JP2020142567A - シートベルト巻取制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】CRSの固定状態を良好に維持することができるシートベルト巻取制御システムを得る。【解決手段】シートベルト巻取制御システム10は、チャイルドシート20が装着された車両用シートのシートベルト30を巻き取って所定の張力を付与させる装着時ベルト巻取部と、装着時ベルト巻取部によってシートベルト30が巻き取られた状態でシートベルト30の引出しをロックさせるベルトロック部と、ベルトロック部によってシートベルト30の引出しがロックされた状態において、シートベルト30の引出しが検出された場合、及び所定の時間が経過した場合の少なくとも一方の場合にシートベルト30を巻き取って所定の張力を付与させる装着後ベルト巻取部と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、シートベルト巻取制御システムに関する。
特許文献1には、車両の衝突予知時に電動モータを駆動させてウェビング(シートベルト)を巻き取るプリテンショナ機構を備えたシートベルト巻取制御システムが開示されている。また、特許文献1では、ALR(Automatic Locking Retractor)機構が作動した場合にプリテンショナ機構を作動させることで、シートベルトを巻き取って車両用シートにチャイルドシート(すなわち、CRS:Child Restraint System)を固定させることが記載されている。
特開2007−76536号公報
しかしながら、特許文献1では、車両用シートにCRSを固定した後にシートベルトが弛む可能性については考慮されておらず、CRSの固定状態を良好に維持する観点で改善の余地がある。
本発明は上記事実を考慮し、CRSの固定状態を良好に維持させることができるシートベルト巻取制御システムを得る。
請求項1に係るシートベルト巻取制御システムは、チャイルドシートが装着された車両用シートのシートベルトを巻き取って所定の張力を付与させる装着時ベルト巻取部と、前記装着時ベルト巻取部によってシートベルトが巻き取られた状態でシートベルトの引出しをロックさせるベルトロック部と、前記ベルトロック部によってシートベルトの引出しがロックされた状態において、シートベルトの引出しが検出された場合、及び所定の時間が経過した場合の少なくとも一方の場合にシートベルトを巻き取って所定の張力を付与させる装着後ベルト巻取部と、を有する。
請求項1に係るシートベルト巻取制御システムでは、チャイルドシート(すなわち、CRS)の装着時に車両用シートのシートベルトが装着時ベルト巻取部によって巻き取られ、シートベルトに所定の張力が付与される。また、ベルトロック部によってシートベルトの引出しがロックされる。これにより、CRSを効率良く車両用シートに固定させることができる。
さらに、ベルトロック部によってシートベルトの引出しがロックされた状態において、シートベルトの引出しが検出された場合、及び所定の時間が経過した場合の少なくとも一方の場合に、装着後ベルト巻取部によってシートベルトが巻き取られる。そして、シートベルトが巻き取られることで、シートベルトに所定の張力が付与される。これにより、車両用シートにCRSを固定した後にシートベルトが弛むのを抑制することができる。
請求項2に係るシートベルト巻取制御システムは、請求項1において、車両に所定値以上の重力加速度が作用したことが検出された場合にシートベルトを巻き取らせる。
請求項2に係るシートベルト巻取制御システムでは、走行中の急な加減速などによって車両に所定値以上の重力加速度が作用した場合であっても、シートベルトが弛むのを抑制することができる。
請求項3に係るシートベルト巻取制御システムは、請求項1又は2において、前記チャイルドシートに乗員が着座したことを検出する着座検出部を備え、前記着座検出部によって前記チャイルドシートに乗員が着座したことが検出された場合に前記装着後ベルト巻取部を有効にさせ、前記チャイルドシートに乗員が着座したことが検出されない場合に前記装着後ベルト巻取部を無効にさせる。
請求項3に係るシートベルト巻取制御システムでは、CRSに乗員が着座していない場合、すなわちCRSが使用されていない場合に装着後ベルト巻取部を無効にさせることで、消費電力を低減させることができる。
請求項4に係るシートベルト巻取制御システムは、請求項1〜3の何れ1項において、前記装着時ベルト巻取部は、タングプレートがバックルに差し込まれた状態で、所定時間内にシートベルトが所定回数引っ張られた場合にシートベルトを巻き取らせる。
