JP6109675B2 - 決済システム及び決済方法 - Google Patents

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Description

本発明は,ポイントなどを用いて決済を行う場合の決済システムに関する。
飲食店や宿泊施設など各種の施設を訪れたり,商品やサービスを購入するなどにより,その利用者に対してポイントが付与されることがある。そして付与されたポイントを用いて,商品やサービス購入の対価として支払うことができるものがある。
可搬型通信端末を利用してポイントなどを用いた決済を行う場合,決済時に利用者が可搬型通信端末を操作して決済を行う必要がある。この場合,たとえば図14に示すように,つぎのような処理を伴う。まず,利用者が当該施設に入店したことを認証(チェックイン)するため,所定箇所に設置された読取装置に可搬型通信端末をかざす。そして,決済のためのアプリケーションプログラムを起動し,「ポイント・マネーで支払い」を選択することで,ポイントや電子マネーの残高を所定のサーバに問い合わせる。その問い合わせ後,ポイントや電子マネーで支払う量(ポイント数など)を残高が表示される画面に入力し,再度,所定のサーバに送る。その結果,サーバから再確認の画面が表示され,それに対して「承諾」をすることで,決済が完了した画面が表示される。この画面を施設のスタッフに提示することで,ポイントなどによる支払が完了したことを施設のスタッフに認識させる。この間,利用者の可搬型通信端末と,所定のサーバとの間では,3回程度の通信が発生する。
また,別の方法としては,図15に示すように,決済時に、決済のためのアプリケーションプログラムを起動する。そして,2次元コードなどを可搬型通信端末で表示させる。この場合,可搬型通信端末から所定のサーバに対して決済のために用いる2次元コードを表示させるための通信が行われ,その結果,可搬型通信端末で2次元コードが表示される。そして可搬型通信端末で表示された2次元コードを,施設のスタッフに見せ,施設のスタッフが2次元コードを所定のコードリーダなどで読み取る。またこの際に,利用者は利用するポイントなどの量をスタッフに告知する。これによって,ポイントなどによる決裁が行える。この間,2次元コードを取得するため,利用者の可搬型通信端末と所定のサーバとの間では,少なくとも1回の通信が発生する。
このような従来の決済システムについて下記非特許文献1に示す。
株式会社ぐるなび,"お支払いにポイント・マネーを使う−ぐるなびタッチ",[online],インターネット<URL:http://www.gnavi.co.jp/touch/guide/pointuse/index.html>
ポイントを用いて決済を行う場合,上述のようにたとえば図14に示した方法によれば,可搬型通信端末とサーバとの間で3回程度の通信が発生するので,その間,処理に時間を要する。とくに,有線による通信とは異なり,可搬型通信端末の通信環境がよくない場所では通信時間を要するため,支払を行うために,現金やクレジットカードによる決済などよりも時間が掛かってしまう問題がある。
また図15のように2次元コードなどを用いた場合であっても,2次元コードは画像データとして表示されることから,可搬型通信端末の通信環境がよくない場所では通信時間を要するため,この場合でも,現金やクレジットカードによる決済などよりも時間が掛かってしまう場合がある。
そのため,ポイントなどを用いた決済サービスを利用することは,利用者にとっては現金を使用しないため好都合ではあるが,施設にとっては,ほかの利用者に迷惑が掛かってしまうこともあり,好ましいとはいえない場合もある。また,施設が混雑している時間帯にポイントなどを用いた決済を行おうとすると,後ろに並んでいるほかの利用者の現金による支払いが終わるまで後回しにされる場合もある。
さらに,そもそもポイントなどを用いて決済を行うようなサービスをその施設が提供しているかは,あらかじめインターネットで調べたり,施設のスタッフに尋ねるなどをするしかなく煩雑である。
そこで本発明者はポイントを用いて決済を行う場合であっても,迅速に決済を行うことを可能とする決済システムを発明した。
