JP2020122940A - カメラカバー、カメラモジュール及び車両 - Google Patents

カメラカバー、カメラモジュール及び車両 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明によれば、車両の光源からの光によるカメラの出力画像の視認性の低下を防止するカメラカバー、カメラモジュール及び車両を提供することを目的とする。【解決手段】カメラのレンズの中心軸に平行な方向における前記カメラの位置決めをするとともに、前記カメラの視野角範囲内であり、且つ、前記カメラの出力画角範囲外である領域に位置する第1の位置決め部と、前記中心軸に直交する方向における前記カメラの位置決めをする第2の位置決め部と、を備えるカメラカバー。【選択図】図9

Description

本発明は、カメラカバー、カメラモジュール及び車両に関する。
近年、車両には車載カメラ(以下、カメラと称する。)が取り付けられており、カメラ及びカメラレンズの保護、車両の外観デザインの向上等の目的で、そのカメラはカメラカバーで覆われている。例えば、特許文献1には、カメラを保護するためのカメラカバーが取り付けられた車両が開示されている。
特開2016−215685号公報
車両には、テールランプ等の光源が設けられており、光源の位置によっては、光源からの光が直接カメラのレンズに入り込んでしまう。この場合、カメラの出力画像にはレンズに入り込んだ光が映り込んでしまい、出力画像の視認性が低下してしまう。
そこで本発明は、車両の光源からの光によるカメラの出力画像の視認性の低下を防止するカメラカバー、並びこれを備えるカメラモジュール及び車両を提供することを目的とする。
本発明に係るカメラカバーは、カメラのレンズの中心軸に平行な方向における前記カメラの位置決めをするとともに、前記カメラの視野角範囲内であり、且つ、前記カメラの出力画角範囲外である領域に位置する第1の位置決め部と、前記中心軸に直交する方向における前記カメラの位置決めをする第2の位置決め部と、を備える。
本発明に係るカメラモジュールは、前記カメラと、前記カメラカバーと、車両に取り付け可能であり、前記カメラカバーが取り付けられたブラケットと、を備える。
本発明に係る車両は、前記カメラモジュールを備える。
本発明によれば、車両の光源からの光によるカメラの出力画像の視認性の低下を防止するカメラカバー、並びこれを備えるカメラモジュール及び車両を提供することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る、カメラモジュールが取り付けられた車両を後方から見た図である。 図2は、本発明の実施形態に係る、カメラモジュールの構成を示す斜視図である。 図3は、図1に示されている仮想平面Aで切断されたカメラモジュールの断面図である。 図4は、本発明の実施形態に係るカメラカバーを車両側(前方)から見た図である。 図5は、本発明の実施形態に係るカメラカバーをカメラブラケットにねじ止めする直前の状態を示す図である。 図6は、図3に示されるB部分の拡大図である。 図7は、カメラブラケットにねじ止めされている状態にある、本実施形態に係るカメラカバーを示す図である。 図8は、図1に示されている仮想平面Aで切断されたテールランプ、及びカメラカバーの部分断面図である。 図9は、図8における、第1の位置決め部近傍の一部の拡大図である。 図10は、変形例に係るカメラカバーの部分断面を示す図である。
以下、実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る、カメラモジュール10が取り付けられた車両1を後方から見た図である。
車両1の後方のリアパネル2には、左側にテールランプ3、右側にテールランプ4がそれぞれ設けられている。また、車両1の後方のリアパネル2には、リアパネル2の中央部よりもテールランプ3寄りにカメラモジュール10が取り付けられている。
次に、図2及び図3を用いてカメラモジュール10の構成について説明する。図2は、本発明の実施形態に係る、カメラモジュール10の構成を示す斜視図であり、図3は、図1に示されている仮想平面Aで切断されたカメラモジュール10の断面図である。
カメラモジュール10は、カメラ20と、カメラブラケット30と、カメラカバー40とを備える。
