JP2020125970A - パラメータの取得方法、及び砂型の三軸圧縮試験装置 - Google Patents

パラメータの取得方法、及び砂型の三軸圧縮試験装置 Download PDF

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Abstract

【課題】高温下での砂型の三軸圧縮に関する数値解析に用いるパラメータを取得する。更に、高温下で砂型の三軸圧縮試験を行うことができる三軸圧縮試験装置を提供する。【解決手段】本発明のパラメータの取得方法は、砂型の三軸圧縮に関する数値解析に用いるパラメータの取得方法であって、砂型の設定条件を決める設定工程(S1)と、複数の温度下で砂型の三軸圧縮試験を行う試験工程(S2)と、砂型が所定の降伏基準に従うものとして、試験工程(S2)により得られた測定結果に基づいて、複数の温度毎に降伏曲面、初期降伏曲面、及び臨界状態直線を作成することにより、パラメータを算出するパラメータ算出工程(S3)と、を含む。【選択図】図6

Description

本発明は、砂型の三軸圧縮に関する数値解析に用いるパラメータの取得方法、及び砂型の三軸圧縮試験装置に関する。
従来、土木分野の設計においては、土や砂(砂型)の力学特性を測定するために、砂型の三軸圧縮試験が行われている。この三軸圧縮試験は、砂型の試験片を三軸圧縮試験装置に配置し、当該砂型の力学特性を測定するものである。
上記三軸圧縮試験装置には、例えば、円筒状の密閉水槽と、砂型の試験片を配置するための載置台と、試験片に荷重を負荷するための軸荷重負荷装置と、密閉水槽内に所定の水圧を負荷する側圧負荷装置と、を備えた三軸圧縮試験装置がある(特許文献1の図3参照)。この三軸圧縮試験装置では、密閉水槽内に試験片を入れて、水圧によって試験片に側圧を負荷するとともに、軸荷重負荷装置から試験片の軸方向に荷重を負荷することにより三軸圧縮状態を作り、種々の条件下における砂型の力学特性を測定できるようになっている。
特開平6−138007号公報
上記砂型の設計においては、FEM(Finite Element Method:有限要素法)解析等の数値解析が利用されている。FEM解析では、砂型の解析モデルを作成して種々のパラメータを入力することにより、砂型の凝固収縮時の寸法変化等を予測することができる。このような数値解析を実行するためには、上記した三軸圧縮試験の測定結果から、砂型の三軸圧縮に関する各パラメータを取得する必要がある。
しかしながら、上述した土木設計で使用される三軸圧縮試験装置では、室温で砂型の力学特性を測定するものであるので、高温下での砂型の力学特性を測定することができないという課題がある。このため、高温下での砂型の三軸圧縮に関する数値解析に用いるパラメータを取得することができないという課題がある。
本発明の一態様は、上述した課題に鑑みてなされたものであり、高温下での砂型の三軸圧縮に関する数値解析に用いるパラメータを取得することを目的とする。更に、高温下で砂型の三軸圧縮試験を行うことができる三軸圧縮試験装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するためになされた本発明の一態様に係るパラメータの取得方法は、砂型の三軸圧縮に関する数値解析に用いるパラメータの取得方法であって、前記砂型の温度及び物性値を含む設定条件を決める設定工程と、前記設定工程により決められた設定条件を用いて、複数の温度下で前記砂型の三軸圧縮試験を行う試験工程と、前記砂型が所定の降伏基準に従うものとして、前記試験工程により得られた測定結果に基づいて、複数の温度毎に降伏曲面、初期降伏曲面、臨界状態直線、及び圧縮曲線を作成することにより、前記パラメータを算出するパラメータ算出工程と、を含むことを特徴とする。
