JP2020131849A - 車両用コンソール - Google Patents
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Abstract
【課題】トレー部の上に載置した物品がトレー部の上面を滑って開閉ノブに衝突して、車両の乗員の意図に反してコンソールドアが開くことを抑制する。【解決手段】コンソールボックス1と、前端がコンソールボックス1の前端に係合することによりコンソールボックス1の開放端を閉止するコンソールドア2と、後方に向かって押されることによりコンソールドア2のコンソールボックス1の前端への係合を解除する開閉ノブ21と、コンソールボックス1の前方に隣接して配置されるトレー部3と、を備える車両用コンソール10であって、コンソールドア2の前端がコンソールボックス1の前端に係合した際に、トレー部3と開閉ノブ21との間に配置され、トレー部3の後端の上面より上方に向かって突出した突出部7を備え、突出部7と開閉ノブ21との間に隙間が空いている。【選択図】図3
Description
本発明は、車両の運転席と助手席との間のフロアパネル上に前後方向に延びるように配置され、物品を載置可能な平面状のトレー部がコンソールボックスの前方に隣接して設けられた車両用コンソールに関する。
上面の開口が蓋体で開閉されるコンソールボックスの前方にカップ等の物品を載置可能な略円筒形状の凹部のカップホルダが設けられた車両用コンソールが特許文献1で開示されている。
上側が開放されたコンソールボックスの開放端である上面を開閉するコンソールドアが設けられ、携帯電話等の物品を載置可能な平面状のトレー部がコンソールボックスの前方に隣接して配置された車両用コンソールでは、後方に向かって押されることによりコンソールドアの前端の係合を解除する開閉ノブがコンソールドアの前方に設けられていると、例えば車両加速時などトレー部の上に載置した物品がトレー部の上面を滑って開閉ノブに衝突することにより、車両の乗員の意図に反して勝手にコンソールドアが開いてしまうことがある。
そこで、本発明は、トレー部の上に載置した物品がトレー部の上面を滑って開閉ノブに衝突して、車両の乗員の意図に反してコンソールドアが開くことを抑制することを目的とする。
本発明に係る車両用コンソールは、車両の運転席と助手席との間のフロアパネル上に前後方向に延びるように配置され、上側が開放された箱型で、内部に物品を収納できるコンソールボックスと、前記コンソールボックスの後端で回動可能に支持され、前端が前記コンソールボックスの前端に係合することにより前記コンソールボックスの開放端を閉止するコンソールドアと、前記コンソールドアの前端が前記コンソールボックスの前端に係合した際に前記コンソールドアの前方に配置され、後方に向かって押されることにより前記コンソールドアの前記コンソールボックスの前端への係合を解除する開閉ノブと、前記コンソールボックスの前方に隣接して配置され、上面に物品を載置できる平面状のトレー部と、を備える車両用コンソールであって、前記コンソールドアの前端が前記コンソールボックスの前端に係合した際に、前記トレー部と前記開閉ノブとの間に配置され、前記トレー部の後端の上面より上方に向かって突出した突出部を備え、前記突出部と前記開閉ノブとの間に隙間が空いていること、を特徴とする。
本発明は、トレー部と開閉ノブとの間に、トレー部の後端の上面より上方に向かって突出した突出部を備えているため、例えば車両加速時などにトレー部の上に載置した物品が後方の開閉ノブに向かって滑り始めても、開閉ノブより前方に配置された突出部に衝突して突出部より後方へ移動しないため、物品が開閉ノブに衝突せず、車両の乗員の意図に反してコンソールドアが開くことを抑制することができる。
以下、図面を参照しながら、実施形態の車両用コンソール10について説明する。以下説明する各図に示す矢印FR、矢印UP、矢印RHは、車両の前方向(進行方向)、上方向、右方向をそれぞれ示している。また、各矢印FR、UP、RHの反対方向は、それぞれ車両後方向、下方向、左方向を示す。以下、単に前後、左右、上下の方向を用いて説明する場合は、特に断りのない限り、車両前後方向の前後、車両左右方向(車両幅方向)の左右、車両上下方向の上下を示すものとする。
図1は、車両の運転席と助手席との間のフロアパネル上に前後方向に延びるように配置された車両用コンソール(以下、コンソールと略称する)10の斜視図である。図1では、運転席及び助手席を図示せず、コンソール10のみを示している。
