JP2020136028A - コネクタおよび電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】フラットケーブルの余長を吸収することのできる新規な構成のコネクタおよび電子機器を得る。【解決手段】コネクタ10は、基板2に支持され、基板2に沿うX方向(第一方向)に貫通したフラットケーブル4の挿入口11rが設けられたベース部11と、挿入口11r内に設けられ、フラットケーブル4の端子4tと接続可能なコネクタ端子12と、挿入口11rの一部を構成し、ベース部11に対して回転中心Ax1回りに、コネクタ端子12との間にフラットケーブル4を挟む閉位置P1と、閉位置P1から離間する開位置P2と、の間で回転可能に支持された可動部13と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、コネクタおよび電子機器に関する。
従来、フラットケーブルの挿入口が設けられたベース部と、フラットケーブルの端子と接続可能なコネクタ端子と、挿入口の一部を構成し、ベース部に対して回転中心回りに、コネクタ端子との間にフラットケーブルを挟む閉位置と、閉位置から離間する開位置と、の間で回転可能に支持された可動部と、を備えたコネクタが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2019−21530号公報
この種のコネクタでは、例えば、フラットケーブルの余長を吸収することのできる新規な構成が得られれば、有益である。
そこで、本発明の課題の一つは、フラットケーブルの余長を吸収することのできる新規な構成のコネクタおよび電子機器を得ることである。
本発明の第一態様にかかるコネクタは、基板に支持され、前記基板に沿う第一方向に貫通したフラットケーブルの挿入口が設けられたベース部と、前記挿入口内に設けられ、前記フラットケーブルの端子と接続可能なコネクタ端子と、前記挿入口の一部を構成し、前記ベース部に対して回転中心回りに、前記コネクタ端子との間に前記フラットケーブルを挟む閉位置と、前記閉位置から離間する開位置と、の間で回転可能に支持された可動部と、を備える。
また、前記ベース部の前記第一方向の端部に設けられ、前記第一方向に向かうにつれて前記基板から遠ざかるように傾斜した第一ガイド面を備える。
また、前記ベース部の前記第一方向の反対方向の端部に設けられ、前記第一方向の反対方向に向かうにつれて前記基板から遠ざかるように傾斜した第二ガイド面を備える。
また、前記第二ガイド面の前記基板に対する傾斜角度は、前記第一ガイド面の前記基板に対する傾斜角度よりも小さい。
また、前記可動部は、前記ベース部に前記第一方向に沿って延びた前記回転中心回りに回転可能に支持される。
また、本発明の第二態様にかかる電子機器は、前記コネクタと、前記コネクタのベース部を支持した基板と、前記ベース部の挿入口に挿入されたフラットケーブルと、を備える。
また、前記フラットケーブルの端子の前記第一方向に沿った長さは、前記コネクタのコネクタ端子の前記第一方向に沿った長さよりも長い。
本発明の上記態様によれば、フラットケーブルの余長を吸収することのできる新規な構成のコネクタおよび電子機器を得ることができる。
図1は、実施形態のコネクタが実装された電子機器の基板の例示的かつ模式的な斜視図である。 図2は、実施形態のコネクタの例示的かつ模式的な断面図である。 図3は、実施形態のコネクタの例示的かつ模式的な斜視図であって、可動部が開位置に位置された状態の図である。 図4は、図3のコネクタの挿入口にフラットケーブルが挿入された状態の例示的かつ模式的な斜視図である。 図5は、実施形態のコネクタの例示的かつ模式的な斜視図であって、可動部が閉位置に位置された状態の図である。 図6は、変形例のコネクタが実装された電子機器の基板の例示的かつ模式的な断面図である。 図7は、変形例のコネクタの例示的かつ模式的な斜視図であって、可動部が開位置に位置された状態の図である。 図8は、図7のコネクタの挿入口にフラットケーブルが挿入された状態の例示的かつ模式的な斜視図である。
以下、本発明の例示的な実施形態および変形例が開示される。以下に示される実施形態および変形例の構成、ならびに当該構成によってもたらされる作用および効果は、一例である。本発明は、以下の実施形態および変形例に開示される構成以外によっても実現可能である。また、本発明によれば、構成によって得られる種々の効果(派生的な効果も含む)のうち少なくとも一つを得ることが可能である。
