JP2020145804A - 電動機組立体および給水装置 - Google Patents

電動機組立体および給水装置 Download PDF

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Abstract

【課題】配線省力化を実現することができる電動機組立体を提供する。【解決手段】電動機組立体3は、モータ10と、内部にモータ10が配置されたモータケーシング11と、モータ10の可変速手段であるインバータ12と、内部にインバータ12が配置され、かつモータケーシング11に着脱可能に取り付けられたインバータケース13と、制御盤6に格納された制御部5とインバータ12とを、特定省電力通信方式を通じて通信する通信モジュール15と、を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、電動機組立体および給水装置に関するものである。
ビルやマンションなどの建物では、一般的に給水装置が使用されている。一般的な給水装置は、ポンプ、モータ、インバータ、および制御盤を備えている。このような建物では、制御盤の周囲に作業スペースを確保することが困難である場合がある。
給水装置を建物に新規に設置する場合は、制御プログラムを制御盤の制御部に入力する操作など、制御盤に対する作業が必要となる。給水装置のメンテナンスを行う場合にも、制御盤に対する作業が必要となる。しかしながら、上述したように、制御盤の周囲に作業スペースを確保することが困難である場合には、制御盤に対する作業を行うことが困難となるため、作業効率が低下する。
したがって、作業スペースを確保することができる場所に遠隔操作装置を設置する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1では、遠隔操作装置と制御盤とはLAN(Local Area Network)または専用通信線で接続されている。
特開2015−209817号公報
しかしながら、特許文献1では、給水装置の制御に必要な圧力センサ、流量センサ、振動センサなどの各種センサを結ぶ信号線は、制御盤に接続されている。このような構成では、制御盤とポンプ設備との間に信号線を敷設する必要がある。制御盤とポンプ設備との間の距離が大きい場合には、信号線の敷設に労力を必要とし、信号線の保守および信号線の切断を防止する構成が必要となる。また、制御盤とポンプ設備とを1つの床体に配置する給水ユニットの場合には、煩雑な配線、断線、および誤配線のおそれがある。
そこで、本発明は、配線省力化を実現することができる電動機組立体を提供することを目的とする。本発明は、該電動機組立体を備えた給水装置を提供することを目的とする。
一態様では、モータと、内部に前記モータが配置されたモータケーシングと、前記モータの可変速手段であるインバータと、内部に前記インバータが配置され、かつ前記モータケーシングに着脱可能に取り付けられたインバータケースと、制御盤に格納された制御部と前記インバータとを、特定省電力通信方式を通じて通信する通信モジュールと、を備えた、電動機組立体が提供される。
一態様では、前記特定省電力通信方式は、電力線通信方式または無線通信方式である。
一態様では、前記電動機組立体は、内部に端子部が配置された端子箱を備えており、前記通信モジュールは、前記端子箱の内部に配置されている。
一態様では、前記通信モジュールは、前記インバータケースの内部に配置されている。
一態様では、ポンプと、前記ポンプを運転する電動機組立体と、前記ポンプの運転の制御に必要な物理量を検出するセンサと、前記センサによって検出された値に基づいて、前記電動機組立体を制御する制御部が格納された制御盤と、を備え、前記電動機組立体は、モータと、内部に前記モータが配置されたモータケーシングと、前記モータの可変速手段であるインバータと、内部に前記インバータが配置され、かつ前記モータケーシングに着脱可能に取り付けられたインバータケースと、前記インバータと前記制御部とを、特定省電力通信方式を通じて通信する通信モジュールと、を備えた、給水装置が提供される。
一態様では、前記特定省電力通信方式は、電力線通信方式または無線通信方式である。
一態様では、前記電動機組立体は、内部に端子部が配置された端子箱を備えており、前記通信モジュールは、前記端子箱の内部に配置されている。
