JP2020142284A - レーザー加工装置及びレーザー加工方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 加工用レーザー光の集光点とワークの裏面との間の距離を適切に調整することが可能なレーザー加工装置及びレーザー加工方法を提供する。【解決手段】 ワーク加工方法は、集光レンズ(24)を用いて加工用レーザー光をワーク(W)の表面側から照射してレーザー加工領域(P)を形成する際に、ワークのレーザー加工位置における厚みを示すワーク厚みプロファイルを取得するステップと、ワーク厚みプロファイルに基づいて、加工用レーザー光の集光点(FP)のワークの裏面からの距離が所定の範囲内になるように、集光レンズの位置を調整するステップとを備える。【選択図】 図1

Description

本発明は、レーザー光を利用してワークを加工するためのレーザー加工装置及びレーザー加工方法に関する。
従来のレーザー加工技術として、ワーク上をスキャンしながら、集光レンズを介して加工用レーザー光をワークの表面またはその内部に集光させて加工する技術が知られている。このようなレーザー加工技術では、加工用レーザー光の集光点の高さ(又は加工深さ)を一定に保つために、オートフォーカス機能を利用して、ワークの表面(レーザ光照射面)の変位に集光レンズが追従するように集光レンズの位置を調節するフィードバック制御が行われている(例えば、特許文献1及び2参照)。
特開2005−193284号公報 特開2009−297773号公報
ワークを作成する際には、例えば、バックグラインド等によりワークの厚みを薄くする等の成形加工が行われるが、このワークの成形加工の不安定性等により、ワークの厚みにはバラツキが生じる(図9参照)。レーザー加工時に、オートフォーカス機能により加工用レーザー光の集光点FP1とワークW1の表面(上面)W1との間の距離を所望の距離に維持した場合、加工用レーザーの集光点FP1とワークW1の裏面(下面)W1との間の距離がこの厚みバラツキに応じて変化する。
半導体デバイスが形成されたウェーハの加工を行う場合、半導体デバイスが形成された面を下側にして表面側(上側)から加工用レーザー光を照射する場合がある。この場合、加工用レーザー光の集光点FP1とワークWの裏面W1との間の距離は、半導体デバイスの品質に重大な影響を与える。例えば、加工用レーザー光の集光点FP1とワークWの裏面W1との間の距離が長くなり過ぎると、レーザー加工領域P1から裏面W1への亀裂の伸展が不十分になり、ウェーハが分断する際に引き割られることになる。ウェーハが引き割られると、半導体デバイスの周縁部及び側面の形状が蛇行したり粗くなり、半導体デバイスが損傷しやすくなる。一方、加工用レーザー光の集光点とワークWの裏面W1との間の距離が近づき過ぎると、半導体デバイスに加工レーザー光による熱ダメージが発生しやすくなる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、加工用レーザー光の集光点とワークの裏面との間の距離を適切に調整することが可能なレーザー加工装置及びレーザー加工方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、以下の発明を提供する。
本発明の第1態様に係るレーザー加工装置は、加工用レーザー光をワークの表面側から照射する集光レンズと、ワークのレーザー加工位置における厚みを示すワーク厚みプロファイルを取得するワーク厚みプロファイル取得手段と、ワーク厚みプロファイルに基づいて、加工用レーザー光の集光点のワークの裏面からの距離が所定の範囲内になるように、集光レンズの位置を調整する制御手段とを備える。
第1の態様によれば、加工用レーザー光の集光点とワークの裏面との間の距離を適切に調整することができる。これにより、レーザー加工領域からワークの裏面側にクラックが十分に伸展するように、レーザー加工領域を形成することができる。さらに、加工用レーザー光に起因するワークの裏面側へのレーザー光の熱の伝導を抑制することができる。また、第1の態様では、例えば、ワークの裏面から所望の距離に加工用レーザー光の集光点を設定することができる。これにより、加工用レーザー光がワークの裏面に到達して、ワークの裏面に形成された半導体デバイスに熱ダメージを与えることを抑制することができる。
本発明の第2態様に係るレーザー加工装置は、第1の態様において、制御手段が、加工用レーザー光の集光点のワークの裏面からの距離を一定にするようにしたものである。