また、以下に開示される実施形態および変形例には、同様の構成要素が含まれる。よって、以下では、それら同様の構成要素には共通の符号が付与されるとともに、重複する説明が省略される。なお、本明細書では、序数は、部品や、部材、部位、位置、方向等を区別するためだけに用いられており、順番や優先度を示すものではない。
[実施形態]
図1は、実施形態のコネクタ10が実装された電子機器1の基板2の斜視図である。図1に示されるように、基板2は、例えば、クラムシェル型(ノートブック型)のパーソナルコンピュータや、タブレット型のパーソナルコンピュータ、スマートフォン等によって構成された電子機器1の筐体に収容されている。基板2は、電子機器1の筐体内において、基板2とは別の基板3とフラットケーブル4を介して互いに電気的に接続されている。
以下の説明では、便宜上、互いに直交する三方向が定義されている。X方向は、基板2およびフラットケーブル4の長手方向(軸方向)に沿う。Y方向は、基板2およびフラットケーブル4の幅方向(短手方向、左右方向)に沿う。Z方向は、基板2およびフラットケーブル4の厚さ方向(上下方向)に沿う。X方向は、第一方向の一例である。X方向は、コネクタ10に対するフラットケーブル4の挿入方向に相当し、X方向の反対方向は、コネクタ10に対するフラットケーブル4の抜去方向に相当する。
図1に示されるように、基板2は、基板3のX方向に間隔をあけて設けられている。基板2,3のZ方向の表面2a,3aには、それぞれ、コネクタ10,7が設けられている。コネクタ10,7は、例えば、ZIF(zero insertion force)型のFPC(flexible printed circuit)コネクタ等によって構成されている。すなわち、コネクタ10,7は、挿入口11r,8rが設けられたベース部11,8と、挿入口11r,8rを開閉可能にベース部11,8に支持された可動部13,9と、を有している。
挿入口8rは、ベース部8からX方向の反対方向に凹み、X方向に開放された凹部として構成されている。一方、本実施形態では、挿入口11rは、ベース部11をX方向に貫通した貫通穴として構成されている。これにより、フラットケーブル4に余長がある場合に、フラットケーブル4のX方向の端部4cを挿入口11rからベース部11よりもX方向に逃がすことができるよう構成されている。
また、基板2,3の表面2a,3aには、それぞれ、複数の電子部品5,6等が実装されている。電子部品5,6は、例えば、CPU(central processing unit)や、ROM(read only memory)、RAM(random access memory)等である。基板2,3内の配線とこれら複数の電子部品5,6とによって、電子機器1の制御回路の少なくとも一部が構成されている。
フラットケーブル4は、コネクタ10とコネクタ7との間に亘って設けられている。フラットケーブル4は、例えば、FFC(flexible flat cable)や、FPC(flexible printed circuit)等である。フラットケーブル4は、Z方向を向いた上面4aと、上面4aとは反対側を向いた下面4bと、を有している。
下面4bには、コネクタ10のコネクタ端子12と電気的に接続可能な端子4t(図2参照)が設けられている。端子4tは、下面4bに沿ってX方向およびY方向に延びた薄板状(膜状)に構成されている。本実施形態では、端子4tのX方向に沿った長さL1は、コネクタ端子12のX方向に沿った長さL2よりも長く設定されている。なお、端子4tは、フラットケーブル4に沿って屈曲可能である。
図2は、コネクタ10の断面図であり、図3は、コネクタ10の斜視図であって、可動部13が開位置P2に位置された状態の図である。図3に示されるように、可動部13は、ベース部11にX方向に沿って延びる回転中心Ax1(回転軸)を有したヒンジ15を介して回転可能に支持されている。可動部13は、ヒンジ15の回転中心Ax1回りに回転することで、閉位置P1(図2参照)と、開位置P2(図3参照)と、の間で移動可能(開閉可能)である。可動部13は、フラップや、レバー、カバー、蓋等とも称される。可動部13は、ベース部11とともにコネクタ10のボディを構成している。
ベース部11は、例えば、底壁11aと、複数の立壁11b,11cと、を有している。ベース部11には、これら底壁11aおよび立壁11b,11cによって囲まれた挿入口11rが設けられている。挿入口11rは、ベース部11をX方向に貫通するとともに、Z方向に開放されている。また、挿入口11rは、可動部13が閉位置P1(図2参照)に位置された状態では、当該可動部13によってZ方向から覆われる。
