JP2020140939A - 燃料電池セルの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】セパレータ積層体の各セパレータの塑性変形の発生を防止するとともに、各セパレータを確実に1枚ずつ吸着することができる燃料電池セルの製造方法を提供する。【解決手段】燃料電池セル10の製造方法は、複数のセパレータが鉛直方向に積層されたセパレータ積層体Wからカソード側セパレータ12またはアノード側セパレータ13を1枚ずつ吸着して搬送する製造方法であって、セパレータ積層体Wの上部に、鉛直方向に直交する水平方向の力F1と力F2を交互に作用させてセパレータ積層体Wが積層されている方向を鉛直方向から所定の傾斜角度θになるように傾斜させることにより、セパレータ積層体Wの各セパレータを互いに分離させ、分離した各セパレータを1枚ずつ吸着して搬送する。【選択図】図3
Description
本発明は、セパレータ積層体からセパレータを1枚ずつ吸着して搬送する燃料電池セルの製造方法に関する。
この種の燃料電池セルの製造方法として、セパレータ積層体からセパレータを1枚ずつ吸着して搬送する際に、内圧用ハンドによりセパレータ積層体を基台側に押し付け、各セパレータを湾曲させ、さらに内圧用ハンドにより空気を噴射させて最上部のセパレータに浮力を生じさせて分離し、最上部のセパレータを吸着して搬送するものが開示されている(特許文献1参照)。また、図5(a)に示すように、セパレータ積層体を一対の上冶具で挟み込んで圧縮させ、図5(b)に示すように、下冶具で押し上げることで、各セパレータを強制的に曲げてセパレータ同士を分離させるものがある。この場合、最大5個で500g程度の燃料電池セルが積載される。強制的にセパレータを曲げて分離し、図5(c)に示すように、吸着冶具で1枚ずつ吸着して搬送するものがある。
しかしながら、特許文献1に記載の燃料電池セルの製造方法は、内圧用ハンドによりセパレータ積層体を基台側に押し付け、各セパレータを湾曲させる際に、セパレータに塑性変形が発生してしまうおそれがあるという問題がある。一方、一対の上冶具および下冶具でセパレータを分離させるものも、各セパレータを分離させる際に、セパレータに塑性変形が発生し寸法精度が悪化してしまうおそれがある。さらに、強制的にセパレータを曲げることで、セル内接着シール部へ負荷が掛かり接着シール部の剥離発生によりスタッキングなどの後工程で不具合が発生するおそれがあるという問題がある。具体的には、セパレータの塑性変形により、燃料電池セルの平面度が悪化することで、厚み方向の寸法のばらつきが大きくなり、数100枚の積層後に締結する際の荷重分布のばらつきも大きくなってしまう。また、セパレータを曲げることで、セパレータ間に剥離方向およびせん断方向
の力が発生する。これにより、燃料電池セル内の接着シール部に大きな変形が生じ、剥離力およびせん断力による接着剥がれが発生するおそれがある。
の力が発生する。これにより、燃料電池セル内の接着シール部に大きな変形が生じ、剥離力およびせん断力による接着剥がれが発生するおそれがある。
本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、セパレータ積層体の各セパレータの塑性変形の発生を防止するとともに、各セパレータを確実に1枚ずつ吸着することができる燃料電池セルの製造方法を提供することを課題とする。
本発明に係る燃料電池セルの製造方法は、複数のセパレータが鉛直方向に積層されたセパレータ積層体に対して上方から前記セパレータを1枚ずつ吸着して搬送する燃料電池セルの製造方法であって、前記セパレータ積層体の上部に、鉛直方向に直交する水平方向の力を作用させて前記セパレータ積層体が積層されている方向を鉛直方向から所定の傾斜角度になるように傾斜させることにより、前記セパレータ積層体の各セパレータを互いに分離させ、分離した前記セパレータを1枚ずつ吸着して搬送することを特徴とする。
