定部130は、(1)と(2)の条件の基準で積雪があると判定した場合に、「積雪がある」旨の判定を出力し、外気温センサ20により測定された外気温に基づいて、判定結果の信頼度を示す情報を付加して出力先機器200に出力してもよい。また、外気温が、積雪が考えにくいような温度である場合(例えば、30[℃]以上など)、判定結果を「積雪が無い」に変更してもよい。
図5および図6は、積雪により生じる現象について説明するための図である。図5は、車両Mにカメラが搭載されているとした場合の、積雪のある道路を撮像したカメラ画像を示しており、図6は、図5と同じ位置に車両Mが存在する場合に、ライダー10の出力から認識される三次元の反射点分布を示している。図示するように、積雪のある道路を車両Mが走行している場合、レイヤL0の検出結果が他と比べて有意に強度Pの高いものとなっている。このため、(1)の条件が有効である。また、図6の検出結果では候補点CPが綺麗に直線状になっておらず分散しているため、物標特定部120の信頼度が高くならない、或いは物標を特定しないことが想定される。このため、(2)の条件も有効である。
図7は、認識装置100により実行される処理の流れの一例を示すフローチャートである。まず、取得部110がライダー10からデータセットを取得する(ステップS100)。次に、物標特定部120が、処理に必要な所定数のデータセットがメモリに蓄積されたか否かを判定する(ステップS102)。なお、ライダー10から所定数のデータセットをまとめて取得する場合、ステップS102の判定は不要である。所定数のデータセットがメモリに蓄積されると、物標特定部120が物標を特定する(ステップS104)。
次に、判定部130が、レイヤL0のデータセットを抽出し(ステップS106)、レイヤL0の検出結果の示す反射光の強度Pが基準よりも高いか否かを判定する(ステップS108)。ステップS108において肯定的な判定結果を得た場合、判定部130は、物標特定部120により道路区画線が所定の信頼度以上で特定されたか否かを判定する(ステップS110)。
ステップS110で否定的な判定結果を得た場合、判定部130は、外気温センサ20から入力される外気温が、10[℃]未満、10[℃]以上30[℃]未満、30[℃]以上のいずれに該当するかを判定する(ステップS112)。
ステップS112で10[℃]未満であると判定した場合、判定部130は、積雪があると判定し、判定結果を出力先機器200に出力する(ステップS114)。
ステップS112で10[℃]以上30[℃]未満であると判定した場合、判定部130は、積雪があると判定するが、信頼度が低めであるという付加情報を判定結果に付加して、出力先機器200に出力する(ステップS116)。
ステップS108で否定的な判定結果を得た場合、ステップS110で肯定的な判定結果を得た場合、またはステップS112で30[℃]以上であると判定した場合、判定部130は、積雪が無いと判定し、判定結果を出力先機器200に出力する(ステップS118)。なお、この場合、判定結果を出力しないものとしてもよい。
以上説明した第1実施形態によれば、車両Mに搭載され、少なくとも上下方向に光の照射方向を変更可能であり、光を照射して反射光の強度を検出するライダー10から検出結果を取得する取得部110と、取得部110により取得された検出結果に基づいて物標を特定する物標特定部120と、取得部110により取得された検出結果であって、基準方向よりも下方の照射方向で光が照射された際の検出結果(例えばレイヤL0の検出結果)に基づいて、車両Mが存在する道路に積雪があるか否かを判定する判定部130と、を備えることにより、積雪の有無を適切に判定することができる。
<第1実施例の変形例>
図6に示すように、レイヤL0の検出結果が他と比べて有意に強度Pの高いものとなることから、判定部130は、下記の(4)の条件をアンド条件として追加してもよいし、(1)の条件に代えて(4)の条件を採用してもよい。すなわち、判定部130は、(1)、(2)、および(4)の全ての条件が満たされた場合に積雪があると判定するようにしてもよいし、(2)および(4)の条件が満たされた場合に積雪があると判定するようにしてもよい。
(4)レイヤL0の検出結果(照射方向が基準方向よりも下方の第1照射方向である場合のライダーの検出結果の一例)が示す反射光の強度Pと、レイヤL1(或いはレイヤL2、L3、…でもよい)の検出結果(照射方向が第2照射方向である場合のライダーの検出結果の一例)が示す反射光の強度Pとの差分が第5閾値以上である場合、車両が存在する道路に積雪があると判定する。
<第2実施形態>
