JP2020123635A - Semiconductor device - Google Patents
Semiconductor device Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020123635A JP2020123635A JP2019013638A JP2019013638A JP2020123635A JP 2020123635 A JP2020123635 A JP 2020123635A JP 2019013638 A JP2019013638 A JP 2019013638A JP 2019013638 A JP2019013638 A JP 2019013638A JP 2020123635 A JP2020123635 A JP 2020123635A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bump
- chip
- semiconductor device
- wiring
- wiring board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
- Wire Bonding (AREA)
Abstract
Description
本発明は、半導体装置に関する。 The present invention relates to a semiconductor device.
近年、電子機器の小型軽量化、多機能化に伴い、電子機器に搭載される配線基板においても高密度実装に対する狭ピッチ化の要求が高まっている。係る要求に対応するため、複数の絶縁性基材と導電性パターンとを交互に積み重ねて多層配線基板を形成する技術や、多層配線基板上に電子部品を実装する技術の開発が進められている。 2. Description of the Related Art In recent years, as electronic devices have become smaller, lighter and more multifunctional, there has been an increasing demand for narrow pitches for high-density mounting in wiring boards mounted in electronic devices. In order to meet such a requirement, a technique for forming a multilayer wiring board by alternately stacking a plurality of insulating base materials and conductive patterns and a technology for mounting electronic components on the multilayer wiring board are being developed. ..
導電性パターン同士を接続する配線構造の製造方法として、TAB(Tape Automated Bonding)法、ACP(Anisotropic Conductive Paste)法及びバンプ法等が一般的に知られている。このうち、バンプ法にて用いられるバンプの種類には、半田バンプ、ワイヤーボンディングバンプ、銅めっきバンプ、及び導電性ペーストバンプ等が挙げられる。 As a method of manufacturing a wiring structure that connects conductive patterns to each other, a TAB (Tape Automated Bonding) method, an ACP (Anisotropic Conductive Paste) method, a bump method, and the like are generally known. Among these, the types of bumps used in the bump method include solder bumps, wire bonding bumps, copper plating bumps, and conductive paste bumps.
特許文献1は、COG(chip on glass)実装により、ICチップを基板上に搭載した配線ガラス基板を開示する。ICチップには、バンプサイズ100μm×100μm、バンプ高さ15μm、バンプピッチ160μmの金バンプが配置されている。
特許文献2は、COF(chip on film)実装により、配線基板上に半導体チップをフリップチップ実装した半導体装置を開示する。半導体チップのチップ電極上、又は配線基板の電極上に先端を尖らせた金バンプを設け、この金バンプにより配線基板と半導体チップとを接合している。
特許文献1及び特許文献2に記載の金バンプは、接合信頼性が高く、微細配線化への対応も容易である。しかしながら、金バンプ等の金属バンプを用いた配線基板の電極との接続圧着は、高温で行う必要があるため、配線構造には耐熱性が高い材料に限定されるという課題がある。一方、ICチップを実装した半導体装置には、種々の用途において、狭ピッチ化への対応が要求されている。
The gold bumps described in
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、耐熱性が低く、配線層が狭ピッチ化された配線基板にICチップを実装した半導体装置を提供することを課題とする。 The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object of the present invention is to provide a semiconductor device in which an IC chip is mounted on a wiring board having low heat resistance and a wiring layer having a narrow pitch.
本発明は以下の態様を有する。
[1] 複数のランド端子を有し、前記ランド端子間のピッチが100μm以下のICチップと、融点又はガラス転移温度が160℃未満の基材も対象とし、前記基材の一方の表面に位置し、ピッチが100μm以下の複数の配線を含む導電層と、を有する配線基板と、
導電性粒子を含む、複数のバンプと、を備え、
複数の前記配線と、複数の前記ランド端子とが互いに対向して配置され、
前記配線と前記ランド端子との間に前記バンプが位置する、半導体装置。
[2] 前記基材の線膨張率が、10ppm/℃以上400ppm/℃以下である、[1]に記載の半導体装置。
[3] 前記バンプの上底及び下底の直径が、5μm以上60μm以下である、[1]又は[2]に記載の半導体装置。
[4] 前記ICチップと前記配線基板との間に、前記ICチップと前記配線基板との間の距離を規制する1以上のダミーバンプをさらに備える、[1]乃至[3]のいずれかに記載の半導体装置。
The present invention has the following aspects.
[1] Targeting an IC chip having a plurality of land terminals and having a pitch between the land terminals of 100 μm or less, and a base material having a melting point or a glass transition temperature of less than 160° C., and located on one surface of the base material. And a wiring board having a conductive layer including a plurality of wirings having a pitch of 100 μm or less,
A plurality of bumps including conductive particles,
A plurality of the wirings and a plurality of the land terminals are arranged to face each other,
A semiconductor device, wherein the bump is located between the wiring and the land terminal.
[2] The semiconductor device according to [1], wherein the linear expansion coefficient of the base material is 10 ppm/°C or more and 400 ppm/°C or less.
[3] The semiconductor device according to [1] or [2], wherein the diameter of the upper bottom and the lower bottom of the bump is 5 μm or more and 60 μm or less.
[4] The method according to any one of [1] to [3], further comprising, between the IC chip and the wiring board, one or more dummy bumps that regulate a distance between the IC chip and the wiring board. Semiconductor device.
本発明によれば、耐熱性が低く、配線層が狭ピッチ化された配線基板にICチップを実装した半導体装置を提供することができる。 According to the present invention, it is possible to provide a semiconductor device in which an IC chip is mounted on a wiring board having low heat resistance and a wiring layer having a narrow pitch.
以下、図を参照しながら、本発明の一態様における半導体装置について説明する。以下の複数の実施形態では、好ましい例や条件を共有してもよい。また、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、数、量、位置及び形状等について変更、省略及び置換等してもよい。なお、以下の全ての図面においては、図面を見やすくするため、各構成要素の寸法や比率などは適宜異ならせてあることがある。 Hereinafter, a semiconductor device according to one embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. The preferred embodiments and conditions may be shared in the following embodiments. Further, the number, the amount, the position, the shape, etc. may be changed, omitted or replaced without departing from the spirit of the present invention. In addition, in all the following drawings, in order to make the drawings easy to see, the dimensions, ratios, and the like of the respective constituent elements may be appropriately changed.
<第1の実施形態>
先ず、本発明の半導体装置を適用した第1の実施形態について説明する。
図1は、第1実施形態の半導体装置の構成の一例を示す断面模式図である。図1に示すように、本実施形態の半導体装置1は、ICチップ2と、基材3と導電層4とを有する配線基板5と、導電性粒子6を含む複数のバンプ7と、絶縁層8とを備える。また、半導体装置1は、ダミーバンプ9を有していてもよい。
配線構造1は、いわゆるCOF(Chip On Film)構造である。
<First Embodiment>
First, a first embodiment to which the semiconductor device of the present invention is applied will be described.
