JP2020139925A - アーク検出装置、ブレーカ、パワーコンディショナ、太陽光パネル、太陽光パネル付属モジュールおよび接続箱 - Google Patents

アーク検出装置、ブレーカ、パワーコンディショナ、太陽光パネル、太陽光パネル付属モジュールおよび接続箱 Download PDF

Info

Publication number
JP2020139925A
JP2020139925A JP2019037911A JP2019037911A JP2020139925A JP 2020139925 A JP2020139925 A JP 2020139925A JP 2019037911 A JP2019037911 A JP 2019037911A JP 2019037911 A JP2019037911 A JP 2019037911A JP 2020139925 A JP2020139925 A JP 2020139925A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arc
power line
power
current
magnetic core
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019037911A
Other languages
English (en)
Inventor
大島 和哉
Kazuya Oshima
和哉 大島
和憲 木寺
Kazunori Kidera
和憲 木寺
達雄 古賀
Tatsuo Koga
達雄 古賀
圭太 金森
Keita Kanamori
圭太 金森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2019037911A priority Critical patent/JP2020139925A/ja
Publication of JP2020139925A publication Critical patent/JP2020139925A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Landscapes

  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
  • Photovoltaic Devices (AREA)

Abstract

【課題】電力線において発生するアークを正確に検出できるアーク検出装置等を提供する。【解決手段】直流電源31と、直流電源31の出力電力が供給される負荷装置50と、直流電源31の正極と負荷装置50とを接続する電力線L1と、直流電源31の負極と負荷装置50とを接続する電力線L2と、を備えた直流電源システム1に適用されるアーク検出装置10は、電力線L1および電力線L2が貫通する磁気コア21を有し、磁気コア21に発生する磁界に応じて電力線L1および電力線L2に流れる電流を検出する電流検出部20と、磁気コア21と負荷装置50との間における電力線L1上の接続点x1と、直流電源31の負極と磁気コア21との間における電力線L2上の接続点x2とを結ぶバイパス経路L2に設けられたコンデンサCと、電流検出部20により検出された電流に基づいて、アークの発生を判定するアーク判定部23と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、電力線におけるアークを検出するアーク検出装置等に関する。
従来、PV(Photo Voltaic)パネル(太陽光パネル)などの直流電源から電力線を介して供給される直流電力をパワーコンディショナ(パワコン)で交流電力に変換するシステムが知られている。PVパネルとパワコンとを接続する電力線は、外的要因又は経年劣化等によって損傷または破断を引き起こすことが報告されている。このような電力線の損傷等に起因してアーク(つまりアーク放電)が発生する場合がある。そこで、アークを検出するためのアーク検出手段が提案されている(例えば、特許文献1)。特許文献1に開示されたアーク検出手段においては、電力線に印加される電圧及び電流に基づいてアークを検出しようとしている。
特開2011−7765号公報
ところで、電力線に流れる電流によって電流センサに発生する磁界を検出し、当該磁界に応じた電流に基づいてアークを検出する方法がある。しかしながら、当該方法では、電流センサの磁気コアにおいて磁気飽和が発生して、アークを正確に検出できないことがある。
そこで、本発明は、電力線において発生するアークを正確に検出できるアーク検出装置等を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るアーク検出装置の一態様は、直流電源と、前記直流電源の出力電力が供給される負荷装置と、前記直流電源の正極および負極のうちの一方と前記負荷装置とを接続する第1電力線と、前記直流電源の正極および負極のうちの他方と前記負荷装置とを接続する第2電力線と、を備えた直流電源システムに適用されるアーク検出装置であって、前記第1電力線および前記第2電力線が貫通する磁気コアを有し、前記磁気コアに発生する磁界に応じて前記第1電力線および前記第2電力線に流れる電流を検出する電流検出部と、前記磁気コアと前記負荷装置との間における前記第1電力線上の接続点と、前記直流電源の正極および負極のうちの他方と前記磁気コアとの間における前記第2電力線上の接続点とを結ぶバイパス経路に設けられたコンデンサと、前記電流検出部により検出された電流に基づいて、アークの発生を判定するアーク判定部と、を備える。
また、上記目的を達成するために、本発明に係るブレーカの一態様は、上記のアーク検出装置を備え、アークが発生したと判定された場合に、前記第1電力線および前記第2電力線に流れる電流を遮断する。
