JP2020140551A - 料金決済システム - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易かつ確実に決済を可能とする料金決済システムを提供する。【解決手段】料金決済システムは、複数の空間Xを時間貸しする店舗側に設けられた店舗側端末1と、空間Xを時間借りする利用者側に設けられた利用者端末2と、該店舗側端末1に接続され、空間Xの利用状況から決済を行う決済管理装置3と、空間Xにおいて決済用URLを送信する近距離無線通信端末であるNFC端末4を備える。【選択図】図1

Description

本発明の料金決済システムは、空間を時間貸しする店舗側に設けられた店舗側端末と、該空間を時間借りする利用者側に設けられた利用者端末と、該店舗側端末に接続され、該空間の利用状況から決済を行う決済管理装置とを備える料金決済システムである。
従来、この種の代金決済システムとしては、下記特許文献1に示すように、
利用者がカード決済によって取引を行う際に、店舗側に表示するQRコード(登録商標)を生成して店舗側に表示させる。そして、店舗側に表示されたQRコード(登録商標)が利用者端末装置により読み取られることによって決済が実行される。
特開2012−216155号公報
かかる従来の代金決済システムによれば、クレジットカードや当該クレジットカードの情報を読み取る専用端末を用いることなく、店頭でオンライン決済を行うことが可能となるが、カード決済の度毎にQRコード(登録商標)を生成することになり、決済までに時間と手間を要することになる。
一方で、予め固定されたQRコード(登録商標)を店舗側に設けた場合には、複製などが容易に可能となりセキュリティ上の問題がある。
以上の事情に鑑みて、本発明は、簡易かつ確実に決済を可能とする料金決済システムを提供すること目的とする。
第1発明の料金決済システムは、
空間を時間貸しする店舗側に設けられた店舗側端末と、該空間を時間借りする利用者側に設けられた利用者端末と、該店舗側端末に接続され、該空間の利用状況から決済を行う決済管理装置とを備える料金決済システムにおいて、
前記決済管理装置により、
前記利用者の前記空間の利用を認識する空間利用認識工程と、
前記空間利用認識工程により前記利用者の前記空間の利用が認識された場合に、該空間の利用代金決済する決済用URLを生成する決済用URL生成工程と、
前記決済用URL生成工程により生成された前記決済用URLを前記空間内の近距離無線通信端末を介して送信する決済用URL送信工程と
が実行され、
前記利用者端末により、
前記決済用URL送信工程により前記空間内の前記近距離無線通信端末を介して送信された決済用URLに読み込む決済用URL読み込み工程と、
前記決済用URL読み込み工程により読み込まれ決済用URLが有効か否かを前記管理装置に問い合わせる決済用URL有効判定工程と、
前記決済用URL有効判定工程により決済用URLが有効である場合に、前記決済管理装置から取得される決済金額を案内する決済画面を表示する決済画面表示工程と、
前記決済画面表示工程により表示された前記決済画面により決済を実行する決済実行工程と
が実行されることを特徴とする。
第1発明の料金決済システムによれば、空間利用認識工程により利用者の空間の利用が認識された場合に、該空間の利用代金決済する決済用URLが生成される。そのため、予め空間の利用により決済用URLが生成されているため、カード決済の度毎にコード等を生成することがなく、決済までに時間と手間を要することもない。
一方で、決済用URLは、空間利用認識工程により空間の利用毎に生成されるため、固定されたコード等を設ける場合のように、複製などのセキュリティ上の問題が生じることもない。
このように、第1発明の料金決済システムによれば、簡易かつ確実に決済が可能となる。
第2発明の料金決済システムは、第1発明において、
前記決済管理装置により、
前記空間利用認識工程において前記利用者の前記空間の利用の終了が認識された場合、または、前記決済用URL読み込み工程において決済用URLの読み込みがあった場合に、前記決済用URL生成工程により生成された決済用URLを無効化する決済用URL無効化工程と、前記決済用URL送信工程により前記近距離無線通信端末を介して送信する決済用URLを削除する決済用URL削除工程とが実行されることを特徴とする。
第2発明の料金決済システムによれば、生成された決済用URLは、利用者の空間の利用の終了が認識された場合、または、決済用URLの読み込みがあった場合に、無効化され、近距離無線通信端末を介して送信する決済用URLが削除される。そのため、決済用URLが複製されて持ち出されることを回避することができる。
このように、第2発明の料金決済システムによれば、簡易かつより確実に決済が可能となる。
第3発明の料金決済システムは、第1または第2発明において、
前記決済用URLは、URLを固定させた固定決済用URLであって、
前記決済管理装置は、
前記決済用URL生成工程において、前記空間利用認識工程により前記利用者の前記空間の利用が認識された場合に、前記決済用URLの生成に代えてワンタイムコードを生成し、
前記決済用URL生成工程により生成されたワンタイムコードを前記空間内のコード表示部に表示するコード表示工程を実行し、
前記利用者端末は、
決済用URL有効判定工程において、前記コード表示工程においてコード表示部に表示されたワンタイムコードの入力により決済用URLが有効か否かを前記管理装置に問い合わせることを特徴とする。
第3発明の料金決済システムによれば、例えば、空間内の近距離無線通信端末を介して送信する決済用URLが変更できないような場合のように、決済用URLをその都度動的に生成できない固定決済用URLである場合でも、決済管理装置が、決済用URLの生成に代えてワンタイムコードを生成し、これを空間内のコード表示部に表示する。そして、利用者端末に、生成されたワンタイムコードが入力されることにより決済用URLが有効であると判定することが可能となる。
