JP2020122424A - 容積形圧縮機 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の容積形圧縮機の種々の問題を解決しつつ、より製造コストの低廉化と気体の内部漏れの低減とを実現可能な容積形圧縮機を提供する。【解決手段】本発明の容積形圧縮機は、ハウジングのロータ室13を円環状とし、ロータ23を円環状としている。ハウジングには、外側作動室131側の第1、2圧縮室P1、P2と、内側作動室132側の第3、4圧縮室P3、P4とを連通させる少なくとも2個の第1、2連通ポート35、37が形成されている。第1〜4圧縮室P1〜P4は、駆動軸21が2回転することにより、外側作動室131側で吸入ポート27dと連通した後、第1、2連通ポート35、37のいずれか一方を介して内側作動室132側となり、内側作動室132側で吐出ポート29cと連通する。【選択図】図2
Description
本発明は容積形圧縮機に関する。
特許文献1に従来の容積形圧縮機が開示されている。この圧縮機は、ハウジング、駆動軸、ロータ及び複数のクレイドルを備えている。ハウジングは、軸芯と同軸の環状のロータ室が内部に形成されている。ロータ室は、軸芯と直交する断面で見て楕円のロータ室内向面及びロータ室外向面を有している。駆動軸は、ハウジングによって軸芯周りに回転可能に支持されている。ロータは、円環状をなしてロータ外周面及びロータ内周面を有し、ロータ室内で駆動軸によって軸芯周りで回転可能である。また、ロータは、径方向にクレイドル窓が貫設され、ロータ外周面がロータ室内向面と摺接し、ロータ内周面がロータ室外向面と摺接する。クレイドルは、クレイドル窓内に軸芯と平行な枢軸周りに揺動可能に設けられ、ロータの回転に伴ってロータ室内向面及びロータ室外向面と摺接する。
ロータ室は、ロータの外側に位置する外側作動室と、ロータの内側に位置する内側作動室とからなる。外側作動室及び内側作動室と全てのクレイドルとにより、ロータの回転によって気密を維持しつつ容積変化を生じる圧縮室が構成される。ハウジングには、外部から気体を吸入する吸入室と、外部に高圧の気体を吐出する吐出室と、吸入室と圧縮室とを連通させる吸入ポートと、圧縮室と吐出室とを連通させる吐出ポートとが形成されている。
この圧縮機では、振動を生じ難い等、従来の容積形圧縮機の種々の問題を解決することができる。
しかし、上記従来の圧縮機は、構造がやや複雑であり、製造コストの低廉化が困難である。
また、この圧縮機は気体の内部漏れを生じ易い。これは、この圧縮機では、外側作動室に構成される圧縮室の圧縮行程と、内側作動室に構成される圧縮室の圧縮行程との位相が駆動軸の軸芯周りで180°異なることになるため、隣り合う外側作動室の圧縮室と内側作動室の圧縮室との圧力差が大きいことに起因している。また、この圧縮機では、ほぼ全圧縮工程において、高圧側からの内部漏れが吸入ポートに連通することから、冷凍能力の低下を生じ易い。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、従来の容積形圧縮機の種々の問題を解決しつつ、より製造コストの低廉化と気体の内部漏れの低減とを実現可能な容積形圧縮機を提供することを解決すべき課題としている。
本発明の容積形圧縮機は、第1軸芯と同軸の円環状のロータ室が内部に形成され、前記ロータ室が前記第1軸芯と直交する断面で見て円形のロータ室内向面及びロータ室外向面を有するハウジングと、
前記ハウジングによって前記第1軸芯と平行な第2軸芯周りに回転可能に支持された駆動軸と、
円環状をなしてロータ外周面及びロータ内周面を有して径方向にクレイドル窓が貫設され、前記ロータ室内で前記駆動軸によって前記第2軸芯周りで回転可能であり、前記ロータ外周面が前記ロータ室内向面と摺接し、前記ロータ内周面が前記ロータ室外向面と摺接するロータと、
前記クレイドル窓内に前記第1軸芯及び前記第2軸芯と平行な枢軸周りに揺動可能に設けられ、前記ロータの回転に伴って前記ロータ室内向面及び前記ロータ室外向面と摺接する少なくとも2個のクレイドルとを備え、
前記ロータ室は、前記ロータの外側に位置する外側作動室と、前記ロータの内側に位置する内側作動室とからなり、
前記外側作動室及び前記内側作動室と全ての前記クレイドルとにより、前記ロータの回転によって気密を維持しつつ容積変化を生じる圧縮室が構成され、
前記ハウジングには、外部から気体を吸入する吸入室と、外部に高圧の前記気体を吐出する吐出室と、前記吸入室と前記圧縮室とを連通させる吸入ポートと、前記圧縮室と前記吐出室とを連通させる吐出ポートとが形成され、