FIG. 1 is a schematic cross-sectional view showing an example of the configuration of the semiconductor device of the first embodiment. As shown in FIG. 1, the
The
ICチップ2は、一方の表面に位置する複数のランド端子2Aを有する。
配線基板5は、基材3と、基材3の一方の表面に位置する導電層4とを有する。
ICチップ2と配線基板5とは、導電層4の複数の配線4Aと複数のランド端子2Aとが対向して配置される。
バンプ7は、配線4Aとランド端子2Aとの間に位置し、バンプ7の導電性粒子6により、ICチップ2と配線基板5とを電気的に接続する。
絶縁層8は、ICチップ2と配線基板5との間を充填しており、ICチップ2と配線基板5とを接着する接着剤の硬化物である。
ダミーバンプ9は、ICチップ2と配線基板5との間の距離(クリアランス)を確保する。
The
The
The
The
The
The
ICチップ2は、配線基板5に実装可能なものであれば、特に限定されない。ICチップ2は、一方の表面に複数のランド端子2Aを有する。
The
ランド端子2Aは、ICチップ2の一方の表面に位置し、外部と電気的な接続を行う。ランド端子2Aの材質は、特に限定されない。ランド端子2Aの材質としては、例えば、銅、金、ニッケル、銀、錫、アルミ、若しくははんだ、又はこれらのうち少なくとも1種を含む合金層を含む積層体が挙げられる。これらの中でも、金、ニッケル、アルミ等がより好ましい。
The
ランド端子2A間のピッチdは、10μm以上100μm以下であることが好ましく、50μm以上90μm以下であることがより好ましい。ピッチdが上記好ましい範囲内であると、半導体装置1の電気的な接続を十分確保できて、且つ適用されるデバイスの小型化や高集積化に寄与することができる。なお、配線間のピッチdとは、隣り合うランド端子2Aの中心間の距離を意味する。
The pitch d between the
ランド端子2Aの幅は、5μm以上80μm以下であることが好ましく、20μm以上70μm以下であることがより好ましい。ランド端子2Aの幅が上記好ましい範囲内であると、バンプ7とランド端子2Aとの圧着後に、隣り合うバンプ7同士が短絡(ショート)し難い。
The width of the
ランド端子2A間のスペースは、5μm以上80μm以下であることが好ましく、20μm以上70μm以下であることがより好ましい。ランド端子間のスペースが上記好ましい範囲内であると、バンプ7とランド端子2Aとの圧着後に、隣り合うバンプ7同士が短絡し難い。なお、ランド端子2A間のスペースとは、隣り合うランド端子2Aの端部間の距離を意味する。
The space between the
配線基板5は、基材3と、複数の配線4Aを含む導電層4とを少なくとも有し、基材3と導電層4との積層部分を含む単層の配線基板であってもよいし、多層配線基板であってもよい。また、配線基板5は、可撓性を有するプリント配線基板(FPC)でもよい。さらに、配線基板5は、基材3と導電層4との積層部分以外に、他の機能を付与するための積層部分を有してもよい。
The
配線基板5は、曲面を有してもよい。曲面は配線基板5の一部であってもよいし、全体が曲面を形成していてもよい。配線基板5の曲面の曲率半径は、例えば50mm以上1000mm以下である。配線基板5の曲面部分にバンプ7が位置してもよい。
The
基材3は、融点又はガラス転移温度が160℃未満であり、150℃以下であってもよい。本実施形態の半導体装置1は、基材3の耐熱温度が低いため、配線基板5にICチップ2を実装する際の温度が制限される。したがって、実装時に高い温度条件を用いる従来の金バンプを用いることができない。
The
基材3の材質としては、融点又はガラス転移温度が160℃未満であれば、特に限定されない。このような材質としては、市販のプラスチックフィルムを用いることができ、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、熱可塑性ポリウレタン(TPU)、シリコーン樹脂、及びポリエチレンナフタレート等が挙げられる。これらの中でも、ポリエチレンナフタレートが好ましい。基材3は、これらの材料のうち1つのみ含んでいてもよいし、2以上を含んでいてもよい。
The material of the
基材3の線膨張率(ppm/℃)は、10ppm/℃以上400ppm/℃以下であることが好ましく、15ppm/℃以上30ppm/℃以下であることがより好ましい。基材3の線膨張率が上記好ましい範囲内であると、ICと良好な電気的接続性が得られる。
The linear expansion coefficient (ppm/° C.) of the
導電層4は、配線基板5の一方の表面上に形成されている配線4Aを含む。
配線4Aは、例えばめっきやスクリーン印刷等により基材3上に所望のパターンで形成される。配線4Aは、配線の途中又は端部がICチップ2を実装する際の電極となる。配線4Aは、銅、金、ニッケル、銀、錫、アルミ、若しくは鉛、又はこれらのうち少なくとも1種を含む合金を含む。配線4Aは、配線上に他の導電層が形成されている多層構造であってもよい。例えば、配線4Aは、銅配線上に、金めっき、ニッケルめっき、錫めっき、鉛めっきのうち少なくとも一つが施されている多層構造であってもよい。
The
配線4A間の最小ピッチは、上述したランド端子2A間のピッチdと同じ値であることが好ましい。具体的に、配線4A間のピッチは、10μm以上100μm以下が好ましく、50μm以上90μm以下であることがより好ましい。ピッチが上記好ましい範囲内であると、半導体装置1の電気的な接続を十分確保できて、且つ適用されるデバイスの小型化や高集積化に寄与することができる。なお、配線4A間のピッチとは、隣り合う配線4Aの中心間の距離を意味する。
The minimum pitch between the
配線4Aの幅は、5μm以上80μm以下であることが好ましく、20μm以上70μm以下であることがより好ましい。配線4Aの幅が上記好ましい範囲内であると、半導体装置1の電気的な接続を十分確保できて、且つ適用されるデバイスの小型化や高集積化に寄与することができる。
The width of the
配線4A間のスペースは、5μm以上80μm以下であることが好ましく、20μm以上70μm以下であることがより好ましい。配線4A間のスペースが上記好ましい範囲内であると、ICチップ2と配線基板5との圧着後に隣り合うバンプ7がショートし難い。なお、配線4A間のスペースとは、隣り合う配線4Aの端部間の距離を意味する。一般的に、配線4A間のスペースは、配線4A間のピッチの4分の1以上2分の1以下である。
The space between the
バンプ7は、導電層4の配線4AとICチップ2のランド端子2Aとの間に位置する。具体的には、導電層4のうち電極となる配線4Aの一本と、ICチップ2のランド端子2Aの一つとの間に、一つのバンプ7がそれぞれ位置する。
The
バンプ7は、導電性粒子6を含み、さらにバインダー樹脂を含んでいてもよい。
導電性粒子6は、Ag、Cu、Au、Ni、Sn、Pb,Sb、Bi、In、Si若しくはGe、それらの少なくとも1種以上を含む合金、又は、それらの1種以上を含む化合物を含有する。導電性粒子6の平均粒径は、0.05μm以上20μm以下であることが好ましく、0.1μm以上10μm以下であることがより好ましい。導電性粒子6の平均粒径が上記好ましい範囲内であると、バンプ7を形成する際、ディスペンサで塗布した際にノズルの詰まりが発生しにくく好適である。