第1の発明は,施設端末と利用者が利用する可搬型通信端末との間で,アクセスポイントを介さずに直接通信を行うことにより,決済を行う決済システムであって,前記決済システムは,前記施設端末と前記可搬型通信端末との直接の接続が確立後,前記可搬型通信端末またはその利用者の認証処理を実行する認証処理部と,前記認証処理が完了した可搬型通信端末またはその利用者を識別する情報を記憶するリスト記憶部と,決済処理を実行する決済処理部と,を有しており,前記認証処理部は,前記認証処理が終了した可搬型通信端末またはその利用者を識別する情報を追加して前記リスト記憶部に記憶させ,前記決済処理部は,前記利用者の決済の情報を前記可搬型通信端末に直接送り,前記可搬型通信端末から前記決済の情報に対する承認を受け取ると,管理サーバに決済の情報を送る,決済システムである。
従来のポイントなどを用いて決済を行う方法の場合,可搬型通信端末を,ポイントを管理するサーバに接続し,ポイントに関する決済処理を実行することが多かった。そのため,可搬型通信端末をアクセスポイントを介して(多くの場合,インターネット経由で)サーバに接続しているので,可搬型通信端末の通信環境がよくないと,通信に時間を要してしまうことが多かった。
しかし本発明では,可搬型通信端末と施設設置端末とを直接接続している。したがって,アクセスポイントを介さずに通信処理をしているので,簡単に認証処理,決済処理が行える。とくに通信環境に影響がされやすい管理サーバとの通信は,可搬型通信端末が行うのではなく,安定して通信が可能な施設設置端末が行うこととなる。そのため,可搬型通信端末の通信環境に影響されることなく,安定して短時間での処理が可能となる。
上述の発明において,前記認証処理部は,前記可搬型通信端末からの認証処理要求を受け付けると,前記管理サーバに対して,前記可搬型通信端末の利用者に関する情報を問い合わせ,その問い合わせ結果を受け付けると,前記リスト記憶部に可搬型通信端末またはその利用者を識別する情報を追加して記憶させ,前記決済処理部は,前記リスト記憶部に記憶する可搬型通信端末またはその利用者の中から決済を行う利用者の選択を受け付け,利用者の決済の情報を受け付けて前記可搬型通信端末に直接送信し,前記可搬型通信端末から前記決済の情報に対する承認の要求を受け付けると,前記管理サーバに対して,前記利用者の決済の情報を送る,決済システムのように構成することができる。
本発明のように処理をすることでも,上述の技術的効果を達成することができる。
上述の発明において,前記決済システムは,前記施設端末と前記可搬型通信端末との間の接続状況を監視する接続監視部,を有しており,前記接続監視部は,前記施設端末と前記可搬型通信端末との間の接続が,一定時間以上,切断していることを判定した場合には,前記可搬型通信端末またはその利用者を前記リスト記憶部から削除する,決済システムのように構成することができる。
施設設置端末と可搬型通信端末とは近距離無線通信により通信が行われるから,たとえば店内など,限られた範囲が通信圏内となる。そのため,接続が一定時間以上切断している場合には,その利用者はすでに退店していると考えられる。そこで本発明のように処理を実行することで,すでに不要となった利用者を削除するとよい。
上述の発明において,前記決済処理部は、前記可搬型通信端末を介して前記管理サーバに前記決済の情報を送る,決済システムのように構成することができる。
第2の発明は,施設端末と利用者が利用する可搬型通信端末との間で,アクセスポイントを介さずに直接通信を行うことにより,決済を行う決済システムであって,前記決済システムは,前記施設端末と前記可搬型通信端末との直接の接続が確立後,前記可搬型通信端末またはその利用者の認証処理を実行する認証処理部と,前記認証処理が完了した可搬型通信端末またはその利用者を識別する情報を記憶するリスト記憶部と,決済処理を実行する決済処理部と,決済の情報を管理する管理サーバと,を有しており,前記認証処理部は,前記認証処理が終了した可搬型通信端末又はその利用者を識別する情報を追加して前記リスト記憶部に記憶させ,前記決済処理部は,前記利用者の決済の情報を前記可搬型通信端末に直接送り,前記管理サーバは,前記可搬型通信端末から前記決済の情報を受信する,決済システムのように構成することができる。
