JP2020132372A - 倉庫システム - Google Patents
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Abstract
【課題】高騰化を抑制しつつ、各物品の保管状況を詳細に把握可能な倉庫システムを提供する。【解決手段】本発明の倉庫システムは、物品としての各荷物9を保管可能な保管棚21と、検出手段としてのFBGセンサ装置15とを備えている。FBGセンサ装置15は、第1〜4光源装置51a〜51dと、第1〜4光ファイバケーブル53a〜53dと、測定装置57と、作業用コンピュータ7とを有している。第1〜4光源装置51a〜51dは入射光を発光可能である。第1〜4光ファイバケーブル53a〜53dは、入射光を受光し、測定光として伝達するとともに、各荷物9に押圧されて歪が生じることにより、測定光の波長を変化させる。測定装置57は測定光を受光可能である。作業用コンピュータ7は、相関情報を記憶するとともに、測定装置57が受光した測定光と、相関情報とに基づき、保管棚21における各荷物9の位置を演算可能である。【選択図】図5
Description
本発明は倉庫システムに関する。
従来より、複数の物品を入庫して保管するとともに、保管された各物品を出庫可能な種々の倉庫システムが提案されている。この種の倉庫システムでは、入庫された各物品の確認作業を定期的に行い、各物品の保管状況を把握する必要がある。そこで、例えば、保管棚に保管された全ての物品を一旦、倉庫システムから搬出した上で作業者が各物品の確認作業を行い、再度、倉庫システムに各物品を保管し直す方法が考えられる。しかし、このような方法では、各物品の確認作業が煩雑であり、各物品の保管状況を容易に把握し難い。これに対し、特許文献1には、以下のような倉庫システムが開示されている。
この倉庫システムは、保管棚と、カメラと、スタッカークレーンとを備えている。保管棚には、複数の物品載置部と、1つの棚卸し用物品載置部とが設けられている。各物品載置部には、それぞれ物品が保管される。カメラは、棚卸し用物品載置部に設けられており、棚卸し用物品載置部に存在する物品を撮影可能である。スタッカークレーンは、各物品を各物品載置部まで運搬する他、各物品載置部と棚卸し用物品載置部との間で物品を運搬する。
この倉庫システムでは、入庫された各物品は、スタッカークレーンによってそれぞれ物品載置部に運搬されて保管される。そして、この倉庫システムにおいて、各物品の保管状況を確認する場合には、スタッカークレーンによって、物品載置部に保管された物品を棚卸し用物品載置部まで運搬し、棚卸し用物品載置部においてカメラで物品を撮影する。そして、作業者は、カメラで撮影された物品の画像を基に、物品の確認作業を行う。その後、スタッカークレーンによって、棚卸し用物品載置部から物品を物品載置部に運搬する。これらの作業を繰り返して行うことにより、この倉庫システムでは、保管棚に保管された物品を倉庫システムから搬出することなく、各物品の保管状況を把握することができる。
しかし、保管棚に保管された物品を出庫するに当たっては、出庫すべき物品が保管棚のいずれの位置に存在しているかを特定する必要がある。このため、各物品の保管状況を詳細に把握するためには、各物品が保管棚に存在している否かという情報だけでなく、各物品の保管棚における位置の情報も必要となる。この点、上記従来の倉庫システムでは、物品載置部に保管された物品を棚卸し用物品載置部まで運搬した上でカメラによる撮影を行い、その後、物品を棚卸し用物品載置部から物品載置部に運搬する。このため、この倉庫システムでは、物品が保管棚に存在している否かという情報を得ることはできても、各物品がいずれの物品載置部に載置されているかの情報、すなわち、保管棚における各物品の位置の情報を得ることはできない。
そこで、この倉庫システムにおいて、各物品載置部にそれぞれカメラを設け、各物品載置部において物品の撮影を行うことで、保管棚における各物品の位置の情報を得ることが考えられる。しかし、この場合には、物品載置部の数だけカメラが必要となることから、倉庫システムが高騰化する。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、高騰化を抑制しつつ、各物品の保管状況を詳細に把握可能な倉庫システムを提供することを解決すべき課題としている。
本発明の倉庫システムは、複数の物品を入庫して保管するとともに、保管された各物品を出庫可能な倉庫システムであって、
前記各物品を保管可能な保管棚と、
前記保管棚に存在する前記各物品を検出するとともに、前記各物品の前記保管棚における位置を検出可能な検出手段とを備え、
前記検出手段は、
複数の波長からなる入射光を発光可能な光源装置と、
前記保管棚に設けられて一本の線状に延び、前記入射光を受光し、測定光として伝達するとともに、前記各物品に押圧されて歪が生じることにより、前記測定光の波長を変化させるセンサ部材と、
前記測定光を受光可能な測定装置と、
前記測定光と、前記センサ部材における前記歪の位置との相関情報を記憶する記憶装置と、
前記測定装置が受光した前記測定光と、前記相関情報とに基づき、前記保管棚における前記各物品の位置を演算可能な演算装置とを有していることを特徴とする。
前記各物品を保管可能な保管棚と、
前記保管棚に存在する前記各物品を検出するとともに、前記各物品の前記保管棚における位置を検出可能な検出手段とを備え、
前記検出手段は、
複数の波長からなる入射光を発光可能な光源装置と、
前記保管棚に設けられて一本の線状に延び、前記入射光を受光し、測定光として伝達するとともに、前記各物品に押圧されて歪が生じることにより、前記測定光の波長を変化させるセンサ部材と、
前記測定光を受光可能な測定装置と、
前記測定光と、前記センサ部材における前記歪の位置との相関情報を記憶する記憶装置と、
前記測定装置が受光した前記測定光と、前記相関情報とに基づき、前記保管棚における前記各物品の位置を演算可能な演算装置とを有していることを特徴とする。
本発明の倉庫システムでは、センサ部材が保管棚に設けられており、センサ部材は、受光した入射光を測定光として伝達する。また、測定装置は測定光を受光する。ここで、例えば、光源装置がセンサ部材の一端にあり、測定装置がセンサ部材の他端にある場合には、センサ部材が物品に押圧されずに歪を生じていない場合でも、入射光の波長と測定光の波長とに相違が生じる。他方、光源装置及び測定装置がともにセンサ部材の一端にある場合には、センサ部材が物品に押圧されずに歪を生じていない場合には、入射光の波長と測定光の波長とに相違が生じない。いずれにしても、物品が保管棚に存在していれば、センサ部材は、物品に押圧されて歪が生じ、測定光の波長を変化させる。ここで、測定光の波長を変化させるに当たり、センサ部材は、歪みが生じた位置によって、測定光の波長の変化を異ならせる。このため、測定装置が受光する測定光は、物品が保管棚に存在している場合には、保管棚における物品の位置、つまりセンサ部材における長手方向の位置によって、測定光の波長が異なることになる。そして、演算装置は、測定装置が受光した測定光と、記憶装置に記憶された相関情報とに基づき、保管棚における各物品の位置を演算する。こうして、この倉庫システムでは、検出手段によって、各物品が保管棚に存在している否かという情報に加えて、各物品の保管棚における位置の情報も得ることができる。
