JP2020126008A - レーダ装置およびレーダ装置の制御方法 - Google Patents

レーダ装置およびレーダ装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】車種判別性能が高いレーダ装置を提供すること。【解決手段】電波により車両を検出するレーダ装置において、電波を送信する送信アンテナ(第1送信アンテナ14−1〜第2受信アンテナ14−2)と、送信アンテナによって送信され、車両によって反射された電波を受信する受信アンテナ(第1受信アンテナ16−1〜第4受信アンテナ16−4)と、受信アンテナから出力される電気信号に基づいて、車両を構成する少なくとも1つの反射点に対応するレスポンスデータを検出する検出手段(検出部21b)と、検出手段によって検出されたレスポンスデータの分布状態から車両の種類を特定する特定手段(処理部21c)と、特定手段による特定結果を出力する出力手段(通信部21d)と、を有することを特徴とする。【選択図】図3

Description

本発明は、レーダ装置およびレーダ装置の制御方法に関するものである。
特許文献1には、路側の2地点に超音波センサをそれぞれ配置し、超音波センサの受信信号のレベル変化から、対象となる車両の2地点の通過タイミングのずれおよび通過時間を検出し、通過タイミングのずれおよび2地点の通過時間の検出結果と、2地点の超音波センサの設置間隔とに基づく車長検出により、対象となる車両の大型/小型の車種を識別する技術が開示されている。
特開2003−217077号公報
しかしながら、特許文献1に示す技術では、二車線を1つの超音波センサで検出する場合、超音波センサに近い側の車線を大型車両が通過し、遠い側の車線を大型車両が通過した場合、遠い側の車線の大型車両が近い側の車線の大型車両の陰になることから、大型車両の軌跡が分断され、大型車両に分類できなくなる場合があるという問題点がある。
本発明は、車種判別性能が高いレーダ装置およびレーダ装置の制御方法を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明は、電波により車両を検出するレーダ装置において、電波を送信する送信アンテナと、前記送信アンテナによって送信され、前記車両によって反射された電波を受信する受信アンテナと、前記受信アンテナから出力される電気信号に基づいて、前記車両を構成する少なくとも1つの反射点に対応するレスポンスデータを検出する検出手段と、前記検出手段によって検出された前記レスポンスデータの分布状態から前記車両の種類を特定する特定手段と、前記特定手段による特定結果を出力する出力手段と、を有することを特徴とする。
このような構成によれば、車種判別性能が高いレーダ装置を提供することができる。
また、本発明は、前記特定手段は、前記レスポンスデータの所定の領域内における密度を検出し、前記密度と閾値とを比較することで、前記車両の種類を特定することを特徴とする。
このような構成によれば、簡易な構成によって、車種判別を確実に行うことができる。
また、本発明は、前記特定手段は、前記レスポンスデータの所定の領域内における標準偏差を検出し、前記標準偏差と閾値とを比較することで、前記車両の種類を特定することを特徴とする。
このような構成によれば、簡易な構成によって、車種判別を確実に行うことができる。
また、本発明は、前記特定手段は、前記レスポンスデータの強度を距離によって規格化し、規格化して得た値と閾値とを比較することで、前記車両の種類を特定することを特徴とする。
このような構成によれば、車両の位置によらず、車種判別を確実に行うことができる。
また、本発明は、前記検出手段によって検出された前記レスポンスデータをクラスタリングするクラスタリング手段と、前記クラスタリング手段によってクラスタリングされた前記レスポンスデータの動きをトラッキングするトラッキング手段と、を有し、前記トラッキング手段は、前記特定手段によって大型車両と特定された前記車両が前方を移動し、他の前記車両が後方を重複するように移動する場合において、後方を移動する前記車両が前方を移動する前記車両によって遮蔽されるときには、遮蔽前後の物標を同一の物標として認識する、ことを特徴とする。
このような構成によれば、大型車両の後方を他の車両が通過する場合でも、車種判別を行うことができる。