請求項4に係るシートベルト巻取制御システムでは、シートベルトを所定回数引っ張ることでシートベルトを巻き取らせる。これにより、ALR機構の作動を検出してシートベルトを巻き取る構造と比較して、ALR機構を作動させる手間を省くことができる。また、スイッチ類を操作する必要もないため、CRS装着時の作業性を向上させることができる。
以上説明したように、本発明に係るシートベルト巻取制御システムによれば、CRSの固定状態を良好に維持させることができる。
実施形態に係るシートベルト巻取制御システムが搭載された車両用シートを車両前方側から見た正面図である。 実施形態に係るシートベルト巻取制御システムのハードウェア構成を示すブロック図である。 実施形態に係るシートベルト巻取制御システムを構成するECUのハードウェア構成を示すブロック図である。 実施形態に係るシートベルト巻取制御システムの機能構成の例を示すブロック図である。 実施形態における装着時ベルト巻取処理の流れを示すフローチャートである。 実施形態における装着後ベルト巻取処理の流れを示すフローチャートである。 実施形態の第1変形例における装着後ベルト巻取処理の流れを示すフローチャートである。 実施形態の第2変形例における装着後ベルト巻取処理の流れを示すフローチャートである。
以下、図面を参照して実施形態に係るシートベルト巻取制御システム10について説明する。なお、図1の矢印UPは車両上方側を示しており、矢印RHは車両右側を示している。前後左右上下の方向を用いて説明する場合、特に断りのない限り、車両前後方向の前後、車両幅方向の左右、車両上下方向の上下を示すものとする。
図1に示されるように、本実施形態に係るシートベルト巻取制御システム10が適用された車両用シート12は、シートクッション14、シートバック16及びヘッドレスト18を含んで構成されている。
車両用シート12には、チャイルドシート20(以下、適宜「CRS20」と称する。)が装着されている。CRS20は、乗員の臀部及び大腿部をシート下方側から支持するシートクッション部22と、乗員の背部をシート後方側から支持するシートバック部24と、乗員の頭部をシート後方側から支持するヘッドレスト部26とを含んで構成されている。また、本実施形態では一例として、CRS20におけるシート前方側と、車両用シート12におけるシート前方側とが一致している。
ここで、CRS20は、シートベルト30(すなわち、ウェビング)によって車両用シート12に固定される。シートベルト30は、長尺帯状に形成されており、シートベルト30の一端がリトラクタ28を構成するスプール28Aに巻き掛けられている。また、シートベルト30の他端がフロアパネル34に固定されたアンカ32に取り付けられている。
シートベルト30は、タングプレート37に通されており、このタングプレート37は、リトラクタ28とアンカ32との間に設けられている。また、タングプレート37は、車両用シート12に設けられたバックル36に差し込まれており、バックル36からの抜出しがロックされている。
ここで、CRS20は、図示しない複数のベルトガイドを備えており、これらのベルトガイドにシートベルト30を通した状態でタングプレート37がバックル36に差し込まれることで、車両用シート12にCRS20が装着される。
リトラクタ28は、制御部であるECU(Electronic Control Unit)38と電気的に接続されている。
図2は、シートベルト巻取制御システム10のハードウェア構成を示すブロック図である。この図2に示されるように、ECU38は、着座センサ40、加速度センサ42、バックルセンサ44及びリトラクタ28と電気的に接続されている。
着座センサ40は、図1に示されるように、シートクッション14の内部に設けられており、車両用シート12に乗員が着座したことを検出するセンサである。
図2に示される加速度センサ42は、車両に搭載されており、車両に作用する加速度を検出する。例えば、車両の走行時に急な加減速が発生した場合、この加減速が加速度センサによって検出される。
バックルセンサ44は、バックル36(図1参照)に設けられたセンサであり、バックル36にタングプレート37が差し込まれていることを検出する。
ECU38は、リトラクタ28を構成するスプール回転計46、モータ48、ロック機構50及びプリテンショナ52とそれぞれ電気的に接続されている。スプール回転計46は、スプール28Aの回転を検出する。本実施形態では一例として、スプール28Aと一体的に回転する図示しない回転体にN極及びS極の磁石が交互に取り付けられている。そして、スプール28Aの回転に伴って変化する磁極を検出することでスプール28Aの回転が検出されるように構成されている。なお、これに限定されず、他の方法でスプール28Aの回転を検出してもよい。
