JP2020144345A - 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2020144345A
JP2020144345A JP2019043120A JP2019043120A JP2020144345A JP 2020144345 A JP2020144345 A JP 2020144345A JP 2019043120 A JP2019043120 A JP 2019043120A JP 2019043120 A JP2019043120 A JP 2019043120A JP 2020144345 A JP2020144345 A JP 2020144345A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
performance
determined
illustration
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019043120A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7326776B2 (ja
Inventor
滋 加福
Shigeru Kafuku
滋 加福
広子 奥田
Hiroko Okuda
広子 奥田
高 梅村
Takashi Umemura
高 梅村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2019043120A priority Critical patent/JP7326776B2/ja
Publication of JP2020144345A publication Critical patent/JP2020144345A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7326776B2 publication Critical patent/JP7326776B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Auxiliary Devices For Music (AREA)

Abstract

【課題】演奏全体を視覚的に表現する情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムを提供する。【解決手段】情報処理装置100は、入力インターフェース120と、出力インターフェース131と、少なくとも1つのプロセッサと、を備える。1つのプロセッサは、入力インターフェース120から演奏情報の入力を受付け、受け付けた演奏情報に含まれる音高情報に基づいて曲の調性を判定し、判定された曲の調性に基づいて背景色を決定し、決定された背景色を有する画像の情報を出力インターフェース131から出力する。【選択図】図2

