JP2020142157A - 濾過装置 - Google Patents

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萬壽  優
順子 渡邉
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順子 渡邉
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Takashi Kondo
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Abstract

【課題】流体の漏出を抑制することができる濾過装置を提供する。【解決手段】本発明の濾過装置(10)は、内部に流体が流れる流路部材(20)と、流体に含まれる濾過対象物を濾過する濾過フィルタ(30)と、濾過フィルタ(30)を流路部材(20)に取り付ける保持具(40)と、を備え、流路部材(20)は、流体が流入する第1流路(21)と、第1流路(21)と異なる方向に延びる第2流路(22)と、を有するとともに、第1流路(21)と第2流路(22)とが接続される部分に、流体を排出する排出口(24)が設けられ、第1流路(21)は、排出口(24)の開口面に対して交差する方向に設けられ、濾過フィルタ(30)は、排出口(24)に取り付けられる。【選択図】図2

Description

本発明は、流体に含まれる濾過対象物を濾過する濾過装置に関する。
近年、濾過装置には、例えば、特許文献1に記載されているものが知られている。特許文献1に開示された濾過装置では、主配管に設定された分岐部に、ストレーナを介して分岐管が取り付けられている。当該濾過装置においては、ストレーナにより、主配管の流れに含まれる浮遊物が分岐管へ混入するのを防止している。
特開昭57−167712号公報
しかしながら、特許文献1の濾過装置においては流体の漏出を抑制する観点で未だ改善の余地がある。
本発明の目的は、前記課題を解決することにあって、流体の漏出を抑制した濾過装置を提供することにある。
本発明の一態様の濾過装置は、
内部に流体が流れる流路部材と、
前記流体に含まれる濾過対象物を濾過する濾過フィルタと、
前記濾過フィルタを前記流路部材に取り付ける保持具と、
を備え、
前記流路部材は、前記流体が流入する第1流路と、前記第1流路と異なる方向に延びる第2流路と、を有するとともに、前記第1流路と前記第2流路とが接続される部分に、前記流体を排出する排出口が設けられ、
前記第1流路は、前記排出口の開口面に対して交差する方向に設けられ、
前記濾過フィルタは、前記排出口に取り付けられる。
本発明によれば、濾過装置において流体の漏出を抑制することができる。
本発明に係る実施の形態1の濾過装置の正面図 本発明に係る実施の形態1の濾過装置の平面図 図1Aの濾過装置のA1部分における拡大断面図 保持具によって挟持される前における、本発明に係る実施の形態1の濾過フィルタの概略構成図 保持具によって挟持される前における、本発明に係る実施の形態1の濾過フィルタの一部の拡大斜視図 図4の濾過フィルタの一部を厚み方向から見た概略図 変形例の濾過装置の概略構成図 別の変形例の濾過装置の概略構成図
(本発明の基礎となった知見)
クロスフロー型の濾過装置においては、流路部材内部の流路の側面に排出口が設けられ、当該排出口に、保持具によって濾過フィルタが取り付けられている。当該濾過フィルタは、流路内の流体の流れる方向と平行に取り付けられている。このような濾過装置においては、流路内を流れる流体を、排出口を通じて排出路へと流すために、流路内の圧力を排出路内の圧力よりも大きくしている。
本発明者らは、流路内の圧力を大きくすると、流路内と流路外との圧力差が増大するため、流路部材と保持具との継ぎ目から流体が漏出するおそれがあることを見出した。
そこで、本発明者らは、流路部材において、第1流路と第2流路とが接続される部分に排出口を設け、第1流路を、排出口の開口面に対して交差する方向に設けることで、第1流路を流れる流体を排出口へと流れやすくすることを見出した。これにより、流路内の圧力を低減することによって、流路内と流路外との圧力差を低減することができ、流体の漏出を抑制できることを見出した。
これらの点を踏まえて、本発明者らは、以下の発明に至った。
本発明の一態様に係る濾過装置は、
内部に流体が流れる流路部材と、
前記流体に含まれる濾過対象物を濾過する濾過フィルタと、
前記濾過フィルタを前記流路部材に取り付ける保持具と、