図1に示すように、コンソール10の後部には、コンソールボックス1が設けられている。コンソールボックス1は、前壁11、右壁12、左壁13及び後壁14で囲われ、上側が開放された箱型で、内部に物品を収納できる。そして、コンソールボックス1の後端である後壁14に上下方向に回動可能に支持され、前端がコンソールボックス1の前端である前壁11に係合することにより、コンソールボックス1の開放端を閉止するコンソールドア2が設けられている。コンソールボックス1の前壁11には、コンソールドア2の前端を係止するための係合穴15が形成され、2個のUSBポート16が設けられている。
コンソールボックス1の前方には、上面に携帯電話等の物品を載置できる平面状のトレー部3が隣接して配置されている。トレー部3は、載置した携帯電話等を充電できる非接触式充電器の機能を有していてもよい。トレー部3の右側にはトレー部3の上面よりも高くなっている右側部31が設けられている。そして、トレー部3の左側にはトレー部3の上面よりも一段高くなっているカップホルダ上面51が設けられている。このようにトレー部3の左右両側がトレー部3の上面よりも高くなっているため、車両が走行中に旋回することによってトレー部3の上に載置した物品がトレー部3の上面を左右に滑ったとしても、フロアパネル上に落下することを抑制することができる。
トレー部3及び右側部31の前方には、車両のトランスミッションのギアを切り替えるためのシフトレバー(図示せず)が配置される。トレー部3の前方かつシフトレバーの左側には、車両の走行モードをエコノミーモード又はパワーモードに切り替えるためのスイッチ4が設けられている。トレー部3の上面は平面で、前方が高くなるように5度の角度で傾斜している。コンソール10の上面は、トレー部3の前方の部分も前方が高くなるように傾斜している。そのため、車両を減速してもトレー部3の上に載置した物品がトレー部3の上面を滑ってトレー部3よりも前方に移動することが抑制される。
トレー部3及びスイッチ4の左側には、2つのカップホルダ5が前後に並んで配置されている。カップホルダ5は、カップホルダ上面51から下方に向かって凹んだ円筒形状の凹部であり、内部に円筒形状のカップや缶などを置くと、車両の加減速や走行中の旋回があってもカップや缶などを倒れないように保つことができる。カップホルダ5の左側にはカップホルダ上面51よりも高い左側部52が設けられており、カップホルダ上面51の後方にはカップホルダ上面51よりも一段低い平面であるカップホルダ後部53が設けられている。
図2に示すように、コンソールドア2を閉めた状態では、コンソールドア2はトレー部3の一部の上方を覆う。
図3に示すように、コンソールドア2は開閉ノブ21を備えている。コンソールドア2を閉めてコンソールドア2の前端がコンソールボックス1の前端に係合した際に、開閉ノブ21はコンソールドア2の前方に配置されている。開閉ノブ21の下端には前方に向かって突出した係合部22が設けられている。コンソールボックス1の前壁11に形成された係合穴15の中にコンソールドア2の係合部22が入ることにより、コンソールドア2の前端がコンソールボックス1の前壁11に係合して、コンソールドア2を閉めた状態が保持される。開閉ノブ21はコンソールドア2の中を前後方向にスライドして移動可能であるが、不図示のバネの復元力により後方から前方に向かって押されており、バネの復元力に逆らって開閉ノブ21が後方へスライドしない限り、開閉ノブ21の係合部22の係合穴15への係合は解除されない。
図4に示すように、車両の乗員が開閉ノブ21のノブ操作面23を指6で後方に向かって押すことにより、バネの復元力に抗して開閉ノブ21が後方へスライドして係合部22が係合穴15から外れて、コンソールドア2のコンソールボックス1の前端である前壁11への係合が解除され、コンソールドア2が開く。
図3に示すように、コンソールドア2を閉めてコンソールドア2の前端がコンソールボックス1の前端に係合した際に、トレー部3と開閉ノブ21との間に、トレー部3の後端の上面より上方に向かって突出した突出部7が設けられている。このようにトレー部3と開閉ノブ21との間に突出部7が配置され、突出部7の前端aが開閉ノブ21の前端bより前方となっているため、例えばトレー部3の上面に携帯電話8を載置した場合、車両加速時などトレー部3の上面を携帯電話8が後方に向かって滑り始めたとしても、携帯電話8は開閉ノブ21より前方に配置された突出部7に衝突して突出部7より後方へ移動しない。そのため、トレー部3の上に載置した携帯電話8は開閉ノブ21のノブ操作面23に衝突せず、車両の乗員の意図に反してコンソールドア2が開くことを抑制することができる。