第3の発明は,利用者が利用する可搬型通信端末との間で,アクセスポイントを介さずに直接通信をして決済を行う施設端末を有する決済システムによる決済方法であって,前記施設端末は,前記可搬型通信端末との直接の接続が確立後,前記可搬型通信端末またはその利用者の認証処理を実行するステップと,前記認証処理が完了した可搬型通信端末またはその利用者を識別する情報を記憶するステップと,前記利用者の決済の情報を前記可搬型通信端末に直接送り,前記可搬型通信端末から前記決済の情報に対する承認を受け取ると,管理サーバに前記決済の情報を送るステップと,を実行する,決済方法のように構成することができる。
また、第4の発明は,利用者が利用する可搬型通信端末との間で,アクセスポイントを介さずに直接通信をして決済を行う施設端末と、該決済の情報を管理する管理サーバとを有する決済システムによる決済方法であって,前記施設端末は,前記可搬型通信端末との直接の接続が確立後,前記可搬型通信端末またはその利用者の認証処理を実行するステップと,前記認証処理が完了した可搬型通信端末またはその利用者を識別する情報を記憶するステップと,前記利用者の決済の情報を前記可搬型通信端末に直接送るステップとを実行し,前記管理サーバは,前記可搬型通信端末から前記決済の情報を受信するステップを実行する,決済方法のように構成することができる。
本発明のように構成することで,決済金額の全部をポイントなどで決済するのではなく,決済金額の一部をポイントなどで決済することも可能となる。
本発明の決済システムを用いることにより,従来のように,決済の際に,可搬型通信端末とサーバとの通信が必要なくなるので,可搬型通信端末の通信環境がよくない場所であっても迅速に決済を行うことができる。そのため,施設が混雑をする時間帯であっても,ポイントなどを用いた決済を行うことができる。
本発明の決済システムのシステム構成の一例を模式的に示す概念図である。 本発明の決済システムで用いるコンピュータのハードウェア構成の一例を模式的に示す図である。 本発明の決済システムにおける処理プロセスの一例を模式的に示すフローチャートである。 管理サーバの一例を模式的に示す図である。 リスト記憶部の一例を模式的に示す図である。 施設設置端末であらたに利用者が認証(チェックイン)した場合に表示する画面の一例である。 施設設置端末で,認証している(チェックインしている)利用者を表示する画面の一例である。 可搬型通信端末で認証(チェックイン)が完了したことを示す画面の一例である。 施設設置端末で決済金額を入力する画面の一例である。 可搬型通信端末で決済金額の承認を行う画面の一例である。 施設設置端末で決済が完了したことを示す画面の一例である。 可搬型通信端末で決済が完了したことを示す画面の一例である。 可搬型通信端末で,決済金額の一部をポイントで支払う場合の画面の一例である。 ポイントで決済を行う場合の従来例の一つを示す図である。 ポイントで決済を行う場合の従来例のほかの一例を示す図である。
本発明の決済システム1のシステム構成の一例の概念図を図1に示す。また,決済システム1を実現するコンピュータのハードウェア構成の一例を模式的に示す。
コンピュータとしては,スマートフォンを含む携帯電話,PHS,PDA,タブレット型コンピュータなどの持ち運び可能な可搬型通信端末3のほか,パーソナルコンピュータ,サーバなどを含む。
コンピュータは,プログラムの演算処理を実行するCPUなどの演算装置70と,情報を記憶するRAMなどの記憶装置71と,ディスプレイなどの表示装置72と,マウスやキーボード,タッチパネルなどの各種入力インターフェイスの入力装置73と,演算装置70の処理結果や記憶装置71に記憶する情報を公衆電話回線,インターネットやLANなどのネットワークを介して送受信する通信装置74とを有している。コンピュータ上で実現する各機能(各手段)は,その処理を実行する手段(プログラムやモジュールなど)が演算装置70に読み込まれることでその処理が実行される。各機能は,記憶装置71に記憶した情報をその処理において使用する場合には,該当する情報を当該記憶装置71から読み出し,読み出した情報を適宜,演算装置70における処理に用いる。