モータ48は、電力が供給されることで駆動され、スプール28Aを一方向又は他方向に回転させる。このため、モータ48が駆動されてスプール28Aが一方向に回転されることで、シートベルト30がリトラクタ28に巻き取られる。また、スプール28Aが他方向に回転されることで、シートベルト30がリトラクタ28から引出される。なお、モータ48は、クラッチギヤによってスプール28Aへ動力の伝達が可能となる連結状態と、動力が伝達されない非連結状態とに切り替えできるように構成されている。
ロック機構50は、作動されることでシートベルト30の引出しをロックさせる機構である。このため、ロック機構50によってシートベルト30がロック状態の場合には、シートベルト30が引っ張られてもリトラクタ28からシートベルト30が引き出されない。なお、ロック機構50としては、スプール28Aの回転を機械的に係止させる構造、及びモータ48に電圧を印加させることでスプール28Aの回転を止める構造などを採用することができる。また、他のロック機構として、永久磁石と電磁石とを備えた電気ロック式のロック機構を採用してもよい。すなわち、電磁石のコイルに一方向へ通電させることで、永久磁石を電磁石の芯部に対して反発させてスプール28Aの回転をロックさせ、コイルに他方向へ通電させることで、永久磁石を芯部に吸引させてロックを解除させる方式である。電気ロック式では、各センサからの信号に基づいてコイルに通電させることで、任意のタイミングでスプール28Aの回転をロックさせ、又はロックを解除させることができる。
また、本実施形態では一例として、図示しない衝突予知センサなどの信号に基づいて車両の衝突が予知された場合に、ECU38がモータ48を駆動させてスプール28Aを一方向に回転させるように構成されている。これにより、所定の張力となるようにシートベルト30が巻き取られ、衝突前に乗員を車両用シート12に拘束させることができる。
プリテンショナ52は、作動することでモータ48よりも強い力でスプール28Aを一方向に回転させて強制的にシートベルト30を巻き取る。そして、図示しない衝突センサなどの信号に基づいて車両の衝突が検出された場合に、ECU38がプリテンショナ52を作動させて乗員を車両用シート12に拘束させる。
図3は、シートベルト巻取制御システム10を構成するECU38のハードウェア構成を示すブロック図である。この図3に示されるように、ECU38は、CPU(Central Processing Unit:プロセッサ)54、ROM(Read Only Memory)56、RAM(Random Access Memory)60及びストレージ58及び通信インタフェース62を含んで構成されている。また、各構成は、バス53を介して相互に通信可能に接続されている。
CPU54は、中央演算処理ユニットであり、各種プログラムを実行したり、各部を制御したりする。すなわち、CPU54は、ROM56又はストレージ58からプログラムを読み出し、RAM60を作業領域としてプログラムを実行する。また、CPU54は、ROM56又はストレージ58に記録されているプログラムに従って、上記各構成の制御および各種の演算処理を行う。
ROM56は、各種プログラムおよび各種データを格納する。RAM60は、作業領域として一時的にプログラムまたはデータを記憶する。ストレージ58は、HDD(Hard Disk Drive)またはSSD(Solid State Drive)により構成され、オペレーティングシステムを含む各種プログラム、および各種データを格納する。
通信インタフェース62は、ECU38が各センサ類、リトラクタ28及び他の機器と通信するためのインタフェースであり、例えば、イーサネット(登録商標)、FDDI、Wi−Fi(登録商標)などの規格が用いられる。
本実施形態のシートベルト巻取制御システム10は、図2及び図3に図示されたハードウェア資源を用いて、各種の機能を実現する。シートベルト巻取制御システム10が実現する機能について説明する。
図4は、シートベルト巻取制御システム10の機能構成の一例を示すブロック図である。
この図4に示されるように、シートベルト巻取制御システム10は、機能構成として、二度引き検出部64、装着時ベルト巻取部66、ベルトロック部68、着座検出部70、引出検出部72及び装着後ベルト巻取部74を含んでいる。また、各機能構成は、CPU54がROM56又はストレージ58に記憶されたプログラムを読み出し、実行することによって実現される。
