JP2020146392A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【課題】磁石を用いた不正行為対策を適切に講じる。【解決手段】本実施形態例に係るパチンコ機(遊技機)Pでは、磁気センサ70の検知範囲Rは、磁気センサ70の長手方向の両端側において広い広領域R1,R2を有する一方で、広領域R1,R2に挟まれている間において広領域R1,R2よりも狭い狭領域R3を有している。広領域R1,R2は磁気センサ70から前面側上方および背面側下方に大きく広がっている略球形状の領域である。狭領域R3は、広領域R1と広領域R2とを接続するように広がっている略くびれ形状の領域である。磁気センサ70は、整流器(球供給装置)42に内蔵されたソレノイドから発せられた磁場の範囲Lが広領域R1,R2と干渉しないように配置されている。【選択図】図10
Description
本発明は、磁石を用いた不正行為対策のために、磁気センサを備えた遊技機に関する。
パチンコ機(遊技機)は、遊技球が流下する遊技領域を有する遊技盤を保持しており、この遊技盤に設けられた始動口や一般入賞口等に遊技球が入球しなかった場合、この遊技球を遊技領域の下部に設けられたアウト口から外部に排出するようになっている。この種のパチンコ機では、例えば始動口がアウト口付近に設けられている場合、アウト口付近まで流下してきた遊技球を遊技盤に対向する透明板に磁石を近づけて吸着させ、吸着させた遊技球の上に流下してきた遊技球を始動口付近まで積み重ねていき、遊技球をぶどうの房のように滞留させることにより、始動口に遊技球を入球させ易くした不正行為(所謂ぶどうゴト)が行われることがある。そこで、従来、このような磁石を用いた不正行為(所謂磁石ゴト)に対処するために、磁気センサをアウト口付近に配置することにより、不正行為中に磁石から発せられた磁場を磁気センサによって検知して、不正行為を早期に発見できるようにしたパチンコ機が知られている。例えば特許文献1に記載の遊技機では、アウト口の上方近傍に始動口が設けられ、この始動口の左右斜め上方近傍に磁気センサが設けられており、アウト口付近での磁石を用いた不正行為を抑制できるようになっている。
しかしながら、上記のような遊技機では、磁気センサの近くに磁性体を内蔵する部品が配置されていると、この部品から発せられた磁場を磁気センサが検知してしまう虞があった。例えば、遊技機には遊技領域に遊技球を発射する発射装置に対して遊技球を供給する球供給装置が設けられており、この球供給装置は遊技球を送り出す揺動レバーの駆動源としてソレノイド(磁性体)を内蔵しているため、このような球供給装置がアウト口の下方に設けられた場合、磁気センサと球供給装置との位置関係によっては、磁気センサの検知範囲と球供給装置から発せられた磁場の範囲とが干渉してしまうことがある。この場合、不正行為が行われていないにも拘らず、磁気センサが磁場を検知してしまい、磁石を用いた不正行為対策を適切に講じることができない。
本発明は、上記した実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、磁石を用いた不正行為対策を適切に講じることができる遊技機を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明は、遊技球が流下する遊技領域を有する遊技盤と、前記遊技盤と対向するように設けられる透明板とを備え、前記遊技盤は、前記遊技領域を流下した遊技球を回収する回収口を前記遊技領域の下部に有している遊技機であって、前記透明板の下方には、前記遊技領域に遊技球を発射する発射装置に対して遊技球を供給する球供給装置が設けられており、前記球供給装置は、磁場を発生させる磁性体を有しており、前記遊技盤の前記回収口と前記球供給装置との間には、磁気センサが設けられており、前記磁気センサの検知範囲は、広い広領域と、前記広領域よりも狭い狭領域とを有しており、前記磁気センサは、前記磁性体から発せられた磁場の範囲が前記広領域と干渉しないように配置されている、ことを特徴とする。
本発明によると、磁石を用いた不正行為が行われていないときに、磁気センサが磁性体から発せられた磁場を検知しないようにできる。
発明の実施の形態について図面を参照して説明すると、図1,2に示すように、本発明の実施形態例に係るパチンコ機(遊技機)Pは、遊技場の島設備に設置される縦長方形状の外枠1と、外枠1に扉状に開閉自在に取り付けられる内枠2と、内枠2の前面に扉状に開閉自在に取り付けられる前扉3等を備えている。内枠2は後述する遊技盤(図3参照)を保持しており、前扉3はガラスやプラスチック等からなる透明板4を保持している。
