JP2020126058A - 電気自動車の走行支援装置及び走行支援方法 - Google Patents

電気自動車の走行支援装置及び走行支援方法 Download PDF

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Abstract

【課題】予測リスクを考慮した効果的な電気自動車の走行支援機能を実現するという課題がある。【解決手段】本実施形態の電気自動車の走行支援装置は、電気自動車の走行を支援するために、路側に設置された走行支援装置であって、情報取得手段と、パラメータ学習手段と、予測リスク計算手段と、到達確率計算手段とを有する構成である。情報取得手段は、勾配情報、気象情報、渋滞情報、及び電気自動車の電池残量を含む走行関連の要素情報を、路側に設置された充電情報サーバから取得する。パラメータ学習手段は、走行関連の要素情報を使用して、電費推定モデルの複数のパラメータ係数を学習する。予測リスク計算手段は、要素情報、及び電費推定モデルに基づいて、走行区間において電気自動車の電費の平均値と電費の標準偏差を算出する。到達確率計算手段は、電池残量及び予測リスク計算手段の算出結果に基づいて、走行区間での到達確率を算出する。【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、電気自動車等の走行を支援する走行支援装置及び走行支援方法に関する。
一般的に、電気自動車(EV:electric vehicle)は、電池容量の制限から、相対的に走行可能距離が短い。また、EV用電池に充電できる充電ステーションなどの充電設備(充電器)の設置場所が少ない。近年では、現在の電池残量に基づいて、電気自動車の到達距離を予測できる走行支援サーバやシステムが提案されている。
国際公開WO2012−035847号公報 特開2011−232241号公報 特開2006−053132号公報
従来の走行支援サーバやシステムでは、到達距離の予測結果には、電気自動車の走行区間毎に発生する予測リスクが考慮されていない。このため、電気自動車のユーザが予測結果に従って、充電ステーションがある場所を目指して走行した場合に、到達する前に電池残量が無くなる可能性がある。そこで、予測リスクを考慮した効果的な電気自動車の走行支援機能を実現するという課題がある。
本実施形態の走行支援装置は、電気自動車の走行を支援するために、路側に設置された走行支援装置であって、情報取得手段と、パラメータ学習手段と、予測リスク計算手段と、到達確率計算手段とを有する構成である。情報取得手段は、勾配情報、気象情報、渋滞情報、及び電気自動車の電池残量を含む走行関連の要素情報を、路側に設置された充電情報サーバから取得する。パラメータ学習手段は、走行関連の要素情報を使用して、電費推定モデルの複数のパラメータ係数を学習する。予測リスク計算手段は、要素情報、及び電費推定モデルに基づいて、走行区間において電気自動車の電費の平均値と電費の標準偏差を算出する。到達確率計算手段は、電池残量及び予測リスク計算手段の算出結果に基づいて、走行区間での到達確率を算出する。
実施形態に関する電気自動車等の走行支援システムの概略を説明するためのブロック図。 第1の実施形態に関する走行支援サーバの構成を説明するためのブロック図。 第1の実施形態に関する走行支援サーバの動作を説明するためのフローチャート。 第1の実施形態に関する履歴情報の具体例を説明するための図。 第1の実施形態に関するパラメータ情報の具体例を説明するための図。 第1の実施形態に関するパラメータ学習部の処理を説明するためのフローチャート。 第1の実施形態に関するパラメータ学習部の処理と履歴情報との関連を説明するための図。 第1の実施形態に関する予測リスク計算部の処理を説明するためのフローチャート。 第1の実施形態に関する電費推定モデルの利用を説明するための図。 第1の実施形態に関する到達確率計算部の処理を説明するためのフローチャート。 第1の実施形態に関する表示器の表示形態の一例を示す図。 第2の実施形態に関する走行支援サーバの構成を説明するためのブロック図。
以下図面を参照して、実施形態を説明する。