以下、第2実施形態について説明する。図8は、第2実施形態の認識装置100Aの内部構成等を示す図である。認識装置100Aは、第1実施形態の認識装置100に比して、更に、カメラ30により撮像された画像を取得して判定処理を行い、画像解析部140を更に備える。
カメラ30は、車両Mの周辺(特に前方または後方)を撮像可能な任意の位置に設置される。例えば、カメラ30は、フロントウインドシールドの上部に設置される。カメラ30は、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などの撮像素子を備えるデジタルカメラであり、所定周期で繰り返し車両Mの周辺を撮像する。
画像解析部140は、カメラ30の撮像した画像を解析し、道路区画線SLなどの物標を特定する。画像解析部140は、例えば、隣接画素との輝度差が閾値以上の画素をエッジとして抽出し、エッジを連ねた線を道路区画線SLの輪郭として特定する。このとき、画像解析部140は、物標特定部120と同様に、道路区画線SLの特定に関する信頼度を出力してもよい。道路区画線SLの特定に関する信頼度は、例えば、直線状に並ぶエッジの数、直線から逸脱したエッジの数などに基づいて、画像解析部140により算出される。なお、画像解析部140は、信頼度を出力はせず、画像解析部140が道路区画線SLであると特定したことが、所定の信頼度以上であったことを意味してもよい。
認識装置100Aは、画像解析部140により特定された道路区画線SLなどの物標と、物標特定部120の特定した物標とに対してセンサフュージョン処理を行い、処理結果を出力先機器200に出力する。センサフュージョン処理とは、互いの結果に対してアンド条件を課したり、一方が物標をロストした場合に他方の処理結果で補完したりする処理である。
そして、判定部130Aは、画像解析部140により道路区画線SLが所定の信頼度以上で特定された場合、車両Mが存在する道路に積雪が無いと判定する。
図9は、第2実施形態の認識装置100Aによって認識される処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、画像解析部140は物標特定部120とは非同期に処理を行うことができるため、図9のフローチャートの中に画像解析部140の処理は含まれていない。
ステップS100〜S106の処理は図7のフローチャートと同様である。ステップS107において、判定部130は、画像解析部140によって道路区画線SLが所定の信頼度以上で特定されたか否かを判定する。画像解析部140によって道路区画線SLが所定の信頼度以上で特定されたと判定した場合、判定部130は、積雪が無いと判定し、判定結果を出力先機器200に出力する(ステップS118)。
以上説明した第2実施形態によれば、第1実施形態よりも精度よく積雪の有無を判定することができる。
<第3実施形態>
以下、第3実施形態について説明する。第3実施形態は、認識装置(100または100A)が出力先機器200と共に車両制御装置を構成するものである。ここでは、出力先機器200に相当するものが、自動運転を行うための制御装置であるものとする。
図10は、認識装置を利用する自動運転制御装置400の構成等を示す図である。本図に示す構成は、車両に搭載される。車両には、例えば、カメラ310と、レーダ装置312と、ライダー314と、物体認識装置316と、通信装置320と、HMI(Human Machine Interface)330と、車両センサ340と、ナビゲーション装置350と、MPU(Map Positioning Unit)360と、運転操作子380と、自動運転制御装置400と、走行駆動力出力装置500と、ブレーキ装置510と、ステアリング装置520とを備える。これらの装置や機器は、CAN(Controller Area Network)通信線等の多重通信線やシリアル通信線、無線通信網等によって互いに接続される。なお、図10に示す構成はあくまで一例であり、構成の一部が省略されてもよいし、更に別の構成が追加されてもよい。図10に示す構成のうち、物体認識装置316または認識部430が、第1または第2実施形態で説明した認識装置と同様の機能を有する。
カメラ310は、第2実施形態におけるカメラ30と同様のものである。また、ライダー314は、第1または第2実施形態におけるライダー10と同様のものである。レーダ装置312は、自車両Mの周辺にミリ波などの電波を放射すると共に、物体によって反射された電波(反射波)を検出して少なくとも物体の位置(距離および方位)を検出する。レーダ装置312は、自車両Mの任意の箇所に取り付けられる。