そして、この倉庫システムでは、各物品の保管棚における位置の情報を得るに当たって、保管棚に複数のセンサ部材を設ける必要がない。
したがって、本発明の倉庫システムによれば、高騰化を抑制しつつ、各物品の保管状況を詳細に把握できる。
保管棚は複数であり得る。また、センサ部材は、各保管棚に各々設けられ得る。そして、検出手段は、各センサ部材及び測定装置に接続され、各センサ部材から1つのセンサ部材を選択して測定装置に測定光を伝達可能な選択装置を有していることが好ましい。この場合には、検出手段は、保管棚毎に存在する各物品を正確に検出することができるとともに、保管棚毎に各物品の位置を正確に検出することができる。
本発明の倉庫システムは、各物品を搭載可能な複数の搭載装置を備え得る。そして、各搭載装置は、センサ部材を押圧可能な押圧部を有していることが好ましい。この場合には、押圧部によってセンサ部材が好適に歪むことから、検出手段は、保管棚に存在する各物品を精度高く検出することができるとともに、各物品の保管棚における位置を精度高く検出することができる。
また、保管棚は、物品を載置しつつ搬送可能なコンベア装置を有し得る。さらに、センサ部材は、コンベア装置に設けられ得る。そして、コンベア装置は、センサ部材に向かって延びる複数の突部が設けられ、物品とともにセンサ部材を押圧可能な押圧補助部材を有していることが好ましい。この場合には、物品及び押圧補助材によって、センサ部材が好適に歪むことから、検出手段は、保管棚に存在する各物品を精度高く検出することができるとともに、各物品の保管棚における位置を精度高く検出することができる。
本発明の倉庫システムによれば、高騰化を抑制しつつ、各物品の保管状況を詳細に把握できる。
以下、本発明を具体化した実施例1〜3を図面を参照しつつ説明する。
(実施例1)
実施例1の倉庫システムは、図1に示す倉庫本体1と、第1エレベータ装置3と、第2エレベータ装置5と、作業用コンピュータ7と、図2に示すFBG(Fiber Bragg Grating)センサ装置15とを備えている。また、図1に示すように、この倉庫システムでは、倉庫本体1に入庫される前の荷物9を待機させる待機所11と、倉庫本体1から出庫された荷物9を受取可能な受取所13とが設けられている。荷物9は本発明における「物品」の一例である。また、FBGセンサ装置15は、本発明における「検出手段」の一例である。そして、作業用コンピュータ7は、本発明における「記憶装置」及び「演算装置」の一例である。
実施例1の倉庫システムは、図1に示す倉庫本体1と、第1エレベータ装置3と、第2エレベータ装置5と、作業用コンピュータ7と、図2に示すFBG(Fiber Bragg Grating)センサ装置15とを備えている。また、図1に示すように、この倉庫システムでは、倉庫本体1に入庫される前の荷物9を待機させる待機所11と、倉庫本体1から出庫された荷物9を受取可能な受取所13とが設けられている。荷物9は本発明における「物品」の一例である。また、FBGセンサ装置15は、本発明における「検出手段」の一例である。そして、作業用コンピュータ7は、本発明における「記憶装置」及び「演算装置」の一例である。
図3に示すように、荷物9には、識別標識9aが貼付されている。識別標識9aは、数字、文字及び図形等によって作成されている。識別標識9aは、貼付される荷物9毎に内容が異なるように作成されている。なお、識別標識9aが貼付される位置は適宜変更することが可能である。
本実施例では、図1に示す各矢印によって、倉庫本体1の左右方向及び上下方向を規定している。また、図3では、図1に対応して、倉庫本体1の左右方向を規定している他、倉庫本体1の前後方向を規定している。そして、図4以降では、図1及び図3に対応して、倉庫本体1の左右方向、上下方向及び前後方向を規定している。これらの左右方向、上下方向及び前後方向は、互いに直交している。
図1に示すように、倉庫本体1は矩形状に形成されたハウジング17を有している。ハウジング17の右側には、第1〜4入庫口17a〜17dが形成されている。また、ハウジング17の左側には、第1〜4出庫口17e〜17hが形成されている。各第1〜4入庫口17a〜17d及び各第1〜4出庫口17e〜17hは、それぞれハウジング17の高さ方向に配置されている。また、第1入庫口17aに対して第1出庫口17eが対応している。同様に、第2〜4入庫口17b〜17dに対して、第2〜4出庫口17f〜17hがそれぞれ対応している。
ハウジング17内には、第1〜4棚ユニット19a〜19dが設けられている。これらの各第1〜4棚ユニット19a〜19dは、ハウジング17の高さ方向に層状に配置されている。これにより、ハウジング17内において、第1棚ユニット19aが最上層に位置しており、第4棚ユニット19dが最下層に位置している。また、ハウジング17内において、各第1〜4棚ユニット19a〜19dは、左右方向に水平に配置されている。なお、ハウジング17内に設けられる棚ユニットの個数は、適宜設計可能である。また、棚ユニットの個数に応じて、ハウジング17に形成される入庫口及び出庫口の個数は適宜設計可能である。
第1棚ユニット19aは、第1入庫口17aと第1出庫口17eとに接続している。第2棚ユニット19bは、第2入庫口17bと第2出庫口17fとに接続している。第3棚ユニット19cは、第3入庫口17cと第3出庫口17gとに接続している。第4棚ユニット19dは、第4入庫口17dと第4出庫口17hとに接続している。
第1〜4棚ユニット19a〜19dは、いずれも同様の構成であり、保管棚21と搬送棚23とを有している。以下、第1棚ユニット19aを基に、保管棚21及び搬送棚23の構成を説明する。
図3に示すように、保管棚21は、第1入庫口17a側から第1出庫口17eに向かって左右方向に水平に延在している。保管棚21は、搬入路21aと、棚本体21bとを有している。また、保管棚21には、ローラコンベア装置27が設けられている。
搬入路21aは、棚本体21bの右端と接続しており、棚本体21bから第1入庫口17a側に向かって延びており、第1入庫口17aから図1に示す第1エレベータ装置3に臨んでいる。図3に示すように、搬入路21aは、左右方向及び前後方向に水平をなす第1床面210と、第1立壁211とが設けられている。第1立壁211は第1床面210に対して上方に垂直に延びており、搬入路21aを移動する荷物9が搬入路21aから落下することを防止する。
棚本体21bは、前後方向の幅が搬入路21aと等しく形成されており、搬入路21aと接続しつつ左側に延びている。棚本体21bは、各荷物9を保管可能となっている。棚本体21bは、左右方向及び前後方向に水平をなす第2床面212と、第2立壁213とが設けられている。図4に示すように、第2床面212における左端には、第2床面212を貫通する開口部212aが設けられている。
第2立壁213は第2床面212に対して上方に垂直に延びており、棚本体21bから荷物9が落下することを防止する。また、第2立壁213には、複数の停止センサ214が設けられている。第2立壁213において、各停止センサ214は、所定の間隔を設けつつ、左右方向に整列している。停止センサ214は、棚本体21bに保管可能な荷物9の個数と同数とされている。各停止センサ214は、図1に示す作業用コンピュータ7と通信可能に接続されている。
