JP2020140530A - 樹脂部品の製造方法、及び樹脂部品 - Google Patents
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Abstract
Description
以下、本発明の一側面に係る実施形態(以下、「本実施形態」とも表記する)を説明する。
本実施形態に係る樹脂部品の製造方法は、前記樹脂部品の中間形成体上で、3Dプリンタにより、前記樹脂部品若しくは前記樹脂部品を装着する製品の識別データ(ID情報)を記憶するICチップを樹脂に包埋する工程と、前記樹脂部品の中間形成体上で、3Dプリンタにより、前記ICチップが無線通信するためのアンテナを樹脂に包埋する工程と、を備える。そうして、前記ICチップとアンテナにより、ICタグが構成される。
図1を参照し、実施形態1における樹脂部品100の製造方法の具体例を説明する。図1各図において、左側は上面図であり、右側は上面図におけるA−A断面図である。図1の(a)から(e)が、実施形態1の樹脂部品100の製造工程の一例を順次示す模式図である。
図2(b)は、実施形態1の製造方法によって作製され得る、樹脂部品100とは別の外観形態を有する樹脂部品102を示す図である。樹脂部品100と比較すると、樹脂部品102はアンテナ30が部品表面(外面)に占める面積が極めて大きい。そのことにより、本変形例によれば、アンテナ利得を高めることもできる。
実施形態1によれば、例えば金型を必要とする射出成型法では対応が困難である、少量多品種生産にも対応し得る、ICタグを装着した樹脂部品の製造方法を実現できる。しかも、樹脂部品そのものの中にICタグを埋め込むので、当該樹脂部品を用いる製品の生産管理のために、ICタグを利用することも可能となる。従って、当該樹脂部品を用いて生産される製品のトレーサビリティーを高めることが可能となる。
本発明の実施形態2について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
図4を参照し、実施形態3における樹脂部品400の製造方法を説明する。図4の(a)から(e)が、本発明の樹脂部品400の製造工程の一例を順次示す模式図である。
図4を参照し、実施形態4における樹脂部品401の製造方法を説明する。図4の(a)から(d)及び(f)が、本発明の樹脂部品401の製造工程の一例を順次示す模式図である。
図5を参照し、実施形態5における樹脂部品500の製造方法を説明する。図5の(a)から(e)が、本発明の樹脂部品500の製造工程の一例を順次示す模式図である。
図6を参照し、実施形態6における樹脂部品600の製造方法を説明する。図6の(a)から(e)が、本発明の樹脂部品600の製造工程の一例を順次示す模式図である。
実施形態7では、本発明の樹脂部品の製造方法によって作製された樹脂部品または当該樹脂部品を用いた製品の具体例が示される。
実施形態8は、上記各実施形態におけるアンテナが、ICチップ内に内蔵される例である。ICチップ自体にアンテナの機能が内蔵されており、上記各実施形態におけるアンテナの形成工程は省略される。
111、411、511、611 中間形成体
112、113、114、412、413、414、512、513、612、613 樹脂部分
10 ICチップ
20、30 アンテナ
21 アンテナ素子
22 ギャップ
33 ノッチ
5、6 3Dプリンタ
51 プリントヘッド
52 樹脂
53 紫外線
54、64 造形物
55、65 サポート材
56、66 ビルトプラットフォーム
61、62 モデル材用スプール
63 ノズルヘッド
7 駆動ユニット
71 モータ部
72 変速機構部
8 樹脂歯車
Claims (10)
- 樹脂部品の製造方法であって、
前記樹脂部品の中間形成体上で、3Dプリンタにより、前記樹脂部品若しくは前記樹脂部品を装着する製品の識別データを記憶するICチップを樹脂に包埋する工程と、
前記樹脂部品の中間形成体上で、3Dプリンタにより、前記ICチップが無線通信するためのアンテナを樹脂に包埋する工程と、を備える樹脂部品の製造方法。 - 前記樹脂部品の中間形成体上に、前記ICチップを載置する工程と、
少なくとも前記ICチップの一部上に、前記アンテナを形成する工程と、を更に備え、
前記ICチップを載置する工程と、
前記ICチップを樹脂に包埋する工程と、
前記アンテナを形成する工程と、
前記アンテナを樹脂に包埋する工程と、
をこの順に実施する、請求項1に記載の樹脂部品の製造方法。 - 前記アンテナを樹脂に包埋する工程は、前記アンテナの上面が周囲の樹脂の表面と連続面を形成するように仕上げられる、請求項2に記載の樹脂部品の製造方法。
- 前記ICチップを樹脂に包埋する工程は、前記ICチップの上面の少なくとも一部が露出するように実行される、請求項2または3に記載の樹脂部品の製造方法。
- 前記ICチップを樹脂に包埋する工程は、前記ICチップの上面をも樹脂が覆うように実行される、請求項2または3に記載の樹脂部品の製造方法。
- 前記アンテナを樹脂に包埋する工程は、前記アンテナの上面をも樹脂が覆うように実行される、請求項1から5のいずれか1項に記載の樹脂部品の製造方法。
- 前記樹脂部品の中間形成体上に、前記アンテナを形成する工程と、
前記アンテナの一部上に、前記ICチップを載置する工程と、を更に備え、
前記アンテナを形成する工程と、
前記アンテナを樹脂に包埋する工程と、
前記ICチップを載置する工程と、
前記ICチップを樹脂に包埋する工程と、
をこの順に実施する、請求項1に記載の樹脂部品の製造方法。 - 前記アンテナを樹脂に包埋する工程は、前記アンテナの上面の少なくとも一部が露出するように実行される、請求項7に記載の樹脂部品の製造方法。
- 前記アンテナを樹脂に包埋する工程は、前記アンテナの上面をも樹脂が覆うように実行される、請求項7に記載の樹脂部品の製造方法。
- 樹脂中に包埋されたICチップと、
少なくとも前記ICチップの一部上に形成され、樹脂中に包埋された、前記ICチップが無線通信するためのアンテナとを備え、
前記アンテナの上面は、周囲の樹脂の表面と連続面を形成する樹脂部品。
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WO2019124196A1 (ja) * | 2017-12-20 | 2019-06-27 | 愛知製鋼株式会社 | 磁気マーカ及び磁気マーカシステム |
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