前記ロータには、前記外側作動室側の前記圧縮室と、前記内側作動室側の前記圧縮室とを連通させる少なくとも2個の連通ポートが形成され、
前記圧縮室は、前記駆動軸が2回転することにより、前記外側作動室側で前記吸入ポートと連通した後、前記連通ポートを介して前記内側作動室側となり、前記内側作動室側で前記吐出ポートと連通することを特徴とする。
前記ハウジングによって前記第1軸芯と平行な第2軸芯周りに回転可能に支持された駆動軸と、
円環状をなしてロータ外周面及びロータ内周面を有して径方向にクレイドル窓が貫設され、前記ロータ室内で前記駆動軸によって前記第2軸芯周りで回転可能であり、前記ロータ外周面が前記ロータ室内向面と摺接し、前記ロータ内周面が前記ロータ室外向面と摺接するロータと、
前記クレイドル窓内に前記第1軸芯及び前記第2軸芯と平行な枢軸周りに揺動可能に設けられ、前記ロータの回転に伴って前記ロータ室内向面及び前記ロータ室外向面と摺接する少なくとも2個のクレイドルとを備え、
前記ロータ室は、前記ロータの外側に位置する外側作動室と、前記ロータの内側に位置する内側作動室とからなり、
前記外側作動室及び前記内側作動室と全ての前記クレイドルとにより、前記ロータの回転によって気密を維持しつつ容積変化を生じる圧縮室が構成され、
前記ハウジングには、外部から気体を吸入する吸入室と、外部に高圧の前記気体を吐出する吐出室と、前記吸入室と前記圧縮室とを連通させる吸入ポートと、前記圧縮室と前記吐出室とを連通させる吐出ポートとが形成され、
前記ロータには、前記外側作動室側の前記圧縮室と、前記内側作動室側の前記圧縮室とを連通させる少なくとも2個の連通ポートが形成され、
前記圧縮室は、前記駆動軸が2回転することにより、前記外側作動室側で前記吸入ポートと連通した後、前記連通ポートを介して前記内側作動室側となり、前記内側作動室側で前記吐出ポートと連通することを特徴とする。
本発明の容積形圧縮機では、ロータ室が円環状であり、構造がより簡素化されている。
また、この圧縮機では、ロータ室が第1軸芯と同軸である一方、駆動軸は第1軸芯と平行な第2軸芯周りに回転する。ロータの円筒状のロータ外周面はロータ室の円筒状のロータ室内向面と摺接し、ロータの円筒状のロータ内周面はロータ室の円筒状のロータ室外向面と摺接する。ロータ室及びロータが円環状であるため、外側作動室及び内側作動室は三日月状となっている。そして、クレイドルは、ロータと同期回転しつつ、ロータのクレイドル窓内で枢軸回りに揺動する。また、クレイドルは、ロータ室のロータ室内向面及びロータ室外向面と摺接する。このため、外側作動室はクレイドルによって少なくとも2個の圧縮室に区画され、内側作動室もクレイドルによって少なくとも2個の圧縮室に区画されることとなる。内側作動室は外側作動室よりも小容量である。このため、各圧縮室は、駆動軸が2回転することにより、外側作動室側で吸入ポートと連通した後、連通ポートを介して内側作動室側となり、内側作動室側で吐出ポートと連通する。こうして、各圧縮室はロータの回転によって気密を維持しつつ容積変化を生じる。
このため、この圧縮機では、外側作動室に構成される圧縮室の圧縮行程と、内側作動室に構成される圧縮室の圧縮行程との位相が第2軸芯周りで一致する。このため、隣り合う外側作動室の圧縮室と内側作動室の圧縮室との圧力差は小さい。また、この圧縮機では、外側作動室の圧縮室が90°以下の回転角度だけ吸入ポートと連通するに過ぎない。このため、気体の内部漏れが従来の圧縮機よりも抑制される。
また、この圧縮機は、ロータの回転動作によって圧縮室が容積変化を生じることから、振動を生じ難く、さほど多くの部品点数を要しない。さらに、この圧縮機では、ロータが円環状であり、ロータの内周側に内側作動室が形成されるため、一般的なベーン型圧縮機と比べて排気量が大きい。また、クレイドルは、その形状からベーンに比べて摩擦による負荷に強く、破壊され難い。さらに、この圧縮機では、スクロール型圧縮機のような渦巻状の溝の加工が不要である。また、この圧縮機では、さほど複雑な形状の部品を要しないため、軸方向の長さを長くして排気量を大きくする場合であっても、ハウジング、ロータ及びクレイドルの肉厚を管理するだけでそれを行うことが可能であり、小型化及び小重量化を実現し易い。
したがって、本発明の圧縮機は、従来の容積形圧縮機の種々の問題を解決しつつ、より製造コストの低廉化と気体の内部漏れの低減とを実現できる。