図4に示すように、ローラコンベア装置27は、搬入路21a及び棚本体21bに亘って設けられており、搬入路21aの第1床面210及び保管棚21の第2床面212上に配置されている。ローラコンベア装置27は、複数の搬送ローラ27aを有している。各搬送ローラ27aには、それぞれモータ(図示略)が設けられており、軸方向に延びる回転軸心O1周りで、同図に示すR1方向に回転可能となっている。ローラコンベア装置27では、各搬送ローラ27aが図1に示す作業用コンピュータ7によって個別に制御可能となっている。
ローラコンベア装置27は、各搬送ローラ27aが回転することにより、図2及び図4の白色矢印で示すように、搬入路21aから棚本体21bまで各荷物9を搬送する。また、ローラコンベア装置27は、停止センサ214に基づき、作業用コンピュータ7が各搬送ローラ27aの回転を停止することにより、棚本体21bで各荷物9を静止させて、棚本体21bに各荷物9を保管させる。なお、棚本体21bにおける各荷物9の保管についての詳細は後述する。
図3に示すように、搬送棚23は、保管棚21の前方側で保管棚21と並設されている。搬送棚23は、保管棚21と並走しつつ、第1入庫口17a側から第1出庫口17eに向かって左右方向に水平に延在している。また、搬送棚23は、棚本体21bと左右方向及び前後方向において平行となっている。搬送棚23には、左右方向及び前後方向に水平をなす第3床面230と、第3立壁231とが設けられている。第3立壁231は第3床面230に対して上方に垂直に延びており、搬送棚23から荷物9が落下することを防止する。そして、第3床面230は、第2床面212の前端と接続している。こうして、搬送棚23は、棚本体21bの前端と接続している。
搬送棚23の第3床面230には、第1ベルトコンベア装置29が設けられている。第1ベルトコンベア装置29は公用品である。第1ベルトコンベア装置29は、図1に示す作業用コンピュータ7によって制御可能となっている。図3の黒色矢印で示すように、第1ベルトコンベア装置29は、荷物9を載置しつつ、搬送棚23上で荷物9を第1出庫口17eに向けて搬送する。なお、第1ベルトコンベア装置29に換えて、ローラコンベア装置を採用しても良い。
また、図1に示すように、倉庫本体1には、第1〜4ゲート装置31a〜31dが設けられている。第1ゲート装置31aは、ハウジング17内において、第1棚ユニット19aに設置されており、第1出庫口17e側に位置している。同様に、第2〜4ゲート装置31b〜31dは、ハウジング17内において、それぞれ第2〜4棚ユニット19b〜19dに設置されており、第2〜4出庫口17f〜17h側に位置している。
第1〜4ゲート装置31a〜31dは、いずれも同様の構成であり、装置本体311と遮蔽板312とを有している。以下、第1ゲート装置31aを基に、装置本体311及び遮蔽板312の構成を説明する。
図3に示すように、装置本体311は、搬送棚23における第1出庫口17e側に取り付けられている。装置本体311内には、312を揺動させるための駆動装置(図示略)が設けられている。装置本体311は、図1に示す作業用コンピュータ7によって制御可能となっている。図3に示す遮蔽板312は、装置本体311に対して揺動可能に取り付けられている。第1ゲート装置31aは、装置本体311に対して遮蔽板312を揺動させることにより、搬送棚23を搬送される荷物9について、第1出庫口17eから出庫することを許容する場合と、禁止する場合とを切り替える。
また、図1に示すように、倉庫本体1には、プッシング機構33が設けられている。プッシング機構33は、ハウジング17内に設けられており、第1〜4棚ユニット19a〜19dの後方に配置されている。なお、図4では、説明を容易にするため、プッシング機構33の図示を省略している。図5〜図7についても同様である。
図1に示すように、プッシング機構33は、第1支柱35aと、第2支柱35bと、第1〜4ガイドレール41a〜41dと、第1〜4押圧装置43a〜43dとを有している。なお、第1〜4ガイドレール41a〜41dや第1〜4押圧装置43a〜43dの個数は、棚ユニットの個数等に応じて適宜変更可能である。
第1、2支柱35a、35bは、ハウジング17の床部に固定されており、上方に向かって垂直に延びている。図3に示すように、第1支柱35aと、第2支柱35bとは、保管棚21の棚本体21bにおける左右方向の長さとほぼ同じ間隔を有して配置されている。
図1に示すように、第1〜4ガイドレール41a〜41dは、第1、2支柱35a、35bに固定されることにより、第1支柱35aと第2支柱35bとの間に架橋されている。第1〜4ガイドレール41a〜41d同士は、第1〜4棚ユニット19a〜19dにそれぞれ1つ配置されるように、高さ方向に所定の間隔を設けつつ整列している。こうして、図3に示すように、第1ガイドレール41aは、第1棚ユニット19aの後方に位置している。同様に、図1に示す第2ガイドレール41bは第2棚ユニット19bの後方に位置しており、第3ガイドレール41cは第3棚ユニット19cの後方に位置しており、第4ガイドレール41dは第4棚ユニット19dの後方に位置している。第1〜4ガイドレール41a〜41dは、保管棚21に沿って、左右方向に水平に延びている。
第1〜4ガイドレール41a〜41dは、それぞれ金属製である。これにより、第1〜4ガイドレール41a〜41dは、第1〜4押圧装置43a〜43dの重量に対する剛性を有している他、後述する第1〜4押圧装置43a〜43dのロッド432が荷物9を押圧した際の反力に対する剛性を有している。
第1押圧装置43aは第1ガイドレール41aに取り付けられている。第2押圧装置43bは第2ガイドレール41bに取り付けられている。第3押圧装置43cは第3ガイドレール41cに取り付けられている。第4押圧装置43dは第4ガイドレール41dに取り付けられている。第1〜4押圧装置43a〜43dは、作業用コンピュータ7によって個別に制御可能となっている。
第1〜4押圧装置43a〜43dは、いずれも同一の構成であり、本体431と、ロッド432とを有している。以下、図3に示す第1押圧装置43aを基に構成を説明する。第1押圧装置43aの本体431には、左右方向に第1ガイドレール41aが挿通されている。本体431内には、第1ガイドレール41aに沿って本体431を左右方向に水平に移動させる複数のガイドローラが設けられている他、各ガイドローラ及びロッド432を作動させる作動モータが設けられている。なお、各ガイドローラ及び作動モータの図示は省略する。
ロッド432は金属製であり、荷物9を押圧した際の反力に対する剛性を有している。ロッド432は、本体431の前面に設けられている。ロッド432は、作動モータによって作動することにより、軸方向に伸縮可能となっている。図3では、ロッド432が最も伸張した状態を示している。なお、ロッド432の大きさや長さは、保管棚21に保管される荷物9の大きさや重量等に応じて適宜設計可能である。
図1に示す第1エレベータ装置3は、左右方向に水平に延びる複数の載置台3aと、各載置台3aと直交しつつ、上下方向に垂直に延びる複数のガイドレール3bと、装置本体3cとを有している。装置本体3cには、各載置台3aを移動させるための図示しない動力装置が設けられている。第1エレベータ装置3は、作業用コンピュータ7によって制御可能となっている。これにより、第1エレベータ装置3では、ガイドレール3bに沿って各載置台3aが高さ方向に各々周回する。こうして、第1エレベータ装置3では、待機所11に待機する荷物9を載置台3aに1つずつ載置し、倉庫本体1の第1〜4入庫口17a〜17dに向けて荷物9を上方に搬送することが可能となっている。
