JP2020132243A - ボトル容器 - Google Patents

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育久 市村
鈴木 英哉
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Abstract

【課題】内容液を吐出させない容器の非使用時や容器を手に持って動かす使用時において、空気の流れによって、周囲に香りの変化や強弱を生じさせることのできるボトル容器を提供する。【解決手段】ボトル容器10は、内容液を収容可能な容器本体12の口首部12aに内容液を吐出する吐出装置14が取り付けられたボトル容器部11と、ボトル容器部11の容器本体12の胴部13との間に間隔を保持した状態で、容器本体12の胴部13を覆って容器本体12に取り付けられる、通気部17a,17cが胴部16に形成された外殻体15と、容器本体12の胴部13と外殻体15の胴部16との間隔部分sに収容された香料含有物18とを含んで構成される。香料含有物18は、好ましくは香料成分を含侵したシート状物となっている。【選択図】図1

Description

本発明は、容器本体の口首部に内容液を吐出する吐出装置が取り付けられたボトル容器に関する。
洗浄剤や、消臭剤等の内容液を吐出させる吐出装置として、トリガースプレイヤー等のトリガー式吐出装置や、ポンプディスンサー等のポンプ式吐出装置が挙げられる。これらの吐出装置が取り付けられた容器本体に収容される内容液は、芳香性を有するもの方が消費者に好まれることから、容器本体に収容される内容液は、香料成分を含むものであるのが一般的である。
このような香料成分を含む内容液を容器本体に収容した一般的なボトル形状の吐出容器では、内容液を吐出させることにより、内容液に含まれる香料成分を揮散させて、好ましい香りを周囲に漂わせることが可能になるが、内容液を吐出させない容器の非使用時においては、内容液の吐出が遮断された状態となるため、好ましい香りを周囲に漂わせることは困難である。また、このようなボトル形状の吐出容器は、例えば室内において、容器本体を露出させたまま部屋の隅などに保管されることが多いことから、容器の非使用時においても、好ましい香りを周囲に漂わせることができるようにする機能を備えていることが望ましい。
一方、香料を含む基材層の一方の面側が香料弱透過層とされ、他方の面側が香料バリア層とされた包装フィルムの香料バリア層上に粘着剤層を設けて、対象物に貼付可能とした香り付きラベルが開発されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2014−162546号公報
しかしながら、特許文献1の香り付きラベルは、例えば商品の包装に貼付されて、相当の期間、包装の外面から香気を感じられるようにすることができるが、例えば空調等による周囲の空気の流れや、商品を手に持って動かした際の周囲の空気の流れによって、香りの変化や強弱を生じさせることは困難である。
本発明は、内容液を吐出させない容器の非使用時や容器を手に持って動かす使用時において、空気の流れによって、周囲に香りの変化や強弱を生じさせることのできるボトル容器を提供することを目的とする。
本発明は、内容液を収容可能な容器本体の口首部に内容液を吐出する吐出装置が取り付けられたボトル容器部と、該ボトル容器部の容器本体の胴部との間に間隔を保持した状態で、前記容器本体の胴部を覆って前記容器本体に取り付けられる、通気部が胴部に形成された外殻体と、前記容器本体の胴部と前記外殻体の胴部との間隔部分に収容された香料含有物とを含んで構成されるボトル容器を提供することにより、上記目的を達成したものである。
本発明のボトル容器によれば、内容液を吐出させない容器の非使用時や容器を手に持って動かす使用時において、空気の流れによって、周囲に香りの変化や強弱を生じさせることができる。
