JP2020133883A - ソレノイドバルブ - Google Patents
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Abstract
【課題】部品の誤組付けが生じ難く製造効率の良いソレノイドバルブを得る。【解決手段】液体が収容される内部空間21を有し、内部空間21の一部にシリンダ部4が設けられ、内部空間21と外部とを連通する第1ポートP1及び第2ポートP2が設けられたハウジング2と、シリンダ部4の内部で往復移動し、一部に弁部Vを設けたスプール3と、スプール3を反対方向に押すソレノイド部1及び付勢部材7と、内部空間21のうち第1ポートP1と第2ポートP2の間に設けられ、弁部Vが第1ポートP1の側にある場合に弁部Vが当接する第1弁座Z1、及び、弁部Vが第2ポートP2の側にある場合に弁部Vが当接する第2弁座Z2が形成され、弁部Vと第1弁座Z1或いは第2弁座Z2との当接により内部空間21を第1ポートP1の側と第2ポートP2の側に仕切る筒状の弁座部材8と、を備えたソレノイドバルブS。【選択図】図1
Description
本発明は、ハウジングの内部において弁部を有するスプールがシリンダ部に対して往復移動し、弁部が弁座部材に当接・離間することで、ハウジングの内部空間における液体の流通を連通遮断するソレノイドバルブに関する。
従来、このようなソレノイドバルブとしては例えば以下の特許文献1(〔0006〕、〔0009〕段落など参照)に記載されたものがある。
特許文献1に記載されたソレノイドバルブは、シリンダを保持し、流体が収容されるハウジングと、このハウジングの内部空間に連通する第1の連通路及び第2の連通路と、第1の連通路と第2の連通路との間に配設され、ハウジングに対し着脱自在に保持される弁座部材と、シリンダ内に摺動自在に支持され、弁座部材に対して近接離隔作動可能な弁部を有する弁部材と、ハウジング内に支持され弁部が弁座部材に着座する方向に弁部材を付勢する付勢部材と、ハウジングに支持されるソレノイドと、ソレノイドの励磁に応じて付勢部材の付勢力に抗して弁部を弁座部材から離隔させるスプールと、を備えている。
このソレノイドバルブは、ソレノイドが非励磁状態にあるとき弁部が弁座部材に着座し、第1の連通路と第2の連通路との間が閉状態に維持される、所謂、常時閉タイプのものである。このソレノイドバルブにあっては、弁座部材がハウジングに対して着脱自在である。例えば、ソレノイドバルブを種々の適用対象に適用する際には、何れの弁座部材を装着するかを、第1の連通路と第2の連通路との圧力差を勘案して弁座部材と弁部の接触径を設定しておき、適用対象に応じた弁座部材が装着される。これにより、ソレノイドが非励磁状態にあるとき、第1の連通路と第2の連通路との間に発生し得る圧力差によって弁部が開放状態となるのを防止するものである。
以上のとおり、特許文献1のソレノイドバルブにあっては、第1の連通路と第2の連通路との圧力差に応じて所定寸法の孔径を有する弁座部材が用いられる。しかし、スプールの構成によっては、弁座部材に対する弁部の当接方向が変化する。特許文献1では、特に記載はないが、弁座部材に形成する弁座の位置も個々の弁座部材毎に変更される。
このため、例えば弁座部材につき、孔径が同じでありながら弁座の形成位置が異なるものを製造しなければならない。その結果、弁座部材の型式毎の製造管理・維持管理作業が必要となるうえ、型式毎の製造個数が少なくなるため製造単価も増大する。さらに、類似した型式の弁座部材が複数存在する結果、ソレノイドバルブへの装着作業において誤った型式の弁座部材を組み付ける可能性が高まる。
このように、従来のソレノイドバルブにあっては種々の改善すべき点があり、従来から部品の誤組付けが生じ難く製造効率の良いソレノイドバルブが求められている。
(特徴構成)
本発明に係るソレノイドバルブの特徴構成は、液体が収容される内部空間を有するとともに、前記内部空間の一部にシリンダ部が設けられ、前記内部空間の異なる位置で外部と連通する第1ポートおよび第2ポートが設けられたハウジングと、
前記シリンダ部の内面に沿って往復移動し、一部に弁部を設けたスプールと、
前記スプールを互いに反対方向に押すソレノイドおよび付勢部材と、
