JP2020136795A - カメラ制御装置 - Google Patents

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【課題】異なるインターフェース規格のカメラに対応可能な利便性・汎用性に優れたカメラ制御装置を提供する。【解決手段】カメラ制御装置は、第1のインターフェース規格のカメラおよび第2のインターフェース規格のカメラのいずれも接続可能に構成された接続部と、前記接続部に接続されたカメラを制御するための制御部と、を有する。第1のインターフェース規格と第2のインターフェース規格は、少なくとも画像信号の伝送プロトコルが異なる。前記制御部は、画像信号を前記第1のインターフェース規格の伝送プロトコルに従って処理する第1のモードと、画像信号を前記第2のインターフェース規格の伝送プロトコルに従って処理する第2のモードとを切り替え可能である。【選択図】図4

Description

本発明は、産業用カメラの制御装置に関する。
ファクトリーオートメーション(FA)などの分野においては、画像を用いたさまざまな処理を行う目的で産業用カメラシステムが広く利用されている。産業用カメラシステムは、画像センサ、視覚センサ、視覚システムなどとも呼ばれる。一般的な産業用カメラシステムは、カメラとその制御装置とから構成され、カメラと制御装置の間は高速かつ高信頼の伝送ケーブルで接続される。産業用カメラ向けのインターフェース規格にはさまざまなものが存在し、代表的な規格としては、GigE Vision、CoaXPress、USB、カメラリンク(Camera Link)、IEEE1394などが利用されている(特許文献1参照)。また最近では、高速かつ長距離の伝送が可能な規格としてVBOC(Video By One Cable/Connector for Camera)が提案され、カメラリンクやCoaXPressを置き換える次世代のインターフェースとして、今後の普及が期待されている。
特開2013−247520号公報
各々のインターフェース規格は、コネクタやケーブルの仕様が相違していたり、伝送プロトコルが互いに異なっており、互換性が無い。そのため、例えば、運用中のシステムにおいてカメラの交換を行う際には、同じインターフェース規格のカメラを選択しなければならないという制約が生じる。また、異なるインターフェース規格のカメラへ置き換える場合には、カメラだけでなく、制御装置(あるいは制御装置に組み込まれたインターフェースボード)及び伝送ケーブルの交換も一緒に行う必要が生じ、コストや手間が増加する。このような問題は、上述したVBOCのような新しいインターフェース規格に準拠した機器の普及を阻害する一因にもなり得るため、好ましくない。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、異なるインターフェース規格のカメラに対応可能な利便性・汎用性に優れたカメラ制御装置を提供することにある。
本発明の第一態様は、第1のカメラ用インターフェース規格に準拠した第1カメラ、および、前記第1のカメラ用インターフェース規格とは異なる第2のカメラ用インターフェース規格に準拠した第2カメラ、のいずれも接続可能に構成された接続部と、前記接続部に接続されたカメラを制御するための制御部と、を有し、前記第1のカメラ用インターフェース規格と前記第2のカメラ用インターフェース規格は、少なくとも画像信号の伝送プロトコルが異なるものであり、前記制御部は、前記接続部を介して入力される画像信号を前記第1のカメラ用インターフェース規格の伝送プロトコルに従って処理する第1のモードと、前記接続部を介して入力される画像信号を前記第2のカメラ用インターフェース規格の伝送プロトコルに従って処理する第2のモードとを切り替え可能に構成されていることを特徴とするカメラ制御装置を提供する。
この構成によれば、1つのカメラ制御装置で、第1のカメラ用インターフェース規格に準拠した第1カメラと第2のカメラ用インターフェース規格に準拠した第2カメラのいずれも利用可能となる。それゆえ、利用するカメラの選択肢が広がり、システム構成の自由度が向上する。
前記接続部は、前記第1カメラと前記第2カメラのいずれも接続可能な共通のコネクタを有してもよい。コネクタを共用することで、カメラ制御装置に設けるコネクタの数を削減できるため、装置の小型化を図ることができる。
前記第1のカメラ用インターフェース規格はカメラリンクであり、前記第2のカメラ用インターフェース規格はVBOCであってもよい。