Description

この発明は、情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムに関する。
特許文献1は、MIDI規格で作成された音楽の演奏に同期して踊り手(ダンサ)等の画像オブジェクトを動かし、音楽の曲想のみならず、音楽の進行に応じてこれと一体的に変化する動画像を生成することができるコンピュータグラフィックス動画像生成システムを開示している。
特開平11−224084号公報
特許文献1に開示されたコンピュータグラフィックス動画像生成システムでは、単に演奏中に踊り手を示すキャラクタを動的に出現させているだけなので、演奏全体としての状態を表現することは難しいという問題がある。
この発明の目的は、このような事情に鑑みてなされたものであり、演奏全体を視覚的に表現する情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムを提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る情報処理装置は、
入力インターフェースと、
出力インターフェースと、
少なくとも1つのプロセッサと、
を備え、前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記入力インターフェースから演奏情報の入力を受け付け、
受け付けた前記演奏情報に含まれる音高情報に基づいて曲の調性を判定し、
判定された前記調性に基づいて背景色を決定し、
決定された前記背景色を有する画像の情報を前記出力インターフェースから出力する。
本発明によれば、演奏全体を視覚的に表現する情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムを提供することができる。
本発明の実施の形態に係る情報処理装置および電子楽器を示す図である。 本発明の実施の形態に係る情報処理装置の構成例を示す概略ブロック図である。 (A)〜(C)は、本発明の実施の形態に係る花のイラストを示す図である。 (A)〜(C)は、本発明の実施の形態に係る葉のイラストを示す図である。 (A)〜(C)は、本発明の実施の形態に係るイラストの大きさのバリエーションを示す図である。 (A)〜(C)は、本発明の実施の形態に係るイラストを変形した状態を示す図である。 (A)〜(C)は、本発明の実施の形態に係るイラストを彩色した図である。 (A)〜(C)は、本発明の実施の形態に係るイラストを表示する軌道パターンを示す図である。 本発明の実施の形態に係る電子楽器の構成例を示す概略ブロック図である。 本発明の実施の形態に係る画像表示処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るイラスト決定処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る表示画像の一例を示す図である。 (A)は、本発明の実施の形態に係る表示画像の一例を示す図であり、(B)は、電子楽器の鍵の位置を示す図である。 本発明の実施の形態に係る表示画像の一例を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態に係る情報処理装置を図面に基づいて説明する。
本発明の実施の形態に係る情報処理装置100は、図1に示すように、有線回線または無線回線を通じて電子楽器200に接続されて用いられる。電子楽器200は、電子ピアノ、シンセサイザー、電子オルガン等の電子鍵盤楽器を含み、複数の鍵(操作子)220と、スピーカ230と、操作部240と、譜面台250と、を備える。情報処理装置100は、例えば、タブレットPC(Personal Computer)またはスマートフォンから構成され、譜面台250に裁置されている。情報処理装置100は、表示部130を備え、電子楽器200で演奏された楽曲を視覚的に表現した画像をリアルタイムに表示するものである。なお、情報処理装置100と電子楽器200は、電子楽器システムを構成する。
情報処理装置100は、図2に示すように、制御部(プロセッサ)110と、入力インターフェース120と、表示部130と、操作部140と、RAM(Random Access Memory)150と、ROM(Read Only Memory)160と、を備える。
制御部110は、CPU(Central Processing Unit)によって構成される。制御部110は、ROM160に格納されたプログラム及びデータを読み出し、RAM150をワークエリアとして用いることにより、情報処理装置100を統括制御する。
入力インターフェース120は、電子楽器200から送信された音高情報を含む演奏情報の入力を受け付け、RAM150に記憶する。音高情報を含む演奏情報は、一例としてMIDI(Musical Instrument Digital Interface)規格に準拠しているデータ構造を有するものである。入力インターフェース120は、外部機器と通信を行うための無線ユニットまたは有線ユニットを備え、MIDI規格に準拠したインターフェースから構成される。
表示部130は、LCD(Liquid Crystal Display)パネル、有機EL(Electro Luminescence)パネル、LED(Light Emitting Diode)パネル等の表示パネルと表示コントローラを備え、制御部110から出力インターフェース131を介して出力された制御信号に従って、画像を表示する。本実施の形態においては、例えば、電子楽器200で演奏された楽曲を視覚的に表現した画像をリアルタイムに表示する。
操作部140は、キーボード、マウス、タッチパネル、ボタン等の入力装置から構成される。操作部140は、ユーザからの入力操作を受け付けて、その操作内容を表す入力信号を制御部110に出力する。なお、操作部140と表示部130とは、これらが互いに重ねられて配置されたタッチパネルディスプレイとして構成されるものであってもよい。
RAM150は、揮発性メモリから構成され、制御部110が各種処理を行うためのプログラムを実行するための作業領域として用いられる。RAM150は、電子楽器200から送信された音高情報を含む演奏情報を記憶する。
ROM160は、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)といった不揮発性の半導体メモリであって、いわゆる二次記憶装置又は補助記憶装置としての役割を担う。ROM160は、制御部110が各種処理を行うために使用するプログラム及びデータ、並びに、制御部110が各種処理を行うことにより生成又は取得するデータを記憶する。本実施形態において、ROM160は、曲の調性と背景色とを紐付けした背景色テーブル、演奏情報とイラストの種類とを紐付けしたイラストテーブル等を記憶する。背景色テーブルは、アレクサンドル・スクリャービン等によって提唱されている音と色との共感覚の関係に基づいて予め曲の各調性それぞれに対応する色が設定されている。すなわち曲の調性と背景色とを紐付けして記憶させている。例えば、ハ長調に紐付けされた色として赤色が記憶される。また、ハ短調に紐付された色として茶色が記憶される。各短調にそれぞれ紐付される色は、各長調にひも付される色よりも輝度が暗い。すなわち制御部110は、判定した調性に応じた背景色を決定する。調性に応じた背景色を有する画像は、これを見た人に、曲を聞いた人に与える感覚と近い感覚を与える。