底壁11aは、基板2と平行に延びた四角形状の板状に構成されている。図3にも示されるように、底壁11aには、コネクタ端子12が収容される複数の開口部11dが設けられている。開口部11dは、底壁11aをZ方向に貫通するとともに、X方向に向けて開放された溝部である。開口部11dは、Y方向に互いに間隔をあけて並んでいる。
コネクタ端子12は、開口部11dのそれぞれに対応して設けられている。コネクタ端子12は、それぞれ、底壁11aのZ方向の上面11a1に露出した接点部12aを有している。本実施形態では、接点部12aと上述したフラットケーブル4の端子4t(図2参照)との接触によって、フラットケーブル4と基板2側のパターン配線とがコネクタ端子12を介して電気的に接続される。
また、底壁11a(ベース部11)のX方向の端部11hには、ガイド面16が設けられている。ガイド面16は、X方向に向かうにつれて基板2の表面2aから遠ざかるように傾斜している。また、図2に示されるように、ガイド面16のZ方向の頂部は、電子部品6のZ方向の上面よりもZ方向に位置されている。ガイド面16は、第一ガイド面の一例である。
また、底壁11a(ベース部11)のX方向の反対方向の端部11iには、ガイド面17が設けられている。ガイド面17は、X方向の反対方向に向かうにつれて基板2の表面2aから遠ざかるように傾斜している。ガイド面17は、例えば、ベース部11と接続(当接)されたベース部11とは別の部品18(分割体)に設けられている。ガイド面17のZ方向の頂部は、電子部品5のZ方向の上面よりもZ方向に位置されている。ガイド面17は、第二ガイド面の一例である。部品18は、ガイド部材等とも称される。
また、本実施形態では、ガイド面17の基板2の表面2aに対する傾斜角度α1は、ガイド面16の基板2の表面2aに対する傾斜角度α2よりも小さく設定されている。これにより、フラットケーブル4のガイド面17側からの挿入性が高められている。また、ガイド面16,17によって、フラットケーブル4の端子4tと電子部品5,6との干渉が抑制されている。
図3に示されるように、立壁11bは、底壁11aのY方向の反対方向の端部に設けられている。立壁11bは、底壁11aからZ方向に突出し、X方向に沿って延びている。立壁11bには、Y方向の反対方向に凹み、Y方向に開放された凹部11eが設けられている。凹部11eは、可動部13が閉位置P1に位置された状態で、可動部13の先端部13aを収容可能である。
立壁11cは、底壁11aのY方向の端部に設けられている。立壁11cは、底壁11aからZ方向に突出し、X方向に沿って延びている。立壁11cには、Y方向に凹み、Y方向の反対方向に開放された凹部11fが設けられている。凹部11fには、可動部13の基端部13bがヒンジ15の回転中心Ax1回りに回転可能に収容されている。
可動部13は、閉位置P1(図2参照)に位置された状態では、基板2と平行に延びた四角形状の板状に構成されている。可動部13は、上述した立壁11bの凹部11eと立壁11cの凹部11fとの間に亘って延びている。また、可動部13のX方向の端部には、ケーブル押さえ部14が設けられている。
図4は、図3のコネクタ10の挿入口11rにフラットケーブル4が挿入された状態の斜視図である。図5は、コネクタ10の斜視図であって、可動部13が閉位置P1に位置された状態の図である。図5に示されるように、ケーブル押さえ部14は、例えば、第一延部14aと、第二延部14bと、第三延部14cと、を有している。
第一延部14aは、可動部13からX方向に突出している。第二延部14bは、第一延部14aのX方向の端部と接続され、当該端部からガイド面16に沿ってX方向かつZ方向に斜めに延びている。第三延部14cは、第二延部14bのX方向の端部と接続され、当該端部から第一延部14aと平行にX方向に延びている。
図5に示されるように、本実施形態では、可動部13が閉位置P1に位置された状態では、ケーブル押さえ部14によってフラットケーブル4のX方向の端部4cが第一延部14a、第二延部14b、および第三延部14cに沿った形状で支持されている。これにより、フラットケーブル4のZ方向に配置される電子機器1の内部部品と端部4cとの干渉が抑制されている。なお、図3,4では、便宜上、ケーブル押さえ部14の形状が簡略化されている。
次に、フラットケーブル4の取付方向の一例について説明する。まず、図1に示されるように、フラットケーブル4のX方向の反対方向の端部4dを基板3側のコネクタ7の挿入口8rに挿入して固定する(S1)。S1は、第一工程の一例である。
次に、図4に示されるように、フラットケーブル4のX方向の端部4cを基板2側のコネクタ10の挿入口11rに挿入する(S2)。そして、フラットケーブル4に余長がある場合には、挿入口11rからフラットケーブル4のX方向の端部4cをベース部11よりもX方向に逃がす(S3)。S2は、第二工程の一例であり、S3は、第三工程の一例である。