また、本発明は、電波により車両を検出するレーダ装置の制御方法において、電波を送信アンテナから送信する送信ステップと、前記送信アンテナによって送信され、前記車両によって反射された電波を受信アンテナによって受信する受信ステップと、前記受信アンテナから出力される電気信号に基づいて、前記車両を構成する少なくとも1つの反射点に対応するレスポンスデータを検出する検出ステップと、前記検出ステップにおいて検出された前記レスポンスデータの分布状態から前記車両の種類を特定する特定ステップと、前記特定ステップにおける特定結果を出力する出力ステップと、を有することを特徴とする。
このような方法によれば、車種判別性能が高いレーダ装置を提供することができる。
本発明によれば、車種判別性能が高いレーダ装置およびレーダ装置の制御方法を提供することが可能となる。
本発明の実施形態に係るレーダシステムの構成例を示す図である。 図2に示すレーダシステムの詳細な構成例を示す図である。 図2に示すレーダ装置の詳細な構成例を示すブロック図である。 従来技術の動作を説明するための図である。 本発明の実施形態の動作を説明するための図である。 本発明の実施形態の動作を説明するための図である。 本発明の実施形態の動作を説明するための図である。 本発明の実施形態の動作を説明するための図である。 本発明の実施形態の動作を説明するための図である。 本発明の第1実施形態の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2実施形態の動作を説明するためのフローチャートである。
次に、本発明の実施形態について説明する。
(A)実施形態の構成の説明
図1は、本発明の実施形態に係るレーダシステムの構成例を示す図である。この図に示すように、本発明の実施形態に係るレーダシステム1は、例えば、高速道路または一般道等の道路Rの路側に配置され、道路Rを走行する車両Cを検出し、その種類(大型車両または小型車両)を識別する。なお、路側ではなく、道路Rに架橋された構造物の上に設置するようにしてもよい。
図2は、レーダシステム1の詳細な構成例を示す図である。この図2に示すように、レーダシステム1は、台座部30、ポール31、固定部材32、および、レーダ装置33を有している。
台座部30は、例えば、コンクリートまたは金属等によって構成され、台座部30の下側の一部が路側内に埋設されて構成され、ポール31を固定する機能を有する。ポール31は、例えば、金属部材によって構成され、下方の一部が台座部30内に導入されて固定される。固定部材32は、レーダ装置33をポール31に所定の俯角を有するように固定する。レーダ装置33は、道路Rに向けて電波を照射し、車両Cによって反射された反射波を受信して解析することで、車両Cを検出する。
図3は、図2に示すレーダ装置33の詳細な構成例を示す図である。図3に示すように、レーダシステム1は、局部発振部10、送信部11、受信部15、A/D(Analog to Digital)変換部20、および、制御・処理部21を主要な構成要素としている。
ここで、局部発振部10は、所定の周波数のCW(Continuous Wave)信号を生成して、送信部11と受信部15に供給する。
送信部11は、変調部12、アンテナ切換部13、および、第1送信アンテナ14−1〜第2送信アンテナ14−2を有し、局部発振部10から供給されるCW信号を、変調部12によってパルス変調し、アンテナ切換部13を介して第1送信アンテナ14−1〜第2送信アンテナ14−2のいずれかから物標に向けて送信する。
送信部11の変調部12は、制御・処理部21によって制御され、局部発振部10から供給されるCW信号をパルス変調して出力する。アンテナ切換部13は、制御・処理部21の制御に応じて送信アンテナを選択する。第1送信アンテナ14−1〜第2送信アンテナ14−2は、水平方向に並べて配置され、アンテナ切換部13によって選択された場合には、変調部12から供給されるパルス信号を、物標に向けて送信する。
制御・処理部21は、変調部12、アンテナ切換部13、増幅部18、および、アンテナ切換部17を制御するとともに、A/D変換部20から供給されるデジタル信号に対して演算処理を実行することで、物標を検出する。
図4は、図2に示す制御・処理部21の詳細な構成例を示すブロック図である。図4に示すように、制御・処理部21は、制御部21a、処理部21c、検出部21b、および、通信部21dを有している。ここで、制御部21aは、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等によって構成され、ROMおよびRAMに記憶されているデータに基づいて装置の各部を制御する。検出部21bは、例えば、DSP(Digital Signal Processor)等によって構成され、A/D変換部20から供給されるデジタル信号に対する処理を実行し、物標を検出する。処理部21cは、例えば、DSP等によって構成され、検出部によって検出された物標に対してクラスタリング処理、トラッキング処理、および、車両の種類(サイズ)判別処理等を実行し、処理結果を出力する。通信部21dは、処理部21cによる処理結果を、外部の装置に対して通知する。
