JP2020127599A - 切断具 - Google Patents

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Atsushi Takabe
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Abstract

【課題】押し切り時に片手で力を入れやすく、安定的に保持しやすい切断具を提供する。【解決手段】切断をするための作用部2と、作用部2と接続部6を介して接続する柄部3を備える切断具1であって、柄部3の接続部側端部の押し切り側に設けられた、親指をかける第一指かけ部7と、第一指かけ部7よりも接続部6から離れた柄部3の支持側に設けられた、人差し指や中指をかける第二指かけ部10と、を備えるよう構成した。【選択図】図1

Description

本発明は、切断具に関する。
一般に、ものを切断する道具として切断具が広く使用されている。図9は従来の一般的な切断具、ここでは包丁、の側面と使用状態を示している。図9(A),(C)は、従来の切断具の一例である包丁51の側面を示している。
包丁51は、物を切断するための作用部52と、包丁51を把持するための柄部53を備えている。作用部52は、峰54および刃先55を有している。作用部52は接続部56を介して柄部53に接続している。
図9(B),(D)は、包丁51の使用状態を示している。包丁51を使用するときは、刃先55を下にして、手70で柄部53を握り、手70の動きで包丁51の作用部52を操作して切断対象物を切断する。
特許文献1は、柄部と作用部の接続部付近に親指を押しつけるための窪み部を有する包丁を提案している。この包丁では、包丁の使用時に親指を該窪み部に押しつけて柄部を把持することで、自然と刃を立てた状態で包丁を把持するように使用者を誘導する(図3参照)。
登録実用新案第3196875号公報
通常の使用状態において、切断具で食材等の切断対象物を切る時は、以下の2つの切り方がある。切断対象物に対して切断具の刃を下にして、上から下に垂直に力をかけて押し切る「押し切り」と、切断対象に対して切断具の刃を水平方向に引いて切る「引き切り」とがある。なお、実際の切断において、押し切りと引き切りが同時に行われることも多い。
押し切りの時は、作用部が切断対象物の抵抗を受けるため、柄部に対して作用部の先端部分が上がってしまう傾向になる。
このため、押し切りを行うためには、作用部の先端部分に力をかける必要がある。
作用部の先端部分に力をかけるために、作用部の峰に他方の手をかける押し切ることがしばしば行われている。
しかし、刃の近傍に手を添えるのは安全上好ましくない。また、食材等に手が触れる可能性があるため、衛生の観点からも好ましくない。
一方、上記従来の切断具において、柄部のみを持って作用部の先端部分に力をかけようとすると、力が十分入らない問題があった。また、従来の切断具では、作用部に力をかけて押し切ろうとすると、刃の面が倒れやすくなり、刃の面を垂直に維持するために、多大な力で柄部をしっかり保持しなければならない問題があった。
特許文献1の技術によれば、刃の面の倒れを防止しやすくなっている。
特許文献1の技術によれば、包丁の柄部の先端部両側に、窪み部(特許文献1における「傾斜窪み部」)を設けている。そこに使用者の親指を誘導し、側面から包丁の柄部を支持するようになっている。側面から包丁の柄部を支持することにより、包丁の倒れを防止しやすくなり、切るときの刃の面のぐらつきを防止できるようになっている。
しかし、特許文献1の包丁によれば、傾斜窪み部は包丁の柄部を側面のみから押圧しているため、刃部の先端部分が切断対象物から抵抗を受けたときに、傾斜窪み部を中心として刃先が回転して上がってしまう問題があった。このため、結局は柄部を強く握りしめなければならず、このために切断が困難であった。
そこで、本発明の目的は、上記の従来技術の問題に鑑み、押し切り時に片手で力を入れやすく、安定的に保持しやすい切断具を提供することにある。
本発明の切断具は、たとえば、