前記内部空間のうち前記第1ポートと前記第2ポートとの間に設けられ、前記弁部が前記第1ポートの側に配置された場合に前記弁部が当接可能な第1弁座、および、前記弁部が前記第2ポートの側に配置された場合に前記弁部が当接可能な第2弁座が形成され、前記弁部と前記第1弁座あるいは前記第2弁座との当接によって前記内部空間を前記第1ポートの側と前記第2ポートの側に仕切る筒状の弁座部材と、を備えた点にある。
本発明に係るソレノイドバルブの特徴構成は、液体が収容される内部空間を有するとともに、前記内部空間の一部にシリンダ部が設けられ、前記内部空間の異なる位置で外部と連通する第1ポートおよび第2ポートが設けられたハウジングと、
前記シリンダ部の内面に沿って往復移動し、一部に弁部を設けたスプールと、
前記スプールを互いに反対方向に押すソレノイドおよび付勢部材と、
前記内部空間のうち前記第1ポートと前記第2ポートとの間に設けられ、前記弁部が前記第1ポートの側に配置された場合に前記弁部が当接可能な第1弁座、および、前記弁部が前記第2ポートの側に配置された場合に前記弁部が当接可能な第2弁座が形成され、前記弁部と前記第1弁座あるいは前記第2弁座との当接によって前記内部空間を前記第1ポートの側と前記第2ポートの側に仕切る筒状の弁座部材と、を備えた点にある。
(効果)
本構成のソレノイドバルブにおいては、スプールに設けた弁部が、弁座部材に対して第1ポートの側あるいは第2ポートの側に設置されるなど、弁部の配置を変更することができる。
本構成のソレノイドバルブにおいては、スプールに設けた弁部が、弁座部材に対して第1ポートの側あるいは第2ポートの側に設置されるなど、弁部の配置を変更することができる。
例えば、ソレノイドが第1ポートの側にあり、付勢部材が第2ポートの側にある場合に、弁部を弁座部材に対して第1ポートの側に設ける。この構成では、付勢部材は、弁部を有するスプールを第1ポートの側に常時付勢する。よって、ソレノイドが非通電のとき、弁部は弁座部材から離間し、第1ポートと第2ポートとが連通状態となる。これにより常時は開状態となるソレノイドバルブが得られる。
一方、ソレノイドが第1ポートの側にあり、付勢部材が第2ポートの側にあって、弁部が弁座部材に対して第2ポートの側に設けられた構成でも、付勢部材は弁部をソレノイドの側に常時付勢する。ただし、この場合には、ソレノイドが非通電のとき、弁部は弁座部材に押し付けられ、第1ポートと第2ポートとの連通が遮断される。これにより常時は閉状態となるソレノイドバルブが得られる。
このような常時開型あるいは常時閉型のソレノイドバルブは各種の流体制御装置において適所に用いられる。双方のソレノイドバルブの部品構成は略共通であり、例えばスプールの形状を変更することで何れの型のソレノイドバルブも得ることができる。このような部品の変更を極力少なくすることで、ソレノイドバルブの製造過程において、構成部品の誤った組付けが防止され、製造工数および製造コストの削減が可能となる。
そこで、本構成では、弁座部材に第1弁座および第2弁座の両方を設けてある。ソレノイドバルブが完成すると、当該ソレノイドバルブの特性は常時開型か常時閉型に限定される。よって、一旦、ソレノイドバルブに組み付けられた弁座部材においては一方の弁座のみが使用され、他方の弁座が使用されることはない。ただし、ソレノイドバルブの製造過程を鑑みれば、ソレノイドバルブの型別に弁座部材を準備することに比べて部品の誤った組み付けが防止され、弁座部材の製造工数および製造コストが削減される等の利点が得られる。よって、本構成であれば双方の型のソレノイドバルブを合理的に得ることができる。
〔第1実施形態〕
(全体概要)
本発明に係るソレノイドバルブSの実施形態につき、図1乃至図3を用いて説明する。図1には、第1実施形態のソレノイドバルブSを示し、図2には第2実施形態のソレノイドバルブSを示す。また、図3には、第1実施形態および第2実施形態における弁部Vと弁座部材8との詳細を示す。
(全体概要)
本発明に係るソレノイドバルブSの実施形態につき、図1乃至図3を用いて説明する。図1には、第1実施形態のソレノイドバルブSを示し、図2には第2実施形態のソレノイドバルブSを示す。また、図3には、第1実施形態および第2実施形態における弁部Vと弁座部材8との詳細を示す。
