JP2020146295A - リバーシブルバッグ - Google Patents

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正良 北川
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Toshiyuki Toyonaga
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Abstract

【課題】リバーシブルバッグについて、バッグ構造の簡潔性・ファスナ取り付け構造の簡潔性・ファスナ本数の削減・リバーシブル操作性・バッグ正面部とバッグ背面部との一体廉潔性・堅牢で安定性のある物品収納性・物品を包み込むことのできる包被機能・包装製作難易度の緩和低減・簡易な収納操作性の維持・コストダウンをはかる。【解決手段】両ファスナ21A・21Bが、入れ物11の左側面部14から底面部17および入れ物11の右側面部15から底面部17にわたり取り付けられている。容器状態の入れ物11内には、物品出し入れ部18から物品収納することができ、物品出し入れ部18から入れ物11外に物品を取り出すことができる。非容器状を呈しているときの入れ物11は、両ファスナ21A・21Bが開放されている。容器状や非容器状を呈しているときの入れ物11は、表裏を反転させるためのリバーシブル操作が行える。【選択図】図1

Description

本発明は小物やその他、各種の物品を入れて持ち運びするためのリバーシブルバッグに関する。本発明についてより詳しくいうと、これはバッグ本来の実用性のみならず、バッグの展開性やリバーシブル性などをも向上させるために改良されたリバーシブルバッグに関する。
小物などを入れて持ち運びするためバッグについては、トートバッグをはじめとする各種のバッグが数多く提供されている。もちろん、このようなバッグのうちには、バッグを展開状態にしたり反転状態にしたりすることのできるリバーシブルタイプのバッグも含まれる。
上述したリバーシブルバッグの場合、リバーシブル反転による使用面の変更でバッグのイメージを全く別異のものにチェンジすることができる。これは単一のバッグでありながらも二種類のバッグを所有しているのと等価になるのである。ゆえにリバーシブルバッグの場合、この点がユーザーにとっての大きなメリットになる。
上述のようなリバーシブルに属するバッグや鞄については、下記の特許文献1〜3に開示されたものがすでに提供されている。しかしながら、これら文献記載のバッグ類には、下記のような技術的事項が改善の余地として残されている。
はじめに、特許文献1のものについて指摘すると、これはバッグ構成が複雑であるばかりか、リバーシブル化を実現するのに多くのファスナを要するので製作難易度が高く、コストアップも避けられない。
つぎに、特許文献2に開示されたリバーシブルバッグの場合、これはバッグ構造そのものが簡潔であるほか、リバーシブル化を実現するためのファスナが二本だけでよいなど、特許文献1にみられる課題が解消されている。とはいえ特許文献2のものは、二本のファスナの下端部(開放端部)がバッグ両側面の下端部にまで達しておらず、これが原因で両ファスナの全開状態においてバッグ正面部やバッグ背面部を平坦なシート状に展開することができないものとなっている。より具体的に指摘すると、はじめの操作でバッグを大雑把に展開した後、つぎなる操作でバッグの底部両隅などを一々裏返しにしなければならないので、ファスナ全開状態からバッグ展開状態に至るバッグ反転操作を一連の操作で間断なく行うことができない。これはバッグ反転に際して、かかる操作の円滑性を欠くということである。
さらに、特許文献3に開示されたリバーシブルバッグも、バッグ両側面にある両ファスナの下端部がバッグ底面部にまで十分に達していないので、ファスナ全開状態でのバッグ展開操作に円滑性を欠く。すなわち特許文献3のものも、特許文献2のものとほぼ同様、リバーシブル操作をスムーズに行う上で難点がみられるため、この難点を解消するための改良ないし改善が希求されている。
特開平09−191914号公報 特開2004−254949号公報 特開2006−239198号公報
本発明は、リバーシブルバッグにみられる上述の課題を解決するためになされたものである。
したがって、本発明の目的の一つは、リバーシブルバッグについて、バッグ構造の簡潔性・ファスナ取り付け構造の簡潔性・ファスナ本数の削減・リバーシブル操作性の向上・バッグ正面部とバッグ背面部との一体廉潔性・堅牢で安定性のある物品収納性などをはかることである。本発明の目的の他の一つは、リバーシブルバッグについて、物品を包み込んだり被ったりすることのできる機能(包被機能)をもたせることである。本発明の目的のさらなる一つは、リバーシブルバッグについて、包装製作難易度の緩和低減・簡易な収納操作性の維持・コストダウンなどを実現することである。