上記したパラメータの取得方法によれば、試験工程にて複数の温度下で砂型の三軸圧縮試験を行い、この測定結果を所定の降伏基準に適用することで、パラメータ算出工程にて、複数の温度毎に降伏曲面、初期降伏曲面、臨界状態直線、及び圧縮曲線を作成して、温度毎に各パラメータを効率良く取得することができる。これにより、砂型の三軸圧縮に関する数値解析において、上記各パラメータを入力することで、複数の温度下で数値解析を良好に行うことができ、砂型の凝固収縮時の鋳物収縮量等を高精度に予測できる。
また、本発明の一態様に係るパラメータの取得方法は、前記試験工程における三軸圧縮試験では、前記砂型に側面方向及び軸方向から所定値の荷重を負荷し、前記砂型に全方向から等方荷重が負荷された後、更に前記砂型に軸方向から荷重を負荷することを特徴とする。
上記したパラメータの取得方法によれば、試験工程にて、試験片に全方向から等方荷重(等方応力)を負荷した後に、更に試験片に軸方向から荷重を負荷することで、所望の圧密状態を作ることができ、圧密試験を含む三軸圧縮試験を良好に行うことができる。
また、本発明の一態様に係るパラメータの取得方法は、前記試験工程にて得られる測定結果には、複数の温度下における前記砂型に軸方向から負荷される荷重の大きさ、前記砂型に側面方向から負荷される荷重の大きさ、及び前記砂型の軸方向の変位量が含まれ、前記パラメータ算出工程にて算出されるパラメータには、降伏曲面の初期間隙比、降伏曲面の対数体積弾性率、前降伏曲面の対数体積塑性率、降伏曲面の大きさ、降伏曲面の形状定数、初期降伏曲面の大きさ、及び臨界状態直線の傾きが含まれることを特徴とする。
上記したパラメータの取得方法によれば、試験工程にて得られる複数の温度下における、前記砂型に軸方向から負荷される荷重の大きさ、前記砂型に側面方向から負荷される荷重の大きさ、及び前記砂型の軸方向の変位量の測定結果に基づいて、パラメータ算出工程にて、温度毎に、を算出できる。これにより、砂型の三軸圧縮に関する数値解析に用いるパラメータとして、温度毎の降伏曲面の初期間隙比、降伏曲面の対数体積弾性率、前降伏曲面の対数体積塑性率、降伏曲面の大きさ、降伏曲面の形状定数、初期降伏曲面の大きさ、及び臨界状態直線の傾きを入力することができ、良好な数値解析結果を得ることができる。
また、本発明の一態様に係るパラメータの取得方法では、前記設定条件における砂型の温度に、少なくとも100℃以上の高温が含まれることを特徴とする。
上記したパラメータの取得方法によれば、少なくとも100℃以上の高温下での砂型の三軸圧縮に関する数値解析に用いるパラメータを取得でき、高温下での上記数値解析を良好に行うことができる。これにより、高温下での砂型反力及び鋳物収縮量等を高精度に予測できる。
本発明の一態様に係る三軸圧縮試験装置は、砂型の三軸圧縮試験装置であって、前記砂型の試験片を配置する載置台と、前記載置台に配置された前記試験片に、軸方向から荷重を負荷する第1加圧部と、前記載置台に配置された前記試験片に、前記軸方向と直交する側面方向から荷重を負荷する第2加圧部と、前記載置台に配置された前記試験片を加熱するヒータと、前記第1加圧部により前記試験片に負荷された荷重を測定する第1荷重センサと、前記第2加圧部により前記試験片に負荷された荷重を測定する第2荷重センサと、を備えたことを特徴とする。
上記した砂型の三軸圧縮試験装置によれば、砂型に側面方向及び軸方向から所定値の荷重を負荷し、砂型に全方向から等方荷重(等方応力)が負荷された後、更に、砂型に軸方向から荷重を負荷することで、試験片に所望の三軸圧縮状態を作り、砂型の力学特性を良好に測定できる。特に、ヒータによって、試験片を高温に加熱できるので、高温下で砂型の三軸圧縮試験を行うことができる。これにより、高温を含む複数の温度下において、砂型の力学特性を測定できる。
本発明のパラメータの取得方法によれば、高温下での砂型の三軸圧縮に関する数値解析に用いるパラメータを取得することができる。また、本発明の三軸圧縮試験装置によれば、高温下で砂型の三軸圧縮試験を行うことができる。