一態様では、前記通信モジュールは、前記インバータケースの内部に配置されている。
一態様では、前記給水装置は、前記ポンプの運転を遠隔操作可能な遠隔操作装置と、前記遠隔操作装置に接続された電力ケーブルと、前記電力ケーブルに接続され、前記遠隔操作装置と前記制御盤とを、電力線通信方式で通信する通信部と、を備えている。
一態様では、前記通信部は、前記制御盤の内部に収容されている。
一態様では、前記ポンプは、複数のポンプであり、前記電動機組立体は、複数の電動機組立体である。
一態様では、前記複数の電動機組立体のそれぞれは、内部に端子部が配置された端子箱を備えており、前記複数の電動機組立体のそれぞれに設けられた通信モジュールは、前記端子箱の内部に配置されている。
一態様では、前記複数の電動機組立体のそれぞれに設けられた通信モジュールは、前記複数の電動機組立体のそれぞれに設けられたインバータケースの内部に配置されている。
一態様では、前記複数の電動機組立体のそれぞれは、内部に端子部が配置された端子箱を備えており、前記複数の通信モジュールは、前記複数の電動機組立体の一方の前記端子箱の内部に配置された第1通信モジュールと、前記複数の電動機組立体の他方のインバータケースの内部に配置された第2通信モジュールと、を備えている。
通信モジュールは、制御盤内の制御部とインバータとを特定省電力通信方式を通じて通信する。したがって、電動機組立体は、配線省力化を実現することができる。
給水装置の一実施形態を示す図である。 電動機組立体を示す図である。 給水装置の通信を示す図である。 給水装置の制御を示すフローチャートである。 インバータケースの内部に配置された通信モジュールを示す図である。 給水装置の他の実施形態を示す図である。 給水装置のさらに他の実施形態を示す図である。 給水装置のさらに他の実施形態を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下で説明する図面において、同一又は相当する構成要素には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。
図1は、給水装置1の一実施形態を示す図である。図1に示すように、給水装置1は、ポンプ2と、ポンプ2を運転する電動機組立体3と、ポンプ2の運転の制御に必要な物理量を検出するセンサ4と、センサ4によって検出された値に基づいて、電動機組立体3を制御する制御部5が格納された制御盤6と、を備えている。
ポンプ2は、吸込ポート20および吐出ポート21が形成されたポンプケーシング22と、ポンプケーシング22の内部に配置された羽根車23とを備えている。羽根車23は、回転軸25に固定されている。回転軸25は、カップリング26を介して電動機組立体3の駆動軸7に連結されている。
電動機組立体3の駆動により、羽根車23が回転軸25とともに回転すると、液体は、吸込ポート20の吸込口20aを通じて、ポンプケーシング22の内部に吸い込まれる。その後、液体は、吐出ポート21の吐出口21aを通じて外部に移送される。
図1に示す実施形態では、センサ4は、吐出ポート21の吐出口21aに取り付けられた圧力センサ4Aと、カップリング26に取り付けられた振動センサ4Bとを備えている。振動センサ4Bの取り付け位置については、振動センサ4Bは電動機組立体3に取り付けられている、と表現されてもよく、または、ポンプ2に取り付けられている、と表現されてもよい。
給水装置1に設けられたセンサ4は、上記圧力センサ4Aおよび振動センサ4Bには限定されない。センサ4は、ポンプ2および電動機組立体3のうちの少なくとも1つに設けられてもよい。一実施形態では、センサ4は、ポンプ2に設けられた流量センサ(図示しない)であってもよく、または、電動機組立体3に設けられた温度センサ(図示しない)であってもよい。
図2は、電動機組立体3を示す図である。電動機組立体3は、後述するインバータ12が内蔵された一体型構造を有する機械装置である。図2に示すように、電動機組立体3は、モータ10と、内部にモータ10が配置されたモータケーシング11と、モータ10の可変速手段であるインバータ12と、内部にインバータ12が配置され、かつモータケーシング11に着脱可能に取り付けられたインバータケース13と、インバータ12と制御盤6(より具体的には、制御部5)とを、特定省電力通信方式を通じて通信する通信モジュール15と、を備えている。