第2エレベータ装置5は、第1エレベータ装置3と同様の構成であり、複数の載置台5aと、複数のガイドレール5bと、装置本体5cとを有している。第2エレベータ装置5も、作業用コンピュータ7によって制御可能となっている。これにより、第2エレベータ装置5では、ガイドレール5bに沿って各載置台5aが高さ方向に各々周回する。こうして、第2エレベータ装置5では、第1〜4出庫口17e〜17hから出庫された荷物9を載置台5aに1つずつ載置し、受取所13に向けて荷物9を下方に搬送することが可能となっている。
図2に示すように、FBGセンサ装置15は、第1〜4光源装置51a〜51dと、第1〜5光ファイバケーブル53a〜53eと、選択装置55と、測定装置57と、作業用コンピュータ7とで構成されている。第1〜4光源装置51a〜51dは、本発明の「光源装置」の一例である。また、第1〜5光ファイバケーブル53a〜53eのうち、第1〜4光ファイバケーブル53a〜53dは、本発明の「センサ部材」の一例である。
図3及び図4に示すように、第1光源装置51aは、第1〜4棚ユニット19aの保管棚21の右端に設けられている。より具体的には、第1光源装置51aは、保管棚21の搬入路21aにおける右端に設けられている。第1光源装置51aは、図2に示す作業用コンピュータ7に接続されており、作業用コンピュータ7によって制御可能となっている。第1光源装置51aは、入射光を発光可能となっている。入射光は複数の波長で構成されている。
図3及び図4に示すように、第1光ファイバケーブル53aは、第1棚ユニット19aの保管棚21に設けられている。より具体的には、第1光ファイバケーブル53aは、ローラコンベア装置27上に配置されている。第1光ファイバケーブル53aは一端側で第1光源装置51aと接続しつつ、保管棚21に沿って、搬入路21aにおける右端から棚本体21bの左端まで一本の直線状に延びている。そして、第1光ファイバケーブル53aの他端側は、棚本体21bの左端において、開口部212aを経由し、保管棚21の外部に延びている。
第1光ファイバケーブル53aは、第1光源装置51aが発光した入射光を受光し、測定光として自己の他端側に伝達する。第1光ファイバケーブル53aは、長手方向の位置によって、入射光に含まれる特定の波長が入射光の伝達方向と反対方向へ反射させる性質を有する。また、第1光ファイバケーブル53aは、歪によって、その位置において反射させる入射光の特定の波長が変化する性質も有する。
棚本体21bに荷物9が存在していなければ、第1光ファイバケーブル53aは、受光した入射光のうち、長手方向の位置によって、あらかじめ決まった光の波長を第1光源装置51aに反射させる。その結果、測定光は入射光を構成する波長から、第1光ファイバケーブル53aで反射した波長の光が欠落した光となる。次に、図5に示すように、第1光ファイバケーブル53aは、棚本体21bに保管された荷物9に押圧されることによって歪が生じる場合を考える。この場合、第1光ファイバケーブル53aは、歪が生じた部分において反射させる光の波長が歪によって変化する。すると測定光は、歪が生じる前と比較して、欠落した波長が異なる光となる。これにより、第1光ファイバケーブル53aは、入射光に含まれる波長のうち、反射する波長と、透過させる波長とを峻別することができる。より厳密には、測定光の波長は、第1光ファイバケーブル53aに歪が生じた位置に加えて、歪の大きさ、つまり、荷物9の重さによっても異なることになる。このように、第1光ファイバケーブル53aは、棚本体21bに荷物9が保管されていれば、棚本体21bに荷物9が存在していない場合とは異なる波長の測定光を伝達する。
図2に示す第2〜4光源装置51b〜51dは、第1光源装置51aと同様の構成である。また、第2〜4光ファイバケーブル53b〜53dは、第1光ファイバケーブル53aと同様の構成である。そして、これらの第2〜4光源装置51b〜51d及び第2〜4光ファイバケーブル53b〜53dは、第1光源装置51a及び第1光ファイバケーブル53aと同様にして、それぞれ第2〜4棚ユニット19b〜19dの保管棚21に設けられている。そして、第2光源装置51bと第2光ファイバケーブル53bとが接続されており、第3光源装置51cと第3光ファイバケーブル53cとが接続されており、第4光源装置51dと第4光ファイバケーブル53dとが接続されている。つまり、第1〜4棚ユニット19a〜19dの保管棚21に対して、第1〜4光源装置51a〜51d及び第1〜4光ファイバケーブル53a〜53dがそれぞれ1つずつ設けられている。
選択装置55は、ハウジング17内において、第1〜4棚ユニット19a〜19dの外部となる箇所に配置されている。選択装置55は、第1〜4光ファイバケーブル53a〜53dの各他端側と接続している。また、選択装置55は、第5光ファイバケーブル53eによって、測定装置57と接続している。つまり、選択装置55及び測定装置57は、第1〜4光ファイバケーブル53a〜53dを挟んで第1〜4光源装置51a〜51dの反対側に位置している。さらに、選択装置55は、作業用コンピュータ7に接続されており、作業用コンピュータ7によって制御可能となっている。
選択装置55は、作業用コンピュータ7によって制御されることにより、第1〜4光ファイバケーブル53a〜53dから1つを選択する。そして、選択装置55は、選択した第1〜4光ファイバケーブル53a〜53dが伝達する測定光を第5光ファイバケーブル53eを通じて測定装置57に伝達する。
測定装置57は、選択装置55と同様、ハウジング17内において、第1〜4棚ユニット19a〜19dの外部となる箇所に配置されている。測定装置57は、作業用コンピュータ7に接続されている。測定装置57は、第1〜4光ファイバケーブル53a〜53d、選択装置55及び第5光ファイバケーブル53eを通じて伝達された測定光を受光する。そして、測定装置57は、受光した測定光の波長を作業用コンピュータ7に送信する(以下では、測定光の波長について、測定波長という。)。
作業用コンピュータ7は、コンピュータ本体7aと、ディスプレイ7bと、キーボード7cとを有している。図1に示すように、作業用コンピュータ7は、倉庫本体1から離れた位置に配置されている。
コンピュータ本体7a内には、ROM70、RAM71及びCPU72等が設けられている。ROM70には、倉庫システムを運用するためのプログラム記憶されている。また、ROM70には、相関情報が記憶されている他、保管棚21の仕様情報が記憶されている。ここで、相関情報には、測定光と、第1〜4光ファイバケーブル53a〜53dにおける歪の位置との相関関係が個々に記録されている。すなわち、測定装置57が受光した測定光と、入射光がその測定光に変化した要因となる第1〜4光ファイバケーブル53a〜53dの歪の位置とが個々に紐付けされて記録されている。一方、保管棚21の仕様情報には、保管棚21の形状や寸法の情報が含まれている。
RAM71は、各荷物9に貼付された識別標識9aを記憶する。これにより、RAM71は、各識別標識9aに基づいて各荷物9の内容を記憶する。また、RAM71は、測定装置57から送信された測定波長を記憶する。さらに、RAM71は、CPU72が演算した各荷物9の位置を記憶する。なお、R0M70に換えて、RAM71が相関情報や保管棚21の仕様情報を記憶しても良い。