本発明の実施形態に係る三軸圧縮試験装置の概略図である。 図1の三軸圧縮試験装置を側面から見た概略図である。 実施形態に係る砂型のCam‐Clayの降伏曲面を示す概念図である。 実施形態に係る砂型の臨界状態直線を示す概念図である。 実施形態に係る砂型のe‐logp曲線を示す概念図である。 実施形態に係るパラメータの取得方法の流れを示すフローチャートである。 実施形態に係る三軸圧縮試験の流れを示すフローチャートである。 実施形態に係る三軸圧縮試験における試験片の軸方向の変位量と軸方向の負荷荷重との測定結果の一例を示すグラフである。 実施形態に係る三軸圧縮試験の測定結果に基づいて作成された圧縮曲線の一例を示すグラフである。 実施形態に係るパラメータ取得方法により算出されたパラメータを用いた数値解析の砂型反力の解析結果と実験値及び従来の解析結果とを比較した図である。 実施形態に係るパラメータ取得方法により算出されたパラメータを用いた数値解析の鋳物収縮量の解析結果と実験値及び従来の解析結果とを比較した図である。
以下、本発明の一実施形態について、図1〜図11を参照して説明する。
[三軸圧縮試験装置]
まず、砂型の三軸圧縮試験を行うための三軸圧縮試験装置1について、図1及び図2を参照して説明する。図1は、本実施形態の三軸圧縮試験装置1の概略図である。図2は、三軸圧縮試験装置1を側面から見た概略図である
図1及び図2に示すように、三軸圧縮試験装置1は、筐体100と、載置台10と、第1加圧部21と、上記載置台10の周囲4方向に配置された4つの第2加圧部22と、押圧部材22aと、反力板12と、第1シリンダ31と、第2シリンダ32と、第1荷重センサ41と、第2荷重センサ42と、ヒータ51と、を備えている。以下、説明の便宜上、図1中の筐体100の載置台10側を下側、第1シリンダ31側を上側とする。
この三軸圧縮試験装置1による三軸圧縮試験では、載置台10の上面に砂型の試験片TPを配置し、第1加圧部21及び第2加圧部22によって、試験片TPに側面方向及び軸方向から所定値の荷重を負荷し、試験片TPに全方向から等方荷重(等方応力)が負荷された後、更に試験片TPに軸方向から荷重を負荷する。これにより、試験片TPに所望の三軸圧縮状態を作り、砂型の力学特性を測定するものである。
なお、上記「側面方向」とは、載置台10の上面に配置された試験片TPを基準として、図2の矢印で示される試験片TPの左右方向、及び試験片TPの前後方向を意味する。また、上記「軸方向」とは、第1加圧部21が試験片TPを加圧する方向であり、図2に示す載置台10の上面に配置された試験片TPの上下方向を意味する。
また、上記した三軸圧縮試験における「三軸」の文言の意義としては、圧縮方向が3つに限定されることを意味するものではなく、試験片TPを三次元的に圧縮する試験であり、水平面から負荷される2次元的な側圧(側面方向の荷重)と、軸方向(垂直方向)から負荷される圧縮応力(圧縮荷重)とが存在することを意味している。すなわち、第1加圧部21が加圧する軸方向に対して直交する側面方向から、試験片TPに加圧する加圧部が、4つの第2加圧部22以外に存在してもよい。
筐体100の底面中央部には、例えば金属製の部材からなる載置台10が設けられている。この載置台10は、所定量の砂型の試験片TPを配置するための部材である。試験片TPとして、例えば直径50mm、高さ50mm程度の円柱形状のものを用いる。
筐体100の上部には、第1加圧部21が設けられている。第1加圧部21は、例えば棒状の部材であって、載置台10の上面に配置された試験片TPに、軸方向から荷重を負荷する。第1加圧部21の上部には、第1シリンダ31が設けられている。第1シリンダ31は、図示しない制御装置からの制御信号に基づいて、第1加圧部21を軸方向に移動させる。
筐体100の底面には、図2に示すように、載置台10の周囲4方向(図2の前後方向及び左右方向)に第2加圧部22が4つ設けられている。第2加圧部22は、棒状の部材であって、載置台10の上面に配置された試験片TPに、前後左右の側面方向から荷重を負荷する。