図3に戻る。受信部15は、第1受信アンテナ16−1〜第4受信アンテナ16−4、アンテナ切換部17、増幅部18、および、復調部19を有し、第1送信アンテナ14−1〜第2送信アンテナ14−2から送信され、物標によって反射された反射波を受信して復調処理を施した後、A/D変換部20に出力する。
受信部15の第1受信アンテナ16−1〜第4受信アンテナ16−4は、水平方向に並べて配置され、物標によって反射された反射波を受信してアンテナ切換部17に供給する。
アンテナ切換部17は、制御・処理部21によって制御され、第1受信アンテナ16−1〜第4受信アンテナ16−4のいずれかを選択し、受信信号を増幅部18に供給する。
増幅部18は、制御・処理部21の制御部21aによって利得が制御され、アンテナ切換部17から供給される受信信号を所定の利得で増幅して復調部19に出力する。復調部19は、増幅部18から供給される受信信号を、局部発振部10から供給されるCW信号を用いて復調して出力する。
A/D変換部20は、復調部19から供給される受信信号を所定の周期でサンプリングし、デジタル信号に変換して制御・処理部21に供給する。
(B)第1実施形態の動作の説明
つぎに、本発明の実施形態の動作を説明する。以下では、従来技術の動作について説明した後、本発明の実施形態の動作について説明する。
図5は、従来技術の動作を説明するための図である。図5の横軸は経過時間[msec]を示し、縦軸はレーダ装置33からの距離[m]を示している。
図5において、曲線C1〜C5は、車両を検出し、クラスタリング処理およびトラッキング処理を実行して得た軌跡を示している。より詳細には、曲線C1は、レーダ装置33に近い側の車線を通過する大型車両の軌跡を示している。また、曲線C2は、レーダ装置33に近い側の車線を通過する小型車両の軌跡を示している。さらに、曲線C3〜C5は、レーダ装置33から遠い側の車線を通過する大型車両の軌跡を示している。なお、曲線C3〜C5が分断されているのは、近い側の車線を通過する大型車両の影響でトラッキング処理によって追従できなかったためである。
従来技術では、クラスタリング処理によって車両を特定し、特定した車両をトラッキング処理によって追跡し、図5に示すような軌跡を特定する。そして、軌跡の本数から通過した車両の台数を特定するとともに、クラスタリング処理によって得られた信号の種類から車両の種類(大型車両/小型車両)を特定していた。
しかしながら、このような方法では、図5に示すように、近い側の車線を大型車両が通過している際に、遠い側の車線を車両が通過すると、近い側の車線を通過する大型車両の陰となって、遠い側の車線を通過する車両の軌跡が曲線C3〜C5のように分断されてしまう。このような場合には、1本の軌跡にならないことから、車両のサイズが軌跡の長さで判断できない場合があった。
そこで、本発明の第1実施形態では、レーダ装置33においてクラスタリング処理およびトラッキング処理が実行される前のレスポンスデータの分布(より詳細には、第1実施形態ではレスポンスデータの密度)に基づいて、車両の種類を判定する。なお、レスポスデータとは、例えば、物標を構成する複数の反射点によって反射され、レーダ装置33によって検出されたデータをいう。
図6は、小型車のレスポンスデータの分布状態を示す図である。図6の横軸はレーダ装置33からの距離を示し、縦軸はレスポンスデータの個数を示す。また、図7は、大型車のレスポンスデータの分布状態を示す図である。図7の横軸はレーダ装置33からの距離を示し、縦軸はレスポンスデータの個数を示す。図6および図7の比較から、大型車では、小型車に比較すると、有効反射面積が広いことから、レスポンスデータの分布が広く(横方向の幅が広い)、また、レスポンスデータの個数も多い。
そこで、本発明の第1実施形態では、レスポンスデータの所定のエリアあたりの個数(密度)を検出し、レスポンスデータの密度が所定の閾値よりも大きいか否かを判定することで、車両の種類を判定する。
より詳細には、レーダ装置33の制御・処理部21は、変調部12を制御して、局部発振部10から出力されるCW信号をパルス変調させ、第1送信アンテナ14−1〜第2送信アンテナ14−2から交互にパルス信号として送信させる。