このように、第3発明の料金決済システムによれば、例えば、空間内の近距離無線通信端末を介して送信する決済用URLが変更できないような場合にも、簡易かつ確実に決済が可能となる。
本実施形態の料金決済システムの概要を示すシステム構成図。 図1の料金決済システムにおける処理内容を示すフローチャート。 図1の料金決済システムにおける処理内容を示すフローチャート。 図3の処理内容の変更例を示すフローチャート。
図1に示すように、本実施形態の料金決済システムは、複数の空間Xを時間貸しする店舗側に設けられた店舗側端末1と、空間Xを時間借りする利用者側に設けられた利用者端末2と、該店舗側端末1に接続され、空間Xの利用状況から決済を行う決済管理装置3と、空間Xにおいて決済用URLを送信する近距離無線通信端末であるNFC端末4を備える。
ここで、空間Xとしては、例えば、ホテルの客室、飲食店の個室や座席、興行における客席のほか、美容院や英会話教室などにおける予約等など、予約により一定の空間を一定時間占有するものをすべて包含する概念である。
まず、店舗側端末1は、例えば、POS端末であり、少なくとも各空間の利用代金を管理する装置であって、各空間Xの決済管理装置3との間で、利用代金の情報の授受を行う。
次に、利用者端末2は、例えば、ホテルなどの客室である空間を利用するユーザのスマートフォンやタブレット等のユーザ端末であって、少なくともインターネット等のネットワークに接続可能なものである。
次に、決済管理装置3は、各空間のコンピュータやテレビやタブレットなどのインタフェースであって、少なくともタッチパネルまたはキーボード/テンキーなどの入力手段を備え、LANに接続可能な端末である。
決済管理装置3は、主に、決済用URLを紹介するためのNFCコードの生成およびその管理と、店舗側端末1から取得した空間Xの料金情報に基づく決済処理とをネットワーク通信により利用者端末2との間で行う。
より具体的には、決済管理装置3は、店舗側端末1から取得した料金情報に基づいて料金画面を生成し、これをネットワーク通信により利用者端末2に表示する。
また、決済管理装置3は、必要に応じて、各空間Xの状態(例えば、ホテルの客室の場合には『在室』,『空室』,『清掃』,『予約』等の状態)を管理する管理コンピュータとしての機能を有することが望ましい。
決済管理装置3は、ネットワークを介して、クレジットカード会社などの決済実行者サーバ5に接続され、決済実行者サーバ5により生成された決済画面(クレジットカード情報を入力)を利用者端末2に中継すると共に、決済実行者サーバ5による決済結果を利用者端末2に通知する。
なお、決済管理装置3と店舗側端末1と決済実行者サーバ5とは、その一部または全部が一体に構成されてもよい。
NFC端末4は、例えば、近距離無線通信であるRFID、Bluetooth(登録商標)、Beacon、IrDA、ZigBeeの一部または全部の規格に対応した通信を行う端末であって、後述する決済管理装置3が生成するNFCコードの書き換えが可能となっている。
以上が本実施形態の料金決済システムである。なお、以上の構成において、利用代金決済システムの店舗側端末1、利用者端末2、決済管理装置3、決済実行者サーバ5は、それぞれ例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only memory)、RAM(Random Access Memory)等のハードウェアにより構成され、後述する各種処理を実行するプログラムをメモリ(不図示)に記憶保持し、そのプログラムを実行することにより、各種処理を実行するための演算装置(シーケンサ)として機能する。
次に、図2および図3を参照して、以上のように構成された料金決済システムの処理内容について説明する。
初めに、図2を参照して、決済管理装置3により実行される決済用URLを紹介するためのNFCコードおよびNFC端末4を介した決済用URLを送信する処理内容を説明する。
まず、決済管理装置3により、空間Xへの利用開始(例えば、ホテルの客室の場合には入室)が認識されると(図2/STEP11でYES、本発明の空間利用認識工程に相当する)、決済用URLを紹介するためのNFCコードが生成される(図2/STEP12、本発明の決済用URL生成工程に相当する)。
ここでNFCコードとして、決済用URLのほか、店舗IDや客室(テーブル)ID等を識別するコードが埋め込まれた固有のURLがその都度生成されるが、これに限定されるものではなく、単なる決済用のURLのみをその都度生成してもよい。
一方、決済管理装置3により、空間Xへの利用開始(例えば、ホテルの客室の場合には入室)が認識されるまでは(図2/STEP11でNO、本発明の空間利用認識工程に相当する)、このチェック処理を一定の処理周期で繰り返し実行する。
STEP12で、決済用URLを紹介するためのNFCコードが生成されると、決済管理装置3は、生成したNFCコードを利用開始した空間XのNFC端末4にコードセットすることにより、NFC端末4を介して決済用URLを送信可能とする(図2/STEP13、本発明の決済用URL送信工程に相当する)。
次いで、決済管理装置3により、空間Xへの利用終了(例えば、ホテルの客室の場合には退室)が認識されると(図2/STEP14でYES、本発明の空間利用認識工程に相当する)、STEP12で生成した決済用URLを紹介するためのNFCコードを無効化し(図2/STEP15、本発明の決済用URL無効化工程に相当する)、STEP13でNFC端末4にコードセットしたNFCコードを削除する(図2/STEP16、本発明の決済用URL削除工程に相当する)。