具体的には、クレイドルは、第1クレイドルと、第1クレイドルと第2軸芯に対して対称に設けられた第2クレイドルとからなり得る。連通ポートは、第1連通ポートと、第2連通ポートとからなり得る。圧縮室は、外側作動室内で第1クレイドルの後方側に形成される第1圧縮室と、外側作動室内で第1クレイドルの前方側に形成される第2圧縮室と、内側作動室内で第2クレイドルの後方側に形成される第3圧縮室と、内側作動室内で第2クレイドルの前方側に形成される第4圧縮室とを有し得る。吸入ポートは第1圧縮室と連通し、第1連通ポート及び第2連通ポートのいずれか一方は第2圧縮室と第3圧縮室とを連通し、吐出ポートは第4圧縮室と連通することが好ましい。この場合、クレイドル等が最少数となるため、製造コストの低廉化を実現できる。
クレイドルとロータ室内向面との間やクレイドルとロータ室外向面との間には不可避の公差による隙間が存在し得る。この場合、これらの隙間による気体の内部漏れが不可避的に生じてしまう。このため、クレイドルは、クレイドル本体と、クレイドル本体に対して径方向に移動可能であり、ロータ室内向面と摺接する第1部材とからなることが好ましい。この場合には、第1部材の遠心力によって第1部材がクレイドル本体に対して移動する。このため、第1部材がロータ室内向面と摺接し、クレイドル本体がロータ室外向面と摺接する。また、クレイドルは、クレイドル本体と、クレイドル本体に対して径方向に移動可能であり、ロータ室外向面と摺接する第2部材とからなることも好ましい。この場合には、遠心力によってクレイドル本体がロータ室内向面と摺接し、第2部材がロータ室外向面と摺接する。こうして、公差による隙間の発生を防止し、内部漏れをより防止することができる。
ロータとクレイドルとの間には、外側作動室と内側作動室とを封止する封止部材が設けられていることが好ましい。この場合、クレイドルが揺動するために必要なロータとクレイドルとの間の隙間を封止部材が封止し、内部漏れをより防止することができる。
本発明の圧縮機は、従来の容積形圧縮機の種々の問題を解決しつつ、より製造コストの低廉化と気体の内部漏れの低減とを実現できる。
以下、本発明を具体化した実施例1〜4を図面を参照しつつ説明する。
(実施例1)
実施例1の圧縮機では、図1に示すように、フロントハウジング1とリヤハウジング3とが接合され、これらの内部にフロントサイドプレート5、アウターシェル7及びリヤブロック9が固定されている。これらフロントハウジング1、リヤハウジング3、フロントサイドプレート5、アウターシェル7及びリヤブロック9がハウジングの一部を構成している。また、後述する回転体11のプレート部22もハウジングの一部を構成している。なお、図1において、図の左側を前方とし、図の右側を後方とする。
実施例1の圧縮機では、図1に示すように、フロントハウジング1とリヤハウジング3とが接合され、これらの内部にフロントサイドプレート5、アウターシェル7及びリヤブロック9が固定されている。これらフロントハウジング1、リヤハウジング3、フロントサイドプレート5、アウターシェル7及びリヤブロック9がハウジングの一部を構成している。また、後述する回転体11のプレート部22もハウジングの一部を構成している。なお、図1において、図の左側を前方とし、図の右側を後方とする。
フロントサイドプレート5は円板状をなしている。リヤブロック9は、円板状をなすリヤサイドプレート部9aと、リヤサイドプレート部9aから前方に突出するインナーシェル部9bとを有している。インナーシェル部9bは、図2及び図3に示すように、第1軸芯O1方向に延びる円柱状をなしている。インナーシェル部9bの第1軸芯O1からの半径はr1である。アウターシェル7は、リヤブロック9のインナーシェル部9bの外側に配置され、第1軸芯O1方向に延びる円筒状をなしている。アウターシェル7の第1軸芯O1からの半径はr2(r1<r2)である。
リヤブロック9のリヤサイドプレート部9a及びインナーシェル部9bは、アウターシェル7とともに第1軸芯O1と同軸の円環状のロータ室13を形成している。ロータ室13は、第1軸芯O1と直交する断面で見て円形のロータ室内向面13a及びロータ室外向面13bを有している。ロータ室内向面13aはアウターシェル7によって形成され、ロータ室外向面13bはリヤブロック9のインナーシェル部9bによって形成されている。
図1に示すように、フロントハウジング1には第2軸芯O2方向に延びる軸孔1aが貫設され、フロントサイドプレート5には軸孔1aと同軸の軸孔5aが貫設されている。軸孔1aには軸封装置15及び軸受装置17が設けられ、軸孔5aには軸受装置19が設けられている。軸封装置15及び軸受装置17、19によって駆動軸21が第2軸芯O2周りに回転可能に設けられている。