本発明に係る燃料電池セルの製造方法においては、セパレータ積層体の上部に、鉛直方向に直交する水平方向の力を作用させてセパレータ積層体が積層されている方向を鉛直方向から所定の傾斜角度になるように傾斜させると、互いに固着されている各セパレータ同士にせん断力が作用する。このせん断力により各セパレータ同士が分離し、セパレータ積層体の上方からセパレータを吸着した際に、セパレータを1枚ずつ吸着して搬送することができる。各セパレータ同士がせん断力により分離されるので、各セパレータに曲げ方向の力が作用することはなく、各セパレータに塑性変形が発生することはない。
本発明によれば、セパレータ積層体の各セパレータの塑性変形の発生を防止するとともに、各セパレータを確実に1枚ずつ吸着することができる燃料電池セルの製造方法を提供することができる。
本発明に係る燃料電池セルの製造方法を適用した実施形態に係る燃料電池セル10の製造方法について図面を参照して説明する。まず、燃料電池セル10の構成について説明する。
燃料電池セル10は、図1に示す膜電極ガス拡散層接合体(MEGA:Membrane Electrode & Gas Diffusion Layer Assembly、以下MEGAという。)11と、カソード側セパレータ12と、アノード側セパレータ13と、シール部材14とにより構成されている。燃料電池セル10は、複数個が積層されて図示しない燃料電池を構成する。
なお、実施形態に係る燃料電池セル10のカソード側セパレータ12およびアノード側セパレータ13は、それぞれ本発明に係る燃料電池セルの製造方法のセパレータに対応する。
MEGA11は、図示しない膜電極接合体(MEA:Membrane Electrode Assembly、以下MEAという。)と、カソード側ガス拡散層(GDL:Gas Diffusion Layer、以下GDLという。)と、アノード側GDLとにより構成されている。
MEAは、図示しない電解質膜と、カソード側触媒層と、アノード側触媒層との接合体で構成されている。電解質膜は、パーフルオロスルホン酸(PFSA)アイオノマーなどの固体高分子材料である高分子電解質樹脂で形成されており、イオン伝導性を有する高分子膜を電解質とするイオン交換膜からなる。電解質膜は、電子および気体の流通を阻止するとともに、プロトンをアノード側触媒層からカソード側触媒層に移動させる機能を有している。
カソード側触媒層は、白金や白金合金などの触媒を担持した導電性の担体からなり、例えば、触媒担持カーボン粒子などのカーボン粒子を、プロトン伝導性を有するアイオノマーで被覆して形成された電極触媒層からなる。なお、アイオノマーは、電解質膜と同質のフッ素系樹脂などの固体高分子材料である高分子電解質樹脂からなり、その有するイオン交換基によりプロトン伝導性を有する。カソード側触媒層は、プロトンと電子と酸素から水を生成する機能を有している。
アノード側触媒層は、カソード側触媒層と同様の材料で形成されているが、カソード側触媒層と異なり、水素ガス(H2)をプロトンと電子に分解する機能を有している。
カソード側GDLは、ガス透過性および導電性を有する材料、例えば、カーボンペーパーなどの炭素繊維や黒鉛繊維などの多孔質の繊維基材で形成されている。カソード側GDLは、カソード側触媒層の外側に接合されており、酸化剤ガスとしての空気を拡散させて均一にし、カソード側触媒層に行き渡らせる機能を有している。
アノード側GDLは、カソード側GDLと同様に、ガス透過性および導電性を有する材料、例えば、カーボンペーパーなどの炭素繊維や黒鉛繊維などの多孔質の繊維基材で形成されている。アノード側GDLは、アノード側触媒層の外側に接合されており、燃料ガスとしての水素ガスを拡散させて均一にし、アノード側触媒層に行き渡らせる機能を有している。
カソード側セパレータ12は、鉄鋼板、ステンレス鋼板およびアルミニウム板などの金属板で形成されている。カソード側セパレータ12は、カソード側GDLおよびシール部材14の接着領域に接着されており、カソード側GDLの表面に沿って酸化剤ガスとしての空気を流す酸化剤ガス流路が形成されている。カソード側セパレータ12の表面は、チタン(Ti)薄膜が形成され、チタン薄膜に炭素層が形成されている。