上記した4つの第2加圧部22の外側端部には、それぞれ第2シリンダ32が設けられている。第2シリンダ32は、上記制御装置からの制御信号に基づいて、第2加圧部22を載置台10に配置された試験片TP側へ移動させる。
また、各第2加圧部22の載置台10側の端部には、それぞれ押圧部材22aが設けられている。4つの押圧部材22aは、各第2加圧部22により加圧されることによって、試験片TPを前後左右の側面方向から押圧する。これにより、試験片TPに側面方向から所定の荷重が負荷される。
上記4つの押圧部材22aの内部には、それぞれヒータ51が設けられている。各ヒータ51は、載置台10の上面に配置された試験片TPを加熱するための装置である。なお、ヒータ51は、試験片TPを加熱できればよく、その配置位置は適宜変更してもよい。例えば、ヒータ51を押圧部材22aの側面に配置してもよい。
なお、上記第1シリンダ31及び第2シリンダ32として、例えば、油圧式、空圧式、及び電動式等のシリンダを用いることができる。また、第1シリンダ31及び第2シリンダ32の代わりに、例えば電動ジャッキを用いてもよい。
上記第1加圧部21には、第1荷重センサ41が設けられている。第1荷重センサ41は、第1加圧部21により、試験片TPに軸方向から負荷された荷重の大きさを測定するためのセンサである。
また、上記4つの第2加圧部22には、それぞれ第2荷重センサ42が設けられている。第2荷重センサ42は、第2加圧部22により、試験片TPに側面方向から負荷された荷重の大きさを測定するためのセンサである。なお、筐体100の底面における第2荷重センサ42と第2シリンダ32との間には、反力板12が設けられている。反力板12は、押圧部材22a側から第2シリンダ32側へ作用する反力を受け止める。
上記第1荷重センサ41及び第2荷重センサ42は、測定された荷重の大きさに応じた電気信号を図示しない制御装置に出力する。なお、第1荷重センサ41及び第2荷重センサ42として、圧電素子式、ひずみゲージ式、及び静電容量式等のロードセルを用いることができる。また、第1荷重センサ41及び第2荷重センサ42の配置位置は、適宜変更可能である。
なお、図示しないが、上記三軸圧縮試験装置1には、載置台10に配置された試験片TPの側面方向及び軸方向の変形量を測定する変位測定部が設けられているものとする。
[パラメータの取得方法]
次に、上記した三軸圧縮試験装置1により三軸圧縮試験を行うことによって、砂型の三軸圧縮に関する数値解析(FEM解析)の使用時に入力するパラメータを取得する方法について、図3〜図9を参照して説明する。
(砂型の前提条件)
まず、本実施形態では、砂型がCam‐Clay(カムクレイ)の降伏基準に従うことを前提としている。Cam‐Clayの降伏基準では、砂型の圧密特性とせん断特性との両方を統一的に表現したカムクレイモデルが用いられる。上記Cam‐Clayの降伏基準では、以下の式(1)に示されるように、降伏曲面が定義されている(図3参照)。
ここで、aは降伏曲面の大きさ、βは降伏曲面の形状定数、Mは臨界状態直線の傾きを表している。また、砂型の試験片TPに生じる最大主応力をσ、最小主応力をσとしたときに、pは、p=−(σ+2σ)/3により求められる値である。また、qは、q=|σ−σ|により求められる値である。なお、図3には、降伏曲面の形状定数β=1のときの降伏曲面と、臨界状態直線の一例が示されている。
本実施形態では、後述する通り、上記三軸圧縮試験により得られた測定結果に基づいて、複数の温度毎に降伏曲面、初期降伏曲面、及び臨界状態直線を作成する。具体的には、試験片TPに負荷される荷重の大きさを測定することにより、最大主応力をσ及び最小主応力σを求め、降伏曲面及び初期降伏曲面を作成する。ここで、最大主応力をσは、試験片TPに軸方向から負荷される荷重の最大値であり、最小主応力σは、試験片TPに側面方向から負荷される荷重の最大値である。