第1送信アンテナ14−1〜第2送信アンテナ14−2から送信されたパルス信号は、道路Rを通過する車両Cによって反射され、その一部は第1受信アンテナ16−1〜第4受信アンテナ16−4によって受信される。ここで、車両Cが大型車両の場合には、小型車両に比較すると有効反射面積が広いので、より多くの反射点から反射波が発生する。
第1受信アンテナ16−1〜第4受信アンテナ16−4は反射波を受信し、アンテナ切換部17に供給する。アンテナ切換部17は、第1受信アンテナ16−1〜第4受信アンテナ16−4のいずれか1つから出力される受信信号を選択して、増幅部18に供給する。増幅部18は、第1受信アンテナ16−1〜第4受信アンテナ16−4のいずれかから供給される受信信号を所定の利得で増幅して出力する。
復調部19は、増幅部18から供給される受信信号に対して、局部発振部10から供給されるCW信号を用いて復調して出力する。
A/D変換部20は、復調部19から供給される受信信号を所定の周期でサンプリングし、デジタル信号に変換して制御・処理部21に供給する。
制御・処理部21では、検出部21bが、物標(この例では車両)の反射点によって反射された反射波に対応するレスポンスデータを検出する。なお、このようにして検出されたレスポンスデータは、処理部21cによってクラスタリング処理が施されて物標が特定され、また、トラッキング処理が施されて移動する物標が追跡される。
処理部21cは、クラスタリング処理によって特定された物標が所定の領域内に存在する場合には、制御部21aに対して、アンテナ系列を用いてパルス信号を所定の回数送信するように要求する。なお、アンテナ系列とは送信アンテナと受信アンテナの組み合わせをいい、第1送信アンテナ14−1と第1受信アンテナ16−1〜第4受信アンテナ16−4のとの組み合わせにより4つのアンテナ系列が形成され、第2送信アンテナ14−2と第1受信アンテナ16−1〜第4受信アンテナ16−4のとの組み合わせにより4つのアンテナ系列が形成される。
制御部21aは、第1送信アンテナ14−1によってパルス信号を送信し、第1受信アンテナ16−1〜第4受信アンテナ16−4によってそれぞれ受信する動作を繰り返し実行させ、第2送信アンテナ14−2によってパルス信号を送信し、第1受信アンテナ16−1〜第4受信アンテナ16−4によってそれぞれ受信する動作を繰り返し実行させる。なお、第1受信アンテナ16−1〜第4受信アンテナ16−4によって受信される反射波は、第1受信アンテナ16−1〜第4受信アンテナ16−4が配置される面の法線方向と、物標との間の角度に応じて位相が変化するので、位相を検出することで物標の位相角を検出することができる。
物標によって反射された反射波は、第1受信アンテナ16−1〜第4受信アンテナ16−4によって受信され、増幅部18で増幅され、復調部19で復調された後、A/D変換部20でデジタル信号に変換され、制御・処理部21に供給される。
制御・処理部21では、前述したように、検出部21bが反射波に対するレスポンスデータを検出する。処理部21cは、検出されたレスポンスデータの所定のエリア内における個数を示す密度Dを計算する。例えば、1平方メートルの面積を有する所定のエリアのレスポンスデータの個数を密度Dとして算出する。
処理部21cは、密度Dと所定の閾値Th1を比較する。この結果、密度Dが所定の閾値Th1よりも大きい場合には、検出した物標が大型車両であると判定し、それ以外は小型車両であると判定する。すなわち、大型車両の方が小型車両に比較して、有効反射面積が広いことから、図6および図7に示すように、大型車両の方がレスポンスデータの密度が高い。このため、大型車両と小型車両を区別するための適切な閾値Th1を、例えば、実測によって求め、この閾値Th1と密度Dを比較することで、大型車両と小型車両とを弁別することができる。
図8は、図5に対応するレスポンスデータの密度をグラデーションとして示す図である。なお、図8において、グラデーションの濃淡は、図9(A)の左側に示すレスポンスデータの密度が高い状態を、図9(A)の右側に示す濃い濃度として示す。また、図9(B)の左側に示すレスポンスデータの密度が低い状態を、図9(B)の右側に示す薄い濃度として示す。図8に示すように、大型車両と小型車両を比較すると、大型車両の方が線分の幅が広くなっており、これは、図6および図7に示す、分布図の幅に対応している。また、密度に対応する濃度も小型車両よりも大型車両の方が濃くなっている。さらに、遠い側の車線よりも近い側の車線の方が濃度が高くなっている。