このように、利用者の空間Xの利用の終了が認識された場合に、その決済用URLが無効化され、NFC端末4にコードセットしたNFCコードが削除されることで、決済用URLが複製されて持ち出されることを回避することができる。
一方、決済管理装置3により、空間Xへの利用終了(例えば、ホテルの客室の場合には退室)が認識されるまでは(図2/STEP14でNO、本発明の空間利用認識工程に相当する)、このチェック処理を一定の処理周期で繰り返し実行する。
以上が、決済管理装置3により実行される決済用URLを紹介するためのNFCコードおよびNFC端末4を介した決済用URLを送信する処理内容である。
次に、図3を参照して、利用者端末2と決済管理装置3とによる決済処理内容を説明する。
まず、当該空間Xの利用の決済に際して、利用者が利用者端末2を操作することにより、NFC端末4を介した送信されたNFCコードである決済用URLが利用者端末2に読み込まれる(図3/STEP21、本発明の決済用URL読み込み工程に相当する)。
これにより、利用者端末2がNFCコードに埋め込まれた決済用URLにアクセスされ、決済管理装置3との間で決済処理が開始される。
このとき、同時に、決済管理装置3では、決済用URLを紹介するためのNFCコードが無効化され(本発明の決済用URL無効化工程に相当する)、NFC端末4にコードセットしたNFCコードを削除する処理が実行される(本発明の決済用URL削除工程に相当する)。
このように、決済用URLを紹介するためのNFCコードの読み込みがあった場合に、そのNFCコードが無効化され、NFC端末4にコードセットしたNFCコードが削除されることで、決済用URLが複製されて持ち出されることを回避することができる。
なお、この場合には、決済管理装置3により、決済用URLを紹介するためのNFCコードが再生成され、再生成されたNFCコードが空間XのNFC端末4にコードセットされる。
そして、決済管理装置3において当該NFCコードである決済用URLが有効であれば(図3/STEP22でYES、本発明の決済用URL有効判定工程に相当する)、決済管理装置3は、店舗側端末1から当該空間Xの利用代金(金額)を取得し、取得した利用代金を決済実行者サーバ5に送信する。そして、決済管理装置3は、決済実行者サーバ5により生成された決済画面(クレジットカード情報を入力)を利用者端末2に中継して、利用者端末2の画面に表示させる(図3/STEP23、本発明の決済画面表示工程に相当する)。
次に、利用者端末2に表示された決済画面に従って、利用者が決済処理を実行し(本発明の決済実行工程に相当する)、決済実行者サーバ5との間で決済が成功すれば(図3/STEP24でYES)、決済管理装置3は決済成功通知を利用者端末2に送信する(図3/STEP25)。
これにより、空間Xの利用代金の支払いが完了したことを以って、空間Xの利用が終了される(例えば、ホテルの客室の場合には退室に必要な処理(出入り口の解錠、車庫のシャッターのオープンなど)が実行される)。
一方、決済実行者サーバ5との間で決済が成功しない場合(図3/STEP24でNO)、決済管理装置3は決済失敗通知を利用者端末2に送信する(図3/STEP26)。
この場合には、決済管理装置3により、決済用URLを紹介するためのNFCコードが再生成され、再生成されたNFCコードが空間XのNFC端末4にコードセットされる。
以上が、利用者端末2と決済管理装置3とによる決済処理内容である。
以上説明したように、本実施形態の料金決済システムによれば、空間利用認識工程により利用者の空間の利用が認識された場合に、該空間の利用代金決済する決済用URLが生成される。そのため、予め空間の利用により決済用URLが生成されているため、カード決済の度毎にコード等を生成することがなく、決済までに時間と手間を要することもない。
一方で、決済用URLは、空間利用認識工程により空間の利用毎に生成されるため、固定されたコード等を設ける場合のように、複製などのセキュリティ上の問題が生じることもない。
このように、本実施形態の料金決済システムによれば、簡易かつ確実に決済が可能となる。
なお、本実施形態においては、決済管理装置3は、NFCコードとして、決済用URLがその都度生成されて、書き換え可能なNFC端末4を介して、その都度コードセットされる場合について説明したが、これに限定されるものではなく、(例えば、NFC端末40が書き換え不可で)固定の決済用URLのみを紹介する場合であってもよい。
この場合には、NFC端末40を介して、利用者端末2から固定のNFCコードが読み込まれて決済用のURLにアクセスがなされた後(STEP21〜22)、空間X毎に付与されたID(例えば、ホテルの客室の場合には各ホテルの客室毎に付与されたID)を入力する入力画面が表示される。ここでのIDは、固定された静的なIDであっても、利用毎または一定時間で更新される動的なIDであってもよい。
なお、IDは、決済用URL生成工程において、決済用URLの生成に代えて生成されるワンタイムコードであることが望ましい。ワンタイムコードは、例えば、ホテルの客室のディスプレイであるコード表示部40´に表示される。
そして、利用者がID入力画面に従ってIDを入力することで、(入力されたIDが有効か否か判断された上で)決済管理装置3は、店舗側端末1から当該空間Xの利用代金(金額)を取得し、取得した利用代金を決済実行者サーバ5に送信する。そして、決済管理装置3は、決済実行者サーバ5により生成された決済画面(クレジットカード情報を入力)を利用者端末2に中継して、利用者端末2の画面に表示させる(STEP23)。
このように、特に、ワンタイムコードがその都度動的に生成され表示されることで、空間内の近距離無線通信端末を介して送信する決済用URLが変更できないような場合にも、簡易かつ確実に決済が可能となる。