当該ソレノイドバルブSは、例えば、車両のサスペンションを駆動制御する各種の油圧システム等に用いられる。
本実施形態のソレノイドバルブSは、例えば図1および図2に示すように、コイル11や当該コイル11によって駆動されるプランジャ12が内包されたソレノイド部1と、当該ソレノイド部1が接続されるハウジング2とを備えている。
ソレノイド部1には雄ネジ部13aを有する基部13が突出形成されており、当該基部13がハウジング2に形成された筒状の内部空間21に挿入され、内部空間21の雌ネジ部21aに螺合される。基部13の中央には、プランジャ12の駆動力を伝達するロッド14が案内される案内孔が設けられている。
ハウジング2の内部空間21のうち基部13が螺入された領域のさらに奥に、弁部Vを備え、ロッド14によって押し動作されるスプール3と当該スプール3の往復移動を案内するシリンダ部4が設けられる。さらに、シリンダ部4の奥には、弁部Vが当接する弁座部材8が固定される。
シリンダ部4は筒状の部材であり、両端部の外側面4aが、夫々、ハウジング2の内部空間21の内壁部に形成された二箇所のシリンダ固定面22に支持される。これら二箇所のシリンダ固定面22どうしの間の領域は、シリンダ部4の外側面4aとの間に隙間が形成されるよう径方向の寸法が大きく設定されている。
シリンダ部4の外周を包囲する状態の当該隙間は流体の筒状流路23となり、ハウジング2に貫通形成された第1ポートP1が連通する。また、この筒状流路23は、シリンダ部4の壁部に設けたシリンダポートP3を介してシリンダ部4の内部に形成された内部流路24と連通する。
シリンダ部4の内部にはスプール3が配置され、シリンダ部4の円筒内面4bに対してスプール3の筒状外面34が摺動する状態に往復移動する。スプール3の先端近傍には弁部Vが形成されており、後述する弁座部材8に当接離間して内部流路24を開放・遮断する。当該スプール3はロッド14によって押し駆動される。
一方、スプール3の先端部には、付勢部材7によってソレノイド部1に向く外力が常時付与される。付勢部材7は、内部空間21の底部25から反力を受ける例えばコイルスプリングである。スプール3の先端にはリテーナ5が挿入されており、付勢部材7は当該リテーナ5を介してスプール3を付勢する。
スプール3の内部にはフィルタ6が内蔵されており、リテーナ5がこのフィルタ6を位置固定している。スプール3の内部には、自身の往復移動方向に沿って連通路31が形成されている。フィルタ6は、異物がこの連通路31に進入するのを防止するものである。
連通路31の奥にはさらにオリフィス部32が形成されており、スプール3の外部空間、すなわち、ハウジング2の内部空間21のうちソレノイド部1の側の空間に連通している。
シリンダ部4の先端とハウジング2との間には弁座部材8が配置されている。弁座部材8は、一方の端部にフランジ部81を持つ略筒状の部材である。このフランジ部81が、シリンダ部4の先端と、ハウジング2の内面に形成された段部26とで挟持される。尚、ハウジング2の内面のうち弁座部材8に対して第1ポートP1と反対の位置には第2ポートP2が設けてある。この第2ポートP2は内部流路24と連通する。
〔第1実施形態に係るスプールおよびハウジング〕
本発明のソレノイドバルブSは、弁座部材8に対する弁部Vの位置を変えることで、ソレノイド部1が非通電のときに開状態となる型式と、閉状態となる型式とに構成することができる。図1には第1実施形態の場合、すなわち常時開型のソレノイドバルブSを示す。尚、図1(a)は、ソレノイド部1が非通電の場合であって弁部Vが開状態にある場合を示し、図1(b)は、ソレノイド部1に通電されて弁部Vが閉状態にある場合を示す。
本発明のソレノイドバルブSは、弁座部材8に対する弁部Vの位置を変えることで、ソレノイド部1が非通電のときに開状態となる型式と、閉状態となる型式とに構成することができる。図1には第1実施形態の場合、すなわち常時開型のソレノイドバルブSを示す。尚、図1(a)は、ソレノイド部1が非通電の場合であって弁部Vが開状態にある場合を示し、図1(b)は、ソレノイド部1に通電されて弁部Vが閉状態にある場合を示す。