本発明は、所期の目的を達成するための課題解決手段として、下記の第1項ないし第5項に記載された技術的事項を特徴とするものである。
[第1項]
物品を出し入れすることができる物品出し入れ条件と、物品の収納・物品の携帯・物品の携行・物品の持ち運び・物品の保管・物品の取り出しのうちの一つ以上を行うことができる物品取り扱い条件と、容器状から非容器状に形態変形させたり非容器状から容器状に形態変形させたりすることができる形態変更条件とを満足させるものとして、入れ物を備えていること、および、
容器状を呈しているときの前記入れ物の上面部には、その入れ物の内外に物品を入れたり出したりするための開口された物品出し入れ部があること、および、
前記入れ物を容器状から非容器状に変形させたり前記入れ物を非容器状から容器状に変形させたりするときに操作するためのものとして、一対の開閉自在なファスナを備えていること、および、
前記入れ物と前記一対のファスナとの相対関係において、一方の前記ファスナが前記入れ物における左側面部から底面部にわたって取り付けられ、かつ、他方の前記ファスナが前記入れ物における右側面部から底面部にわたって取り付けられていること、および、
容器状を呈しているときの前記入れ物については、前記物品出し入れ部から当該入れ物の内部に物品を収納することができるとともに、その収納された物品を前記物品出し入れ部から当該入れ物の外部に取り出すことができるものであること、および、
非容器状を呈しているときの前記入れ物については、一対の前記ファスナが開放されていること、および、
容器状を呈しているときの前記入れ物や非容器状を呈しているときの前記入れ物については、その入れ物の表裏を反転させるためのリバーシブル操作が行えるものであること
を特徴とするリバーシブルバッグ。
[第2項]
前記入れ物が袋状の構造と鞄状の構造とのうちから選択されたいずれかの構造を有する前記第1項に記載されたリバーシブルバッグ。
[第3項]
前記入れ物を構成している材料の一部または全部が、天然皮革と合成皮革とのうちの一つ以上を含むものからなり、かつ、その皮革が単層構造と複層構造とのうちのいずれかの層構造からなる前記第1項または前記第2項に記載されたリバーシブルバッグ。
[第4項]
前記入れ物を構成している材料が、折り畳みが可能で物品の包み込みも可能なものなる前記第1項または前記第2項に記載されたリバーシブルバッグ。
[第5項]
前記入れ物の上部側には、提げ紐による手提げ部、および/または、手を差し込んで把持することのできる開口された手提げ部、および/または、グリップ型の手提げ部、および/または、肩掛けベルトが設けられている前記第1項ないし前記第4項のいずれかに記載されたリバーシブルバッグ。
本発明に係るリバーシブルバッグは下記<01>〜<10>のような効果を有する。
<01> リバーシブルバッグは袋状や鞄状などで代表される入れ物構造を基本形態としていて、これに一対のファスナが取り付けられたものである。すなわちこれは、リバーシブルバッグといえども、基本的にはファスナ付きの入れ物構造であるから、バッグ構造としての簡潔性が十分に確保されている。
<02> 入れ物の左側面部や底面部に取り付けられる一対のファスナは、自明のとおり、入れ物の正面部や背面部を回避した部位にある。注目度の高いバッグ正面部やバッグ背面部を回避したこのファスナ取り付け部位は、デザイン上などの制約を受けることがほとんどないことから、特段を配慮を要することなく簡単にファスナを取り付けることができ、これによってファスナの取り付け構造も簡潔なものになる。
<03> ファスナについては、入れ物の左側面部から底面部にわたって取り付けられるものと、入れ物の右側面部から底面部にわたって取り付けられるものとがあればよい。これはファスナが二本あればよいということであるから、たとえば四本以上など多くのファスナを用いていた既成バッグに比し、ファスナ本数が削減できるものとなる。
<04> バッグのリバーシブル操作はバッグの反転を主体にしたものである。この操作には全く難易度がなく何人も簡単迅速に実施することができる。これはバッグのリバーシブル操作性について、これを簡易性の観点から向上させるものである。
<05> リバーシブルバッグには、既述のとおり、入れ物の左側面部・右側面部・底面部など所定の部位に二本のファスナが取り付けられる。入れ物には、この二本のファスナを境にして二つの領域(バッグ正面部とバッグ背面部)が生じるものの、バッグ正面部とバッグ背面部との一体連結性は、当該両部にわたる入れ物の底面部で確保される。すなわち、バッグ正面部とバッグ背面部との連結部にも該当する入れ物の底面部によって当該両部が連結されているのであるから、たとえば、両ファスナを開けてバッグ正面部とバッグ背面部とを展開状態にしたとき、当該両部が不本意に分離分散するようなことがなく、また、連結部(底面部)を介してバッグ正面部とバッグ背面部とが繋がっていることにより、全開状態にした後の両ファスナも閉じやすくなる。さらに、バッグ正面部やバッグ背面部の面積が広くてこれらを展開状態にするのが容易であるから、バッグを展開した状態でのリバーシブル操作が行いやすい。
