JP2020129520A - 電力供給装置 - Google Patents

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【課題】交流の電圧を整流して発光ダイオードに供給する電力供給装置であって、複数のブリッジ方式の全波整流回路を直列接続させた設けるにあたり、製造コストが低減可能な電力供給装置を提供することを課題とする。【解決手段】ブリッジ方式の複数の全波整流回路と、対象となる一対の前記全波整流回路の入力端子同士を順次接続することにより、複数の全波整流回路を直列接続する一又は複数の接続回路と、交流電源に最も近い側に配置された一対の全波整流回路の一方の全波整流回路の入力端子同士を、コンデンサを介して接続するコンデンサ接続回路とを備えた。【選択図】図6

Description

本発明は、交流の電圧を整流して発光ダイオードに供給する電力供給装置に関する。
交流電源からの電力をブリッジ方式の全波整流回路により整流して発光ダイオードに供給する電力供給回路が公知になっている(例えば、特許文献1を参照。)。
このようなコンバインによれば、一般家庭用の交流電源を用いて発光ダイオードを発光させることが可能になる。ところで、ある程度の明るさを確保するため、複数の発光ダイオードをまとめて発光させる必要があり、この場合、複数のブリッジ方式の全波整流回路を直列に接続して使用することが考えられるが、各全波整流回路の一対の出力端子の間に平滑用のコンデンサ及びその接続用の回路を設ける必要があり、回路構成が複雑化して製造コストが高くなる。
特開2012−199152号公報
本発明は、交流の電圧を整流して発光ダイオードに供給する電力供給装置であって、複数のブリッジ方式の全波整流回路を直列接続させた設けるにあたり、製造コストが低減可能な電力供給装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、交流の電圧を整流して発光ダイオードに供給する電力供給装置であって、ブリッジ方式の複数の全波整流回路と、対象となる一対の前記全波整流回路の入力端子同士を順次接続することにより、複数の全波整流回路を直列接続する一又は複数の接続回路と、交流電源に最も近い側に配置された一対の全波整流回路の一方の全波整流回路の入力端子同士を、コンデンサを介して接続するコンデンサ接続回路とを備えたことを特徴とする。
複数の前記発光ダイオードが直列接続された発光ユニットを備え、複数の全波整流回路毎に少なくとも1つの発光ユニットを設け、各全波整流回路のプラス側の出力端子である第1出力端子には、前記発光ユニットの入力端子を接続するとともに、該全波整流回路のマイナス側の出力端子である第2出力端子には、前記発光ユニットの出力端子を接続したものとしてもよい。
複数の全波整流回路毎に複数の直列接続された発光ユニットを設け、各全波整流回路の第1出力端子には、直列接続された複数の発光ユニットにおける他の発光ユニットの出力端子と接続されていない最も高電圧側の端側に配置された発光ユニットの入力端子を接続するとともに、該全波整流回路の第2出力端子には、直列接続された複数の発光ユニットにおける他の発光ユニットの入力端子と接続されていない最も低電圧側の端側に配置された発光ユニットの出力端子を接続したものとしてもよい。
前記コンデンサ接続回路には、並列接続された複数のコンデンサが設けられたものとしてもよい。
交流電源に最も近い側に配置された一対の前記全波整流回路と、前記交流電源の一対の出力端子とをそれぞれ接続する2つの入力回路の一方には、ヒューズが直列接続されて配置されたものとしてもよい。
一対の前記入力回路同士を避雷器を介して接続する避雷器接続回路を備えたものとしてもよい。
一の前記入力回路における前記避雷器接続回路との接続部分よりも前記交流電源寄りに、前記ヒューズが配置されたものとしてもよい。
前記ヒューズは、コンデンサ接続回路が接続された側の前記入力回路に設けられたものとしてもよい。