なお、本実施形態において、図3に示した利用者端末2と決済管理装置3とによる決済処理は、図4に示すように変更されてよい。
図4は、会員サイトを利用した利用者端末2と決済管理装置3とによる決済処理である。なお、図3と同一の処理については、同一のSTEP番号を付して、その説明を省略する。
図4において、決済管理装置3において当該NFCコードである決済用URLが有効であれば(図3/STEP22でYES、本発明の決済用URL有効判定工程に相当する)、決済管理装置3は、(決済画面表示に代えて)会員用画面を利用者端末2に表示する(図4/STEP33)。
次に、利用者端末2に表示された会員用画面に従って、利用者がログイン処理を実行し、決済管理装置3との間でログインが成功すれば(図4/STEP34でYES)、決済管理装置3はログイン成功通知を利用者端末2に送信し(図4/STEP35)、その会員サイトにおいて会員システムの決済処理(例えば、クレジットカードによる決済のほか、電子マネーやポイントによる清算、本発明の決済画面表示工程および決済実行工程に相当する)が実行される。
一方、決済管理装置3との間でログインが成功しない場合(図4/STEP34でNO)、決済管理装置3はログイン失敗通知を利用者端末2に送信する(図4/STEP36)。この場合には、(図3と同様に)決済管理装置3により、決済用URLを紹介するためのNFCコードが再生成され、再生成されたNFCコードが空間XのNFC端末4にコードセットされる。
以上が、会員サイトを利用した利用者端末2と決済管理装置3とによる決済処理である。
なお、上述の各実施形態において、決済用URLを紹介するためのNFCコードは、空間Xの利用毎に生成され(図2/STEP11,12)、その有効性が判定されるが(図3/STEP22,図4/STEP22)、これに加えてまたは代えて、生成された決済用URLを紹介するためのNFCコードに時間制限を設けて、制限時間内のみ有効としてもよい。これにより、複製防止をより確実に担保することが可能となる。
1…店舗側端末、2…利用者端末、3…決済管理装置、4,40…NFC端末(近距離無線通信端末),40´…ディスプレイ(コード表示部)、5…決済実行者サーバ、X…空間。
第1発明の料金決済システムは、
空間を時間貸しする店舗側に設けられた店舗側端末と、該空間を時間借りする利用者側に設けられた利用者端末と、該店舗側端末に接続され、該空間の利用状況から決済を行う決済管理装置とを備える料金決済システムにおいて、
前記決済管理装置により、
前記利用者の前記空間の利用を認識する空間利用認識工程と、
前記空間利用認識工程により前記利用者の前記空間の利用が認識された場合に、該空間の利用代金決済する決済用URLを生成する決済用URL生成工程と、
前記決済用URL生成工程により生成された前記決済用URLを前記空間内の近距離無線通信端末を介して送信する決済用URL送信工程と
が実行され、
前記利用者端末により、
前記決済用URL送信工程により前記空間内の前記近距離無線通信端末を介して送信された決済用URLに読み込むことにより該決済用URLへのアクセスを行う決済用URL読み込み工程と、
前記決済用URL読み込み工程により読み込まれた決済用URLが有効か否かを前記管理装置に問い合わせる決済用URL有効判定工程と、
前記決済用URL有効判定工程により決済用URLが有効である場合に、前記決済管理装置から取得される決済金額を案内する決済画面を表示する決済画面表示工程と、
前記決済画面表示工程により表示された前記決済画面により決済を実行する決済実行工程と
が実行され
前記決済管理装置により、
前記空間利用認識工程において前記利用者の前記空間の利用の終了が認識された場合は、前記決済用URL生成工程により生成された決済用URLを無効化する決済用URL無効化工程と、前記決済用URL送信工程により前記近距離無線通信端末を介して送信する決済用URLを削除する決済用URL削除工程とが実行された後決済用URLが再生成されない一方、前記決済用URL読み込み工程における決済用URLの読み込みにより前記利用者端末との間の決済処理が開始された場合は、前記決済用URL生成工程により生成された決済用URLを無効化する決済用URL無効化工程と、前記決済用URL送信工程により前記近距離無線通信端末を介して送信する決済用URLを削除する決済用URL削除工程とが実行された後、前記決済画面表示工程により表示された前記決済画面により決済が成功しないときに決済用URLが再生成されることを特徴とする
また、発明の料金決済システムによれば、生成された決済用URLは、利用者の空間の利用の終了が認識された場合、または、決済用URLの読み込みがあった場合に、無効化され、近距離無線通信端末を介して送信する決済用URLが削除される。そのため、決済用URLが複製されて持ち出されることを回避することができる。
このように、第発明の料金決済システムによれば、簡易かつより確実に決済が可能となる。
発明の料金決済システムは、第1発明において、
前記決済用URLは、URLを固定させた固定決済用URLであって、
前記決済管理装置は、
前記決済用URL生成工程において、前記空間利用認識工程により前記利用者の前記空間の利用が認識された場合に、前記決済用URLの生成に代えてワンタイムコードを生成し、
前記決済用URL生成工程により生成されたワンタイムコードを前記空間内のコード表示部に表示するコード表示工程を実行し、
前記利用者端末は、
決済用URL有効判定工程において、前記コード表示工程においてコード表示部に表示されたワンタイムコードの入力により決済用URLが有効か否かを前記管理装置に問い合わせることを特徴とする。