また、上記目的を達成するために、本発明に係るパワーコンディショナの一態様は、上記のアーク検出装置と、前記直流電源の出力電力を変換する前記負荷装置と、を備える。
また、上記目的を達成するために、本発明に係る太陽光パネルの一態様は、上記のアーク検出装置と、太陽光により発電する前記直流電源と、を備える。
また、上記目的を達成するために、本発明に係る太陽光パネル付属モジュールの一態様は、上記のアーク検出装置を備え、太陽光パネルから出力される信号の変換を行う。
また、上記目的を達成するために、本発明に係る接続箱の一態様は、上記のアーク検出装置を備え、太陽光パネルとパワーコンディショナとを接続する。
本発明の一態様によれば、電力線において発生するアークを正確に検出できる。
図1は、実施の形態1に係るアーク検出装置が適用された直流電源システムの一例を示す構成図である。 図2は、アークが発生したときの各電力線に流れる電流の一例を示す図である。 図3は、アークが発生したときの各電力線に流れる電流の他の一例を示す図である。 図4は、実施の形態1の変形例に係るアーク検出装置が適用された直流電源システムの一例を示す構成図である。 図5は、実施の形態1及びその変形例に係るアーク検出装置の適用例を説明するための図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態等は、一例であって本発明を限定する主旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
なお、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化する。
(実施の形態1)
実施の形態1に係るアーク検出装置について、図面を用いて説明する。
図1は、実施の形態1に係るアーク検出装置10が適用されたシステムの一例を示す構成図である。
アーク検出装置10は、直流電源31と、直流電源31の出力電力(直流電力)が供給される負荷装置50と、直流電源31の正極および負極のうちの一方と負荷装置50とを接続する第1電力線と、直流電源31の正極および負極のうちの他方と負荷装置50とを接続する第2電力線と、を備えた直流電源システム1に適用される装置である。アーク検出装置10は、電流検出部20と異常検出部22とコンデンサCとを備える。
直流電源31は、発電または充放電する電源であり、例えば、太陽光パネルまたは充電池等により実現されるが、直流電力を発生させるものであれば、他の電源であってもよい。
負荷装置50は、直流電源31の出力電力を消費または変換する装置であり、例えば、電気機器、または、パワーコンディショナ(パワコン)等により実現されるが、直流電源31の出力電力が供給されるものであれば、他の装置であってもよい。例えば、負荷装置50がパワコンによって実現される場合、パワコンは、直流電源31から電力線L1を介して供給される直流電力を交流電力に変換する。パワコンは、例えばMPPT(Maximum Power Point Tracking)方式を採用しており、直流電源31から供給される直流電力の電流及び電圧を、それぞれ電力が最大となる値に調整する。例えば、パワコンは、直流電力を電圧100V、周波数50Hzまたは60Hzの交流電力に変換する。当該交流電力は、家庭用電気機器等で使用される。
電力線L1は、直流電源の正極および負極のうちの一方として例えば正極と負荷装置50とを接続する第1電力線である。電力線L2は、直流電源31の正極および負極のうちの他方として例えば負極と負荷装置50とを接続する第2電力線である。
電力線L1およびL2は、外的要因や経年劣化等によって損傷または破断を引き起こすことが報告されている。このような損傷等に起因してアーク(つまりアーク放電)が発生する場合がある。
電流検出部20は、電力線L1およびL2が貫通する磁気コア21を有し、磁気コア21に発生する磁界に応じて電力線L1および電力線L2に流れる電流を検出する。磁気コア21は、電力線が貫通可能な環状形状(本実施の形態では、円環形状)となっており、自身の孔を貫通する電力線に流れる電流によって、当該電流に応じた磁界がコアに発生する。なお、磁気コア21は、円環形状に限らず、矩形状の環状形状等であってもよい。また、電流検出部20は、例えば、磁気コア21に発生する磁界を検出して、磁気コア21に発生する磁界に応じた電圧を発生するホール素子(図示せず)を備える。ホール素子が発生する電圧は、磁気コア21に発生した磁界、つまり、磁気コア21を貫通する電力線L1またはL2に流れる電流を示す信号として異常検出部22に入力される。
異常検出部22は、アークの発生を判定する回路である。なお、異常検出部22は、漏電の発生を判定する機能も有している。図1には、アークの発生を判定する機能をアーク判定部23として示し、漏電の発生を判定する機能を漏電判定部24として示している。例えば、アークが検出された場合、電力線L1およびL2に流れる電流を遮断する必要がある。これに対して、アーク判定部23での判定結果に基づいて、負荷装置50(パワコン)を停止させることで、電力線L1およびL2に流れる電流を遮断することができる。このため、アークの発生の判定が行われる。また、漏電が発生したときもアークが発生したときと同様に、電力線L1およびL2に流れる電流を遮断する必要があるため、漏電の発生の判定が行われる。