また、図4の左側のグラフに示すように、試験片TPに側面方向から作用する側面応力σ(側圧)の大きさと、試験片TPに生じるひずみε(軸方向の変位量)の大きさを測定する。この測定結果と、図4の右側のグラフに示す臨界状態直線とを照らし合わせることにより、後述する初期降伏応力pを求めることができる。ここで、臨界状態とは、試験片TPに軸方向から負荷される荷重が大きくなることに伴って、試験片TPが破壊される直前の状態をいう。
続いて、上記三軸圧縮試験により得られた測定結果に基づいて、図5に示すように、砂粒子と間隙との比である間隙比eと、圧密圧力pの対数log(p)との関係を示す圧縮曲線(e‐logp曲線)を求める。間隙比eは、e=(ρ×A×H)/mにより算出される値を用いる。ここで、ρは砂密度、Aは試験片TPの断面積、Hは試験片TPの高さ、mは試験片TPの乾燥重量を表している。
また、図5において、eは初期間隙比、eは間隙比軸切片、pは圧密降伏応力、κは対数体積弾性率、λは対数体積塑性率を表している。これらの値に基づいて、初期降伏曲面の大きさaは、以下の式(2)に示されるように求められる。ここで、pは初期降伏応力を表している。
また、図3に示す降伏曲面の大きさaと、図5に示す圧密降伏応力pとから、上記した降伏曲面の形状定数βは、以下に示す式(3)により求められる。
本実施形態では、砂型に上述したせん断特性及び圧密特性があることを前提とし、図6に示す工程の順序で、砂型の三軸圧縮に関する数値解析に用いる各種パラメータを取得する。すなわち、図6に示すように、設定工程(S1)、試験工程(S2)、パラメータ算出工程(S3)の順に、各種パラメータの取得を行う。以下、各工程について詳しく説明する。
(設定工程S1)
設定工程S1では、砂型の温度及び物性値等の設定条件を決める。砂型の物性値には、砂型の種類、密度、水分、活性粘土分、コンパクタビリティー、砂型強度等が含まれる。具体的には、設定工程S1において、砂型の物性値及び温度等の設定条件を、以下のように決めた。砂型の種類は、珪砂を用いた。砂型の物性値は、密度1.53g/cm、水分3.2%、活性粘土分7.6wt%、コンパクタビリティー38%、砂型強度20N/cmの砂型を用いた。
砂型の試験片TPは、サイズが直径50mm、高さ50mmの円柱状のものを用いた。砂型の設定温度は、室温から400℃までの範囲とした。第1加圧部21により軸方向から負荷する荷重の大きさは、1.0MPa程度とした。また、第2加圧部22により側面方向から負荷する荷重の大きさは、0.1〜1.0MPa程度とした。なお、上記設定条件は、砂型の使用用途等に応じて適宜設定される。
(試験工程S2)
次に、試験工程S2において、上記設定工程S1にて決めた設定条件により、砂型の温度が室温から400℃以上の高温までの複数の温度下で、上記三軸圧縮試験装置1を用いて砂型の三軸圧縮試験を複数回行う。この三軸圧縮試験の流れについて、図7のフローチャートを参照して説明する。なお、図7に示すフローチャートは一例であり、このフローチャートに限定されない。
上記試験工程S2にて行われる三軸圧縮試験では、まず、図2に示すように、載置台10に砂型の試験片TPを配置する(S21)。続いて、図示しない制御装置から制御信号を出力し、4つの第2シリンダ32を作動させることにより、各第2加圧部22を試験片TP側へ移動させる。また、第1シリンダ31を作動させることにより、第1加圧部21を試験片TP側へ移動させる。このようにして、載置台10の上の試験片TPに側面方向及び軸方向から所定値の荷重を負荷する(S22)。これにより、試験片TPに三軸方向から所定値の荷重が負荷され、所望の圧密状況が実現される。
次に、試験片TPに全方向から等方荷重(等方応力)が負荷された状態になった後、更に試験片TPに軸方向から荷重を負荷する(S23)。そして、試験片TPに負荷される荷重が所定値を超えると、試験片TPの側面が外側へ移動する(S24)。このとき、側面方向から試験片TPに負荷される荷重を所定値に維持した状態で、所定値(例えば、1.5MPa程度)まで軸方向から荷重を負荷する(S25)。