カメラ20は、車両1の後方を撮像するためのものである。カメラ20は、レンズ面部21と、側面部22と、挿入部23とを有する。
レンズ面部21は、レンズ21aと、接触部21bとを有する。接触部21bは、レンズ面部21上のレンズ21aの周囲に環状に位置している。LR1及びLR2は、それぞれ接触部21bの外周及び内周を示している。接触部21bは、カメラカバー40の取付方向(図2の矢印)におけるカメラカバー40に対するカメラ20の位置決めをするための部位である。
側面部22はレンズ面部21に接続している上側面、下側面、右側面、及び左側面を主に有していて、カメラ20のボディを形成している。本実施形態では、カメラ20は略直方体の形状を有しているが、略円柱状等、他の形状を有していてもよい。
挿入部23は、カメラ20のレンズ面部21とは反対側の面に設けられた部位であり、図示せぬケーブルが接続される。
カメラブラケット30は、カメラ20をリアパネル2に取り付ける際に使用される取付け具である。カメラブラケット30は、カメラ配置部31と、取付部32と、ブラケット側固定部(第1の固定部)33と、嵌合部34とを有する。
カメラ配置部31は、カメラ20を配置する部位である。カメラ配置部31には、挿入穴31aが形成されている。挿入穴31aには、カメラ20の挿入部23が挿入される。
取付部32は、カメラモジュール10をリアパネル2に取り付ける際にリアパネル2に接する部位である。取付部32には、カメラモジュール10をリアパネル2に取り付けるためのボルトを挿通するための穴が形成されている。
ブラケット側固定部33は、カメラブラケット30にカメラカバー40を取り付ける際にカメラカバー40が固定される部位である。ブラケット側固定部33には、ねじ穴33aが形成されている。
嵌合部34は、カメラブラケット30にカメラカバー40を取り付ける際に、カメラカバー40と嵌合状態を形成する部位である。嵌合部34は、ブラケットリブ34aを有する。ブラケットリブ34aは、カメラブラケット30の外側に向けて突出している。また、ブラケットリブ34aは、取付部32側(車両1側)に向くブラケット側斜面34bを有する。詳しく言うと、ブラケット側斜面34bは、取付部32(車両1)に近づくにつれて突出高さが低くなっている。
カメラカバー40はカメラ20を覆うものであり、カメラ20のレンズ21aの保護、車両1の外観デザインの向上、及び出力画像に対する光の影響の低減を目的としてカメラ20に取り付けられる。
次に、図2及び図3に加えて図4を参照して、カメラカバー40について詳しく説明する。図4は、本発明の実施形態に係るカメラカバー40を車両1側(前方)から見た図である。
カメラカバー40は、第1の位置決め部41と、第2の位置決め部42と、カバー側固定部(第2の固定部)43と、被嵌合部44とを有する。第1の位置決め部41は、カメラ20のレンズ21aの中心軸Lに平行な方向におけるカメラ20の位置決めをする。他方、第2の位置決め部42は、中心軸Lに直交する方向におけるカメラ20の位置決めをする。以下、位置決めについて詳しく説明する。
第1の位置決め部41は、第2の位置決め部42のレンズ21a側端部の右側及び左側から中心軸Lに向けて延在している。第1の位置決め部41は、被接触部41aを有する。被接触部41aは、第1の位置決め部41の裏側面の一部の領域にあり、接触部21bの外周LR1に沿うカーブCV1と、内周LR2に沿うカーブCV2を有する。被接触部41aは、カメラ20にカメラカバー40が取り付けられる際に被接触部41aに接触部21bが接触することで、カメラカバー40のカメラ20に対する取付方向、即ちカメラ20のレンズ21aの中心軸Lに平行な方向における位置決めがされる。
第2の位置決め部42は、収容部42aと、複数の突出部42bとを含む。収容部42aは、上側面、下側面、左側面及び右側面を有しており、カメラカバー40をカメラ20に取付けたときに側面部22を取り囲む。