本発明の構成によれば、コンデンサ接続回路によって、複数の全波整流回路毎に平滑用のコンデンサを接続する用の回路を設ける必要なく、製造コストが低減される。
LED照明装置の側面図である。 図1のA矢視図である。 LED照明装置の分解側断面図である。 (A)は図2に示すハウジングから発光基板を取外した状態の底面図であり、(B)は(A)のB−B断面図である。 カバー体の内面側の構成を示す平面図である。 電力供給回路の電気回路図である。 LED回路の電気回路図である。 電力供給回路を収容する収容ボックスの構成を示す側面図である。
図1はLED照明装置の側面図であり、図2は図1のA矢視図であり、図3はLED照明装置の分解側断面図である。LED照明装置1は、設置板Pに穿設された設置孔P1を利用して該設置板Pに設置固定される。この設置板Pが、例えば、天井の少なくとも一部を構成するように水平な姿勢で設置されるか、或いは壁の少なくとも一部を構成するように鉛直に起立した姿勢で設置される。そして、LED照明装置1の光の照射方向(以下、単に「照射方向」と称する)は、設置板Pが天井として機能する場合には真下側に向けられ、壁として機能する場合には水平方向の室内側に向けられる。
このLED照明装置1は、一又は複数(本例では複数、さらに具体的には9個)の発光ダイオード2が含まれた電気回路であるLED回路3(図7参照)が組み込まれた基板である発光基板(発光ユニット)4と、該発光基板4を収容するハウジング6と、ハウジング6側の熱を放熱する放熱体7と、発光基板4の少なくとも一部をカバーするカバー体8とを備えている。
ちなみに、このLED照明装置1に電力を供給する後述の電力供給装置は、複数(本例では4個)のLED照明装置1(LED回路3)毎に1つ用意される。
上記発光基板4は多角形状(図示する例では、八角形状)に成形されている。発光基板4の片面が発光ダイオード2を配置する発光面4aになる。すなわち、発光基板4の発光面4aから垂直に離間する方向が、前記照射方向に設定される。ここで、図3の符号Xは、発光基板4の中心を貫き且つ前記照射方向に平行な軸である。
この発光基板4の両面側には、LED回路3が実装されている。また、この発光基板4には、複数の固定孔4bが穿設されている。この固定孔4bは、図示する例では2つ設けられ、最長の対角線で結ばれる一対の角部にそれぞれ穿設されている。
図4(A)は図2に示すハウジングから発光基板を取外した状態の底面図であり、(B)は(A)のB−B断面図である。上記ハウジング6は、図1乃至4に示す通り、軸Xに対して垂直な円盤状に成形され且つその中心が軸X上に位置する本体9と、軸Xを軸心とする円形の筒状に成形され且つ本体9から前記照射方向と反対の方向に突出する接続部11とを有し、金属材料(具体的にはアルミ材)によって一体成形されている。
本体9の前記照射方向側の端面は2段階で凹んだ形状に成形されている。具体的には、この本体9の前記照射方向側の端面の一部(具体的には大部分)には、前記照射方向と反対の方向に窪んだ第1凹部12が形成され、この第1凹部12の底面12aの一部(具体的には大部分)には、さらに深く窪んだ第2凹部13が形成されている。この2つの凹部12,13は、上記構成から、その底面12a,13aが軸Xに対して垂直な方向に形成されている。
第1凹部12は、軸Xの軸方向視で本体9の外周面に沿う円形に成形されている。第2凹部13は、発光基板4を嵌め込み固定可能なように、軸X方向視で該発光基板4と同一又は略同一形状の多角形状に成形されている。この第2凹部13の深さは、発光基板4の厚みと同一又は略同一に設定されている。この第2凹部13の底面13aにおける発光基板4の嵌め込み固定時に前記固定孔4bが位置する箇所には、ネジ孔9aが穿設される。
また、本体9の前記照射方向側の端面には、一対の配線溝14,14が凹設されている。一対の配線溝14,14は、その各底部が第2凹部13の底面13aよりもさらに深い位置に設定され、本体9の中心を挟んだ対称位置にそれぞれ配置されている。各配線溝14の外側端部が第1凹部12の内周面12bまで達し、内側端部がハウジング6の中心側付近まで達している。