次に、実施形態に係る情報処理装置100の制御部110の機能構成について説明する。制御部110は、CPUがROM160に格納されたプログラム及びデータを読み出して実行することにより、演奏判定部111と、背景色決定部112と、イラスト決定部113と、画像情報出力部114として機能する。
演奏判定部111は、入力インターフェースを介して受け付けた演奏情報に基づいて、曲の調性(例えば、ハ長調からロ短調の24種類)、音名(例えば、ド、レ、ミ)、コード(例えば、Major、Mimor、Sus4、Aug、Dim、7th等)、ベロシティ値およびコード進行を判定する。また、演奏判定部111は、ユーザにより複数の鍵220がそれぞれ操作されたタイミングに基づいて演奏を評価し、複数のベロシティ値などに基づいて、演奏を採点する。採点結果は、メモリ―内に予め記憶されている正解を示すデータと対比する相対的な採点手法に基づかず、リアルタイム演奏において決定される各区間に含まれる演奏情報のみで評価する絶対的な採点手法に基づいて採点される。曲の調性およびコードを判定する判定手法は、特に限定されないが、例えば、特許第3211839号公報等に開示されている手法を用いることができ、音名は、演奏情報に含まれるノートナンバー等によって判定される。ベロシティ値は、鍵220の押鍵速度により判定される。
背景色決定部112は、演奏判定部111に判定された曲の調性に基づいて背景色を決定する。背景色決定部112は、ROM160に記憶された背景色と曲の調性とを紐付けした背景色テーブルを参照し、曲の調性に応じた背景色を決定する。例えば、曲の調性が、ハ長調であれば、背景色を赤色に決定する。
イラスト決定部113は、演奏情報を受け付ける毎に、演奏判定部111により判定された音名およびコードに基づいて、表示する画像を構成する構成要素となるイラストの種類を決定し、ベロシティ値に基づいて、イラストの大きさを決定する。また、イラスト決定部113は、演奏を評価された評価結果に応じてイラストを画像処理する。また、イラスト決定部113は、採点結果に応じてイラストを彩色する。また、イラスト決定部113は、コード進行に基づいて、表示画像中にイラストを配置する軌道パターンPSを決定する。
具体的には、イラスト決定部113は、演奏判定部111により判定された音名に応じた花の画像を、ROM160に予め記憶した12種類の花の画像から選択する。花の画像のうち3つについて、図3(A)〜図3(C)に例示する。また、イラスト決定部113は、演奏判定部111により判定されたコードに応じた葉の画像を、ROM160に予め記憶した10種類の葉の画像から選択する。葉の画像のうち3つについて、図4(A)〜(C)に例示する。また、イラスト決定部113は、図5(A)〜(C)に示すように、演奏判定部111により判定されたベロシティ値等に応じてイラストをディスプレイ130に表示する大きさを選択する。なおベロシティ値が小さい(鍵220の押鍵速度が遅く、音量が小さい)場合、図5(A)に示す小さい花のイラストが選択され、ベロシティ値が大きい(鍵220の押鍵速度が速く、音量が大きい)場合、図5(C)に示す大きい花のイラストが選択されることを示したものである。コードに応じた葉のイラストを選択した場合も同様である。すなわち、ディスプレイ130に表示されるイラストの大きさは、ベロシティ値に応じて拡大又は縮小されていればよい。また、イラスト決定部113は、演奏判定部111により評価された評価結果に応じてイラストを図6(A)〜図6(C)に示すように、画像処理する。評価結果を示す点数が基準となる或る点数より低い場合、イラスト決定部113は、図6(C)に示すように、イラストとしての葉の画像の形状が崩れたものに画像処理を実行する。また、演奏判定部111により採点された採点結果が或る基準に達しない場合に、図7(A)または図7(B)に示すように、イラストを、輪郭線の内側の領域に色が塗られていない線画に変更し、採点結果が或る基準に達する場合に、図7(C)に示すように、輪郭線の内側の領域に色が塗られているイラストを選択する。また、イラスト決定部113は、図8(A)〜図8(C)に示すように、ROM160に予め記憶した14種類の軌道パターンから、コード進行に応じた軌道パターンPSを選択し、選択した軌道パターンPSに応じて表示画像中にイラストを配置する位置を決定する。例えば、図8(A)はカノンのコード進行を示し、図8(B)は洋楽のコード進行を示し、図8(C)はJ−POPのコード進行を示す。なお、軌道パターンPSの仮想の線上に各イラストの少なくとも一部が重なるように、各イラストは配置される。なお、図8(A)〜図8(C)に示す軌道パターンPSの線は、ディスプレイ130には表示されない。すなわち第1ユーザ操作を示す第1押鍵に応じて決定される第1イラストと、前記第1ユーザ操作後の第2ユーザ操作を示す第2押鍵に応じて決定される第2イラストは、画像内の同じ位置に配置されず、軌道パターンPSが示す仮想の線上の異なる位置にそれぞれ配置される。
画像情報出力部114は、背景色決定部112により決定された背景色にイラスト決定部113で決定されたイラストを選択された軌道パターンPSに沿って配置して重ね合わせた画像を生成し、出力インターフェース131から出力する。画像情報出力部114は、演奏判定部111により採点された演奏の採点結果が或る基準に達するまでは、背景色を基準色に変更し、基準色にイラストを重ね合わせた画像を生成し、出力インターフェース131から出力する。
電子楽器200は、上述した複数の鍵220と、スピーカ230と、操作部240と、譜面台250と、に加えて、電気的構成として、図9に示すように、制御部210と、押鍵検出部260と、通信部270と、を備える。
制御部210は、CPU、ROM、RAM等から構成され、ROMに格納されたプログラム及びデータを読み出し、RAMをワークエリアとして用いることにより、電子楽器200を制御する部分である。制御部210は、例えば、鍵220の押鍵に応じてスピーカ230から発音させる制御および鍵220の離鍵に応じてスピーカ230から発音されている音楽を消音する制御等を行う。また、制御部210は、通信部270を介して音高情報を含む演奏情報を情報処理装置100に送信する。
鍵220は、演奏者が音高を指定する操作子であり、演奏者が鍵220を押鍵および離鍵することで、電子楽器200は、指定された音高に対応する音の発音および消音を行う。