図1は、本発明の好ましい一実施形態に係るボトル容器の構成を説明する、右側略半分の部分を断面で示す側面図である。 図2(a)、(b)は、本発明の好ましい他の実施形態に係るボトル容器の構成を説明する、右側略半分の部分を断面で示す側面図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明を具体的に説明する。図1に示す本発明の好ましい一実施形態に係るボトル容器10は、ボトル容器部11の容器本体12に、例えば室内用や衣料用の消臭芳香剤等の内容液を収容している。ボトル容器10は、ボトル容器部11の容器本体12の口首部12aに着脱可能に取り付けられた、例えば噴霧スプレーであるトリガー式の吐出装置14の操作によって内容液を吐出させる。内容液に香料成分が含まれる場合には、吐出した内容液に含まれる香料成分によって、好ましい香りを周囲に漂わせることができるようになっている。また、本実施形態のボトル容器10は、内容液を吐出させない、例えば部屋の隅に置いて保管されている非使用時の状態においても、好ましい香りを周囲に漂わせることができるようにする機能を備えている。
そして、本実施形態のボトル容器10は、図1に示すように、ボトル容器部11と外殻体15と香料含有物18とを含んで構成される。ボトル容器部11は、内容液を収容可能な容器本体12の口首部12aに、内容液を吐出する吐出装置14が取り付けられており、本実施形態のボトル容器10は、吐出装置としてトリガー式の吐出装置14が取り付けられている。外殻体15は、ボトル容器部11の容器本体12の胴部13との間に間隔を保持した状態で、容器本体12の胴部13を覆って容器本体12に一体として取り付けられ、外殻体15の胴部16には通気部が形成されている。本実施形態では、好ましくは複数の通気部17a,17cが胴部16に形成されている。香料含有物18は、容器本体12の胴部13と外殻体15の胴部16との間隔部分sに収容されている。香料含有物18は、本実施形態では、好ましくは香料成分を含侵したシート状物となっている。また、容器本体12に収容される内容液は、好ましくは香料成分を含んでいる。
また、本実施形態では、好ましくは、外殻体15の胴部16を高さ方向に4等分割し、上端部部分の1/4の領域を上部16a、下端部部分の1/4の領域を下部16c、これらの間の部分の2/4の領域を中間部16bとして、それぞれの領域における表面積に対する通気部の総開口面積の割合である、上部開口率(%)、下部開口率(%)、及び中間部開口率(%)を算出した際に、上部開口率(%)や下部開口率(%)は、中間部開口率(%)の2倍を越える開口率となっている。また好ましくは、中間部開口率(%)が20%以下となっている。本実施形態では、外殻体15の胴部16の上部16aには、好ましくは複数の通気部17aが形成されており、下部16cには、好ましくは複数の通気部17cが形成されており、中間部16bには、通気部は形成されていない。
これらによって、本実施形態では、外部から下部16cの通気穴17cを介して間隔部分sに流入した空気が、中間部16bの間隔部分sを経て、上部16aの通気部17aを介して外部に流出する空気の流れや、外部から上部16aの通気部17aを介して間隔部分sに流入した空気が、中間部16bの間隔部分sを経て、下部16cの通気部17cを介して外部に流出する空気の流れを、例えばボトル容器10を手で把持して動かした際に生じさせることができるようになっている。また中間部開口率(%)が、上部開口率(%)や下部開口率(%)よりも小さくなっていることで、容器本体12の胴部13と外殻体15の胴部16との間隔部分sに収容されたシート状物による香料含有物18に、より多くの空気を通過させることが可能になると共に、香料含有物18に含侵された香料成分が揮散するのを抑制して、より長期に亘って、香りを漂わせることが可能になる。
また、上記の記載において、ボトル容器部11や外殻体15の上方や上端は、ボトル容器部11の容器本体12の底部12bよりも口首部12a側の領域又は端部であり、下方や下端は、上方や上端とは逆の、口首部12aよりも底部12b側の領域又は端部である。これらの上/下は、ボトル容器10やボトル容器部11を使用する際の姿勢とは無関係である。通気部17a,17cには、通気穴や通気孔の他、通気穴や通気孔に通気性のシートも貼ったもの等が含まれるが、通気穴であることが好ましい。