CPU72は、プログラムを実行し、ローラコンベア装置27、第1ベルトコンベア装置29、第1〜4ゲート装置31a〜31d、第1〜4押圧装置43a〜43d、第1〜4光源装置51a〜51d、選択装置55及び第1、2エレベータ装置3、5を制御する。また、CPU72は、保管棚21における各荷物9の位置、より具体的には、棚本体21bに保管された各荷物9の位置を演算する。
ディスプレイ7bには、各識別標識9aの情報と、各識別標識9aに基づく各荷物9の内容の情報と、棚本体21bにおける各荷物9の位置とが表示される。キーボード7cは、図示しない作業者が倉庫システムを運用するための各種の操作を行うことが可能となっている。
この倉庫システムでは、以下のようにして複数の荷物9を倉庫本体1内に入庫して保管棚21の棚本体21bに保管するとともに、棚本体21bにおける各荷物9有無や棚本体21bに保管された各荷物9の位置を検出する。さらに、この倉庫システムでは、棚本体21bに保管された荷物9から出庫すべき荷物9を選択して、倉庫本体1から出庫することが可能である。
まず、各荷物9を倉庫本体1内に入庫して保管棚21保管する場合、作業者は待機所11において、荷物9を載置台3aに載置する。載置台3aに載置された荷物9は、第1エレベータ装置3によって上昇し、第1〜4入庫口17a〜17dのいずれかから倉庫本体1内に入庫される。ここで、この倉庫システムでは、各荷物9が第1〜4入庫口17a〜17dのいずれから倉庫本体1内に入庫されるかについては問題とはならず、第1〜4棚ユニット19a〜19dにおける各保管棚21における各荷物9の保管状況に応じて、入庫可能な第1〜4入庫口17a〜17dが選択される。また、作業用コンピュータ7は、第1〜4光源装置51a〜51dを制御し、入射光を発光させる。これにより、第1〜4光ファイバケーブル53a〜53dは、自己の一端側で入射光を受光する。
そして、例えば、第1入庫口17aから入庫された荷物9は、図3に示すように、ローラコンベア装置27によって、保管棚21の搬入路21a上を第1出庫口17e側、すなわち、棚本体21b側に向かって移動する。そして、棚本体21bに至った荷物9は、ローラコンベア装置27によって、棚本体21bを第1出庫口17e側に向かって更に移動する。この際、図5に示すように、荷物9は、第1光ファイバケーブル53aを上方から押圧しつつ移動する。
ここで、棚本体21bに他の荷物9が保管されていない場合には、第1入庫口17aから入庫された荷物9は、ローラコンベア装置27によって、棚本体21bを最も左側、つまり、最も第1出庫口17e側まで移動する。そして、第2立壁213において、最も左側に配置された停止センサ214が荷物9を検出する。これにより、作業用コンピュータ7は、ローラコンベア装置27において、荷物9が載置されている搬送ローラ27aの作動を停止する。具体的には、図4におけるグループG1に属する搬送ローラ27aの作動を停止する。こうして、荷物9を棚本体21bに保管する。一方、作業用コンピュータ7は、グループG1以外に属する搬送ローラ27aについては、引き続き作動させる。これにより、ローラコンベア装置27は、第1入庫口17aから新たに入庫された荷物9について、搬入路21a上や棚本体21b上を第1出庫口17e側に向けて移動させる。
一方、棚本体21bに他の荷物9が既に保管されている場合には、第1入庫口17aから入庫された荷物9は、ローラコンベア装置27によって、棚本体21b上を移動し、既に保管されている荷物9に接近する。また、停止センサ214が荷物9を検出する。これにより、作業用コンピュータ7は、ローラコンベア装置27を制御し、既に保管されている荷物9との間に一定の間隔を設けつつ、第1入庫口17aから入庫された荷物9の移動を停止させる。つまり、作業用コンピュータ7は、既に停止しているグループG1に属する搬送ローラ27aに続いて、グループG2に属する搬送ローラ27aも停止させる。一方、作業用コンピュータ7は、グループG1、G2以外に属する搬送ローラ27aについては、引き続き作動させる。そして、第1入庫口17aから順次入庫された各荷物9についても、作業用コンピュータ7は、グループG3〜G5に属する搬送ローラ27aを順次停止することにより、棚本体21bでの移動を停止させる。こうして、棚本体21bにおいて、各荷物9が互いに左右方向に所定の間隔を設けた状態で順次保管される。
次に、棚本体21bにおける各荷物9有無及び棚本体21bに保管された各荷物9の位置の検出について説明する。例えば、第1棚ユニット19aの棚本体21bに保管された各荷物9の有無及び位置の検出を行う場合、作業者は、作業用コンピュータ7を通じて選択装置55を制御し、選択装置55に第1〜4光ファイバケーブル53a〜53dの内から、第1光ファイバケーブル53aを選択させる。
上記のように、第1入庫口17aから入庫された荷物9は、第1光ファイバケーブル53aを上方から押圧しつつ移動する。これにより、第1光ファイバケーブル53aは、荷物9とローラコンベア装置27とに挟持される。このため、図5に示すように、第1光ファイバケーブル53aにおいて、荷物9に押圧された箇所には、歪が生じる。つまり、荷物9がローラコンベア装置27によって移動するにつれて、第1光ファイバケーブル53aにおける歪の位置も移動することになる。
このような歪が生じることにより、第1光ファイバケーブル53aは、測定光の波長を変化させて、自己の他端側、ひいては、選択装置55及び第5光ファイバケーブル53eを通じて、測定装置57に伝達する。これにより、測定装置57は、測定光を受光し、測定波長として作業用コンピュータ7に送信する。上記のように、第1光ファイバケーブル53aは、歪が生じた位置、つまり、棚本体21bにおける荷物9の位置によって、測定光の波長を変化させる。このため、測定装置57が受光した測定光、ひいては、作業用コンピュータ7に送信された測定波長は、棚本体21bにおける荷物9の位置によって変化する。
そして、FBGセンサ装置15では、作業用コンピュータ7のCPU72が測定波長と、相関情報とに基づいて第1光ファイバケーブル53aにおける歪の位置を演算する。換言すれば、CPU72は、測定波長と相関情報とを参照して第1光ファイバケーブル53aにおける歪の位置を特定する。そして、CPU72は、第1光ファイバケーブル53aにおける歪の位置と、保管棚21の仕様情報とを基に、棚本体21bにおける荷物9の現在の位置を演算して特定する。
棚本体21bに複数の荷物9が保管されている場合には、第1光ファイバケーブル53aには、複数の歪が生じることになる。このような場合には、測定装置57は、第1光ファイバケーブル53aが複数の歪によって波長を変化させた測定光を受光することになる。これにより、棚本体21bに複数の荷物9が保管されている場合であっても、CPU72は、上記のように演算を行うことにより、第1光ファイバケーブル53aにおける各歪の位置を演算しつつ、棚本体21bにおける各荷物9の現在の位置を演算する。
また、CPU72が演算した棚本体21bにおける各荷物9の位置は、RAM71に記憶される。一方、棚本体21bに荷物9が存在しない場合には、測定装置57は、棚本体21bに荷物9が存在しない場合に受光した測定光の波長を測定波長として作業用コンピュータ7に送信する。そして、CPU72は、この場合の測定波長と、相関情報とに基づいて演算を行うことにより、棚本体21bに荷物9が存在していないと判断する。こうして、FBGセンサ装置15は、棚本体21bにおける各荷物9有無を検出するとともに、棚本体21bに保管された各荷物9の位置を検出する。