前記制御部は、FPGAを有し、前記第1のモードと前記第2のモードの切り替えが、前記FPGA内の回路をリコンフィグレーションすることによって行われてもよい。画像信号のICを共通化することにより、インターフェース規格ごとにICを設ける構成に比べて、装置(処理基板)の小型化及びコスト低減を図ることができる。
前記制御部は、前記接続部に接続されたカメラが、前記第1カメラであるか前記第2カメラであるかを識別する、カメラ識別処理を実行し、前記カメラ識別処理の結果に従って前記第1のモードと前記第2のモードの切り替えを行ってもよい。この構成によれば、カメラ制御装置が、接続されているカメラのインターフェース規格を自動で識別し、モードを自動で切り替える。したがって、ユーザによる設定操作が不要となり、ユーザビリティの向上を図ることができるとともに、ユーザの設定間違いのような人的ミスのリスクを排除することができる。
前記第1のカメラ用インターフェース規格と前記第2のカメラ用インターフェース規格とが、同じピンにアサインされたシリアル通信ラインを有している場合には、前記制御部は、前記シリアル通信ラインを介した通信を利用して前記カメラ識別処理を行ってもよい。例えば、前記シリアル通信ラインを介した通信で使用可能なボーレートが、前記第1カメラと前記第2カメラとで異なっている場合には、前記制御部は、前記第1カメラと前記第2カメラのうちの一方のみが対応しているボーレートで前記接続部に接続されたカメラとの間で通信を行い、通信が成功したか否かに基づき、前記接続部に接続されたカメラが前記第1カメラであるか前記第2カメラであるかを識別してもよい。例えば、前記制御部は、前記シリアル通信ラインを介した通信により、前記接続部に接続されたカメラから、カメラ用インターフェース規格を特定可能な情報を取得することによって、前記カメラが前記第1カメラであるか前記第2カメラであるかを識別してもよい。
前記第1カメラでは接続状態にある一対のピンのうちの一方が、前記第2カメラではオープンな状態になっている場合には、前記制御部は、前記一対のピンのそれぞれが接続状態にあるかオープンな状態にあるかを検知することによって、前記接続部に接続されたカメラが前記第1カメラであるか前記第2カメラであるかを識別してもよい。
前記制御部は、画像信号ラインを介して入力される信号の特徴に基づいて、前記接続部に接続されたカメラが前記第1カメラであるか前記第2カメラであるかを識別してもよい。「信号の特徴」は、電気信号それ自体の特徴であり、例えば、波形、振幅、周期、位相などに表れる特徴である。カメラ識別を行う段階では、インターフェース規格が不明であり、画像信号の伝送プロトコルも不明なため、画像信号の内容を解釈することはできない。それゆえ、信号の特徴からインターフェース規格を推定するのである。例えば、前記第1カメラは前記所定のピンにクロック信号を出力し、前記第2カメラは前記所定のピンに画像信号を出力するものであり、前記制御部は、前記所定のピンを介して入力される信号
が周期的にオン/オフを繰り返す特徴を有する信号である場合に、前記接続部に接続されたカメラが前記第1カメラであると判断してもよい。
本発明は、上記手段の少なくとも一部を有するカメラ制御装置として捉えてもよいし、カメラ制御装置に搭載される処理基板(インターフェースボード、グラバーボードとも呼ばれる)や、カメラとカメラ制御装置で構成されるカメラシステムとして捉えてもよい。また、本発明は、上記処理の少なくとも一部を含む制御方法、または、かかる方法を実現するためのプログラムやそのプログラムを非一時的に記録した記録媒体として捉えることもできる。なお、上記手段および処理の各々は可能な限り互いに組み合わせて本発明を構成することができる。
本発明によれば、異なるインターフェース規格のカメラに対応可能な利便性・汎用性に優れたカメラ制御装置を提供することができる。
図1は、産業用カメラシステムの構成を示す図である。 図2は、第1実施形態のコントローラ(カメラ制御装置)の構成を模式的に示すブロック図である。 図3は、カメラリンク規格のベースコンフィグレーションとVBOC規格のベースコンフィグレーションのピンアサインメントの対比表である。 図4は、コントローラの電源投入時に実行される起動処理のフローチャートである。 図5は、第1実施形態のカメラ識別処理のフローチャートである。 図6は、第2実施形態のカメラ識別処理のフローチャートである。 図7は、第3実施形態のコントローラ(カメラ制御装置)の構成を模式的に示すブロック図である。 図8は、第3実施形態のカメラ識別処理のフローチャートである。 図9は、CLカメラのクロック信号とVBOCカメラの画像信号それぞれの波形を模式的に示す図である。 図10は、第4実施形態のカメラ識別処理のフローチャートである。 図11は、CLカメラの画像信号とVBOCカメラの同期信号それぞれの波形を模式的に示す図である。