The
The
導電性粒子6の平均粒径は、レーザー回折散乱粒度分布測定装置を用いて測定された値であると定義する。具体的には、レーザー回折粒度分布計(HORIBA社製、型番:LA−960)を用い、測定対象物0.5gを、エタノール溶液10mlに投入し、測定対象物を分散させた分散液を得る。得られた分散液について粒度分布を測定し、体積基準の累積粒度分布曲線を得る。得られた累積粒度分布曲線において、50%累積時の微小粒子側から見た粒子径(D50)の値を、平均粒径とする。
The average particle size of the
圧着後のバンプ7の上面及び底面の直径は、それぞれ5〜60μmであることが好ましく、20μm以上50μm以下であることがより好ましい。バンプ7の上面及び底面の直径が20μm以上50μm以下であると、半導体装置1が適用されるデバイスの小型化や高集積化に寄与することができる。なお、バンプ7の上面及び底面とは、導電層4のうち電極となる配線4Aとの接触面と、ICチップ2のランド端子2Aとの接触面とのうち、大きい方を底面、小さい方を上面というものとする。
The diameters of the upper surface and the bottom surface of the
バンプ7の高さは、特に限定されず、バンプ7の底面の直径に応じて設定してもよい。例えば、バンプ7の底面の直径の0.2倍以上0.8倍以下とすることができる。この場合、バンプ7のアスペクト比(高さ/底面の直径)は、0.2以上0.8以下となる。具体的には、バンプ7の高さは、10μm以上200μm以下であることが好ましく、20μm以上80μm以下であることがより好ましい。バンプ7の底面の直径及び高さは、包埋処理で樹脂に埋め込んだフレキシブル基板を、研磨によりバンプ面で面出しを行い、光学顕微鏡(OLYMPUS社製、型番:BX−53M)を用いて測定した値である。
The height of the
絶縁層8は、1以上のバンプ7を覆うようにICチップ2と配線基板5との間に位置する。絶縁層8は、ICチップ2と配線基板5との間に充填された樹脂成分である。絶縁層8は、ICチップ2と配線基板5とを密着させる。絶縁層8は、熱可塑性樹脂、紫外線硬化性樹脂、及び熱硬化樹脂等の硬化物を適用できる。中でも熱硬化性樹脂を用いることが、十分な剥離強度が得られる点で好ましい。具体的には、絶縁層8として、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ウレタン樹脂、アクリル樹脂、メラミン樹脂、フッ素樹脂、シリコーン等の熱硬化性樹脂が挙げられる。
The insulating
絶縁層8と配線基板5との剥離強度は、1N/cm以上20N/cm以下であることが好ましく、3N/cm以上20N/cm以下であることがより好ましい。上記剥離強度が上述した好ましい範囲内であると、半導体装置1を湾曲させる等、曲げ応力を加えても絶縁層8と配線基板5との界面にて剥離が生じ難い。
The peel strength between the insulating
絶縁層8と配線基板5との剥離強度は、ピール試験機(例えばAIKOH社製、型番:FTN4−15A)を用いて、90°剥離試験をすることで測定できる。
The peel strength between the insulating
本実施形態の半導体装置1は、ICチップ2と配線基板5との間に、ダミーバンプ9が配置されていてもよい。
ダミーバンプ9は、ICチップ2と配線基板5との間の、バンプ7がない空間に位置する。本実施形態の半導体装置1では、バンプ7は導電ペーストによって形成されるため、弾性率が低く変形しやすい。そこで、ICチップ2と配線基板5との間の、バンプ7がない空間に1つ以上のダミーバンプ9を配置することで、ICチップ2と配線基板5との間の距離を所定の間隔により安定して保つことができる。ダミーバンプ9の位置は、一定の間隔で配置されたバンプ7からなるバンプ群の4隅に配置するのが好ましい。
In the
The
ダミーバンプ9の材料としては、エポキシ樹脂、スチレン樹脂、シリコーン樹脂、アクリル樹脂、アクリル/スチレン樹脂(アクリレートとスチレンとの共重合体)、ポリオレフィン樹脂、メラミン樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、自ビニルベンゼン架橋体等が挙げられる。ダミーバンプ9の形状は特に限定されず、球形及び柱状等であってもよい。ダミーバンプ9の最大寸法は、ICチップ2と配線基板5との間の距離よりも大きく、例えば、5μm以上200μm以下であることが好ましく、50μm以上100μm以下であることがより好ましい。
Examples of the material of the
上述の構成を有する半導体装置1は、耐熱性が低い配線基板5に、ICチップ2を実装可能であり、チップバンプ7によって接続するICチップ2及び配線基板5の狭ピッチ化が可能である。
In the
次に、本実施形態の配線構造1の製造方法の一例について、図2〜図4を参照して説明する。図2〜図4は、本実施形態の半導体装置1の製造方法を説明するための断面模式図である。
本実施形態の配線構造1の製造方法は、配線基板5の一方の表面に位置する導電層4の電極となる配線4A上に、導電性粒子6を含む導電ペーストを用いてバンプ前駆体12を1以上形成し、配線4AとICチップ2の一方の表面に位置するランド端子2Aとを対向配置し、1以上のバンプ前駆体12の先端とランド端子2Aとを圧着するものである。
Next, an example of a method of manufacturing the
In the method for manufacturing the
先ず、図2に示すように、基材3の一方の表面上にスクリーン印刷法等により導電ペーストを印刷することで、電極となる配線4Aを含む導電層4を形成した配線基板5を用意する。
次いで、導電層4の電極となる配線4A上に、導電ペーストを用いて、先端部を有するバンプ前駆体12を形成する。
First, as shown in FIG. 2, by printing a conductive paste on one surface of the
Next, the
導電ペーストは、少なくとも導電性粒子6を含むものであれば、特に限定されない。
導電ペーストは、せん断速度が10s−1のときの粘度が100Pa・s以上200Pa・s以下であり、せん断速度が100s−1のときの粘度が5Pa・s以上30Pa・s以下であるものが好ましい。なお、導電ペーストの粘度は、コーンプレート型粘度計で測定する粘度の値である。
The conductive paste is not particularly limited as long as it contains at least the
The conductive paste preferably has a viscosity of 100 Pa·s or more and 200 Pa·s or less at a shear rate of 10 s −1 and a viscosity of 5 Pa·s or more and 30 Pa·s or less at a shear rate of 100 s −1. .. The viscosity of the conductive paste is the value of viscosity measured with a cone-plate type viscometer.