本発明の第3態様に係るレーザー加工装置は、第1又は第2の態様において、ワークが保持されるステージの表面の高さ位置を示すステージ高さプロファイルを取得するステージ高さプロファイル取得手段と、集光レンズを介して、ステージに保持されたワークに検出用レーザー光を照射して、ワークの表面からの反射光に基づいてワークの表面の高さ位置を測定し、ワークの表面の高さ位置を示すワーク高さプロファイルを取得するワーク高さプロファイル取得手段とをさらに備え、ワーク厚みプロファイル取得手段は、ワークのレーザー加工位置における厚みを示すワーク厚みプロファイルを取得するようにしたものである。
本発明の第4態様に係るレーザー加工装置は、第3の態様において、ワーク厚みプロファイル取得手段が、少なくとも1本のスキャンラインに沿って測定されたワークの高さ位置、及びステージ高さプロファイルから、スキャンラインに沿うワークの厚みを算出し、ワークの形状の対称性に基づいてワーク厚みプロファイルを算出するようにしたものである。
第4の態様によれば、ワークの対称性を利用することで、ワークの表面の高さ位置の測定を行うスキャンラインの数を減らすことができ、測定に要するコストを削減することができる。
本発明の第5態様に係るレーザー加工装置は、第4の態様において、ワーク高さプロファイル取得手段が、ワークの対称中心を通るスキャンラインに沿って測定されたワークの高さ位置、及びステージ高さプロファイルから、スキャンラインに沿うワークの厚みを算出し、ワークの形状の対称性に基づいてワーク厚みプロファイルを算出するようにしたものである。
第5の態様によれば、ワークの対称中心を通るスキャンラインに沿う測定結果を利用することで、ワーク厚みプロファイルの算出精度を高めることができる。
本発明の第6態様に係るレーザー加工方法は、集光レンズを用いて加工用レーザー光をワークの表面側から照射してレーザー加工領域を形成するレーザー加工方法であって、ワークのレーザー加工位置における厚みを示すワーク厚みプロファイルを取得するステップと、ワーク厚みプロファイルに基づいて、加工用レーザー光の集光点のワークの裏面からの距離が所定の範囲内になるように、集光レンズの位置を調整するステップとを備える。
本発明によれば、加工用レーザー光の集光点とワークの裏面との間の距離を適切に調整することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係るレーザー加工装置の概略を示した構成図である。 図2は、ワークの内部の集光点近傍に形成されるレーザー加工領域を説明する概念図である。 図3は、制御装置の構成を示したブロック図である。 図4は、ワーク厚みプロファイルを説明するための図である。 図5は、オフセット量を説明するための図である。 図6は、レーザー加工領域Pの形成工程を示す断面図である。 図7は、ワークWの加工位置ごとのオフセット量を示すテーブルである。 図8は、本発明の一実施形態に係るレーザー加工方法を示すフローチャートである。 図9は、加工用レーザー光の集光点とワークの表面との間の距離を維持してレーザー加工を行った例を示す断面図である。
以下、添付図面に従って本発明の実施形態について説明する。
(レーザー加工装置)
図1は、本発明の一実施形態に係るレーザー加工装置10の概略を示した構成図である。図1に示すように、本実施形態のレーザー加工装置10は、ワークWを移動させるステージ12と、ワークWに加工用レーザー光L1を照射し、また加工用レーザー光L1の集光点の位置(加工深さ)を調節する光学系装置20と、レーザー加工装置10の各部を制御する制御装置50とを備える。
なお、ワークWとしては、特に限定されるものではないが、例えば、シリコンウェーハ等の半導体基板、ガラス基板、圧電セラミック基板、ガラス基板などを適用することができる。
ステージ12は、XYZθ方向に移動可能に構成される。なお、本実施形態では、ステージ12が光学系装置20に対して移動するようにしたが、光学系装置20の少なくとも一方が移動するようにしてもよいし、ステージ12及び光学系装置20の両方が移動するようにしてもよい。
ステージ12は、ワークWを吸着保持する。ワークWは、その表面W(レーザー光照射面)がデバイス面とは反対側の面となるようにステージ12上に載置される。
なお、図1に示す例では、XYZの3方向は互いに直交し、このうちX方向およびY方向は水平方向であり、Z方向は鉛直方向である。またθ方向は、鉛直方向軸(Z軸)を回転軸とする回転方向である。