<適用例>
図1を参照して、本発明の適用例の一つについて説明する。図1は、産業用カメラシステム1の構成を示す図である。産業用カメラシステム1は、概略、カメラ10と、カメラ10を制御するコントローラ11とから構成され、カメラ10とコントローラ11とはケーブル12によって接続されている。このコントローラ11が、本発明に係るカメラ制御装置の一例である。
コントローラ11は、2種類以上のカメラ用インターフェース規格に対応している。すなわち、コントローラ11の接続部に対して、少なくとも第1のカメラ用インターフェース規格に準拠したカメラと第2のカメラ用インターフェース規格に準拠したカメラを含む、複数タイプのカメラを選択的に(あるいは同時に)接続することが可能である。
通常、異なるインターフェース規格の間では画像信号の伝送プロトコルが異なり、互換性がない。それゆえ、コントローラ11は、接続されたカメラ10のタイプ(インターフェース規格)に応じて、コントローラ11の動作モード(少なくとも画像信号に対する処
理)を適応的に切り替える。動作モードの切り替えはどのように実現してもよい。例えば、(1)FPGA内の回路をリコンフィグレーションすることによって動作モードを切り替える方法、(2)動作モードの異なる複数のICを用意しておき、接続されたカメラに応じて使用するICを切り替える方法、(3)画像信号処理をプログラムで実現している場合には、接続されたカメラに応じてプロセッサで実行するプログラムを切り替える方法、などがある。
接続されたカメラ10のタイプは、ユーザがコントローラ11に対し設定(教示)してもよいが、コントローラ11が自動で識別することが好ましい。ただし、接続されたカメラ10のタイプを自動で識別することは容易ではない。カメラ10のタイプが不明な段階(例えば、カメラ10が接続された直後)では、カメラ10の各信号ラインから出力される信号をどのようなプロトコルに従って処理すればよいかが分からないため、コントローラ11側で画像信号の内容(信号にエンコードされている情報)を解釈できないからである。そこで、本発明者は、画像信号の伝送プロトコルが分からないという状況の下でも、カメラ10のタイプ(インターフェース規格)を識別可能ないくつかの方法を考案した。
以下の実施形態では、一例として、カメラリンク規格のカメラ(「CLカメラ」と呼ぶ)とVBOC規格のカメラ(「VBOCカメラ」と呼ぶ)を自動識別し、動作モードを切り替える方法について説明する。ただし、以下に述べる方法はCLカメラとVBOCカメラの識別に限定されるものではなく、同様の原理・考え方を他のインターフェース規格の識別にも適用可能である。
<第1実施形態>
第1実施形態は、カメラリンク規格とVBOC規格が共通に含むシリアル通信ラインを識別に利用する例である。
(コントローラの構成)
図2は、第1実施形態のコントローラ(カメラ制御装置)の構成を模式的に示すブロック図である。本実施形態のコントローラ11は、主な構成として、接続部20、制御部21、メモリ22、処理部23、電源部24、スイッチ25を有している。
接続部20は、カメラ10を接続するためのインターフェースであり、カメラ10のケーブル12を差し込むためのコネクタ、信号を中継するリピータなどで構成される。本実施形態では、カメラリンク規格とVBOC規格の両方が採用するコネクタ規格に準拠したコネクタ(例えば、SDR26ピン、SDR14ピン、MDR26ピンなど)を用いており、同じコネクタにCLカメラとVBOCカメラのどちらも接続できる構造としている。またケーブル12としては、カメラ10への電力供給が可能なPoCLケーブルを利用する。カメラ10からケーブル12を介してコネクタに入力された信号は、リピータによって整形され、制御部21に入力される。
制御部21は、カメラ10を制御するためのプロセッサであり、本実施形態ではFPGAにより構成される。制御部21は、例えば、カメラ10から入力される画像信号に対する各種の処理、カメラ10との間の制御信号の送受信、カメラ10に対する電力供給の制御、処理部23との間の信号の送受信などの機能を提供する。