本実施の形態における電気自動車等とは、電気のみで走行する電気自動車に限られず、ガソリンや軽油等の揮発性燃料以外でも走行が可能な車両であれば何でもよい。例えば、ガソリンエンジンと電気を使用するモータを併用するハイブリット車や、水素を用いた燃料電池搭載の自動車等にも適用可能である。
図1は、後述する第1及び第2の実施形態に関する電気自動車等の走行支援システム1の概略を示すブロック図である。図1に示すように、当該走行支援システム1は概略的には、走行支援サーバ10と、充電情報サーバ30と、環境情報サーバ40とを含む構成である。更に、走行支援システムは、中継装置50を介して、端末20に対して情報提供を行うように構成されている。走行支援サーバ10は、後述するように、電気自動車等の電費予測値(到達距離の予測値)及び到達距離確率を計算して出力するコンピュータシステムを主要素とし、各種の情報を交換する無線通信装置を含む構成である。充電情報サーバ30は、後述するように、電気自動車等毎の予測した電池残量情報を含む充電情報を走行支援サーバ10に提供する。
環境情報サーバ40は、渋滞情報サーバ41、気象情報サーバ42、及びデータベース43を有する。渋滞情報サーバ41は、走行区間毎の渋滞情報(例えば平均速度値に換算)を走行支援サーバ10に提供する。気象情報サーバ42は、走行区間毎の気象情報(特に気温を含む天気予報情報)を走行支援サーバ10に提供する。データベース43は、走行区間後の道路勾配情報や、後述する電費推定モデルでの係数等の情報を格納している。環境情報サーバ40は、当該データベース43から道路勾配情報や係数等の情報を走行支援サーバ10に提供する。
また、中継装置50は、走行支援サーバ10と端末20との間で情報を交換する。ここで、端末20は、電気自動車等の内部でユーザが操作する携帯電話やスマートフォン等の携帯端末である場合、中継装置50は携帯電話網の基地局または、WiFi等の公衆無線LANのアクセスポイント等に当たる。また、端末20は、電気自動車等に搭載されたカーナビゲーション等の車載機器でもよい。端末20が車載機器の場合には、当該車載機器はITSスポット等の無線通信を介して中継装置50と通信可能に構成されている。この場合、中継装置50は、ITSスポット等の路側通信設備で構成される。
[第1の実施形態]
図2は、第1の実施形態に関する走行支援サーバ10の構成を示す図である。以下、図2を参照して、当該実施形態の走行支援サーバ10の構成を説明する。
走行支援サーバ10は、位置情報取得部101、勾配情報取得部102、気象情報取得部103、渋滞情報取得部104、ユーザ情報取得部105、電池残量情報取得部106及び履歴情報データベース(DB)107を含む。さらに、走行支援サーバ10は、パラメータ学習部108、パラメータ情報データベース(DB)109、予測リスク計算部110、及び到達確率計算部111を含む。
ここで、走行支援サーバ10は、例えば、電気自動車等が走行する高速道路等の路側に設置されており、中継装置50を介して端末20との間で情報を交換する。以下、便宜的に、中継装置50を介することを省略して説明する場合がある。位置情報取得部101は、端末20から走行中の電気自動車等の位置情報(GPS位置情報)を取得する。環境情報サーバ40は、当該位置情報取得部101から提供される位置情報に基づいて電気自動車等の走行区間を予測し、走行支援サーバ10に提供する。なお、位置情報取得部101は、前述したように、端末20が車載機器の場合には、当該車載機器から位置情報を受信してもよい。
勾配情報取得部102、気象情報取得部103及び渋滞情報取得部104はそれぞれ、環境情報サーバ40に含まれる渋滞情報サーバ41、気象情報サーバ42、及びデータベース43から、道路勾配情報、気象情報及び渋滞情報のそれぞれを走行区間毎に取得する。ユーザ情報取得部105は、端末20からユーザのID情報等を含むユーザ情報を取得する。ユーザ情報は、例えば、環境情報サーバ40のデータベース43に保存されているユーザ毎の運転履歴情報(ドライビング履歴情報)とリンクしている。
電池残量情報取得部106は、充電情報サーバ30から電気自動車等の電池残量(出力可能な電力量)を予測した電池残量情報を取得する。充電情報サーバ30は、予測した電池残量情報を電池残量情報取得部106に提供する充電管理機器に相当する。