本発明における各手段は,その機能が論理的に区別されているのみであって,物理上あるいは事実上は同一の領域を為していても良い。
可搬型通信端末3は,施設の利用者が利用する携帯電話,スマートフォン,PHS,PDA,タブレット端末,ノート型コンピュータなどの持ち運び可能な通信端末(コンピュータ)である。またブルートゥース(2.4GHz帯の近距離無線通信)や無線LANなどの近距離無線通信が可能であって,それらのアドホック方式による通信が利用可能な通信端末である。アドホック方式とは,アクセスポイントを介さずに,近距離無線通信を利用する通信端末(ノード)間での直接の無線通信が可能な通信方式である。
可搬型通信端末3には,本発明の決済システム1における可搬型通信端末3での処理を実行するアプリケーションプログラムがインストールされている。
施設設置装置は,施設に設置するコンピュータであって,たとえばタブレット端末などがその一例としてある。施設設置装置は,可搬型通信端末3とブルートゥースや無線LANなどのアドホック方式による近距離無線通信が可能な通信端末である。
管理サーバ4は,各施設に設置している施設設置装置と情報の送受信が可能なコンピュータであり,各利用者の属性情報(たとえば利用者の氏名やユーザ名など)やポイント残高の情報(ポイント残高情報)などを記憶している。図4に管理サーバ4の一例を模式的に示す。
施設設置端末2は,接続監視部20とリスト記憶部21と認証処理部22と決済処理部23とを有する。
接続監視部20は,施設設置端末2と可搬型通信端末3との,アドホック方式による近距離無線通信での直接の接続を監視する。後述するリスト記憶部21に記憶されている利用者の可搬型通信端末3との間で,近距離無線通信が一定時間以上,切断されている状態を検出すると,その利用者は当該施設から退去したと判定し,後述するリスト記憶部21のリストから当該利用者を削除する。
リスト記憶部21は,施設設置端末2に対して認証処理(チェックイン処理)が行われた利用者またはその利用者が利用する可搬型通信端末3端末のリストを記憶する。ここに記憶されているリストは,現在,当該施設にいる利用者またはその利用者が利用する可搬型通信端末3の一覧であるが,上述のように接続監視部20において,一定時間の通信の切断状態が検出されると,利用者または可搬型通信端末3がリストから削除される。そのため,リストにあったとしてもすでに退去した利用者やその利用者が利用する可搬型通信端末3が含まれる場合もある。図5にリスト記憶部21の一例を模式的に示す。なお,リストに利用者を表示する場合,その利用者の氏名を表示してもよいし,ユーザ名を表示してもよいし,可搬型通信端末3を識別するための情報(たとえば端末の固有識別情報,電話番号,電子メールアドレスなど)を表示してもよい。
認証処理部22は,施設設置端末2と可搬型通信端末3との間で近距離無線通信による直接の接続が行われると,可搬型通信端末3から送られた認証処理要求を受け付け,それに基づいて認証処理を行う。すなわち,認証処理部22は,当該可搬型通信端末3を利用する利用者を識別するための利用者識別情報を可搬型通信端末3から受け付けるので,それに基づいて,当該利用者の属性情報(たとえば氏名,ユーザ名など)とその利用者のポイント残高情報の問い合わせを管理サーバ4に行う。そして管理サーバ4からその問い合わせ結果を受け付けると,リスト記憶部21で記憶するリストに当該利用者を追加し,可搬型通信端末3に,正常に認証処理が実行できたことを送る。なお,認証処理要求は,当該利用者がその施設を利用していることを示すので,チェックイン処理として機能してもよい。
決済処理部23は,施設を利用したことの対価を,ポイントなどを用いて決済を行う。ポイントなどを用いて決済を行うことの申告を受けると,施設のスタッフは施設設置端末2で所定の操作を行うことで,リストに表示されている利用者の中から決済を行う利用者を選択し,その選択と,決済金額の入力を受け付ける。そして決済金額の情報を当該利用者が利用する可搬型通信端末3に近距離無線通信を介して,直接送信し,「承認」を求める。「承認」の情報を可搬型通信端末3から受け付けると,ポイントなどによる決済が行われたこととその決済金額の情報を管理サーバ4に送り,管理サーバ4で記憶する当該利用者のポイント残高情報から当該決済金額に相当するポイントを減算して更新する処理を実行させる。