発明の料金決済システムによれば、例えば、空間内の近距離無線通信端末を介して送信する決済用URLが変更できないような場合のように、決済用URLをその都度動的に生成できない固定決済用URLである場合でも、決済管理装置が、決済用URLの生成に代えてワンタイムコードを生成し、これを空間内のコード表示部に表示する。そして、利用者端末に、生成されたワンタイムコードが入力されることにより決済用URLが有効であると判定することが可能となる。
このように、第発明の料金決済システムによれば、例えば、空間内の近距離無線通信端末を介して送信する決済用URLが変更できないような場合にも、簡易かつ確実に決済が可能となる。
本発明の料金決済システムは、空間を時間貸しする店舗側に設けられた店舗側端末と、該空間を時間借りする利用者側に設けられた利用者端末と、該店舗側端末に接続され、該空間の利用状況から決済を行う決済管理装置とを備える料金決済システムである。
従来、この種の代金決済システムとしては、下記特許文献1に示すように、
利用者がカード決済によって取引を行う際に、店舗側に表示するQRコード(登録商標)を生成して店舗側に表示させる。そして、店舗側に表示されたQRコード(登録商標)が利用者端末装置により読み取られることによって決済が実行される。
特開2012−216155号公報
かかる従来の代金決済システムによれば、クレジットカードや当該クレジットカードの情報を読み取る専用端末を用いることなく、店頭でオンライン決済を行うことが可能となるが、カード決済の度毎にQRコード(登録商標)を生成することになり、決済までに時間と手間を要することになる。
一方で、予め固定されたQRコード(登録商標)を店舗側に設けた場合には、複製などが容易に可能となりセキュリティ上の問題がある。
以上の事情に鑑みて、本発明は、簡易かつ確実に決済を可能とする料金決済システムを提供すること目的とする。
第1発明の料金決済システムは、
空間を時間貸しする店舗側に設けられた店舗側端末と、該空間を時間借りする利用者側に設けられた利用者端末と、該店舗側端末に接続され、該空間の利用状況から決済を行う決済管理装置とを備える料金決済システムにおいて、
前記決済管理装置により、
前記利用者の前記空間の利用を認識する空間利用認識工程と、
前記空間利用認識工程により前記利用者の前記空間の利用が認識された場合に、該空間の利用代金決済する決済用URLにアクセスするためのNFCコードを生成する決済用URL生成工程と、
前記決済用URL生成工程により生成された前記NFCコードを前記空間内の近距離無線通信端末を介して送信する決済用URL送信工程と
が実行され、
前記利用者端末により、
前記決済用URL送信工程により前記空間内の前記近距離無線通信端末を介して送信されたNFCコードを読み込むことにより前記決済用URLへのアクセスを行う決済用URL読み込み工程と、
前記決済用URL読み込み工程により読み込まれたNFCコードを前記決済管理装置に送信し、該NFCコード有効か否かを前記決済管理装置に判定させる決済用URL有効判定工程と、
前記決済用URL有効判定工程によりNFCコードが有効である場合に、前記決済管理装置から取得される決済金額を案内する決済画面を表示する決済画面表示工程と、
前記決済画面表示工程により表示された前記決済画面により決済を実行する決済実行工程と
が実行され、
前記決済管理装置により、
前記空間利用認識工程において前記利用者の前記空間の利用の終了が認識された場合は、前記決済用URL生成工程により生成されたNFCコードを無効化する決済用URL無効化工程と、前記決済用URL送信工程により前記近距離無線通信端末を介して送信するNFCコードを削除する決済用URL削除工程とが実行された後決済用URLにアクセスするためのNFCコードが再生成されない一方、前記決済用URL読み込み工程におけるNFCコードの読み込みにより前記利用者端末との間の決済処理が開始された場合は、前記決済用URL生成工程により生成されたNFCコードを無効化する決済用URL無効化工程と、前記決済用URL送信工程により前記近距離無線通信端末を介して送信するNFCコードを削除する決済用URL削除工程とが実行された後、前記決済画面表示工程により表示された前記決済画面により決済が成功しないときに決済用URLにアクセスするためのNFCコードが再生成されることを特徴とする。
第1発明の料金決済システムによれば、空間利用認識工程により利用者の空間の利用が認識された場合に、該空間の利用代金決済する決済用URLにアクセスするためのNFCコードが生成される。そのため、予め空間の利用によりNFCコードが生成されているため、カード決済の度毎にコード等を生成することがなく、決済までに時間と手間を要することもない。
一方で、決済用URLにアクセスするためのNFCコードは、空間利用認識工程により空間の利用毎に生成されるため、固定されたコード等を設ける場合のように、複製などのセキュリティ上の問題が生じることもない。
このように、第1発明の料金決済システムによれば、簡易かつ確実に決済が可能となる。
また、第1発明の料金決済システムによれば、生成された決済用URLにアクセスするためのNFCコードは、利用者の空間の利用の終了が認識された場合、または、決済用URLにアクセスするためのNFCコードの読み込みがあった場合に、無効化され、近距離無線通信端末を介して送信する決済用URLにアクセスするためのNFCコードが削除される。そのため、決済用URLにアクセスするためのNFCコードが複製されて持ち出されることを回避することができる。
このように、第1発明の料金決済システムによれば、簡易かつより確実に決済が可能となる。
第2発明の料金決済システムは、第1発明において、
前記NFCコードは、URLを固定させた固定決済用NFCコードであって、
前記決済管理装置は、
前記決済用URL生成工程において、前記空間利用認識工程により前記利用者の前記空間の利用が認識された場合に、前記NFCコードの生成に代えてワンタイムコードを生成し、