駆動軸21は軸受装置19の後方まで延びており、駆動軸21の後端に回転体11が固定されている。回転体11は、円板状をなすプレート部22と、プレート部22から後方に突出するロータ部23とを有している。フロントサイドプレート5とプレート部22との間にはスラスト軸受20が設けられている。
ロータ部23は円環状をなしている。ロータ部23は、図2及び図3に示すように、第2軸芯O2と直交する断面で見て円形のロータ外周面23a及びロータ内周面23bを有している。ロータ内周面23bの第2軸芯O2からの半径はR1であり、ロータ外周面23aの第2軸芯O2からの半径はR2(R1<R2)である。ロータ部23は、ロータ室13内で駆動軸21によって第2軸芯O2周りで回転可能である。
第1軸芯O1と第2軸芯O2とは互いに平行であるが、長さeだけずれている。そして、ロータ部23のロータ外周面23aはロータ室13のロータ室内向面13aと摺接する。また、ロータ部23のロータ内周面23bはロータ室13のロータ室外向面13bと摺接する。また、プレート部22の後面は第2軸芯O1の軸方向前方でリヤブロック9のインナーシェル部9bと摺接し、ロータ部23の後面は第2軸芯O1の軸方向後方でリヤブロック9のリヤサイドプレート部9aと摺接する。このため、ロータ室13は、ロータ部23の外側に位置する外側作動室131と、ロータ部23の内側に位置する内側作動室132とからなる。ロータ室13及びロータ部23が円環状であるため、外側作動室131及び内側作動室132は三日月状となっている。内側作動室132は外側作動室131よりも小容量である。
ロータ部23には2個のクレイドル窓24が径方向に貫設されている。各クレイドル窓24は、第2軸心O2に対して点対称の位置に設けられている。各クレイドル窓24は、プレート部22の後面からロータ部23の後端まで第2軸芯O2と平行に延びている。各クレイドル窓24の周方向の一端24aは、枢軸O3を中心とした半径r3の円筒面に形成されている。また、各クレイドル窓24の周方向の他端24bも、枢軸O3を中心とした半径r4の円筒面に形成されている。枢軸O3は第1軸芯O1及び第2軸芯O2と平行である。
各クレイドル窓24内には第1、2クレイドル251、252が設けられている。第1、2クレイドル251、252は、略三角柱形状をした一体品である。第1、2クレイドル251、252は、クレイドル窓24の一端24aと整合する円筒面25aと、クレイドル窓24の他端24bと整合する円筒面25bとを有している。このため、第1、2クレイドル251、252は、各クレイドル窓24内で枢軸O3周りに揺動可能になっている。また、第1、2クレイドル251、252は、ロータ外周面23aと等しい曲率で形成された円弧面25cを有している。これにより、第1、2クレイドル251、252はロータ室13のロータ室内向面13aと摺接できるようになっている。また、第1、2クレイドル251、252は、ロータ内周面23bと等しい曲率で形成された円弧面25dを有している。これにより、第1、2クレイドル251、252はロータ室13のロータ室外向面13bと摺接できるようになっている。
図1に示すように、フロントハウジング1とフロントサイドプレート5との間には吸入室27が形成されている。吸入室27は吸入口27aによって外部から気体を吸入できるようになっている。リヤハウジング3とリヤサイドプレート部9aとの間には吐出室29が形成されている。吐出室29は吐出口29aによって高圧の気体を外部に吐出できるようになっている。
フロントサイドプレート5及びプレート部22には、吸入室27と連通する吸入通路27b、27cがそれぞれ形成されている。プレート部22には、吸入通路27cと連通する吸入ポート27dが凹設されている。リヤサイドプレート部9aには、吐出室29と連通する吐出通路29bが形成されている。リヤサイドプレート部9aには、吐出通路29bと連通する吐出ポート29cが凹設されている。リヤサイドプレート部9aの吐出室29側には、吐出通路29bを弾性復元力によって閉鎖する吐出弁31と、吐出弁31のリフト量を規制するリテーナ33とが設けられている。また、ロータ部23には、図2及び図3に示すように、第1連通ポート35及び第2連通ポート37が形成されている。第1連通ポート35及び第2連通ポート37には、第2圧縮室P2から第3圧縮室P3へは冷媒を流通させ、その逆は流通させない逆止弁35a、37aが設けられている。