スピーカ230は、演奏者が演奏した楽曲の音を出力する部分であり、制御部210から出力された音声信号を音に変換して出力する。
操作部240は、演奏者が各種の設定等を行う操作ボタンを有し、音量調整等の各種の設定操作等を行うための部分である。操作部240は、タッチパネルディスプレイ内に表示されていてもよい。
押鍵検出部260は、鍵220の押鍵、離鍵および押鍵速度を検知し、検知した音高情報を含む演奏情報を制御部210に出力する部分である。押鍵検出部260には、鍵220の下にスイッチが設けられ、そのスイッチによって、押鍵、離鍵および押鍵速度を検知する。
通信部270は、外部機器と通信を行うための無線ユニットまたは有線ユニットを備える。本実施形態では、通信部270は、MIDI規格に準拠したインターフェースから構成され、制御部210の制御に基づいて、音高情報を含む演奏情報を情報処理装置100に送信する。演奏情報は、一例としてMIDI規格に準拠しているデータ構造を有するものである。
つぎに、以上の構成を有する情報処理装置100が実行する画像表示処理について説明する。
制御部110は、図10に示す画像表示処理を、例えば本処理の開始を表す操作入力を操作部140を介して受け付けたことを契機として開始する。
演奏判定部111は、入力インターフェース120を介して、ユーザにより演奏された電子楽器200から出力された音高情報を含む演奏情報を受け付ける(ステップS101)。次に、演奏判定部111は、受け付けた演奏情報に基づいて、曲の調性を判定する(ステップS202)。ここでは、曲の調性が、ハ長調であると判定されたとする。次に、背景色決定部112は、演奏判定部111に判定された曲の調性に基づいて背景色を決定する(ステップS203)。曲の調性が、ハ長調であると判定されているので、背景色を赤色に決定する。次に、演奏判定部111は、複数のベロシティ値に基づいて、演奏を採点する(ステップS104)。ベロシティ値が高い規則性を有する場合、高い採点結果となり、ベロシティ値が低い規則性を有する場合、低い採点結果となる。
次に、イラスト決定部113は、図11に示すイラスト決定処理を実行する(ステップS105)。イラスト決定処理が開始すると、演奏判定部111は、音名およびコードを判定する(ステップS201)。イラスト決定部113は、演奏判定部111により判定された音名に応じた花の画像を、図3(A)〜図3(C)に例示する花の画像から選択し、コードに応じた図4(A)〜(C)に例示する葉の画像を選択する(ステップS202)。次に、演奏判定部111は、ベロシティ値を判定する(ステップS203)。次に、イラスト決定部113は、図5(A)〜(C)に示すイラストの大きさの内から、演奏判定部111により判定されたベロシティ値等に応じたイラストの大きさを決定する(ステップS204)。
次に、演奏判定部111は、ユーザにより複数の鍵220がそれぞれ操作されたタイミングに基づいて演奏を評価する(ステップS205)。次に、イラスト決定部113は、演奏判定部111により評価された評価結果に応じてイラストを画像処理する(ステップS206)。評価結果が低い場合、イラスト決定部113は、図6(C)の右図に示すように、イラストとしての葉の画像の形状が崩れたものに画像処理を実行する。また、受け付けた演奏情報に含まれるベロシティ値が或る基準値より小さく、電子楽器200へのユーザ押鍵が弱いと判断された場合に、決定されているイラストをぼかす画像処理(ぼかし処理)を実行する。具体的にはイラスト及びイラストの周りの画素を平均化する画像処理を実行する。また、ユーザにより複数の鍵220がそれぞれ操作されたタイミングに基づいて、電子楽器200へのユーザ押鍵が一定のリズムを有さない(いわゆるリズムの自由度が高い)と判断された場合に、イラストを変形する画像処理を実行する。具体的にはイラストにアフィン変換する画像処理を実行する。
次に、イラスト決定部113は、イラストを彩色する(ステップS207)。具体的には、ステップS104で採点した採点結果が或る基準に達しない場合に、図7(A)に示すように、イラストを、輪郭線の内側の領域に色が塗られていない線画に変更し、採点結果が或る基準に達する場合に、図7(C)の右図に示すように、輪郭線の内側の領域に色が塗られているイラストを選択する。次に、イラスト決定処理を終了し図10に示す画像表示処理に戻る。
次に、演奏判定部111は、コード進行を判定する(ステップS106)。つぎに、イラスト決定部113は、図8(A)〜図8(C)に例示する軌道パターンから、コード進行に応じた軌道パターンPSを選択する(ステップS107)。なお、実際のディスプレイ130には、これらの軌道パターンPSを示す線は表示されない。つぎに、選択した軌道パターンPSに応じて表示している画像内にイラストを配置する(ステップS108)。このとき、イラスト決定部113は、イラストがリアルタイムに追加されて表示されるように、すでに表示されているイラストに加えて新たに決定されたイラストを軌道パターンPSに沿って追加する。なお、一定時間以上経過した演奏情報に基づいて決定されたイラストは表示しないようにする。すなわち、次ぎ次ぎと新たな演奏情報に応じたイラストが表示部に表示されるが、すべてのイラストの表示をそのまま継続すると、新たに表示されるイラストが他のイラストに埋もれ、新たに表示されるイラストがユーザに与える印象が低下するため、制御部110は長時間(例えば数十秒)表示されているイラストは表示しないように制御する。つぎに、画像情報出力部114は、ステップS104で演奏判定部111により採点された演奏の採点結果が或る基準に達したか否かを判定する(ステップS109)。採点結果が或る基準に達したと判定されると(ステップS109;Yes)、画像情報出力部114は、ステップS103で決定された背景色にイラストを重ね合わせた画像を生成し、出力インターフェース131から出力し、表示部130に表示する(ステップS110)。表示部130に表示された画像の一例を図12に示す。この画像は、カノンのコード進行により演奏された場合に、図8(A)に示される軌道パターンPSに従って、花と葉のイラストが表示された画像の一例である。花と葉のイラストは、点線Lに沿って演奏に合わせてリアルタイムに追加される。採点結果が或る基準に達していないと判定されると(ステップS109;No)、画像情報出力部114は、背景色を基準色に変更し、基準色にイラストを重ね合わせた画像を生成し、出力インターフェース131から出力し、表示部130に表示する(ステップS112)。