前記決済用URL生成工程により生成されたワンタイムコードを前記空間内のコード表示部に表示するコード表示工程を実行し、
前記利用者端末は、
決済用URL有効判定工程において、前記コード表示工程においてコード表示部に表示されたワンタイムコードを前記決済管理装置に送信し、該ワンタイムコードが有効か否かを前記決済管理装置に判定させることを特徴とする。
第2発明の料金決済システムによれば、例えば、空間内の近距離無線通信端末を介して送信する決済用URLにアクセスするためのNFCコードが変更できないような場合のように、NFCコードをその都度動的に生成できない固定決済用NFCコードである場合でも、決済管理装置が、NFCコードの生成に代えてワンタイムコードを生成し、これを空間内のコード表示部に表示する。そして、利用者端末に、生成されたワンタイムコードが入力されることによりNFCコードが有効であると判定することが可能となる。
このように、第2発明の料金決済システムによれば、例えば、空間内の近距離無線通信端末を介して送信する決済用URLにアクセスするためのNFCコードが変更できないような場合にも、簡易かつ確実に決済が可能となる。
本実施形態の料金決済システムの概要を示すシステム構成図。 図1の料金決済システムにおける処理内容を示すフローチャート。 図1の料金決済システムにおける処理内容を示すフローチャート。 図3の処理内容の変更例を示すフローチャート。
図1に示すように、本実施形態の料金決済システムは、複数の空間Xを時間貸しする店舗側に設けられた店舗側端末1と、空間Xを時間借りする利用者側に設けられた利用者端末2と、該店舗側端末1に接続され、空間Xの利用状況から決済を行う決済管理装置3と、空間Xにおいて決済用URLを送信する近距離無線通信端末であるNFC端末4を備える。
ここで、空間Xとしては、例えば、ホテルの客室、飲食店の個室や座席、興行における客席のほか、美容院や英会話教室などにおける予約等など、予約により一定の空間を一定時間占有するものをすべて包含する概念である。
まず、店舗側端末1は、例えば、POS端末であり、少なくとも各空間の利用代金を管理する装置であって、各空間Xの決済管理装置3との間で、利用代金の情報の授受を行う。
次に、利用者端末2は、例えば、ホテルなどの客室である空間を利用するユーザのスマートフォンやタブレット等のユーザ端末であって、少なくともインターネット等のネットワークに接続可能なものである。
次に、決済管理装置3は、各空間のコンピュータやテレビやタブレットなどのインタフェースであって、少なくともタッチパネルまたはキーボード/テンキーなどの入力手段を備え、LANに接続可能な端末である。
決済管理装置3は、主に、決済用URLを紹介するためのNFCコードの生成およびその管理と、店舗側端末1から取得した空間Xの料金情報に基づく決済処理とをネットワーク通信により利用者端末2との間で行う。
より具体的には、決済管理装置3は、店舗側端末1から取得した料金情報に基づいて料金画面を生成し、これをネットワーク通信により利用者端末2に表示する。
また、決済管理装置3は、必要に応じて、各空間Xの状態(例えば、ホテルの客室の場合には『在室』,『空室』,『清掃』,『予約』等の状態)を管理する管理コンピュータとしての機能を有することが望ましい。
決済管理装置3は、ネットワークを介して、クレジットカード会社などの決済実行者サーバ5に接続され、決済実行者サーバ5により生成された決済画面(クレジットカード情報を入力)を利用者端末2に中継すると共に、決済実行者サーバ5による決済結果を利用者端末2に通知する。
なお、決済管理装置3と店舗側端末1と決済実行者サーバ5とは、その一部または全部が一体に構成されてもよい。
NFC端末4は、例えば、近距離無線通信であるRFID、Bluetooth、Beacon、IrDA、ZigBeeの一部または全部の規格に対応した通信を行う端末であって、後述する決済管理装置3が生成するNFCコードの書き換えが可能となっている。
以上が本実施形態の料金決済システムである。なお、以上の構成において、利用代金決済システムの店舗側端末1、利用者端末2、決済管理装置3、決済実行者サーバ5は、それぞれ例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only memory)、RAM(Random Access Memory)等のハードウェアにより構成され、後述する各種処理を実行するプログラムをメモリ(不図示)に記憶保持し、そのプログラムを実行することにより、各種処理を実行するための演算装置(シーケンサ)として機能する。
次に、図2および図3を参照して、以上のように構成された料金決済システムの処理内容について説明する。
初めに、図2を参照して、決済管理装置3により実行される決済用URLを紹介するためのNFCコードおよびNFC端末4を介した決済用URLを送信する処理内容を説明する。
まず、決済管理装置3により、空間Xへの利用開始(例えば、ホテルの客室の場合には入室)が認識されると(図2/STEP11でYES、本発明の空間利用認識工程に相当する)、決済用URLを紹介するためのNFCコードが生成される(図2/STEP12、本発明の決済用URL生成工程に相当する)。
ここでNFCコードとして、決済用URLのほか、店舗IDや客室(テーブル)ID等を識別するコードが埋め込まれた固有のURLがその都度生成されるが、これに限定されるものではなく、単なる決済用のURLのみをその都度生成してもよい。
一方、決済管理装置3により、空間Xへの利用開始(例えば、ホテルの客室の場合には入室)が認識されるまでは(図2/STEP11でNO、本発明の空間利用認識工程に相当する)、このチェック処理を一定の処理周期で繰り返し実行する。