モータ(回転要素)10は、駆動軸7を回転させる回転子(ロータ)30および固定子(ステータ)31を備えている。回転子30は、駆動軸7に固定されており、固定子31は、回転子30を囲んで、電力を巻線(コイル)31bが受けて回転磁界を形成する。固定子31は、ステータコア31aと、ステータコア31aに巻かれた複数の巻線31bとを備えている。回転子30は、回転子30と固定子31との間に形成される回転磁界によって回転し、回転子30が固定された駆動軸7は回転子30とともに回転する。
図2において、モータ10は模式的に描かれている。モータ10は、例えば、ロータに永久磁石を用いた永久磁石型モータである。しかしながら、モータ10は、永久磁石型モータに限定されず、誘導モータやSRモータなど、様々な種類のモータであってもよい。
インバータ12は、モータ10に隣接して配置されており、モータ10の動作(回転速度)を制御する。インバータ12は、圧力変動などに応じてモータ10の回転速度を制御し、例えば、省エネ運転など、個々の環境に応じた最適な制御を行うことができる。
インバータ12を収容するインバータケース13は、駆動軸7の軸線CL方向に沿ってモータケーシング11に直列的に配置されている。駆動軸7は、モータケーシング11およびインバータケース13を貫通して延びており、モータケーシング11およびインバータケース13は、駆動軸7と同心状に配置されている。本実施形態では、モータケーシング11およびインバータケース13は、駆動軸7の軸線CL方向に直列的に配置されているため、電動機組立体3は、コンパクトな構造を有することができる。
駆動軸7の端部(すなわち、駆動軸7の反負荷側)には、駆動軸7と同心状に配置された冷却ファン35が固定されている。冷却ファン35は、インバータケース13の外側の位置において、インバータケース13に隣接している。インバータケース13には、冷却ファン35を囲むようにファンカバー36が取り付けられている。
冷却ファン35が駆動軸7とともに回転すると、空気はインバータケース13およびモータケーシング11に送られる。この空気は、インバータケース13およびモータケーシング11に接触してインバータ12およびモータ10の熱を奪う。
本実施形態では、制御部5は、電動機組立体3とは別個の制御盤6に格納される。したがって、制御部5は、インバータ12から離れた位置に配置される。このような構造の場合、インバータ12(またはモータ10)には、電力線に加え、通信用の通信線が必要となる。このように、インバータ12(またはモータ10)からの電力線と、通信線とを含む複数の接続線が必要となるため、インバータ12(またはモータ10)の周りの配線が煩雑となり、作業性を損なう。また、遠方に配置された制御盤6に接続する場合、通信線へのノイズの影響や、物理的な断線の影響が考えられる。
そこで、本実施形態では、電動機組立体3は、通信モジュール15を備えている。通信モジュール15は、特定省電力通信方式を通じて、制御部5とインバータ12とを通信する。特定省電力通信方式は、電力線通信方式または無線通信方式である。電力線通信方式は、PLC(Power Line Communication)技術を用いた通信方式である。無線通信方式の一例として、Bluetooth(登録商標)を用いた通信方式またはLEDとフォトインタプラとを用いた光通信方式を挙げることができる。
図2に示すように、電動機組立体3は、内部に端子部40が配置された端子箱41を備えている。通信モジュール15は、この端子箱41の内部に配置されている。端子部40には、電力線45が接続されている。電力線45は、制御盤6にも接続されている。圧力センサ4Aの信号線48および振動センサ4Bの信号線49は、端子部40に接続されている。
図2に示す実施形態では、インバータ12には、インバータ12と端子部40とを電気的に接続する第1接続ケーブル46と、インバータ12とモータ10とを電気的に接続する第2接続ケーブル47とが接続されている。例えば、第1接続ケーブル46は、電力の供給および通信を行うためのケーブルであり、第2接続ケーブル47は、電力をモータ10に供給するためのケーブルである。