切断をするための作用部と、
前記作用部と接続部を介して接続する柄部を備える切断具であって、
前記柄部の前記接続部側端部であって、押し切りの押圧側に設けられた、親指をかける第一指かけ部と、
前記第一指かけ部よりも前記接続部から離れた前記柄部の支持側に設けられた、人差し指や中指をかける第二指かけ部と、
を備えていることを特徴とする。
前記第二指かけ部は、前記接続部から前記第一指かけ部より15mm以上離れている位置に設けられていてもよい。
前記柄部の側面に中指、薬指、小指のうちいずれかの指または複数の指で握るための第三指かけ部を備えていてもよい。
前記作用部の先端部に押し切りの押圧側に圧力をかけるための第四指かけ部を備えていてもよい。
前記作用部は刃先縁を有し、前記刃先縁に対して前記柄部の長手方向中心線が16度以上傾斜していてもよい。
前記第一指かけ部は概略平面の頂面を有し、前記頂面は前記刃先縁に対して10度以下傾斜していてもよい。
前記第二指かけ部は、直径20mm以上の円の3分の1以上の円弧面を有していてもよい。
前記柄部の支持側は、前記第二指かけ部に隣接する突部から前記柄部の末端にかけて、緩やかに凹状に湾曲する湾曲部になっていてもよい。
前記第一指かけ部の頂面は、凹状に湾曲していてもよい。
前記作用部は、長手方向の水平断面で見て湾曲刃、三角刃または四角刃の形状を有していてもよい。
前記切断具は、そば切り用または餅切用の包丁でもよい。
前記作用部は波形状、または、ギザギザ形状の刃先を有していてもよい。
前記作用部の先端から前記接続部までが20cm以下であってもよい。
前記作用部の最大肉厚部が2mm以下であってもよい。
本発明によれば、押し切り時に片手で力が入りやすく、安定的に保持しやすい切断具を提供することができる。
本発明の一実施形態による切断具の切断形状と共に示した平面図(A)、平面図(B)、側面図(C)である。 本発明の一実施形態による切断具の力の作用状態を説明した説明図である。 従来の切断具の力の作用状態を説明した説明図である。 本発明の一実施形態による切断具の使用状態の側面図である。 本発明の一実施形態による切断具の使用状態の側面図である。 本発明の一実施形態による切断具の使用状態の側面図である。 本発明の一実施形態による切断具の平面図(A)、側面図(B)である。 本発明の一実施形態による切断具の側面図である。 従来の切断具の一例としての包丁の側面図(A)、使用状態の側面図(B)、側面図(C)、使用状態の側面図(D)である。
以下に実施形態の例を、図面を用いて説明する。また、必要に応じて従来技術を示して差異を説明する。
なお、以下の説明において、切断具の長さ方向を「長手方向」、切断具の長さ方向に対して直角な方向を「横断方向」とする。本願の切断具は、使用時において、柄を握って切断具を押し下げる使用状態を想定しており、押し切りを行うときに切断具を押す側を「押圧側」(刃の峰側または上側)とし、柄部を下から支える側を「支持側」(刃側または下側)とする。また、切断具の長手方向で、使用者にとって近位側を「基端側」、使用者にとって遠位側を「先端側」とする。
図1は、切断具の一例としての包丁1を示している。図1(A)は包丁1による切断したものの例と包丁1を共に示した平面図、図1(B)は包丁1の平面図、図1(C)は包丁1の側面図を示している。
図1に示すように、包丁1は、物を切断する作用部2と、包丁1を把持する柄部3を備えている。
作用部2は、峰4および刃先5を有している。作用部2は接続部6を介して柄部3に接続している。
本実施形態の作用部2は、長手方向の水平断面で見て波形に湾曲した湾曲刃(横波刃)を有している。該湾曲刃(横波刃)で切断した場合、切断物は波形の切り口形状を有し、切断したものの美観や調理のしやすさから好ましい場合がある。
たとえば、最初の切り口に対して、作用部2を長手方向に半ピッチずらして切断すると、図1(A)に示すような厚さが異なる部分が繰り返し現れる切断物を得ることができる。また、たとえば、最初の切り口に対して、作用部2を長手方向にずらさずに厚みをつけて切断すると、厚さが一定の波形形状の切断物を得ることができる。