外枠1の左側枠部には、上側軸受け体1Aと下側軸受け体1Bが固着されている。一方、内枠2の左側枠部の上下両端には、第1ピン(図示せず)が設けられている。これら両第1ピンを上側軸受け体1Aと下側軸受け体1Bに軸支することによって、内枠2を外枠1に対して開閉自在に支持する第1ヒンジ機構が構成されている。
内枠2の右側枠部は第1ヒンジ機構と反対側の自由端側であり、この右側枠部にはシリンダ錠5が設けられている。図示は省略されているが、内枠2の右側面にはシリンダ錠5を有する施錠装置が設置されている。この施錠装置は、内枠2の裏面側に突出する後部施錠杆と、内枠2の前面側に突出する前部施錠杆とを備えている。常態では、施錠装置の後部施錠杆によって外枠1に対して内枠2が施錠されるとともに、前部施錠杆によって内枠2に対して前扉3が施錠されている。シリンダ錠5の鍵穴に図示せぬ鍵を差し込んでこれを一方向(例えば時計回り)へ回動すると、後部施錠杆が下動して内枠2が開錠されるようになっている。また、シリンダ錠5の鍵穴に差し込んだ鍵を他方向(反時計回り)へ回動すると、前部施錠杆が上動して前扉3が開錠されるようになっている。
前扉3の左側枠部の上下両端には、第2ピン(図示せず)が設けられており、これら両第2ピンを内枠2の左側枠部に突設した上下の支持板2a,2bに軸支することによって、前扉3を内枠2の左側枠部に対して開閉自在に支持する第2ヒンジ機構が構成されている。
図3に示すように、内枠2の上部内側には遊技盤6が収納されており、この遊技盤6は遊技球が流下する遊技領域60を有している。遊技領域60は、ガイドレール61等によって略円形状に区画されているとともに、透明板4を透して目視可能となっている。この遊技領域60には、遊技球の入球が大当たり抽選の実行契機となる始動口62、遊技球の入球が所定個数の賞球の払い出し契機となる一般入賞口63、遊技領域60の下部に流下してきた遊技球を外部に排出するアウト口64等が設けられている。また、遊技盤6よりも下方の内枠2には、遊技球を遊技領域60に向けて発射する発射装置40や、不正行為対策としての後述する磁気センサ(図6〜9参照)を支持する支持板41等が設けられている。また、前扉3の背面側には、発射装置40に対して遊技球を供給する球供給装置である整流器42等が設けられている。なお、図示は省略されているが、整流器42は、後述する上段受皿に貯留された遊技球を発射装置40に向けて送り出す揺動レバーや、この揺動レバーを駆動するためのソレノイド等を内蔵している。ソレノイドは、導線が密に巻き付けられた円筒状のコイル内に配置された固定鉄芯やこの固定鉄芯と上下方向に対向する可動鉄芯(プランジャー)等から構成され、導線に電流を流したときに発生する磁場によって、可動鉄芯を固定鉄芯に吸い寄せるように動作させるアクチュエータである。磁気センサ、整流器42およびアウト口64の位置関係の詳細は後述する。
図1,2に戻り、前扉3は中央に開口部30を有しており、この開口部30を塞ぐように透明板4が取り付けられている。前扉3には、透明板4の下方に遊技球を収容可能な上段受皿10および下段受皿11が設けられており、下段受皿11の右側方に遊技球の発射操作を行うための操作ハンドル12が設けられている。また、前扉3には、透明板4の上方から左側方にかかる部位を囲むように装飾レンズ13が設けられ、透明板4の右上方に回転灯ユニット14が設けられ、回転灯ユニット14の真下であって透明板4の右側方にサイドパネルユニット15が設けられ、上段受皿10の前面中央に演出操作ボタンユニット16が設けられ、透明板4の左右下方と上方に複数(本例では、4つ)のスピーカ17a〜17dが設けられている。
図4に示すように、このパチンコ機Pの背面側には、遊技に関する主要な処理を行う主制御基板18と、主制御基板18からの指令を受けてスピーカ17a〜17d等の各種演出装置を制御する副制御基板19と、賞球を上段受皿10に払い出す賞球払出装置20と、主制御基板18からの指令を受けて賞球払出装置20を制御する払出制御基板21と、操作ハンドル12の回転操作量に応じて発射装置40の作動を制御する発射制御基板22と、大当たり回数や不正行為の発生等の各種情報を遊技場のホールコンピュータに出力する外部端子基板23等が設けられている。主制御基板18には、CPU(Central Processing Unit)と、予め定められた制御プログラムを格納するROM(Read Only Memory)と、生成された処理情報の一時記憶および記憶した情報の削除を行うRAM(Random Access Memory)等が実装されており、このCPUがROMに格納された各種プログラムやデータを読み込んで実行することにより、遊技に関する主要な処理が行われる。なお、主制御基板18には、上記した磁気センサが電気的に接続されている。