また、第2〜4棚ユニット19b〜19dの棚本体21bにおける各荷物9有無及び棚本体21bに保管された各荷物9の検出を行う場合には、選択装置55は、第1〜4光ファイバケーブル53a〜53dの内から、検出を行う第2〜4光ファイバケーブル53b〜53dを選択する。これにより、第1棚ユニット19aの棚本体21bにおける各荷物9有無及び棚本体21bに保管された各荷物9の検出を行う場合と同様に、第2〜4棚ユニット19b〜19dの棚本体21bにおける各荷物9有無及び棚本体21bに保管された各荷物9の検出を行うことができる。なお、CPU72が演算した第1〜4棚ユニット19a〜19d棚本体21bにおける各荷物9の位置は、位置情報としてディスプレイ7bに表示される。
次に、荷物9を倉庫本体1から出庫する場合には、作業者は、図1に示すディスプレイ7bに表示された各識別標識9a及び各荷物9の位置情報等に基づき、倉庫本体1内に保管された各荷物9から、出庫の対象となる荷物9を選択する。
また、作業用コンピュータ7は、第1〜4押圧装置43a〜43dの中から、作業を行う第1〜4押圧装置43a〜43dを選択する。ここで、例えば、第1棚ユニット19aの棚本体21bに保管された荷物9を出庫する場合には、作業用コンピュータ7は、第1押圧装置43aを選択する。そして、作業用コンピュータ7は、上記のようにCPU72が演算し、RAM71に記憶された各荷物9の位置を基に、第1ガイドレール41aに沿って第1押圧装置43aを出庫の対象となる荷物9の後方まで移動させる。
そして、図3に示すように、第1押圧装置43aは、ロッド432を伸張させて、出庫の対象となる荷物9を搬送棚23に向けて押圧し、荷物9を棚本体21bから搬送棚23に移動させる。この際、棚本体21bにおいて、各荷物9同士は、左右方向に所定の間隔を設けた状態で保管されているため、出庫の対象となる荷物9を棚本体21bから搬送棚23に移動させるに当たって、他の荷物9が搬送棚23に移動することが防止されている。
こうして、搬送棚23に移動した荷物9は、第1ベルトコンベア装置29によって、図1に示す第1出庫口17eに向けて搬送される。そして、第1出庫口17eから出庫された荷物9は、載置台5aに載置される。ここで、第1〜4ゲート装置31a〜31dにより、第1〜4出庫口17e〜17hから出庫される荷物9を載置台5aに載置するタイミングが調整される。そして、荷物9は、第2エレベータ装置5によって下降し、倉庫本体1から受取所13まで移動する。こうして、荷物9の出庫作業が完了し、作業者は、出庫された荷物9を仕向地に向けて更に搬送する等の作業を行うことが可能となる。
このように、この倉庫システムでは、FBGセンサ装置15によって、各荷物9が各保管棚21の棚本体21bに存在している否かという情報、つまり、各荷物9が各棚本体21bに保管されているか否かの情報を得ることが可能となっている。さらに、FBGセンサ装置15によって、各荷物9の各棚本体21bにおける個々の位置の情報も得ることが可能となっている。
そして、この倉庫システムでは、各荷物9が各棚本体21bに保管されているか否かの情報と、各荷物9の各棚本体21bにおける位置の情報とを得るに当たって、第1〜4棚ユニット19a〜19dの保管棚21に対し、第1〜4光源装置51a〜51d及び第1〜4光ファイバケーブル53a〜53dをそれぞれ設ければ足りる。つまり、この倉庫システムでは、棚本体21bに保管される荷物9の数と同数の第1〜4光源装置51a〜51dや第1〜4光ファイバケーブル53a〜53dを用意する必要がない。
したがって、実施例1の倉庫システムによれば、高騰化を抑制しつつ、各荷物9の保管状況を詳細に把握できる。
特に、この倉庫システムでは、FBGセンサ装置15が選択装置55を有しており、選択装置55は、第1〜4光ファイバケーブル53a〜53dから1つを選択して、測定装置57に測定光を伝達させる。このため、FBGセンサ装置15は、第1〜4棚ユニット19a〜19dの棚本体21b毎に各荷物9の存在の有無を正確に検出することが可能となっているとともに、棚本体21b毎に各荷物9の位置を正確に検出することが可能となっている。また、この倉庫システムでは、第1〜4光ファイバケーブル53a〜53dが測定装置57に直接接続される場合に比べて、FBGセンサ装置15の構成を簡素化することが可能となっている。
(実施例2)
図6に示すように、実施例2の倉庫システムは、各荷物9を搭載する複数の搬送台車25を備えている。各搬送台車25は、本発明における「搭載装置」の一例である。各搬送台車25は、それぞれ図1に示す作業用コンピュータ7によって制御されている。図6に示すように、各搬送台車25は、台本体25aと、複数のキャスタ25bと、駆動装置25cと、押圧部25dとを有している。台本体25aは、荷物9を搭載可能な箱状に形成されている。各キャスタ25bは、台本体25aの下方に設けられている。駆動装置25cは、台本体25aの下方に設けられており、各キャスタ25bの駆動制御を行う。これにより、駆動装置25cは、荷物9を搭載した状態で搬送台車25を移動させるとともに、搬送台車25を停止させる。
図6に示すように、実施例2の倉庫システムは、各荷物9を搭載する複数の搬送台車25を備えている。各搬送台車25は、本発明における「搭載装置」の一例である。各搬送台車25は、それぞれ図1に示す作業用コンピュータ7によって制御されている。図6に示すように、各搬送台車25は、台本体25aと、複数のキャスタ25bと、駆動装置25cと、押圧部25dとを有している。台本体25aは、荷物9を搭載可能な箱状に形成されている。各キャスタ25bは、台本体25aの下方に設けられている。駆動装置25cは、台本体25aの下方に設けられており、各キャスタ25bの駆動制御を行う。これにより、駆動装置25cは、荷物9を搭載した状態で搬送台車25を移動させるとともに、搬送台車25を停止させる。
押圧部25dは、ブラケット251と押圧体252とで構成されている。ブラケット251は、台本体25aに固定されている。押圧体252は、ブラケット251に固定されている。押圧体252は、ブラケット251から下方に向かって延びている。
また、この倉庫システムでは、第1〜4棚ユニット19aの保管棚21に対してローラコンベア装置27が設けられていない。これにより、この倉庫システムでは、第1棚ユニット19aおいて、第1光ファイバケーブル53aは、搬入路21aの第1床面210及び棚本体21bの第2床面212上に直接配置されている。図示を省略するものの、この倉庫システムでは、第2〜4棚ユニット19b〜19dの保管棚21に対してもローラコンベア装置27が設けられていない。そして、第2〜4光ファイバケーブル53b〜53dについても、第1床面210及び第2床面212上に直接配置されている。この倉庫システムにおける他の構成は、実施例1の倉庫システムと同様であり、同一の構成については同一の符号を付して構成に関する詳細な説明を省略する。