本実施形態の湾曲刃の波目の深さd1は、ピッチ幅pの同程度以上の距離を有しているのが好ましい。たとえば波目深さd1/ピッチ幅pは0.6〜2.0であるのが好ましく、さらに好ましくは波目深さd1/ピッチ幅pは0.8〜1.8である。波目深さd1/ピッチ幅pが0.8〜1.8である場合、波目深さd1が1cmであるときは、ピッチ幅pは0.6〜1.25cmである。
作用部2の長手方向の水平断面で見たときの形状は、上記した波形に限られず、他の曲線的な湾曲形状の湾曲刃、直線的な三角刃または四角刃の形状を有していてもよい。
また、本実施形態の作用部2の刃先5は、側面から見て直線的な直刃であるが、刃先5の側面から見た形状は任意である。たとえば、ギザギザ形状の刃先であってもよいし、波形状の刃先であってもよい。
作用部2の先端から接続部6までの距離(刀身)は、7cm〜25cm、より好ましくは8cm〜18cmであるのが好ましい。作用部2の最大肉厚部は2mm以下であってもかまわない。湾曲刃(横波刃)は、例えば人参のような硬い食材に波型を形成して切り分ける際に、左右に切分かれるそれぞれの波部が湾曲刃(横波刃)の刃の傾斜面に当たり抵抗が発生する。このため、刃の肉厚が厚いとスムーズに切り別れにくくなる。また、肉厚が厚いと波を形成する際に、細かなピッチの波目ができない。これらのことから、好ましくは、0.6mm〜1.2mmが良い。
柄部3の接続部6近傍位置、すなわち、柄部3の接続部側端部であって、押し切りをするときの押圧側には、親指をかける第一指かけ部7が設けられている。第一指かけ部7は親指をかけやすい形状の平面または曲面の頂面8を有している。第一指かけ部7の頂面8には、凸状または凹状の滑り止め9を設けても良い。
第一指かけ部7の頂面8は、横断方向に一定の幅を有するのが好ましい。第一指かけ部7の幅は約1cmまたは1cm以上であるのが好ましい。第一指かけ部7の幅は柄部3の同方向の幅と等しくても良いが、柄部3の幅と独立に定めてもよい。第一指かけ部7の頂面8の平面視の形状は、概略矩形でもよいし、円形、楕円形など、任意の形状としてよい。
第一指かけ部7は、柄部3と同じ素材あるいは異なる素材からなっていてよい。また、第一指かけ部7は、柄部3と一体になって形成されていてもよいし、別部材を組み合わせ形成されたものでもよい。第一指かけ部7は、柔軟部材であって、たとえば衝撃吸収性の高分子ゲル(ジェル)や、10〜30度の硬度を有するエラストマーやシリコンゴム等であってもよい。逆に、第一指かけ部7は、比較的剛性を有する部材であって、たとえば材質はエラストマー、やシリコンゴムABSやPETG(トライタン)、ポリプロピレン、ナイロン、塩化ビニール、またはポリウレタンフォーム等であってもよい。
本実施形態は、第一指かけ部7より接続部6から離れた柄部3の位置であって、柄部3の支持側に設けられた人差し指や中指をかける第二指かけ部10を有している。
具体的には、第二指かけ部10は、人差し指や中指をかけやすい凹部からなる。第二指かけ部10の凹部は、直径20mm以上の円の3分の1以上の円弧面を有するようにしてよい。
第二指かけ部10は、接続部6から第一指かけ部7より15mm〜40mm以上(より好ましくは、15mm〜30mm)離れた前方位置に設けられているのが好ましい。この作用効果については後述する。
また、記述を変えると、第一指かけ部7の中心c2(親指の腹の当たる部分の直径を平均的に20mmとして定義した)は、第二指かけ部10の中心c1(人差し指の直径を18mmとして定義した)より15mm〜40mm以上(より好ましくは、15mm〜30mm)離れた前方位置L1に設けられているのが好ましい。
第二指かけ部10は、凹部に形成した結果によって生じるか、意図的に形成したか、あるいはその双方により、隣接突部11を有している。柄部3の支持側は、隣接突部11から柄部3の末端にかけて、緩やかに凹状に湾曲する湾曲部12になっている。
隣接突部11は、接続部6から第一指かけ部7より16mm〜40mm以上(より好ましくは、16mm〜30mm)離れた位置に設けられているのが好ましい