該構成の本体9に発光基板4を収納して固定する手段について説明すると、一対の固定孔4bが軸Xの軸方向視で対応するネジ孔9aと一致するとともに第2凹部13の開放側である前記照射方向に発光ダイオード2の光の照射方向を向けた状態で、発光基板4を、該第2凹部13に嵌め込み、各々で一致した固定孔4b及びネジ孔9aに固定ボルト16のネジ部分を挿入してネジ係合させて固定する。
発光基板4を第2凹部13に嵌め込み固定した場合、該発光基板4の発光面4aと第1凹部12の底面12aとが面一又は略面一の状態になるとともに、そこに実装された発光ダイオード2が、発光面4aから照射方向に若干突出した状態になる。すなわち、発光ダイオード2は、第1凹部12の底面12a側に位置し、その周囲が内周面12bによって囲繞されて保護された状態になる。
ちなみに、発光基板4の位置決めを、さらに確実にすべく、第1凹部12の底面12aからは一対の位置決め部17,17が前記照射方向に向かって一体的に突設されている。一対の位置決め部17,17は、軸Xの軸方向視で、本体9の中心を挟んだ対称位置に対称形状で成形されている。各位置決め部17は、第2凹部13に嵌め込み固定されて第1凹部12の底面12aから前記照射方向に若干飛び出している発光基板4の周縁部に近接又は当接するように、軸Xの軸方向視で、該第2凹部13の周縁側に沿うくの字状に成形されている。
また、配線溝14は、第1凹部12の内周面12bに至る範囲まで形成されているため、発光基板4の殆ど全てが、第2凹部13内に収容されて嵌め込み固定されている状態において、軸Xの軸方向で、該配線溝14の外側の端部は露出した状態になり、この露出部分を介して、発光基板4の発光面4a側から、配線溝14のその他の部分(例えば、発光基板4の発光面4aの反対側の面側)への配線も可能になる。
接続部11は、軸Xを軸心とし且つ本体9の外周面よりも小径な外周面を有する円筒状に成形され、該外周面には雄ネジ11aが形成されている。また、接続部11の内周面側に形成されたスペースS1は、本体9の中心寄り部分(連通部18)で、上述した配線溝14と連通している。この連通部18を経由させることにより、第2凹部13に嵌め込み固定された発光基板4(発光ダイオード2)への接続部11の内部からの配線が可能になる。さらに、接続部11の連通部18から遠い側の端部は開放されている。
上記放熱体7は、軽量な金属製材料から構成され、図3に示す通り、軸Xを軸心とする円筒状に成形され且つ両端側がそれぞれ開放された筒状部19と、該筒状部19の外周面に螺旋状に一体形成された放熱フィン21とを有し、全体としても円筒状に成形されている。
放熱フィン21の表面には、酸化腐食の処理によって形成された無数の図示しない凹凸が設けられるとともに、軸Xの軸方向視で放熱体7の中心から離れる方向に放射状に塗布された塗料がコーティングされている。
筒状部19の内周面におけるハウジング6側端から所定の範囲には、該ハウジング6の接続部11の外周面に形成され且つ雄ネジ11aとネジ係合する雌ネジ19aが形成されている。
図5はカバー体の内面側の構成を示す平面図である。図1、図2及び図5に示す通り、上記カバー体8は、ハウジング6の本体9に外装されるように軸Xを軸心とする円筒状に成形された装着部22と、該装着部22における前記照射方向側の端部を閉塞するレンズ部23とを一体的(図示する例では一体)で有し、透光性を有する透明又は半透明な合成樹脂等の材料によって一体的に成形(図示ずる例では一体成形)されている。
ハウジング6の本体9の外周面を装着部22の内周面に嵌合して挿入することにより、該装着部22が軸Xの軸方向にスライド可能な状態で該本体9の外周面に装着される。この装着時、レンズ部23は、発光基板4(発光ダイオード2)の光照射側をカバーする状態になる。レンズ部23を含むカバー体8は、ハウジング6に装着された状態で、軸Xの軸方向の移動するため、レンジ部23と発光基板4との距離が変更され、導光状態(光の拡散度合い)を調整することが可能になる。