を備え、
前記流路部材は、前記流体が流入する第1流路と、前記第1流路と異なる方向に延びる第2流路と、を有するとともに、前記第1流路と前記第2流路とが接続される部分に、前記流体を排出する排出口が設けられ、
前記第1流路は、前記排出口の開口面に対して交差する方向に設けられ、
前記濾過フィルタは、前記排出口に取り付けられる。
このような構成により、第1流路を流れる流体を排出口へと流れやすくすることができるため、流路部材と保持具との継ぎ目からの流体の漏出を抑制することができる。
前記濾過装置において、前記第1流路は、前記排出口の開口面に対して鋭角に傾斜していてもよい。
このような構成により、流路部材と保持具との継ぎ目からの流体の漏出をさらに抑制することができる。
前記濾過装置において、前記流路部材は、前記排出口が設けられる平坦な第1壁面を有し、
前記保持具は、前記濾過フィルタが取り付けられる平坦な第2壁面を有し、
前記濾過フィルタは、前記保持具の前記第2壁面を前記流路部材の前記第1壁面に面接触させて、前記流路部材の前記排出口に取り付けられてもよい。
このような構成により、流路部材の第1壁面と保持具の第2壁面とを面接触させて継ぎ目を形成することができるため、流体の漏出をさらに抑制することができる。
前記濾過装置において、前記流路部材は、前記第1流路と前記第2流路とが接続される第3流路を有し、
前記排出口は前記第3流路に設けられており、
前記第3流路の流路断面積は、前記第1流路の流路断面積よりも小さくてもよい。
このような構成により、第3流路を流れる流体の流速を増加させ、濾過フィルタの目詰まりを抑制することができる。
前記濾過装置において、前記流路部材は、前記第3流路の前記排出口に複数の前記濾過フィルタが取り付けられてもよい。
このような構成により、濾過フィルタが複数あるため、より効率的に流体に含まれる濾過対象物を濾過することができる。
前記濾過装置において、前記第1流路と前記第2流路は、前記第1流路と前記第2流路とが接続される部分を中心にして対称に形成されていてもよい。
このような構成により、利便性を向上させることができる。
以下、本発明に係る実施の形態について、添付の図面を参照しながら説明する。また、各図においては、説明を容易なものとするため、各要素を誇張して示している。
(実施の形態1)
[全体構成]
図1Aと図1Bは、それぞれ、本発明に係る実施の形態1の濾過装置10の正面図と平面図を示す。図2は、図1Aの濾過装置10のA1部分における拡大断面図を示す。図1A、図1B、及び図2中のX、Y、Z方向は、それぞれ濾過装置10の横方向、縦方向、高さ方向を示している。図1A及び図2に示すように、濾過装置10は、流路部材20と、濾過フィルタ30と、保持具40と、を備える。濾過装置10においては、濾過フィルタ30が取り付けられた保持具40が、固定具50により流路部材20に取り付けられている。
<流路部材>
図1A及び図1Bに示すように、流路部材20は、内部に流体が流れる流路が設けられた、直方体のブロック部材である。図2に示すように、流路部材20は、第1流路21と、第1流路21と異なる方向に延びる第2流路22と、を有する。また、流路部材20は、第1流路21と第2流路22とが接続される部分に、濾過した流体を排出する排出口24が設けられている。実施の形態1では、流路部材20において、第1流路21と第2流路22とが接続される部分に、第3流路23が設けられている。排出口24は第3流路23に設けられている。
第1流路21は、濾過対象物が含まれる流体が流入する流路である。実施の形態1では、第1流路21は、排出口24の開口面(XY平面)に対して鋭角に傾斜している。具体的には、第1流路21は、排出口24の開口面(XY平面)に対して+Z方向に角度θ傾斜している。ここで角度θは、0度より大きく90度より小さい角となっている。第1流路21の形状は、例えば、直径6mmの円管形状である。
なお、本明細書において、濾過対象物とは、流体に含まれる生物由来物質を意味する。「生物由来物質」とは、細胞(真核生物)、細菌(真性細菌)、ウィルス等の生物に由来する物質を意味する。細胞(真核生物)としては、例えば、人工多能性幹細胞(iPS細胞)、ES細胞、幹細胞、間葉系幹細胞、単核球細胞、単細胞、細胞塊、浮遊性細胞、接着性細胞、神経細胞、白血球、再生医療用細胞、自己細胞、がん細胞、血中循環がん細胞(CTC)、HL−60、HELA、菌類を含む。細菌(真性細菌)としては、例えば、大腸菌、結核菌を含む。また、「流体」とは、液体を意味する。実施の形態1では、流体は細胞培養液を意味し、濾過対象物は細胞(真核生物)を意味する。