突出部42bは、例えばリブであり、収容部42aの内面に設けられている。突出部42bは、収容部42aから収容部42aの内側に向かって突出している。図4では収容部42aの上側内面に2個、下側内面に2個、左側内面の上側に1個、右側内面の下側に1個設けられている。カメラ20の側面部22を収容部42aが取り囲んだときにこれらの突出部42bがカメラ20の側面部22に接触する。これにより、カメラ20が図4における上下左右方向において所定の位置に位置決めされる。また、突出部42bは、細長の形状を有しており、収容部42aの内面の第1の位置決め部41の近くから被嵌合部44側に向けて一定の範囲にわたって延在している(図2参照)。このため、突出部42bは、取付方向の一定の範囲にわたって側面部22と接するため、レンズ21aの中心軸Lを所定の向きに合わせることができ、さらに中心軸Lを当該所定の向きに保持することができる。
カバー側固定部43は、カメラカバー40をカメラブラケット30に取り付ける際に、ブラケット側固定部33に接する部位である。カバー側固定部43は、収容部42aのカメラブラケット30側端部の上側からカメラブラケット30に向けて延出している。カバー側固定部43には長穴43aが形成されている。なお、ねじ50は、カメラカバー40をカメラブラケット30に固定する部材である。
図5は、本発明の実施形態に係るカメラカバー40をカメラブラケット30にねじ止めする直前の状態を示す図である。ブラケット側固定部33に対してカバー側固定部43はスライド可能であり、ブラケット側固定部33に対してカバー側固定部43を取り付ける位置にはスライド方向(図5中の矢印)に自由度がある。例えば、ねじ50を長穴43aの第1の位置決め部41側端に接する位置(第1の位置)に位置するように長穴43aに挿通して、カバー側固定部43をブラケット側固定部33に固定することができる。また、ねじ50を長穴43aのカメラブラケット30側端に接する位置(第2の位置)に位置するように長穴43aに挿通して、カバー側固定部43をブラケット側固定部33に固定することもできる。
再び図2及び図3を参照する。被嵌合部44は、収容部42aのカメラブラケット30側端部の右側及び左側からカメラブラケット30側に向けて延出している。被嵌合部44は、被嵌合穴44aとカバーリブ44bとを有する。図3に示されるB部分の拡大図である図6に示されているように、カバーリブ44bは、カメラカバー40の内側に向けて突出している。また、カバーリブ44bは、カメラブラケット30にカメラカバー40を取り付けたときに、ブラケットリブ34aと嵌合状態を形成する。
次に、カメラ20及びカメラカバー40のカメラブラケット30への取り付けについて説明する。
まず、カメラ20をカメラ配置部31に配置する(図2参照)。このとき、カメラ配置部31に形成されている挿入穴31aに、カメラ20の挿入部23や挿入部23に接続されるケーブル等を挿通する(図3参照)。
次に、カメラカバー40をカメラ20が収容部42aに収容されるようにカメラ20に取り付ける。接触部21bに被接触部41aを近づけていくと、被嵌合部44が弾性変形して側面部22から離れるように広がる。そして、カバーリブ44bがブラケットリブ34aの先端部34c(図6参照)よりも取付部32側に位置するようになると、被嵌合部44は、元の形状に戻ろうとする。カメラカバー40が元の形状に戻ると、カバーリブ44bがブラケットリブ34aのブラケット側斜面34bに接するとともに、ブラケットリブ34aが被嵌合部44の被嵌合穴44aに挿通する(図6参照)。これにより、カメラカバー40をカメラブラケット30に仮固定できる。
次に、ブラケット側固定部33上でカバー側固定部43の位置合わせをする(図5参照)。カバー側固定部43の長穴43aと、ブラケット側固定部33のねじ穴33aの位置を合わせ、ねじ50を長穴43aに挿通し、ねじ穴33aに螺合する。これによりカメラカバー40がカメラブラケット30に固定できる。
次に、図6及び図7を参照して、カメラカバー40のカメラブラケット30へのねじ止め時における、カメラカバー40の各部位の作用について説明する。図7は、カメラブラケット30にねじ止めされている状態にある、本実施形態に係るカメラカバー40を示す図である。なお、図7の矢印B1は、ねじ50の軸力の方向を示している。
ねじ50でブラケット側固定部33及びカバー側固定部43を締め付けると、カバー側固定部43における、ねじ50のヘッド部の下面に接する部分(以下、接触部分と称す。)が、ねじ50の軸力により、当該下面で押圧される。これにより、カバー側固定部43は、接触部分が沈み込むように変形する。このカバー側固定部43の変形に連動して、カメラカバー40には矢印C1で示す方向にカメラカバー40を浮き上がらせる力が発生する。