特定省電力通信方式として、PLC技術を用いた電力線通信方式が採用される場合、電力線45は、それ自身で、電力の供給と通信とを行うことができる。圧力センサ4Aおよび振動センサ4Bは、信号線48,49を通じて端子部40に接続されている。圧力センサ4Aおよび振動センサ4Bによって検出された信号(読み取り値)は、電力線通信方式によって、制御部5に送られる。このように、通信モジュール15を設けることにより、電動機組立体3と制御盤6との間に、信号線を敷設する必要はない。したがって、電動機組立体3は、配線省力化を実現することができる。
制御部5とインバータ12との間の通信距離が近距離である場合、無線通信方式の一例として、Bluetooth(登録商標)を用いた通信方式を採用してもよい。この通信方式が採用される場合、高速の通信を行うことが可能である。無線通信方式の一例として、光通信方式を採用してもよい。これらのように、無線通信方式が採用される場合、電磁ノイズの影響は問題とならず、電磁ノイズの放出も抑えられ、高速で大量のデータ通信を行うことができる。この場合であっても、電動機組立体3は、配線省力化を実現することができる。
図3は、給水装置1の通信を示す図である。図4は、給水装置1の制御を示すフローチャートである。給水装置1がその運転を開始すると、各種物理量(本実施形態では、吐出側の圧力およびカップリング26の振動)をセンサ4(本実施形態では、圧力センサ4Aおよび振動センサ4B)が検出し、センサ読み取り値として出力する(図4のステップS101参照)。次いで、上記センサ読み取り値を通信モジュール15が受信する(図4のステップS102参照)。その後、通信モジュール15は、センサ読み取り値に応じた指令値A(図3参照)を、省電力通信方式によって制御部5に送信する(図4のステップS103参照)。
制御部5は、通信モジュール15から送信された指令値Aを受信し(図4のステップS104参照)、指令値Aに応じた指令値B(図3参照)を通信モジュール15に送信する(図4のステップS105参照)。通信モジュール15は、制御部5から送信された指令値Bを受信し(図4のステップS106参照)、通信モジュール15は、指令値Bに応じた指令値C(図3参照)をインバータ12に送信する(図4のステップS107参照)。その後、インバータ12は、通信モジュール15から送信された指令値Cを受信し、モータ10の制御を行う(図4のステップS108参照)。このようにして、図4のステップS101からステップS108の繰り返しによって、給水装置1の運転中、モータ10の制御が継続される。
一実施形態では、客先要求・製品形態・設置箇所に応じて、本実施形態に係る通信システムを既存の給水装置に新たに設けてもよい。この場合、オプションとしての通信装置(通信モジュール15または通信モジュール15と同様の機能を備えた装置)を既存の給水装置に新たに設置する。この実施形態によれば、既に設置されている、通信機能を有しない制御部を交換する必要はなく、様々な製品需要に対する対応が可能となる。
図1に示すように、給水装置1は、ポンプ2の運転を遠隔操作可能な遠隔操作装置50と、遠隔操作装置50に接続された電力ケーブル51と、電力ケーブル51に接続され、遠隔操作装置50と制御部5とを、電力線通信方式で通信する通信部52とを備えている。
電力ケーブル51は、遠隔操作装置50および通信部52に接続されている。通信部52は、制御盤6に格納されており、制御部5に接続されている。電力ケーブル51は、電力の供給を可能とし、かつPLC技術を用いた電力線通信を可能とする。したがって、電力ケーブル51のみで、電力の供給と通信とを行うことができる。一実施形態では、遠隔操作装置50と通信部52とは、無線通信方式で通信されてもよい。
図5は、インバータケース13の内部に配置された通信モジュール15を示す図である。特に説明しない実施形態の構成は、上述した実施形態の構成と同じであるので、その重複する説明を省略する。上述した実施形態では、端子箱41の内部に配置された通信モジュール15を備えた給水装置1について、説明したが、図5に示すように、通信モジュール15は、インバータケース13の内部に配置されてもよい。
図5に示すように、インバータケース13は、端子箱41よりも制御部5に近接して配置されている。言い換えれば、インバータケース13は、ファンカバー36を挟んで制御盤6に対向している。したがって、通信モジュール15をインバータケース13に格納することにより、通信モジュール15は、制御部5に近接して配置され、制御部5との通信をより確実に行うことができる。