メモリ22は、制御部21によって利用される不揮発性メモリである。メモリ22には、カメラリンク規格の画像信号を処理するためのロジックが定義された回路データと、VBOC規格の画像信号を処理するためのロジックが定義された回路データとが、予め格納されている。これらの回路データを用いて制御部21(FPGA)内の回路を部分的にリコンフィグレーションすることによって、制御部21の動作モードを切り替え可能である
処理部23は、コントローラ11全体の動作を制御するためのプロセッサであり、本実施形態ではCPUにより構成される。処理部23は、例えば、制御部21によって生成されたフレーム毎の画像データを用いた各種の処理、制御部21に対する制御命令の送信などの機能を提供する。電源部24は、カメラ10に供給する電力を出力する電源回路である。また、スイッチ25は、カメラ10への電力供給のオン/オフを切り替える回路である。
(コネクタのピンアサインメント)
図3は、カメラリンク規格のベースコンフィグレーションとVBOC規格のベースコンフィグレーションのピンアサインメントの対比表である。カメラリンク規格及びVBOC規格はLVDS(低電圧差動信号)伝送方式を採用しており、2つのピン(信号ライン)により差動信号を伝送する仕組みである。図3に示す26個のピンのうち、1番/14番、2番/15番、・・・、13番/26番がそれぞれ差動ペアを構成している。
カメラリンク規格では、1番/14番と13番/26番がインナーシールドに割り当てられ、2番/15番と3番/16番と4番/17番と6番/19番が画像信号ラインに、5番/18番がクロック信号ラインに、7番/20番と8番/21番がシリアル通信ラインに、9番/22番と10番/23番と11番/24番と12番/25番が制御ラインに、それぞれ割り当てられている。
VBOC規格では、1番/14番と13番/26番がインナーシールドに割り当てられ、2番/15番と3番/16番と4番/17番と5番/18番が画像信号ラインに、6番/19番が同期信号ラインに、7番/20番と8番/21番がシリアル通信ラインに、9番/22番と10番/23番と11番/24番と12番/25番が制御ラインに、それぞれ割り当てられている。
カメラリンク規格とVBOC規格とは、画像信号の伝送に用いるピン(信号ライン)が異なり、その伝送プロトコルも異なっている。すなわち、カメラリンク規格では、3つの画像信号ラインでデータ信号を伝送するとともに、クロック信号ラインでクロック(タイミング情報)を伝送する。コントローラ側ではこのクロックをベースに画像の同期・生成を行う。一方、VBOC規格では、クロックを重畳したデータ信号を3つの画像信号ラインで伝送し、コントローラ側でクロックとデータ信号を分離する。この方式は、クロック・データ・リカバリ(CDR)と呼ばれる。このようにカメラリンク規格とVBOC規格では画像信号の互換性が無いため、カメラのタイプに応じてコントローラ側の動作モードを適切に切り替える必要がある。
(コントローラの動作)
図4を参照して、コントローラ11の動作を説明する。図4は、コントローラ11の電源投入時に実行される起動処理のフローチャートである。
コントローラ11の電源が投入されると(ステップS40)、制御部21が、接続部20に接続されているカメラ10のタイプを識別するためのカメラ識別処理を実行する(ステップS41)。カメラ識別処理の詳細は後述する。
ステップS41でCLカメラと識別された場合、制御部21は動作モードをカメラリンクモードに切り替える(ステップS42、S43)。具体的には、制御部21は、メモリ22に用意されているカメラリンク規格用の回路データを用いてFPGAの部分リコンフィグレーションを行う。これにより、制御部21は、入力された画像信号をカメラリンク
規格の伝送プロトコルに従って処理するモード(第1のモード)で動作するようになる。なお、制御部21の初期状態がカメラリンクモードである場合には、ステップS43の処理はスキップしてもよい。
ステップS41でVBOCカメラと識別された場合、制御部21は動作モードをVBOCモードに切り替える(ステップS42、S44)。具体的には、制御部21は、メモリ22に用意されているVBOC規格用の回路データを用いてFPGAの部分リコンフィグレーションを行う。これにより、制御部21は、入力された画像信号をVBOC規格の伝送プロトコルに従って処理するモード(第2のモード)で動作するようになる。なお、制御部21の初期状態がVBOCモードである場合には、ステップS44の処理はスキップしてもよい。