<06> バッグ正面部とバッグ背面部とが入れ物の底面部(連結部)で連結されているという一体連結性により、バッグ主要部には分離分散することのない構造上の安定性がある。一方でファスナは、これを閉じたときにファスナ効果が生じる。かかるバッグの場合は、入れ物底面部による一体連結性やファスナによるファスナ効果などに依拠して、堅牢で安定性のある物品収納性(物品収納機能)を発揮する。
<07> 入れ物の所定部位にファスナが取り付けられた構成のものであり、かつ、製作が困難な部位を含むものでないから、バッグ製作時の製作難易度が緩和低減される。
<08> 容器状にしたときの入れ物については、バッグとして通常のそれと実質的に変わるところがない。したがって、容器状態にあるときの入れ物は、通常のバッグと同様、簡易な収納操作性の維持している。
<09> 構成材料がたとえば布のような折り畳み可能なものであるとき、シート状に展開したバッグで物品を物品を包み込んだり被ったりすることができる。すなわち、風呂敷のような使用態様をとることもできる。
<10> バッグの主要な構成要素(構成部品)は入れ物とファスナである。これは部品数や部品種がきわめて少ない。このように主要構成要素の少ないバッグの場合、これを少ない工程数で容易安価に製作することができる。したがって、バッグのコストダウンをはかることができる。
本発明に係るリバーシブルバッグの一実施形態に関するものであり、かつ、当該リバーシブルバッグについて、リバーシブル操作前・リバーシブル操作途中・リバーシブル操作後の各状態を示した斜視図と、ファスナのテープおよびスライダを示した正面図である。 本発明に係るリバーシブルバッグの他実施形態に関するものであり、かつ、当該リバーシブルバッグについて、リバーシブル操作前・リバーシブル操作途中・リバーシブル操作後の各状態を示した斜視図である。
本発明に係るリバーシブルバッグの実施形態について、添付図面を参照して以下説明する。それは、図1に例示されたリバーシブルバッグをはじめに説明し、そのあとで図2に例示されたリバーシブルバッグを説明するというものである。
図1に例示されたリバーシブルバッグにおいて、11は入れ物、21A・21Bは一対のファスナ・31A・31Bは手提げ部をそれぞれ示す。ちなみに、「ファスナ」については、「ファスナー」のように称されることがある。「ファスナ」については、さらに、「ジッパー」や「チャック」のように称されることもある。
図1に例示された入れ物11は、物品を出し入れすることができる物品出し入れ条件を満足させる構造のものである。より具体的にいうと、その物品出し入れ条件は、物品の収納・物品の携帯・物品の携行・物品の持ち運び・物品の保管・物品の取り出しのうちの一つ以上を行うことができるというものである。ちなみに図1に例示された入れ物11の場合、物品の収納・物品の携帯・物品の携行・物品の持ち運び・物品の保管・物品の取り出しのすべてを行うことができる構造を有している。図1に例示された入れ物11の構成材料や詳細構造は以下のようなものである。
入れ物11は、布製・不織布製・合成樹脂製・天然皮革製・合成皮革製・軟質または硬質のボード製・強化紙製などの任意材料(周知材料)を主体にして構成されたり、これらのうちの複数材料からなる複合材料(周知材料)を主体にして構成されたりする。入れ物11は、その材料材質いかんで、縫製加工および/または接着加工および/またはプレス加工されるものである。もちろんこの際の材料については、所定の形状に裁断加工されたりトリミングされたりする。入れ物11の縁部分などについては、必要に応じて縁縫い・かがり縫い・ステッチなどのいずれかが施されたり、適当な手段で補強されたりする。
図1の入れ物11が同図(A)のような容器状を呈しているとき、この入れ物11は、正面部12・背面部13・左右両側面部14・15・上面部16・底面部17などの六面部を有する立体形状(袋状の容器形態)をなしている。これらのうちで、入れ物11の上面部16は、開口(開放)された物品出し入れ部18となっており、正面部12・背面部13・左右両側面部14・15・底面部17などは、閉鎖された面または開閉自在な面のいずれかからなる。ちなみに、入れ物11の正面部12と背面部13は閉鎖面からなり、入れ物11の左右両側面部14・15は開閉自在な面からなる。この左右両側面部14・15には襠の機能もある。一方で入れ物11の底面部17は、その一部が開閉自在な面からなり、残部が開閉できない非開閉面(閉鎖面)で構成されている。さらに、底面部17で非開閉面となっている部分は、入れ物11の正面側と背面側とを一体に連結している連結部19でもある。