処理部21cによる判定結果は、通信部21dを介して、例えば、図示しないセンター装置に対して通知される。センター装置では、レーダシステム1からの情報を参照することで、道路Rの交通状況を知ることができる。
つぎに、図10を参照して、本発明の第1実施形態において実行される処理の一例について説明する。図10に示すフローチャートの処理が開始されると、以下のステップが実行される。
ステップS10では、制御・処理部21の制御部21aは、変調部12を制御して局部発振部10から供給されるCW信号をパルス変調させ、パルス信号を第1送信アンテナ14−1〜第2送信アンテナ14−2から送信させる。
ステップS11では、制御部21aは、ステップS10で送信され、物標で反射された反射波を受信する。より詳細には、制御部21aは、第1受信アンテナ16−1〜第4受信アンテナ16−4のいずれかによって受信され、増幅部18によって増幅され、復調部19によって復調され、A/D変換部20によってデジタル信号に変換された受信信号を入力する。
ステップS12では、制御部21aは、ステップS11で受信した反射波に対応するレスポンスデータを参照し、物標が所定の領域内に存在するか否かを判定し、所定の領域内に存在すると判定した場合(ステップS12:Y)にはステップS13に進み、それ以外の場合(ステップS12:N)にはステップS10に戻って前述の場合と同様の処理を繰り返す。例えば、道路Rの遠い側の車線に設定された所定の面積を有するエリア内に物標が存在する場合には、Yと判定してステップS13に進む。
ステップS13では、制御部21aは、処理回数をカウントする変数iに初期値として“1”を設定する。
ステップS14では、制御部21aは、変調部12を制御して局部発振部10から供給されるCW信号をパルス変調させ、アンテナ切換部13を制御してパルス信号を第1送信アンテナ14−1〜第2送信アンテナ14−2から順次送信させる。
ステップS15では、制御部21aは、ステップS14で送信され、物標で反射された反射波を、アンテナ切換部17を制御することで第1受信アンテナ16−1〜第4受信アンテナ16−4によって順次受信させる。
ステップS16では、検出部21bは、ステップS15で受信した受信信号からレスポンスデータを取得する。より詳細には、物標の反射点によって反射された反射波を受信し、当該反射波に対応するレスポンスデータを取得する。
ステップS17では、制御部21aは、処理回数をカウントする変数iの値を1だけインクリメントする。
ステップS18では、制御部21aは、変数iの値と所定の値N(例えば、車種の判定に十分な個数のレスポンスデータが得られる回数)とを比較し、i<Nを満たす場合(ステップS18:Y)にはステップS14に戻って前述の場合と同様の処理を繰り返し、それ以外の場合(ステップS18:N)には19に進む。
ステップS19では、処理部21cは、ステップS16で取得したレスポンスデータの密度Dを検出する。例えば、道路Rの遠い側の車線に設定された所定の面積を有するエリア内で検出したレスポンスデータの密度Dを計算する。
ステップS20では、処理部21cは、ステップS19で計算したレスポンスデータの密度Dと所定の閾値Th1とを比較し、D>Th1の場合(ステップS20:Y)にはステップS21に進み、それ以外の場合(ステップS20:N)にはステップS22に進む。例えば、密度Dが所定の閾値Th1(例えば、10個/平方メートル)の場合にはYと判定してステップS21に進む。なお、閾値Th1については、例えば、実測等によって最適な値を求めることができる。
ステップS21では、処理部21cは、所定の領域内に存在する物標は大型車両と判定する。
ステップS22では、処理部21cは、所定の領域内に存在する物標は小型車両と判定する。
ステップS23では、処理部21cは、通信部21dを介して検出結果を出力する。このようにして出力された検出結果は、例えば、図示しないセンター装置に送信される。センター装置では、レーダシステム1によって検出された情報に基づいて、交通状況を知ることができる。
なお、図10に示す処理では、一カ所のエリア内のレスポンスデータを計算して車両の種類を判定するようにしたが、複数のエリア内(例えば、遠い側の車線および近い側の車線のそれぞれに設けた二カ所のエリア内)のレスポンスデータを計算して車両の種類を判定するようにしてもよい。その場合、図10に示す処理を、エリア毎に実行することで実現できる。
(C)第2実施形態の構成の説明