本実施形態の試験工程S2では、上記S21〜S25の処理を、設定工程S1にて決められた各設定条件に基づいて、室温から400℃までの複数の温度下で複数回を行うものとする。
上記砂型の三軸圧縮試験中においては、第1荷重センサ41及び第2荷重センサ42により、試験片TPに軸方向及び側面方向から負荷される荷重の大きさが連続的に測定されている。また、図示しない変位測定部により、試験片TPの側面方向及び軸方向の変位量が連続的に測定されている。これにより、試験片TPの形状の変化等を測定可能となっている。
(パラメータ算出工程S3)
次に、パラメータ算出工程S3について説明する。パラメータ算出工程S3では、上記試験工程S2により得られた測定結果に基づいて、複数の温度毎に、上記した降伏曲面、初期降伏曲面、臨界状態直線、及び圧縮曲線(e‐logp曲線)を作成することにより、各パラメータを算出する。
上記三軸圧縮試験の測定結果の一部を図8及び図9に示す。図8は、上記三軸圧縮試験における試験片TPの軸方向の変位量と軸方向の負荷荷重との測定結果の一例を示すグラフである。図9は、上記三軸圧縮試験により得られた測定結果に基づいて作成された圧密曲線(e‐logp曲線)の一例を示すグラフである。
図8に示す例では、試験片TPの設定温度を25℃、100℃、300℃にした場合における、試験片TPの軸方向の変位量と、試験片TPに軸方向から負荷された負荷荷重の大きさとの関係が示されている。図9に示す例では、試験片TPの設定温度を25℃、100℃、300℃にした場合における三軸圧縮試験の測定結果に基づいて作成されたe‐logp曲線が示されている。
なお、上記図8及び図9では、100℃及び300℃の測定結果において、データのばらつきがあった。このデータのばらつきは、試験片TPの間隙状態(水・空気等の比率)が一定とならないことによるものと考えられる。
以下、砂型の三軸圧縮に関する数値解析(FEM解析等)に用いる各種パラメータの算出方法について詳しく説明する。
<降伏曲面の大きさa、臨界状態直線の傾きMの算出>
降伏曲面の大きさa及び臨界状態直線の傾きMの算出方法について説明する。まず、上述したCam‐Clayの降伏基準に基づいて、上記式(1)に示される降伏曲面を作成する(図3参照)。具体的には、第1荷重センサ41により測定された軸方向の荷重の大きさ、第2荷重センサ42により測定された側面方向の荷重の大きさに基づいて、最大主応力σ及び最小主応力σを求めることにより、降伏曲面を作成することができる。
上記のように、降伏曲面を作成することで、降伏曲面の大きさaを算出することができる。更に、臨界状態直線を作成することができる。これにより、臨界状態直線の傾きMを算出できる。
このようにして、100℃以上の高温下を含む複数の温度下における砂型の降伏曲面の大きさa、及び臨界状態直線の傾きMを算出することができる。
また、試験片TPが降伏し始めたときの軸方向の荷重値、及び側面方向の荷重値を測定することに基づいて、初期降伏曲面を作成することができる。なお、初期降伏曲面の大きさaの算出方法については後述する。
また、上記臨界状態直線を作成することにより、図4に示すように、qとpとの関係式において傾きが3になることから、p軸との交点を求めることにより、初期降伏応力pを算出できる。
<降伏曲面の初期間隙比e、対数体積弾性率κ、対数体積塑性率λの算出>
次に、降伏曲面の初期間隙比e、対数体積弾性率κ、対数体積塑性率λの算出方法について説明する。図9に示す例では、試験片TPの設定温度を25℃、100℃、300℃にした場合における三軸圧縮試験の測定結果に基づいて作成されたe‐logp曲線(図5に相当)が示されている。e‐logp曲線を作成することにより、図5に示すように、降伏曲面の初期間隙比e、降伏曲面の対数体積弾性率κ、及び、降伏曲面の対数体積塑性率λを算出することができる。また、間隙比軸切片e、及び圧密降伏応力pを求めることができる。
このようにして、100℃以上の高温下を含む複数の温度下における、砂型の降伏曲面の初期間隙比e、降伏曲面の対数体積弾性率κ、及び、降伏曲面の対数体積塑性率λを算出することができる。