図1の入れ物11については、左側面部14から底面部17にわたって一方のファスナ21Aが取り付けられているとともに右側面部15から底面部17にわたって他方のファスナ21Bが取り付けられている。この場合の両ファスナ21A・21Bは、公知ないし周知のように、テープ22とスライダ(スライダーとも称される)24とで構成されている。その詳細は以下のようなものである。
両ファスナ21A・21Bについて、それぞれのテープ22における中央部には一対のエレメント(務歯)23が設けられている。両ファスナ21A・21Bは、スライダ24をスライド操作(開閉操作)することで一対のエレメント23の頭部が噛み合わされたりその噛み合わせが解除されたりするものである。よって両ファスナ21A・21Bは、これらの操作を介して開閉される。両ファスナ21A・21Bのスライダ24は、胴体25と柱26と引き手27とからなる。このうちでスライド操作自在な胴体25は、エレメント23相互を閉じたり開いたりするためのものである。また、アーチ形で環状なす柱26の場合は、引き手27を胴体25に取り付けるために胴体25の上面に一体形成されている。柱26に連結された引き手27は、スライダ24を操作するときにここを把持するものである。典型的な両ファスナ21A・21Bの場合、テープ22を除く部分(エレメント23やスライダ24)が金属製であったり、テープ22が布製や合成樹脂製であったりするが、これ以外に、エレメント23やスライダ24が合成樹脂製のものものがある。入れ物11の所定部に両ファスナ21A・21Bを取り付けるための代表的一例は、手縫いまたは機械縫いによる縫い付けであるが、入れ物11やテープ22の材質いかんでは、接着や溶着なども採用することができる。
図1の実施形態においては、典型的な例として、提げ紐による手提げ部31Aと開口された手提げ部31Bとが入れ物11の上部側に設けられている。より具体的にいうと、両手提げ部31A・31Bが、入れ物11における正面部12の上部側と背面部13の上部側に設けられている。このような手提げ部31A・31Bは、そのいずれか一方だけでもかまわない。手提げ部31A・31Bがグリップ型のものであってもよい。さらに、入れ物11の上部側には、手提げ部31Aおよび/または31Bと共に、あるいは、両手提げ部31A・31Bに代えて、周知の肩掛けベルトが設けられることがある。もちろん入れ物11については、手提げ部31A・31Bや肩掛けベルトのないものある。
図1の入れ物11が同図(B)のような非容器状を呈しているとき、すなわち、両ファスナ21A・21Bが開放されて入れ物11が展開された状態にあるとき、その展開状態にある入れ物11を図1(C)のようなリバーシブル状態(表裏反転状態)にすることが容易に行える。その理由は、表裏反転後の入れ物11について単純に両ファスナ21A・21Bを閉じればよく、それだけの操作で済むからである。
本発明の一実施形態として図1に例示されたリバーシブルバッグの本体、すなわち、袋状の入れ物11は、上記した説明内容から理解できるように、図1(A)→図1(B)→図1(C)のような手順でリバーシブル操作したり、または、図1(C)→図1(B)→図1(A)のような手順でリバーシブル操作したりすることで、バッグを可逆的に反転させるものである。また、図1(B)のような展開状態(シート展開状態)にあるものは、これで物品を包み込むこともできる。
本発明の他の一実施形態として例示されている図2のリバーシブルバッグも、物品の収納・物品の携帯・物品の携行・物品の持ち運び・物品の保管・物品の取り出しのうちの一つ以上または全部を行うことができる物品取り扱い条件を満足させる構造のものである。より具体的にいうと、図2のリバーシブルバッグでその本体をなす入れ物11は、正面部12・背面部13・左右両側面部14・15・上面部16・底面部17などの六面部を有する立体形状のものであるが、その容器形態は、前例の袋状とは異なり、直方体型の鞄状をなしている。
図2の入れ物11における上面部16には、開閉自在な面による物品出し入れ部18がある。図2の入れ物11で正面部12や背面部13は閉鎖された非開閉面からなる。図2の入れ物11で左右両側面部14・15も開閉自在な面からなる。図2の入れ物11で底面部17の場合は、一部が開閉自在な面からなり、残部が閉鎖された非開閉面からなる。図2の入れ物11において、開閉自在な各面部の開閉自在型の構成は、前例と同じく一対のファスナ21A・21Bによるものである。その典型的な一例は以下に説明するとおりである。