より詳細に言えば、第2軸芯O2と直交する平面において、第2軸芯O2を座標中心とし、アウターシェル7とロータ部23とが当接位置Tで当接する場合、当接位置Tから座標中心O2に水平軸xを延ばし、座標中心O2から水平軸xと直交する垂直軸yを延ばすと、xy座標が仮定される。このxy座標において、ロータ部23は、第1象限Q1、第4象限Q4、第3象限Q3、第2象限Q2の順に回転する。吸入ポート27dは第2象限Q2に位置し、吐出ポート29cは第1象限Q1に位置している。
以上のように構成された容積形圧縮機が車両の空調装置に用いられる場合、この圧縮機は凝縮器、膨張弁、蒸発器とともに冷凍回路を構成する。そして、吸入口27aが蒸発器に接続され、吐出口29aが凝縮器に接続される。また、駆動軸21が車両のエンジン又はモータによって駆動される。
駆動軸21が第2軸芯O2周りに回転すれば、ロータ部23がロータ室13内で駆動軸21によって回転する。これにより、第1、2クレイドル251、252は、円筒面25bを先頭側としてロータ部23と同期回転しつつ、クレイドル窓24内で枢軸O3周りに揺動する。駆動軸21の回転により、ロータ部23及び第1、2クレイドル251、252は図4〜11に示す挙動を示す。
第1、2クレイドル251、252が図4に示す状態から駆動軸21が図中時計回りで第2軸芯O2周りの回転を始めると仮定する。この状態から、駆動軸21の回転角度が45°ずつ増せば、第1、2クレイドル251、252は図5〜11のように変化する。
この間、この圧縮機では、ロータ室13が第1軸芯O1と同軸である一方、駆動軸21は第1軸芯O1と平行な第2軸芯O2周りに回転する。ロータ部23の円筒状のロータ外周面23aはロータ室13の円筒状のロータ室内向面13aと摺接し、ロータ部23の円筒状のロータ内周面23bはロータ室13の円筒状のロータ室外向面13bと摺接する。ロータ室13及びロータ部23が円環状であるため、外側作動室131及び内側作動室132は三日月状となっている。そして、第1、2クレイドル251、252は、ロータ部23と同期回転しつつ、ロータ部23のクレイドル窓24内で枢軸O3回りに揺動する。また、第1、2クレイドル251、252は、ロータ室13のロータ室内向面23b及びロータ室外向面23aと摺接する。また、第1、2クレイドル251、252は、第2軸芯O2の軸方向前方でプレート部22と摺接し、第2軸芯O2の軸方向後方でリヤサイドプレート部9aと摺接する。
このため、図4〜図11に示すように、外側作動室131は第1クレイドル251又は第2クレイドル252によって第1圧縮室P1と第2圧縮室P2とに区画される。第1圧縮室P1は外側作動室131内で第1クレイドル251又は第2クレイドル252の後方側に形成され、第2圧縮室P2は外側作動室131内で第1クレイドル251又は第2クレイドル252の前方側に形成される。図4及び図8に示すように、回転角度が0°、180°において、元の第2圧縮機P2は消滅し、元の第1圧縮機P1が新たな第2圧縮室P2となり、新たな第1圧縮室P1が生じる。
また、図4〜図11に示すように、内側作動室132も第2クレイドル252又は第1クレイドル251によって第3圧縮室P3と第4圧縮室P4とに区画される。第3圧縮室P3は内側作動室132内で第2クレイドル252又は第1クレイドル251の後方側に形成され、第4圧縮室P4は内側作動室132内で第2クレイドル252又は第1クレイドル251の前方側に形成される。図4及び図8に示すように、回転角度が0°、180°において、元の第4圧縮機P4は消滅し、元の第3圧縮機P3が新たな第4圧縮室P4となり、新たな第3圧縮室P3が生じる。
そして、図6及び図7に示すように、吸入ポート27dは第1圧縮室P1と連通し、第1連通ポート35及び第2連通ポート37の一方は第2圧縮室P2と第3圧縮室P3とを連通し、図7及び図8に示すように、吐出ポート29cは第4圧縮室P4と連通する。
内側作動室132は外側作動室131よりも小容量である。このため、第1〜4圧縮室P1〜P4は、駆動軸21が2回転、つまり720°回転することにより、外側作動室131側で吸入ポート27dと連通した後、第1、2連通ポート35、37の一方を介して内側作動室132側となり、内側作動室132側で吐出ポート29cと連通する。こうして、第1〜4圧縮室P1〜P4はロータ部23の回転によって気密を維持しつつ容積変化を生じる。
このため、この圧縮機では、外側作動室131に構成される第1、2圧縮室P1、P2の圧縮行程と、内側作動室132に構成される第3、4圧縮室P3、P4の圧縮行程との位相が第2軸芯O2周りで一致する。このため、隣り合う第1圧縮室P1と第3圧縮室P3との圧力差は小さい。また、この圧縮機では、第1圧縮室P1が90°以下の回転角度だけ吸入ポート27dと連通するに過ぎない。このため、冷媒の内部漏れが従来の圧縮機よりも抑制される。