本実施形態では、ボトル容器部11の容器本体12は、例えばポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィンやポリエチレンテレフタレート等のポリエステル等を用いたブロー成形品となっている。容器本体12は、底部12bと、底部12から上方に立設する筒状の胴部13と、胴部13の上端部に連続する肩部12cと、肩部12cから上方に立設する口首部12aとを含んで形成されている。底部12bは円形状の部分となっており、胴部13は底部12bから上方に立設する円筒形状の部分となっており、肩部12cは円環形状の縮径段部となっており、口首部12aは円筒形状の部分となっている。口首部12aの外周面には、吐出装置14のキャップ部14aを螺着させる雄ネジ凸条12dが設けられている。なお、ボトル容器部11の容器本体12の形状は特に限定されるものではなく、例えば円形状や円筒形状以外に、例えば四角形の底部や角筒状の胴部等を備えるものであっても良い。
ボトル容器部11の吐出装置14は、好ましくは噴霧スプレーであるトリガー式の吐出装置となっており、トリガー式の吐出装置14は、例えば内容液を噴霧状態で吐出することが可能な、公知の各種のトリガースプレイヤー等を用いることができる。吐出装置14は、キャップ部14aを容器本体12の口首部12aに螺着することによって、容器本体12に一体として取り付けられる。
ボトル容器部11と共にボトル容器10を形成する外殻体15は、好ましくは透明又は半透明の樹脂として、例えばポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィンやポリエチレンテレフタレート等のポリエステル等を用いた成形品となっている。外殻体15は、容器本体12の底部12bよりも一回り大きな円形状の底部15bと、底部15bから上方に立設する、容器本体12の胴部13よりも一回り大きな円筒形状の胴部16と、容器本体12の肩部12cよりも一回り大きな円環形状の肩部15cを備える肩カバー15dとを含んで形成されている。なお、外殻体15には底部15bが設けられている必要は必ずしも無く、外殻体15は、容器本体12の胴部13と外殻体15の胴部16との間隔部分sに香料含有物18を保持しておくことが可能な構成を備えていれば、底部を備えていなくても良い。この場合、外殻体15の胴部16の下部16cには、通気部が設けられていなくても良い。
外殻体15は、例えば胴部16の内側面に沿って香料含有物18を配置した状態で、肩カバー15dの下端嵌合部15eに胴部16の上端嵌合部16eを嵌め込んで係止することにより、ボトル容器部11の容器本体12の胴部13と、底部12b及び肩部12cとを覆って、容器本体12に一体として取り付けられる。またこれによって、容器本体12の胴部13と、外殻体15の胴部16との間には、例えば2〜8mm程度の幅の間隔部分sが保持されると共に、容器本体12の底部12bと外殻体15の底部15bとの間にも、例えば2〜8mm程度の幅の間隔部分s’が保持される。容器本体12の胴部13と外殻体15の胴部16との間の間隔部分sには、香料含有物18として、好ましくは香料成分を含侵したシート状物18が収容されている。
香料成分を含侵したシート状物18は、本実施形態では、例えば不織布からなり、含侵される香料成分として、例えば天然系あるいは合成系の既知の香料を用いることができる。含侵される香料成分は、常温揮発性を備えていることが好ましい。より具体的には、含侵される香料成分として、レモン油、グレープフルーツ油、ローズマリー油、ペパーミント油、マンダリン油、ライム油、ユズ油、カモミール油、ラベンダー油、ローズ油、スペアミント油等の天然香料や、アルコール、ケトン、アルデヒド、リモネン、リナロール、シトロネロール、メントール、ゲラニオール等の合成香料などを用いることができる。これらは単独で用いても、複数を組み合わせて調合香料として用いてもよい。香料成分は、所望の香りが得られるように添加される量や割合を適宜調整することができる。なお、シート状物18は、香料成分を保持できれば、不織布に限らず、紙、織布、フィルムと不織布とのラミネートシート等の材料を制限なく用いることができる。
また、香料含有物18である香料を含侵したシート状物は、容器本体12の胴部13と外殻体15の胴部16との間の間隔部分sにおいて、胴部13,16の周方向の全周に亘って配設されていることが好ましいが、周方向の一部に設けられていても良い。シート状物18は、胴部13,16の高さ方向の領域の25%以上の領域に配設されていることが好ましく、50%以上の領域に配設されていることがより好ましい。シート状物18は、容器本体12の外殻体15との間の間隔部分sにおいて、容器本体12の胴部13又は外殻体15の胴部16との間に隙間を保持した状態で配設されていることが好ましい。