ちなみに、カバー体8のハウジング6への位置決めは、本体9の外周面の装着部22の内周面への嵌合によって行っているが、これに限定されるものではなく、本体9の外周面と、装着部22の内周面とをネジ係合させて軸Xの軸方向に進退させてもよい。
レンズ部23は、カバー体8の上述した構成材料によって透光性を有する。このレンズ部23は発光基板4からの光を拡散させる凸レンズである。レンズ部23の発光基板4(発光ダイオード2)との対向面である内面24は、溝等によってハチの巣状に区切られた多数の領域24aが形成されたハニカム構造を有している。
レンズ部23の内面24に設けられた多数の各領域24aには、発光ダイオード2から照射された光を拡散させるように、前記照射方向と反対の方向に突出する凸部26が形成されている。各凸部26は凸曲面状または半球面状に形成され、各々の凸部26の突出量は全て同一又は略同一に設定されている。
一方、レンズ部23の内面24と反対側の面である外面25は、凸曲面状又は半球面状に形成され、表面に細かい凹凸等は形成されておらず、異物等の引掛りを効率的に防止している。
LED照明装置1の設置板Pへの固定手段について説明する。図1及び図3に示す通り、まず、設置板Pを基準として前記照射方向の側の範囲(照射範囲)E1に、カバー体8が装着された状態のハウジング6を位置させ、その反対側の範囲(非照射範囲)E2に放熱体7を位置させる。
続いて、ハウジング6の接続部11を、設置板Pの設置孔P1に挿通させて非照明範囲E2側に突出させ、この突出部分を、放熱体7の筒状部19に挿入して前記雄ネジ11aと前記雌ネジ19aとをネジ係合させることにより、設置板Pに、照明装置1を締着固定させる。
このとき、設置板Pは、ハウジング6の本体9の前記照射方向と反対側の面である挟持面6aと、放熱体7の筒状部19の前記照射方向側の端面である挟持面7aとの間に挟持された状態になる。
また、このとき、接続部11の開放端を介して、該接続部11の内部のスペースS1と、放熱体7の筒状部19の内周面側のスペースS2とが連通し、発光基板4からの配線を、外部に露出させることなく、該スペースS2まで延設させることが可能になる。
さらに、放熱体7の筒状部19の内周面側のスペースS2において、雌ネジ19aが形成されていない側の端部も開放され、この開放部分を介して、スペースS2から外側への配線も可能になる。ちなみに、この開口部分は、閉塞栓27によって開閉可能に閉塞することが可能である他、さらに、充填部材28によって、防水性を高めることも可能である。
閉塞栓27は、筒状部19に挿脱自在に嵌合挿入される円柱状に成形された挿入部29と、該挿入部29の前記照射方向と反対側の端部にフランジ状に成形され且つ円盤状をなす係止部31とを有し、これらが合成樹脂等で一体成形されている。この閉塞栓27は、その挿入部29を、筒状部19の前記開放部分から最大量挿入した場合、その係止部31が筒状部19の端面と当接して係止され、それ以上の挿入が禁止(規制)される。
ちなみに、閉塞栓27によって筒状部19の前記開放部分が閉塞されている状態でも、該開放部分側からの前記配線を可能とするため、該閉塞栓27の軸心部には、全長に亘り配線孔27aが穿設されている。
充填部材28は、筒状部19の内周面に嵌合して挿入される円盤状に形成され、スペースS2の外部に対する防水性を高める。ちなみに、この充填部材28も、筒状部19の内周面に嵌合して充填されている状態で、配線を可能にするため、その中心部に厚み方向全体に亘り配線孔28aが穿設されている。
ところで、ハウジング6には発光基板4が嵌め込み固定されて収容され、該ハウジング6は放熱体7と一体的に接続されているため、設置板Pが金属製材料によって構成されている場合、ハウジング6及び放熱体7と、設置板Pとは、電気的に絶縁した方が好ましい。具体的には、ハウジング6の挟持面6aと設置板Pとの間には絶縁体32が介在されるとともに、放熱体7の挟持面7aと設置板Pとの間にも絶縁体33が介在される。