また、この圧縮機は、ロータ部23の回転動作によって第1〜4圧縮室P1〜P4が容積変化を生じることから、振動を生じ難く、さほど多くの部品点数を要しない。さらに、この圧縮機では、ロータ部23が円環状であり、ロータ部23の内周側に内側作動室132が形成されるため、一般的なベーン型圧縮機と比べて排気量が大きい。また、第1、2クレイドル251、252は、その形状からベーンに比べて摩擦による負荷に強く、破壊され難い。さらに、この圧縮機では、スクロール型圧縮機のような渦巻状の溝の加工が不要である。また、この圧縮機では、さほど複雑な形状の部品を要しないため、軸方向の長さを長くして排気量を大きくする場合であっても、フロントハウジング1等のハウジング、ロータ部23及び第1、2クレイドル251、252の肉厚を管理するだけでそれを行うことが可能であり、小型化及び小重量化を実現し易い。
また、この圧縮機では、ロータ室13が円環状であり、構造がより簡素化されている。
したがって、この圧縮機は、従来の容積形圧縮機の種々の問題を解決しつつ、より製造コストの低廉化と気体の内部漏れの低減とを実現できる。また、第1、2クレイドル251、252が最少数であるため、製造コストの低廉化を実現できる。
(実施例2)
実施例2の圧縮機では、図12に示すように、第1、2クレイドル253、254を採用している。第1、2クレイドル253、254は、図13に示すように、クレイドル本体255aと、クレイドル本体255aに対して第2軸芯O2の径方向に移動可能な第1部材255bとからなる。第1部材255bは、ロータ室内向面13aと摺接する摺動面25eを有している。摺動面25eは円筒面25bと連続している。他の構成は実施例1の圧縮機と同様である。
実施例2の圧縮機では、図12に示すように、第1、2クレイドル253、254を採用している。第1、2クレイドル253、254は、図13に示すように、クレイドル本体255aと、クレイドル本体255aに対して第2軸芯O2の径方向に移動可能な第1部材255bとからなる。第1部材255bは、ロータ室内向面13aと摺接する摺動面25eを有している。摺動面25eは円筒面25bと連続している。他の構成は実施例1の圧縮機と同様である。
この圧縮機では、第1部材255bの遠心力によって第1部材255bがクレイドル本体255aに対して移動する。このため、第1部材255bの摺動面25eがロータ室内向面13aと摺接し、クレイドル本体255aはロータ室外向面13bと摺接する。このため、公差による隙間の発生を防止し、内部漏れをより防止することができる。他の作用効果は実施例1の圧縮機と同様である。
(実施例3)
実施例3の圧縮機では、図14に示すように、第1、2クレイドル256、257を採用している。第1、2クレイドル256、257は、図15に示すように、クレイドル本体258aと、クレイドル本体258aに対して第2軸芯O2の径方向に移動可能な第2部材258bとからなる。第2部材258bは、ロータ室外向面13bと摺接する摺動面25fを有している。他の構成は実施例1の圧縮機と同様である。
実施例3の圧縮機では、図14に示すように、第1、2クレイドル256、257を採用している。第1、2クレイドル256、257は、図15に示すように、クレイドル本体258aと、クレイドル本体258aに対して第2軸芯O2の径方向に移動可能な第2部材258bとからなる。第2部材258bは、ロータ室外向面13bと摺接する摺動面25fを有している。他の構成は実施例1の圧縮機と同様である。
この圧縮機では、第2部材258bの遠心力によって第2部材258bがクレイドル本体258aに対して移動する。このため、第2部材258bの摺動面25fがロータ室外向面13bと摺接し、クレイドル本体258aがロータ室内向面13aと摺接する。このため、公差による隙間の発生を防止し、内部漏れをより防止することができる。他の作用効果は実施例1の圧縮機と同様である。
(実施例4)
実施例4の圧縮機では、クレイドル窓24の他端24bに凹溝41が形成され、凹溝41内にPTFE製のチップシール42が設けられている。チップシール42が封止部材に相当する。他の構成は実施例1の圧縮機と同様である。
実施例4の圧縮機では、クレイドル窓24の他端24bに凹溝41が形成され、凹溝41内にPTFE製のチップシール42が設けられている。チップシール42が封止部材に相当する。他の構成は実施例1の圧縮機と同様である。