第2流路22は、濾過対象物が含まれる流体が流れる流路であって、第1流路21と異なる方向に延びている。実施の形態1では、第2流路22は、排出口24の開口面(XY平面)に対して鋭角に傾斜している。第2流路の形状は、例えば、直径6mmの円管形状である。
排出口24は、第1流路21と第2流路22とが接続される部分に設けられ、流路部材20の内部を流れる流体を外部に排出する孔である。排出口24の開口面は、第1流路21が延びる方向と交差するように設けられている。実施の形態1では、流路部材20は、保持具40が取り付けられる側に平坦な第1壁面25を有する。排出口24は、第3流路23に設けられるとともに、流路部材20の第1壁面25に設けられている。また、排出口24は、濾過フィルタ30を取り付けることができる大きさを有する。
第3流路23は、第1流路21と第2流路22とを接続する流路である。実施の形態1では、第3流路23は、流路部材20の第1壁面25に沿って形成されている。即ち、第3流路23は、X方向に延在している。第3流路23において、一端は、第1流路21に接続され、他端は第2流路22に接続されている。また、第3流路23の流路断面積は、第1流路21及び第2流路22の流路断面積よりも小さい。第3流路の形状は、例えば、X方向の長さが42.2mmで、流体の流れる方向に垂直な断面が(Z方向の長さ)1mm×(Y方向の長さ)6mmの矩形形状である。
実施の形態1では、第1流路21、第2流路22、及び第3流路23は、同一平面(XZ平面)上に形成されている。また、第1流路21と第2流路22とは、第1流路21と第2流路22とが接続される部分を中心にして対称に形成されている。具体的には、図2に示すように、第3流路23に設けられた排出口24の中心を通る中心線C1に対して、第1流路21と第2流路22とが左右対称に形成されている。
流路部材20の材料は、例えば、ポリカーボネート、ポリアセタール、アクリルである。
<濾過フィルタ>
濾過フィルタ30は、流体に含まれる濾過対象物を濾過するフィルタである。濾過フィルタ30は、流路部材20の排出口24に取り付けられる。実施の形態1では、濾過フィルタ30は、金属製多孔膜である。
図3は、濾過フィルタ30の概略構成を示す平面図である。図4は、濾過フィルタ30の一部の拡大斜視図である。図3及び図4中のX、Y、Z方向は、図2中のX、Y、Z方向に対応しており、それぞれ濾過フィルタ30の横方向、縦方向、厚み方向を示している。なお、図3及び図4は、保持具40によって挟持される前の濾過フィルタ30を示す。図3に示すように、濾過フィルタ30は、フィルタ部31と、フィルタ部31の外周に設けられた枠部32とを備える。図4に示すように、濾過フィルタ30は、互いに対向する第1主面PS1と第2主面PS2とを有している。実施の形態1において、図2に示すように、濾過フィルタ30の第1主面PS1は、流路部材20の第1壁面25と同一面となっている。フィルタ部31は、第1主面PS1と第2主面PS2とを貫通する複数の貫通孔33が形成されたフィルタ基体部34を備える。
濾過フィルタ30の基体部分を形成するフィルタ基体部34を構成する材料は、金属及び/又は金属酸化物を主成分としている。フィルタ基体部34は、例えば、金、銀、銅、白金、ニッケル、パラジウム、これらの合金及びこれらの酸化物であってもよい。
濾過フィルタ30の外形は、例えば、円形、長方形、又は楕円形である。実施の形態1では、濾過フィルタ30の外形は、略円形である。なお、本明細書において、「略円形」とは、短径の長さに対する長径の長さの比が1.0以上1.2以下であることをいう。
フィルタ部31は、複数の貫通孔33が形成された板状構造体である。フィルタ部31の形状は、例えば、円形、長方形、楕円形である。実施の形態1では、フィルタ部31の形状は、略円形である。
図5は、フィルタ部31の一部を厚み方向(+Z方向)から見た概略図である。図5に示すように、複数の貫通孔33は、フィルタ部31の第1主面PS1及び第2主面PS2上に周期的に配置されている。具体的には、複数の貫通孔33は、フィルタ部31においてマトリクス状に等間隔で設けられている。
実施の形態1では、貫通孔33は、フィルタ部31の第1主面PS1側、即ち+Z方向から見て、正方形の形状を有する。なお、貫通孔33は、+Z方向から見た形状が正方形に限定されず、例えば長方形、円形、又は楕円などの形状であってもよい。