絶縁体32は、その外周面が設置孔P1に嵌合して挿入され且つその内周面側には接続部11が嵌合して挿通される筒状部34と、筒状部34の挟持面6a側の端部からフランジ状に径方向外側に延設された介在部36とを有し、弾性変更可能な合成樹脂等の絶縁材料によって一体成形されている。筒状部34における介在部36が無い部分の長さは、設置板Pの板厚の同一又は略同一に設定されている。介在部36の外周縁は軸Xの軸方向視で、本体9の外周よりも径が小さい円形状に成形されている。
絶縁体33は、弾性変更可能な合成樹脂等の絶縁材料から構成され、軸X上に中心を有し且つ前記介在部36と同一又は略同一径となる円形状に成形されている。この絶縁体33の中心部には、接続部11の外周面を嵌合して挿通可能な挿通孔33aが穿設されている。
この2つの絶縁体32,33を設ける場合におけるLED照明装置1の設置板Pへの固定手順についても説明する。まず、照射範囲E1において、ハウジング6の本体9にカバー体8を装着するとともに、接続部11に絶縁体32の筒状部34を外装する。
続いて、絶縁体32の筒状部34の外周面が設置孔Pに嵌合して挿通され且つ介在部36が設置板P及び挟持面6aに接触するようにして、ハウジング6の接続部11を、設置板Pの設置孔P1に挿通させて非照明範囲E2側に突出させる。
続いて、非照射範囲E2において、接続部11を絶縁体33の挿通孔33aに挿通させ、その後、該絶縁体33を、設置板Pと接触(密着)する位置まで該接続部11上でスライド移動させる。
最後に、非照射範囲E2側で、接続部11において絶縁体33の挿通孔33aからさらに前記照射方向と反対の方向に突出した部分を、放熱体7の筒状部19に挿入して前記雄ネジ11aと前記雌ネジ19aとをネジ係合させることにより、照明装置1を設置板Pに締着固定させる。
この2つの絶縁体32,33は、絶縁機能の他、弾性変更によって防振材としても機能している。
次に、図6,7に基づき、電力供給装置の構成を説明する。
図6は電力供給回路の電気回路図である。電力供給装置は、前記LED回路3と、交流電源からの交流電圧を直流電圧に整流して該LED回路3に供給する電力供給回路51とを備えている。
電力供給回路51は、ブリッジ方式の複数の全波整流回路52と、対象となる一対の前記全波整流回路の入力端子52a,52b同士を順次接続することにより、複数の全波整流回路52を直列接続する一又は複数の接続回路53と、交流電源に最も近い側に配置された一対の全波整流回路52である入力側全波整流回路52A,52Bの接続回路53が接続されていない側の入力端子52a,52bと、交流電源eの一対の出力端子e1,e2とをそれぞれ接続する一対の入力回路54A,54Bと、一方(図6に示す例では上側)の入力側全波整流回路52Aの一対の入力端子52a,52b同士を並列接続された複数(図示する例では3つ)のコンデンサ56を介して接続するコンデンサ接続回路57と、コンデンサ接続回路57が配置された側の入力回路54Aの途中に直列接続されたヒューズ58と、コンデンサ接続回路57が配置されていない側の入力回路54Bの途中に直列接続された抵抗59と、一対の入力回路54A,54B同士を避雷器61を介して接続する避雷器接続回路62とを備えている。
上記全波整流回路52は、図示する例では2つ設けられているため、その全てが入力側全般整流回路52A,52Bになる。この全波整流回路52の回路構成は従来公知であり、広く用いられているため、詳細は割愛するが、4つのダイオードD1,D2,D3,D4を有し、一対の入力端子52a,52bとプラス側の出力端子である第1出力端子52cとの間に配置されたダイオードD1,D2の整流方向は、各入力端子52a,52bから第1出力端子2cに向かう方向に設定され、一対の入力端子52a,52bとマイナス側の出力端子である第2出力端子52dとの間に配置されたダイオードD3,D4の整流方向は、第2出力端子52dから各入力端子52a,52bに向かう方向に設定されている。
コンデンサ接続回路57側の入力回路54Aにおける最も交流電源eに近い側にヒューズ57が配置され、他の入力回路54Bに抵抗59が配置される。