バンプ前駆体12は、電極となる配線4A上に、ディスペンサによる導電ペーストの吐出によって形成する。
The
ディスペンサは、導電ペーストの吐出が可能なものであれば、特に限定されない。このようなディスペンサとしては、例えば、エンジニアリングシステム社製「R−jet」等が挙げられる。ディスペンサから導電ペーストを吐出する際の条件としては、シリンジ背圧(空圧)を0.1〜0.3MPa、R−unitの空圧を0.1〜0.3MPa、塗布時間を0.01〜0.5秒、ディスペンサーノズル内径は20〜40μmが好ましい。ディスペンサからの1回の吐出によって、1つのバンプ前駆体12を形成することが好ましい。また、ディスペンサからの2回以上の吐出によって、1つのバンプ前駆体12を形成してもよい。
The dispenser is not particularly limited as long as it can discharge the conductive paste. Examples of such a dispenser include "R-jet" manufactured by Engineering System Co., Ltd., and the like. As conditions for discharging the conductive paste from the dispenser, the syringe back pressure (air pressure) is 0.1 to 0.3 MPa, the R-unit air pressure is 0.1 to 0.3 MPa, and the coating time is 0.01. ˜0.5 seconds, and the inner diameter of the dispenser nozzle is preferably 20 to 40 μm. It is preferable to form one
導電ペーストによって形成したバンプ前駆体12は、後述するバンプ前駆体12とICチップ2との圧着時に、高温条件を用いることなく、バンプ前駆体12が大きく変形可能である。そのため、圧着時に低い温度条件を用いた場合でも、ICチップ2と配線基板5とが確実に電気的に接続された半導体装置1が得られる。
The
バンプ前駆体12は、配線4Aの表面(上面)に対して垂直方向上方に、先端12Aを含む先端部を有する。バンプ前駆体12の形状は、先端12Aを含む垂直断面を断面視した際、先端部が尖塔型であることが好ましい。すなわち、バンプ全体が尖塔型であってもよいし、先端部のみが尖塔型であってもよい。また、尖塔型としては、円錐や多角錐等の錐状体が挙げられる。
The
バンプ前駆体12の先端12Aの曲率半径は、1μm以上40μm以下であり、5μm以上20μm以下が好ましい。バンプ前駆体12の先端部が尖塔型であり、先端12Aの曲率半径が1μm以上40μm以下であると、被接続体との圧着時に圧力の伝達が容易であり、かつバンプ前駆体12が押しつぶされてバンプ7となる際、隣接するバンプ7と接触(短絡)しにくいため、信頼性の高い電気的接続が得られる。
The radius of curvature of the
バンプ前駆体12の先端12Aの曲率半径は、白色干渉顕微鏡(日立ハイテクノロジーズ社製、型番:VS1330)で測定したバンプ前駆体の断面プロファイルから、真円の円弧にあたる部分の弦長と円弧の高さを見積り、公知の方法であるNewton−Raphson法を用いて算出可能である。
The radius of curvature of the
バンプ前駆体12の底面の直径は、10μm以上60μm以下であることが好ましく、20μm以上60μm以下であることがより好ましい。バンプ前駆体12の底面の直径が20μm以上60μm以下であると、半導体装置1が適用されるデバイスの小型化や高集積化に寄与できる。
The diameter of the bottom surface of the
バンプ前駆体12の高さは、バンプ前駆体12の底面の直径に応じて設定してもよい。例えば、バンプ前駆体12の底面の直径の2.0倍以上0.8倍以下である。つまり、バンプ前駆体12のアスペクト比(高さ/底面の直径)は、0.2以上0.8以下であることが好ましい。具体的には、バンプ前駆体12の高さは、8μm以上50μm以下であることが好ましく、20μm以上50μm以下であることがより好ましい。バンプ前駆体12の底面の直径及び高さは、白色干渉顕微鏡(日立ハイテクノロジーズ社製、型番:VS1330)を用いて測定した値である。また、バンプ前駆体12の底面の直径及び高さとして、バンプ前駆体12の先端12Aを含む垂直断面を断面視した際、算出した値を用いてもよい。
The height of the
なお、バンプ前駆体12を形成する前に、配線基板5の、導電層4の配線4Aを含む表面にプラズマ処理してもよい。プラズマ処理により、配線4Aの表面に付着する有機物等の不純物が除去され、あるいは配線4Aの改質がなされるため、配線4Aとバンプ前駆体12との密着性が向上する。
Before forming the
プラズマ装置は、導電層4の配線4Aのプラズマ処理が可能なものであれば、特に限定されない。このようなプラズマ装置としては、例えば、魁半導体社製「P500−SM」等が挙げられる。プラズマ処理の条件としては、窒素、圧力0.15MPa、照射時間5秒、ギャップ4mmが好ましい。
The plasma device is not particularly limited as long as it can plasma-treat the
次いで、バンプ前駆体12を加熱乾燥して、バンプ前駆体12に含まれる溶媒成分を除去する。具体的には、バンプ前駆体12を形成した配線基板5をホットプレート等で80℃以上120℃以下、15分間〜60分間乾燥させる。
Next, the
次に、図3に示すように、配線基板5のバンプ前駆体12を形成した表面側に、ダミーバンプ9を配置する。ダミーバンプ9は、バンプ前駆体12が配置されていない、バンプ前駆体12の周囲に設ける。次いで、ディスペンサ(例えば武蔵エンジニアリング社製、型番:ML−5000XII)を用いて接着剤を塗布して、バンプ前駆体12の側面及びダミーバンプ9の側面を覆うように接着剤層13を形成する。接着剤は液状であり、23℃における粘度が20〜50Pa・sの範囲であることが好ましい。
Next, as shown in FIG. 3, the dummy bumps 9 are arranged on the surface of the
次に、図4に示すように、導電層4の配線4AとICチップ2のランド端子2Aとを対向配置し、電極となる配線4Aとランド端子2Aとを位置合わせする。位置合わせの完了後、配線基板5とICチップ2とをそれぞれ固定し、配線4A上の1以上のバンプ前駆体12の先端12Aと、被接合面となるランド端子2Aとを一括で加熱圧着する。同時に接着剤層13を硬化して絶縁層8を形成する。これにより、図1に示す半導体装置1を製造することができる。絶縁層8の25℃〜90℃における線膨張係数は、乾燥後のバンプ前駆体12の25〜90℃における線膨張係数よりも高いことが好ましく、2〜5倍程度であるとより好ましい。
Next, as shown in FIG. 4, the
なお、加熱圧着には、市販の実装装置(例えば、パナソニック社製、型番:FCB−3)を用いることができる。また、加熱圧着条件としては、例えば、温度100℃、圧力:0.1N/バンプ、処理時間:90秒間を用いることができる。 A commercially available mounting device (for example, manufactured by Panasonic Corporation, model number: FCB-3) can be used for the thermocompression bonding. As the thermocompression bonding conditions, for example, a temperature of 100° C., a pressure of 0.1 N/bump, and a processing time of 90 seconds can be used.