履歴情報DB107は、位置情報取得部101、勾配情報取得部102、気象情報取得部103、渋滞情報取得部104、ユーザ情報取得部105及び電池残量情報取得部106のそれぞれにより取得された要素情報を、走行区間毎に例えば1年分(N日分)を保存する。
パラメータ学習部108は、後述するように、履歴情報DB107に蓄積された例えば1年分(N日分)の要素情報を使用して、電費推定モデルの複数のパラメータ(係数と電費の標準偏差)を学習して設定する。
パラメータ情報DB109は、パラメータ学習部108により設定されたパラメータ情報を保存する。ここで、電費推定モデルは、EVの走行区間において要素情報から電費(EVの燃費=到達距離/消費電力)を算出する計算式である。換言すれば、到達距離の予測値は、電費推定モデルにより算出された電費から算出できる。従って、到達距離に関する予測値には、当該電費推定モデルにより算出される電費が含まれる。
予測リスク計算部110は、後述するように、パラメータ情報DB109から抽出したパラメータを使用して、前述した電費(その平均値μ)及び電費の標準偏差σを算出する。この標準偏差σは、分散の平方根であり、電費(その平均値μ)に対するばらつきを示すものである。即ち、予測リスク計算部110は、到達距離を予測する際のリスクを計算するための電費の平均値及び標準偏差を算出する。
到達確率計算部111は、後述するように、予測リスク計算部110の算出結果に基づいて、走行区間における到達確率を算出する。走行支援サーバ10は、到達確率計算部111の算出結果を含む走行支援情報を、中継装置50を介して端末20に送信する。端末20は、搭載している表示器100に対して、受信した走行支援情報を表示出力する。なお、端末20が車載機器の場合には、表示器100は当該車載機器に組み込まれた表示器である。表示器100には、後述するように、所定の表示形態で走行支援情報が表示される(図11を参照)。
次に、図3から図11を参照して、本実施形態の動作を説明する。図3は、走行支援サーバ10の動作を説明するためのフローチャートである。
図3に示すように、走行支援サーバ10は、勾配情報取得部102、気象情報取得部103、渋滞情報取得部104、ユーザ情報取得部105及び電池残量情報取得部106のそれぞれにより、EVの走行関連の要素情報(関連情報と表記する場合がある)を取得する(処理S1)。ここで、関連情報は、位置情報取得部101の位置情報に基づいて予測されたEVの走行区間に対応するもので、勾配情報、気象情報、渋滞情報、ユーザ情報及び電池残量情報を含む。但し、ユーザ情報は、関連情報には含まれなくてもよい。
走行支援サーバ10は、取得された走行関連の要素情報(関連情報)を履歴情報DB107に保存する(処理S2)。本実施形態では、履歴情報DB107には、走行区間毎にN日分(例えば1年分)の関連情報が例えば1分毎に蓄積されて、履歴情報として保存される。
図4は、図3の処理S2において、履歴情報DB107に保存される履歴情報の具体例を示す図である。図4に示すように、履歴情報の項目において、ユーザIDはユーザ情報取得部105により設定されたID情報である。位置は、位置情報取得部101により取得された位置情報である。充電残量は、電池残量情報取得部106により設定された電池残量情報である。
さらに、図4に示す履歴情報の項目において、区間及び勾配は、勾配情報取得部102により設定された走行区間とその勾配を示す勾配情報である。ここで、勾配情報取得部102は、環境情報サーバ40から当該勾配情報を取得する。環境情報サーバ40は、位置情報取得部101から提供される位置情報に基づいて、例えば、データベース43に保存している区間テーブルとそれに関連付けられた高さテーブルを参照して勾配情報を生成する。ここで、区間の項目で示すコード「1」は、当該区間テーブルに記録されている走行区間名(例:○○自動車道△△IC〜□□IC)に対応付けされている。また、勾配の項目で示す勾配情報は、基準電費の増分または減少分の蓄積値として表記し、正値の和として上り坂累積値及び負値の和として下り坂累積値を示す。ここでは、値「10」は平坦を示し、値「15」は上り坂を示す。