物体認識装置316は、カメラ310、レーダ装置312、およびライダー314のうち一部または全部による検出結果に対してセンサフュージョン処理を行って、物標の位置、種類、速度などを認識する。物体認識装置316は、認識結果を自動運転制御装置400に出力する。物体認識装置316は、カメラ310、レーダ装置312、およびライダー314の検出結果をそのまま自動運転制御装置400に出力してよい。また、物体認識装置316は省略されてもよい。
通信装置320は、例えば、自車両Mの周辺に存在する他車両と通信したり、無線基地局を介して各種サーバ装置と通信したりする。HMI330は、自車両Mの乗員に対して各種情報を提示すると共に、乗員による入力操作を受け付ける。HMI30は、各種表示装置、スピーカ、ブザー、タッチパネル、スイッチ、キーなどを含む。車両センサ340は、自車両Mの速度を検出する車速センサ、加速度を検出する加速度センサ、鉛直軸回りの角速度を検出するヨーレートセンサ、自車両Mの向きを検出する方位センサ等を含む。
ナビゲーション装置350は、例えば、GNSS(Global Navigation Satellite System)受信機351と、ナビHMI352と、経路決定部353とを備える。ナビゲーション装置350は、HDDやフラッシュメモリなどの記憶装置に第1地図情報354を保持している。GNSS受信機351は、GNSS衛星から受信した信号に基づいて、自車両Mの位置を特定する。自車両Mの位置は、車両センサ340の出力を利用したINS(Inertial Navigation System)によって特定または補完されてもよい。ナビHMI352は、表示装置、スピーカ、タッチパネル、キーなどを含む。経路決定部353は、例えば、GNSS受信機351により特定された自車両Mの位置(或いは入力された任意の位置)から、ナビHMI352を用いて乗員により入力された目的地までの経路(以下、地図上経路)を、第1地図情報354を参照して決定する。地図上経路は、MPU360に出力される。ナビゲーション装置350は、地図上経路に基づいて、ナビHMI352を用いた経路案内を行ってもよい。ナビゲーション装置350は、例えば、乗員の保有するスマートフォンやタブレット端末等の端末装置の機能によって実現されてもよい。ナビゲーション装置350は、通信装置320を介してナビゲーションサーバに現在位置と目的地を送信し、ナビゲーションサーバから地図上経路と同等の経路を取得してもよい。
MPU360は、例えば、推奨車線決定部361を含み、HDDやフラッシュメモリなどの記憶装置に第2地図情報362を保持している。推奨車線決定部361は、ナビゲーション装置350から提供された地図上経路を複数のブロックに分割し(例えば、車両進行方向に関して100[m]毎に分割し)、第2地図情報362を参照してブロックごとに推奨車線を決定する。推奨車線決定部361は、地図上経路に分岐箇所が存在する場合、自車両Mが、分岐先に進行するための合理的な経路を走行できるように、推奨車線を決定する。第2地図情報362は、第1地図情報354よりも高精度な地図情報である。
運転操作子380は、例えば、アクセルペダル、ブレーキペダル、シフトレバー、ステアリングホイール、異形ステア、ジョイスティックその他の操作子を含む。運転操作子380には、操作量あるいは操作の有無を検出するセンサが取り付けられており、その検出結果は、自動運転制御装置400、もしくは、走行駆動力出力装置500、ブレーキ装置510、およびステアリング装置520のうち一部または全部に出力される。
自動運転制御装置400は、例えば、第1制御部420と、第2制御部460とを備える。第1制御部420と第2制御部460は、それぞれ、例えば、CPUなどのハードウェアプロセッサがプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。また、これらの構成要素のうち一部または全部は、LSIやASIC、FPGA、GPUなどのハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。プログラムは、予め自動運転制御装置400のHDDやフラッシュメモリなどの記憶装置(非一過性の記憶媒体を備える記憶装置)に格納されていてもよいし、DVDやCD−ROMなどの着脱可能な記憶媒体に格納されており、記憶媒体(非一過性の記憶媒体)がドライブ装置に装置に装着されることで自動運転制御装置400のHDDやフラッシュメモリにインストールされてもよい。