矢印C1で示す方向にカメラカバー40を浮き上がらせる力により、被嵌合部44は、矢印D1に示す方向に移動する。このとき、カバーリブ44bがブラケット側斜面34bに沿って矢印D1の方向に移動するとともに、被嵌合部44は外側に弾性変形する。そして、被嵌合部44が弾性変形前の形状に戻ろうとする力が働く。その戻ろうとする力には、矢印E1に示す方向の成分、即ち、カバーリブ44bの矢印D1の方向への移動に抗う力(保持力)が含まれる。この保持力により、カバーリブ44bの矢印D1の方向への移動は停止する。したがって、ねじ止めによって、カメラカバー40が変形したとしてもカメラカバー40のカメラブラケット30からの浮き上がりを防止することができる。
なお、カバー側固定部43に長穴43aではなく、ねじ50が挿通できる程度の大きさの穴が形成されている場合、以下の(1)から(3)のすべての寸法が、設計通りの寸法でなければ、カメラカバー40をカメラブラケット30にねじ止めすることができない。(1)レンズ面部21から側面部22の挿入部23側の端部までの寸法CL(図3参照)。(2)カメラ配置部31からねじ穴33aの中心までの寸法CBL。(3)被接触部41aからカバー側固定部43のねじ穴33aの中心までの寸法CCL。
しかしながら、本実施形態において、カバー側固定部43には長穴43aが形成されており、スライド方向におけるカメラブラケット30に対するカメラカバー40の固定位置に自由度がある。このため、各部品(カメラ20、カメラブラケット30及びカメラカバー40)の寸法のばらつきを吸収することができる。したがって、実際に製造された各部品の寸法が設計寸法と異なっていたとしても、カメラカバー40をカメラブラケット30にねじ止めすることができる。
(1)から(3)の寸法の少なくともいずれかが設計寸法とは異なる場合、(1)から(3)の寸法が設計通りであった場合と比べて、カメラカバー40をカメラブラケット30に仮固定するときに、被嵌合穴44aとブラケットリブ34aの相対位置がずれることがある。しかしながら、ブラケットリブ34aがブラケット側斜面34bを有しているので被嵌合穴44aとブラケットリブ34aの相対位置がずれたとしても、ブラケットリブ34aとカバーリブ44bとで嵌合状態が形成される。
よって、ブラケットリブ34aがブラケット側斜面34bを有することが望ましいが、カメラカバー40の浮き上がりを防止することのみを考慮した場合、必ずしもブラケット側斜面34bを有していなくともよい。具体的には、ブラケットリブ34aはブラケット側斜面34bに替えてカメラ20の取付方向に垂直な壁を有していてもよい。
次に、図8及び図9を用いて、第1の位置決め部41の形状及び遮光機能について説明する。図8は、図1に示されている仮想平面Aで切断されたテールランプ3及びカメラカバー40の部分断面図である。図9は、図8における、第1の位置決め部41近傍の一部の拡大図である。図8及び図9ではカメラブラケット30の図示は省略されている。また、図8及び図9における左右方向をX方向、上下方向をY方向とする。
図8中のOCLはレンズ21aの出力画角範囲の境界線、LCLはレンズ21aの視野角範囲の境界線を示している。SLは第1の位置決め部41が遮光可能な範囲と遮光できない範囲の境界線(遮光限界線)を示している。α1はレンズ21aの出力画角、β1はレンズ21aの視野角をそれぞれ示している。視野角はレンズ21aが集光可能な角度のことであり、出力画角はカメラ20により画像として出力される撮像範囲に対応する角度のことである。点Oは、レンズ21aの入射瞳位置を示している。図9中のRは、第1の位置決め部41の断面の外周を示している。
第1の位置決め部41は、カメラ20の視野角範囲内であり、且つ、カメラ20の出力画角範囲外である領域に位置する。カメラカバー40が、カメラ20の視野角範囲内であり、且つ、カメラ20の出力画角範囲外である領域に位置する部材を備えていない場合、視野角範囲に位置するテールランプ3の一部分R1から放出される光LG1はレンズ21aに入射してしまう。しかしながら、カメラカバー40が、カメラ20の視野角範囲内であり、且つ、カメラ20の出力画角範囲外である領域に位置する第1の位置決め部41を有するため、γ1で示す範囲の領域からの光である光LG1は、第1の位置決め部41によって遮断される。また、第1の位置決め部41は、出力画角範囲に位置しないため、カメラ20の出力画像に映り込まない。