図6は、給水装置1の他の実施形態を示す図である。特に説明しない実施形態の構成は、上述した実施形態の構成と同じであるので、その重複する説明を省略する。図6に示すように、給水装置1は、複数のポンプ2,2と、複数の電動機組立体3,3とを備えている。
図1乃至図5に示す実施形態では、1つの制御部5に対して、1つのインバータ12が設けられた給水装置1について説明したが、制御部5の台数およびインバータ12の台数の組み合わせは、図1乃至図5に示す実施形態には限定されない。例えば、1つの制御部5に対して、制御対象となるインバータ12の数は複数であってもよい。
図6に示す実施形態では、2台のポンプ、および2台の電動機組立体が設けられているが、ポンプ2および電動機組立体3の数は、本実施形態には限定されない。3台以上のポンプ2および3台以上の電動機組立体3が設けられてもよい。図6に示すように、各電動機組立体3に設けられた各通信モジュール15は、各インバータ12と制御部5とを、特定省電力通信方式を通じて通信する。複数の通信モジュール15の数は、複数の電動機組立体3の数に対応している。各通信モジュール15は、各端子箱41の内部に配置されている。
図7は、給水装置1のさらに他の実施形態を示す図である。特に説明しない実施形態の構成は、上述した実施形態の構成と同じであるので、その重複する説明を省略する。図7に示すように、複数の(本実施形態では、2つ)通信モジュール15のそれぞれは、各インバータケース13の内部に収容されてもよい。
一実施形態では、給水装置1は、インバータケース13の内部に収容された通信モジュール15および端子箱41の内部に配置された通信モジュール15の両方を備えてもよい。
図6および図7に示すように、複数のポンプ2および複数の電動機組立体3が設けられると、給水装置1に設けられるセンサの数は、ポンプ2の数および電動機組立体3の数に応じて顕著に増加する。したがって、各電動機組立体3と制御盤6との間に、膨大な数の信号線を敷設しなければならない。信号線は、電動機組立体3の外部に敷設されるため、作業者は、信号線が属する電動機組立体3を容易に特定することができず、配線作業やメンテナンス作業などの作業効率が低下してしまうおそれがある。
本実施形態によれば、各電動機組立体3は、通信モジュール15を備えているため、各電動機組立体3と制御盤6との間に信号線を敷設する必要はない。したがって、作業者は、作業効率を向上することができる。
図8は、給水装置1のさらに他の実施形態を示す図である。図8に示すように、複数の通信モジュール15は、複数の電動機組立体3の一方の端子箱41の内部に配置された第1通信モジュール15と、複数の電動機組立体3の他方のインバータケース13の内部に配置された第2通信モジュール15とを備えている。
図8に示す実施形態では、2台のポンプ2および2台の電動機組立体3が設けられているため、給水装置1は、2つの通信モジュール15を備えている。2つの通信モジュール15(すなわち、第1通信モジュール15および第2通信モジュール15)は、一方の電動機組立体3の端子箱41の内部と、他方の電動機組立体3のインバータケース13の内部とに分配されている。
図示しないが、3台のポンプ2および3台の電動機組立体3が設けられている場合、複数の通信モジュール15は、第3通信モジュール15をさらに備えている。第3通信モジュール15は、3台目の電動機組立体3の端子箱41の内部またはインバータケース13の内部に配置される。4台以上のポンプ2および4台以上の電動機組立体3が設けられている場合であっても、通信モジュール15の配置箇所は、任意に決定されることができる。
このように、電動機組立体3は、通信モジュール15を収容可能なサイズを有する端子箱41と、通信モジュール15を収容可能なサイズを有するインバータケース13とを備えている。したがって、通信モジュール15は、電動機組立体3(および給水装置1)の設置環境に応じて、最適な位置に配置されることができる。
これまで本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、その技術思想の範囲内において、種々の異なる形態で実施されてよいことは勿論である。
1 給水装置
2 ポンプ
3 電動機組立体
4 センサ
4A 圧力センサ
4B 振動センサ
5 制御部
6 制御盤