加熱圧着により、バンプ前駆体12の先端12Aが導電層4の配線4AとICチップ2のランド端子2Aとの間で押しつぶされてバンプ7となる。この際、バンプ前駆体12は、導電ペーストを用いて形成するため、潰れ量が大きくなるが、ダミーバンプ9をバンプ前駆体12の周囲に配置することで潰れ量を規制できる。
By thermocompression bonding, the
なお、バンプ前駆体12の先端12Aと、ランド端子2Aとを加熱圧着する前に、バンプ前駆体12の表面にプラズマ処理してもよい。プラズマ処理により、有機物等の不純物が除去され、あるいは改質がなされるため、バンプ前駆体12とランド端子2Aとの密着性が向上する。
プラズマ装置及び処理条件としては、導電層4の配線4Aのプラズマ処理と同じものを用いることができる。
The surface of the
As the plasma device and processing conditions, the same plasma processing as that for the
以上説明したように、本実施形態の半導体装置1によれば、接合対象となるICチップ2と配線基板5との電気的接続に、導電性粒子6を含む導電ペーストを用いて形成した1以上のバンプ前駆体12を用いるため、低温低荷重で接合対象同士を接続できる。したがって、耐熱温度が低い基材3を含む配線基板5であっても、配線基板5の表面に直接ICチップ2を実装することができる。圧着条件は温度80℃以上120℃以下、圧力0.01N/バンプ以上0.3N/バンプ以下であることが好ましく、温度90℃以上110℃以下、圧力0.05N/バンプ以上0.18N/バンプ以下がより好ましい。
As described above, according to the
また、本実施形態の半導体装置1によれば、導電性粒子6を含む導電ペーストを用いて形成した1以上のバンプ前駆体12が少ない潰れ量でバンプ7となり、接合対象同士を電気的に接続できるため、配線4Aの狭ピッチ化が可能となる。
Further, according to the
また、本実施形態の半導体装置1によれば、接合対象となるICチップ2と配線基板5とを電気的に接続する際、バンプ前駆体12の周囲にダミーバンプ9を配置することで、バンプ前駆体12の潰れ量を規制できる。
In addition, according to the
本実施形態の半導体装置1によれば、配線ピッチが10μm以上100μm以下のCOF(Chip On Film)構造に適用できる。
The
<第2の実施形態>
次に、本発明を適用した第2の実施形態である半導体装置51について、図5及び図6を参照して詳細に説明する。
図5に示すように、第2の実施形態の半導体装置51の構成は、上述した第1の実施形態の半導体装置1の構成とは、第1実施形態で示した配線基板5としてフレキシブル配線基板55を用いる点、及びフレキシブル配線基板55上に複数のICチップ2を備える点で異なるものであり、その他の構成については第1の実施形態と同一である。したがって、本実施形態の半導体装置55の構成のうち、第1の実施形態の半導体装置1と共通する構成及び製造方法については、同じ符号を付すると共に説明を省略する。
<Second Embodiment>
Next, a
As shown in FIG. 5, the configuration of the
図5に示すように、本実施形態の半導体装置51は、フレキシブル配線基板55の表面上に、3つのICチップ2を備える。また、半導体装置51には、図示略の駆動部や、制御部等が接続してもよい。なお、フレキシブル配線基板55と各ICチップ2との接合は、上述した第1実施形態と同様に、COF(Chip On Film)構造である。
As shown in FIG. 5, the
図6は、図5中に示すICチップ2との実装部以外の任意の領域の断面模式図である。
図6に示すように、フレキシブル配線基板55は、ICチップ2との実装部以外の領域に、センサーデバイスとして、感温センサー21Aと感圧センサー21Bとが設けられている。
FIG. 6 is a schematic cross-sectional view of an arbitrary region other than the mounting portion with the
As shown in FIG. 6, in the
フィルム基材22の一方の表面上には、ゲート電極23A及び23Bが位置する。
フィルム基材22の一方の表面上には、ゲート電極23A及び23Bを被覆するゲート絶縁膜24が位置する。
ゲート絶縁膜24上には、ソース電極25Aとドレイン電極26Aとが有機半導体27Aを挟んで対向するように配置される。同様に、ソース電極25Bとドレイン電極26Bとが有機半導体27Bを挟んで対向するように配置される。
ゲート絶縁膜24上には、上述したソース電極25A,25B、ドレイン電極26A,26B及び有機半導体27A,27Bを全て被覆する中間層28が位置する。
中間層28上には、画素電極29Aと、画素電極29Bと、画素電極29Aと対向配置された共通電極30とが位置する。
画素電極29A,29Bは、ドレイン電極26A,26Bと中間層28を挟んで対向配置されている。
画素電極29Aとドレイン電極26Aとは、中間層28を貫通するポスト電極31Aによって接続されている。同様に、画素電極29Bとドレイン電極26Bとは、中間層28を貫通するポスト電極31Bによって接続されている。
画素電極29A及び共通電極30の上面には、画素電極29Aと共通電極30との空間を充填する、感温層32が位置する。
中間層28上には、画素電極29A、共通電極30及び感温層32を被覆する絶縁層33が位置する。
中間層28上には、画素電極29Bを被覆する感圧層34が位置する。
絶縁層33及び感圧層34上には、電極フィルム35が位置する。
電極フィルム35上には、フィルム基材36が位置する。
The
A
A
An
The
The
The
A temperature
An insulating
A pressure-
The
A
感温センサー21Aは、フィルム基材22とフィルム基材36との間に位置する、ゲート電極23A、ゲート絶縁膜24、ソース電極25A、ドレイン電極26A、有機半導体27A、中間層28、画素電極29A、共通電極30、ポスト電極31A、感温層32、絶縁層33、電極フィルム35によって構成される。
The temperature-
感圧センサー21Bは、フィルム基材22とフィルム基材36との間に位置する、ゲート電極23B、ゲート絶縁膜24、ソース電極25B、ドレイン電極26B、有機半導体27B、中間層28、画素電極29B、ポスト電極31B、感圧層34、電極フィルム35によって構成される。
The pressure-
フレキシブル配線基板55のセンサーデバイスの製造方法は、先ず、PET、PEN、PC等の耐熱性が低いフィルム基材(例えば、300mm×240mm×0.05mm)22上に、各種印刷装置で、絶縁体と導体と半導体とを多層積層させて、トランジスタや配線を印刷して形成する。
The method for manufacturing the sensor device of the
次に、画素電極29A,29B上に、感圧センサー(感圧層)や感温センサー(感温層)用の材料をスクリーン印刷でそれぞれ形成した後、対向電極(電極フィルム)と組み合わせることで、感温センサー21Aや感圧センサー21Bとすることができる。
Next, a material for a pressure sensor (pressure sensitive layer) or a temperature sensitive sensor (temperature sensitive layer) is formed on each of the
各種印刷装置としては、高精度薄膜反転印刷機、グラビアオフセット印刷機、スリットダイコーター、高精度インクジェット印刷機、スクリーン印刷機等が挙げられる。印刷装置は、形成する層によって、適宜選択すればよい。 Examples of various printing devices include a high-precision thin film reverse printing machine, a gravure offset printing machine, a slit die coater, a high-precision inkjet printing machine, and a screen printing machine. The printing device may be appropriately selected depending on the layer to be formed.