二度引き検出部64は、シートベルト30が所定時間に二度引かれたことを検出する。なお、本実施形態では一例として、スプール回転計46からの信号に基づいてスプール28Aが引出方向へ回転された場合に、シートベルト30が引かれたと判断するように構成されている。また、二度引き検出部64は、乗員がシートベルト30を直接二度引っ張った場合に限らず、CRS20を前後に揺動させてシートベルト30が二回以上引っ張られるようにした場合であっても、シートベルト30が所定時間に二度引かれたことを検出する。
装着時ベルト巻取部66は、CRS20が装着された車両用シート12のシートベルト30を巻き取って所定の張力を付与させる。具体的には、リトラクタ28のモータ48を駆動させてスプール28Aを巻取方向に回転させることで、シートベルト30を巻き取る。なお、装着時ベルト巻取部66は、シートベルト30の張力が所定の張力となるまでモータ48を駆動させてシートベルト30を巻き取るように構成されている。
ベルトロック部68は、リトラクタ28のロック機構50を作動させてシートベルト30の引出しをロックさせる。なお、ロック機構50によってシートベルト30の引出しがロックされた状態であっても、スプール28Aを巻取方向へ回転させることでシートベルト30を巻き取ることができるように構成されている。
着座検出部70は、着座センサ40からの信号に基づいて車両用シート12に乗員が着座したことを検出させる。なお、本実施形態では一例として、車両用シート12にCRS20が取り付けられた状態であっても、着座センサ40はONにはならず、CRS20に乗員が着座した場合に、着座センサ40が反応してONとなるように閾値などが調整されている。
引出検出部72は、シートベルト30が引出されたこと(弛んだこと)を検出する。具体的には、ベルトロック部68によってシートベルト30の引出しがロックされた状態において、スプール28Aが引出方向へ回転された場合にシートベルト30が引出されたと判断するように構成されている。なお、シートベルト30の引出しがロックされた状態でシートベルト30が引出される場合としては、走行中の急な加減速時、車両に遠心力が作用した場合、及び路面から車両へ外力が入力された場合などである。そして、シートベルト30が引出されることで、CRS20を固定しているシートベルト30に弛みが生じることがある。
装着後ベルト巻取部74は、車両用シート12にCRS20が装着された状態において、シートベルト30を巻き取って所定の張力を付与させる。具体的には、所定の条件において、リトラクタ28のモータ48を駆動させてスプール28Aが巻取方向に回転させることで、シートベルト30に所定の張力を付与させる。
ここで、シートベルト巻取制御システム10による装着時ベルト巻取処理の流れについて、図5のフローチャートを参照して説明する。CPU54がROM56又はストレージ58からプログラムを読み出して、RAM60に展開して実行されることにより、装着時ベルト巻取処理が行われる。
図5に示されるように、CPU54は、ステップS102でシートベルト30が引き出されたか否かについて判断する。すなわち、乗員がCRS20を車両用シート12に装着する場合、CRS20を車両用シート12に載置した後、スプール28Aを巻取方向へ付勢するスプリングの付勢力に抗してシートベルト30を必要な長さだけ引き出す。ステップS102では、上述したようにシートベルト30が引き出された場合、スプール回転計46からの信号に基づいてシートベルト30が引き出されたと判断する。
CPU54は、ステップS102でシートベルト30が引き出されたと判断した場合、ステップS104の処理へ移行する。また、CPU54は、ステップS102でシートベルト30が引き出されていないと判断した場合、装着時ベルト巻取処理を終了させる。
CPU54は、ステップS104でCRS20に乗員が着座したか否かについて判断する。具体的には、CPU54は、着座検出部70(図4参照)の機能により、着座センサ40からの信号に基づいてCRS20に乗員が着座したか否かについて判断する。そして、CPU54は、CRS20に乗員が着座していると判断した場合、装着後ベルト巻取処理を終了させる。一方、CRS20に乗員が着座していないと判断した場合、ステップS106の処理へ移行する。この処理により、例えば、乗員が車両用シート12に着座した後にシートベルト30を引出して装着するような一般的な利用時には、シートベルト30の巻取りが行われないようになっている。