本実施形態例では、遊技盤6のアウト口64付近において磁石を用いた不正行為が行われた場合、磁気センサは、磁石から発せられた磁場を検知すると、磁場を検知した旨の情報を含むコマンド(検知コマンド)を主制御基板18に送信する。主制御基板18は、検知コマンドを受信したことに基づいて、副制御基板19に不正行為の発生を報知する旨の情報を含むコマンド(報知コマンド)を送信する。そして、副制御基板19は、受信した報知コマンドに基づいて、スピーカ17a〜17d等に不正行為の発生を報知させたり、外部端子基板23を介してホールコンピュータに不正行為の発生を知らせる情報を出力する。
次に、図5を参照して、本実施形態例における上記した磁気センサ、整流器42および遊技盤6のアウト口64の位置関係について説明する。この図に示すように、内枠2は透明板4と対向するように遊技盤6を保持しており、この遊技盤6の下部にアウト口64が位置している。また、内枠2の下部内側には、このアウト口64の下方に位置するように磁気センサ70が取り付けられている。具体的には、この磁気センサ70は、内枠2の下部内側において、後述するホルダと一体化された磁気センサユニット(図6〜図9参照)として、アウト口64の下方に位置する支持板41(図3参照)の背面側に取り付けられている。また、前扉3の下部背面側において、整流器42が磁気センサ70の下方に位置するように配置されている。このように、図1のA−A線断面上に、アウト口(回収口)64、磁気センサ70および整流器42に内蔵されたソレノイド(磁性体)が配置されている。そして、正面視において磁気センサ70は、パチンコ機Pの内側において遊技盤6のアウト口64と整流器42との間に設けられているため、整流器42内のソレノイドから発せられた磁場の影響を受ける虞がある。そこで、本実施形態例では、詳細な説明は後述するが、磁気センサ70は支持板41に対して斜めの姿勢を保持するように配置されている。なお、発射装置40は、内枠2の下部内側において、整流器42の下方に位置するように配置されている。
次に、図6〜9を参照して、磁気センサ70を内枠2の支持板41(図3参照)に取り付けるための取付構成について説明する。なお、図6,7に示す支持板41は、図3に示した支持板41の一端部周辺を背面側から見たときの図であり、鉛直方向に沿って垂直な姿勢で内枠2に取り付けられている。図6〜9に示すように、磁気センサ70は略直方体形状の外観を有するデバイスであり、ホルダ71がこの磁気センサ70を保持することによって、センサユニット72が構成されている。
ホルダ71は、磁気センサ70を配置するための基台部71aと、ホルダ71を支持板41に取り付けるための第1取付片71bおよび第2取付片71cとを有している。図8,9に示すように、基台部71aは、磁気センサ70を収納するための収納凹部710aを有している。この収納凹部710aは、磁気センサ70をホルダ71の下端部側から挿入可能になっているとともに凹状に窪んでいる。収納凹部710aにおける磁気センサ70の配置面は、支持板41の背面側に向かって下り傾斜している。また、図6,7に示すように、基台部71aは、収納凹部710aに配置された磁気センサ70を保持するための一対の係止爪部710bを有している。
磁気センサ70をホルダ71の基台部71aに取り付ける際には、磁気センサ70をホルダ71の下端部側から収納凹部710a内に向けて挿入する。そして、磁気センサ70が基台部71aの配置面上に配置されると、磁気センサ70の表面に設けられた凹部に一対の係止爪部710bが係合することにより、磁気センサ70は基台部71aに保持される。このようにして、支持板41への取り付け前に、磁気センサ70とホルダ71が一体化されたセンサユニット72が構成される。
図8に示すように、第1取付片71bは、ホルダ71の上端部から上方に突出しており、支持板41の後述する第1案内部に挿入可能になっている。また、第2取付片71cは、ホルダ71の下端部から下方に突出しており、支持板41の後述する第2案内部に挿入可能になっている。なお、ホルダ71は、基台部71aの配置面に対して磁気センサ70が配置されない方を中空構造としている。