次に、図5に示されるように、可動部13を開位置P2から閉位置P1へと移動させ、コネクタ端子12と可動部13との間にフラットケーブル4を挟んで固定する(S4)。S4は、第四工程の一例である。
以上のように、本実施形態では、コネクタ10は、基板2に支持され、基板2に沿うX方向(第一方向)に貫通したフラットケーブル4の挿入口11rが設けられたベース部11と、挿入口11r内に設けられ、フラットケーブル4の端子4tと接続可能なコネクタ端子12と、挿入口11rの一部を構成し、ベース部11に対して回転中心Ax1回りに、コネクタ端子12との間にフラットケーブル4を挟む閉位置P1と、閉位置P1から離間する開位置P2と、の間で回転可能に支持された可動部13と、を備える。
このような構成によれば、例えば、ベース部11をX方向に貫通した挿入口11rによって、フラットケーブル4のX方向の端部4cをベース部11よりもX方向に逃がすことができるため、フラットケーブル4の余長を吸収することができる。
また、本実施形態では、ベース部11のX方向の端部11hに設けられ、X方向に向かうにつれて基板2から遠ざかるように傾斜したガイド面16(第一ガイド面)を備える。
このような構成によれば、例えば、フラットケーブル4のX方向の端部4cを基板2から離れるZ方向にガイドできるため、端部4cの端子4tと基板2に設けられた電子部品6との干渉を抑制できたり、端部4cのベース部11からのX方向の突出量を低減できたりする。
また、本実施形態では、ベース部11のX方向の反対方向の端部11iに設けられ、X方向の反対方向に向かうにつれて基板2から遠ざかるように傾斜したガイド面17(第二ガイド面)を備える。
このような構成によれば、例えば、フラットケーブル4の端部11iに対応した部分を基板2から離れるZ方向にガイドできるため、端子4tと基板2に設けられた電子部品5との干渉を抑制できたり、端部4cのベース部11からのX方向の突出量をより低減できたりする。
また、本実施形態では、ガイド面17の基板2に対する傾斜角度α1は、ガイド面16の基板2に対する傾斜角度α2よりも小さい。
このような構成によれば、例えば、ガイド面17の傾斜角度がガイド面16の傾斜角度よりも大きかったり同じに構成されたりした場合と比べて、フラットケーブル4の挿入口11rへの挿入性が向上しやすい。
また、本実施形態では、可動部13は、ベース部11にX方向に沿って延びた回転中心Ax1回りに回転可能に支持されている。
このような構成によれば、例えば、可動部13がフラットケーブル4の挿入方向であるX方向と交差する方向に開閉するため、フラットケーブル4の挿入口11rへの挿入性がより一層向上しやすい。
また、本実施形態では、電子機器1は、コネクタ10と、コネクタ10のベース部11を支持した基板2と、ベース部11の挿入口11rに挿入されたフラットケーブル4と、を備える。
このような構成によれば、例えば、コネクタ10によってフラットケーブル4の余長を吸収可能な電子機器1を得ることができる。
また、本実施形態では、フラットケーブル4の端子4tのX方向に沿った長さL1は、コネクタ10のコネクタ端子12のX方向に沿った長さL2よりも長い。
このような構成によれば、例えば、端子4tによって、コネクタ端子12と端子4tとがより確実に接続される電子機器1が得られやすい。
[変形例]
図6は、変形例のコネクタ10Aが実装された電子機器1Aの基板2の断面図である。コネクタ10Aは、上記実施形態のコネクタ10と同様の構成を備えている。よって、コネクタ10Aは、当該同様の構成に基づく上記実施形態と同様の作用および効果を得ることができる。
ただし、本変形例では、図6に示されるように、可動部13Aがベース部11AにY方向に沿って延びる回転中心Ax2(回転軸)を有したヒンジ15Aを介して回転可能に支持されている点が、上記実施形態と相違している。可動部13Aは、ヒンジ15Aの回転中心Ax2回りに回転することで、閉位置P1と、開位置P2(図7参照)と、の間で移動可能(開閉可能)である。
図7は、コネクタ10Aの斜視図であって、可動部13Aが開位置P2に位置された状態の図である。図8は、図7のコネクタ10Aの挿入口11rにフラットケーブル4が挿入された状態の斜視図である。図7,8に示されるように、本変形例では、ベース部11Aは、立壁11gを有している。立壁11gは、底壁11aからZ方向に突出し、立壁11bのX方向の端部と立壁11cのX方向の端部との間に亘っている。