避雷器接続回路62の一方の接続端子62aが、ヒューズ57が配置された側の入力回路54Aにおける該ヒューズ57とコンデンサ接続回路57との接続部分との間に、接続されるとともに、他方の接続端子62bが、抵抗59が配置された他の入力回路54Bにおける該抵抗59よりも交流電源eに近い側に配置されている。
また、複数の全波整流回路52毎に少なくとも1つのLED回路3が設けられ、図示する例では、複数の全波整流回路52毎に、直列接続された複数(本例では、2つ)のLED回路3が設けられている。
以上のように構成される電力供給回路によれば、プラスとマイナスが入れ替わる交流電源の一周期において、ヒューズ57側がプラス電圧になっている場合、入力回路54Aから一方の入力側全波整流回路52Aに電流が流れる。この入力側全波整流回路52Aに入力された電流は、入力端子54a→ダイオードD1→第1出力端子52cの順番に流れ、続いて、第2出力端子52d→ダイオードD4→入力端子52bの順に流れて接続回路53に出力される。
接続回路54に流れた電流は、隣接する他の全波整流回路52である他方の入力側全波整流回路52Bに入力される。この入力側全波整流回路52Bに入力された電流も、同様に、入力端子54a→ダイオードD1→第1出力端子52cの順番に流れ、続いて、第2出力端子52d→ダイオードD4→入力端子52bの順に流れて他方の入力回路54Bに出力される。
これに対して、ヒューズ57側がマイナス電圧になっている場合、入力回路54Bから一方の入力側全波整流回路52Bに電流が流れる。この入力側全波整流回路52Bに入力された電流は、入力端子54b→ダイオードD2→第1出力端子52cの順番に流れ、続いて、第2出力端子52d→ダイオードD3→入力端子52aの順に流れて接続回路53に出力される。
接続回路53に流れた電流は、隣接する他の全波整流回路52である他方の入力側全波整流回路52Aに入力される。この入力側全波整流回路52Aに入力された電流も、同様に、入力端子54b→ダイオードD2→第1出力端子52cの順番に流れ、続いて、第2出力端子52d→ダイオードD3→入力端子52aの順に流れて他方の入力回路54Aに出力される。
図7はLED回路の電気回路図である。LED回路3は、発光基板4に実装される複数(本例では9つ)の発光ダイオード2が直列接続されて設けられている。入力端子3aと直列接続された複数の発光ダイオード2との間には、複数の抵抗63が配置されている。複数の抵抗63は、直列接続された複数(図示する例は2つ)の抵抗63,63の列が複数(図示する例では2列)並列に接続されている。直列接続された複数の発光ダイオード2と出力端子3bとの間には、ツェナーダイオード64及び複数の抵抗66が、この順番に直列に並べられて配置されている。複数の抵抗66も、上述のものと同様に、直列接続された複数(図示する例は2つ)の抵抗66,66の列が複数(図示する例では2列)並列に接続されている。
複数の全波整流回路52毎に設けられた複数(図示する例では2つ)のLED回路3は、一方のLED回路3の出力端子3bと他方のLED回路3の入力端子3aとを、電力供給回路51の一部を構成する接続回路67によって、順次接続することにより直列接続され、他のLED回路3の出力端子3bとは非接続であって且つ最も高電圧側の端側に配置されたLED回路3の入力端子3aが、該全波整流回路52の第1出力端子52cに接続するとともに、他のLED回路3の入力端子3aとは非接続であって且つ最も低電圧側の端側に配置されたLED回路3の出力端子3bが、該全波整流回路52の第2出力端子52dに接続して配線を完了する。
このような構成の電力供給装置によれば、1つの電力供給回路51毎に4つのLED回路3に直流電圧の形態で電力を供給することが可能になる。ちなみに、電力供給回路51は、1つの基板にまとめて実装されるが、この基板は放熱体7の筒状部19の内部のスペースS2に収容させてもよい。