図6〜9に示すように、支持板41は、ホルダ71の第1取付片71bを案内するための第1案内部41aと、第2取付片71cを案内するための第2案内部41bと、これら案内部41a,41bに案内されたホルダ71の移動を停止させるためのストッパ41cとを有している。第1案内部41aは支持板41の上部において背面側に突出しており、第1案内部41aの左右方向の一端側は閉塞されている。また、第1案内部41aの左右方向の他端側は開口しており、第1取付片71bは第1案内部41aの開口端側から内部に挿入可能となっている。第2案内部41bは支持板41の下部において背面側に突出しており、第2案内部41bの左右方向の一端側は閉塞されている。また、第2案内部41bの左右方向の他端側は開口しており、第2取付片71cは第2案内部41bの開口端側から内部に挿入可能となっている。ストッパ41cは、板状部材であって、第1案内部41aと第2案内部41bとの間に設けられており、ストッパ41cの板面とホルダ71の側部とが当接可能となるように支持板41の背面側に突出している。
センサユニット72を内枠2の支持板41に取り付ける際には、ホルダ71の第1取付片71bを支持板41の第1案内部41aの開口端側から挿入するとともに、第2取付片71cを第2案内部41bの開口端側から挿入する。このとき、第1取付片71bが第1案内部41aに沿って案内されるとともに、第2取付片71cが第2案内部41bに沿って案内され、ストッパ41cの板面と基台部71aの側部とが当接する。このようにして、支持板41へセンサユニット72が取り付けられ、磁気センサ70が支持板41に対して傾斜配置される。
次に、図10を参照して、磁気センサ70の検知範囲と整流器42の磁場範囲の関係について説明する。図10に示す検知範囲Rは、磁気センサ70が所定の強さ以上の磁場を検知可能な範囲であり、略ひょうたん形状となっている。この検知範囲Rは、磁気センサ70の長手方向における両端側で広領域R1,R2を有し、これら広領域R1,R2に挟まれた間で広領域R1,R2よりも狭い狭領域R3を有している。広領域R1は、磁気センサ70から前面側上方に向かって広がっている略球形状の領域であり、広領域R2は、磁気センサ70から背面側下方に向かって広がっている略球形状の領域である。一方で、狭領域R3は、広領域R1と広領域R2とを接続するように広がっているくびれ形状の領域である。なお、広領域R1は、アウト口64と対向する透明板4よりも前面側に至る範囲まで延びており、この範囲内で透明板4の前面側から磁石を近づけると、磁気センサ70が磁場を検知し、不正行為を発見できるようになっている。
このような磁気センサ70の検知範囲Rでは、広領域R1,R2から狭領域R3に向かうにしたがって、検知範囲Rの境界線が磁気センサ70側に向かって湾曲しながら凹んでいる。そして、上記のように磁気センサ70を内枠2の支持板41に対して傾斜配置することにより、この狭領域R3を整流器42に向けるようにしている。
整流器42内のソレノイドから発せられた磁場の範囲Lは、所定の強さ以上の磁場の範囲であり、ソレノイドを中心として略球形状に広がっている。磁気センサ70が内枠2の支持板41に対して傾斜配置されている状態では、この磁場の範囲Lが、狭領域R3の凹んでいる境界線の外側近傍に配置されている。このとき、磁場の範囲Lの境界線と広領域R1,R2の境界線とが重ならないようになっているとともに、磁場の範囲Lの境界線と狭領域R3の境界線との距離が近くなっている。こうして、磁場の範囲Lが、広領域R1,R2と干渉せずに狭領域R3と近接するようになっている。そのため、磁気センサ70は、ソレノイドから発せられた磁場から影響を受けることはないので、この磁場を検知しないようになっている。
以上説明したように、本実施形態例に係るパチンコ機(遊技機)Pでは、磁気センサ70が検知範囲Rの狭領域R3を整流器(球供給装置)41に向けた状態で配置されており、磁気センサ70の検知範囲Rと整流器42内のソレノイド(磁性体)から発せられた磁場の範囲Lとが干渉しないようになっている。そのため、磁石を用いた不正行為が行われていないときに、磁気センサ70がソレノイドから発せられた磁場を検知しないようになっている。したがって、磁石を用いた不正行為対策を適切に講じることができる。
また、本実施形態例では、磁気センサ70が内枠2に対して傾斜配置された状態で、透明板4の前面側に磁気センサ70の検知範囲Rが及ぶようにしている。したがって、磁気センサ70が整流器42内のソレノイドから発せられた磁場を検知しないようにしつつ、さらにアウト口(回収口)64付近での不正行為の検知精度を維持することができる。
また、本実施形態例では、磁気センサ70が遊技盤6の背面側ではなく、内枠2の下方内側に配置されている。そのため、各種部材によるスペースの制約によって遊技盤6の背面側に磁気センサ70が配置できない場合であっても、不正行為対策を適切に講じることができる。また、遊技盤6の背面側には、例えばアタッカー装置を駆動させるためのソレノイド等が配置されているため、磁気センサ70がこのような磁性体から発せられた磁場から影響を受けることを回避できる。