実施の形態1では、フィルタ部31の第1主面PS1に対して垂直な面に投影した貫通孔33の形状(断面形状)は、長方形である。具体的には、貫通孔33の断面形状は、濾過フィルタ30の半径方向の一辺の長さが濾過フィルタ30の厚み方向の一辺の長さより長い長方形である。なお、貫通孔33の断面形状は、長方形に限定されず、例えば、平行四辺形又は台形等のテーパー形状であってもよいし、対称形状であってもよいし、非対称形状であってもよい。
実施の形態1では、複数の貫通孔33は、フィルタ部31の第1主面PS1側(+Z方向)から見て正方形の各辺と平行な2つの配列方向、即ち図5中のX方向とY方向に等しい間隔で設けられている。このように、複数の貫通孔33を正方格子配列で設けることによって、開口率を高めることが可能であり、濾過フィルタ30に対する流体の通過抵抗を低減することができる。このような構成により、処理時間を短くし、細胞へのストレスを低減することができる。
なお、複数の貫通孔33の配列は、正方格子配列に限定されず、例えば、準周期配列、又は周期配列であってもよい。周期配列の例としては、方形配列であれば、2つの配列方向の間隔が等しくない長方形配列でもよく、三角格子配列又は正三角格子配列などであってもよい。なお、貫通孔33は、フィルタ部31に複数設けられていればよく、配列は限定されない。
貫通孔33の間隔は、分離する細胞の種類(大きさ、形態、性質、弾性)又は量に応じて適宜設計されるものである。ここで、貫通孔33の間隔とは、図5に示すように、貫通孔33をフィルタ部31の第1主面PS1側から見て、任意の貫通孔33の中心と隣接する貫通孔33の中心との距離bを意味する。周期配列の構造体の場合、貫通孔33の間隔bは、例えば、貫通孔33の一辺dの1倍より大きく10倍以下であり、好ましくは貫通孔33の一辺dの3倍以下である。あるいは、例えば、フィルタ部31の開口率は、10%以上であり、好ましくは開口率は、25%以上である。このような構成により、フィルタ部31に対する流体の通過抵抗を低減することができる。そのため、処理時間を短くすることができ、細胞へのストレスを低減することができる。なお、開口率とは、(貫通孔33が占める面積)/(貫通孔33が空いていないと仮定したときの第1主面PS1の投影面積)で計算される。
フィルタ部31の厚みは、貫通孔33の大きさ(一辺d)の0.1倍より大きく100倍以下が好ましい。より好ましくは、フィルタ部31の厚みは、貫通孔33の大きさ(一辺d)の0.5倍より大きく10倍以下である。このような構成により、流体に対する濾過フィルタ30の抵抗を低減することができ、処理時間を短くすることができる。その結果、細胞へのストレスを低減することができる。
フィルタ部31において、濾過対象物を含む流体が接触する第1主面PS1は、表面粗さが小さいことが好ましい。ここで、表面粗さとは、第1主面PS1の任意の5箇所において触針式段差計で測定された最大値と最小値の差の平均値を意味する。実施の形態1では、表面粗さは、細胞の大きさより小さいことが好ましく、細胞の大きさの半分より小さいことがより好ましい。言い換えると、フィルタ部31の第1主面PS1上の複数の貫通孔33の開口が同一平面(XY平面)上に形成されている。また、フィルタ部31のうち貫通孔33が形成されていない部分であるフィルタ基体部34は、繋がっており、一体に形成されている。このような構成により、フィルタ部31の表面(第1主面PS1)への細胞の付着が低減され、流体の抵抗を低減することができる。
フィルタ部31の貫通孔33は、第1主面PS1側の開口と第2主面PS2側の開口とが連続した壁面を通じて連通している。具体的には、貫通孔33は、第1主面PS1側の開口が第2主面PS2側の開口に投影可能に設けられている。即ち、フィルタ部31を第1主面PS1側から見た場合に、貫通孔33は、第1主面PS1側の開口が第2主面PS2側の開口と重なるように設けられている。実施の形態1において、貫通孔33は、その内壁が第1主面PS1及び第2主面PS2に対して垂直となるように設けられている。
枠部32は、フィルタ部31の外周に設けられており、フィルタ部31に比べて単位面積当たりの貫通孔33の数が少ない部分である。枠部32における貫通孔33の数は、フィルタ部31における貫通孔33の数の1%以下である。枠部32の厚みは、フィルタ部31の厚みよりも厚くてもよい。このような構成により、濾過フィルタ30の機械強度を高めることができる。
枠部32は、濾過フィルタ30と保持具40とを接続する接続部として機能する。また、枠部32には、フィルタの情報(貫通孔33の寸法など)を表示してもよい。