柄部3の側面には、中指、薬指、小指のうちいずれかの指または複数の指で握るための第三指かけ部13が備えられている。第三指かけ部13は、中指、薬指、小指で握りやすい形状になっていればよい。具体的に、第三指かけ部13は、握り部14の側面に設けた緩やかな凹部、または、握り部14の横断面を略扁平または楕円にした部分からなるようにしてよい。
図1(C)に示すように、本実施形態の柄部3の長手方向中心線は作用部2に対して傾斜している。より精密にいえば、作用部2は刃先5の縁を有し、その刃先5の縁に対して柄部3の長手方向中心線が16度〜50度傾斜している。好ましくは、作用部2の刃先5の縁に対して、柄部3の長手方向中心線は20度〜45度傾斜している。
第一指かけ部7の頂面8も、刃先5の縁に対して傾斜することができる。
作用部2の刃先5の縁(切断縁)に対して、柄部3の長手方向中心線の傾斜角度をα、第一指かけ部7の頂面8の傾斜角度をβとすると、第一指かけ部7の頂面8の傾斜角度βを、柄部3の長手方向中心線の傾斜角度α以下にするのが好ましい。
作用部2の刃先5の縁に対する柄部3の長手方向中心線の傾斜角度が16度以上であるとき、作用部2の刃先5の縁に対して、第一指かけ部7の頂面8の傾斜角度は10度以下であるのが好ましい。
柄部3の長手方向中心線の傾斜角度αより、第一指かけ部7の頂面8の傾斜角度βが小さいことにより、親指に力が入りやすくなる効果がある。
また、第一指かけ部7の頂面8は、凹状に湾曲しているようにすることができる。
第一指かけ部7の頂面8が、柄部側から接続部側にかけて、凹状に湾曲していることにより、第一指かけ部7に親指を置いたときに、親指が第一指かけ部7にフィットしやすい。また、包丁1の上下方向または前後方向の往復運動に対しても親指が前のめりにずれにくいため、使いやすい。また、表面に凸状や凹状の段差を複数設けることで、より前方に滑りにくくすることができる。
ここで、図2と図3を用いて、柄部3の長手方向中心線が傾斜していることの作用効果について説明する。
図2は本実施形態の包丁1によって切断対象物20を切断する状態を示している。図2のうち、図2(A)は包丁1を側面から見た側面図、図2(B)は作用部2を正面から見た横断面図である。
柄部3の長手方向中心線が16度以上傾斜している場合、図2(A)に示すように、作用部2の刃先5が、柄部3の力の作用線より上方に位置する。このため、柄部3を握って押し切るように下向きに動かすと、遅れるようにして刃先5が切断対象物20にあたり、この結果、図2(B)に示すように、押し下げる力f1に対して抵抗f2が力f1の上方で上向きに作用する。
この力の作用状態で、刃の面が倒れる(傾斜する)と、押し下げる力がf3のような状態になり、力f1と抵抗f2がずれるため、刃の面を起こす方向R1の偶力が働く。これにより、刃の面が垂直に戻るようになる。
つまり、柄部3の長手方向中心線が傾斜していることにより、切断で押し下げるときに刃の面の倒れを自然に矯正できるようになる。
比較として、図3に従来の包丁51による切断状態を示す。
図3のうち、図3(A)は包丁51を側面から見た側面図、図3(B)は作用部52を正面から見た横断面図である。
従来の包丁51は作用部52と柄部53がほぼ直線的に接続されているため、図3(A)に示すように、作用部52の刃先55が、柄部53の力の作用線より下方に位置している。このため、柄部53を握って押し切るように下向きに動かすと、刃先55が切断対象物20に当たり、この結果、図3(B)に示すように、押し下げる力f1に対して抵抗f2が力f1の下方で上向きに作用する。
この力の作用状態で、刃の面が倒れると、押し下げる力がf3のような状態になり、力f1と抵抗f2がずれて刃の面を倒す方向R3の偶力が働く。これにより、刃の面がさらに倒れるようになる。
つまり、作用部2と柄部3の長手方向中心線が直線的に接続されていることにより、切断で押し下げるときに刃の面が倒れやすくなる。