光学系装置20は、ワークWに対向する位置に配置されており、ワークWの内部にレーザー加工領域Pを形成するための加工用レーザー光L1をワークWに対して照射する。
光学系装置20は、レーザー光源21と、ダイクロイックミラー23と、加工用対物レンズ(集光レンズ)24と、アクチュエータ25と、AF(Automatic Focus)センサー30とを備える。
レーザー光源21は、ワークWの内部にレーザー加工領域Pを形成するための加工用レーザー光L1を出射する。
ダイクロイックミラー23は、加工用レーザー光L1を透過し、かつ後述するAFセンサー30から出射される検出用レーザー光L2を反射する。なお、本実施形態においては、ダイクロイックミラー23によって、検出用レーザー光L2の光軸と加工用レーザー光L1の光軸とを同軸にして出射する構成となっている。
レーザー光源21から出射された加工用レーザー光L1は、ダイクロイックミラー23を通過した後、集光レンズ24によりワークWの内部に集光される。加工用レーザー光L1の集光点FPの位置(焦点位置)は、アクチュエータ25によって集光レンズ24をZ方向に微小移動させることにより調節される。
図2は、ワークWの内部の集光点近傍に形成されるレーザー加工領域を説明する概念図である。図2の2Aは、ワークWの内部に入射された加工用レーザー光L1が集光点にレーザー加工領域Pを形成した状態を示し、図2の2Bは断続するパルス状の加工用レーザー光L1の下でワークWが水平方向に移動され、不連続なレーザー加工領域P、P、…が並んで形成された状態を表している。図2の2Cは、ワークWの内部にレーザー加工領域Pが多層に形成された状態を示している。
図2の2Aに示すように、ワークWの表面から入射した加工用レーザー光L1の集光点がワークWの厚み方向の内部に設定されていると、ワークWの表面を透過した加工用レーザー光L1は、ワークWの内部の集光点でエネルギーが集中し、ワークWの内部の集光点近傍にレーザー加工領域Pが形成される。ここで、レーザー加工領域Pとは、レーザー光の照射によってワークWの内部の密度、屈折率、機械的強度等の物理的特性が周囲と異なる状態となり、周囲よりも強度が低下する領域のことをいい、例えば、クラック領域を含む。
図2の2Bに示すように、断続するパルス状の加工用レーザー光L1をワークWに照射して複数のレーザー加工領域P、P、…を分割予定ライン(以下、「加工ライン」という。)に沿って形成することで、ワークWは分子間力のバランスが崩れ、レーザー加工領域P、P、…を起点として自然に割断するか、或いは僅かな外力を加えることによって割断される。
また、厚さの厚いワークWの場合は、レーザー加工領域Pの層が1層では割断することが困難であるため、図2の2Cに示すように、ワークWの厚み方向に加工用レーザー光L1の集光点を移動し、レーザー加工領域Pを多層に形成させて割断する。
なお、図2の2B及び2Cに示した例では、断続するパルス状の加工用レーザー光L1で不連続なレーザー加工領域P、P、…を形成した状態を示したが、加工用レーザー光L1の連続波の下で連続的なレーザー加工領域Pを形成するようにしてもよい。不連続のレーザー加工領域Pを形成した場合は、連続したレーザー加工領域Pを形成した場合に比べて割断され難いので、ワークWの厚さや搬送中の安全等の状況によって、加工用レーザー光L1の連続波を用いるか、断続波を用いるかが適宜選択される。
図1に戻って、AFセンサー30は、加工ラインに沿ってレーザー加工領域Pを形成する際に加工ラインに沿ったワークWの表面W(レーザー光照射面)の凹凸形状情報を示すプロファイルを取得するために設けられている。なお、ワークWの表面Wは、本発明における「ワークの主面」の一例である。
AFセンサー30は、検出用レーザー光L2を出射する検出用光源部(不図示)を備える。検出用レーザー光L2は、加工用レーザー光L1とは異なる波長であってワークWの表面W(レーザー光照射面)で反射可能な波長を有する。
AFセンサー30から出射された検出用レーザー光L2は、ダイクロイックミラー23で反射され、集光レンズ24により集光されてワークWの表面Wに照射される。ワークWで反射された検出用レーザー光L2の反射光は、集光レンズ24を経由してダイクロイックミラー23で反射され、AFセンサー30に設けられる光検出器の受光面で受光される。そして、AFセンサー30は、その受光した反射光に基づいて、ワークWの表面Wの高さに応じた検出信号を検出して制御装置50に出力する。