動作モードの切り替えが完了すると、処理部23がアプリケーションプログラムを起動し計測処理を開始する(ステップS45)。なお、ステップS41でカメラの識別に失敗した場合には、制御部21はアラートを出力して処理を終了する(ステップS42、S46)。
(カメラ識別処理)
図3に示すように、カメラリンク規格とVBOC規格のいずれにおいても7番/20番と8番/21番がシリアル通信ラインに割り当てられている。このシリアル通信ラインではRS232Cプロトコルによる信号伝送を行うことが規格で定められているため、カメラ10がCLカメラかVBOCカメラか不明な状態であっても、コントローラ11はシリアル通信ラインを介した通信は行うことができる。
CLカメラとVBOCカメラではシリアル通信の伝送速度(通信ボーレート)に差がある場合がある(CLカメラの方が一般的に遅い)。例えば、CLカメラが対応する通信ボーレートの最大値が38,400bps、VBOCカメラが対応する通信ボーレートの最大値が115,200bpsであったと仮定する。その場合、38,400bps以下ならCLカメラとVBOCカメラのどちらとも通信可能であるが、通信ボーレートが38,400bpsを超えるとCLカメラとの通信に失敗し、VBOCカメラとしか通信できない。第1実施形態のカメラ識別処理はこのような前提を利用する。
図5は、第1実施形態のカメラ識別処理のフローチャートである。まず、制御部21は、VBOCカメラのみが対応しているボーレート(例えば、115,200bps)で、シリアル通信ラインに任意の制御信号を送出する(ステップS50)。カメラ10からAckが返ってきた場合、制御部21は、カメラ10との通信が成功したとみなし、カメラ10はVBOCカメラであると判定する(ステップS51、S52)。カメラ10からAckが返ってこない場合には、制御部21は、CLカメラが対応しているボーレート(例えば、38,400bps)で、シリアル通信ラインに任意の制御信号を送出する(ステップS53)。カメラ10からAckが返ってきた場合、制御部21は、カメラ10はCLカメラであると判定する(ステップS54、S55)。カメラ10からAckが返ってこない場合には、制御部21は、未知のインターフェース規格のカメラが接続されているか、カメラが接続されていない状態であると判定する(ステップS56)。
(第1実施形態の利点)
以上述べた構成によれば、1つのコントローラ11で、カメラリンク規格に準拠したカメラとVBOC規格に準拠したカメラのいずれも利用可能となる。それゆえ、利用するカメラの選択肢が広がり、システム構成の自由度が向上する。また、コントローラ11は既存のものをそのまま利用し、カメラをCLカメラからVBOC規格の高性能なカメラに交換する、ということも可能となり、メンテナンスのコストや手間が削減される効果も期待
できる。
また、CLカメラとVBOCカメラとでコネクタを共用することで、コントローラ11に設けるコネクタの数を削減できるため、装置の小型化を図ることができる。また、インターフェース規格ごとにコネクタが設けられている構成の場合には、ケーブルを接続する際に、ユーザがカメラとコネクタの対応が正しいかどうかを確認し、接続間違いが生じないよう気を付けなければならないが、コネクタを共用する構成の場合は、このような面倒がなく、また接続間違いも起こらない。すなわち、ユーザビリティに優れたコントローラ11を提供できる。
カメラリンクは産業用カメラの分野で広く普及している規格のため、製品群が豊富であるとともに、ユーザの保有台数も多い。一方のVBOCは、これから普及が期待されている規格である。それゆえ、カメラリンクからVBOCへの移行期においては、工場内にCLカメラとVBOCカメラが混在して利用されることが想定される。そのような状況の下では、CLカメラとVBOCカメラを同じコネクタに接続可能な構成は、ユーザにとってのメリットが極めて大きいと考えられる。加えて、カメラリンクとVBOCは互換性が無い(画像信号の伝送プロトコルが異なる)にもかかわらず、同じ規格のコネクタ(SDR、MDRなど)を採用しているため、CLカメラをVBOCカメラ用のコネクタに誤って接続してしまうミスやその逆のミスも生じるおそれがある。本実施形態の構成は、このような接続ミスを防止できる点でもメリットが大きい。