CPU54は、ステップS106でクラッチをONにさせる。具体的には、CPU54は、モータ48を巻取方向へ僅かに回転させることで、クラッチギヤを介してスプール28Aとモータ48とを連結させる。以下の説明において、クラッチがONになった状態とは、スプール28Aとモータ48とが連結された状態をさす。また、クラッチがOFFになった状態とは、スプール28Aとモータ48との連結状態が解除された状態をさす。そして、クラッチギヤによってスプール28Aがモータ48と連結されることで、通電されたモータ48の抵抗力がスプール28Aに伝達される。このため、シートベルト30がスプリングの付勢力によって巻き取られない。
CPU54は、ステップS108でバックルセンサ44を確認し、バックルセンサ44がONになっているか否かについて判断する。すなわち、ステップS108では、乗員がCRS20のベルトガイドにシートベルト30を通してタングプレート37をバックル36に差し込んだ場合、バックルセンサ44がONになり、タングプレート37がバックル36に差し込まれたと判断する。
CPU54は、ステップS108でバックルセンサ44がONになっていると判断した場合、ステップS110の処理へ移行する。また、CPU54は、ステップS108でバックルセンサ44がONになっていないと判断した場合、すなわち、バックルセンサ44がOFFになっていると判断した場合、装着時ベルト巻取処理を終了させる。
CPU54は、ステップS110でシートベルト30が所定回数だけ引かれたか否かについて判断する。CPU54は、シートベルト30が引っ張られることで、スプール回転計46からの信号に基づいてリトラクタ28のスプール28Aが引出方向に回転された場合に、シートベルト30が引かれたと判断する。そして、CPU54は、シートベルト30が引かれた場合、タイマーをスタートさせ、所定時間内にシートベルト30が所定回数引かれたか否かについて判断する。本実施形態では、CPU54は、二度引き検出部64(図4参照)の機能により、ステップS110で所定時間内にシートベルト30が二度引かれたか否かについて判断する。
CPU54は、ステップS110で所定時間内にシートベルト30が二度引きされたと判断した場合、ステップS112の処理へ移行する。一方、CPU54は、ステップS110で所定時間にシートベルト30が二度引きされなかった場合、すなわち、ステップS108でタイマーをスタートさせた後、シートベルト30が引っ張られずに所定時間が経過した場合、装着時ベルト巻取処理を終了させる。
CPU54は、ステップS112でシートベルト30に所定の張力を付与させる。具体的には、CPU54は、装着時ベルト巻取部66(図4)の機能により、シートベルト30の張力が所定の張力となるまでリトラクタ28のモータ48を駆動させてシートベルト30を巻き取る。このとき、乗員がCRS20を揺することで、スラック(弛み)を除去することができる。また、乗員がシートベルト30をリトラクタ28へ送ることで、安定してCRS20を車両用シート12に固定することができる。
CPU54は、ステップS114でシートベルト30をロックさせる。具体的には、CPU54は、ベルトロック部68(図4)の機能により、リトラクタ28のロック機構50を作動させてシートベルト30の引出しをロックさせる。そして、装着時ベルト巻取処理を終了させる。
次に、シートベルト巻取制御システム10による装着後ベルト巻取処理の流れについて、図6のフローチャートを参照して説明する。CPU54がROM56又はストレージ58からプログラムを読み出して、RAM60に展開して実行されることにより、装着後ベルト巻取処理が行われる。
図6に示されるように、CPU54は、ステップS202でバックルセンサ44を確認する。すなわち、タングプレート37がバックル36に差し込まれているか確認する。次に、CPU54は、ステップS204でバックルセンサ44がONになっているか否かについて判断する。
CPU54は、ステップS204でバックルセンサ44がONになっていると判断した場合、ステップS206の処理へ移行する。また、CPU54は、ステップS204でバックルセンサ44がONになっていないと判断した場合、すなわち、バックルセンサ44がOFFになっていると判断した場合、装着後ベルト巻取処理を終了させる。
CPU54は、ステップS206でCRS20に乗員が着座したか否かについて判断する。具体的には、CPU54は、着座検出部70(図4参照)の機能により、着座センサ40からの信号に基づいてCRS20に乗員が着座したか否かについて判断する。そして、CPU54は、CRS20に乗員が着座していると判断した場合、ステップS208の処理へ移行する。一方、CRS20に乗員が着座していないと判断した場合、装着後ベルト巻取処理を終了させる。
CPU54は、ステップS208でタイマーをスタートさせる。すなわち、CPU54は、バックルセンサ44がONの状態でCRS20に乗員が着座したことが検出された時点からタイマーをスタートさせる。