また、突出部7の上端cはノブ操作面23の下端dよりも低くなっており、突出部7と開閉ノブ21との間には隙間が空いている。そのため、図4に示すように、車両の乗員は指6を突出部7と干渉せずにノブ操作面23を押して開閉ノブ21を操作することができる。
図1に示すように、突出部7は車両幅方向に延びている。突出部7には、突出部7の上端よりも高さが低い溝部71が突出部7を前後に貫通するように設けられている。トレー部3の上に載置した携帯電話をコンソールボックス1内に設けられたUSBポート16にケーブルで接続する場合、ケーブルを溝部71に通すことにより、携帯電話をUSBポート16に接続した状態のままコンソールドア2を閉めることができる。
図3に示すように、コンソールドア2を閉めた際にコンソールドア2は突出部7の上方を覆う。そのため、図2に示すように、コンソールドア2を閉めた際には、コンソールドア2が突出部7を覆い隠しており、上方から突出部7を見ることができない。このように突出部7を配置することによって、コンソールドア2を閉めた際に突出部7が見えて見栄えが悪くなることを防ぐことができる。
本開示の車両用コンソールは、上述した形態に限定されず、本開示の要旨の範囲内において種々の形態にて実施できる。例えば、突出部7の形状は、上述した形態に示すように車両幅方向に連続して延びる壁の形状でなくても、トレー部3に載置した物品が後方へ向かって滑って開閉ノブ21に衝突することが防げる形状であれば、車両幅方向に断続的に設けられた形状であってもよい。
1 コンソールボックス、2 コンソールドア、3 トレー部、4 スイッチ、5 カップホルダ、6 指、7 突出部、8 携帯電話、10 車両用コンソール(コンソール)、11 前壁、12 右壁、13 左壁、14 後壁、15 係合穴、16 USBポート、21 開閉ノブ、22 係合部、23 ノブ操作面、31 右側部、51 カップホルダ上面、52 左側部、53 カップホルダ後部、71 溝部。
Claims (1)
- 車両の運転席と助手席との間のフロアパネル上に前後方向に延びるように配置され、
上側が開放された箱型で、内部に物品を収納できるコンソールボックスと、
前記コンソールボックスの後端で回動可能に支持され、前端が前記コンソールボックスの前端に係合することにより前記コンソールボックスの開放端を閉止するコンソールドアと、
前記コンソールドアの前端が前記コンソールボックスの前端に係合した際に前記コンソールドアの前方に配置され、後方に向かって押されることにより前記コンソールドアの前記コンソールボックスの前端への係合を解除する開閉ノブと、
前記コンソールボックスの前方に隣接して配置され、上面に物品を載置できる平面状のトレー部と、を備える車両用コンソールであって、
前記コンソールドアの前端が前記コンソールボックスの前端に係合した際に、前記トレー部と前記開閉ノブとの間に配置され、前記トレー部の後端の上面より上方に向かって突出した突出部を備え、前記突出部と前記開閉ノブとの間に隙間が空いていること、を特徴とする車両用コンソール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019025983A JP2020131849A (ja) | 2019-02-15 | 2019-02-15 | 車両用コンソール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019025983A JP2020131849A (ja) | 2019-02-15 | 2019-02-15 | 車両用コンソール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020131849A true JP2020131849A (ja) | 2020-08-31 |
Family
ID=72262020
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019025983A Pending JP2020131849A (ja) | 2019-02-15 | 2019-02-15 | 車両用コンソール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2020131849A (ja) |
-
2019
- 2019-02-15 JP JP2019025983A patent/JP2020131849A/ja active Pending
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