ここで、ワークWの表面Wで反射された検出用レーザー光L2の反射光の分布と光量は、集光レンズ24からワークWまでの距離、すなわち、ワークWの表面Wの凹凸形状(表面変位)に応じて変化する。AFセンサー30は、この性質を利用して、ワークWの表面Wで反射された検出用レーザー光L2の反射光の分布と光量の変化に基づいてワークWの表面Wの位置を求める。なお、AFセンサー30におけるワークWの表面Wの位置の測定方法としては、例えば、非点収差方式、ナイフエッジ方式などを好ましく用いることができる。これらの方式については公知であるので、ここでは詳細な説明を省略する。
上述のようなAFセンサー30によるワークWの表面Wの位置の測定は、所定の加工ライン上で連続的に行われる。これにより、加工ラインに沿ってワークWの内部にレーザー加工領域Pを形成する際に、AFセンサー30の測定結果に基づいて加工用レーザー光L1の集光位置をリアルタイムで制御することが可能となる。
なお、本実施形態では、光学系装置20内にAFセンサー30が設けられており、検出用レーザー光L2の光軸をダイクロイックミラー23により加工用レーザー光L1の光軸と同軸にして出射する構成となっているが、この構成に限らない。例えば、AFセンサー30が光学系装置20とは独立して隣接した位置に設けられていてもよい。
図1に示す制御装置50は、レーザー加工装置10の各部の動作の制御及び加工に必要なデータの記憶等を行う。
制御装置50は、例えば、パーソナルコンピュータやマイクロコンピュータなどの汎用のコンピュータによって実現することができる。
制御装置50は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、及び入出力インターフェース等を備えている。制御装置50では、ROMに記憶されている制御プログラム等の各種プログラムがRAMに展開され、RAMに展開されたプログラムがCPUによって実行されることにより、図3に示した制御装置50内の各部の機能が実現され、入出力インターフェースを介して各種の演算処理や制御処理が実行される。
図3は、制御装置50の構成を示したブロック図である。図3に示すように、制御装置50は、制御部52、記憶部54、ワーク厚み情報算出部56、オフセットデータ算出部58、フォーカスずれ量算出部60、制御データ算出部62及びAF制御部64として機能する。
制御部52は、レーザー加工装置10の各部を統括的に制御する機能部である。例えば、制御部52は、ワークWの内部にレーザー加工領域Pを形成する際に、所定の加工ラインに沿ってワークWに対して加工用レーザー光L1が走査されるように、ステージ12の移動制御を行う。また、制御部52は、加工用レーザー光L1の出射制御を行い、例えば、加工用レーザー光L1の波長、パルス幅、強度、出射タイミング、繰り返し周波数などを制御する。
ワーク厚み情報算出部56(ワーク厚みプロファイル取得手段)は、ワークWの表面Wの位置ごとの高さを示すワーク高さプロファイルP1及びステージ12の表面の位置ごとの高さを示すステージ高さプロファイルP2を取得する。そして、ワーク厚み情報算出部56は、ワーク高さプロファイルP1及びステージ高さプロファイルP2から、ワークWのレーザー加工位置(i,j)ごとの厚みを示すワーク厚みプロファイルP3を算出する(図4参照。詳細後述)。ワーク厚み情報算出部56によって算出されたワーク厚みプロファイル(ワーク厚み情報)P3は、記憶部54に格納される。
なお、本実施形態では、レーザー加工装置10により測定したワーク高さプロファイルP1及びステージ高さプロファイルP2からワーク厚みプロファイルP3を算出するようにしたが、本発明はこれに限定されない。例えば、ワーク厚みプロファイルP3は、レーザー加工装置10とは別の装置により作成されたものを取得して用いてもよい。また、同一の装置により成形加工された同一形状のワークWに対して同じワーク厚みプロファイルP3を使用するようにしてもよい。
記憶部54は、各種のデータが格納されるストレージデバイスである。記憶部54としては、例えば、HDD(Hard Disk Drive)等の磁気ディスクを含む装置、eMMC(embedded Multi Media Card)、SSD(Solid State Drive)等のフラッシュメモリを含む装置等を用いることができる。