さらに、図4に示す履歴情報の項目において、気温及び渋滞はそれぞれ、気象情報取得部103及び渋滞情報取得部104により設定された気象情報及び渋滞情報である。図1に示すように、環境情報サーバ40は、渋滞情報サーバ41及び気象情報サーバ42を含む。気象情報取得部103は、気象情報サーバ42の天気予報情報から作成した気温テーブルを参照し、当該走行区間の気象情報として気温を設定する。また、渋滞情報取得部104は、渋滞情報サーバ41により作成された渋滞テーブルを参照し、当該走行区間の渋滞(平均速度値)を設定する。
図3に戻り、処理S2が終了すると、走行支援サーバ10のパラメータ学習部108は、履歴情報DB107に蓄積された例えば1年分(N日分)の関連情報(要素情報)を使用して、電費推定モデルの複数のパラメータ(係数)を学習するパラメータ学習処理を実行する(処理S3のYES,処理S4)。パラメータ学習処理により設定されたパラメータ情報は、パラメータ情報DB109に保存される。
図5は、図3の処理S4において、パラメータ情報DB109に保存されるパラメータ情報の具体例を示す図である。図5に示すように、パラメータ情報は、ユーザ毎及び走行区間毎に、例えば、線形モデルの複数の係数(a)と1つの標準偏差(σ)をセットで設定されている。なお、これ以外に、パラメータ情報は、走行区間を共通で、ユーザ毎又はEVの車種毎に設定されてもよい。また、ユーザを共通で、走行区間毎又は走行区間共通に設定されてもよい。さらに、パラメータ情報は、EVの車種毎及び走行区間毎に設定されてもよい。
ここで、図6及び図7を参照して、図3のパラメータ学習処理(S4)を説明する。 図6は、図3の処理4において、パラメータ学習部108の処理の一例を説明するためのフローチャートである。また、図7は、パラメータ学習部108の処理と履歴情報との関連を説明するための図である。以下、図6で示すパラメータ学習部108の処理S11−S16を、図7を参照して説明する。
図6において、パラメータ学習部108は、図7に示す履歴情報から、同一のユーザIDと走行区間において、充電残量がある2点とその間のデータ60を抽出する(処理S11)。次に、パラメータ学習部108は、抽出したデータ60に基づいて、距離61、消費電力62、坂道の程度(勾配)63、気温(平均気温)64及び渋滞(平均速度値)65を算出する(処理S12)。即ち、パラメータ学習部108は、2点の位置情報に基づいて、2点間の距離の和である距離61を算出する。また、パラメータ学習部108は、開始時と終了時の充電残量の差として消費電力62を算出する。さらに、パラメータ学習部108は、勾配の正値の和として上り坂累積値、及び勾配の負値の和として下り坂累積値を含む坂道の程度(勾配)63を算出する。
次に、パラメータ学習部108は、算出した距離61及び消費電力62から、「電費=到達距離/消費電力」の関係式により、EVの走行区間での燃費に相当する電費66を算出する(処理S13)。
さらに、パラメータ学習部108は、算出した坂道の程度63、気温64、渋滞65及び電費66から係数βを、下記式(1)から算出する(処理S14)。

ここで、Xiは、坂道の程度(上り坂累積値と下り坂累積値)、気温、渋滞の各値を並べたデータである。yiは電費を示すデータである。
さらに、パラメータ学習部108は、算出した電費66の標準偏差σを下記式(2)から算出する(処理S15)。
パラメータ学習部108は、算出した係数β及び電費の標準偏差σをパラメータとし、ユーザIDや走行区間の情報に基づいて、図5に示すパラメータ情報を更新(学習)する(処理S16)。なお、前記式(1)、(2)は線形モデルを利用した場合の計算式を示す。本実施形態のパラメータ学習部108は、これに限ることなく、例えばサポートベクトル回帰やLassoなどの手法を利用した場合でも同様にパラメータ情報を学習できる。
再度、図3に戻り、走行支援サーバ10では、パラメータ学習部108が学習(処理S4)し、パラメータ情報をパラメータ情報DB109に保存した後に、予測リスク計算110は予測リスク計算処理を実行する(処理S5)。なお、パラメータ学習部108は、履歴情報DB107に例えば1年分(N日分)の関連情報が蓄積されない場合には、パラメータ学習処理を実行しない。この場合でも、予測リスク計算部110は、履歴情報DB107に保存された関連情報に基づいて、予測リスク計算処理を実行する(処理S3のNO)。即ち、予測リスク計算部110は、前述したように、パラメータ学習部108と同様の処理により、係数β及び電費の標準偏差σから構成されるパラメータを算出する。