さらに、第1の位置決め部41は、レンズ21aの視野角範囲外から出力画角範囲に向けて延在しているものの第1の位置決め部41のY方向端部は、境界線OCLに達せずに境界線LCLと境界線OCLとの間に位置している。このため、第1の位置決め部41に寸法誤差があったとしても、第1の位置決め部41が出力画角範囲に入り込むことを防止することができ、カメラ20の出力画像への第1の位置決め部41の映り込みをより確実に防止できる。
テールランプ3、4からの光のレンズ21aへの入射を防止するためには、テールランプ3がレンズ21aの視野角範囲外に位置するようにカメラモジュール10をリアパネル2に取り付ければよい。しかしながら、以下の(1)から(3)に例示する理由によってカメラモジュール10のリアパネル2への取り付け位置が制約され、テールランプ3、4がレンズ21aの視野角範囲に位置してしまう場合がある。(1)図1及び図8に示されているテールランプ3、4及びカメラモジュール10の位置関係で車両部品の量産準備がすでになされてしまい、車両1や車両部品の設計変更が困難なため。(2)車両1の外観デザインの向上のため。(3)カメラ20に広範囲を撮像させる必要があるため。
このような場合であっても、本実施形態に係るカメラカバー40によれば、第1の位置決め部41は、γ1で示す範囲の領域に位置する車両1の光源からの光を遮断することができる。そのため、カメラ20の出力画像に車両1の光源からの光が映り込んでしまうことを防止することができる。
第1の位置決め部41は、第2の位置決め部42の外周側からレンズ21aの中心軸Lに向けて長く延出している。つまり、第2の位置決め部42の外周側からレンズ21aの中心軸L近くまでの広範囲にわたって第1の位置決め部41が位置する。また、レンズ21aの中心軸Lを含む平面(仮想平面A)で切断された第1の位置決め部41の断面(以下、A切断面と称す。)の形状は、中心軸Lに近づくほど薄くなるくさび形状である。さらに、A切断面形状の出力画角範囲側の外周Rが丸みを帯びている。具体的には、A切断面の外周Rは、曲率半径2.5mmの曲線を有する。これにより、車両1の外側に鋭い角部位を向けることによる人が怪我をする危険性を低減させることができる。
境界線LCL及び境界線OCLは、中心軸Lから離れるほどY方向においてリアパネル2から離れるように点Oから直線的に延びている。このため、第1の位置決め部41の中心軸Lに向けた延出長さ(X方向の長さ)が短い場合、第1の位置決め部41が境界線LCLと境界線OCLとの間に位置するためには、第1の位置決め部41はY方向に長い形状である必要がある。第1の位置決め部41がX方向に短く、且つ、Y方向に長い形状である場合、A切断面形状の外周Rの曲率半径は、第1の位置決め部41がX方向に長い場合に比べて小さくなってしまう。よって、第1の位置決め部41が、第2の位置決め部42の外周側から中心軸Lに向けて長く延出させることで、A切断面の外周Rが有する曲率半径をより大きくすることができる。別の言い方をすると、A切断面の外周Rが一定の曲率半径を確保するためには、第1の位置決め部41が、第2の位置決め部42の外周側からレンズ21aの中心軸Lに向けて長く延出した形状を有する必要がある。
また、第1の位置決め部41のA切断面形状は、中心軸Lに近づくほど薄くなるくさび形の形状であるため、第1の位置決め部41が中心軸Lに向けて長く延出していても第1の位置決め部41が出力画角範囲に位置しにくい。
よって、A切断面形状が、中心軸Lに近づくほど薄いくさび形状であることは、第1の位置決め部41が、カメラ20の視野角範囲内、且つ、出力画角範囲外である領域に位置し、さらにA切断面形状の外周Rの曲率半径を大きくするために好ましいと言える。