第1制御部420は、例えば、認識部430と、行動計画生成部440とを備える。第1制御部420は、例えば、AI(Artificial Intelligence;人工知能)による機能と、予め与えられたモデルによる機能とを並行して実現する。例えば、「交差点を認識する」機能は、ディープラーニング等による交差点の認識と、予め与えられた条件(パターンマッチング可能な信号、道路標示などがある)に基づく認識とが並行して実行され、双方に対してスコア付けして総合的に評価することで実現されてよい。これによって、自動運転の信頼性が担保される。
認識部430は、カメラ310、レーダ装置312、およびライダー314から物体認識装置316を介して入力された情報に基づいて、自車両Mの周辺にある物体の位置、および速度、加速度等の状態を認識する。物体の位置は、例えば、自車両Mの代表点(重心や駆動軸中心など)を原点とした絶対座標上の位置として認識され、制御に使用される。物体の位置は、その物体の重心やコーナー等の代表点で表されてもよいし、表現された領域で表されてもよい。物体の「状態」とは、物体の加速度やジャーク、あるいは「行動状態」(例えば車線変更をしている、またはしようとしているか否か)を含んでもよい。
また、認識部430は、例えば、自車両Mが走行している車線(走行車線)を認識する。例えば、認識部430は、第2地図情報362から得られる道路区画線のパターン(例えば実線と破線の配列)と、カメラ310によって撮像された画像から認識される自車両Mの周辺の道路区画線のパターンとを比較することで、走行車線を認識する。なお、認識部430は、道路区画線に限らず、道路区画線や路肩、縁石、中央分離帯、ガードレールなどを含む走路境界(道路境界)を認識することで、走行車線を認識してもよい。この認識において、ナビゲーション装置350から取得される自車両Mの位置やINSによる処理結果が加味されてもよい。また、認識部430は、一時停止線、障害物、赤信号、料金所、その他の道路事象を認識する。
認識部430は、走行車線を認識する際に、走行車線に対する自車両Mの位置や姿勢を認識する。認識部430は、例えば、自車両Mの基準点の車線中央からの乖離、および自車両Mの進行方向の車線中央を連ねた線に対してなす角度を、走行車線に対する自車両Mの相対位置および姿勢として認識してもよい。これに代えて、認識部430は、走行車線のいずれかの側端部(道路区画線または道路境界)に対する自車両Mの基準点の位置などを、走行車線に対する自車両Mの相対位置として認識してもよい。
行動計画生成部440は、原則的には推奨車線決定部361により決定された推奨車線を走行し、更に、自車両Mの周辺状況に対応できるように、自車両Mが自動的に(運転者の操作に依らずに)将来走行する目標軌道を生成する。目標軌道は、例えば、速度要素を含んでいる。例えば、目標軌道は、自車両Mの到達すべき地点(軌道点)を順に並べたものとして表現される。軌道点は、道なり距離で所定の走行距離(例えば数[m]程度)ごとの自車両Mの到達すべき地点であり、それとは別に、所定のサンプリング時間(例えば0コンマ数[sec]程度)ごとの目標速度および目標加速度が、目標軌道の一部として生成される。また、軌道点は、所定のサンプリング時間ごとの、そのサンプリング時刻における自車両Mの到達すべき位置であってもよい。この場合、目標速度や目標加速度の情報は軌道点の間隔で表現される。
行動計画生成部440は、目標軌道を生成するにあたり、自動運転のイベントを設定してよい。自動運転のイベントには、定速走行イベント、低速追従走行イベント、車線変更イベント、分岐イベント、合流イベント、テイクオーバーイベントなどがある。行動計画生成部440は、起動させたイベントに応じた目標軌道を生成する。
第2制御部460は、行動計画生成部440によって生成された目標軌道を、予定の時刻通りに自車両Mが通過するように、走行駆動力出力装置500、ブレーキ装置510、およびステアリング装置520を制御する。
このように、行動計画生成部440は、認識部430の認識結果に基づいて、車両の速度または操舵を制御する。そして、行動計画生成部440は、第1または第2実施形態で説明した認識装置と同様の機能を有する物体認識装置316または認識部430によって、車両が存在する道路に積雪があると判定された場合に、自動運転に係る制御の度合いを抑制する。例えば、行動計画生成部440は、自動運転から手動運転に切り替えるための処理を行ったり、自動運転の中でも制御度合いの高い状態(運転者に課される注意義務が低い状態)から制御度合いの低い状態(運転者に課される注意義務が高い状態)に切り替えたりする。これによって、積雪のある状態で無理な制御が行われるような事態が生じるのを抑制することができる。
上記説明した実施形態は、以下のように表現することができる。