アノード側セパレータ13は、カソード側セパレータ12と同様、鉄鋼板、ステンレス鋼板およびアルミニウム板などの金属板で形成されている。アノード側セパレータ13は、アノード側GDLおよびシール部材14の接着領域に接合されており、アノード側GDLの表面に沿って燃料ガスとしての水素を流す燃料ガス流路が形成されている。アノード側セパレータ13の表面は、カソード側セパレータ12の表面と同様、表面にチタン(Ti)薄膜が形成され、チタン薄膜に炭素層が形成されている。
シール部材14は、合成樹脂で枠状に形成されたコア材と、コア材の表面および裏面に形成された各接着層を有する3層構造で構成されており、カソード側セパレータ12およびアノード側セパレータ13を接着するとともに、MEGA11を構成する電解質膜と接合されている。シール部材は、燃料極の水素ガス(H2)や空気極の酸素ガス(O2)が、微量ながら電解質膜を通過してしまうという、いわゆるクロスリークや触媒電極同士の電気的短絡を防ぐための機能を有している。
次いで、本実施形態に係る燃料電池セル10の製造方法について、図面を参照して説明する。
燃料電池セル10の製造方法は、カソード側セパレータ12またはアノード側セパレータ13(以下、単にセパレータという。)をプレス加工により作製するセパレータプレス工程、セパレータにカーボン系表面処理やナノカーボン処理を行う表面処理工程、セパレータ積層体Wを構成するセパレータを分離して搬送する分離搬送工程、および作製された各構成要素を積層して燃料電池セル10を作製するセル化工程を含んで構成されている。
本実施形態に係る燃料電池セル10の製造方法は、分離搬送工程に特徴があり、以下、分離搬送工程について図面を参照して説明する。
分離搬送工程は、図2に示す各ステップを含んで構成されており、セパレータ分離装置20および搬送装置30を用いて行われる。即ち、分離搬送工程は、セパレータ積層体Wを準備する工程、セパレータ積層体Wをセパレータ分離装置20に収容する工程、セパレータ積層体Wを分離する工程、セパレータを吸着する工程およびセパレータを搬送する工程を含んで構成されている。
ます、セパレータ分離装置20および搬送装置30について図面を参照して説明する。
ます、セパレータ分離装置20および搬送装置30について図面を参照して説明する。
セパレータ分離装置20は、図3(a)に示すように、ベースプレート21と、サイドプレート22、23と、プレートホルダ24、25と、回転シャフト26、27と、図示しない加圧機構とにより構成されている。
ベースプレート21は、所定の位置に設置された静止部材からなり、回転シャフト26、26を支持する支持部21a、21bを有している。また、ベースプレート21は、上面部21cにセパレータ積層体Wが載置されるように構成されている。
サイドプレート22は、セパレータ積層体Wの一方の側面部を保持するとともに、鉛直方向の下方で、ベースプレート21の支持部21aに回転シャフト26を介して、回転シャフト26を中心として回転するように取り付けられている。サイドプレート23は、サイドプレート22と同様、セパレータ積層体Wの他方の側面部を保持するとともに、鉛直方向の下方で、ベースプレート21の支持部21bに回転シャフト27を介して、回転シャフト27を中心として回転するように取り付けられている
プレートホルダ24は、サイドプレート22の鉛直方向の上方で、サイドプレート22を保持している。また、プレートホルダ24は、図3(b)に示すように、加圧機構から伝達された力F1をサイドプレート22に作用させ、回転シャフト26を中心として、サイドプレート22の傾斜角度がθになるようにサイドプレート22を回転させるように構成されている。
サイドプレート22の傾斜角度がθになると、セパレータ積層体Wを介して、サイドプレート23も、回転シャフト27を中心として、サイドプレート23の傾斜角度がθになるようにサイドプレート23が回転する。即ち、サイドプレート22およびサイドプレート23はセパレータ積層体Wを介して、連動するように構成されている。