この圧縮機では、第1、2クレイドル251、252が揺動するために必要なロータ部23と第1、2クレイドル251、252との間の隙間をチップシール42が封止し、内部漏れをより防止することができる。他の作用効果は実施例1の圧縮機と同様である。
なお、クレイドル窓24の一端24aや第1、2クレイドル251、252の円筒面25a、25bに凹溝を設け、これらの凹溝内にチップシールを設けてもよい。また、実施例2、3の第1、2クレイドル253、254、256、257とロータ部23との間にこのような封止部材を設けてもよい。
以上において、本発明を実施例1〜4に即して説明したが、本発明は上記実施例1〜4に制限されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して適用できることはいうまでもない。
実施例1〜4では2個のクレイドルを採用したが、本発明ではクレイドルは2個に限定されない。また、実施例1〜4ではクレイドルの円筒面25b側を先頭としてロータ部23を回転させたが、クレイドルの円筒面25a側を先頭としてロータ部23を回転させてもよい。
実施例1〜4では回転体11をプレート部22とロータ部23とで構成し、ロータ部23がロータ室13内を回転することとしたが、円環状のロータが歯車等の伝達機構を介してロータ室内で回転するように構成することも可能である。
実施例1〜4ではインナーシェル部9bをリヤサイドプレート部9aと一体に設けたが、インナーシェル部9bをリヤサイドプレート部9aと別体に構成することも可能である。
本発明は車両の空調装置等に利用可能である。
O1…第1軸芯
13…ロータ室
13a…ロータ室内向面
13b…ロータ室外向面
1、3、5、7、9…ハウジング(1…フロントハウジング、3…リヤハウジング、5…フロントサイドプレート、7…アウターシェル、9…リヤブロック)
O2…第2軸芯、座標中心
21…駆動軸
23a…ロータ外周面
23b…ロータ内周面
24…クレイドル窓
23…ロータ(ロータ部)
O3…枢軸
251、252、253、254、256、257…クレイドル(251、253、256…第1クレイドル、252、254、257…第2クレイドル)
131…外側作動室
132…内側作動室
P1〜P4…圧縮室(P1…第1圧縮室、P2…第2圧縮室、P3…第3圧縮室、P4…第4圧縮室)
27…吸入室
29…吐出室
27c…吸入ポート
29c…吐出ポート
35、37…連通ポート(35…第1連通ポート、37…第2連通ポート)
T…当接位置
x…水平軸
y…垂直軸
Q1…第1象限
Q2…第2象限
Q3…第3象限
Q4…第4象限
255a、258a…クレイドル本体
255b…第1部材
258b…第2部材
42…封止部材(チップシール)
13…ロータ室
13a…ロータ室内向面
13b…ロータ室外向面
1、3、5、7、9…ハウジング(1…フロントハウジング、3…リヤハウジング、5…フロントサイドプレート、7…アウターシェル、9…リヤブロック)
O2…第2軸芯、座標中心
21…駆動軸
23a…ロータ外周面
23b…ロータ内周面
24…クレイドル窓
23…ロータ(ロータ部)
O3…枢軸
251、252、253、254、256、257…クレイドル(251、253、256…第1クレイドル、252、254、257…第2クレイドル)
131…外側作動室
132…内側作動室
P1〜P4…圧縮室(P1…第1圧縮室、P2…第2圧縮室、P3…第3圧縮室、P4…第4圧縮室)
27…吸入室
29…吐出室
27c…吸入ポート
29c…吐出ポート
35、37…連通ポート(35…第1連通ポート、37…第2連通ポート)
T…当接位置
x…水平軸
y…垂直軸
Q1…第1象限
Q2…第2象限
Q3…第3象限
Q4…第4象限
255a、258a…クレイドル本体
255b…第1部材
258b…第2部材
42…封止部材(チップシール)
Claims (5)
- 第1軸芯と同軸の円環状のロータ室が内部に形成され、前記ロータ室が前記第1軸芯と直交する断面で見て円形のロータ室内向面及びロータ室外向面を有するハウジングと、
前記ハウジングによって前記第1軸芯と平行な第2軸芯周りに回転可能に支持された駆動軸と、
円環状をなしてロータ外周面及びロータ内周面を有して径方向にクレイドル窓が貫設され、前記ロータ室内で前記駆動軸によって前記第2軸芯周りで回転可能であり、前記ロータ外周面が前記ロータ室内向面と摺接し、前記ロータ内周面が前記ロータ室外向面と摺接するロータと、
前記クレイドル窓内に前記第1軸芯及び前記第2軸芯と平行な枢軸周りに揺動可能に設けられ、前記ロータの回転に伴って前記ロータ室内向面及び前記ロータ室外向面と摺接する少なくとも2個のクレイドルとを備え、