次に、演奏が終了したか否かを判定し(ステップS111)、演奏が終了していないと判定されると(ステップS111;No)、ステップS101に戻り、ステップS101〜ステップS111を繰り返す。これにより、電子楽器200が演奏されている間、入力された演奏情報に基づいて、イラストがリアルタイムに追加された画像が表示される。演奏が終了したと判定されると(ステップS111;Yes)、画像表示処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態に係る情報処理装置100は、電子楽器200で演奏された楽曲を視覚的に表現した画像をリアルタイムに表示することができる。具体的には電子楽器200から送信された音高情報を含む演奏情報の入力を受け付け、曲の調性を判定し、曲の調性に応じた背景色を有する画像を表示する。これにより、画像を視認したユーザは、曲の調性を視覚により知覚することできる。また、情報処理装置100は、音名およびコードに応じた種類のイラストを表示することで、演奏をリアルタイムに視覚により知覚することができる。ユーザにより複数の鍵220がそれぞれ操作されたタイミングに基づいて演奏が評価され、評価結果に応じてイラストが画像処理される。またまた複数のベロシティ値に基づいて、演奏が採点され、採点結果に応じてイラストが彩色される。これにより、演奏が上手か未熟かを視覚により知覚することができる。また、コード進行に応じた軌道パターンPSでイラストが表示される。これにより、コード進行を視覚的に知覚することができる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限られるものではなく、様々な変更が可能である。
上記実施の形態では、演奏情報が、MIDI規格に準拠しているデータ構造を有する例について説明したが、演奏情報は音高情報を含むものであれば特に限定されない。例えば、演奏を録音した楽音情報であってもよい。この場合、楽音情報から音高情報を抽出し、情報処理装置100により画像で表示することで視覚的に表現することができる。
また、上記の実施の形態では、情報処理装置100が表示部130を内蔵する例について説明したが、情報処理装置100は、画像情報を出力する出力インターフェース131を有すればよい。この場合、情報処理装置100から外部の表示装置に画像情報を出力インターフェース131を介して出力する。外部の表示装置として、大型ディスプレイやプロジェクタを用いれば、大人数の聴衆に画像を見せることができる。また、情報処理装置100を電子楽器200に内蔵してもよい。この場合、表示部130を内蔵してもよく、出力インターフェース131を介して外部の表示装置に画像情報を出力するようにしてもよい。
また、上記の実施の形態では、背景色を単色で表す例について説明したが、背景色は単色に限定されず、主たる色が一定以上(例えば、90%以上)含むものであれば、複数の色を含む模様や画像であってもよい。
また、上記の実施の形態では、ベロシティ値に基づいて、イラストの大きさを決定する例について説明したが、情報処理装置100は、受け付けた演奏情報に応じてイラストの大きさを決定すればよく、強拍、弱拍の違い、音高、BPM(Beats Per Minute)、同時に入力された和音の数、ベロシティ値などのうちいずれか1つまたは2つ以上の組み合わせに基づいて、イラストの大きさを決定すればよい。この場合、低音を大きいイラスト(波長とイラストの大きさが相関)、アクセントが大きいと大きいイラスト(音量とイラストの大きさが相関)、テンポが遅いと大きい絵(BPMとイラストの大きさが相関)、単音より和音だと大きいイラスト(音数とイラストの大きさが相関)、ベロシティが大きいと大きいイラスト(音量とイラストの大きさが相関)が表示される。
また、上記の実施の形態では、演奏情報に含まれる音高情報に応じてイラストが表示される例について説明したが、図13(A)および図13(B)に示すように、演奏情報を受け付ける毎に、演奏情報に含まれる音高情報に応じたディスプレイ上の位置に記号情報を示す記号M1〜M4が表示されるようにしてもよい。例えば、ユーザにより電子楽器200の鍵220のうち鍵K1〜K4が押鍵されると、その音高を表す記号M1〜4を鍵K1〜K4と対応する位置にそれぞれ表示する。鍵K1に応じた高い音を青色の記号M1で表示し、鍵K2に応じた音を黄色の記号M2で表示し、鍵K3に応じた音をオレンジ色の記号M3で表示し、鍵K4に応じた低い音を赤い色の記号M4で表示する。記号M1〜4は、丸い点であってもよく、他の形状を有する記号であってもよい。高音域に含まれる音が打鍵された場合、ディスプレイの右側に前記記号情報をまず表示し、低音域に含まれる音が打鍵された場合、ディスプレイの左側に前記記号情報をまず表示する。中音域に含まれる音が打鍵された場合、ディスプレイの中央側に前記記号情報をまず表示する。このようにすることで、打鍵された鍵220の位置を視覚的に知覚することができる。ところで前記記号情報を示す記号Mを表示するために必要とする制御部210の負荷は、イラストを表示するために必要とする制御部210の負荷よりも少ない。電子楽器200へのユーザ押鍵に対して、この情報処理装置100が速やかにレスポンスできなければ、ユーザに不快感を与える。電子楽器200へのユーザ押鍵に対する速やかなレスポンスとして、記号情報を示す記号Mをまず表示することには意味がある。その後、図14に示すように、軌道パターンPSに応じた点線Lに沿った位置に、表示した前記記号情報に変えてイラストを表示する。このようにすることで、音とイラストの関係性をより視覚的に知覚することもできる。
また、上記の実施の形態では、演奏判定部111が、ユーザにより複数の鍵220がそれぞれ操作されたタイミングに基づいて演奏を評価する例について説明した。演奏判定部111は、受け付けた演奏情報から得られる、少なくともユーザにより複数の演奏操作子がそれぞれ操作されたタイミング、及び複数のベロシティ値、のいずれかに基づいて、演奏を評価してもよい。
また、上記の実施の形態では、演奏判定部111が、複数のベロシティ値に基づいて、演奏を採点する例について説明した。演奏判定部111は、受け付けた前記演奏情報から得られる、少なくともユーザにより複数の演奏操作子がそれぞれ操作されたタイミング、及び複数のベロシティ値、のいずれかに基づいて、前記演奏を採点してもよい。
また、上記の実施の形態では、電子楽器200が、電子ピアノ等の電子鍵盤楽器から構成される例について説明した。電子楽器200は、音高情報を含む演奏情報を情報処理装置100に出力することができればよく、ギター等の弦楽器やフルートなどの管楽器であってもよい。また、アコースティックギターなどのアコースティック音を、音高情報を含む演奏情報に変換して、変換された演奏情報を情報処理装置100に出力してもよい。
また、上記の実施の形態では、イラスト決定部113が花および葉のイラストを選択する例について説明した。イラスト決定部113は、花および葉以外のイラストを選択してもよい。例えば、人、犬や猫などの動物、チョウチョやトンボなどの昆虫、自動車や自転車などの乗り物、ピアノやバイオリンなどの楽器、アニメーションのキャラクタなどを示すイラストを選択してもよい。