オフセットデータ算出部58は、ワーク厚みプロファイルP3に基づいて、加工用レーザー光L1の集光点FPとワークWの裏面Wとの間の距離が一定になるように、集光レンズ24の移動量(オフセット量)を算出する。なお、加工用レーザー光L1の集光点FPとワークWの裏面Wとの間の距離は、例えば、ワークWの材質、加工用レーザー光L1の強度、照射時間、レーザー加工領域Pの大きさ、間隔、層の数等に応じて、レーザー加工領域PからワークWの裏面W側にクラックが十分に伸展し、かつ、裏面Wに形成された半導体デバイス等に加工用レーザー光L1による熱ダメージが発生しない範囲で実験的に決定することが可能である。
フォーカスずれ量算出部60は、AFセンサー30からの出力に基づいて、加工用レーザー光L1の集光点FPの位置と目標値との間のずれ量(フォーカスずれ量)を算出する。
制御データ算出部62は、フォーカスずれ量とオフセット量とに基づいて、アクチュエータ25による集光レンズ24の移動量を算出し、アクチュエータ25の制御のための制御データを算出する。
AF制御部64は、制御データ算出部62によって算出された制御データに基づいて、アクチュエータ25の移動量を制御し、加工用レーザー光L1のAF制御を行う。
(レーザー加工の手順)
次に、レーザー加工の手順について、図4から図6を参照して説明する。
まず、ワークWのワーク厚みプロファイルP3について説明する。図4は、ワーク厚みプロファイルを説明するための図である。なお、図4では、ワークW及びステージ12の表面の高さ位置の変化の詳細については図示を省略する。
まず、制御部52(ステージ高さプロファイル取得手段)は、スキャン方向(主走査方向。例えば、X方向)に沿ってステージ12を移動させながら、AFセンサー30によりステージ12の表面の位置ごとの高さを測定する(図4(a)参照)。ステージ12の表面の高さの測定は、厚みが既知(例えば、一定)の校正用ワークをステージ12の表面に吸着保持した状態で、校正用ワークの表面の高さ位置(Z座標)の測定を行う。そして、校正用ワークの表面の高さ位置から既知の校正用ワークの厚みを減算することにより、ステージ12の表面の高さ位置を算出することができる。ここで、校正用ワークは、例えば、加工対象のワークWと平面形状が同一か、又は大きいものを用いることが好ましい。
ステージ高さプロファイルP2を作成する際には、スキャン方向に垂直な方向(副走査方向。例えば、Y方向)に光学系装置20を移動させて、副走査方向の所定間隔おきにステージ12の高さ位置の測定を繰り返す。そして、ステージ12の高さ位置の測定結果を補間することにより、ステージ12のワークWが吸着保持される領域の全面について、ステージ高さプロファイルP2を作成することができる。
なお、本実施形態では、校正用ワークを用いたが、校正用ワークを用いずにステージ12の表面の高さを直接測定することも可能である。
次に、制御部52は、ステージ12の表面の位置ごとの高さに基づいて、ステージ12の表面の凹凸形状を示すステージ高さプロファイルP2を作成する(図4(c)参照)。このステージ高さプロファイルP2は記憶部54に格納され、ワークWの加工時にワーク高さプロファイルP3を算出するために使用される。
なお、ワークWの加工が所定回数行われるごと、レーザー加工装置10(ステージ12)の使用期間が所定期間を越えるごとに、又は、オペレータの指示により、ステージ12の表面の位置ごとの高さの測定を行って、ステージ高さプロファイルP2を更新するようにしてもよい。
次に、加工対象のワークWの測定を行う。制御部52(ワーク高さプロファイル取得手段)は、ワークWがステージ12に吸着保持された状態で、主走査方向に伸びる加工ラインDLiに沿ってステージ12を移動させながら、AFセンサー30によりワークWの表面Wの位置ごとの高さを測定する。そして、光学系装置20を副走査方向に移動させて、ワークWの表面の高さ位置の測定を繰り返す。これにより、すべての加工ラインDLiにおけるワークWの表面Wの凹凸形状を示すワーク高さプロファイルP1を作成する(図4(b)参照)。
ワーク厚み情報算出部56は、ワーク高さプロファイルP1からステージ高さプロファイルP2を減算することで、ワークWの位置ごとの高さを示すワーク厚みプロファイルP3を作成する(図4(d)参照)。ワーク厚み情報算出部56によって算出されたワーク厚みプロファイルP3は記憶部54に格納される。