本実施形態では、制御部21の動作モードの切り替えをFPGAのリコンフィグレーションによって実現している。このように画像信号処理用のICを共通化することにより、インターフェース規格ごとに別個のICを設ける構成に比べて、装置(処理基板)の小型化及びコスト低減を図ることができる。また、画像信号処理用のICを共通化する構成は、本実施形態のように共通コネクタを用い、且つ、差動信号で伝送する方式の場合に、特に好適である。もしコネクタが1つでICが別々の場合には、コネクタを通じて入力された信号を分岐させ対応するICへと導く必要があるが、差動信号の伝送経路の分岐や切り替えは簡単な回路では実現が難しいからである。
また本実施形態では、カメラのタイプを自動で識別するので、ユーザによる設定操作が不要となり、ユーザビリティの向上を図ることができるとともに、ユーザの設定間違いのような人的ミスのリスクを排除することができる。
<第2実施形態>
第2実施形態も、第1実施形態と同様に、シリアル通信ラインを識別に利用する。ただし、第1実施形態では通信の成否によりカメラのタイプを識別したのに対し、第2実施形態ではシリアル通信によって取得した情報に基づきカメラのタイプを識別する。以下では、本実施形態に特有の構成を説明し、他の実施形態と共通する構成については説明を省略する。
(カメラ識別処理)
本実施形態では、カメラの内部メモリに、インターフェース規格を特定可能な情報(以下「識別情報」と呼ぶ)が格納されており、コントローラ11がこの識別情報をシリアル通信によって読み出すことができる、という状態を前提とする。識別情報は、インターフェース規格そのものを示す情報でもよいし、インターフェース規格を推定可能な情報(例えば、カメラの機種名、型番、製造番号など)でもよい。
図6は、第2実施形態のカメラ識別処理のフローチャートである。まず、制御部21は、シリアル通信ラインを介してカメラ10に対し識別情報の要求信号を送出する(ステッ
プS60)。制御部21は、カメラ10から識別情報を受信すると(ステップS61)、識別情報に基づきカメラ10のインターフェース規格を判定する(ステップS62)。識別情報の取得に失敗した場合、制御部21は、未知のインターフェース規格のカメラが接続されているか、カメラが接続されていない状態であると判定する(ステップS63)。
本実施形態の構成も、第1実施形態と同様の利点を有する。加えて、接続されているカメラ10から取得した情報に基づきインターフェース規格の識別を行うため、第1実施形態のような方法に比べ、信頼性の高い識別結果を得ることができる。
<第3実施形態>
第3実施形態は、所定のピン(信号ライン)の接続状態をチェックすることによって、カメラのタイプを識別する例である。以下では、本実施形態に特有の構成を説明し、他の実施形態と共通する構成については説明を省略する。
(コントローラの構成)
図7は、第3実施形態のコントローラ(カメラ制御装置)の構成を模式的に示すブロック図である。本実施形態のコントローラ11は、主な構成として、接続部20、制御部21、メモリ22、処理部23、電源部24、スイッチ25、検知回路70を有している。ここで、検知回路70は、所定のピンに対し微弱電流を流し、当該ピンがカメラ10の信号ラインに接続されているか(接続状態)、接続されていないか(オープン状態)を検知する回路である。検知回路70以外の構成は第1実施形態のもの(図2参照)と同様である。
(カメラ識別処理)
本実施形態のカメラ識別処理は、コネクタの1番ピンと14番ピンのペアが下記表のような状態をとることを前提とする。
Figure 2020136795
すなわち、コントローラ11にCLカメラが接続されている場合には、1番ピンと14番ピンがともにカメラの信号ラインに接続された状態となり、VBOCカメラが接続されている場合には、1番ピンのみがカメラの信号ラインに接続され、14番ピンはオープン状態(電気的接続がとられていない状態)となる。なお、コントローラ11にカメラが接続されていない状態では、1番ピンと14番ピンの両方がオープン状態となる。
図8は、第3実施形態のカメラ識別処理のフローチャートである。まず、制御部21は、検知回路70を用いて1番ピン及び14番ピンそれぞれの状態を調べる(ステップS80)。1番ピン及び14番ピンがともに接続状態であれば、制御部21は、コネクタに接続されているカメラ10がCLカメラであると判定する(ステップS81、S82、S83)。また、1番ピンが接続状態で14番ピンがオープン状態であれば、制御部21は、カメラ10がVBOCカメラであると判定する(ステップS81、S82、S84)。1番ピンがオープン状態であれば、制御部21は、コネクタにカメラが接続されていないと判定する(ステップS81、S85)。