枠部32は、フィルタ部31の第1主面PS1側から見て、リング状に形成されている。濾過フィルタ30を第1主面PS1側から見て、枠部32の中心は、フィルタ部31の中心と一致する。即ち、枠部32は、フィルタ部31と同心円上に形成されている。
<保持具>
保持具40は、濾過フィルタ30を流路部材20に取り付ける治具である。図1A及び図1Bに示すように、保持具40は、例えばねじ等の固定具50によって流路部材20に取り付けられる。実施の形態1では、保持具40は、第1枠部材41と第2枠部材42とを備え、第1枠部材41と第2枠部材42との間で濾過フィルタ30の枠部32を挟持する。
また、保持具40の第2枠部材42の内部には、濾過フィルタ30を通じて濾過された流体が排出される排出路44が形成されている。排出路44は、流路部材20の排出口24と連通している。
具体的には、以下のように、保持具40は濾過フィルタ30を挟持している。
図2に示すように、枠部32は、第1曲げ部32aと、第2曲げ部32bと、波状部32cとを有している。
第1曲げ部32aは、枠部32を第2主面PS2側に鈍角に曲がる部分である。第2曲げ部32bは、第1曲げ部32aよりも枠部32の外縁32d側に位置し、枠部32を第1曲げ部32aとは反対方向(第1主面PS1側)に曲がる部分である。第1枠部材41と第2枠部材42とは、第1曲げ部32aと第2曲げ部32bとの間の部分を挟持する。
波状部32cは、第2曲げ部32bよりも枠部32の外縁32d側に位置する部分である。波状部32cは、濾過フィルタ30が保持具40から抜けるのを抑える抜け止めとして機能する。波状部32cは、濾過フィルタ30の周方向に波打った形状を有する。
第2曲げ部32bよりも枠部32の外縁32d側において、第1枠部材41と第2枠部材42との間には隙間が設けられている。この隙間により、波状部32cが圧縮されることが抑えられている。
また、保持具40は、濾過フィルタ30が取り付けられる平坦な第2壁面43を有する。具体的には、第2壁面43は、第1枠部材41に形成されている。保持具40が濾過フィルタ30の枠部32を挟持した状態で、保持具40の第2壁面43を流路部材20の第1壁面25に面接触させることで、濾過フィルタ30は流路部材20の排出口24に取り付けられる。
流路部材20と保持具40との継ぎ目は、平坦な第2壁面43と平坦な第1壁面25との面接触によって形成されている。このため、流路部材20と保持具40との継ぎ目は、シール性を向上させた構造になっている。実施の形態1では、流路部材20と保持具40との継ぎ目は、XY平面に沿って形成されている。なお、本明細書において、第1流路21が形成されている側の継ぎ目を上流側の継ぎ目S1と称し、第2流路22が形成されている側の継ぎ目を下流側の継ぎ目S2と称する。
上流側の継ぎ目S1は、第1流路21と第3流路23とが接続される部分よりも外側(濾過フィルタ30の外縁32d側)で、流路部材20の第1壁面25と保持具40の第2壁面43とを面接触させることによって形成されている。上流側の継ぎ目S1は、第1流路21から第3流路23に流れる流体の向きD1と反対側(逆らう方向)に形成されている。このため、上流側の継ぎ目S1においては、第1流路21から第3流路23へと流れる流体が、流入しにくくなっている。
下流側の継ぎ目S2は、第3流路23と第2流路22とが接続される部分よりも外側(濾過フィルタ30の外縁32d側)で、流路部材20の第1壁面25と保持具40の第2壁面43とを面接触させることによって形成されている。
第1枠部材41及び第2枠部材42の材料としては、例えば、ジュラルミン、アルミニウムなどの金属や、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリアセタール、ポリエーテルイミド、などの樹脂が挙げられる。
[動作]
次に、濾過装置10の動作について説明する。濾過装置10において、濾過対象物が含まれる流体を、流路部材20内の第1流路21から第3流路23を通じて第2流路22へと流す。この時、濾過装置10は、第3流路23に沿って取り付けられた濾過フィルタ30によって、流体に含まれる濾過対象物を濾過する。実施の形態1において、効率よく濾過を行うために、濾過された流体を排出する排出路44から吸引を行っている。
次に、濾過装置10における流体の流れについて説明する。