ところで、一般に、ワークWが円形又は矩形等のウェーハの場合、ウェーハの成形加工における研削方法に起因して、ウェーハの形状及び厚みはその中心(研削時の中心)に対してほぼ点対称となる。この場合、ウェーハの厚みは、その中心から同心円状に変化し、面方向に滑らかに変化する。したがって、このワークWの対称性を利用して、ワーク厚みプロファイルP3を作成することも可能である。
この場合、図4(a)に示すように、ワーク厚み情報算出部56は、ワークWの中心Cを通るスキャンラインDLcに沿って光学系装置20を移動させながら、ワークWの表面Wの高さ位置を測定し、スキャンラインDLcに沿うワーク高さプロファイルP1cを作成する(図4(b)参照)。そして、スキャンラインDLcに沿うワーク高さプロファイルP1c及びステージ高さプロファイルP2cに基づいて、スキャンラインDLcに沿うワーク厚みプロファイルP3cを作成する。
次に、ワーク厚み情報算出部56は、ワークWの対称性と、スキャンラインDLcに沿うワーク厚みプロファイルP3cとに基づいて、すべての加工ラインDLiに沿うワーク厚みプロファイルP3iを作成する(図4(d)参照)。具体的には、ワーク厚み情報算出部56は、ワークWの形状及び厚みの変化が中心Cに対して点対称であると仮定して、スキャンラインDLcに沿うワーク厚みプロファイルP3cから加工ラインDLiに沿うワーク厚みプロファイルP3iを算出する。これにより、すべての加工ラインDLiに沿うワーク厚みプロファイルP3を作成することが可能である。
ワークWの対称性を利用してワーク厚みプロファイルP3を作成する場合、ワークの高さ位置のスキャンラインを減らすことができ、測定に要する時間を短縮することが可能になる。
なお、加工ラインDLiに沿うワーク高さプロファイルP1iは、加工ラインDLiに沿うワーク厚みプロファイルP3iとステージ高さプロファイルP2iとを加算することで算出可能である。
また、この場合のスキャンラインは、ワークWの中心Cを通るDLc1本に限定されない。例えば、複数本のスキャンラインにおける測定結果と、ワークWの形状の対称性に基づいて、ワーク厚みプロファイルP3を作成するようにしてもよい。
また、ワークWは、形状が点対称のものに限定されるものではない。ワーク厚みプロファイルP3の算出には、例えば、研削加工の態様又はワークWの材質に応じて生じる点対称その他の形状の対称性を利用することが可能である。
なお、ワークWの対称性を利用する場合には、スキャンラインのうちの少なくとも1本は、対称中心(対称点)を通ることが好ましい。例えば、ワークWが線対称の場合には、スキャンラインが対称線及び対称線と交差する線を含むことが好ましい。スキャンラインを上記のように設定することにより、ワーク厚みプロファイルP3の算出精度を高めることができる。
次に、オフセット量について、図5から図7を参照して説明する。図5は、オフセット量を説明するための図であり、図6は、レーザー加工領域Pの形成工程を示す断面図である。図7は、ワークWの加工位置ごとのオフセット量を示すテーブルである。
オフセットデータ算出部58は、加工ラインDLi上の各レーザー加工位置におけるワークWの裏面Wの高さ位置を算出する。ワークWの裏面Wの高さ位置は、例えば、ワーク高さプロファイルP1からワーク厚みプロファイルP3を減算することにより算出することが可能である。また、ワークWの裏面Wの高さ位置は、ワークWの裏面Wにバックグラインドテープを貼付しない場合には、ステージ高さプロファイルP2に基づいて算出することも可能である。
そして、オフセットデータ算出部58は、ワークWの裏面Wの高さ位置に基づいて、加工用レーザー光L1の集光点FPとワークWの裏面Wとの間の距離が一定になるように、集光レンズ24の移動量(オフセット量)を算出する。
ここで、オフセットデータ算出部58は、ワークWの表面Wの凹凸形状(基準点からの変化量)と、レーザー加工環境(例えば、空気)の屈折率及びワークWの屈折率の相違とに基づいてオフセット量を算出する。図5に示すように、加工用レーザー光L1が表面Wを通過してワークWに入射するときの入射角をθ、屈折角(あるいは、ワークWから空気側への入射角)をθ、空気の絶対屈折率(以下、単に屈折率という。)を1.0、ワークWの屈折率をnとすると、スネルの法則から下記の式(1)が得られる。
sinθ=n・sinθ (1)
式(1)を変形すると、下記の式(2)が得られる。
θ=arcsin(sinθ/n) (2)
ワークWの表面Wから集光点FPまでの距離をd、屈折がないとした場合(θ=θ)のワークWの表面Wから集光点FPまでの距離をdとすると、下記の式(3)が得られる。