次に、図8のフローチャートは、図3の処理S5における予測リスク計算部110の予測リスク計算処理を示す。
図8に示すように、予測リスク計算部110は、パラメータ情報DB109から、ユーザIDや走行区間の情報に基づいて、適切なパラメータを抽出する(処理S21)。ここで、前述したように、パラメータは、パラメータ学習部108により算出した係数β及び電費の標準偏差σから構成されている。
次に、予測リスク計算部110は、パラメータの係数βを利用し、坂道の程度(63)、気温(64)、及び渋滞(65)の履歴情報(図6を参照)に基づいて、電費yを下記式(3)から算出する(処理S22)。
ここで、Xは、坂道の程度(上り坂累積値と下り坂累積値)、気温、渋滞の各値を並べたデータである。yは電費を示すデータである。なお、気温及び渋滞の各値は、現時点の情報または天気予報情報を利用する。また、坂道の程度(上り坂累積値と下り坂累積値)は、履歴情報から現在位置から目的地までの走行区間における過去の情報に基づいて、パラメータ学習部108と同様の処理により算出する。なお、複数の情報については、その平均値を利用する。
予測リスク計算部110は、算出した電費yの平均値μ、及びパラメータに含まれる電費の標準偏差σを計算結果として出力する(処理S23)。ここで、電費の標準偏差σは、分散の平方根であり、電費の平均値μに対するばらつきを示すものである。即ち、予測リスク計算部110は、電費の平均値μとして到達距離に関する予測値を算出し、かつ当該電費の平均値μに対する標準偏差σを算出する。予測リスク計算部110は、以上の処理S21−S23を全ての走行区間について完了するまで繰り返す(処理S24)。
ここで、図9は、図3におけるパラメータ学習部108の学習処理S4及び予測リスク計算部110の予測リスク計算処理S5との関連を、電費推定モデルの利用という観点から説明するための図である。
即ち、学習処理S4に対応する学習ステップ90では、前述したような各種の情報を使用して、電費計算処理900により、電費推定モデルのパラメータに含まれる係数901が推定される。ここで、各種の情報は、ユーザ個別情報902、動的情報903、固定情報904、走行要素情報905及びEVの特性情報906等に分類できる。また、予測リスク計算処理S5に対応する実行ステップ91では、ユーザ個別情報902、動的情報903、固定情報904、及びEVの特性情報906を使用し、推定された係数901を入力とする電費計算処理910により、電費推定モデルの予測値911が出力される。予測値911は、EVの電力消費及び到達距離に基づいた電費の平均値及び予測のリスクに関係する電費の標準偏差である。
図3に戻り、予測リスク計算処理(S5)が終了すると、到達確率計算部111は、予測リスク計算部110の算出結果に基づいて、走行区間におけるEVの到達確率を算出する到達確率計算処理を実行する(処理S6)。
ここで、図10は、図3の処理S6における到達確率計算部111の到達確率計算処理を示すフローチャートである。
図10に示すように、到達確率計算部111は、走行区間i、電費(その平均値μi)、電費の標準偏差σi、走行区間の距離di、及び現在の電池残量Sから、下記関係式(4)によりt分布(またはスチューデント(student)分布)の値(統計値t)を算出する(処理S31)。
次に、到達確率計算部111は、算出したt分布の統計値tから、t分布の所定の計算式に基づいて下側確率(t分布の左側領域の面積)を算出する(処理S32)。到達確率計算部111は、算出した下側確率を到達確率pとして出力する(処理S33)。
再度、図3に戻り、到達確率計算処理(処理S6)が終了すると、走行支援サーバ10は、到達確率計算部111の算出結果を含む走行支援情報を表示機器100に表示出力する(処理S7)。表示機器100は、例えば、ユーザの携帯端末の表示器であり、またはカーナビゲーション等の車載機器に含まれる表示機器でもよい。なお、走行支援サーバ10は、到達確率の算出結果だけでなく、電池残量及び到達距離に関する予測値(電費を含む)を含む走行支援情報を表示出力する。