<降伏曲面の形状定数β、初期降伏曲面の大きさaの算出>
次に、降伏曲面の形状定数β、初期降伏曲面の大きさaの算出方法について説明する。降伏曲面の形状定数βは、上記降伏曲面の大きさaと、図5に示す圧密降伏応力pとから、上記した式(3)により求められる。
また、初期降伏曲面の大きさaは、上記した式(2)に、上記で求められた初期間隙比e、対数体積弾性率κ、対数体積塑性率λ、間隙比軸切片e、初期降伏応力pを代入することによって算出することができる。このようにして、100℃以上の高温下を含む複数の温度下における、温度毎に砂型の降伏曲面の形状定数β、初期降伏曲面の大きさaを算出できる。
以上説明したように、設定工程S1において、砂型の設定温度を室温から400℃まで変更して、試験工程S2にて三軸圧縮試験を複数回行うことにより、パラメータ算出工程S3にて複数の温度下における各パラメータを算出できる。
(数値解析の結果)
次に、上記したパラメータの取得方法によって得られた各種パラメータを入力して、砂型の三軸圧縮に関する数値解析(FEM解析)を行った結果について、図10及び図11を参照して説明する。
図10は、上記パラメータ取得方法により算出されたパラメータを用いた数値解析の砂型反力の解析結果と実験値及び従来の解析結果とを比較した図である。図11は、上記パラメータ取得方法により算出されたパラメータを用いた数値解析の砂型反力の解析結果と、実験値及び従来の解析結果とを比較した図である。
図10に示すように、本実施形態による各パラメータを用いた数値解析の砂型反力の解析結果では、実験値に近い良好な解析結果を得ることができた。特に、600℃以上の高温下では、数値解析結果を実験値にほぼ一致させることができた。これに対して、従来の砂型反力の数値解析結果では、実験値との相違が大きくなっている。
また、図11に示すように、本実施形態による各パラメータを用いた数値解析の鋳物収縮量の解析結果では、実験値に近い良好な解析結果を得ることができた。特に、600℃以上の高温下では、数値解析結果を実験値にほぼ一致させることができた。これに対して、従来の鋳物収縮量の数値解析結果では、本実施形態の解析結果と比較して、200℃から600℃の温度範囲で実験値との相違が大きくなっている。
[実施形態の効果]
上記した本実施形態のパラメータの取得方法によれば、試験工程S2にて複数の温度下で砂型の三軸圧縮試験を行い、この測定結果をCam‐Clayの降伏基準に適用することで、パラメータ算出工程S3にて、複数の温度毎に降伏曲面、初期降伏曲面、臨界状態直線、及び圧縮曲線(e‐logp曲線)を作成して、温度毎に各パラメータを効率良く取得することができる。これにより、砂型の三軸圧縮に関する数値解析(FEM解析等)において、上記各パラメータを入力することで、複数の温度下で数値解析を良好に行うことができ、砂型の凝固収縮時の鋳物収縮量等を高精度に予測できる。
また、上記したパラメータの取得方法によれば、試験工程S2にて、試験片TPに軸方向から所定値の荷重を負荷した後に、試験片TPに側面方向から負荷される荷重を所定値に維持した状態で、更に試験片TPに軸方向から荷重を負荷することで、所望の圧密状態を作ることができ、圧密試験を含む三軸圧縮試験を良好に行うことができる。
また、上記したパラメータの取得方法によれば、試験工程S2にて、複数の温度下における軸方向の負荷荷重、側面方向の負荷荷重、及び軸方向の変位量を測定することによって、降伏曲面の初期間隙比e、対数体積弾性率κ、対数体積塑性率λ、降伏曲面の大きさa、降伏曲面の形状定数β、初期降伏曲面の大きさa、及び臨界状態直線の傾きMを、正確に算出することができる。
また、上記したパラメータの取得方法によれば、設定工程S1にて設定される砂型の温度に、少なくとも100℃以上の高温が含まれるので、100℃以上の複数の高温条件下での砂型の三軸圧縮に関する数値解析に用いるパラメータを取得できる。これにより、高温下での砂型の三軸圧縮に関する数値解析を良好に実施することが可能となり、高温下での砂型の挙動を高精度に予測できる。