異常検出部22は、例えばAD変換機能を有するマイコン(マイクロコントローラ)により実現される。マイコンは、プログラムが格納されたROM、RAM、プログラムを実行するプロセッサ(CPU:Central Processing Unit)、タイマ、A/D変換器、D/A変換器等を有する半導体集積回路等である。アーク判定部23および漏電判定部24は、プロセッサが上記プログラムを実行することにより実現される。なお、異常検出部22は、パーソナルコンピュータなどの汎用コンピュータにおいてソフトウェア的に実現されてもよい。さらに、異常検出部22は、A/D変換器、論理回路、ゲートアレイ、D/A変換器等で構成される専用の電子回路によってハードウェア的に実現されてもよい。例えば、異常検出部22は、コンパレータによって実現されてもよい。これにより、異常検出部22をマイコンで実現する場合よりも簡略化でき、小型化および低コスト化が可能となる。
アーク判定部23は、電流検出部20により検出された電流に基づいて、アークの発生を判定する。具体的には、アーク判定部23は、電流検出部20により検出された電力線L1に流れる電流と電力線L2に流れる電流との差分に基づいて、アークの発生を判定する。アーク判定部23による判定の具体例については、後述する。
漏電判定部24は、電流検出部20により検出された電流に基づいて、漏電の発生を判定する。具体的には、漏電判定部24は、電流検出部20により検出された電力線L1に流れる直流電流と電力線L2に流れる直流電流との差分に基づいて、漏電の発生を判定する。漏電判定部24による判定の具体例については、後述する。
一般的には、電力線L1およびL2の一方のみ(例えば電力線L1のみ)が貫通するように磁気コア21を設けることが考えられるが、その場合、電力線L1には直流電源31からの大きな直流電流が流れており、磁気コア21に磁気飽和が生じ得る。このため、電力線L1にアークが発生した場合、直流電流による磁気飽和によって、電力線L1に流れる直流電流に重畳したアークによる微少な交流電流を正確に検出できないことがある。
また、単に、電力線L1およびL2の両方が貫通するように磁気コア21を設けるだけの場合、電力線L1を流れる電流の向きと電力線L2を流れる電流の向きとが逆となるため、電力線L1を流れる直流電流による磁界と電力線L2を流れる直流電流による磁界とを相殺でき磁気飽和を防止できるが、アーク(微少な交流電流)による磁界についても同様に相殺されてしまい、アークの発生の検出が難しい。
そこで、アーク検出装置10は、磁気コア21と負荷装置50との間における電力線L1上の接続点x1と、直流電源31の正極および負極のうちの他方(ここでは負極)と磁気コア21との間における電力線L2上の接続点x2とを結ぶバイパス経路L3に設けられたコンデンサCを備える。
コンデンサCは、直流電流を遮断し、交流電流を通過させる素子であり、電力線L1を流れる電流に含まれる交流成分の電流を電力線L1からバイパス経路L3へ流す。アーク検出装置10がこのようなコンデンサCを備えることによりアークを正確に検出できるようになる原理について、図2および図3を用いて説明する。
図2は、アークが発生したときの各電力線に流れる電流の一例を示す図である。図2では、直流電源31の正極と磁気コア21との間における電力線L1上でアークが発生したとする。
図2および後述する図3において、矢印で示す直流電流A1は、直流電源31から負荷装置50へ電力線L1を流れる直流電流であり、また、矢印で示す直流電流A2は、負荷装置50から直流電源31へ電力線L2を流れる直流電流である。また、破線で示す交流電流A3は、アークの発生により生じた交流電流である。
上述したように、磁気コア21において発生する直流電流A1による磁界と直流電流A2による磁界とは相殺され磁気飽和を防止できる。また、直流電流A1およびA2は、直流電流を遮断するコンデンサCによってバイパス経路L3へは流れない。
一方で、アークによる交流電流A3は、磁気コア21内の電力線L1を流れ、接続点x1においてバイパス経路L3を流れる。交流電流A3は、接続点x1と負荷装置50とを結ぶ電力線L1上の経路ではなく、負荷装置50よりもインピーダンスが低いコンデンサCが設けられたバイパス経路L3を流れようとするためである。そして、交流電流A3は、接続点x2と直流電源31とを結ぶ経路を流れる。つまり、バイパス経路L2は、接続点x1と接続点x2とを負荷装置50を介して結ぶ経路を迂回する経路となる。このため、交流電流A3は、磁気コア21内において、電力線L1を流れるのに対して電力線L2には流れない。したがって、磁気コア21には、磁気コア21内の電力線L1を流れる電流と電力線L2を流れる電流との差分、つまり、電力線L1を流れる直流電流A1と電力線L2を流れる直流電流A2とはほぼ同じになることから、当該差分として磁気コア21内の電力線L1を流れる交流電流A3に応じた磁界が発生する。当該磁界は、例えばホール素子によって電圧信号として異常検出部22に出力され、当該電圧信号からアーク判定部23は、アークが発生したと判定できる。
図3は、アークが発生したときの各電力線に流れる電流の他の一例を示す図である。図3では、磁気コア21と負荷装置50との間における電力線L2上でアークが発生したとする。
図3において、矢印で示す直流電流A1は、直流電源31から負荷装置50へ電力線L1を流れる直流電流であり、また、矢印で示す直流電流A2は、負荷装置50から直流電源31へ電力線L2を流れる直流電流である。また、破線で示す交流電流A3は、アークの発生により生じた交流電流である。
上述したように、磁気コア21において発生する直流電流A1による磁界と直流電流A2による磁界とは相殺され磁気飽和を防止できる。また、直流電流A1およびA2は、直流電流を遮断するコンデンサCによってバイパス経路L3へは流れない。