CPU54は、ステップS210で所定時間が経過したか否かについて判断する。そして、ステップS208でタイマーをスタートさせてから所定時間が経過したと判断した場合、ステップS212の処理へ移行する。一方、CPU54は、タイマーをスタートさせてから所定時間が経過していない場合は、所定時間が経過するまでステップS210の処理を繰り返す。
CPU54は、ステップS212でシートベルト30の増し引きを行う。具体的には、リトラクタ28のモータ48を駆動させてスプール28Aが巻取方向に回転させることで、CRS20を固定しているシートベルト30に所定の張力を付与させる。
CPU54は、ステップS214でバックルセンサ44がONになっているか否かについて判断する。そして、CPU54は、バックルセンサ44がONになっていると判断した場合、ステップS216の処理へ移行する。また、CPU54は、バックルセンサ44がONになっていないと判断した場合、すなわち、バックルセンサ44がOFFになっていると判断した場合、装着後ベルト巻取処理を終了させる。
CPU54は、ステップS216でCRS20に乗員が着座したか否かについて判断する。そして、CPU54は、CRS20に乗員が着座していると判断した場合、ステップS208の処理へ移行する。一方、CRS20に乗員が着座していないと判断した場合、装着後ベルト巻取処理を終了させる。
このようにして、CPU54は、バックルセンサ44がONとなっており、かつ、CRS20に乗員が着座している場合にステップS208〜ステップS216の処理を繰り返す。
なお、乗員がCRS20から降車する際には、着座センサ40からの信号に基づいて乗員が脱席したことが確認され、バックルセンサ44からの信号に基づいてタングプレート37がバックル36から外されたことが確認される。そして、CPU54は、モータ48を引出方向へ僅かに回転させることで、クラッチをOFFにさせる。これにより、スプリングによるシートベルト30の巻取りが可能な状態に戻される。
(作用)
次に、本実施形態の作用について説明する。
本実施形態に係るシートベルト巻取制御システム10では、図5の装着時ベルト巻取処理で説明したように、CRS20を効率良く車両用シート12に固定することができる。すなわち、CRS20のベルトガイドにシートベルト30を通した状態でタングプレート37をバックル36に差し込むと、バックルセンサ44がONとなる(ステップS108)。そして、この状態で装着時ベルト巻取部66の機能によってシートベルト30が巻き取られ、シートベルト30に所定の張力が付与されることで、CRS20を車両用シート12に固定することができる(ステップS112)。また、ベルトロック部68によってシートベルト30の引出しをロックすることができる(ステップS114)。
また、本実施形態の装着時ベルト巻取部66は、二度引き検出部64の機能により、タングプレート37がバックル36に差し込まれた状態で、所定時間内にシートベルト30が二度引きされた場合にシートベルト30を巻き取らせる(ステップS110)。これにより、ALR機構の作動を検出してシートベルト30を巻き取る構造と比較して、ALR機構を作動させる手間を省くことができる。すなわち、一般的なALR機能は、シートベルト30を全て引き出すことで作動されるため、乗員がCRS20を車両用シート12に固定するためにシートベルト30を全て引き出す手間が生じる。これに対して、本実施形態では、シートベルト30を二度引きするだけでCRS20を車両用シート12に固定させることができるため、手間が掛からない。また、シートベルト30を巻き取るためのスイッチ類を操作する必要もないため、CRS20を装着する際の作業性を向上させることができる。
さらに、本実施形態では、図6の装着後ベルト巻取処理で説明したように、CRS20に乗員が着座していない場合、すなわちCRS20が使用されていない場合には、装着後ベルト巻取処理を終了させる(ステップS206)。すなわち、CRS20に乗員が着座していない場合には、装着後ベルト巻取部が無効となるので、消費電力を低減させることができる。
さらにまた、ベルトロック部68によってシートベルト30の引出しがロックされた状態において、所定の時間が経過した場合に、装着後ベルト巻取部74によってシートベルト30が巻き取られることで、シートベルト30に所定の張力が付与される。これにより、車両用シート12にCRS20を固定した後にシートベルト30が弛むのを抑制することができる。この結果、CRS20の固定状態を良好に維持することができる。