tanθ・d=tanθ・d (3)
式(3)を変形して式(2)を代入すると、下記の式(4)が得られる。
/d=tanθ/tanθ
/d=tanθ/tan{arcsin(sinθ/n)} (4)
ワークWの表面Wの基準点(例えば、Z座標が最大の点)の高さ位置をZ、加工ラインDLi上のレーザー加工位置(i,j)の表面Wの高さ位置をZi,j、レーザー加工位置(i,j)におけるワークWの基準点からの厚みの変化量ΔZ(=|Z−Zi,j|)とすると、オフセット量Ki,jは下記の式(5)により求められる。
i,j=ΔZ/(d/d) (5)
これにより、図7に示すように、加工ラインDLi上のレーザー加工位置(i,j)におけるオフセット量Ki,j(i=1,…,p,j=1,…,q)が求められる。
ワークWをシリコンウェーハとし、屈折率nをn≒3.5、集光レンズ24の開口数(Numerical Aperture)をNA=1・sinθ=0.4とすると、d/dは下記により求められる。
/d=tanθ/tan{arcsin(sinθ/n)}
/d≒tan{arcsin(0.4)}/tan{arcsin(0.4/3.5)}
/d≒3.8
上記のように、ワークWがシリコンウェーハの場合、ワークWの屈折率nは空気の屈折率よりも大きいため、ワークWの厚みの変化量ΔZよりも小さい約3.8分の1のオフセット量を与えることにより、集光点FPの高さ位置が適切に調整される。
各レーザー加工位置(i,j)においてレーザー加工を行う際には、フォーカスずれ量算出部60は、各レーザー加工位置(i,j)において、AFセンサー30からの出力に基づいてフォーカスずれ量を算出する。そして、制御データ算出部62は、このフォーカスずれ量と、レーザー加工位置(i,j)におけるオフセット量Ki,jとに基づいて、アクチュエータ25による集光レンズ24の移動量を算出し、アクチュエータ25の制御のための制御データを算出する。
AF制御部64(制御手段)は、制御データ算出部62によって算出された制御データに基づいて、アクチュエータ25の移動量を制御し、加工用レーザー光L1のAF制御を行う。これにより、ワークWの各加工位置(i,j)において、レーザー加工領域PからワークWの裏面W側に伸展するクラックを利用してワークWを引き割ることなく割断することができる。さらに、ワークWの裏面W側への熱の伝導を抑制することができる。また、加工用レーザー光L1の集光点とワークWの裏面Wとの間の距離Zを適切に調整することができるので、例えば、ワークWの裏面Wから所望の距離に加工用レーザー光L1の集光点を設定することができ、加工用レーザー光L1がワークWの裏面Wに到達して半導体デバイスに熱ダメージを与えることを抑制することができる。
なお、図6では、レーザー加工領域Pi,jとワークWの裏面Wとの間の距離Zが一定となっているが、本発明はこれに限定されない。レーザー加工領域Pi,jは、レーザー加工領域Pi,jからワークWの裏面W側にクラックが十分に伸展し、かつ、裏面Wに形成された半導体デバイス等に加工用レーザー光L1による熱ダメージが発生しない範囲であれば、レーザー加工領域Pi,jごとにZは異なっていてもよい。
(レーザー加工方法)
次に、レーザー加工方法について、図8を参照して説明する。図8は、本発明の一実施形態に係るレーザー加工方法を示すフローチャートである。
まず、制御部52は、AFセンサー30によりワーク高さプロファイルP1の測定を行う(ステップS10)。
次に、ワーク厚み情報算出部56は、記憶部54からテーブル高さプロファイルP2を取得し(ステップS12)、ワーク高さプロファイルP1からテーブル高さプロファイルP2を減算して、ワーク厚みプロファイルP3を算出する(ステップS14)。ワーク厚みプロファイルP3を算出する際には、ステップS10において、すべての加工ラインDLiについてワークWの表面Wの高さ位置の測定を行って、ワーク高さプロファイルP1を作成し、このワーク高さプロファイルP1を用いてワーク厚みプロファイルP3を算出してもよい。また、ステップS10におけるスキャンライン(DLc)を限定して、ワークWの対称性を利用してワーク厚み高さプロファイルP3を算出してもよい。
次に、オフセットデータ算出部58は、加工ラインDLiごとに、各レーザー加工位置におけるオフセット量Ki,jを算出する(ステップS16)。