図2の入れ物11において、一方のファスナ21Aは、上面部16から左側面部14を経由して底面部17にわたるという態様で取り付けられている。図2の入れ物11で他方のファスナ21Bは、上面部16から右側面部15を経由して底面部17にわたるという態様で取り付けられている。図2の入れ物11でも、底面部17で非開閉面となっている部分は、入れ物11の正面側と背面側とを一体に連結している連結部19である。
図2の入れ物11の上部には、前述した手提げ部が設けられていない。しかし、図2の入れ物11の上部にも、前例で述べたような手提げ部が設けられることもある。
図2の入れ物11におけるその他の構成や材料などは、図1の入れ物11で説明した事項と実質的に同一かそれに準ずるものである。したがって、図2の入れ物11で説明を省略した事項については、すべて図1の前例で述べた事項を参照することとし、それによって理解を得る。
本発明の他実施形態として図2に例示されたリバーシブルバッグの本体、すなわち、鞄状の入れ物11も既述の説明で理解できるように、図2(A)→図2(B)→図2(C)のような手順でリバーシブル操作したり、または、図2(C)→図2(B)→図2(A)のような手順でリバーシブル操作したりすることで、バッグを可逆的に反転させるものである。
本発明に係るリバーシブルバッグは簡潔な構成・簡易なリバーシブル操作性・コストダウン・その他の特徴効果を有していて実用上の利便性に優れ、かつ、実施の容易なものである。よって本発明に係るリバーシブルバッグは産業上の利用可能性が高い。
11 入れ物
12 入れ物の正面部
13 入れ物の背面部
14 入れ物の左側面部
15 入れ物の右側面部
16 入れ物の上面部
17 入れ物の底面部
18 入れ物の物品出し入れ部
19 入れ物の連結部
21A ファスナ
21B ファスナ
22 ファスナのテープ
23 ファスナのエレメント
24 ファスナのスライダ
25 スライダの胴体
26 スライダの柱
27 スライダの引き手
31A 手提げ部
31B 手提げ部

Claims (5)

  1. 物品を出し入れすることができる物品出し入れ条件と、物品の収納・物品の携帯・物品の携行・物品の持ち運び・物品の保管・物品の取り出しのうちの一つ以上を行うことができる物品取り扱い条件と、容器状から非容器状に形態変形させたり非容器状から容器状に形態変形させたりすることができる形態変更条件とを満足させるものとして、入れ物を備えていること、および、
    容器状を呈しているときの前記入れ物の上面部には、その入れ物の内外に物品を入れたり出したりするための開口された物品出し入れ部があること、および、
    前記入れ物を容器状から非容器状に変形させたり前記入れ物を非容器状から容器状に変形させたりするときに操作するためのものとして、一対の開閉自在なファスナを備えていること、および、
    前記入れ物と前記一対のファスナとの相対関係において、一方の前記ファスナが前記入れ物における左側面部から底面部にわたって取り付けられ、かつ、他方の前記ファスナが前記入れ物における右側面部から底面部にわたって取り付けられていること、および、
    容器状を呈しているときの前記入れ物については、前記物品出し入れ部から当該入れ物の内部に物品を収納することができるとともに、その収納された物品を前記物品出し入れ部から当該入れ物の外部に取り出すことができるものであること、および、
    非容器状を呈しているときの前記入れ物については、一対の前記ファスナが開放されていること、および、
    容器状を呈しているときの前記入れ物や非容器状を呈しているときの前記入れ物については、その入れ物の表裏を反転させるためのリバーシブル操作が行えるものであること
    を特徴とするリバーシブルバッグ。
  2. 前記入れ物が袋状の構造と鞄状の構造とのうちから選択されたいずれかの構造を有する請求項1に記載されたリバーシブルバッグ。
  3. 前記入れ物を構成している材料の一部または全部が、天然皮革と合成皮革とのうちの一つ以上を含むものからなり、かつ、その皮革が単層構造と複層構造とのうちのいずれかの層構造からなる請求項1または請求項2に記載されたリバーシブルバッグ。
  4. 前記入れ物を構成している材料が、折り畳みが可能で物品の包み込みも可能なものなる請求項1または請求項2に記載されたリバーシブルバッグ。
  5. 前記入れ物の上部側には、提げ紐による手提げ部、および/または、手を差し込んで把持することのできる開口された手提げ部、および/または、グリップ型の手提げ部、および/または、肩掛けベルトが設けられている請求項1ないし請求項4のいずれかに記載されたリバーシブルバッグ。
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