以上説明したように、本実施形態の半導体装置51によれば、上述した第1実施形態と同様に、低温低圧の接合条件でフレキシブル配線基板55の表面上に直接ICチップ2を実装し、各配線の狭ピッチ化が可能となる。
As described above, according to the
また、本実施形態の半導体装置51は、感温センサー21Aや感圧センサー21BとICチップ2とが同一のフレキシブル配線基板55に設けられており、いわゆるフレキシブルセンサー等に適用できる。
Further, in the
<他の実施形態>
次に、本発明を適用した他の実施形態である半導体装置について説明する。上述した第1実施形態の半導体装置1及び第2実施形態の半導体装置51は、配線基板5あるいはフレキシブル配線基板55の平坦部分にICチップ2が位置するが、他の実施形態の半導体装置では、配線基板5あるいはフレキシブル配線基板55の一部または全体が曲面を形成しており、その曲面部分にバンプ7を介してICチップ2が位置するものである。
<Other Embodiments>
Next, a semiconductor device according to another embodiment of the present invention will be described. In the
曲面部分を有する半導体装置1,51の製造方法としては、以下の二つの方法が挙げられる。
第一の方法は、先ず、配線基板5の導電層4の配線4A上にバンプ前駆体12を形成した後、配線基板5を湾曲する。次いで、湾曲した配線4Aに対向するようにICチップ2を配置し、バンプ前駆体12の先端12Aとランド端子2Aとを圧着すればよい。
The following two methods can be given as methods for manufacturing the
In the first method, first, the
第二の方法は、上述した第1及び第2の実施形態と同様に、半導体装置1,51を得る。その後、バンプ7を介する接合部分を所要の曲率半径となるように湾曲する。これにより、曲面部分を有する半導体装置が得られる。
The second method obtains the
なお、本発明の技術範囲は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。例えば、上述した実施形態では、バンプ前駆体12を断面視した際、全体の形状が尖塔型である構成を一例として説明したが、これに限定されない。バンプ前駆体12の断面視した際の形状は、少なくとも先端部が尖塔型であればよい。例えば、基端側が円柱や多角柱等の柱状であり、先端側円錐や多角錘等の錘状であってもよい。
The technical scope of the present invention is not limited to the above-described embodiment, and various modifications can be made without departing from the spirit of the present invention. For example, in the above-described embodiment, the configuration in which the entire shape of the
また、上述した実施形態では、バンプ前駆体12をディスペンサによって形成する構成を一例として説明したが、これに限定されない。ディスペンサに代えて、スクリーン印刷によって所要の形状を有するバンプ前駆体12を形成してもよい。なお、スクリーン印刷によってバンプ前駆体12を形成する場合、1回の印刷で形成してもよいし、複数回の印刷で形成してもよい。
Further, in the above-described embodiment, the configuration in which the
また、上述した実施形態では、絶縁層8にダミーバンプ9を含む構成を一例として説明したが、これに限定されない。絶縁層8は、ダミーバンプ9を含まない構成としてもよい。
Further, in the above-described embodiment, the configuration including the
また、上述した実施形態では、バンプ前駆体12を形成する前及びバンプ前駆体12の先端12Aを被接合面に圧着する前のいずれか一方又は両方に、プラズマ処理する構成を一例として説明したが、これに限定されない。いずれにおいてもプラズマ処理をしない構成としてもよい。
Further, in the above-described embodiment, the configuration in which the plasma processing is performed before forming the
また、上述した第1実施形態では、バンプ前駆体12を形成した後、バンプ前駆体12の先端12Aを被接合面(第2面5A)に圧着する前に接着剤層13を形成する構成を一例として説明したが、これに限定されない。バンプ前駆体12の先端12Aを被接合面(第2面5A)に圧着した後に、第1配線基板2と第2配線基板3との間の空間に接着剤層13を形成してもよい。
Further, in the above-described first embodiment, after the
また、上述した実施形態では、ディスペンサから接着剤を塗布して接着剤層13を形成する構成を一例として説明したが、これに限定されない。あらかじめシート状に成型した接着剤層13を用いる構成としてもよい。なお、シート状の接着剤層13を用いる場合、接合前あるいは接合時にバンプ前駆体12が接着剤層13を貫通する構成としてもよい。
Further, in the above-described embodiment, the configuration in which the adhesive is applied from the dispenser to form the
また、上述した実施形態では、導電層4の配線4A上にバンプ前駆体12を形成する構成を一例として説明したが、これに限定されない。ICチップ2のランド端子2A上にバンプ前駆体12を形成してもよい。この場合、導電層4の配線4Aが、バンプ前駆体12の先端12Aの被接合面となる。
Further, in the above-described embodiment, the configuration in which the
以下、実施例を示して本発明を詳細に説明するが、本発明は以下の記載によって限定されるものではない。 Hereinafter, the present invention will be described in detail with reference to Examples, but the present invention is not limited to the following description.
<評価方法>
(基材の耐熱性及び線膨張係数の評価)
基材の融点又はガラス転移温度の測定方法は、公知公用の方法により測定することができ、又は文献情報に記載された物性値を採用することが出来る。
<Evaluation method>
(Evaluation of heat resistance and linear expansion coefficient of base material)
The melting point or glass transition temperature of the base material can be measured by a publicly known method, or the physical property values described in literature information can be used.
(圧着後のバンプの底面と上面の直径、及び高さ)
各実施例の半導体装置について、バンプの底面と上面の直径、及び高さは、IC接続部を切り出した後に、包埋処理で樹脂に埋め込んだ半導体装置を、研磨によりバンプ面で面出しを行い、光学顕微鏡(OLYMPUS社製、型番:BX−53M)を用いて測定した。バンプ高さとバンプ底面の直径の比をアスペクト比とした。
(Diameter and height of bottom and top of bump after pressure bonding)
Regarding the diameters and heights of the bottom surface and the top surface of the bumps of the semiconductor device of each example, after cutting out the IC connection portion, the semiconductor device embedded in resin by the embedding process is chamfered on the bump surface by polishing. , And an optical microscope (manufactured by OLYMPUS, model number: BX-53M). The aspect ratio is the ratio of the bump height to the diameter of the bottom surface of the bump.
(接続部の導通評価)
各実施例の半導体装置について、印刷電極シートの導体部をそれぞれ評価ボードに接続させて、テスター(SANWA社製、型番:PC700)を用いてバンプによる接続部の導通の有無を確認した。100箇所の接続部について導通の有無を確認し、ショート(短絡)不良が確認された接続部の割合を算出してショート不良率を算出した。同様の手順で、オーブン(断線)不良が確認された接続部の割合を算出して、オープン不良率を算出した。
(Evaluation of connection continuity)
Regarding the semiconductor devices of the respective examples, the conductor portions of the printed electrode sheets were connected to the evaluation boards, respectively, and the presence or absence of electrical continuity of the connection portions due to the bumps was confirmed using a tester (manufactured by SANWA, model number: PC700). The presence or absence of electrical continuity was confirmed at 100 connection parts, and the percentage of connection parts in which a short circuit (short circuit) defect was confirmed was calculated to calculate a short circuit defect rate. In the same procedure, the ratio of the connection portion where the oven (disconnection) defect was confirmed was calculated to calculate the open defect rate.
(接続可能な圧着時の圧力の下限値)
各実施例の半導体装置の作製手順における、バンプと導電部との圧着時の圧力を0.05N/バンプずつ下げた各条件で半導体装置を作製し、それぞれ初期の接続割合を上述の方法により算出した。初期の接続割合が100%である最小の圧着時の圧力を、接続可能な圧着時の圧力の下限値とした。
(Lower limit of connectable pressure during crimping)
In the manufacturing procedure of the semiconductor device of each example, the semiconductor device was manufactured under each condition in which the pressure at the time of pressure bonding the bump and the conductive portion was decreased by 0.05 N/bump, and the initial connection ratio was calculated by the above method. did. The minimum pressure at the time of crimping at which the initial connection ratio was 100% was set as the lower limit of the pressure at the time of crimping at which connection was possible.
(短絡しないランド端子ピッチの下限値)
各実施例の半導体装置の作製手順における、IC上のランド端子のピッチを0.2mm、0.15mm、0.1mm、0.08mm、及び0.05mmとし、同様に印刷電極シート上の導電部のピッチを0.2mm、0.15mm、0.1mm、0.08mm、及び0.05mmとして半導体装置を作製した。圧着前のバンプの直径は、電極からはみ出さないように調整した。
(Lower limit of land terminal pitch that does not short circuit)
In the manufacturing procedure of the semiconductor device of each example, the pitch of the land terminals on the IC was set to 0.2 mm, 0.15 mm, 0.1 mm, 0.08 mm, and 0.05 mm, and the conductive portions on the printed electrode sheet were similarly set. The semiconductor devices were manufactured with the pitches of 0.2 mm, 0.15 mm, 0.1 mm, 0.08 mm, and 0.05 mm. The diameter of the bump before pressure bonding was adjusted so that it would not protrude from the electrode.