STEP12で、決済用URLを紹介するためのNFCコードが生成されると、決済管理装置3は、生成したNFCコードを利用開始した空間XのNFC端末4にコードセットすることにより、NFC端末4を介して決済用URLを送信可能とする(図2/STEP13、本発明の決済用URL送信工程に相当する)。
次いで、決済管理装置3により、空間Xへの利用終了(例えば、ホテルの客室の場合には退室)が認識されると(図2/STEP14でYES、本発明の空間利用認識工程に相当する)、STEP12で生成した決済用URLを紹介するためのNFCコードを無効化し(図2/STEP15、本発明の決済用URL無効化工程に相当する)、STEP13でNFC端末4にコードセットしたNFCコードを削除する(図2/STEP16、本発明の決済用URL削除工程に相当する)。
このように、利用者の空間Xの利用の終了が認識された場合に、その決済用URLが無効化され、NFC端末4にコードセットしたNFCコードが削除されることで、決済用URLが複製されて持ち出されることを回避することができる。
一方、決済管理装置3により、空間Xへの利用終了(例えば、ホテルの客室の場合には退室)が認識されるまでは(図2/STEP14でNO、本発明の空間利用認識工程に相当する)、このチェック処理を一定の処理周期で繰り返し実行する。
以上が、決済管理装置3により実行される決済用URLを紹介するためのNFCコードおよびNFC端末4を介した決済用URLを送信する処理内容である。
次に、図3を参照して、利用者端末2と決済管理装置3とによる決済処理内容を説明する。
まず、当該空間Xの利用の決済に際して、利用者が利用者端末2を操作することにより、NFC端末4を介した送信されたNFCコードである決済用URLが利用者端末2に読み込まれる(図3/STEP21、本発明の決済用URL読み込み工程に相当する)。
これにより、利用者端末2がNFCコードに埋め込まれた決済用URLにアクセスされ、決済管理装置3との間で決済処理が開始される。
このとき、同時に、決済管理装置3では、決済用URLを紹介するためのNFCコードが無効化され(本発明の決済用URL無効化工程に相当する)、NFC端末4にコードセットしたNFCコードを削除する処理が実行される(本発明の決済用URL削除工程に相当する)。
このように、決済用URLを紹介するためのNFCコードの読み込みがあった場合に、そのNFCコードが無効化され、NFC端末4にコードセットしたNFCコードが削除されることで、決済用URLが複製されて持ち出されることを回避することができる。
なお、この場合には、決済管理装置3により、決済用URLを紹介するためのNFCコードが再生成され、再生成されたNFCコードが空間XのNFC端末4にコードセットされる。
そして、決済管理装置3において当該NFCコードである決済用URLが有効であれば(図3/STEP22でYES、本発明の決済用URL有効判定工程に相当する)、決済管理装置3は、店舗側端末1から当該空間Xの利用代金(金額)を取得し、取得した利用代金を決済実行者サーバ5に送信する。そして、決済管理装置3は、決済実行者サーバ5により生成された決済画面(クレジットカード情報を入力)を利用者端末2に中継して、利用者端末2の画面に表示させる(図3/STEP23、本発明の決済画面表示工程に相当する)。
次に、利用者端末2に表示された決済画面に従って、利用者が決済処理を実行し(本発明の決済実行工程に相当する)、決済実行者サーバ5との間で決済が成功すれば(図3/STEP24でYES)、決済管理装置3は決済成功通知を利用者端末2に送信する(図3/STEP25)。
これにより、空間Xの利用代金の支払いが完了したことを以って、空間Xの利用が終了される(例えば、ホテルの客室の場合には退室に必要な処理(出入り口の解錠、車庫のシャッターのオープンなど)が実行される)。
一方、決済実行者サーバ5との間で決済が成功しない場合(図3/STEP24でNO)、決済管理装置3は決済失敗通知を利用者端末2に送信する(図3/STEP26)。
この場合には、決済管理装置3により、決済用URLを紹介するためのNFCコードが再生成され、再生成されたNFCコードが空間XのNFC端末4にコードセットされる。
以上が、利用者端末2と決済管理装置3とによる決済処理内容である。
以上説明したように、本実施形態の料金決済システムによれば、空間利用認識工程により利用者の空間の利用が認識された場合に、該空間の利用代金決済する決済用URLが生成される。そのため、予め空間の利用により決済用URLが生成されているため、カード決済の度毎にコード等を生成することがなく、決済までに時間と手間を要することもない。
一方で、決済用URLは、空間利用認識工程により空間の利用毎に生成されるため、固定されたコード等を設ける場合のように、複製などのセキュリティ上の問題が生じることもない。
このように、本実施形態の料金決済システムによれば、簡易かつ確実に決済が可能となる。
なお、本実施形態においては、決済管理装置3は、NFCコードとして、決済用URLがその都度生成されて、書き換え可能なNFC端末4を介して、その都度コードセットされる場合について説明したが、これに限定されるものではなく、(例えば、NFC端末40が書き換え不可で)固定の決済用URLのみを紹介する場合であってもよい。
この場合には、NFC端末40を介して、利用者端末2から固定のNFCコードが読み込まれて決済用のURLにアクセスがなされた後(STEP21〜22)、空間X毎に付与されたID(例えば、ホテルの客室の場合には各ホテルの客室毎に付与されたID)を入力する入力画面が表示される。ここでのIDは、固定された静的なIDであっても、利用毎または一定時間で更新される動的なIDであってもよい。
なお、IDは、決済用URL生成工程において、決済用URLの生成に代えて生成されるワンタイムコードであることが望ましい。ワンタイムコードは、例えば、ホテルの客室のディスプレイであるコード表示部40´に表示される。