なお,本明細書において「ポイント」は金銭の代替として決済に用いることのできる情報を意味しており,たとえば電子マネーなども含む。
つぎに本発明のポイントシステムを用いた処理プロセスの一例を図3のフローチャートを用いて説明する。また施設として飲食店の場合を説明する。飲食店に設置された施設設置端末2は,近距離無線通信を常時行っており,店内の通信圏内に通信可能な可搬型通信端末3が入ると,アドホック方式による近距離無線通信が可能な状態となっている。
まず可搬型通信端末3の利用者(山田太郎)は,入店後,ポイントシステムを起動するためのアプリケーションプログラムを起動する(S100)。このアプリケーションプログラムでは,当該利用者を識別するための利用者識別情報「12345」などが登録されており,その利用者識別情報に対応付けられたポイント残高情報「10,000ポイント」が管理サーバ4に記憶されている。
アプリケーションプログラムの起動によって,可搬型通信端末3の近距離無線通信の機能が起動し,近距離無線通信が可能かを検索する(S110)。可搬型通信端末3で近距離無線通信の機能が起動すると,施設設置端末2の近距離無線通信の通信圏内にあれば,可搬型通信端末3と施設設置端末2とが直接,接続される(S120)。この近距離無線通信の接続状態は,施設設置端末2の接続監視部20で監視される。
そして可搬型通信端末3のアプリケーションプログラムは,施設設置端末2とセッション確立後,利用者識別情報「12345」と認証処理要求とを,近距離無線通信により,施設設置端末2に直接送る(S130)。施設設置端末2の認証処理部22では,近距離無線通信を介して,直接,可搬型通信端末3から利用者識別情報「12345」と認証処理要求とを受け付けると(S140),利用者識別情報「12345」を管理サーバ4に送ることによって,利用者の属性情報とポイント残高情報とを問い合わせる(S150)。
管理サーバ4は,上記問い合わせを施設設置端末2から受け付けると(S160),当該利用者識別情報「12345」に対応する利用者の属性情報(氏名やユーザ名など)「山田太郎」,ポイント残高情報「10,000」を抽出し,当該施設設置端末2に返す(S170)。
施設設置端末2の認証処理部22では,管理サーバ4から利用者の属性情報「山田太郎」,ポイント残高情報「10,000」とを受け付けると,その利用者「山田太郎」をリスト記憶部21に追加して記憶する(S180)。これによって,たとえば施設設置端末2の表示装置72では,図6に示すように,新規のリストの追加があったことを表示し,一定時間表示後,図7に示すように,当該飲食店にチェックインしている利用者の一覧に追加して表示される。飲食店のスタッフは,施設設置端末2の表示装置72を確認することで,チェックインしている利用者を認識できる。
そして,施設設置端末2の認証処理部22は,正常に認証ができたことを可搬型通信端末3に返し(S190),可搬型通信端末3では,図8に示すように,認証処理が正常に終了したことを表示する(S200)。
そして利用者「山田太郎」が飲食店での支払を行う場合,飲食店のスタッフに,ポイントを用いた決済を行うことと自らの氏名「山田太郎」を申告する(S210)。それを聞いたスタッフは,施設設置端末2で表示されているリストから当該利用者「山田太郎」を選択し(S220),その選択を決済処理部23が受け付ける。また,決済金額「3,000円」の入力を受け付ける(S230)。決済金額の入力は,POSレジなどに入力された情報を施設設置端末2で受け付けてもよいし,直接,施設設置端末2で受け付けてもよい。図9に決済金額の入力画面の一例を示す。
決済金額の入力画面における「送信」を飲食店のスタッフが押下すると,決済処理部23は,可搬型通信端末3に決済金額が「3000円」であることと,その承認を求める情報を送信する(S230)。可搬型通信端末3のアプリケーションプログラムでは上記情報を受け付けると(S240),図10に示す画面を表示して,利用者「山田太郎」による「承認」の押下を受け付ける。そして「承認」が押されたことを可搬型通信端末3のアプリケーションプログラムで検出すると(S250),決済金額が承認されたことが可搬型通信端末3から施設設置端末2に送られ,それを施設設置端末2の決済処理部23で受け付ける(S260)。