本実施形態では、外殻体15は、下端嵌合部15eと上端嵌合部16eとの係止状態を開放することで、胴部16及び底部15bを肩カバー15dから着脱可能に取り外すことが可能なことから、香料成分を含侵したシート状物18を、容器本体12の胴部13と外殻体15の胴部16との間の間隔部分sに、交換可能に収容することができる。
また、本実施形態では、好ましくは外殻体15の胴部16を高さ方向に4等分割し、上端部部分の1/4の領域を上部16a、下端部部分の1/4の領域を下部16c、これらの間の部分の2/4の領域を中間部16bとして、それぞれの領域における表面積に対する通気部の総開口面積の割合である、上部開口率(%)、下部開口率(%)、及び中間部開口率(%)を算出した際に、上部開口率(%)や下部開口率(%)は、中間部開口率(%)の2倍を越える開口率となっている。これによって、吐出装置14から内容液を吐出させない容器10の非使用時において、例えばボトル容器10を持ち上げたり置いたりした際に、下部16cの通気部17cを介して外部から間隔部分sに流入した空気が、中間部16bの間隔部分sを経て、上部16aの通気部17aを介して外部に流出する空気の流れや、上部16aの通気部17aを介して外部から間隔部分sに流入した空気が、中間部16bの間隔部分sを経て、下部16cの通気部17cを介して外部に流出する空気の流れを生じさせて、シート状物18に含侵された香料成分による好ましい香りを、効果的に周囲に漂わせることが可能になる。
このような観点から、中間部開口率(%)は、20%以下となっていることがより好ましい。外殻体15の胴部16の全表面積に対する、全ての通気穴のトータルの開口面積の割合は、40%以下となっていることがさらに好ましい。
そして、上述の構成を備える本実施形態のボトル容器10によれば、内容液を吐出させない容器の非使用時においても、長期に亘って、好ましい香りを周囲に漂わせることが可能になる。また、内容液を吐出させない容器の非使用時や容器を手に持って動かす使用時において、空気の流れによって、周囲に香りの変化や強弱を生じさせることが可能になる。
すなわち、本実施形態のボトル容器10によれば、吐出装置14が取り付けられたボトル容器部11の容器本体12の胴部13との間に間隔を保持した状態で、複数の通気部17a,17cが形成された外殻体15の胴部16が取り付けられており、容器本体12の胴部13と外殻体15の胴部16との間隔部分sに、香料含有物18が収容されているので、吐出装置14から内容液を吐出させない容器10の非使用時においても、間隔部分sに収容された香料含有物18から通気部17a,17cを介して外部に香料成分を揮散させて、好ましい香りを周囲に漂わせることが可能になると共に、必要に応じて香料含有物18を適宜交換したり補充したりすることによって、長期に亘って持続して、好ましい香りを周囲に漂わせることが可能になる。
また、吐出装置14から内容液を吐出させない容器10の非使用時や、容器を手に持って動かす使用時において、非使用時では例えば空調等による周囲の空気の流れや、使用時には容器10を手に持って動かした際の周囲の空気の流れによって、下部16cや上部16aの通気部17c,17aを介して外部から間隔部分sに流入した空気が、中間部16bの間隔部分sを経て、上部16aや下部16cの通気部17a,17cを介して外部に流出する空気の流れを生じさせて、シート状物18に含侵された香料成分による好ましい香りを、効果的に周囲に漂わせることが可能になると共に、例えば容器10を動かす速度を変えることなどによって、香りの変化や強弱を容易に生じさせることが可能になる。
さらに、例えば使用者が内容液を噴霧する際に、ボトル容器10を上下左右に移動させる操作によって、通気部17a,17cや中間部16bの間隔部分sを介して空気が移動し、容器本体12の胴部13と外殻体15の胴部16との間の間隔部分sに収容された香料含有物18に含侵された香料の香りを、ふわっと感じさせることにより、使用差に心地良さを感じ取られることが可能になる。