また、上記の実施の形態では、制御部110のCPUが、制御動作を行う例を説明した。しかし、制御動作は、CPUによるソフトウェア制御に限られるものではない。制御動作の一部又は全部が専用の論理回路などのハードウェア構成を用いてなされても良い。
また、以上の説明では、本発明の処理に係るプログラムを記憶するコンピュータ読み取り可能な媒体としてフラッシュメモリなどの不揮発性メモリからなるROM160を例に挙げて説明した。しかし、コンピュータ読み取り可能な媒体は、これらに限定されず、HDD(Hard Disk Drive)、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)やDVD(Digital Versatile Disc)などの可搬型記録媒体を適用してもよい。また、本発明に係るプログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウェーブ(搬送波)も本発明に適用される。
その他、上記実施の形態で示した構成、制御手順や表示例などの具体的な細部は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記の番号は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
(付記1)
入力インターフェースと、
出力インターフェースと、
少なくとも1つのプロセッサと、
を備え、前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記入力インターフェースから演奏情報の入力を受け付け、
受け付けた前記演奏情報に含まれる音高情報に基づいて曲の調性を判定し、
判定された前記曲の調性に基づいて背景色を決定し、
決定された前記背景色を有する画像の情報を前記出力インターフェースから出力する、
情報処理装置。
(付記2)
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記演奏情報を受け付ける毎に、前記演奏情報に応じて決定される種類のイラストを含む画像の情報を前記出力インターフェースから出力する、
付記1に記載の情報処理装置。
(付記3)
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記演奏情報に応じてコードを決定し、
決定された前記コードに応じた種類のイラストを含む画像の情報を前記出力インターフェースから出力する、
付記1または2に記載の情報処理装置。
(付記4)
前記少なくとも1つのプロセッサは、
受け付けた前記演奏情報に応じて前記イラストの大きさを決定し、
決定された前記イラストの大きさを有する画像の情報を前記出力インターフェースから出力する、
付記2または3に記載の情報処理装置。
(付記5)
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記演奏情報を受け付ける毎に、前記演奏情報に含まれる前記音高情報に応じたディスプレイ上の位置に記号情報が表示されるように前記出力インターフェースから前記記号情報を出力した後に、前記イラストを含む前記画像の情報を前記出力インターフェースから出力する、
付記2乃至4のいずれか1つに記載の情報処理装置。
(付記6)
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記演奏情報に基づいて複数のコード進行のなかからいずれかのコード進行を決定し、
決定された前記コード進行に応じて決定されているディスプレイ上の位置に前記イラストが表示されるように制御する、
付記2乃至5のいずれか1つに記載の情報処理装置。
(付記7)
前記少なくとも1つのプロセッサは、
受け付けた前記演奏情報から得られる、少なくともユーザにより複数の演奏操作子がそれぞれ操作されたタイミング、及び複数のベロシティ値、のいずれかに基づいて、演奏を評価し、
評価結果に応じて前記イラストを画像処理し、
画像処理されたイラストを含む前記画像の情報を前記出力インターフェースから出力する、
付記2乃至6のいずれか1つに記載の情報処理装置。
(付記8)
前記少なくとも1つのプロセッサは、
受け付けた前記演奏情報から得られる、少なくともユーザにより複数の演奏操作子がそれぞれ操作されたタイミング、及び複数のベロシティ値、のいずれかに基づいて、前記演奏を採点し、
採点結果が或る基準に達しない場合に、輪郭線の内側の領域に色が塗られていない線画のイラストを含む前記画像の情報を前記出力インターフェースから出力し、採点結果が或る基準に達する場合に、前記輪郭線の内側の領域に色が塗られているイラストを含む前記画像の情報を前記出力インターフェースから出力する、
付記7に記載の情報処理装置。
(付記9)
前記少なくとも1つのプロセッサは、
採点結果が或る基準に達するまでは、基準色を前記背景色として有する前記画像の情報を前記出力インターフェースから出力し、前記採点結果が前記或る基準に達した後に、前記曲の調性に基づいて決定された前記背景色を有する前記画像の情報を前記出力インターフェースから出力する、
付記8に記載の情報処理装置。
(付記10)
前記少なくとも1つのプロセッサは、
受け付けた前記演奏情報に基づいて演奏を採点し、
前記採点結果は、メモリ内に予め記憶されている正解を示すデータと対比する相対的な採点手法に基づかず、リアルタイム演奏において決定される各区間に含まれる演奏情報のみで評価する絶対的な採点手法に基づいている、
ことを特徴とする付記8または9に記載の情報処理装置。
(付記11)
入力インターフェースと、出力インターフェースと、を有する情報処理装置のコンピュータに、
前記入力インターフェースから演奏情報の入力を受け付けさせ、
受け付けた前記演奏情報に含まれる音高情報に基づいて曲の調性を判定させ、
判定された前記曲の調性に基づいて背景色を決定させ、
決定された前記背景色を有する画像の情報を前記出力インターフェースから出力させる、
情報処理方法。
(付記12)
入力インターフェースと、出力インターフェースと、を備えるコンピュータに、
前記入力インターフェースから演奏情報の入力を受け付けさせ、
受け付けた前記演奏情報に含まれる音高情報に基づいて曲の調性を判定させ、
判定された前記曲の調性に基づいて背景色を決定させ、
決定された前記背景色を有する画像の情報を前記出力インターフェースから出力させる、
プログラム。
100…情報処理装置、110…制御部、111…演奏判定部、112…背景色決定部、113…イラスト決定部、114…画像情報出力部、120…入力インターフェース、130…表示部、131…出力インターフェース、140…操作部、150…RAM、160…ROM、200…電子楽器、210…制御部、220…鍵、230…スピーカ、240…操作部、250…譜面台、260…押鍵検出部、270…通信部