そして、利用者がID入力画面に従ってIDを入力することで、決済管理装置3は、店舗側端末1から当該空間Xの利用代金(金額)を取得し、取得した利用代金を決済実行者サーバ5に送信する。そして、決済管理装置3は、決済実行者サーバ5により生成された決済画面(クレジットカード情報を入力)を利用者端末2に中継して、利用者端末2の画面に表示させる(STEP23)。
このように、特に、ワンタイムコードがその都度動的に生成され表示されることで、空間内の近距離無線通信端末を介して送信する決済用URLが変更できないような場合にも、簡易かつ確実に決済が可能となる。
なお、本実施形態において、図3に示した利用者端末2と決済管理装置3とによる決済処理は、図4に示すように変更されてよい。
図4は、会員サイトを利用した利用者端末2と決済管理装置3とによる決済処理である。なお、図3と同一の処理については、同一のSTEP番号を付して、その説明を省略する。
図4において、決済管理装置3において当該NFCコードである決済用URLが有効であれば(図3/STEP22でYES、本発明の決済用URL有効判定工程に相当する)、決済管理装置3は、(決済画面表示に代えて)会員用画面を利用者端末2に表示する(図4/STEP33)。
次に、利用者端末2に表示された会員用画面に従って、利用者がログイン処理を実行し、決済管理装置3との間でログインが成功すれば(図4/STEP34でYES)、決済管理装置3はログイン成功通知を利用者端末2に送信し(図4/STEP35)、その会員サイトにおいて会員システムの決済処理(例えば、クレジットカードによる決済のほか、電子マネーやポイントによる清算、本発明の決済画面表示工程および決済実行工程に相当する)が実行される。
一方、決済管理装置3との間でログインが成功しない場合(図4/STEP34でNO)、決済管理装置3はログイン失敗通知を利用者端末2に送信する(図4/STEP36)。この場合には、(図3と同様に)決済管理装置3により、決済用URLを紹介するためのNFCコードが再生成され、再生成されたNFCコードが空間XのNFC端末4にコードセットされる。
以上が、会員サイトを利用した利用者端末2と決済管理装置3とによる決済処理である。
なお、上述の各実施形態において、決済用URLを紹介するためのNFCコードは、空間Xの利用毎に生成され(図2/STEP11,12)、その有効性が判定されるが(図3/STEP22,図4/STEP22)、これに加えてまたは代えて、生成された決済用URLを紹介するためのNFCコードに時間制限を設けて、制限時間内のみ有効としてもよい。これにより、複製防止をより確実に担保することが可能となる。
1…店舗側端末、2…利用者端末、3…決済管理装置、4,40…NFC端末(近距離無線通信端末),40´…ディスプレイ(コード表示部)、5…決済実行者サーバ、X…空間。

Claims (3)

  1. 空間を時間貸しする店舗側に設けられた店舗側端末と、該空間を時間借りする利用者側に設けられた利用者端末と、該店舗側端末に接続され、該空間の利用状況から決済を行う決済管理装置とを備える料金決済システムにおいて、
    前記決済管理装置により、
    前記利用者の前記空間の利用を認識する空間利用認識工程と、
    前記空間利用認識工程により前記利用者の前記空間の利用が認識された場合に、該空間の利用代金決済する決済用URLを生成する決済用URL生成工程と、
    前記決済用URL生成工程により生成された前記決済用URLを前記空間内の近距離無線通信端末を介して送信する決済用URL送信工程と
    が実行され、
    前記利用者端末により、
    前記決済用URL送信工程により前記空間内の前記近距離無線通信端末を介して送信された決済用URLに読み込む決済用URL読み込み工程と、
    前記決済用URL読み込み工程により読み込まれた決済用URLが有効か否かを前記管理装置に問い合わせる決済用URL有効判定工程と、
    前記決済用URL有効判定工程により決済用URLが有効である場合に、前記決済管理装置から取得される決済金額を案内する決済画面を表示する決済画面表示工程と、
    前記決済画面表示工程により表示された前記決済画面により決済を実行する決済実行工程と
    が実行されることを特徴とする料金決済システム。
  2. 請求項1記載の料金決済システムにおいて、
    前記決済管理装置により、
    前記空間利用認識工程において前記利用者の前記空間の利用の終了が認識された場合、または、前記決済用URL読み込み工程において決済用URLの読み込みがあった場合に、前記決済用URL生成工程により生成された決済用URLを無効化する決済用URL無効化工程と、前記決済用URL送信工程により前記近距離無線通信端末を介して送信する決済用URLを削除する決済用URL削除工程とが実行されることを特徴とする料金決済システム。
  3. 請求項1または2記載の料金決済システムにおいて、
    前記決済用URLは、URLを固定させた固定決済用URLであって、
    前記決済管理装置は、
    前記決済用URL生成工程において、前記空間利用認識工程により前記利用者の前記空間の利用が認識された場合に、前記決済用URLの生成に代えてワンタイムコードを生成し、
    前記決済用URL生成工程により生成されたワンタイムコードを前記空間内のコード表示部に表示するコード表示工程を実行し、
    前記利用者端末は、
    決済用URL有効判定工程において、前記コード表示工程においてコード表示部に表示されたワンタイムコードの入力により決済用URLが有効か否かを前記管理装置に問い合わせることを特徴とする料金決済システム。
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