以上説明したように、本実施形態によれば、第1の位置決め部41及び第2の位置決め部42が適切な位置にカメラ20を位置決めし、第1の位置決め部41が、カメラ20の視野角範囲内であり、且つカメラ20の出力画角範囲外である領域に位置する。このため、カメラモジュール10が取り付けられた車両1の光源からの光を遮断して当該光の撮影画像への映り込みを防止できるとともに、第1の位置決め部41の撮影画像への映り込みも防止できる。したがって、カメラ20によって撮影された画像の視認性の低下を防止することができる。
以上、本発明の実施形態に係るカメラカバー40について説明してきたが、カメラカバー40は以下に説明するように変形させてもよい。
本実施形態では、収容部42aから6個の突出部42bが突出しているとして説明したが、必ずしも6個である必要はなく、カメラ20が上下左右方向において所定の位置に保持され、且つレンズ21aの中心軸Lが所定の向きに保持されればいくつでもよい。当該突出部が、図4における上下左右方向においてカメラ20の位置を所定の位置に保持でき、レンズ21aの中心軸Lを所定の向きに保持できるものであれば、収容部42aに設けられている突出部の数は一つでもよい。例えば、収容部42aの上側面に設けられており、カメラ20の側面部22の上側面、左側面及び右側面に接触することが可能な形状であり、取付方向に一定の幅を有し、収容部42aの下側面に側面部22の下側面を押し付けることが可能な突出部であればよい。なお、この突出部は、カメラ20が略円柱状の形状の場合であっても、図4における上下左右方向においてカメラ20の位置を所定の位置に保持でき、レンズ21aの中心軸Lを所定の向きに保持できる。
また、突出部42bは、必ずしも細長の形状でなくてもよく、例えば、取付方向おける寸法が短い複数の突出部が取付方向に沿うように収容部42aの内面に並んで位置していてもよい。
本実施形態では、カメラモジュール10の左右方向にテールランプ3、4が位置しているため(図1参照)、カメラモジュール10の左右方向の光を遮るべく第1の位置決め部41は、第2の位置決め部42のレンズ21a側端部の左右側に位置する(図2参照)。しかしながら、第1の位置決め部41は、第2の位置決め部42における、カメラモジュール10に対して車両1の光源が位置する方向に対応する側のレンズ21a側端部に設けられていればよい。例えば、カメラモジュール10の上下方向に光源が設けられている場合、第1の位置決め部41は、少なくとも第2の位置決め部42のレンズ21a側端部の上下側に位置すればよい。
または、第1の位置決め部41は、接触部21bをすべて覆うように第2の位置決め部42のレンズ21a側端部に設けられていてもよい。この場合、第1の位置決め部41は、レンズ21aの中心軸L周りの360度いずれの方向からの光も遮ることができる。
A切断面形状は、変形例に係るカメラカバー40の部分断面を示す図である図10に示されているような形状であってもよい。図10に示されているカメラカバー40の第1の位置決め部41は、境界線OCLまで延在している。このため、境界線OCLに遮光限界線SLが重なる。したがって、第1の位置決め部41は、出力画角範囲以外の領域からの光を確実に遮ることができる。
図10に示されている第1の位置決め部41は、図8及び図9に示されている第1の位置決め部41よりも、中心軸L近くまで第2の位置決め部42の外周側から延出している。このため、A切断面形状の外周Rの曲率半径は、図8及び図9に示されているA切断面の外周Rの曲率半径よりも大きい。
A切断面形状の外周Rの曲率半径は、2.5mm以上であればよく、例えば、4.2mmや6mmであってもよい。なお、A切断面形状の外周Rの曲率半径の大きさは、第1の位置決め部41のX方向及びY方向の長さ、並びにY方向端部の位置を調整することで変わる。
図10に示されているA切断面の厚み(Y方向の長さ)は、中心軸Lから遠い側から近い側にかけて一旦増加している。また、A切断面形状は、中心軸Lに近い側の部分41bが、中心軸Lに近づくほど薄くなるくさび形状である。このように、A切断面形状は、必ずしも中心軸Lに近づくほど薄くなるくさび形状ではなくても、A切断面の中心軸Lに近い側の部分41bが中心軸Lに近づくほど薄くなるくさび形状であれば、第1の位置決め部41が出力画角範囲に位置しにくくなる。
よって、A切断面形状が上述した部分41bを有することは、第1の位置決め部41が、カメラ20の視野角範囲内、且つ、出力画角範囲外である領域に位置し、さらにA切断面形状の外周Rの曲率半径を大きくするために好ましいと言える。