アークによる交流電流A3は、磁気コア21内の電力線L2を流れ、接続点x2においてバイパス経路L3を流れる。交流電流A3は、接続点x2と直流電源31とを結ぶ電力線L1上の経路ではなく、直流電源31よりもインピーダンスが低いコンデンサCが設けられたバイパス経路L3を流れようとするためである。そして、交流電流A3は、接続点x1と負荷装置50とを結ぶ経路を流れる。つまり、バイパス経路L2は、接続点x1と接続点x2とを直流電源31を介して結ぶ経路を迂回する経路となる。このため、交流電流A3は、磁気コア21内において、電力線L2を流れるのに対して電力線L1には流れない。したがって、磁気コア21には、磁気コア21内の電力線L1を流れる電流と電力線L2を流れる電流との差分、つまり、電力線L1を流れる直流電流A1と電力線L2を流れる直流電流A2とはほぼ同じになることから、当該差分として磁気コア21内の電力線L2を流れる交流電流A3に応じた磁界が発生する。当該磁界は、例えばホール素子によって電圧信号として異常検出部22に出力され、当該電圧信号からアーク判定部23は、アークが発生したと判定できる。
次に、漏電が発生した場合に、漏電を検出できる原理について説明する。
例えば、電力線L1の直流電源31と磁気コア21との間における部分において直流電流がグランドに漏電した場合、当該部分と負荷装置50のグランドとの間で漏電した直流電流が流れる経路が発生する。この場合、磁気コア21内における電力線L1を流れる直流電流は、上記経路に直流電流が漏電する分小さくなる。一方で、磁気コア21内における電力線L2を流れる直流電流については、電力線L1において漏電が発生していない場合と大きく変わらない。電力線L1において漏電した直流電流は負荷装置50のグランドを介して負荷装置50へ戻ってきており、電力線L2への影響は少ないためである。したがって、磁気コア21には、磁気コア21内の電力線L1を流れる直流電流と電力線L2を流れる直流電流との差分、つまり、電力線L1における漏電による直流電流の減少量に応じた磁界が発生する。当該磁界は、例えばホール素子によって電圧信号として異常検出部22に出力され、当該電圧信号から漏電判定部24は、漏電が発生したと判定できる。
以上説明したように、本実施の形態に係るアーク検出装置10は、直流電源31と、直流電源31の出力電力が供給される負荷装置50と、直流電源31の正極および負極のうちの一方(例えば正極)と負荷装置50とを接続する電力線L1と、直流電源31の正極および負極のうちの他方(例えば負極)と負荷装置50とを接続する電力線L2と、を備えた直流電源システム1に適用される装置である。アーク検出装置10は、電力線L1および電力線L2が貫通する磁気コア21を有し、磁気コア21に発生する磁界に応じて電力線L1および電力線L2に流れる電流を検出する電流検出部20と、磁気コア21と負荷装置50との間における電力線L1上の接続点x1と、直流電源31の正極および負極のうちの他方(例えば負極)と磁気コア21との間における電力線L2上の接続点x2とを結ぶバイパス経路L2に設けられたコンデンサCと、電流検出部20により検出された電流に基づいて、アークの発生を判定するアーク判定部23と、を備える。
これによれば、電力線L1およびL2の一方だけではなく両方が磁気コア21を貫通しているため、磁気コア21において発生する電力線L1を流れる直流電流A1による磁界と電力線L2を流れる直流電流A2による磁界とは相殺されて磁気飽和を防止でき、かつ、磁気コア21内の電力線L1およびL2のいずれか一方のみにアークによる交流電流A3が流れるようにコンデンサCが設けられているため、電力線において発生するアークを正確に検出できる。
具体的には、アーク判定部23は、電流検出部20により検出された電力線L1に流れる電流と電力線L2に流れる電流との差分に基づいて、アークの発生を判定してもよい。
このように、磁気コア21内の電力線L1およびL2の一方のみにアークによる交流電流A3が流れるため、交流電流A3が上記差分となってアークを検出できるようになる。
また、アーク検出装置10は、さらに、電流検出部20により検出された電流に基づいて、漏電の発生を判定する漏電判定部24を備えていてもよい。
これによれば、さらに、アークの発生を判定するための構成(例えば電流検出部20および異常検出部22(マイコン等))をそのまま流用して、漏電の発生も検出できる。
なお、コンデンサCは、上記説明では、磁気コア21と負荷装置50との間における電力線L1上の接続点x1と、直流電源31の負極と磁気コア21との間における電力線L2上の接続点x2とを結ぶバイパス経路L3に設けられたが、これに限らない。これについて、図4を用いて説明する。
図4は、実施の形態の変形例に係るアーク検出装置10aが適用された直流電源システム1aの一例を示す構成図である。
図4に示されるように、コンデンサCは、磁気コア21と負荷装置50との間における電力線L2上の接続点x3と、直流電源31の正極と磁気コア21との間における電力線L1上の接続点x4とを結ぶバイパス経路L3に設けられてもよい。この場合、電力線L2が、直流電源の正極および負極のうちの一方として負極と負荷装置50とを接続する第1電力線となり、電力線L1が、直流電源31の正極および負極のうちの他方として正極と負荷装置50とを接続する第2電力線となる。変形例に係るアーク検出装置10aであっても、アーク検出装置10と同様の原理でアークの発生および漏電の発生を判定できるため詳細な説明は省略する。
(実施の形態2)
実施の形態2では、アーク検出装置10、10aの適用例について説明する。
図5は、実施の形態1及びその変形例に係るアーク検出装置10、10aの適用例を説明するための図である。