本実施形態の構成も、第1実施形態と同様の利点を有する。なお、本実施形態では1番ピンと14番ピンを利用したが、上記表のように、インターフェース規格に応じてピンの
状態が異なる組み合わせであれば、他のピンを検知に利用してもよい。例えば、10番ピンと23番ピンのペア、11番ピンと24番ピンのペア、12番ピンと25番ピンのペア、13番ピンと26番ピンのペアを利用してもよい。
<第4実施形態>
第4実施形態は、画像信号ラインを介して入力される信号の特徴に基づいてカメラのタイプを識別する例である。以下では、本実施形態に特有の構成を説明し、他の実施形態と共通する構成については説明を省略する。
(カメラ識別処理)
図3の対比表に示したように、5番ピンと18番ピンのペアは、CLカメラではクロック信号の伝送に用いられるのに対し、VBOCカメラでは画像信号の伝送に用いられる。図9は、CLカメラのクロック信号とVBOCカメラの画像信号それぞれの波形を模式的に示している。クロック信号は、一定の周期でHi/Lowが切り替わる特徴的な波形を呈するため、画像信号(差動信号)の波形とは明らかに異なる。したがって、信号の伝送プロトコルが不明であっても、信号波形の特徴から、クロック信号か画像信号かを判別可能である。
図10は、第4実施形態のカメラ識別処理のフローチャートである。まず、制御部21は、5番ピン及び18番ピンを介して入力される信号を取り込み(ステップS100)、波形解析によって信号波形の特徴を抽出する(ステップS101)。制御部21は、抽出した特徴に基づいて当該信号がクロック信号か否かを判断する(ステップS102)。クロック信号の場合は、制御部21は、カメラ10がCLカメラであると判定し(ステップS103)、クロック信号でない場合は、カメラ10がVBOCカメラであると判定する(ステップS104)。
本実施形態の構成も、第1実施形態と同様の利点を有する。なお、本実施形態では5番ピンと18番ピンの信号を用いたが、インターフェース規格によって信号波形に有意な特徴が表れる信号であれば、他のピン(信号ライン)の信号を用いてもよい。例えば、6番ピンと19番ピンのペアは、CLカメラでは画像信号の伝送に用いられるのに対し、VBOCカメラでは同期信号の伝送に用いられる。図11は、CLカメラの画像信号とVBOCカメラの同期信号それぞれの波形を模式的に示している。同期信号は、カメラとコントローラの間で同期がとれたらHiからLowに変化する、という特徴的な波形を呈するため、画像信号(差動信号)の波形とは明らかに異なる。この信号波形の特徴を用いることによっても、CLカメラとVBOCカメラの識別が容易に実現できる。
<その他>
上記実施形態は、本発明の構成例を例示的に説明するものに過ぎない。本発明は上記の具体的な形態には限定されることはなく、その技術的思想の範囲内で種々の変形が可能である。
例えば、上記実施形態では、カメラリンク規格とVBOC規格の識別及び切り替えについて例示したが、本発明は、他のインターフェース規格の識別及び切り替えに適用してもよい。また、3種類以上のインターフェース規格の識別及び切り替えに本発明を適用してもよい。
また、上記実施形態では、インターフェース規格を自動で識別し、コントローラの動作モードを自動で切り替える構成を主に説明したが、コントローラに接続されたカメラのタイプをユーザが教示(設定)する構成や、コントローラの動作モードをユーザが手動で切り替える構成を採用してもよい。
<付記1>
(1)第1のカメラ用インターフェース規格に準拠した第1カメラ、および、前記第1のカメラ用インターフェース規格とは異なる第2のカメラ用インターフェース規格に準拠した第2カメラ、のいずれも接続可能に構成された接続部と、
前記接続部に接続されたカメラを制御するための制御部と、を有し、
前記第1のカメラ用インターフェース規格と前記第2のカメラ用インターフェース規格は、少なくとも画像信号の伝送プロトコルが異なるものであり、
前記制御部は、前記接続部を介して入力される画像信号を前記第1のカメラ用インターフェース規格の伝送プロトコルに従って処理する第1のモードと、前記接続部を介して入力される画像信号を前記第2のカメラ用インターフェース規格の伝送プロトコルに従って処理する第2のモードとを切り替え可能に構成されている
ことを特徴とするカメラ制御装置。
1:産業用カメラシステム
10:カメラ
11:コントローラ
12:ケーブル
20:接続部
21:制御部
22:メモリ
23:処理部
24:電源部
25:スイッチ
70:検知回路

Claims (11)