Claims (12)

  1. 入力インターフェースと、
    出力インターフェースと、
    少なくとも1つのプロセッサと、
    を備え、前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記入力インターフェースから演奏情報の入力を受け付け、
    受け付けた前記演奏情報に含まれる音高情報に基づいて曲の調性を判定し、
    判定された前記曲の調性に基づいて背景色を決定し、
    決定された前記背景色を有する画像の情報を前記出力インターフェースから出力する、
    情報処理装置。
  2. 前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記演奏情報を受け付ける毎に、前記演奏情報に応じて決定される種類のイラストを含む画像の情報を前記出力インターフェースから出力する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記演奏情報に応じてコードを決定し、
    決定された前記コードに応じた種類のイラストを含む画像の情報を前記出力インターフェースから出力する、
    請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記少なくとも1つのプロセッサは、
    受け付けた前記演奏情報に応じて前記イラストの大きさを決定し、
    決定された前記イラストの大きさを有する画像の情報を前記出力インターフェースから出力する、
    請求項2または3に記載の情報処理装置。
  5. 前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記演奏情報を受け付ける毎に、前記演奏情報に含まれる前記音高情報に応じたディスプレイ上の位置に記号情報が表示されるように前記出力インターフェースから前記記号情報を出力した後に、前記イラストを含む前記画像の情報を前記出力インターフェースから出力する、
    請求項2乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記演奏情報に基づいて複数のコード進行のなかからいずれかのコード進行を決定し、
    決定された前記コード進行に応じて決定されているディスプレイ上の位置に前記イラストが表示されるように制御する、
    請求項2乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記少なくとも1つのプロセッサは、
    受け付けた前記演奏情報から得られる、少なくともユーザにより複数の演奏操作子がそれぞれ操作されたタイミング、及び複数のベロシティ値、のいずれかに基づいて、演奏を評価し、
    評価結果に応じて前記イラストを画像処理し、
    画像処理されたイラストを含む前記画像の情報を前記出力インターフェースから出力する、
    請求項2乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記少なくとも1つのプロセッサは、
    受け付けた前記演奏情報から得られる、少なくともユーザにより複数の演奏操作子がそれぞれ操作されたタイミング、及び複数のベロシティ値、のいずれかに基づいて、前記演奏を採点し、
    採点結果が或る基準に達しない場合に、輪郭線の内側の領域に色が塗られていない線画のイラストを含む前記画像の情報を前記出力インターフェースから出力し、採点結果が或る基準に達する場合に、前記輪郭線の内側の領域に色が塗られているイラストを含む前記画像の情報を前記出力インターフェースから出力する、
    請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記少なくとも1つのプロセッサは、
    採点結果が或る基準に達するまでは、基準色を前記背景色として有する前記画像の情報を前記出力インターフェースから出力し、前記採点結果が前記或る基準に達した後に、前記曲の調性に基づいて決定された前記背景色を有する前記画像の情報を前記出力インターフェースから出力する、
    請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 前記少なくとも1つのプロセッサは、
    受け付けた前記演奏情報に基づいて演奏を採点し、
    前記採点結果は、メモリ内に予め記憶されている正解を示すデータと対比する相対的な採点手法に基づかず、リアルタイム演奏において決定される各区間に含まれる演奏情報のみで評価する絶対的な採点手法に基づいている、
    ことを特徴とする請求項8または9に記載の情報処理装置。
  11. 入力インターフェースと、出力インターフェースと、を有する情報処理装置のコンピュータに、
    前記入力インターフェースから演奏情報の入力を受け付けさせ、
    受け付けた前記演奏情報に含まれる音高情報に基づいて曲の調性を判定させ、
    判定された前記曲の調性に基づいて背景色を決定させ、
    決定された前記背景色を有する画像の情報を前記出力インターフェースから出力させる、
    情報処理方法。
  12. 入力インターフェースと、出力インターフェースと、を備えるコンピュータに、
    前記入力インターフェースから演奏情報の入力を受け付けさせ、
    受け付けた前記演奏情報に含まれる音高情報に基づいて曲の調性を判定させ、
    判定された前記曲の調性に基づいて背景色を決定させ、
    決定された前記背景色を有する画像の情報を前記出力インターフェースから出力させる、
    プログラム。
JP2019043120A 2019-03-08 2019-03-08 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム Active JP7326776B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019043120A JP7326776B2 (ja) 2019-03-08 2019-03-08 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019043120A JP7326776B2 (ja) 2019-03-08 2019-03-08 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020144345A true JP2020144345A (ja) 2020-09-10
JP7326776B2 JP7326776B2 (ja) 2023-08-16