なお、全波整流回路52は、3つ以上を直列接続させて設けてもよい。この場合、2つ以上の接続回路53が必要になる。また、一の全波整流回路52に対して、直列接続された2つのLED回路3を設けたが、直列接続させるLED回路3の数を3つ以上にしてもよい。さらに、並列接続された複数のコンデンサ56を、容量を大きくして1つとしてもよい。
次に、図8に基づき、他の実施形態について上述の形態と異なる部分を説明する。
図8は、電力供給回路を収容する収容ボックスの構成を示す側面図である。本形態では、電力供給回路51を実装した基板を収容する収容ボックス37を、放熱体7とは別に設けている。収容ボックス37は、直方体状に成形された本体38と、本体38から一体で突出形成された円筒状の接続部39とを有している。
接続部39は、突出端面に配線孔39aが穿設され、放熱体7の筒状部19の内周面に嵌合して挿入可能な寸法で形成されている。そして、収容ボックス37の内部から、配線孔39aを介して、放熱体7の筒状部19の内部のスペースS2への配線が可能になる。
2 発光ダイオード
4 発光基板(発光ユニット)
3a 入力端子
3b 出力端子
52A 入力側全波整流回路
52B 入力側全波整流回路
52a 入力端子
52b 入力端子
52c 第1出力端子(出力端子)
52d 第2出力端子(出力端子)
53 接続回路
54A 入力回路
54B 入力回路
56 コンデンサ
57 コンデンサ接続回路
58 ヒューズ
61 避雷器
62 避雷器接続回路
e 交流電源

Claims (8)

  1. 交流の電圧を整流して発光ダイオードに供給する電力供給装置であって、
    ブリッジ方式の複数の全波整流回路と、
    対象となる一対の前記全波整流回路の入力端子同士を順次接続することにより、複数の全波整流回路を直列接続する一又は複数の接続回路と、
    交流電源に最も近い側に配置された一対の全波整流回路の一方の全波整流回路の入力端子同士を、コンデンサを介して接続するコンデンサ接続回路とを備えた
    電力供給装置。
  2. 複数の前記発光ダイオードが直列接続された発光ユニットを備え、
    複数の全波整流回路毎に少なくとも1つの発光ユニットを設け、
    各全波整流回路のプラス側の出力端子である第1出力端子には、前記発光ユニットの入力端子を接続するとともに、該全波整流回路のマイナス側の出力端子である第2出力端子には、前記発光ユニットの出力端子を接続した
    請求項1に記載の電力供給装置。
  3. 複数の全波整流回路毎に複数の直列接続された発光ユニットを設け、
    各全波整流回路の第1出力端子には、直列接続された複数の発光ユニットにおける他の発光ユニットの出力端子と接続されていない最も高電圧側の端側に配置された発光ユニットの入力端子を接続するとともに、該全波整流回路の第2出力端子には、直列接続された複数の発光ユニットにおける他の発光ユニットの入力端子と接続されていない最も低電圧側の端側に配置された発光ユニットの出力端子を接続した
    請求項2に記載の電力供給装置。
  4. 前記コンデンサ接続回路には、並列接続された複数のコンデンサが設けられた
    請求項1乃至3の何れかに記載の電力供給装置。
  5. 交流電源に最も近い側に配置された一対の前記全波整流回路と、前記交流電源の一対の出力端子とをそれぞれ接続する2つの入力回路の一方には、ヒューズが直列接続されて配置された
    請求項1乃至4の何れかに記載の電力供給装置。
  6. 一対の前記入力回路同士を避雷器を介して接続する避雷器接続回路を備えた
    請求項5に記載の電力供給装置。
  7. 一の前記入力回路における前記避雷器接続回路との接続部分よりも前記交流電源寄りに、前記ヒューズが配置された
    請求項6に記載の電力供給装置。
  8. 前記ヒューズは、コンデンサ接続回路が接続された側の前記入力回路に設けられた
    請求項5乃至7の何れかに記載の電力供給装置。
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