  1. 第1のカメラ用インターフェース規格に準拠した第1カメラ、および、前記第1のカメラ用インターフェース規格とは異なる第2のカメラ用インターフェース規格に準拠した第2カメラ、のいずれも接続可能に構成された接続部と、
    前記接続部に接続されたカメラを制御するための制御部と、を有し、
    前記第1のカメラ用インターフェース規格と前記第2のカメラ用インターフェース規格は、少なくとも画像信号の伝送プロトコルが異なるものであり、
    前記制御部は、前記接続部を介して入力される画像信号を前記第1のカメラ用インターフェース規格の伝送プロトコルに従って処理する第1のモードと、前記接続部を介して入力される画像信号を前記第2のカメラ用インターフェース規格の伝送プロトコルに従って処理する第2のモードとを切り替え可能に構成されている
    ことを特徴とするカメラ制御装置。
  2. 前記接続部は、前記第1カメラと前記第2カメラのいずれも接続可能な共通のコネクタを有している
    ことを特徴とする請求項1に記載のカメラ制御装置。
  3. 前記第1のカメラ用インターフェース規格はカメラリンクであり、
    前記第2のカメラ用インターフェース規格はVBOCであり、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のカメラ制御装置。
  4. 前記制御部は、FPGAを有し、
    前記第1のモードと前記第2のモードの切り替えが、前記FPGA内の回路をリコンフィグレーションすることによって行われる
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のカメラ制御装置。
  5. 前記制御部は、
    前記接続部に接続されたカメラが、前記第1カメラであるか前記第2カメラであるかを識別する、カメラ識別処理を実行し、
    前記カメラ識別処理の結果に従って前記第1のモードと前記第2のモードの切り替えを行う
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のカメラ制御装置。
  6. 前記第1のカメラ用インターフェース規格と前記第2のカメラ用インターフェース規格とは、同じピンにアサインされたシリアル通信ラインを有しており、
    前記制御部は、前記シリアル通信ラインを介した通信を利用して前記カメラ識別処理を行う
    ことを特徴とする請求項5に記載のカメラ制御装置。
  7. 前記シリアル通信ラインを介した通信で使用可能なボーレートが、前記第1カメラと前記第2カメラとで異なっており、
    前記制御部は、前記第1カメラと前記第2カメラのうちの一方のみが対応しているボーレートで前記接続部に接続されたカメラとの間で通信を行い、通信が成功したか否かに基づき、前記接続部に接続されたカメラが前記第1カメラであるか前記第2カメラであるかを識別する
    ことを特徴とする請求項6に記載のカメラ制御装置。
  8. 前記制御部は、前記シリアル通信ラインを介した通信により、前記接続部に接続されたカメラから、カメラ用インターフェース規格を特定可能な情報を取得することによって、
    前記カメラが前記第1カメラであるか前記第2カメラであるかを識別する
    ことを特徴とする請求項6に記載のカメラ制御装置。
  9. 前記第1カメラでは接続状態にある一対のピンのうちの一方が、前記第2カメラではオープンな状態になっており、
    前記制御部は、前記一対のピンのそれぞれが接続状態にあるかオープンな状態にあるかを検知することによって、前記接続部に接続されたカメラが前記第1カメラであるか前記第2カメラであるかを識別する
    ことを特徴とする請求項5に記載のカメラ制御装置。
  10. 前記制御部は、所定のピンを介して入力される信号の特徴に基づいて、前記接続部に接続されたカメラが前記第1カメラであるか前記第2カメラであるかを識別する
    ことを特徴とする請求項5に記載のカメラ制御装置。
  11. 前記第1カメラは前記所定のピンにクロック信号を出力し、前記第2カメラは前記所定のピンに画像信号を出力するものであり、
    前記制御部は、前記所定のピンを介して入力される信号が周期的にオン/オフを繰り返す特徴を有する信号である場合に、前記接続部に接続されたカメラが前記第1カメラであると判断する
    ことを特徴とする請求項10に記載のカメラ制御装置。
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