アーク検出装置10、10aは、例えば、太陽光パネル33から電力線を介して供給される直流電力を、パワコン51で交流電力に変換するシステムに適用される。この場合、直流電源31は、太陽光により発電する電源となり、太陽光パネル33に備えられる。言い換えると、太陽光パネル33は、直流電源31として太陽光により発電する機能を有する。また、負荷装置50は、直流電源31の出力電力を変換する電力変換装置となり、パワコン51に備えられる。言い換えると、パワコン51は、負荷装置50として直流電源31の出力電力を変換する電力変換機能を有する。本適用例では、3つの太陽光パネル33が1つのストリング60によって直列に接続されたものが3つ並べられて、太陽電池アレイ30を形成している。各ストリング60は、接続箱40によってまとめられて、パワコン51へ接続される。
例えば、ストリング60毎にブレーカ41が設けられており、ここでは、接続箱40内にブレーカ41が設けられている。なお、ブレーカ41は、接続箱40内に設けられなくてもよい。例えば、ブレーカ41は、接続箱40と太陽電池アレイ30との間に設けられていてもよいし、ストリング60毎に設けられず接続箱40とパワコン51との間に設けられていてもよい。
太陽光パネル33は、例えば、太陽光パネル33から出力される信号の変換を行う太陽光パネル付属モジュール32を有する。なお、太陽光パネル33は、太陽光パネル付属モジュール32を有していなくてもよい。太陽光パネル付属モジュール32は、例えば、太陽光パネル33毎の発電量を最適化するDC/DCコンバータである。
例えば、ブレーカ41がアーク検出装置10、10aを備えていてもよい。この場合、電力線L1およびL2は、ブレーカ41に接続された電力線(例えばストリング60)となり、ブレーカ41は、アークが発生したと判定された場合に、電力線L1および電力線L2(ストリング60)に流れる電流を遮断する。アークが発生していないストリング60については、電流を遮断せずに使用することができる。
また、例えば、パワコン51がアーク検出装置10、10aを備えていてもよい。この場合、電力線L1およびL2は、パワコン51に接続された電力線となり、アークの発生に応じてパワコン51を停止することができる。例えば、アーク判定部23が、アークが発生したと判定することで、パワコン51は停止する。
また、例えば、太陽光パネル33または太陽光パネル付属モジュール32がアーク検出装置10、10aを備えていてもよい。この場合、電力線L1およびL2は、太陽光パネル33に接続された電力線(例えばストリング60)となり、アークが発生したストリング60への出力を停止することができる。例えば、アーク判定部23が、アークが発生したと判定することで、太陽光パネル33または太陽光パネル付属モジュール32は、アークが発生したストリング60への出力を停止する。アークが発生していないストリング60については、出力を停止せずに使用することができる。
また、例えば、接続箱40がアーク検出装置10、10aを備えていてもよい。この場合、電力線L1は、接続箱40に接続された電力線(例えばストリング60)となり、例えばブレーカ41等を介して、アークが発生したストリング60に流れる電流を遮断することができる。例えば、アーク判定部23が、アークが発生したと判定することで、接続箱40は、アークが発生したストリング60に流れる電流を遮断する。アークが発生していないストリング60については、電流を遮断せずに使用することができる。
なお、アーク検出装置10、10aは、上記システムに限らず、アークの発生の検出が必要なシステム全般に適用できる。
このように、ブレーカ41は、アーク検出装置10、10aを備え、アークが発生したと判定された場合に、電力線L1およびL2に流れる電流を遮断してもよい。また、パワーコンディショナ51は、アーク検出装置10、10aと、直流電源31の出力電力を変換する負荷装置50と、を備えていてもよい。また、太陽光パネル33は、アーク検出装置10、10aと、太陽光により発電する直流電源31と、を備えていてもよい。また、太陽光パネル付属モジュール32は、アーク検出装置10、10aを備え、太陽光パネル33から出力される信号の変換を行ってもよい。また、接続箱40は、アーク検出装置10、10aを備え、太陽光パネル33とパワーコンディショナ51とを接続してもよい。
(その他の実施の形態)
以上、実施の形態に係るアーク検出装置10等について説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態では、アーク検出装置10、10aは、漏電判定部24を備えているが、漏電判定部24を備えていなくてもよい。つまり、アーク検出装置10、10aは、漏電を検出する機能を有していなくてもよい。アーク検出装置10、10aが漏電判定部24を備えていない場合であっても、漏電が発生したときには、アーク判定部23は、電力線L1に流れる電流と電力線L2に流れる電流とに差分が生じ、アークの発生か漏電の発生のいずれであるかを判定できないにしても、異常が発生していることを検出できる。なお、アークの発生の場合には、電力線L1に流れる電流と電力線L2に流れる電流とで交流電流による差分が生じることが多く、また、漏電の発生の場合には、電力線L1に流れる電流と電力線L2に流れる電流とで直流電流による差分が生じることが多いため、アーク検出装置10、10aが周波数分析機能を有していることで、アークが発生したか、漏電が発生したかを判別できる場合がある。
その他、各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態や、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
1、1a 直流電源システム
10、10a アーク検出装置
20 電流検出部
21 磁気コア
22 異常検出部
23 アーク判定部
24 漏電判定部
31 直流電源
32 太陽光パネル付属モジュール
33 太陽光パネル
40 接続箱
41 ブレーカ
50 負荷装置
51 パワコン
C コンデンサ
L1、L2 電力線
L3 バイパス経路
x1、x2、x3、x4 接続点