そして、ステップS16において算出したオフセット量Ki,jと、各レーザー加工位置(i,j)におけるフォーカスずれ量に基づいて、加工ラインDLiごとにレーザー加工が繰り返される(ステップS18)。そして、すべての加工ラインDLiについてレーザー加工が終了すると(ステップS20のYes)、ワークWに対するレーザー加工が終了する。
本実施形態によれば、ワークWの各加工位置(i,j)において、レーザー加工領域Pi,jとワークWの裏面Wとの間の距離Zを調整して、レーザー加工領域Pi,jからワークWの裏面W側にクラックが十分に伸展し、かつ、裏面Wに形成された半導体デバイス等に加工用レーザー光L1による熱ダメージが発生しない範囲にすることができる。これにより、レーザー加工領域Pi,jからワークWの裏面W側に伸展するクラックを利用してワークWを引き割ることなく割断することができる。さらに、ワークWの裏面W側への熱の伝導を抑制することができる。また、本実施形態によれば、加工用レーザー光L1の集光点とワークWの裏面Wとの間の距離Zを適切に調整することができるので、例えば、ワークWの裏面Wから所望の距離に加工用レーザー光L1の集光点を設定することができ、加工用レーザー光L1がワークWの裏面Wに到達して半導体デバイスに熱ダメージを与えることを抑制することができる。
10…レーザー加工装置、12…ステージ、14…ステージエンコーダ、20…光学系装置、21…レーザー光源、23…ダイクロイックミラー、24…加工用対物レンズ(集光レンズ)、25…アクチュエータ、30…AFセンサー、50…制御装置、52…制御部、54…記憶部、56…ワーク厚み情報算出部、58…オフセットデータ算出部、60…フォーカスずれ量算出部、62…制御データ算出部、64…AF制御部、L1…加工用レーザー光、L2…検出用レーザー光

Claims (6)

  1. 加工用レーザー光をワークの表面側から照射する集光レンズと、
    前記ワークのレーザー加工位置における厚みを示すワーク厚みプロファイルを取得するワーク厚みプロファイル取得手段と、
    前記ワーク厚みプロファイルに基づいて、前記加工用レーザー光の集光点の前記ワークの裏面からの距離が所定の範囲内になるように、前記集光レンズの位置を調整する制御手段と、
    を備えるレーザー加工装置。
  2. 前記制御手段は、前記加工用レーザー光の集光点の前記ワークの裏面からの距離を一定にする、
    請求項1記載のレーザー加工装置。
  3. 前記ワークが保持されるステージの表面の高さ位置を示すステージ高さプロファイルを取得するステージ高さプロファイル取得手段と、
    前記集光レンズを介して、前記ステージに保持された前記ワークに検出用レーザー光を照射して、前記ワークの表面からの反射光に基づいて前記ワークの表面の高さ位置を測定し、前記ワークの表面の高さ位置を示すワーク高さプロファイルを取得するワーク高さプロファイル取得手段とをさらに備え、
    前記ワーク厚みプロファイル取得手段は、前記ワークのレーザー加工位置における厚みを示すワーク厚みプロファイルを取得する、
    請求項1又は2記載のレーザー加工装置。
  4. 前記ワーク厚みプロファイル取得手段は、少なくとも1本のスキャンラインに沿って測定された前記ワークの高さ位置、及び前記ステージ高さプロファイルから、前記スキャンラインに沿う前記ワークの厚みを算出し、前記ワークの形状の対称性に基づいて前記ワーク厚みプロファイルを算出する、
    請求項3記載のレーザー加工装置。
  5. 前記ワーク高さプロファイル取得手段は、前記ワークの対称中心を通るスキャンラインに沿って測定された前記ワークの高さ位置、及び前記ステージ高さプロファイルから、前記スキャンラインに沿う前記ワークの厚みを算出し、前記ワークの形状の対称性に基づいて前記ワーク厚みプロファイルを算出する、
    請求項4記載のレーザー加工装置。
  6. 集光レンズを用いて加工用レーザー光をワークの表面側から照射してレーザー加工領域を形成するレーザー加工方法であって、
    前記ワークのレーザー加工位置における厚みを示すワーク厚みプロファイルを取得するステップと、
    前記ワーク厚みプロファイルに基づいて、前記加工用レーザー光の集光点の前記ワークの裏面からの距離が所定の範囲内になるように、前記集光レンズの位置を調整するステップと、
    を備えるレーザー加工方法。
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