図2と図3の説明から明らかなように、本実施形態は、作用部2の刃先5の縁に対して、柄部3の長手方向中心線が16度以上または20度以上傾斜していることにより、切り下げたときに刃の面が垂直状態に安定しやすくなり、この結果、刃の面が倒れないように多大な力で柄部3を把持する必要がなくなる。このため、容易に切断することができるようになる。
次に、図4を用いて、他の実施形態の包丁1aの構成と第一指かけ部7aと第二指かけ部10aと第三指かけ部13aの作用効果について説明する。
なお、図4において、図1と同一の部分には同一の符号を付して重複する説明を省略することがある。
図4の包丁1aは、異なる形状の第三指かけ部13aを有している他は、図1の包丁1と同じ構成を有している。
本実施形態の第三指かけ部13aは、握り部14aの側面に形成された、中指、薬指、小指の腹にフィットする緩やかな凹部からなる。この第三指かけ部13aに中指、薬指、小指をかけて握り部14aを握ることにより、包丁1aをしっかり把持することができるようになっている。
ここで、図4を用いて、指かけ部の作用効果について説明する。なお、この指かけ部の作用効果は図1の包丁1の場合も同様である。
前述したように、柄部3aを握って下向きに力をかけて切り下ろすと、切断対象物の抵抗が作用部2aに作用し、作用部2aの先端が上がって、包丁1aが図4において時計回りに回転しようとする。これに対して、作用部2aを平行に押し切るためには、包丁1aに対して、図4に示す反時計回りのトルクXをかけて、時計回りの回転を打ち消す必要がある。
本実施形態によれば、第一指かけ部7aに親指をかけ、第二指かけ部10aに人差し指等をかけるため、図4に示すように柄部3aに力YとZが作用し、結果として、反時計回りのトルクXを生じることができる。この場合、第二指かけ部10は接続部6から第一指かけ部7aより15mm以上離れているため、力YとZの作用線間の距離が約15mm以上になり、小さな力YとZによって大きな反時計回りのトルクXを生じることができる。
反時計回りのトルクXにより、作用部2aの先端に力がかかり、作用部2aの刃先5を水平に維持したまま、押し切りをすることができるようになる。
さらに、包丁1aは、隣接突部11から柄部3aの基端まで、緩やかに凹状に湾曲する湾曲部になっているため、中指、薬指、小指から力を受けて反時計回りのトルクXが増大する。このため、小さな力で柄部3aを把持し、大きな反時計回りのトルクXを生じさせることができる。さらに、第三指かけ部13aにより、握り部14aの側面から柄部3aを掌に向けて挟持し、安定的に柄部3aを把持することができるようになる。
握り部14aの幅W1は、中指の第一関節を折り曲げて押し付けた状態の内側の長さを平均的な長さを20mmとすると20mm以上の幅を設ける。好ましくは28mm〜45mmである。
図5は、さらに他の実施形態による包丁1bを示している。
図5は、図4の包丁1aの作用部先端側にさらに第四指掛け部15を設けたものを示す。
図5において、図4と同一の部分には同一の符号を付して重複する説明を省略することがある。
横波刃の包丁を握り部14bのみを握って操作しようとすると、食材に対し上から真っすぐに刃を掛けると共に支持側方向への力を多く要する。
包丁1bは、第四指掛け部15を有することにより、安定的に力をかけやすくすることができる。また、先端部に第四指掛け部15を有することによって、作用部2bの先端から接続部6までの距離(刀身)をより長くできる。刀身は、7cm〜30cm、より好ましくは8mm〜25cmであるのが好ましい。作用部2bの最大肉厚部は2mm以下であってもかまわない。好ましくは、0.6mm〜1.2mmである。
使用する際は、包丁1bの作用部2bを食材の上に垂直に置く。柄部3bを握っていない方の手のうちいずれかの指または複数の指を第四指掛け部15の頂面8bにかける。柄部3bを握っている手および第四指掛け部15にかけている指の力を下方にかけることによって、片手で食材を切る際よりも大きな力で切断することができる。
第四指掛け部15の頂面8bは、略平面または凹状に湾曲していて、凹状に湾曲している場合は、指が第四指掛け部15にフィットしやすい。頂面8bの平面視の形状は、概略矩形でもよいし、円形、楕円形など、任意の形状としてよい。