ここでは、スプール3の先端に形成された膨出部33の表面のうち、先端側の傾斜面に弁部Vとしての第1弁部V1が形成され、第1弁部V1は弁座部材8に対してソレノイド部1の側に配置される。この場合、弁座部材8の貫通孔82の両端部のうち第1弁部V1の側に位置する開口部の縁部に弁座Zとしての第1弁座Z1が形成される。これら第1弁部V1と第1弁座Z1との当接により、内部流路24が第1ポートP1の側と第2ポートP2の側に仕切られる。
第1弁部V1の形状は、図3(a)に示すように略球面である。これは第1弁座Z1との密着性を高めるためである。つまり、スプール3はシリンダ部4に沿って上下するが、両者の間には多少の隙間がある。よって、スプール3の姿勢は厳密にはある程度の範囲で傾斜する。よって、第1弁部V1を略球面にすることで、スプール3の姿勢変化に伴う第1弁部V1の見かけの姿勢変化を少なくし、第1弁座Z1に対する第1弁部V1の密閉度を高めることができる。尚、球面の加工には所定の製造技術や工数が必要となるため、球面ではない曲面あるいは円錐面等に形成してもよい。
一方、弁座部材8の第1弁座Z1としては、第1弁部V1と同じ曲率を有する鋼球などを用いた整形具を押し当てることで、全周に亘って均質な当接面が形成される。鋼球を押し付ける場合、第1弁座Z1の座面は、厳密には球面の一部を環状に切り取った面となる。ただし、第1弁座Z1の径方向に沿った幅は極めて狭いため、第1弁部V1の表面形状が略球面や円錐面であっても、第1弁座Z1に対する密着状態にはそれ程影響しない。
第1弁部V1は第1弁座Z1に当接するが、この環状の当接部の直径と、シリンダ部4のうちスプール3の筒状外面34が摺動する円筒内面4bの内径とが同じに設定される。これによりソレノイド部1への通電により、第1弁部V1が閉状態となり、第1ポートP1と第2ポートP2との間に圧力差が生じても、スプール3の往復方向の夫々に沿って流体からスプール3に作用する圧力が等しくなる。よって、ソレノイド部1への通電時におけるスプール3の推力は、流体の圧力を考慮する必要がなく、付勢部材7の付勢力より大きく、かつ、第1弁部V1と第1弁座Z1との密着状態が維持され得る必要最小限の推力で足りる。尚、付勢部材7がスプール3を復帰移動させる力は、付勢部材7の付勢力からスプール3とシリンダ部4との摩擦力を減じたものである。
これらスプール3および弁座部材8は、例えば、各種の金属や樹脂などで形成される。第1弁部V1や第1弁座Z1は、互いの当接により摩耗や変形が生じ易いため、硬質の金属で構成するのが好ましい。
〔第2実施形態に係るスプールおよびハウジング〕
図2に、第2実施形態に係るスプール3およびハウジング2を示す。ここでは、スプール3が弁座部材8の貫通孔82を貫通し、弁部Vである第2弁部V2が第2ポートP2の側に配置される。付勢部材7は第1実施形態と同様にスプール3をソレノイド部1に向けて常時付勢する。尚、図2(a)は、ソレノイド部1が非通電の場合であって、弁部Vが閉状態にある場合を示し、図2(b)は、ソレノイド部1に通電されて弁部Vが開状態にある場合を示す。
図2に、第2実施形態に係るスプール3およびハウジング2を示す。ここでは、スプール3が弁座部材8の貫通孔82を貫通し、弁部Vである第2弁部V2が第2ポートP2の側に配置される。付勢部材7は第1実施形態と同様にスプール3をソレノイド部1に向けて常時付勢する。尚、図2(a)は、ソレノイド部1が非通電の場合であって、弁部Vが閉状態にある場合を示し、図2(b)は、ソレノイド部1に通電されて弁部Vが開状態にある場合を示す。
図3(b)に示すように、弁座部材8は、第1実施形態のものと同じである。そのために、弁座部材8の貫通孔82の両端部のうち第2ポートP2の側に位置する開口部の縁部に弁座Zとしての第2弁座Z2が形成される。つまり、弁座部材8には、当初より第1弁座Z1と第2弁座Z2とが形成されており、何れの型のソレノイド部1にも使用可能である。本構成により、ソレノイド部1が非通電のとき第2弁部V2が第2弁座Z2を密閉する常時閉型のソレノイドバルブSが得られる。
第2弁部V2は、スプール3の先端に設けた膨出部33のうちソレノイド部1に向く面に形成されるが、この場合にも、第2弁部V2は略球面に構成するのが望ましい。ただし、この位置はスプール3の円筒状の外面に近いため、加工用の工具が配置し難い。よって、第2弁部V2は加工が比較的容易な円錐面に構成しておいてもよい。