プレートホルダ25は、サイドプレート23の鉛直方向の上方で、サイドプレート23を保持している。また、プレートホルダ25は、図3(c)に示すように、加圧機構から伝達された力F2をサイドプレート23に作用させ、回転シャフト27を中心として、サイドプレート23の傾斜角度がθになるようにサイドプレート23を回転させるように構成されている。
サイドプレート23の傾斜角度がθになると、セパレータ積層体Wを介して、サイドプレート22も、回転シャフト26を中心として、サイドプレート22の傾斜角度がθになるようにサイドプレート22が回転する。
回転シャフト26は、一端部が、ベースプレート21の支持部21aに支持され、他端部が、サイドプレート22を支持しており、サイドプレート22が、ベースプレート21に対して相対的に回転するように構成されている。
回転シャフト27は、回転シャフト26と同様、一端部が、ベースプレート21の支持部21bに支持され、他端部が、サイドプレート23を支持しており、サイドプレート23が、ベースプレート21に対して相対的に回転するように構成されている。
加圧機構は、セパレータ積層体Wの鉛直方向の上部に位置するプレートホルダ24に対して、鉛直方向に直交する水平方向の力F1を作用させて、図3(b)に示すように、セパレータ積層体Wが積層されている方向を鉛直方向から所定の傾斜角度θになるように傾斜させるように構成されている。加圧機構は図示しないコントローラに接続され、コントローラにより制御されるように構成されている。
また、加圧機構は、セパレータ積層体Wの鉛直方向の上部に位置するプレートホルダ25に対して、鉛直方向に直交する水平方向の力F2を作用させて、図3(c)に示すように、セパレータ積層体Wが積層されている方向を鉛直方向から所定の傾斜角度θになるように傾斜させるように構成されている。
搬送装置30は、図3(a)に示すように、吸着機構31を含んでおり、接続されたコントローラにより動作が制御される。搬送装置30は、セパレータ分離装置20により分離されたセパレータ積層体Wの最上部のセパレータを吸着して、他の工程が行われる場所までセパレータ1枚ずつ搬送する構成を有している。
次いで、分離搬送工程について図面を参照して説明する。
セパレータ積層体Wを準備する工程おいては、図2に示すように、まず、必要なセパレータ積層体Wが準備される(ステップS1)。次いで、セパレータ積層体Wをセパレータ分離装置20に収容する工程においては、準備されたセパレータ積層体Wが、図4(a)に示すように、ベースプレート21の上面部21cに載置され、サイドプレート22、23により挟み込まれて、セパレータ積層体Wがセパレータ分離装置20に収容される(ステップS2)。
次いで、セパレータ積層体Wを分離する工程においては、まず、図4(b)に示すように、コントローラの制御により、加圧機構からプレートホルダ24に対して力F1が加えられる。力F1により、サイドプレート22が回転シャフト26を中心として回転し、図3(b)に示すように、鉛直方向に対してサイドプレート22が傾斜角度θで傾いて停止する。
同時に、サイドプレート23がセパレータ積層体Wを介して回転シャフト27を中心として回転し、鉛直方向に対してサイドプレート23が傾斜角度θで傾いて停止する。この動作により、セパレータ積層体Wの各セパレータの固着部分にせん断力が作用し、各セパレータが互いに分離される(ステップS3)。
次いで、コントローラの制御により、加圧機構からプレートホルダ25に対して、力F1と反対方向の力F2が加えられる。力F2により、サイドプレート23が回転シャフト27を中心として回転し、図3(c)に示すように、鉛直方向に対してサイドプレート23が傾斜角度θで傾いて停止する。
同時に、サイドプレート22がセパレータ積層体Wを介して回転シャフト26を中心として回転し、鉛直方向に対してサイドプレート22が傾斜角度θで傾いて停止する。この動作により、セパレータ積層体Wの各セパレータの固着部分にせん断力が作用し、各セパレータが互いに分離される。コントローラの制御により力F1と力F2とが、交互に繰り返し加えられた後、セパレータ積層体Wの各セパレータの分離が完了する。