この倉庫システムでは、各荷物9が各搬送台車25とともに第1エレベータ装置3によって搬送され、第1〜4入庫口17a〜17dから倉庫本体1内に入庫される。そして、第1入庫口17aに入庫された荷物9及び搬送台車25は、作業用コンピュータ7が搬送台車25の駆動装置25cを作動させることにより、搬入路21aから棚本体21bに向かって移動する。この際、搬送台車25では、押圧部25dの押圧体252が第1光ファイバケーブル53aを上方から押圧する。これにより、第1光ファイバケーブル53aには歪が生じる。そして、第1光ファイバケーブル53aにおける歪の位置は、荷物9とともに搬送台車25が移動するにつれて移動することになる。第2〜4入庫口17b〜17dに入庫された荷物9及び搬送台車25についても同様に、荷物9とともに搬送台車25が移動することで、押圧体252が第2〜4光ファイバケーブル53b〜53dを上方から押圧する。これにより、第2〜4光ファイバケーブル53b〜53dにも歪が生じる。こうして、この倉庫システムにおいても、実施例1の倉庫システムと同様、FBGセンサ装置15によって、各荷物9が各棚本体21bに保管されているか否かの情報と、各荷物9の各棚本体21bにおける個々の位置の情報とを得ることが可能となっている。
特に、この倉庫システムでは、各搬送台車25の押圧部25dは、押圧体252を通じて第1〜4光ファイバケーブル53a〜53dを押圧する。このため、各荷物9が第1〜4光ファイバケーブル53a〜53dを直接押圧する場合に比べて、第1〜4光ファイバケーブル53a〜53dに対して好適に歪を生じさせることが可能となっている。このため、この倉庫システムでは、FBGセンサ装置15が各棚本体21bにおける各荷物9の有無を精度高く検出することができるとともに、各荷物9の各棚本体21bにおける位置を精度高く検出することが可能となっている。この倉庫システムにおける他の作用は、実施例1の倉庫システムと同様である。
(実施例3)
図7に示すように、実施例3の倉庫システムでは、保管棚21は、ローラコンベア装置27に換えて、第2ベルトコンベア装置47を有している。第2ベルトコンベア装置47は、本発明における「コンベア装置」の一例である。第2ベルトコンベア装置47は、図1に示す作業用コンピュータ7によって制御可能となっている。以下、第1棚ユニット19aの保管棚21における第2ベルトコンベア装置47を基に、第2ベルトコンベア装置47の構成を説明する。
図7に示すように、実施例3の倉庫システムでは、保管棚21は、ローラコンベア装置27に換えて、第2ベルトコンベア装置47を有している。第2ベルトコンベア装置47は、本発明における「コンベア装置」の一例である。第2ベルトコンベア装置47は、図1に示す作業用コンピュータ7によって制御可能となっている。以下、第1棚ユニット19aの保管棚21における第2ベルトコンベア装置47を基に、第2ベルトコンベア装置47の構成を説明する。
図7に示すように、第2ベルトコンベア装置47は、搬入路21aの第1床面210から棚本体21bの第2床面212に亘って配置されている。第2ベルトコンベア装置47は、第1回転体47aと、第2回転体47bと、搬送ベルト47cと、押圧補助板47dとを有している。押圧補助板47dは、本発明における「押圧補助部材」の一例である。
第1回転体47aは、第2ベルトコンベア装置47における左端側に位置している。第1回転体47aは、図示しない作動モータによって、第2回転軸心O2周りでR1方向に回転可能となっている。第2回転体47bは、第2ベルトコンベア装置47における右端側に位置している。第2回転体47bは、第1回転体47aに従動して、第3回転軸心O3周りでR1方向に回転可能となっている。
搬送ベルト47cは、円環状をなしており、第1回転体47aと第2回転体47bとに巻き掛けられている。搬送ベルト47cは、第1、2回転体47a、47bがR1方向に回転することにより、第1回転体47aと第2回転体47bとの間を左周りに周回可能となっている。
押圧補助板47dは、第2ベルトコンベア装置47の内部、すなわち、搬送ベルト47cの内周側に配置されている。押圧補助板47dは、第1回転体47a側から第2回転体47b側に向かって、第1回転体47aと第2回転体47bとの間隔とほぼ同じ長さで延びている。また、押圧補助板47dには、上方に向かって延びる複数の突部470が設けられている。これにより、押圧補助板47dは、波板状をなしている。
そして、この倉庫システムでは、第1棚ユニット19aの保管棚21に設けられる第1光源装置51a及び第1光ファイバケーブル53aは、第2ベルトコンベア装置47内に位置している。この際、第1光ファイバケーブル53aは、搬送ベルト47cと押圧補助板47dとの間に配置されている。第2〜4棚ユニット19b〜19dの保管棚21に設けられる第2〜4光源装置51b〜51d及び第2〜4光ファイバケーブル53b〜53dについても、同様に第2ベルトコンベア装置47内に位置している。
また、この倉庫システムでは、搬送ベルト47c上で各荷物9を停止させる停止部材(図示略)が第2立壁213に設けられている。一方、この倉庫システムでは、第2立壁213には、停止センサ214が設けられていない。この倉庫システムにおける他の構成は、実施例1の倉庫システムと同様である。
この倉庫システムでは、例えば第1入庫口17aから入庫された荷物9は、第2ベルトコンベア装置47の搬送ベルト47cによって、搬入路21aから棚本体21bに向けて移動する。そして、荷物9は、停止部材によって、搬送ベルト47c上で停止することにより、棚本体21bに保管される。
ここで、倉庫システムでは、荷物9の重量によって搬送ベルト47cが撓むことで、荷物9は、搬送ベルト47cを通じて第1光ファイバケーブル53aを上方から押圧する。これにより、この倉庫システムでは、搬送ベルト47cと押圧補助板47dとで第1光ファイバケーブル53aが挟持され、第1光ファイバケーブル53aに歪が生じる。そして、荷物9が搬送ベルト47cによって移動するにつれて、第1光ファイバケーブル53aにおける歪の位置も移動することになる。第2〜4入庫口17b〜17dから入庫された荷物9による場合についても同様に、第2〜4光ファイバケーブル53b〜53dに歪が生じる。こうして、この倉庫システムでも、FBGセンサ装置15によって、各荷物9が各棚本体21bに保管されているか否かの情報と、各荷物9の各棚本体21bにおける個々の位置の情報とを得ることが可能となっている。
特に、この倉庫システムでは、各荷物9が搬送ベルト47cを通じて第1〜4光ファイバケーブル53a〜53dを押圧した際、押圧補助板47dに設けられた各突部470によって、第1〜4光ファイバケーブル53a〜53dに対して好適に歪を生じさせることが可能となっている。このため、この倉庫システムでは、FBGセンサ装置15が各棚本体21bにおける各荷物9の有無を精度高く検出することができるとともに、各荷物9の各棚本体21bにおける位置を精度高く検出することが可能となっている。この倉庫システムにおける他の作用は、実施例1の倉庫システムと同様である。
以上において、本発明を実施例1〜3に即して説明したが、本発明は上記実施例1〜3に制限されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して適用できることはいうまでもない。
例えば、実施例1の倉庫システムにおいて、作業用コンピュータ7は、各荷物9が搬入路21a移動している時点から、第1〜4光ファイバケーブル53a〜53dにおける各歪の位置を演算することにより、搬入路21aにおける各荷物9の現在の位置を検出しても良い。実施例2、3の倉庫システムについても同様である。