決済処理部23は,利用者識別情報「12345」と,「3,000円」に相当するポイントにより決済が行われることを管理サーバ4に送信し(S270),管理サーバ4では,それらの情報を受け付けると,利用者識別情報「12345」に対応するポイント残高情報「10,000」を抽出し,決済金額「3,000円」に対応するポイント数(たとえば「3,000ポイント」)を減算して,ポイントの残高を更新する(S280)。そして管理サーバ4は,ポイントによる決済が完了したことと,更新されたポイントの情報「7,000ポイント」とを決済結果として施設設置端末2に送信する(S290)。
決済結果を施設設置端末2の決済処理部23で受け付けると(S300),図11に示すような決済が完了したことを示す画面を表示する。また,決済処理部23は,決済結果を可搬型通信端末3に送る。この際に,ポイント残高情報も送るとよい。
可搬型通信端末3では,施設設置端末2から送られた決済結果を受け付けると(S310),それを図12に示すような画面で表示する。
以上のような処理を実行することでポイントによる決済が完了するので,利用者はそのまま飲食店を退店する。飲食店を退店することで,利用者「山田太郎」の可搬型通信端末3が施設設置端末2の通信圏外に位置することとなる。そのため,接続監視部20は,当該利用者「山田太郎」の可搬型通信端末3との間の近距離無線通信が切断していることを判定し,それが一定時間以上,経過した場合,接続監視部20は,リスト記憶部21に記憶するリストから,「山田太郎」を削除する。
実施例1では,決済金額の全額をポイントで支払う場合を説明したが,決済金額の一部をポイントで支払う場合であってもよい。その場合には,たとえば以下のような処理を実行する。
すなわち,S240で施設設置端末2から送られた決済金額の情報を可搬型通信端末3で受け付けると,アプリケーションプログラムは,その決済金額のうち,いくらをポイントで決済するかの入力を受け付ける画面を表示する。たとえば図13に示すような画面がある。この際に,施設設置端末2から可搬型通信端末3に当該利用者「山田太郎」のポイント残高情報も送っておくとよい。
ここで「承認」を押下することで,決済金額「3,000円」が承認されたこととともに,ポイントによる支払分が「2,000ポイント」あることが可搬型通信端末3から施設設置端末2に送られる。これを受け付けた施設設置端末2は,1ポイント=1円であったとすると,2,000ポイント分について,S270以降のポイントを用いた決済を実行する。一方,1,000円分については現金,クレジットカード,デビットカードそのほかの決済手段による決済を実行する。
以上のような処理によって,決済金額の一部をポイントで行うことも可能となる。
上述のように,本発明の決済システム1を用いることで,従来のように,決済の際に,可搬型通信端末3とサーバとの通信が必要なくなるので,通信環境がよくない場所であっても迅速に決済を行うことができる。そのため,施設が混雑をする時間帯であっても,ポイントなどを用いた決済を行うことができる。
1:決済システム
2:施設設置端末
3:可搬型通信端末
4:管理サーバ
20:接続監視部
21:リスト記憶部
22:認証処理部
23:決済処理部
70:演算装置
71:記憶装置
72:表示装置
73:入力装置
74:通信装置

Claims (7)

  1. 施設端末と利用者が利用する可搬型通信端末との間で,アクセスポイントを介さずに直接通信を行うことにより,決済を行う決済システムであって,
    前記決済システムは,
    前記施設端末と前記可搬型通信端末との直接の接続が確立後,前記可搬型通信端末またはその利用者の認証処理を実行する認証処理部と,
    前記認証処理が完了した可搬型通信端末またはその利用者を識別する情報を記憶するリスト記憶部と,
    決済処理を実行する決済処理部と,を有しており,
    前記認証処理部は,
    前記認証処理が終了した可搬型通信端末またはその利用者を識別する情報を追加して前記リスト記憶部に記憶させ,
    前記決済処理部は,
    前記利用者の決済の情報を前記可搬型通信端末に直接送り,