Family

ID=72354170

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019043120A Active JP7326776B2 (ja) 2019-03-08 2019-03-08 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7326776B2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108305604A (zh) * 2018-01-30 2018-07-20 浙江省公众信息产业有限公司 音乐可视化方法、装置及计算机可读存储介质

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108305604A (zh) * 2018-01-30 2018-07-20 浙江省公众信息产业有限公司 音乐可视化方法、装置及计算机可读存储介质

Also Published As

Publication number Publication date
JP7326776B2 (ja) 2023-08-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20190164529A1 (en) Information processing device, information processing method, storage medium, and electronic musical instrument
CN108028040B (zh) 音乐演奏辅助装置和方法
JP2002229559A (ja) 楽譜表示装置、楽譜表示方法及び同方法をコンピュータで実現させる楽譜表示プログラム、並びに演奏支援装置、演奏支援方法及び同方法をコンピュータで実現させる演奏支援プログラム
KR20170138135A (ko) 증강 현실 기반 피아노 연주 보조 방법 및 이를 실행하는 장치
CN111667554B (zh) 信息处理装置的控制方法、电子设备、演奏数据显示系统
JP2019061008A (ja) 電子楽器、電子楽器の制御方法及びそのプログラム
JP5040927B2 (ja) 演奏教習装置及びプログラム
JP2008089975A (ja) 電子楽器
JP7326776B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
JP2007078724A (ja) 電子楽器
JP2018159741A (ja) 歌詞候補出力装置、電子楽器、歌詞候補出力方法、及びプログラム
JP7338669B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、演奏データ表示システム、およびプログラム
JP6809608B2 (ja) 歌唱音生成装置及び方法、プログラム
JP2019061006A (ja) 演奏練習支援装置
JP6410345B2 (ja) サウンドプレビュー装置及びプログラム
JP7331388B2 (ja) 情報処理装置、方法、及びプログラム
JP7377415B2 (ja) 情報処理装置、電子楽器、方法及びプログラム
JP5825056B2 (ja) 電子楽器
US20230326435A1 (en) 2d user interface for a musical instrument for playing combined sequences of chords and tunes, and computer-readable storage medium
CN110720122B (zh) 音发生装置及方法
JP2006251821A (ja) 演奏支援装置、演奏支援方法及び同方法をコンピュータで実現させる演奏支援プログラム
TW201543466A (zh) 作曲方法、作曲程式產品及作曲系統
WO2018198380A1 (ja) 歌詞表示装置及び方法
WO2018198382A1 (ja) 歌詞表示装置及び方法
TWM491896U (zh) 哼唱聲音轉樂譜的辨識轉換系統及辨識轉換裝置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220209

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230207

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230405

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230704

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230717

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7326776

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150