つぎに、本発明の第2実施形態について説明する。なお、第2実施形態の構成は、第1実施形態と同様であるので、その構成の説明は省略する。
(D)第2実施形態の動作の説明
つぎに、本発明の第2実施形態の動作について説明する。図11は、本発明の第2実施形態の動作を説明するためのフローチャートである。なお、図11において、図10と対応する部分には同一の符号を付してあるのでその説明は省略する。図11は、図10と比較すると、ステップS19〜ステップS20の処理がステップS30〜ステップS31に置換されている。これら以外は、図10と同様であるので、以下では、主にステップS30〜ステップS31について説明する。
ステップS30では、処理部21cは、レスポンスデータの標準偏差σを計算する。より詳細には、以下の式(1)によってレスポンスデータの標準偏差σを計算する。なお、nはレスポンスデータの個数を示し、riはそれぞれのレスポンスデータの所定のエリアの中心からの距離を示し、ravは、rの平均値を示す。
・・・(1)
なお、標準偏差σの値は、図6に示す小型車両の場合には小さい値となり、図7に示す大型車両の場合には大きい値となる。
ステップS31では、処理部21cは、ステップS30で計算したレスポンスデータの標準偏差σと所定の閾値Th2とを比較し、σ>Th2の場合(ステップS31:Y)にはステップS21に進み、それ以外の場合(ステップS30:N)にはステップS22に進む。例えば、標準偏差σが所定の閾値Th2(例えば、0.6)よりも大きい場合にはYと判定してステップS21に進む。
ステップS21では、処理部21cは、所定の領域内に存在する物標は大型車両と判定し、また、ステップS22では、処理部21cは、所定の領域内に存在する物標は小型車両と判定する。そして、ステップS23では、処理部21cは、通信部21dを介して検出結果を出力する。
以上に説明したように、図11に示すフローチャートの処理によれば、標準偏差に基づいて車両の種類を判別することができる。
(D)変形実施形態の説明
以上の実施形態は一例であって、本発明が上述したような場合のみに限定されるものでないことはいうまでもない。例えば、前述した実施形態では、図1に示すように、路側帯にレーダ装置33を配置するようにしたが、例えば、道路に架橋される構造物の上に配置するようにしてもよい。あるいは、レーダ装置33を単体で配置するのではなく、交通標識等と併せて配置するようにしてもよい。
また、図3に示す構成では、第1送信アンテナ14−1〜第2送信アンテナ14−2からはパルス信号を送信するようにしたが、FMCW(Frequency Modulated Continuous Wave)を用いるようにしてもよい。
また、図3に示す実施形態では、アンテナ切換部52によって第1受信アンテナ16−1〜第4受信アンテナ16−4からの出力を択一的に選択するようにしたが、第1受信アンテナ16−1〜第4受信アンテナ16−4のそれぞれに対して増幅部18、復調部19、および、A/D変換部20を設け、A/D変換部20の出力を選択部によって選択して制御・処理部21に供給するようにしてもよい。もちろん、増幅部18または復調部19の後段に選択部を設け、選択部によって増幅部18または復調部19の出力を選択するようにしてもよい。
また、図3に示す実施形態では、2つの送信アンテナと4つの受信アンテナを設けるようにしたが、1つの送信アンテナと複数の受信アンテナを設けるようにしてもよい。また、3つ以上の送信アンテナと1または複数の受信アンテナを設けるようにしてもよい。
また、以上の実施形態では、大型車両と小型車両の2種類の判別を行うようにしたが、3種類以上の判別を行うようにしてもよい。例えば、閾値を2種類用いることで、大型車両と小型車両の他に、自動二輪車や自転車等を検出するようにしてもよい。
また、以上の各実施形態では、レスポンスデータの密度または標準偏差を用いて車両の種類を判定するようにしたが、例えば、受信強度を用いるようにしてもよい。より詳細には、反射波の受信強度は、車両の種類が大きいほど大きくなるとともに、車両が近いほど大きくなる。そこで、受信強度Siを物標までの距離Lによって規格化した値(例えば、Si/L)を用いることで、距離の影響を受けることなく、車両の種類を判定することができる。なお、図3に示す構成例では、利得が一定の増幅部18を用いるようにしているが、出力信号レベルを一定にする利得可変増幅部を用いるようにしてもよい。