濾過対象物を含む流体が、第1流路21から第3流路23に向かって流れる。第1流路21は排出口24の開口面(XY平面)に対して傾斜している。このため、第1流路21内を流れる流体は、第3流路23の排出口24に向かって流れる。このように、濾過装置10では、第1流路21から第3流路23へ流れる流体を排出口24に向けて流すことで、流体を濾過フィルタ30に通過させやすくしている。
また、上流側の継ぎ目S1は、第1流路21から第3流路23に流れる流体の向きD1と反対側(逆らう方向)に形成されている。このため、第1流路21から第3流路23へと流れる流体が、上流側の継ぎ目S1に流入しにくくなっている。
次に、第3流路23を流れる流体は、排出口24に流れて濾過フィルタ30を通過するか、又は第2流路22に向かって流れる。実施の形態1では、排出路44側から吸引を行っている。これにより、濾過装置10では、第3流路23を流れる流体を、さらに、濾過フィルタ30に通過させやすくしている。
このように、濾過装置10では、第1流路21の傾斜及び排出路44側からの吸引によって、第3流路23を流れる流体の一部を、排出口24から濾過フィルタ30を通じて排出路44へと流している。
また、実施の形態1では、排出路44側からの吸引によって、第3流路23を流れる流体を積極的に排出路44に向かって流しているため、濾過フィルタ30よりも下流側の第3流路23においては、流体の圧力を小さくすることができる。具体的には、第3流路23から第2流路22に向かって流れる流体の圧力を、第1流路21から第3流路23に向かって流れる流体の圧力よりも小さくすることができる。これにより、流路内と流路外との圧力差を小さくすることができるため、第3流路23から第2流路22に向かって流れる流体は、下流側の継ぎ目S2から漏出しにくい。
[効果]
実施の形態1に係る濾過装置10によれば、以下の効果を奏することができる。
濾過装置10において、流路部材20は、第1流路21と、第1流路21と異なる方向に延びる第2流路22と、第1流路21と第2流路22とを接続する第3流路23とを有する。第3流路23には排出口24が設けられ、第1流路21は、排出口24の開口面に対して交差する方向に設けられている。排出口24には、濾過フィルタ30が取り付けられている。
このような構成により、第1流路21から第3流路23に流入する流体の方向が、排出口24に向かう方向成分を有する。即ち、濾過装置10によれば、第1流路21から第3流路23へ流れる流体を、排出口24に向かって流すことができる。このため、濾過装置10においては、特許文献1に示す装置と比べて、流路部材20の流路内の流体の圧力を大きくせずとも、流体を濾過フィルタ30に通過させることができる。これにより、流路内と流路外との圧力差を低減することができ、流路部材20と保持具40との継ぎ目からの流体の漏出を抑制することができる。
また、第1流路21は、排出口24の開口面(XY平面)に対して鋭角に形成されている。このような構成により、流路部材20と保持具40との継ぎ目からの流体の漏出をさらに抑制することができる。
濾過装置10において、濾過フィルタ30は、保持具40の第2壁面43を流路部材20の第1壁面25に面接触させることによって、流路部材20の排出口24に取り付けられる。
このような構成により、流路部材20と保持具40との継ぎ目を面接触により形成することができ、シール性を向上させることができる。このため、濾過装置10において、シール部材を使用せずに流路部材20と保持具40との間をシールすることができる。これにより、濾過装置10の部材点数を減らすことができ、部材による汚染を抑制できる。
また、上流側の継ぎ目S1は、第1流路21と第3流路23とが接続される部分よりも外側(濾過フィルタ30の外縁32d側)で、流路部材20の第1壁面25と保持具40の第2壁面43とを面接触させることによって形成される。上流側の継ぎ目S1は、第1流路21から第3流路23に流れる流体の向きD1と反対側(逆らう方向)に形成される。このため、上流側の継ぎ目S1において、流体の漏出を抑制することができる。
また、第3流路23から排出口24に向かって流体が流れやすくなることで、第3流路23から第2流路22への流路内の圧力を低減することができる。このため、流路内と流路外との圧力差を小さくすることができるため、下流側の継ぎ目S2においても流体の漏出を抑制することができる。
また、流路部材20への保持具40の取り付けは、ねじ等の固定具50によって容易に行われている。流路部材20と保持具40の取り付け及び取り外しが容易であるため、保持具40によって保持される濾過フィルタ30の交換等を容易に行うことができる。