Claims (8)

  1. 直流電源と、前記直流電源の出力電力が供給される負荷装置と、前記直流電源の正極および負極のうちの一方と前記負荷装置とを接続する第1電力線と、前記直流電源の正極および負極のうちの他方と前記負荷装置とを接続する第2電力線と、を備えた直流電源システムに適用されるアーク検出装置であって、
    前記第1電力線および前記第2電力線が貫通する磁気コアを有し、前記磁気コアに発生する磁界に応じて前記第1電力線および前記第2電力線に流れる電流を検出する電流検出部と、
    前記磁気コアと前記負荷装置との間における前記第1電力線上の接続点と、前記直流電源の正極および負極のうちの他方と前記磁気コアとの間における前記第2電力線上の接続点とを結ぶバイパス経路に設けられたコンデンサと、
    前記電流検出部により検出された電流に基づいて、アークの発生を判定するアーク判定部と、を備える
    アーク検出装置。
  2. 前記アーク判定部は、前記電流検出部により検出された前記第1電力線に流れる電流と前記第2電力線に流れる電流との差分に基づいて、アークの発生を判定する
    請求項1に記載のアーク検出装置。
  3. 前記アーク検出装置は、さらに、前記電流検出部により検出された電流に基づいて、漏電の発生を判定する漏電判定部を備える
    請求項1または2に記載のアーク検出装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のアーク検出装置を備え、
    アークが発生したと判定された場合に、前記第1電力線および前記第2電力線に流れる電流を遮断する
    ブレーカ。
  5. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のアーク検出装置と、
    前記直流電源の出力電力を変換する前記負荷装置と、を備える
    パワーコンディショナ。
  6. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のアーク検出装置と、
    太陽光により発電する前記直流電源と、を備える
    太陽光パネル。
  7. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のアーク検出装置を備え、
    太陽光パネルから出力される信号の変換を行う
    太陽光パネル付属モジュール。
  8. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のアーク検出装置を備え、
    太陽光パネルとパワーコンディショナとを接続する
    接続箱。
JP2019037911A 2019-03-01 2019-03-01 アーク検出装置、ブレーカ、パワーコンディショナ、太陽光パネル、太陽光パネル付属モジュールおよび接続箱 Pending JP2020139925A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019037911A JP2020139925A (ja) 2019-03-01 2019-03-01 アーク検出装置、ブレーカ、パワーコンディショナ、太陽光パネル、太陽光パネル付属モジュールおよび接続箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019037911A JP2020139925A (ja) 2019-03-01 2019-03-01 アーク検出装置、ブレーカ、パワーコンディショナ、太陽光パネル、太陽光パネル付属モジュールおよび接続箱