走行支援サーバ10は、EVの走行時間又はユーザからの要求に基づいて、処理が完了するまで処理S1−S7を繰り返す(処理S8)。
図3の処理S7において、図11は、走行支援サーバ10の表示出力処理による表示器100の表示形態の一例を示す図である。
図11に示すように、表示器100の表示画面には、例えば、EVの走行区間の道路地図を表示する表示エリア200、道路地図上での予測値に関する情報を表示する表示エリア210、及び道路地図上での充電ステーションの利用状況に関する情報を表示する表示エリア211が含まれる。
ここで、表示エリア200には、走行区間の道路イメージ201が表示される。道路イメージ201には、走行区間において、走行支援サーバ10により算出されるリスクを考慮した予測値に基づいて、例えば、走行可能距離の最小値、平均値、予測リスクが「分散+1」を考慮した距離、最大値のそれぞれに対応する走行区間202−205を、青色、黄色、橙色、赤色に区別して表示される。また、道路イメージ201には、充電ステーションの位置及び利用状況に関するマーク206、207、208が表示される。これらの各マークの意味は、表示エリア211に表示される情報により示される。
なお、図11の表示形態は一例である。走行支援サーバ10により算出される到達確率、電池残量及び到達距離に関する予測値を含む走行支援情報に基づいて、多様な表示形態が可能である。
以上のように、第1の実施形態の走行支援サーバ10によれば、予測された走行区間において、現在の電池残量及び電費推定モデルに基づいて、電気自動車等の到達距離を予測する際に、予測リスクを考慮するための到達確率を、走行区間及びユーザ毎に算出する。走行支援サーバ10は、算出した到達確率を、ユーザの携帯端末や車載機器20の表示器に走行支援情報として表示できる。即ち、走行支援サーバ10は、前述したように、走行区間において、道路の勾配に関する静的な情報、道路渋滞や電池残量に影響を及ぼす気温のような動的な情報に基づいて、到達距離の予測値が変動するという予測リスクを考慮した予測情報として到達確率を算出する。特に、動的な情報を利用することにより、現在の状況を考慮した到達確率を計算することが可能となる。
従って、EVのユーザは、現在の電池残量に基づいた到達距離の予測に対する到達確率を表示器から確認できるため、予定した目的地まで到達できないようなリスクを未然に回避できる可能性が高くなる。即ち、到達確率が相対的に低い場合に、現在の電池残量では、予定した充電ステーションのある場所まで到達できない可能性があることを確認できる。換言すれば、走行支援サーバ10は、ユーザは、走行区間毎の到達確率に基づいて、どの場所で充電可能であるかを判断する基準をユーザに与えることができる。これにより、ユーザは、充電する前に電池残量が無くなるような事態を回避する対策を行うことが可能となる。
なお、当該実施形態は、走行支援サーバ10が、例えば、EVが走行する高速道路等の路側に設置されている場合について説明したが、これに限定されない。具体的には、当該実施形態は、走行支援サーバ10に相当する走行支援装置が、EVに搭載されたカーナビゲーション等の車載機器に組み込まれている場合でも適用できる。この場合、当該走行支援装置は、例えばITSスポット等の無線通信を介して充電情報サーバ30及び環境情報サーバ40に接続して情報交換を行う構成でもよい。
[第2の実施形態]
図12は、第2の実施形態に関する走行支援サーバ10の構成を示す図である。以下、図12を参照して、当該実施形態の走行支援サーバ10の構成を説明する。なお、前述した第1の実施形態に関する走行支援サーバ10と同様の構成については、同一符号を付して説明を省略する。
図12に示すように、当該実施形態の走行支援サーバ10は、速度情報取得部112、休憩時間計算部113、及び平均速度補正部114を含む。ここで、第1の実施形態と同様に、当該実施形態の走行支援サーバ10は、例えば、EVが走行する高速道路等の路側に設置されている。速度情報取得部112は、環境情報サーバ40から道路を走行する車両の速度を計測した速度情報を取得する。具体的には、速度情報取得部112は、例えば、環境情報サーバ40に含まれる渋滞情報サーバ41により管理され、走行区間毎にトラフィックカウンタにより計測された速度情報を取得する。