前記ロータ室は、前記ロータの外側に位置する外側作動室と、前記ロータの内側に位置する内側作動室とからなり、
前記外側作動室及び前記内側作動室と全ての前記クレイドルとにより、前記ロータの回転によって気密を維持しつつ容積変化を生じる圧縮室が構成され、
前記ハウジングには、外部から気体を吸入する吸入室と、外部に高圧の前記気体を吐出する吐出室と、前記吸入室と前記圧縮室とを連通させる吸入ポートと、前記圧縮室と前記吐出室とを連通させる吐出ポートとが形成され、
前記ロータには、前記外側作動室側の前記圧縮室と、前記内側作動室側の前記圧縮室とを連通させる少なくとも2個の連通ポートが形成され、
前記圧縮室は、前記駆動軸が2回転することにより、前記外側作動室側で前記吸入ポートと連通した後、前記連通ポートを介して前記内側作動室側となり、前記内側作動室側で前記吐出ポートと連通することを特徴とする容積形圧縮機。 - 前記クレイドルは、第1クレイドルと、前記第1クレイドルと前記第2軸芯に対して対称に設けられた第2クレイドルとからなり、
前記連通ポートは、第1連通ポートと、第2連通ポートとからなり、
前記圧縮室は、前記外側作動室内で前記第1クレイドルの後方側に形成される第1圧縮室と、前記外側作動室内で前記第1クレイドルの前方側に形成される第2圧縮室と、前記内側作動室内で前記第2クレイドルの後方側に形成される第3圧縮室と、前記内側作動室内で前記第2クレイドルの前方側に形成される第4圧縮室とを有し、
前記吸入ポートは前記第1圧縮室と連通し、
前記第1連通ポート及び前記第2連通ポートのいずれか一方は前記第2圧縮室と前記第3圧縮室とを連通し、
前記吐出ポートは前記第4圧縮室と連通する請求項1記載の容積形圧縮機。 - 前記クレイドルは、クレイドル本体と、前記クレイドル本体に対して前記径方向に移動可能であり、前記ロータ室内向面と摺接する第1部材とからなる請求項1又は2記載の容積形圧縮機。
- 前記クレイドルは、クレイドル本体と、前記クレイドル本体に対して前記径方向に移動可能であり、前記ロータ室外向面と摺接する第2部材とからなる請求項1乃至3のいずれか1項記載の容積形圧縮機。
- 前記ロータと前記クレイドルとの間には、前記外側作動室と前記内側作動室とを封止する封止部材が設けられている請求項1乃至4のいずれか1項記載の容積形圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019013958A JP2020122424A (ja) | 2019-01-30 | 2019-01-30 | 容積形圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019013958A JP2020122424A (ja) | 2019-01-30 | 2019-01-30 | 容積形圧縮機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020122424A true JP2020122424A (ja) | 2020-08-13 |
Family
ID=71993487
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2019013958A Pending JP2020122424A (ja) | 2019-01-30 | 2019-01-30 | 容積形圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2020122424A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022153786A1 (ja) * | 2021-01-14 | 2022-07-21 | 株式会社デンソー | 流体機械 |
-
2019
- 2019-01-30 JP JP2019013958A patent/JP2020122424A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022153786A1 (ja) * | 2021-01-14 | 2022-07-21 | 株式会社デンソー | 流体機械 |
JP7485093B2 (ja) | 2021-01-14 | 2024-05-16 | 株式会社デンソー | 流体機械 |
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