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020139925A true JP2020139925A (ja) 2020-09-03

Family

ID=72280262

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019037911A Pending JP2020139925A (ja) 2019-03-01 2019-03-01 アーク検出装置、ブレーカ、パワーコンディショナ、太陽光パネル、太陽光パネル付属モジュールおよび接続箱

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020139925A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2021182260A1 (ja) * 2020-03-11 2021-09-16
WO2022168255A1 (ja) * 2021-02-05 2022-08-11 パナソニックIpマネジメント株式会社 アーク検出装置、ブレーカ、パワーコンディショナ、太陽光パネル、太陽光パネル付属モジュール、接続箱、アーク検出システム及びアーク検出方法
KR102457053B1 (ko) * 2021-11-29 2022-10-21 주식회사 에스엠전자 태양광발전 고장진단 통합 모니터링 시스템
KR20230072705A (ko) * 2021-11-18 2023-05-25 한국그린에너지(주) 신재생에너지가 융복합 적용된 스마트팜의 에너지 누설 및 절연저항 측정 방법 및 모니터링 방법

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6441872A (en) * 1987-08-07 1989-02-14 Mitsui Petrochemical Ind Preventor of disaster caused by electric spark
US6421214B1 (en) * 2000-03-03 2002-07-16 Pass & Seymour, Inc. Arc fault or ground fault detector with self-test feature
US20030058596A1 (en) * 2000-03-04 2003-03-27 Macbeth Bruce F. Two winding resonating arc fault sensor which boosts arc fault signals while rejecting arc mimicking noise
US20070159738A1 (en) * 2006-01-09 2007-07-12 Eaton Corporation Receptacle providing sustained excessive voltage protection
US20130038971A1 (en) * 2010-06-03 2013-02-14 Shakira Limited Arc fault detector for ac or dc installations
KR101677930B1 (ko) * 2016-05-02 2016-11-21 주식회사 디투엔지니어링 누설전류 및 아크의 감시 기능을 구비한 태양광 접속반
JP2017161240A (ja) * 2016-03-07 2017-09-14 オムロン株式会社 アーク検出装置
JP2018117514A (ja) * 2017-01-17 2018-07-26 ソーラーエッジ テクノロジーズ リミテッド 発電システムにおけるアーク検出及び防止

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6441872A (en) * 1987-08-07 1989-02-14 Mitsui Petrochemical Ind Preventor of disaster caused by electric spark
US6421214B1 (en) * 2000-03-03 2002-07-16 Pass & Seymour, Inc. Arc fault or ground fault detector with self-test feature
US20030058596A1 (en) * 2000-03-04 2003-03-27 Macbeth Bruce F. Two winding resonating arc fault sensor which boosts arc fault signals while rejecting arc mimicking noise
US20070159738A1 (en) * 2006-01-09 2007-07-12 Eaton Corporation Receptacle providing sustained excessive voltage protection
US20130038971A1 (en) * 2010-06-03 2013-02-14 Shakira Limited Arc fault detector for ac or dc installations
JP2017161240A (ja) * 2016-03-07 2017-09-14 オムロン株式会社 アーク検出装置
KR101677930B1 (ko) * 2016-05-02 2016-11-21 주식회사 디투엔지니어링 누설전류 및 아크의 감시 기능을 구비한 태양광 접속반
JP2018117514A (ja) * 2017-01-17 2018-07-26 ソーラーエッジ テクノロジーズ リミテッド 発電システムにおけるアーク検出及び防止