    前記可搬型通信端末から前記決済の情報に対する承認を受け取ると,管理サーバに決済の情報を送る,
    とを特徴とする決済システム。
  2. 前記認証処理部は,
    前記可搬型通信端末からの認証処理要求を受け付けると,前記管理サーバに対して,前記可搬型通信端末の利用者に関する情報を問い合わせ,
    その問い合わせ結果を受け付けると,前記リスト記憶部に可搬型通信端末またはその利用者を識別する情報を追加して記憶させ,
    前記決済処理部は,
    前記リスト記憶部に記憶する可搬型通信端末またはその利用者の中から決済を行う利用者の選択を受け付け,
    利用者の決済の情報を受け付けて前記可搬型通信端末に直接送信し,
    前記可搬型通信端末から前記決済の情報に対する承認の要求を受け付けると,前記管理サーバに対して,前記利用者の決済の情報を送る
    とを特徴とする請求項1に記載の決済システム。
  3. 前記決済システムは,
    前記施設端末と前記可搬型通信端末との間の接続状況を監視する接続監視部,を有しており,
    前記接続監視部は,
    前記施設端末と前記可搬型通信端末との間の接続が,一定時間以上,切断していることを判定した場合には,前記可搬型通信端末またはその利用者を前記リスト記憶部から削除する,
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の決済システム。
  4. 前記決済処理部は、前記可搬型通信端末を介して前記管理サーバに前記決済の情報を送る,
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の決済システム。
  5. 施設端末と利用者が利用する可搬型通信端末との間で,アクセスポイントを介さずに直接通信を行うことにより,決済を行う決済システムであって,
    前記決済システムは,
    前記施設端末と前記可搬型通信端末との直接の接続が確立後,前記可搬型通信端末またはその利用者の認証処理を実行する認証処理部と,
    前記認証処理が完了した可搬型通信端末またはその利用者を識別する情報を記憶するリスト記憶部と,
    決済処理を実行する決済処理部と,
    決済の情報を管理する管理サーバと,を有しており,
    前記認証処理部は,前記認証処理が終了した可搬型通信端末又はその利用者を識別する情報を追加して前記リスト記憶部に記憶させ,
    前記決済処理部は,前記利用者の決済の情報を前記可搬型通信端末に直接送り,
    前記管理サーバは,前記可搬型通信端末から前記決済の情報を受信する,
    ことを特徴とする決済システム。
  6. 利用者が利用する可搬型通信端末との間で,アクセスポイントを介さずに直接通信をして決済を行う施設端末を有する決済システムによる決済方法であって,
    前記施設端末は,
    前記可搬型通信端末との直接の接続が確立後,前記可搬型通信端末またはその利用者の認証処理を実行するステップと,
    前記認証処理が完了した可搬型通信端末またはその利用者を識別する情報を記憶するステップと,
    前記利用者の決済の情報を前記可搬型通信端末に直接送り,前記可搬型通信端末から前記決済の情報に対する承認を受け取ると,管理サーバに前記決済の情報を送るステップと,を実行する,
    ことを特徴とする決済方法。
  7. 利用者が利用する可搬型通信端末との間で,アクセスポイントを介さずに直接通信をして決済を行う施設端末と、該決済の情報を管理する管理サーバとを有する決済システムによる決済方法であって,
    前記施設端末は,
    前記可搬型通信端末との直接の接続が確立後,前記可搬型通信端末またはその利用者の認証処理を実行するステップと,
    前記認証処理が完了した可搬型通信端末またはその利用者を識別する情報を記憶するステップと,
    前記利用者の決済の情報を前記可搬型通信端末に直接送るステップとを実行し,
    前記管理サーバは,前記可搬型通信端末から前記決済の情報を受信するステップを実行する,
    ことを特徴とする決済方法。
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