次いで、セパレータを吸着する工程においては、図4(d)に示すように、コントローラの制御により、プレートホルダ24に対して力F3が加えられ、サイドプレート22が回転シャフト26を中心として、セパレータ積層体Wから離隔する方向に回転し、所定の角度で停止する。同時に、プレートホルダ25に対して力F4が加えられ、サイドプレート23が回転シャフト27を中心として、セパレータ積層体Wから離隔する方向に回転し、所定の角度で停止する。
この状態で、搬送装置30の吸着機構31が、分離したセパレータ積層体Wの上方から、セパレータ積層体Wの最上部のセパレータを吸着する(ステップS4)。続いて、セパレータを搬送する工程において、吸着されたセパレータが所定の場所に搬送される(ステップS5)。セパレータを吸着する工程およびセパレータを搬送する工程は、順次セパレータの1枚毎に行われる。
以上のように構成された実施形態に係る燃料電池セル10の製造方法の効果について説明する。
本実施形態に係る燃料電池セル10の製造方法は、鉛直方向に積層されたセパレータ積層体Wからセパレータを1枚ずつ吸着して搬送する製造方法であって、セパレータ積層体Wの上部に、鉛直方向に直交する水平方向の力F1またはF2を作用させてセパレータ積層体Wが積層されている方向を鉛直方向から所定の傾斜角度θになるように傾斜させることにより、セパレータ積層体Wの各セパレータを互いに分離させ、分離したセパレータを1枚ずつ吸着して搬送するものである。
この構成により、セパレータ積層体Wの上部に、力F1またはF2を作用させてセパレータ積層体Wが積層されている方向が所定の傾斜角度θになるようにセパレータ積層体Wを傾斜させると、互いに固着されている各セパレータ同士にせん断力が作用するという効果が得られる。このせん断力により各セパレータ同士が分離し、セパレータ積層体の上方から最上部のセパレータを吸着した際に、セパレータを1枚ずつ吸着して搬送することができる。この方法によれば、各セパレータ同士がせん断力により分離されるので、各セパレータに曲げ方向の力が作用することはなく、各セパレータが撓みによって塑性変形することはないという効果が得られる。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は、前記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の設計変更を行うことができるものである。
10・・・燃料電池セル、11・・・MEGA、12・・・カソード側セパレータ(セパレータ)、13・・・アノード側セパレータ(セパレータ)、14・・・シール部材、20・・・セパレータ分離装置、21・・・ベースプレート、21a,21b・・・支持部、21c・・・上面部、22,23・・・サイドプレート、24,25・・・プレートホルダ、25,26・・・回転シャフト、30・・・セパレータ搬送装置、31・・・吸着機構、F1,F2,F3,F4・・・力、W・・・セパレータ積層体、θ・・・傾斜角度
Claims (1)
- 複数のセパレータが鉛直方向に積層されたセパレータ積層体に対して上方から前記セパレータを1枚ずつ吸着して搬送する燃料電池セルの製造方法であって、
前記セパレータ積層体の上部に、鉛直方向に直交する水平方向の力を作用させて前記セパレータ積層体が積層されている方向を鉛直方向から所定の傾斜角度になるように傾斜させることにより、前記セパレータ積層体の各セパレータを互いに分離させ、分離した前記セパレータを1枚ずつ吸着して搬送することを特徴とする燃料電池セルの製造方法。
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JP2019037701A JP2020140939A (ja) | 2019-03-01 | 2019-03-01 | 燃料電池セルの製造方法 |
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