また、本実施形態では、ALR機構のような複雑な構造を必要とせずCRS20を装着することができるため、ALR機構を備えたリトラクタと比較して、リトラクタ28を小型化することができる。この結果、リトラクタ28を車両用シート12に取り付けることができ、車体側にリトラクタが取り付けられた構造と比較して、シートレイアウトの自由度を向上させることができる。
なお、本実施形態では、所定の時間が経過した場合にシートベルト30の増し引きを行ったが、これに限定されない。例えば、図7及び図8のフローチャートに示される装着後ベルト巻取処理を備えた構造としてもよい。
(第1変形例)
図7は、第1変形例における装着後ベルト巻取処理の流れを示すフローチャートである。CPU54がROM56又はストレージ58からプログラムを読み出して、RAM60に展開して実行されることにより、装着後ベルト巻取処理が行われる。
図7に示されるように、本変形例におけるステップS202〜ステップS208、及びステップS212〜ステップS216の処理については、図6と同じ処理となっている。そして、本変形例では、図6のステップS210に代えてステップS211の処理が行われる。
CPU54は、ステップS211で所定時間が経過したか否かについて、及び所定値以上の重力加速度が作用したか否かについて判断する。そして、ステップS208でタイマーをスタートさせてから所定時間が経過したと判断した場合、ステップS212の処理へ移行する。また、所定時間が経過する前に、加速度センサ42(図2参照)からの信号に基づいて所定値以上の重力加速度が検出された場合にも、ステップS212の処理へ移行する。
一方、CPU54は、ステップS211で所定値以上の重力加速度が検出されることなく、所定時間が経過していない場合には、ステップS211の処理を繰り返す。
CPU54は、ステップS212でシートベルト30の増し引きを行う。具体的には、リトラクタ28のモータ48を駆動させてスプール28Aが巻取方向に回転させることで、CRS20を固定しているシートベルト30に所定の張力を付与させる。
以上のように、本変形例では、急な加減速などによって走行中の車両に所定値以上の重力加速度が作用した場合であっても、シートベルト30が弛むのを抑制することができる。
(第2変形例)
図8は、第2変形例における装着後ベルト巻取処理の流れを示すフローチャートである。CPU54がROM56又はストレージ58からプログラムを読み出して、RAM60に展開して実行されることにより、装着後ベルト巻取処理が行われる。
図8に示されるように、本変形例におけるステップS202〜ステップS206、及びステップS212〜ステップS216の処理については、図6と同じ処理となっている。そして、本変形例では、図6のステップS208及びステップS210の処理に代えてステップS207の処理が行われる。
CPU54は、ステップS207でシートベルト30の引出しが検出されたか否かについて判断する。具体的には、CPU54は、引出検出部72(図4)の機能により、シートベルト30が引出された(弛んだ)か否かについて判断する。そして、CPU54は、ステップS207でシートベルト30が引出されたと判断した場合、ステップS212の処理へ移行して、シートベルト30の増し引きを行う。
一方、CPU54は、ステップS207でシートベルト30が引出されていないと判断した場合、ステップS212の処理を経ずにステップS214の処理へ移行する。すなわち、この場合はシートベルト30の増し引きが行われない。
以上のように、本変形例では、シートベルト30が弛んだ場合にのみシートベルト30の増し引きを行うため、リトラクタ28のモータ48を頻繁に駆動させずに済む。
以上、実施形態及び変形例に係るシートベルト巻取制御システムについて説明したが、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。例えば、上記実施形態及び変形例を組み合わせてもよく、図6に示される装着後ベルト巻取と図8に示される装着時ベルト巻取処理とを組み合わせてもよい。この場合、装着後ベルト巻取部74は、シートベルト30の引出しが検出された場合、及び所定の時間が経過した場合の少なくとも一方の場合にシートベルト30を巻き取って所定の張力を付与させる。
また、上記実施形態及び変形例に記載された装着時ベルト巻取処理に加えて、車両のイグニッション(又はパワー)がOFFからONに切り替えられた際にシートベルト30を増し引きさせるようにしてもよい。これにより、車両のイグニッション(又はパワー)がOFFの状態でCRS20の固定状態が不安定な状態となっている場合であっても、イグニッション(又はパワー)がONになった際にシートベルト30に張力を付与させてCRS20の固定状態を安定させることができる。