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2021182260A1 (ja) * 2020-03-11 2021-09-16
WO2021182260A1 (ja) * 2020-03-11 2021-09-16 パナソニックIpマネジメント株式会社 アーク検出装置、パワーコンディショナ、屋内配線システム、ブレーカ、太陽光パネル、太陽光パネル付属モジュール及び接続箱
EP4120494A4 (en) * 2020-03-11 2023-09-13 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. ARC DETECTION DEVICE, POWER CONDITIONER, INTERNAL WIRING SYSTEM, INTERRUPTER, SOLAR PANEL, SOLAR PANEL MOUNTED MODULE AND JUNCTION BOX
JP7357228B2 (ja) 2020-03-11 2023-10-06 パナソニックIpマネジメント株式会社 アーク検出装置、パワーコンディショナ、屋内配線システム、ブレーカ、太陽光パネル、太陽光パネル付属モジュール及び接続箱
WO2022168255A1 (ja) * 2021-02-05 2022-08-11 パナソニックIpマネジメント株式会社 アーク検出装置、ブレーカ、パワーコンディショナ、太陽光パネル、太陽光パネル付属モジュール、接続箱、アーク検出システム及びアーク検出方法
KR20230072705A (ko) * 2021-11-18 2023-05-25 한국그린에너지(주) 신재생에너지가 융복합 적용된 스마트팜의 에너지 누설 및 절연저항 측정 방법 및 모니터링 방법
KR102600904B1 (ko) 2021-11-18 2023-11-10 한국그린에너지(주) 신재생에너지가 융복합 적용된 스마트팜의 에너지 누설 및 절연저항 측정 방법 및 모니터링 방법
KR102457053B1 (ko) * 2021-11-29 2022-10-21 주식회사 에스엠전자 태양광발전 고장진단 통합 모니터링 시스템

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2020139925A (ja) アーク検出装置、ブレーカ、パワーコンディショナ、太陽光パネル、太陽光パネル付属モジュールおよび接続箱
EP3267553B1 (en) Power converting device and ground impedance value detecting method
EP3279677B1 (en) Insulation detecting circuit, power converting device and insulation impedance value detecting method
US20090315404A1 (en) Solar power plant
JP2009021341A (ja) 太陽電池アレイ故障診断方法
KR101011003B1 (ko) 직류전선로 지락 검출장치
JP2017161242A (ja) アーク検出装置
KR101376725B1 (ko) 태양광 모듈 접속반
KR101728690B1 (ko) 태양광 발전에서의 실시간 고장 알림 시스템 및 방법
US20230099131A1 (en) Arc detection device, solar inverter, indoor wiring system, breaker, solar panel, solar panel-attached module, and junction box
WO2019208027A1 (ja) アーク検出回路、ブレーカ、パワーコンディショナ、太陽光パネル、太陽光パネル付属モジュールおよび接続箱
JP7325010B2 (ja) アーク検出装置、ブレーカ、パワーコンディショナ、太陽光パネル、接続箱、アーク検出システム及びアーク検出方法
US11923670B2 (en) ARC detection device, solar inverter, indoor wiring system, circuit breaker, solar panel, solar panel attachment module, and junction box
WO2019159582A1 (ja) アーク検出回路、ブレーカ、パワーコンディショナ、太陽光パネル、太陽光パネル付属モジュール、接続箱
WO2022168255A1 (ja) アーク検出装置、ブレーカ、パワーコンディショナ、太陽光パネル、太陽光パネル付属モジュール、接続箱、アーク検出システム及びアーク検出方法
JP6103095B1 (ja) アーク検出装置
JP7262014B2 (ja) アーク検出回路、ブレーカ、パワーコンディショナ、太陽光パネル、太陽光パネル付属モジュール、接続箱
Hanaineh et al. A Harmonic-based Fault detection algorithm for Microgrids
JP7304532B2 (ja) アーク検出装置、屋内電力線システム、太陽光発電システム及び蓄電池システム
Kim et al. Anti-islanding detection method using phase shifted feed-forward voltage
US20230011371A1 (en) Arc detection device, solar inverter, indoor wiring system, breaker, solar panel, solar panel-attached module, and junction box
JP7357249B2 (ja) 異常検知装置、異常検知方法、プログラム、屋内配線システム、パワーコンディショナ、ブレーカ、太陽光パネル、太陽光パネル付属モジュール及び接続箱
JP2000023470A (ja) トランスレスインバータの保護装置
KR102021924B1 (ko) 태양광 발전 시스템
Sarkar et al. Signature analysis of electrical faults in standalone PV systems with storage

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220121

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230110

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230308

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230509

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20231031