第四指掛け部15は、包丁1bと一体化していてもよいし、または取り外し可能であっても良い。
本実施形態は、例えばリュウマチ等で力が入れにくい人や非力な人が包丁を使用する時や、通常の使用者がかぼちゃや餅など硬いものを切る時にも有用である。
第四指掛け部15を設けることで、包丁1bの先端を保護する効果もあるため、高齢者や子供も安心して使用できる。ここで、第四指掛け部15には、必ずしも指のみを掛けるのではなく、指以外の部分(例えば、手刀部)を掛けて使用しても良い。
図6は、さらに他の実施形態による包丁1cを示している。
なお、図6において、図1と同一の部分には同一の符号を付して重複する説明を省略することがある。
図6の包丁1cは、異なる形状の第一指かけ部7cを有している他は、図1の包丁1と同じ構成を有している。
包丁1cの第一指かけ部7cは、先端部分が作用部2c側にせり出すような形状、すなわち、図6に示すように、接続部6cが側面視で前傾する曲線になっている。
第一指かけ部7cの頂面8cは平面または緩やかな凹面になっている。従って、第二指かけ部10近傍で柄部3cの握りが細く、第一指かけ部7c近傍で柄部3cの握りが太くなっている。
本実施形態によれば、第一指かけ部7cと第二指かけ部10の距離がさらに大きくなり、力YとZの作用線間の距離が大きくなり、これによって、小さな力Y,Zによって大きな反時計回りのトルクXを生じることができる。
また、第一指かけ部7cの先端部分が作用部2c側にせり出すようになっているため、親指が滑って作用部2cに触れる可能性が低くなり、安全である。
図7は、さらに他の実施形態による包丁1dを示している。図7(A)は包丁1dの平面図、図7(B)は包丁1dの側面図を示している。
なお、図7において、図6と同一の部分には同一の符号を付して重複する説明を省略することがある。
図7の包丁1dは、異なる形状の第二指かけ部10dを有し、作用部2dが湾曲刃(横波刃)ではなく通常の板状刃になっているため、刃構造や刃の肉厚、刀身などは異なっても良いが、他は、図6の包丁1cと同じ構成を有している。
包丁1dは、作用部2dと柄部3dを有し、作用部2dは、図7(A)に明らかに示すように、板状刃になっている。
柄部3dの第二指かけ部10dは、人差し指と中指の2本をかけることができる幅広な凹部になっている。第二指かけ部10dに隣接する部分には、隣接突部11dが形成されている。
第一指かけ部7dは、図6の第一指かけ部7cと同様に、先端部分が作用部2d側にせり出すような形状を有しているため、第二指かけ部10d近傍で柄部3dの握りが細く、第一指かけ部7d近傍で柄部3dの握りが太くなっている。
本実施形態によれば、第二指かけ部10dが幅広な凹部になっており、人差し指と中指の2本をかけるため、力Zが大きく、その作用中心線が第一指かけ部7dからさらに離れるため、大きな反時計回りのトルクXを生じることができる。
図8は、さらに他の実施形態による包丁1eを示している。
なお、図8において、図1と同一の部分には同一の符号を付して重複する説明を省略することがある。
図8の包丁1eは、作用部2eが湾曲刃ではなく通常の板状刃になっており、刃先5eが波形状、または、ギザギザ形状になっている他は、図1の包丁1と同様の構成を有している。
本実施形態の作用効果は、既述した包丁1,1b,1cと同様である。
なお、本実施形態の切断具は、そば切り包丁、餅切用包丁などの様々な包丁、ナイフ、カッター等にして使用することができる。上述した切断具具に限られず、種々の調理用切断具、野菜加工用切断具として使用することができる。ここで、調理用切断具、野菜加工用切断具は、機械的なメカニズムの機械/器具の作用部も含むものとする。
上記の記載に基づいて、当業者であれば、本発明の追加の効果や種々の変形を想到できるかもしれないが、本発明の態様は、上述した実施形態の例に限定されるものではない。特許請求の範囲に規定された内容及びその均等物から導き出される本発明の概念的な思想と趣旨を逸脱しない範囲で種々の追加、変更及び部分的削除が可能である。