第2実施形態のスプール3では、先端部近傍の領域、つまり、弁座部材8を貫通する部位の領域が、第1実施形態のスプール3に比べて長くなる。ただし、その他のシリンダ部4に対向する部位の形状や、フィルタ6を内包する連通路31およびオリフィス部32の形状は同じである。さらには、スプール3の先端に挿入配置されるリテーナ5および付勢部材7も第1実施形態のものと同じである。
第2実施形態においては、スプール3の他にハウジング2が第1実施形態のものと異なる。ただし、図1および図2を比較して明らかなように、第2ポートP2の位置がスプール3の延長に対応して遠くに配置されるだけである。
〔効果〕
第1実施形態および第2実施形態に示したように、本構成のソレノイドバルブSであれば、多くの部品を共通化しながら、スプール3に設けた弁部Vを弁座部材8に対して第1ポートP1の側および第2ポートP2の側の何れにも設置可能となる。よって、常時開型および常時閉型の何れのソレノイドバルブSであっても効率的に製造することができる。
第1実施形態および第2実施形態に示したように、本構成のソレノイドバルブSであれば、多くの部品を共通化しながら、スプール3に設けた弁部Vを弁座部材8に対して第1ポートP1の側および第2ポートP2の側の何れにも設置可能となる。よって、常時開型および常時閉型の何れのソレノイドバルブSであっても効率的に製造することができる。
このように多くの部品を共通化することで、部品製造や部品管理の手間が削減されるうえ、ソレノイドバルブSの製造過程において、部品の誤った組付けが防止され、ソレノイドバルブSの製造工数および製造コストが削減される。
本発明に係るソレノイドバルブは、ハウジングの内部において弁部を有するスプールがシリンダ部に対して往復移動し、弁部が弁座部材に当接・離間することで、ハウジングの内部空間における液体の流通を連通遮断するソレノイドバルブに広く適用することができる。
1 ソレノイド部
2 ハウジング
21 内部空間
3 スプール
4 シリンダ部
7 付勢部材
8 弁座部材
P1 第1ポート
P2 第2ポート
S ソレノイドバルブ
V 弁部
Z1 第1弁座
Z2 第2弁座
2 ハウジング
21 内部空間
3 スプール
4 シリンダ部
7 付勢部材
8 弁座部材
P1 第1ポート
P2 第2ポート
S ソレノイドバルブ
V 弁部
Z1 第1弁座
Z2 第2弁座
Claims (1)
- 液体が収容される内部空間を有するとともに、前記内部空間の一部にシリンダ部が設けられ、前記内部空間の異なる位置で外部と連通する第1ポートおよび第2ポートが設けられたハウジングと、
前記シリンダ部の内面に沿って往復移動し、一部に弁部を設けたスプールと、
前記スプールを互いに反対方向に押すソレノイドおよび付勢部材と、
前記内部空間のうち前記第1ポートと前記第2ポートとの間に設けられ、前記弁部が前記第1ポートの側に配置された場合に前記弁部が当接可能な第1弁座、および、前記弁部が前記第2ポートの側に配置された場合に前記弁部が当接可能な第2弁座が形成され、前記弁部と前記第1弁座あるいは前記第2弁座との当接によって前記内部空間を前記第1ポートの側と前記第2ポートの側に仕切る筒状の弁座部材と、を備えたソレノイドバルブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019032724A JP2020133883A (ja) | 2019-02-26 | 2019-02-26 | ソレノイドバルブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019032724A JP2020133883A (ja) | 2019-02-26 | 2019-02-26 | ソレノイドバルブ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
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JP2019032724A Pending JP2020133883A (ja) | 2019-02-26 | 2019-02-26 | ソレノイドバルブ |
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