また、上記実施形態及び変形例では、二度引き検出部64によって所定時間内にシートベルト30が二度引きされた場合に、装着時ベルト巻取部66によってシートベルト30を巻き取って所定の張力を付与させたが、これに限定されない。例えば、二度引き検出部64に代えて三度引き検出部を設けてもよい。この場合、所定時間内にシートベルト30が三度引きされた場合に、装着時ベルト巻取部66によってシートベルト30が巻き取られて所定の張力が付与される。また逆に、二度引き検出部64に代えて、シートベルト30が一度引かれた場合にシートベルト30を巻き取って所定の張力を付与させるようにしてもよい。
さらに、上記実施形態及び変形例では、着座検出部70は、着座センサ40からの信号に基づいてCRS20に乗員が着座したことを検出させたが、他の方法でCRS20に乗員が着座したことを検出させてもよい。例えば、車室内を撮像可能な光学カメラなどを設置し、着座検出部70は、光学カメラによって撮像された画像に基づいてCRS20に乗員が着座したか否かについて判断してもよい。
さらにまた、上記実施形態でCPU54がソフトウェア(プログラム)を読み込んで実行した各種処理を、CPU以外の各種のプロセッサが実行してもよい。この場合のプロセッサとしては、FPGA(Field-Programmable Gate Array)等の製造後に回路構成を変更可能なPLD(Programmable Logic Device)、及びASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の特定の処理を実行させるために専用に設計された回路構成を有するプロセッサである専用電気回路等が例示される。また、各種処理を、これらの各種のプロセッサのうちの1つで実行してもよいし、同種又は異種の2つ以上のプロセッサの組み合わせ(例えば、複数のFPGA、及びCPUとFPGAとの組み合わせ等)で実行してもよい。また、これらの各種のプロセッサのハードウェア的な構造は、より具体的には、半導体素子等の回路素子を組み合わせた電気回路である。
また、上記実施形態において、各プログラムはコンピュータが読み取り可能な非一時的記録媒体に予め記憶(インストール)されている態様で説明したが、これに限らず、各プログラムは、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD−ROM(Digital Versatile Disc Read Only Memory)、及びUSB(Universal Serial Bus)メモリ等の非一時的記録媒体に記録された形態で提供されてもよい。また、各プログラムは、ネットワークを介して外部装置からダウンロードされる形態としてもよい。
10 シートベルト巻取制御システム
20 CRS(チャイルドシート)
30 シートベルト
36 バックル
37 タングプレート
66 装着時ベルト巻取部
68 ベルトロック部
70 着座検出部
74 装着後ベルト巻取部

Claims (4)

  1. チャイルドシートが装着された車両用シートのシートベルトを巻き取って所定の張力を付与させる装着時ベルト巻取部と、
    前記装着時ベルト巻取部によってシートベルトが巻き取られた状態でシートベルトの引出しをロックさせるベルトロック部と、
    前記ベルトロック部によってシートベルトの引出しがロックされた状態において、シートベルトの引出しが検出された場合、及び所定の時間が経過した場合の少なくとも一方の場合にシートベルトを巻き取って所定の張力を付与させる装着後ベルト巻取部と、
    を有するシートベルト巻取制御システム。
  2. 車両に所定値以上の重力加速度が作用したことが検出された場合にシートベルトを巻き取らせる請求項1に記載のシートベルト巻取制御システム。
  3. 前記チャイルドシートに乗員が着座したことを検出する着座検出部を備え、
    前記着座検出部によって前記チャイルドシートに乗員が着座したことが検出された場合に前記装着後ベルト巻取部を有効にさせ、前記チャイルドシートに乗員が着座したことが検出されない場合に前記装着後ベルト巻取部を無効にさせる請求項1又は2に記載のシートベルト巻取制御システム。
  4. 前記装着時ベルト巻取部は、タングプレートがバックルに差し込まれた状態で、所定時間内にシートベルトが所定回数引っ張られた場合にシートベルトを巻き取らせる請求項1〜3の何れか1項に記載のシートベルト巻取制御システム。
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