休憩時間計算部113は、速度情報取得部112から出力された速度情報の平均を示す平均速度情報、及び当該EVの走行距離から算出した平均速度に基づいて、EVの充電時においてEVのユーザの休憩時間(後述する休憩時間情報)を算出して、履歴情報DB107に保存する。平均速度補正部114は、平均速度を計算した際の時間から当該休憩時間を引いて平均速度を再計算し、平均速度を補正する。
以下、当該実施形態の要部である速度情報取得部112、休憩時間計算部113、及び平均速度補正部114の動作を具体的に説明する。
速度情報取得部112は、環境情報サーバ40から走行区間を走行する車両の速度を計測した速度情報を取得し、その平均を算出して平均速度情報として出力する。ここで、環境情報サーバ40は、位置情報取得部101から提供される位置情報に基づいて、当該EVの走行地点間である走行区間の走行距離を推定し、当該速度情報を算出する。速度情報取得部112は、算出した平均速度情報を履歴情報DB107に保存する。
次に、休憩時間計算部113は、履歴情報DB107からの情報に基づいて当該EVの平均速度を算出して、履歴情報DB107に保存する。さらに、休憩時間計算部113は、当該平均速度と、速度情報取得部112から出力された平均速度情報との差を算出する。休憩時間計算部113は、当該算出結果をEVの充電時においてEVのユーザの休憩時間と見做す休憩時間情報を出力して、履歴情報DB107に保存する。
ここで、休憩時間計算部113は、履歴情報DB107からの情報として、電池残量情報取得部106から取得される電池残量情報に含まれる1つ前の充電終了時刻と今回の充電開始時刻の差、及び当該EVの走行距離である。即ち、休憩時間計算部113は、当該充電終了時刻と充電開始時刻の差と当該EVの走行距離とから平均速度を算出し、履歴情報DB107に保存する。
平均速度補正部114は、履歴情報DB107から当該EVの平均速度を算出した際の時間(当該充電終了時刻と充電開始時刻の差)を取得し、当該時間から休憩時間計算部113により算出された休憩時間情報で示す時間を引いて、当該平均速度を再計算する。平均速度補正部114は、再計算した結果を使用して履歴情報DB107に保存されている平均速度を補正する。
以上のように、第2の実施形態によれば、走行区間におけるEVの平均速度を、EVの充電時のユーザの休憩時間を考慮して補正できる。従って、履歴情報DB107に保存されたEVの平均速度を含む各種の情報を使用して、EVの電費を予測する予測処理の精度を向上することが可能となる。
さらに、当該実施形態によれば、休憩時間計算部113により算出された休憩時間情報が履歴情報DB107に保存される。休憩時間情報は、EVの充電時においてEVのユーザの休憩時間と見做す時間情報である。ここで、例えば、高速道路等のサービスエリア(EV用充電設備が設置されている休憩所)において、当該休憩時間情報は、いわば当該サービスエリアの混雑度合いを示す情報として取り扱うことが可能である。具体的には、同一のサービスエリアにおいて、複数のユーザが時間帯での休憩時間を重ね合わせることで、同じ時間帯での休憩時間の分布を示すことができる。この分布から、複数のユーザが同じ時間帯で休憩している状況を混雑度合いとして判定することが可能である。
以上のように、当該実施形態による休憩時間情報を、例えばサービスエリアの混雑度合いを示す情報に適用することにより、例えば、当該サービスエリアでの物品販売などの売上予測用のマーケティング情報として利用するなどの有用な効果が得られる。ここで、マーケティング情報として利用する具体例としては、一般的には、混雑度合いが高いほど、当該サービスエリアでの物品販売などの売上が伸びるとの予測結果を出すことができる。また、逆に混雑度合いが高いにも関わらず、売上が伸びない結果に対して、その要因を分析し、混雑度合い以外で売上が伸びる要素を検討するための参考情報として利用できる。当然ながら、これら以外の様々な利用形態が考えられる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…走行支援システム、10…走行支援サーバ、20…端末、30…充電情報サーバ、 40…環境情報サーバ、41…渋滞情報サーバ、42…気象情報サーバ、