そして、本変形例では、挿入口11rが立壁11gをX方向に貫通した状態に設けられている。したがって、本変形例によっても、挿入口11rからフラットケーブル4のX方向の端部4cをベース部11よりもX方向に逃がすことができるため、フラットケーブル4の余長を吸収することができる。
以上、本発明の実施形態および変形例が例示されたが、上記実施形態および変形例は一例であって、発明の範囲を限定することは意図していない。上記実施形態および変形例は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、組み合わせ、変更を行うことができる。また、各構成や、形状、等のスペック(構造や、種類、方向、形式、大きさ、長さ、幅、厚さ、高さ、数、配置、位置、材質等)は、適宜に変更して実施することができる。
1,1A…電子機器、2…基板、4…フラットケーブル、4t…端子、10,10A…コネクタ、11,11A…ベース部、11h…端部、11i…端部、11r…挿入口、12…コネクタ端子、13,13A…可動部、16…ガイド面(第一ガイド面)、17…ガイド面(第二ガイド面)、Ax1,Ax2…回転中心、L1…フラットケーブルの端子の長さ、L2…コネクタ端子の長さ、P1…閉位置、P2…開位置、X…第一方向。
本発明の第一態様にかかるコネクタは、基板の面に支持され、前記に沿う第一方向に貫通したフラットケーブルの挿入口が設けられたベース部と、前記挿入口内に設けられ、前記フラットケーブルの端子と接続可能なコネクタ端子と、前記挿入口の一部を構成し、前記ベース部に対して回転中心回りに、前記コネクタ端子との間に前記フラットケーブルを挟む閉位置と、前記閉位置から離間する開位置と、の間で回転可能に支持された可動部と、前記ベース部の前記第一方向の端部に設けられ、前記第一方向に向かうにつれて前記面から遠ざかるように傾斜した第一ガイド面と、前記可動部の前記第一方向の端部から前記第一方向に延びた第一延部と、前記可動部が前記閉位置に位置された状態で前記第一ガイド面に沿うように、前記第一延部から延びた第二延部と、前記第二延部から前記第一方向に延びた第三延部と、を有し、前記可動部が前記閉位置に位置された状態で前記フラットケーブルを支持するケーブル押さえ部と、を備える。
1,1A…電子機器、2…基板、2a…表面(面)、4…フラットケーブル、4t…端子、10,10A…コネクタ、11,11A…ベース部、11h…端部、11i…端部、11r…挿入口、12…コネクタ端子、13,13A…可動部、14…ケーブル押さえ部、14a…第一延部、14b…第二延部、14c…第三延部、16…ガイド面(第一ガイド面)、17…ガイド面(第二ガイド面)、Ax1,Ax2…回転中心、L1…フラットケーブルの端子の長さ、L2…コネクタ端子の長さ、P1…閉位置、P2…開位置、X…第一方向。

Claims (7)

  1. 基板に支持され、前記基板に沿う第一方向に貫通したフラットケーブルの挿入口が設けられたベース部と、
    前記挿入口内に設けられ、前記フラットケーブルの端子と接続可能なコネクタ端子と、
    前記挿入口の一部を構成し、前記ベース部に対して回転中心回りに、前記コネクタ端子との間に前記フラットケーブルを挟む閉位置と、前記閉位置から離間する開位置と、の間で回転可能に支持された可動部と、
    を備えた、コネクタ。
  2. 前記ベース部の前記第一方向の端部に設けられ、前記第一方向に向かうにつれて前記基板から遠ざかるように傾斜した第一ガイド面を備えた、請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記ベース部の前記第一方向の反対方向の端部に設けられ、前記第一方向の反対方向に向かうにつれて前記基板から遠ざかるように傾斜した第二ガイド面を備えた、請求項2に記載のコネクタ。
  4. 前記第二ガイド面の前記基板に対する傾斜角度は、前記第一ガイド面の前記基板に対する傾斜角度よりも小さい、請求項3に記載のコネクタ。
  5. 前記可動部は、前記ベース部に前記第一方向に沿って延びた前記回転中心回りに回転可能に支持された、請求項1〜4のうちいずれか一つに記載のコネクタ。
  6. 請求項1〜5のうちいずれか一つに記載のコネクタと、
    前記コネクタのベース部を支持した基板と、
    前記ベース部の挿入口に挿入されたフラットケーブルと、
    を備えた、電子機器。
  7. 前記フラットケーブルの端子の前記第一方向に沿った長さは、前記コネクタのコネクタ端子の前記第一方向に沿った長さよりも長い、請求項6に記載の電子機器。
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