なお、上記実施形態例では、磁気センサ70は、整流器42内のソレノイドから発せられた磁場を検知しないように、内枠2の支持板41に対して傾斜配置されていたが、これに限られない。例えば磁気センサ70は内枠2の支持板41に対して垂直に配置されてもよい。この場合、上記実施形態例に比べて、磁気センサ70を前面側に配置することにより、ソレノイドから発せられた磁場の上方領域が、磁気センサ70の検知範囲Rの広領域R1,R2と干渉せずに狭領域R3に近接するようにすればよい。
また、上記実施形態例では、整流器42から発せられた磁場の影響のみを考慮して、磁気センサ70の配置を決定していたが、これに限られない。例えば発射装置40内のモータに内蔵されたソレノイドから発せられた磁場がある程度の強さを持つ場合には、この磁場の影響も考慮して、磁気センサ70の配置を決定すればよい。この場合、検知範囲Rが、整流器42内のソレノイドから発せられた磁場と発射装置40内のソレノイドから発せられた磁場との双方によって作られる磁場の範囲と干渉しないように、磁気センサ70を配置すればよい。
また、上記実施形態例では、磁気センサ70の検知範囲Rは略ひょうたん形状になっていたが、これに限られることなく、使用する磁気センサの種類によって様々な形状が考えられる。そのため、使用する磁気センサの検知範囲の形状に応じて、整流器42から発せられた磁場の範囲Lと、磁気センサの検知範囲とが干渉しないように、磁気センサを配置すればよい。
また、上記実施形態例では、磁気センサ70は、略直方体形状であったが、これに限られず、種々の形状の磁気センサを使用することができる。
また、上記実施形態例では、遊技領域60を流下した遊技球を回収する回収口の一例としてアウト口64を挙げて説明したが、これに限られない。例えば、遊技領域60の下部中央に始動口が形成されている場合には、この始動口が回収口に相当する。
P パチンコ機(遊技機)
4 透明板
6 遊技盤
42 整流器(球供給装置)
60 遊技領域
64 アウト口(回収口)
70 磁気センサ
R 検知範囲
R1,R2 広領域
R3 狭領域
L 磁場の範囲
4 透明板
6 遊技盤
42 整流器(球供給装置)
60 遊技領域
64 アウト口(回収口)
70 磁気センサ
R 検知範囲
R1,R2 広領域
R3 狭領域
L 磁場の範囲
Claims (1)
- 遊技球が流下する遊技領域を有する遊技盤と、前記遊技盤と対向するように設けられる透明板とを備え、前記遊技盤は、前記遊技領域を流下した遊技球を回収する回収口を前記遊技領域の下部に有している遊技機であって、
前記透明板の下方には、前記遊技領域に遊技球を発射する発射装置に対して遊技球を供給する球供給装置が設けられており、
前記球供給装置は、磁場を発生させる磁性体を有しており、
前記遊技盤の前記回収口と前記球供給装置との間には、磁気センサが設けられており、
前記磁気センサの検知範囲は、広い広領域と、前記広領域よりも狭い狭領域とを有しており、
前記磁気センサは、前記磁性体から発せられた磁場の範囲が前記広領域と干渉しないように配置されている、ことを特徴とする遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019048812A JP2020146392A (ja) | 2019-03-15 | 2019-03-15 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019048812A JP2020146392A (ja) | 2019-03-15 | 2019-03-15 | 遊技機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020146392A true JP2020146392A (ja) | 2020-09-17 |
Family
ID=72431449
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019048812A Pending JP2020146392A (ja) | 2019-03-15 | 2019-03-15 | 遊技機 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2020146392A (ja) |
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2019
- 2019-03-15 JP JP2019048812A patent/JP2020146392A/ja active Pending
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