上記した砂型の三軸圧縮試験装置1によれば、載置台10の上面に配置された試験片TPに対し、第2加圧部22により試験片TPの側面を周囲4方向から加圧できると共に、第1加圧部21により試験片TPの軸方向から加圧できるので、砂型の三軸圧縮試験を良好に行うことができる。特に、ヒータ51により、試験片TPを少なくとも100℃以上の高温に加熱できるので、高温下で砂型の三軸圧縮試験を実施できる。これにより、100℃以上の高温を含む複数の温度下において、試験片TPの砂型反力及び鋳物収縮量の変化等を測定することができる。
なお、上記説明した三軸圧縮試験装置1では、試験片TPの側面を4つの第2加圧部22によって、4方向から加圧する構成としたが、この構成に限定されない。例えば、試験片TPの側面を6方向以上から加圧する構成にしてもよい。この場合、第2加圧部22を6つ設け、それぞれの第2加圧部22に第2シリンダ32を設ければよい。
本発明は、上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
1 三軸圧縮試験装置
10 載置台
21 第1加圧部
22 第2加圧部
41 第1荷重センサ
42 第2荷重センサ
51 ヒータ
TP 試験片
S1 設定工程
S2 試験工程
S3 パラメータ算出工程

Claims (5)

  1. 砂型の三軸圧縮に関する数値解析に用いるパラメータの取得方法であって、
    前記砂型の温度及び物性値を含む設定条件を決める設定工程と、
    前記設定工程により決められた前記設定条件を用いて、複数の温度下で前記砂型の三軸圧縮試験を行う試験工程と、
    前記砂型が所定の降伏基準に従うものとして、前記試験工程により得られた測定結果に基づいて、複数の温度毎に降伏曲面、初期降伏曲面、臨界状態直線、及び圧縮曲線を作成することにより、前記パラメータを算出するパラメータ算出工程と、
    を含むことを特徴とするパラメータの取得方法。
  2. 前記試験工程における三軸圧縮試験では、前記砂型の試験片に側面方向及び軸方向から所定値の荷重を負荷し、前記試験片に全方向から等方荷重が負荷された状態になった後、更に前記試験片に軸方向から荷重を負荷することを特徴とする請求項1に記載のパラメータの取得方法。
  3. 前記試験工程にて得られる前記測定結果には、複数の温度下における前記砂型に軸方向から負荷される荷重の大きさ、前記砂型に側面方向から負荷される荷重の大きさ、及び前記砂型の軸方向の変位量が含まれ、
    前記パラメータ算出工程にて算出される前記パラメータには、前記降伏曲面の初期間隙比、前記降伏曲面の対数体積弾性率、前記降伏曲面の対数体積塑性率、前記降伏曲面の大きさ、前記降伏曲面の形状定数、前記初期降伏曲面の大きさ、及び前記臨界状態直線の傾きが含まれることを特徴とする請求項1または2に記載のパラメータの取得方法。
  4. 前記設定条件における前記砂型の温度には、少なくとも100℃以上の高温が含まれることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のパラメータの取得方法。
  5. 砂型の三軸圧縮試験装置であって、
    前記砂型の試験片を配置する載置台と、
    前記載置台に配置された前記試験片に、軸方向から荷重を負荷する第1加圧部と、
    前記載置台に配置された前記試験片に、前記軸方向と直交する側面方向から荷重を負荷する第2加圧部と、
    前記載置台に配置された前記試験片を加熱するヒータと、
    前記第1加圧部により前記試験片に負荷された荷重を測定する第1荷重センサと、
    前記第2加圧部により前記試験片に負荷された荷重を測定する第2荷重センサと、
    を備えたことを特徴とする三軸圧縮試験装置。
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