50…中継装置、100…表示機器、101…位置情報取得部、
102…勾配情報取得部、103…気象情報取得部、104…渋滞情報取得部、
105…ユーザ情報取得部、106…電池残量情報取得部、
107…履歴情報データベース(DB)、108…パラメータ学習部、
109…パラメータ情報データベース(DB)、110…予測リスク計算部、
111…到達確率計算部、112…速度情報取得部、113…休憩時間計算部、
114…平均速度補正部。

Claims (12)

  1. 電気自動車の走行を支援するために、路側に設置された走行支援装置であって、
    勾配情報、気象情報、渋滞情報、及び電気自動車の電池残量を含む走行関連の要素情報を、路側に設置された充電情報サーバから取得する情報取得手段と、
    前記走行関連の要素情報を使用して、電費推定モデルの複数のパラメータ係数を学習するパラメータ学習手段と、
    前記要素情報、及び前記電費推定モデルに基づいて、走行区間において前記電気自動車の電費の平均値と電費の標準偏差を算出する予測リスク計算手段と、
    前記電池残量及び前記予測リスク計算手段の算出結果に基づいて、前記走行区間での到達確率を算出する到達確率計算手段とを含む、電気自動車の走行支援装置。
  2. 前記パラメータ学習手段は、前記電費を算出するための係数及び電費の標準偏差を含む前記パラメータを学習する、請求項1に記載の電気自動車の走行支援装置。
  3. 前記予測リスク計算手段は、
    前記電費推定モデルのパラメータに含まれる係数及び標準偏差に基づいて、電費の平均値及び電費の標準偏差を算出する、請求項1に記載の電気自動車の走行支援装置。
  4. 前記到達確率計算手段は、前記予測リスク計算手段の算出結果に含まれる電費の平均値と電費の標準偏差、走行区間の距離、及び現在の前記電池残量に基づいて、前記走行区間での到達確率を算出する、請求項1に記載の電気自動車の走行支援装置。
  5. 前記到達確率計算手段は、前記到達確率としてt分布の下側確率を算出する、請求項4に記載の電気自動車の走行支援装置。
  6. 前記到達確率を含む走行支援情報を、表示器に表示出力する表示手段を有する、請求項1に記載の電気自動車の走行支援装置。
  7. 路側に設置された走行支援装置による、電気自動車の走行支援方法であって、
    前記走行支援装置が、
    勾配情報、気象情報、渋滞情報、及び前記電気自動車の電池残量を含む走行関連の要素情報を、路側に設置された充電情報サーバから取得する処理と、
    前記走行関連の要素情報を使用して、電費推定モデルの複数のパラメータ係数を学習する処理と、
    前記要素情報、及び前記電費推定モデルに基づいて、走行区間において前記電気自動車の電費の平均値と電費の標準偏差を算出する処理と、
    前記電池残量及び前記電費の平均値と電費の標準偏差の算出結果に基づいて、前記走行区間での到達確率を算出する処理とを行う、
    走行支援方法。
  8. 前記学習する処理は、前記電費を算出するための係数及び電費の標準偏差を含む前記パラメータを学習する処理を含む、請求項7に記載の走行支援方法。
  9. 前記電費の平均値と電費の標準偏差を算出する処理は、
    前記電費推定モデルのパラメータに含まれる係数及び標準偏差に基づいて、電費の平均値及び電費の標準偏差を算出する処理を含む、請求項7に記載の走行支援方法。
  10. 前記到達確率を算出する処理は、
    前記電費の平均値と電費の標準偏差、走行区間の距離、及び現在の前記電池残量に基づいて、前記走行区間での到達確率を算出する処理を含む、請求項7に記載の走行支援方法。
  11. 前記到達確率を算出する処理は、前記到達確率としてt分布の下側確率を算出する処理を含む、請求項10に記載の走行支援方法。
  12. 前記走行支援装置が、前記到達確率を含む走行支援情報を、表示器に表示出力する処理を行う、請求項7に記載の走行支援方法。
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