さらにまた、本実施形態のボトル容器10によれば、容器本体12に収容された内容液が香料成分を含んでいる場合には、香料含有物18に含まれる香料成分を、容器本体12に収容された内容液に含まれる香料成分とは、異なる種類の香料成分とすることができ、これによって異なる香りを楽しむことが可能になると共に、内容液に含まれる香料成分と香料含有物18に含まれる香料成分とのマッチングを楽しむことが可能になる。
また、本実施形態のボトル容器10によれば、容器本体12の胴部13と外殻体15の胴部16との間隔部分sに、香料含有物18に加えて、例えば造花等の装飾物や香料を含侵させた造花等の装飾物を収容することによって、容器の装飾性を高めることが可能になる。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されることなく種々の変更が可能である。例えば、容器本体の胴部と外殻体の胴部との間隔部分に収容される香料含有物は、香料成分を含侵したシート状物である必要は必ずしも無く、図2(a)に示すように、香料成分を含侵した粒状物19であったり、図2(b)に示すように、香料成分を含む液体香料20であっても良い。香料含有物が香料成分を含侵した粒状物19である場合には、例えば通気部の大きさを粒状部の大きさよりも小さくする等の配慮が必要である。香料含有物が香料成分を含む液体香料20である場合には、例えば液体香料20の粘度を高くしたり、通気部に通気性フィルムを貼るなどして、例えばボトル容器を倒した際に、液体香料20が漏れ出ないようにする配慮が必要である。また香料含有物が香料成分を含む液体香料20である場合には、外殻体の胴部の高さを、貯留される液体香料の液位20aよりも上方部分の領域の高さとして、胴部を上部、中間部、及び下部に三分割することができる。ボトル容器の容器本体の口首部に取り付けられる吐出装置は、トリガー式の吐出装置である必要は必ずしも無く、ポンプディスンサー等のポンプ式の吐出装置であっても良い。本発明のボトル容器は、容器本体に内容液が収容されているものであることが好ましいが、内容液が収容される前の、内容液を容器本体に収容可能な状態のものであっても良い。
10 ボトル容器
11 ボトル容器部
12 容器本体
12a 口首部
12b 底部
12c 肩部
12d 雄ネジ凸条
13 胴部
14 吐出装置
15 外殻体
15b 底部
15c 肩部
16 胴部
16a 上部
16b 中間部
16c 下部
17a,17c 通気部
18 香料含有物(香料成分を含侵したシート状物)
19 香料含有物(香料成分を含侵した粒状物)
20 香料含有物(香料成分を含む液体香料)
20a 液位
s 間隔部分

Claims (8)

  1. 内容液を収容可能な容器本体の口首部に内容液を吐出する吐出装置が取り付けられたボトル容器部と、該ボトル容器部の容器本体の胴部との間に間隔を保持した状態で、前記容器本体の胴部を覆って前記容器本体に取り付けられる、通気部が胴部に形成された外殻体と、前記容器本体の胴部と前記外殻体の胴部との間隔部分に収容された香料含有物とを含んで構成されるボトル容器。
  2. 前記香料含有物は、香料成分を含侵したシート状物である請求項1記載のボトル容器。
  3. 前記香料含有物は、香料成分を含侵した粒状物である請求項1記載のボトル容器。
  4. 前記香料含有物は、香料成分を含む液体である請求項1記載のボトル容器。
  5. 前記外殻体の胴部を高さ方向に4等分割し、上端部部分の1/4の領域を上部、下端部部分の1/4の領域を下部、これらの間の部分の2/4の領域を中間部として、それぞれの領域における表面積に対する前記通気部の総開口面積の割合である、上部開口率(%)、下部開口率(%)、及び中間部開口率(%)を算出した際に、上部開口率(%)及び下部開口率(%)は、中間部開口率(%)の2倍を越える開口率となっている請求項1〜4のいずれか1項記載のボトル容器。
  6. 前記外殻体の胴部の中間部の通気穴の開口率が、20%以下となっている請求項5記載のボトル容器。
  7. 前記香料含有物に含まれる香料成分が、前記内容液に含まれる香料成分と異なる種類の香料成分である請求項1〜6のいずれか1項記載のボトル容器。
  8. 前記吐出装置が、噴霧スプレーである請求項7記載のボトル容器。
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