圧着後の半導体装置の、印刷電極シート上の導電部を評価ボードに接続させて、それぞれ隣り合うランド端子又は導電部との短絡の有無を、テスター(SANWA社製、型番:PC700)を用いて確認した。短絡が発生しなかった最小のランド端子ピッチを短絡しない電極ピッチの下限値とした。 The conductive part on the printed electrode sheet of the semiconductor device after pressure bonding is connected to the evaluation board, and whether or not there is a short circuit with the adjacent land terminal or conductive part is checked using a tester (manufactured by SANWA, model number: PC700). confirmed. The minimum land terminal pitch at which no short circuit occurred was defined as the lower limit of the electrode pitch at which no short circuit occurred.
(実施例1)
ポリエチレンナフタレートのフィルム基材上にグラビアオフセット印刷法により導電ペースト(DNPファインケミカル社製、型番:FAINAP)を印刷することで電極を有する引き出し電極パターン形成し、印刷電極シートを作製した。引き出し電極パターンは、電極のピッチが0.1mm、電極幅が0.05mm、電極間スペースが0.05mm、電極数が100本のパターンとした。
(Example 1)
A conductive electrode (model number: FAINAP, manufactured by DNP Fine Chemical Co., Ltd.) was printed on a polyethylene naphthalate film base material by a gravure offset printing method to form a lead electrode pattern having an electrode, thereby producing a printed electrode sheet. The lead electrode pattern was a pattern in which the electrode pitch was 0.1 mm, the electrode width was 0.05 mm, the inter-electrode space was 0.05 mm, and the number of electrodes was 100.
ICチップはバンプを形成していないもので、ランド端子のピッチが0.1mm、ランド端子幅が0.05mm、ランド端子間スペースが0.05mm、ランド端子数が100のパターンとした。 The IC chip had no bumps, and the land terminals had a pitch of 0.1 mm, a land terminal width of 0.05 mm, a space between land terminals of 0.05 mm, and a number of land terminals of 100.
平均粒子径が1μmの銀粉、市販のエポキシ樹脂、硬化剤である市販のフェノール樹脂、及び有機溶剤としてジエチレングリコールモノブチルエーテルアセテートを混合し、ディスペンサで吐出可能な粘度となるよう、有機溶剤で粘度を適宜調整し、導電性ペーストを得た。コーンプレート型粘度計で測定された導電ペーストの粘度は、せん断速度が100s−1のときの粘度が12Pa・sであった。この導電ペーストを用いて、ディスペンサ(エンジニアリングシステム社製、R−jet)で塗布し、印刷電極シートの電極上にバンプ前駆体を形成した。塗布条件は、シリンジ背圧(空圧)を0.2Pa、R−unitの空圧を0.2Pa、ディスペンサのノズル内径を40μmとした。 Mix the silver powder with an average particle diameter of 1 μm, a commercially available epoxy resin, a commercially available phenol resin as a curing agent, and diethylene glycol monobutyl ether acetate as an organic solvent, and adjust the viscosity appropriately with an organic solvent so that the viscosity can be discharged with a dispenser. Adjustment was performed to obtain a conductive paste. The viscosity of the conductive paste measured by a cone-plate viscometer was 12 Pa·s when the shear rate was 100 s −1 . This conductive paste was used and applied with a dispenser (R-jet, manufactured by Engineering System Co., Ltd.) to form a bump precursor on the electrodes of the printed electrode sheet. The coating conditions were a syringe back pressure (air pressure) of 0.2 Pa, an R-unit air pressure of 0.2 Pa, and a dispenser nozzle inner diameter of 40 μm.
バンプ前駆体を形成した印刷電極シートをホットプレート上で100℃30分間乾燥させた。 The printed electrode sheet on which the bump precursor was formed was dried on a hot plate at 100° C. for 30 minutes.
バンプを形成した印刷電極シート上にディスペンサ(例えば武蔵エンジニアリング社製、ML−5000XII)を用いて接着剤(味の素ファインテクノ社製、DJ−68)を30μmとなるよう塗布した。 An adhesive (DJ-68, manufactured by Ajinomoto Fine-Techno Co., Ltd.) was applied on the printed electrode sheet having the bumps thereon using a dispenser (for example, ML-5000XII, manufactured by Musashi Engineering Co., Ltd.) so that the thickness was 30 μm.
接着剤が塗布された印刷電極シートを、フリップチップボンダ(パナソニック社製FCB3)のステージに載置し、ICチップの実装を行った。ICチップのランド端子が、対応する印刷電極シートの電極上に位置するように位置合わせしたのち、接合ツールにより押圧しパルス加熱ヒータで加熱した。加熱により接着剤を硬化させた後に、常温冷却と除圧し取り出した。圧着条件は、100℃90秒で荷重は0.1N/バンプに設定した。 The printed electrode sheet coated with the adhesive was placed on the stage of a flip chip bonder (FCB3 manufactured by Panasonic Corporation) to mount an IC chip. After the land terminals of the IC chip were aligned so that they were positioned on the electrodes of the corresponding printed electrode sheet, they were pressed by a joining tool and heated by a pulse heater. After the adhesive was hardened by heating, it was cooled at room temperature, depressurized, and taken out. The pressure bonding conditions were 100° C. for 90 seconds and the load was set to 0.1 N/bump.
光学顕微鏡(OLYMPUS社製、型番:BX−53M)を用いて観察した圧着後のバンプの底面直径は50μm、上面直径は30μm、高さは40μm(アスペクト比:0.8)であった。 The bottom diameter of the bumps after pressure bonding observed using an optical microscope (OLYMPUS, model number: BX-53M) was 50 μm, the top surface diameter was 30 μm, and the height was 40 μm (aspect ratio: 0.8).
(実施例2)
印刷電極シートのフィルム基材としてポリエチレンナフタレートの代わりにポリエチレンテレフタレートを用いた以外は、実施例1と同じ方法で半導体装置を得た。
(Example 2)
A semiconductor device was obtained in the same manner as in Example 1 except that polyethylene terephthalate was used instead of polyethylene naphthalate as the film base material of the printed electrode sheet.
(実施例3)
印刷電極シートのフィルム基材としてポリエチレンナフタレートの代わりに熱可塑性ポリウレタン(TPU)を用いた以外は、実施例1と同じ方法で半導体装置を得た。
(Example 3)
A semiconductor device was obtained in the same manner as in Example 1 except that thermoplastic polyurethane (TPU) was used as the film base material of the printed electrode sheet instead of polyethylene naphthalate.
(比較例1)
実施例1における印刷電極シートの代わりに、厚さ30μmのポリイミド基材上に熱圧着、フォトレジストの方法により銅箔からなる引き出し配線を形成した。バンプ前駆体は、実施例1で用いた導電ペーストのかわりに、ICチップのランド端子上に、金ワイヤボンドで形成したワイヤーを引きちぎり、レベリングさせることでスタッドバンプを形成した。これ以外は、実施例1と同じ方法で半導体装置を得た。
(Comparative Example 1)
Instead of the printed electrode sheet in Example 1, a lead wire made of copper foil was formed on a polyimide substrate having a thickness of 30 μm by thermocompression bonding and a photoresist method. As the bump precursor, instead of the conductive paste used in Example 1, a wire formed by gold wire bond was torn off and leveled on the land terminal of the IC chip to form a stud bump. A semiconductor device was obtained in the same manner as in Example 1 except for this.