7 駆動軸
10 モータ
11 モータケーシング
12 インバータ
13 インバータケース
15 通信モジュール
20 吸込ポート
20a 吸込口
21 吐出ポート
21a 吐出口
22 ポンプケーシング
23 羽根車
25 回転軸
26 カップリング
30 回転子(ロータ)
31 固定子(ステータ)
31a ステータコア
31b 巻線
35 冷却ファン
36 ファンカバー
40 端子部
41 端子箱
45 電力線
46 第1接続ケーブル
47 第2接続ケーブル
48 信号線
49 信号線
50 遠隔操作装置
51 電力ケーブル
52 通信部

Claims (14)

  1. モータと、
    内部に前記モータが配置されたモータケーシングと、
    前記モータの可変速手段であるインバータと、
    内部に前記インバータが配置され、かつ前記モータケーシングに着脱可能に取り付けられたインバータケースと、
    制御盤に格納された制御部と前記インバータとを、特定省電力通信方式を通じて通信する通信モジュールと、を備えた、電動機組立体。
  2. 前記特定省電力通信方式は、電力線通信方式または無線通信方式である、請求項1に記載の電動機組立体。
  3. 前記電動機組立体は、内部に端子部が配置された端子箱を備えており、
    前記通信モジュールは、前記端子箱の内部に配置されている、請求項1または2に記載の電動機組立体。
  4. 前記通信モジュールは、前記インバータケースの内部に配置されている、請求項1または2に記載の電動機組立体。
  5. ポンプと、
    前記ポンプを運転する電動機組立体と、
    前記ポンプの運転の制御に必要な物理量を検出するセンサと、
    前記センサによって検出された値に基づいて、前記電動機組立体を制御する制御部が格納された制御盤と、を備え、
    前記電動機組立体は、
    モータと、
    内部に前記モータが配置されたモータケーシングと、
    前記モータの可変速手段であるインバータと、
    内部に前記インバータが配置され、かつ前記モータケーシングに着脱可能に取り付けられたインバータケースと、
    前記インバータと前記制御部とを、特定省電力通信方式を通じて通信する通信モジュールと、を備えた、給水装置。
  6. 前記特定省電力通信方式は、電力線通信方式または無線通信方式である、請求項5に記載の給水装置。
  7. 前記電動機組立体は、内部に端子部が配置された端子箱を備えており、
    前記通信モジュールは、前記端子箱の内部に配置されている、請求項5または6に記載の給水装置。
  8. 前記通信モジュールは、前記インバータケースの内部に配置されている、請求項5または6に記載の給水装置。
  9. 前記給水装置は、
    前記ポンプの運転を遠隔操作可能な遠隔操作装置と、
    前記遠隔操作装置に接続された電力ケーブルと、
    前記電力ケーブルに接続され、前記遠隔操作装置と前記制御盤とを、電力線通信方式で通信する通信部と、を備えた、請求項5乃至8のいずれか一項に記載の給水装置。
  10. 前記通信部は、前記制御盤の内部に収容されている、請求項9に記載の給水装置。
  11. 前記ポンプは、複数のポンプであり、
    前記電動機組立体は、複数の電動機組立体である、請求項5乃至10のいずれか一項に記載の給水装置。
  12. 前記複数の電動機組立体のそれぞれは、内部に端子部が配置された端子箱を備えており、
    前記複数の電動機組立体のそれぞれに設けられた通信モジュールは、前記端子箱の内部に配置されている、請求項11に記載の給水装置。
  13. 前記複数の電動機組立体のそれぞれに設けられた通信モジュールは、前記複数の電動機組立体のそれぞれに設けられたインバータケースの内部に配置されている、請求項11に記載の給水装置。
  14. 前記複数の電動機組立体のそれぞれは、内部に端子部が配置された端子箱を備えており、
    前記複数の通信モジュールは、
    前記複数の電動機組立体の一方の前記端子箱の内部に配置された第1通信モジュールと、
    前記複数の電動機組立体の他方のインバータケースの内部に配置された第2通信モジュールと、を備えている、請求項11に記載の給水装置。
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