プログラムを記憶した記憶装置と、
ハードウェアプロセッサと、を備え、
前記ハードウェアプロセッサが前記記憶装置に記憶されたプログラムを実行することにより、
車両に搭載され、少なくとも上下方向に光の照射方向を変更可能であり、光を照射して反射光の強度を検出するライダーから検出結果を取得し、
前記取得された検出結果に基づいて物標を特定し、
前記取得された検出結果であって、基準方向よりも下方の照射方向で光が照射された際の検出結果に基づいて、前記車両が存在する道路に積雪があるか否かを判定する、
ように構成されている、認識装置。
以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
10、314 ライダー
20 外気温センサ
30、310 カメラ
100、100A 認識装置
110 取得部
120 物標特定部
130、130A 判定部
140 画像解析部
316 物体認識装置
400 自動運転制御装置
430 認識部
440 行動計画生成部

Claims (9)

  1. 車両に搭載され、少なくとも上下方向に光の照射方向を変更可能であり、光を照射して反射光の強度を検出するライダーから検出結果を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された検出結果に基づいて物標を特定する物標特定部と、
    前記取得部により取得された検出結果であって、基準方向よりも下方の照射方向で光が照射された際の検出結果に基づいて、前記車両が存在する道路に積雪があるか否かを判定する判定部と、
    を備える認識装置。
  2. 前記判定部は、前記基準方向よりも下方の照射方向で光が照射された際の検出結果が示す反射光の強度が基準よりも高い場合、前記車両が存在する道路に積雪があると判定する、
    請求項1記載の認識装置。
  3. 前記判定部は、前記物標特定部により前記物標のうち道路区画線が所定の信頼度以上で特定されたか否かに基づいて、前記車両が存在する道路に積雪があるか否かを判定する、
    請求項1または2記載の認識装置。
  4. 前記取得部は、更に、外気温センサから外気温の情報を取得し、
    前記判定部は、前記取得された外気温が所定温度よりも低い場合、前記車両が存在する道路に積雪があると判定する確率を高くする、
    請求項1から3のうちいずれか1項記載の認識装置。
  5. 前記取得部は、更に、前記車両に搭載されたカメラにより撮像された画像を取得し、
    前記カメラにより撮像された画像を解析して道路区画線を検出する画像解析部を更に備え、
    前記判定部は、前記画像解析部により前記道路区画線が所定の信頼度以上で検出された場合、前記車両が存在する道路に積雪が無いと判定する、
    請求項1から4のうちいずれか1項記載の認識装置。
  6. 前記判定部は、前記照射方向が基準方向よりも下方の第1照射方向である場合の前記ライダーの検出結果が示す反射光の強度と、前記照射方向が前記第1照射方向よりも上方の第2照射方向である場合の前記ライダーの検出結果が示す反射光の強度との差分に基づいて、前記車両が存在する道路に積雪があるか否かを判定する、
    請求項1から5のうちいずれか1項記載の認識装置。
  7. 請求項1から6のうちいずれか1項記載の認識装置と、
    車両の速度または操舵を制御する運転制御部であって、前記認識装置により前記車両が存在する道路に積雪があると判定された場合に制御の度合いを抑制する運転制御部と、
    を備える車両制御装置。
  8. コンピュータが、
    車両に搭載され、少なくとも上下方向に光の照射方向を変更可能であり、光を照射して反射光の強度を検出するライダーから検出結果を取得し、
    前記取得された検出結果に基づいて物標を特定し、
    前記取得された検出結果であって、基準方向よりも下方の照射方向で光が照射された際の検出結果に基づいて、前記車両が存在する道路に積雪があるか否かを判定する、
    認識方法。
  9. コンピュータに、
    車両に搭載され、少なくとも上下方向に光の照射方向を変更可能であり、光を照射して反射光の強度を検出するライダーから検出結果を取得させ、
    前記取得された検出結果に基づいて物標を特定させ、
    前記取得された検出結果であって、基準方向よりも下方の照射方向で光が照射された際の検出結果に基づいて、前記車両が存在する道路に積雪があるか否かを判定させる、
    プログラム。
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