(比較例2)
実施例1における印刷電極シートの代わりに、厚さ30μmのポリイミド基材上に熱圧着、フォトレジストの方法により銅箔からなる引き出し配線を形成した。さらに配線上に銅めっきにより銅ピラーバンプを形成した。これ以外は、実施例1と同じ方法で半導体装置を得た。
(Comparative example 2)
Instead of the printed electrode sheet in Example 1, a lead wiring made of copper foil was formed on a polyimide base material having a thickness of 30 μm by thermocompression bonding and a photoresist method. Furthermore, copper pillar bumps were formed on the wiring by copper plating. A semiconductor device was obtained in the same manner as in Example 1 except for this.
実施例1〜3、比較例1〜2の圧着後のバンプの底面と上面の直径、バンプ高さ、アスペクト比、ショート不良率、オープン不良率、接続可能な圧着時の圧力の下限値、及び短絡しないランド端子ピッチの下限値の結果を表1に示す。 Diameters of bottom and top surfaces of bumps after pressure bonding in Examples 1 to 3 and Comparative Examples 1 and 2, bump height, aspect ratio, short circuit defective rate, open defective rate, lower limit value of pressure at which pressure can be connected, and Table 1 shows the result of the lower limit value of the land terminal pitch that does not short-circuit.
実施例1〜3では、いずれもガラス転移温度が160℃未満の基材を使用しており、接続部の導通評価においてショート不良及びオープン不良が発生せず、良好であった。
これに対して、比較例1では、ガラス転移温度が160℃以上の基材を使用しており、0.1N/バンプ、100℃90秒の圧着条件においては、オープン不良が50%であった。オープン不良が発生しないような、接続可能な圧力の下限値は0.25N/バンプであった。
また、比較例2では、ガラス転移温度が160℃以上の基材を使用しており、0.1N/バンプ、100℃90秒の圧着条件においては、オープン不良が60%であった。オープン不良が発生しないような、接続可能な圧力の下限値は0.25N/バンプであった。
In each of Examples 1 to 3, the base material having a glass transition temperature of less than 160° C. was used, and in the continuity evaluation of the connection portion, neither a short circuit defect nor an open defect was generated, which was good.
On the other hand, in Comparative Example 1, a base material having a glass transition temperature of 160° C. or higher was used, and under the pressure bonding condition of 0.1 N/bump and 100° C. for 90 seconds, the open defect was 50%. .. The lower limit of connectable pressure at which open defects did not occur was 0.25 N/bump.
Further, in Comparative Example 2, a substrate having a glass transition temperature of 160° C. or higher was used, and under the pressure bonding condition of 0.1 N/bump and 100° C. for 90 seconds, the open defect was 60%. The lower limit of connectable pressure at which open defects did not occur was 0.25 N/bump.
1,51…半導体装置
2…ICチップ
2A…ランド端子
3…基材
4…導電層
4A…配線
5…配線基板
6…導電性粒子
7…バンプ
8…絶縁層
9…ダミーバンプ
12…バンプ前駆体
12A…先端
13…接着剤層
55…フレキシブル配線基板
1, 51...
Claims (4)
融点又はガラス転移温度が160℃未満の基材と、前記基材の一方の表面に位置し、ピッチが100μm以下の複数の配線を含む導電層と、を有する配線基板と、
導電性粒子を含む、複数のバンプと、を備え、
複数の前記配線と、複数の前記ランド端子とが互いに対向して配置され、
前記配線と前記ランド端子との間に前記バンプが位置する、半導体装置。 An IC chip having a plurality of land terminals and having a pitch between the land terminals of 100 μm or less;
A wiring board having a base material having a melting point or a glass transition temperature of less than 160° C., and a conductive layer which is located on one surface of the base material and includes a plurality of wirings having a pitch of 100 μm or less,
A plurality of bumps including conductive particles,
A plurality of the wirings and a plurality of the land terminals are arranged to face each other,
A semiconductor device, wherein the bump is located between the wiring and the land terminal.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019013638A JP2020123635A (en) | 2019-01-29 | 2019-01-29 | Semiconductor device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019013638A JP2020123635A (en) | 2019-01-29 | 2019-01-29 | Semiconductor device |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020123635A true JP2020123635A (en) | 2020-08-13 |
Family
ID=71993070
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019013638A Pending JP2020123635A (en) | 2019-01-29 | 2019-01-29 | Semiconductor device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2020123635A (en) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006302929A (en) * | 2005-04-15 | 2006-11-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Salient electrode for connecting electronic component, electronic component packaging body using the same, and manufacturing method of salient electrode and electronic component packaging body |
JP2008226946A (en) * | 2007-03-09 | 2008-09-25 | Nec Corp | Semiconductor device and its manufacturing method |
JP2008244277A (en) * | 2007-03-28 | 2008-10-09 | Nec Corp | Semiconductor device and manufacturing method therefor |
-
2019
- 2019-01-29 JP JP2019013638A patent/JP2020123635A/en active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006302929A (en) * | 2005-04-15 | 2006-11-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Salient electrode for connecting electronic component, electronic component packaging body using the same, and manufacturing method of salient electrode and electronic component packaging body |
JP2008226946A (en) * | 2007-03-09 | 2008-09-25 | Nec Corp | Semiconductor device and its manufacturing method |
JP2008244277A (en) * | 2007-03-28 | 2008-10-09 | Nec Corp | Semiconductor device and manufacturing method therefor |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10178769B2 (en) | Bonded assembly and display device including the same | |
US7640655B2 (en) | Electronic component embedded board and its manufacturing method | |
JP2018090768A (en) | Filler-containing film | |
CN103748977A (en) | Component-mounting printed circuit board and manufacturing method for same | |
JPWO2008047918A1 (en) | Electronic device package structure and package manufacturing method | |
JP2018078096A (en) | Filler-containing film | |
KR102688696B1 (en) | Electronic component, anisotropic connection structure, method for designing electronic component | |
WO2018079303A1 (en) | Filler-containing film | |
JP7332956B2 (en) | Filler containing film | |
JP4870501B2 (en) | Manufacturing method of electronic component built-in substrate | |
US9368472B2 (en) | Flip-chip assembly process for connecting two components to each other | |
WO2010140335A1 (en) | Method for manufacturing a substrate | |
JPH10335528A (en) | Semiconductor package and manufacture thereof | |
JP2020123635A (en) | Semiconductor device | |
JP7528455B2 (en) | Wiring board and method for manufacturing the same | |
JP2004006417A (en) | Connecting element and connection structure of electrode using this | |
US9673063B2 (en) | Terminations | |
JP2020123633A (en) | Manufacturing method of wiring structure | |
KR20070030700A (en) | Electronic component embedded board and its manufacturing method | |
JP2006310543A (en) | Wiring board and its production process, wiring board with semiconductor circuit element | |
JP2020150117A (en) | Electronic device and manufacturing method thereof | |
US7547580B2 (en) | Method for manufacturing a semiconductor wiring base that includes a wiring base with wiring extending inside and outside of a mounting region | |
KR100761596B1 (en) | Semiconductor device having tuberous electrode and Semiconductor package using the same | |
JP2020123632A (en) | Flexible wiring board | |
JP2020123631A (en) | Flexible wiring board |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190221 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20190626 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20211008 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220922 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220927 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20230322 |