なお、レンズ21aに入射する光を遮ることのみを考慮すると、第1の位置決め部41が、カメラ20の視野角範囲内であり、且つ出力画角範囲外である領域に位置しさえすれば、A切断面は上述した部分41bを有する形状でなくてもよい。例えば、A切断面形状は、第2の位置決め部42の外周側から中心軸Lに向けて厚み(Y方向の長さ)が一定である形状であってもよい。
また、レンズ21aに入射する光を遮ることのみを考慮すると、A切断面の外周Rは必ずしも丸みを帯びていなくともよく、例えば、A切断面形状は、A切断面のY方向端部が角であるくさび形状であってもよい。
<注釈>
その他、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本発明は、車両に取り付けられるカメラを覆うカメラカバーに好適に利用される。
1 車両
2 リアパネル
3,4 テールランプ
10 カメラモジュール
20 カメラ
21 レンズ面部
21a レンズ
21b 接触部
22 側面部
23 挿入部
30 カメラブラケット
31 カメラ配置部
31a 挿入穴
32 取付部
33 ブラケット側固定部(第1の固定部)
33a ねじ穴
34 嵌合部
34a ブラケットリブ
34b ブラケット側斜面
34c 先端部
40 カメラカバー
41 第1の位置決め部
41a 被接触部
41b 部分
42 第2の位置決め部
42a 収容部
42b 突出部
43 カバー側固定部(第2の固定部)
43a 長穴
44 被嵌合部
44a 被嵌合穴
44b カバーリブ
50 ねじ
L 中心軸
A 仮想平面
B1,C1,D1,E1 矢印
CL,CBL,CCL 寸法
CV1,CV2 カーブ
LCL,OCL 境界線
LR1 外周
LR2 内周
LG1 光
R 外周
R1 一部分
SL 遮光限界線
α1,β1,γ1 角度

Claims (10)

  1. カメラのレンズの中心軸に平行な方向における前記カメラの位置決めをするとともに、前記カメラの視野角範囲内であり、且つ、前記カメラの出力画角範囲外である領域に位置する第1の位置決め部と、
    前記中心軸に直交する方向における前記カメラの位置決めをする第2の位置決め部と、
    を備えるカメラカバー。
  2. 前記第1の位置決め部は、前記視野角範囲の境界と、前記出力画角範囲の境界との間に位置する請求項1記載のカメラカバー。
  3. 前記レンズの中心軸を含む平面による前記第1の位置決め部の断面形状は、前記中心軸に近い側の部分が、前記中心軸に近づくほど薄くなるくさび形状である請求項1又は2記載のカメラカバー。
  4. 前記断面形状は、前記出力画角範囲側の外周が丸みを帯びている請求項3記載のカメラカバー。
  5. 前記第2の位置決め部は、前記カメラを取り囲む収容部と、前記収容部から前記収容部の内側に向かって突出する突出部とを含む請求項1から4のいずれか一項記載のカメラカバー。
  6. 前記カメラと、
    請求項1から5のいずれか一項記載のカメラカバーと、
    車両に取り付け可能であり、前記カメラカバーが取り付けられるカメラブラケットと、
    を備えるカメラモジュール。
  7. 前記カメラブラケットは、前記カメラブラケットの外側に向けて突出するブラケットリブを有し、
    前記カメラカバーは、前記カメラカバーの内側に向けて突出しており、前記ブラケットリブと嵌合状態を形成するカバーリブを有する請求項6記載のカメラモジュール。
  8. 前記ブラケットリブは、前記車両に近づくにつれて突出高さが低くなる斜面を有する請求項7記載のカメラモジュール。
  9. 前記カメラブラケットは第1の固定部を有し、前記カメラカバーは第2の固定部を有し、
    前記第2の固定部は、前記第1の固定部に対してスライド可能であり、前記第1の固定部に対するスライド方向における第1の位置及び第2の位置で前記第1の固定部に固定可能である請求項6から8のいずれか一項記載のカメラモジュール。
  10. 請求項6から9のいずれか一項記載のカメラモジュールを備える車両。
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