濾過装置10において、流路部材20は、第1流路21と第2流路22とを接続する第3流路23を有し、第3流路23の流路断面積は、第1流路21の流路断面積よりも小さい。
このような構成により、第3流路23内を流れる流体の流速を増加させることができ、濾過対象物による濾過フィルタ30の目詰まりを抑制することができる。
濾過装置10において、第1流路21と第2流路22は、第1流路21と第2流路22とが接続される部分を中心にして対称である。
このような構成により、利便性を向上させることができる。例えば、流入側の第1流路21と流出側の第2流路22を入れ替えて使用することができるため、第2流路22から流体を流入させて第1流路21へと流出させて使用することができる。
なお、本発明は実施の形態1に限定されるものではなく、その他種々の態様で実施できる。実施の形態1では、第1流路21と第2流路22とが接続される部分に第3流路23が設けられ、第3流路23に排出口24が設けられる例を説明したが、これに限定されない。第1流路21と第2流路22とが接続される部分に排出口24が設けられていれば、他の構成であってもよい。即ち、第3流路23は、必須の構成ではない。
図6は、変形例の濾過装置10Aの概略構成図を示す。図6に示すように、排出口24が、流路部材20aの第1流路21と第2流路22との間の部分に設けられてもよい。即ち、排出口24が第1流路21の延長線上に設けられてもよい。このような構成であっても、流路部材20aと保持具40との継ぎ目からの流体の漏出を抑制することができる。また、濾過装置10Aにおいて、第1流路21を流れる流体を、排出口24へと直接流すことができる。このため、より多くの流体を短時間で濾過することができる。
実施の形態1では、1つの濾過フィルタ30を用いた例について説明したが、これに限定されない。例えば、濾過装置10においては、複数の濾過フィルタ30を用いてもよい。
図7は、変形例の濾過装置10Bの概略構成図を示す。図7に示すように、濾過装置10Bの保持具40aは、第2壁面43に、複数の濾過フィルタ30を取り付けることが可能な構成を有していてもよい。このように、保持具40aによって、複数の濾過フィルタ30が流路部材20の排出口24に取り付けられていてもよい。また、保持具40aの第2枠部材42aにおいて、複数の濾過フィルタ30に対応する複数の排出路44が設けられていてもよい。これにより、濾過装置10Bにおいて、複数の濾過フィルタ30から濾過を行うことができるため、より多くの流体を短時間で濾過することができる。
実施の形態1では、第3流路23は、流路部材20の第1壁面25に沿って形成されている例を説明したが、これに限定されない。第3流路23は、流路部材20の第1壁面25に対して傾斜していてもよい。
実施の形態1では、第3流路23の流路断面積は、第1流路21及び第2流路22の流路断面積よりも小さい例を説明したが、これに限定されない。第3流路23の流路断面積は、第1流路21又は第2流路22の流路断面積と同じであってもよいし、第1流路21又は第2流路22の流路断面積よりも大きくてもよい。
実施の形態1では、第1流路21、第2流路22、及び第3流路23は、同一平面(XZ平面)上に形成されている例を説明したが、これに限定されない。第1流路21、第2流路22、及び第3流路23は、異なる平面上に形成されていてもよい。例えば、第1流路21がXZ平面に形成され、第2流路22がYZ平面に形成されていてもよい。
実施の形態1では、第1流路21と第2流路22とは、第1流路21と第2流路22とが接続される部分を中心にして対称に形成される例について説明したが、これに限定されない。例えば、第1流路21と第2流路22とは、第1流路21と第2流路22とが接続される部分を中心にして非対称に形成されていてもよい。
実施の形態1では、濾過フィルタ30は金属製多孔膜である例を説明したが、これに限定されない。濾過フィルタ30は、流体に含まれる濾過対象物を濾過することができるものであればよく、例えば、メンブレン等の他のフィルタであってもよい。
実施の形態1では、濾過フィルタ30の第1主面PS1は、流路部材20の第1壁面25と同一面となっている例を説明したが、これに限定されない。濾過フィルタ30の第1主面PS1と、流路部材20の第1壁面25とは異なる平面上にあってもよい。