1、51、1a、1b、1c、1d、1e:包丁
2、52、2b、2c、2d、2e:作用部
3、53、3a、3b、3c、3d、3e:柄部
4、54、4b、4c、4d、4e:峰
5、55、5b、5c、5d、5e:刃先
6、56、6b、6c:接続部
7、7a、7b、7c、7e:第一指かけ部
8、8b、8c:頂面
9:滑り止め
10、10c:第二指かけ部
11、11c:隣接突部
12、12c:湾曲部
13、13a、13b:第三指かけ部
14、14a、14b、14c、14d:握り部
15:第四指掛け部
20:切断対象物
70:手

Claims (14)

  1. 切断をするための作用部と、
    前記作用部と接続部を介して接続する柄部を備える切断具であって、
    前記柄部の前記接続部側端部であって、押し切りの押圧側に設けられた、親指をかける第一指かけ部と、
    前記第一指かけ部よりも前記接続部から離れた前記柄部の支持側に設けられた、人差し指や中指をかける第二指かけ部と、
    を備えていることを特徴とする切断具。
  2. 請求項1に記載の切断具であって、
    前記第二指かけ部は、前記接続部から前記第一指かけ部より15mm以上離れている位置に設けられていることを特徴とする切断具。
  3. 請求項1または2のいずれかに記載の切断具であって、
    前記柄部の側面に中指、薬指、小指のうちいずれかの指または複数の指で握るための第三指かけ部を備えていることを特徴とする切断具。
  4. 請求項1〜3のいずれかに一項に記載の切断具であって、
    前記作用部の先端部に押し切りの押圧側に圧力をかけるための第四指かけ部を備えていることを特徴とする切断具。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の切断具であって、
    前記作用部は刃先縁を有し、前記刃先縁に対して前記柄部の長手方向中心線が16度以上傾斜していることを特徴とする切断具。
  6. 請求項5に記載の切断具であって、
    前記第一指かけ部は概略平面の頂面を有し、前記頂面は前記刃先縁に対して10度以下傾斜していることを特徴とする切断具。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の切断具であって、
    前記第二指かけ部は、直径20mm以上の円の3分の1以上の円弧面を有していることを特徴とする切断具。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の切断具であって、
    前記柄部の支持側は、前記第二指かけ部に隣接する突部から前記柄部の末端にかけて、緩やかに凹状に湾曲する湾曲部になっていることを特徴とする切断具。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の切断具であって、
    前記第一指かけ部の頂面は、凹状に湾曲していることを特徴とする切断具。
  10. 請求項1〜9のいずれか一項に記載の切断具であって、
    前記作用部は、長手方向の水平断面で見て湾曲刃、三角刃または四角刃の形状を有していることを特徴とする切断具。
  11. 請求項1〜10のいずれか一項に記載の切断具であって、
    そば切り用または餅切用の包丁であることを特徴とする切断具。
  12. 請求項1〜11のいずれか一項に記載の切断具であって、
    前記作用部は波形状、または、ギザギザ形状の刃先を有していることを特徴とする切断具。
  13. 請求項1〜12のいずれか一項に記載の切断具であって、
    前記作用部の先端から前記接続部までが20cm以下であることを特徴とする切断具。
  14. 請求項1〜13のいずれか一項に記載の切断具であって、
    前記作用部の最大肉厚部が1.2mm以下であることを特徴とする切断具。
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