また、以上の各実施形態では、レスポンスデータのみを参照して判断するようにしたが、クラスタリング処理およびトラッキング処理によって得られた情報も参照して判定するようにしてもよい。例えば、図5の例では、曲線C3〜C5は分断されているが、これらが全て大型車両である場合には、トラッキング処理によって同じ車両の軌跡として判断し、1台の大型車両が通過したと判定するようにしてもよい。すなわち、大型車両が前方を移動し、他の車両が後方を重複するように移動する場合において、後方を移動する車両が前方を移動する車両によって遮蔽されているときには、遮蔽前後の車両を同一の車両と判定するようにしてもよい。
また、以上の各実施形態では、閾値Th1,Th2は、予め設定するようにしたが、例えば、これらの閾値Th1,Th2を学習処理によって最適化するようにしてもよい。
また、以上の各実施形態では、クラスタリング処理およびトラッキング処理を実行する前に、レスポンスデータから車両の種類を判定するようにしたが、クラスタリング処理を実行した後に車両の種類を判定するようにしたり、あるいは、クラスタリング処理およびトラッキング処理の後に車両の種類を判定したりするようにしてもよい。
また、図10および図11に示すフローチャートの処理は一例であって、本発明がこれらフローチャートの処理に限定されるものではないことはいうまでもない。
1 レーダシステム
10 局部発振部
11 送信部
12 変調部
13 アンテナ切換部
14−1〜14−2 第1送信アンテナ〜第2送信アンテナ
15 受信部
16−1〜16−4 第1受信アンテナ〜第4受信アンテナ
17 アンテナ切換部
18 増幅部
19 復調部
20 A/D変換部
21 制御・処理部
21a 制御部
21b 検出部
21c 処理部
21d 通信部
30 台座部
31 ポール
32 固定部材
33 レーダ装置

Claims (6)

  1. 電波により車両を検出するレーダ装置において、
    電波を送信する送信アンテナと、
    前記送信アンテナによって送信され、前記車両によって反射された電波を受信する受信アンテナと、
    前記受信アンテナから出力される電気信号に基づいて、前記車両を構成する少なくとも1つの反射点に対応するレスポンスデータを検出する検出手段と、
    前記検出手段によって検出された前記レスポンスデータの分布状態から前記車両の種類を特定する特定手段と、
    前記特定手段による特定結果を出力する出力手段と、
    を有することを特徴とするレーダ装置。
  2. 前記特定手段は、前記レスポンスデータの所定の領域内における密度を検出し、前記密度と閾値とを比較することで、前記車両の種類を特定することを特徴とする請求項1に記載のレーダ装置。
  3. 前記特定手段は、前記レスポンスデータの所定の領域内における標準偏差を検出し、前記標準偏差と閾値とを比較することで、前記車両の種類を特定することを特徴とする請求項1に記載のレーダ装置。
  4. 前記特定手段は、前記レスポンスデータの強度を距離によって規格化し、規格化して得た値と閾値とを比較することで、前記車両の種類を特定することを特徴とする請求項1に記載のレーダ装置。
  5. 前記検出手段によって検出された前記レスポンスデータをクラスタリングするクラスタリング手段と、
    前記クラスタリング手段によってクラスタリングされた前記レスポンスデータの動きをトラッキングするトラッキング手段と、を有し、
    前記トラッキング手段は、前記特定手段によって大型車両と特定された前記車両が前方を移動し、他の前記車両が後方を重複するように移動する場合において、後方を移動する前記車両が前方を移動する前記車両によって遮蔽されるときには、遮蔽前後の物標を同一の物標として認識する、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のレーダ装置。
  6. 電波により車両を検出するレーダ装置の制御方法において、
    電波を送信アンテナから送信する送信ステップと、
    前記送信アンテナによって送信され、前記車両によって反射された電波を受信アンテナによって受信する受信ステップと、
    前記受信アンテナから出力される電気信号に基づいて、前記車両を構成する少なくとも1つの反射点に対応するレスポンスデータを検出する検出ステップと、
    前記検出ステップにおいて検出された前記レスポンスデータの分布状態から前記車両の種類を特定する特定ステップと、
    前記特定ステップにおける特定結果を出力する出力ステップと、
    を有することを特徴とするレーダ装置の制御方法。
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