実施の形態1では、保持具40は、第1枠部材41と第2枠部材42とを備え、第1枠部材41と第2枠部材42との間で濾過フィルタ30の枠部32を挟持する例を説明したが、これに限定されない。保持具40は、濾過フィルタ30を流路部材20に取り付けることができれば、他の構成であってもよい。例えば、濾過フィルタ30と保持具40とを一体的に形成してもよい。
実施の形態1では、保持具40の第2枠部材42の内部には、濾過フィルタ30を通じて濾過された流体が排出される排出路44が形成されている例を説明したが、これに限定されない。保持具40に排出路44は設けられなくてもよい。例えば、保持具40に、排出路44が設けられた部材を取り付けてもよい。
実施の形態1では、保持具40は、固定具50によって流路部材20に取り付けられる例を説明したが、これに限定されない。保持具40によって濾過フィルタ30を流路部材20に取り付けることができれば、他の構成であってもよい。例えば、固定具50を使用せず、保持具40と流路部材20を一体的に形成してもよい。
実施の形態1では、第1流路21、第2流路22、第3流路23、排出口24、及び濾過フィルタ30の形状及び大きさの例を説明したが、これに限定されない。また、第1流路21、第2流路22、及び第3流路23は、屈曲して形成されていてもよい。
実施の形態1では、濾過された流体を排出する排出路44から吸引を行っている例を説明したが、これに限定されない。濾過装置10においては、排出路44から吸引を行わなくても、実施の形態1の効果を奏することができる。
実施の形態1では、濾過対象物を含む流体が液体である例について説明したが、これに限定されない。例えば、流体は、気体であってもよい。
本発明は、添付図面を参照しながら好ましい実施の形態に関連して充分に記載されているが、この技術の熟練した人々にとっては種々の変形や修正は明白である。そのような変形や修正は、添付した特許請求の範囲による本発明の範囲から外れない限りにおいて、その中に含まれると理解されるべきである。
本発明の濾過装置は、流体の漏出を抑制して濾過を行うことができるため、濾過対象物を含む流体を濾過する用途に有用である。
10、10A、10B 濾過装置
20、20a 流路部材
21 第1流路
22 第2流路
23 第3流路
24 排出口
25 第1壁面
30 濾過フィルタ
31 フィルタ部
32 枠部
32a 第1曲げ部
32b 第2曲げ部
32c 波状部
32d 外縁
33 貫通孔
34 フィルタ基体部
40、40a 保持具
41 第1枠部材
42、42a 第2枠部材
43 第2壁面
44 排出路
50 固定具
PS1 第1主面
PS2 第2主面
S1 上流側の継ぎ目
S2 下流側の継ぎ目

Claims (6)

  1. 内部に流体が流れる流路部材と、
    前記流体に含まれる濾過対象物を濾過する濾過フィルタと、
    前記濾過フィルタを前記流路部材に取り付ける保持具と、
    を備え、
    前記流路部材は、前記流体が流入する第1流路と、前記第1流路と異なる方向に延びる第2流路と、を有するとともに、前記第1流路と前記第2流路とが接続される部分に、前記流体を排出する排出口が設けられ、
    前記第1流路は、前記排出口の開口面に対して交差する方向に設けられ、
    前記濾過フィルタは、前記排出口に取り付けられる、
    濾過装置。
  2. 前記第1流路は、前記排出口の開口面に対して鋭角に傾斜している、
    請求項1に記載の濾過装置。
  3. 前記流路部材は、前記排出口が設けられる平坦な第1壁面を有し、
    前記保持具は、前記濾過フィルタが取り付けられる平坦な第2壁面を有し、
    前記濾過フィルタは、前記保持具の前記第2壁面を前記流路部材の前記第1壁面に面接触させて、前記流路部材の前記排出口に取り付けられる、
    請求項1又は2に記載の濾過装置。
  4. 前記流路部材は、前記第1流路と前記第2流路とが接続される第3流路を有し、
    前記排出口は前記第3流路に設けられており、
    前記第3流路の流路断面積は、前記第1流路の流路断面積よりも小さい、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の濾過装置。
  5. 前記流路部材は、前記第3流路の前記排出口に複数の前記濾過フィルタが取り付けられる、
    請求項4に記載の濾過装置。
  6. 前記第1流路と前記第2流路は、前記第1流路と前記第2流路とが接続される部分を中心にして対称に形成されている、
    請求項1〜5のいずれか一項に記載の濾過装置。
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