また、実施例1の倉庫システムでは、作業用コンピュータ7が相関情報等を記憶しているとともに、棚本体21bにおける各荷物9の位置を演算している。しかし、これに限らず、FBGセンサ装置15は、相関情報等を記憶する専用の記憶装置と、棚本体21bにおける各荷物9の位置を演算する専用の演算装置とを有しても良い。実施例2、3の倉庫システムについても同様である。
さらに、実施例1の倉庫システムにおいて、FBGセンサ装置15は、第1〜4光源装置51a〜51dのうち、第1光源装置51aのみを有し、第1光源装置51aに対して、第1〜4光ファイバケーブル53a〜53dの各一端側が接続する構成としても良い。実施例2、3の倉庫システムについても同様である。
また、実施例1の倉庫システムでは、第1〜4光源装置51a〜51dが第1〜4光ファイバケーブル53a〜53dを挟んで、選択装置55及び測定装置57の反対側に配置されている。しかし、これに限らず、第1〜4光ファイバケーブル53a〜53dに対して、第1〜4光源装置51a〜51d、測定装置55及び測定装置57が同じ側に配置される構成であっても良い。この場合、測定装置57は、第1〜4光ファイバケーブル53a〜53dによって反射された第1〜4光源装置51a〜51dの入射光を測定光として受光する。そして、棚本体21bに荷物9が保管されていないときと、棚本体21bに荷物9が保管されているときとで、測定装置57が受光する測定光の波長に変化が生じる。その変化、すなわち、測定装置57が作業用コンピュータ7の送信する測定波長の変化と、相関情報とに基づき、CPU72は、第1〜4光ファイバケーブル53a〜53dにおける各歪の位置を演算しつつ、棚本体21bにおける荷物9の現在の位置を演算する。実施例2、3の倉庫システムについても同様である。
さらに、実施例1の倉庫システムにおいて、FBGセンサ装置15が検出した棚本体21bにおける各荷物9の位置に基づき、スタッカークレーン等によって、荷物9を倉庫本体1から出庫させる構成としても良い。実施例2、3の倉庫システムについても同様である。
また、実施例1の倉庫システムでは、第1〜4光ファイバケーブル53a〜53dは、ローラコンベア装置27上を保管棚21に沿って直線状に延びている。しかし、これに限らず、第1〜4光ファイバケーブル53a〜53dは、ローラコンベア装置27上を蛇行するように延びていても良い。
さらに、搬送台車25を台本体25aと押圧部25dとで構成し、荷物9と搬送台車25とがローラコンベア装置27や第2ベルトコンベア装置47によって保管棚21を移動する構成としても良い。
また、実施例2の倉庫システムにおいて、搬送台車25の各キャスタ25bを省略し、荷物9を搭載した状態で搬送台車25がガイドレールや案内ケーブル等によって保管棚21や搬送棚23を移動する構成としても良い。
本発明は物流システムに利用可能である。
7…作業用コンピュータ(記憶装置、演算装置)
9…荷物(物品)
15…FBGセンサ装置(検出手段)
21…保管棚
25…搬送台車(搭載装置)
25d…押圧部
47…第2ベルトコンベア装置(コンベア装置)
47d…押圧補助板(押圧補助部材)
51a〜51d…第1〜4光源装置(光源装置)
53a〜53d…第1〜4光ファイバケーブル(センサ部材)
55…選択装置
57…測定装置
470…突部
9…荷物(物品)
15…FBGセンサ装置(検出手段)
21…保管棚
25…搬送台車(搭載装置)
25d…押圧部
47…第2ベルトコンベア装置(コンベア装置)
47d…押圧補助板(押圧補助部材)
51a〜51d…第1〜4光源装置(光源装置)
53a〜53d…第1〜4光ファイバケーブル(センサ部材)
55…選択装置
57…測定装置
470…突部
Claims (4)
- 複数の物品を入庫して保管するとともに、保管された各物品を出庫可能な倉庫システムであって、
前記各物品を保管可能な保管棚と、
前記保管棚に存在する前記各物品を検出するとともに、前記各物品の前記保管棚における位置を検出可能な検出手段とを備え、
前記検出手段は、
複数の波長からなる入射光を発光可能な光源装置と、
前記保管棚に設けられて一本の線状に延び、前記入射光を受光し、測定光として伝達するとともに、前記各物品に押圧されて歪が生じることにより、前記測定光の波長を変化させるセンサ部材と、
前記測定光を受光可能な測定装置と、
前記測定光と、前記センサ部材における前記歪の位置との相関情報を記憶する記憶装置と、
前記測定装置が受光した前記測定光と、前記相関情報とに基づき、前記保管棚における前記各物品の位置を演算可能な演算装置とを有していることを特徴とする倉庫システム。 - 前記保管棚は複数であり、
前記センサ部材は、前記各保管棚に各々設けられ、
前記検出手段は、前記各センサ部材及び前記測定装置に接続され、前記各センサ部材から1つの前記センサ部材を選択して前記測定装置に前記測定光を伝達可能な選択装置を有している請求項1記載の倉庫システム。 - 前記各物品を搭載する複数の搭載装置を備え、
前記各搭載装置は、前記センサ部材を押圧可能な押圧部を有している請求項1又は2記載の倉庫システム。 - 前記保管棚は、前記物品を載置しつつ搬送可能なコンベア装置を有し、
前記センサ部材は、前記コンベア装置に設けられ、
前記コンベア装置は、前記センサ部材に向かって延びる複数の突部が設けられ、前記物品とともに前記センサ部材を押圧可能な押圧補助部材を有している請求項1乃至3のいずれか1項記載の倉庫システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019029010A JP2020132372A (ja) | 2019-02-21 | 2019-02-21 | 倉庫システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019029010A JP2020132372A (ja) | 2019-02-21 | 2019-02-21 | 倉庫システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020132372A true JP2020132372A (ja) | 2020-08-31 |
Family
ID=72277570
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019029010A Pending JP2020132372A (ja) | 2019-02-21 | 2019-02-21 | 倉庫システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2020132372A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023033160A1 (ja) * | 2021-09-03 | 2023-03-09 | 株式会社豊田自動織機 | 物流倉庫の制御装置、及び物流倉庫の制御方法 |
-
2019
- 2019-02-21 JP JP2019029010A patent/JP2020132372A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023033160A1 (ja) * | 2021-09-03 | 2023-03-09 | 株式会社豊田自動織機 | 物流倉庫の制御装置、及び物流倉庫の制御方法 |
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