JP2020122399A - 軸流ファンおよびモータ - Google Patents

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Abstract

【課題】装置の薄型化に適した軸流ファンおよびモータを提供する。【解決手段】軸流ファン1は、インペラ20と、モータ10と、ケーシング30とを備える。前記モータは、アウターロータ型であり、前記インペラを回転駆動する。前記ケーシングは、前記インペラおよび前記モータを収容する。前記モータは、前記インペラの内側に配置されるカップ形状の第1のヨーク15と、該第1のヨークの内側に配置される円筒形状の第2のヨーク16とを有する。前記モータのシャフト14が延伸する方向において、前記インペラの天面から前記インペラの該インペラの天面と反対側の端部までの長さよりも、前記インペラの天面から前記第2のヨークの前記インペラの天面と反対側の端部までの長さのほうが長い。【選択図】図3

Description

本発明は、軸流ファンおよびモータに関する。
軸流ファンは、電子機器、家電機器、OA機器、産業機器等々の冷却、換気、空調や、車両用の空調、送風などに広く用いられている(例えば、特許文献1等を参照)。
なお、軸流ファンに特化されたものではなく、インナーロータ型のモータについての例ではあるが、主たるヨークの内側に他のヨークを配置することで、主たるヨークの薄型化を図る技術が知られている(例えば、特許文献2、3等を参照)。
また、一般的な軸流ファンの構造では、駆動によりインペラがヨークから抜ける方向に力がかかるため、インペラの抜けを防止するために、ヨークの端部に係止する爪が設けられたものが存在する(例えば、特許文献4等を参照)。
特開2009−250158号公報 特開2002−325389号公報 特開2011−72054号公報 実公平2−7280号公報
この種の軸流ファンでは、軸方向の薄型化が求められており、インペラとケースカップとを軸方向に近づけて配置することが有効である。しかし、単純にインペラとケースカップとを軸方向に近づけると、インペラの端部と、ケースカップの端部とが接触してしまい、インペラの回転上、不都合が生じてしまう。
また、インペラの端部とケースカップの端部とが接触しないように、インペラの端部の外径をケースカップの端部の内径よりも小さくし、インペラの端部がケースカップの端部の中に入り込むようにすることも考えられる。しかし、インペラの径に応じてロータおよびステータの径も小さくなり、モータのトルクが低下してしまい、軸流ファンとしての風量特性を低下させてしまう。また、空気の吸込口から吐出口に至る流路が均一でなくなることで、空気の流れを乱し、この点でも風量特性を低下させてしまう。
反対に、インペラの径をそのままにしてケースカップの端部の内径を大きくすることも考えられるが、この場合も空気の流路が均一でなくなることで空気の流れを乱してしまうとともに、インペラの羽根と吐出口の小型化により軸流ファンとしての風量特性を低下させてしまう。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、装置の薄型化に適した軸流ファンおよびモータを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一態様に係る軸流ファンは、インペラと、モータと、ケーシングとを備える。前記モータは、アウターロータ型であり、前記インペラを回転駆動する。前記ケーシングは、前記インペラおよび前記モータを収容する。前記モータは、前記インペラの内側に配置されるカップ形状の第1のヨークと、該第1のヨークの内側に配置される円筒形状の第2のヨークとを有する。前記モータのシャフトが延伸する方向において、前記インペラの天面から前記インペラの該インペラの天面と反対側の端部までの長さよりも、前記インペラの天面から前記第2のヨークの前記インペラの天面と反対側の端部までの長さのほうが長い。
本発明の一態様に係る軸流ファンは、装置の薄型化に適する。
図1は、実施形態に係る軸流ファンの構成例を示す斜視図である。 図2は、実施形態に係る軸流ファンの構成例を示す正面図である。 図3は、実施形態に係る軸流ファンの構成例を示す断面図である。 図4は、ケーシングの構成例を示す斜視図である。 図5は、ケーシングに回路基板が組み込まれた状態を示す斜視図である。 図6は、インペラの構成例を示す斜視図である。 図7は、インペラの構成要素を分解して示す斜視図である。 図8は、比較例に係る軸流ファンの構成例を示す断面図である。
以下、実施形態に係る軸流ファンおよびモータについて図面を参照して説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、図面における各要素の寸法の関係、各要素の比率などは、現実と異なる場合がある。図面の相互間においても、互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている場合がある。また、1つの実施形態や変形例に記載された内容は、原則として他の実施形態や変形例にも同様に適用される。
図1は、実施形態に係る軸流ファン1の構成例を示す斜視図であり、図2は、実施形態に係る軸流ファン1の構成例を示す正面図である。図1および図2において、軸流ファン1のケーシング30は外形が正面視で略矩形のハウジング34を備え、ハウジング34の中央に形成される円筒状の風洞には、ハブ21および複数の羽根22を有するインペラ20が回転可能に支持されている。
また、ハウジング34の四隅には、ボルト等により他の装置等への取付が行えるようにした貫通孔34aが設けられている。なお、ハウジング34の外形は、図示のような矩形状に限られず、たとえば、円形状であってもよい。なお、インペラ20の羽根22の枚数や間隔や形状は図示のものに限られない。
図3は、実施形態に係る軸流ファン1の構成例を示す断面図(図2におけるY−Y断面図)である。図3において、軸流ファン1は、モータ10と、インペラ20と、ケーシング30と、軸受40と、回路基板50とを備えている。
モータ10は、たとえば、アウターロータ型のブラシレスDCモータであり、インペラ20を回転させる。モータ10は、ステータコア11と、コイル12と、ロータ13とを有する。
ステータコア11は、ケイ素鋼板などのような軟磁性材料から形成された鋼板がプレス加工され、プレス加工された鋼板が複数枚、軸方向に積層されて構成される。ステータコア11は、円環状の本体部と、かかる本体部の外周側から外方に向かって径方向に延在する複数のティースとを有する。
なお、以降においては、軸流ファン1の径方向、軸方向および周方向を次のように規定して説明する。ここで、「径方向」とは、軸流ファン1の内部で回転するインペラ20の回転軸AXと直交する方向であり、「軸方向」とは、インペラ20の回転軸AXの軸方向と一致する方向であり、「周方向」とは、インペラ20の回転方向Rと一致する方向である。
コイル12は、ステータコア11を軸方向の両側から覆うインシュレータ(軸方向に例えば2つに分割されたインシュレータ)を介して、複数のティースのそれぞれに巻回される。
ロータ13は、回転軸AXを中心としてステータコア11およびコイル12に対して相対的に回転する。ロータ13は、シャフト14と、ロータヨーク15と、リングヨーク16と、ロータマグネット17とを有する。
シャフト14は、円柱状であり、軸方向に延在し、軸受ホルダー31の内側に装着された一対の軸受40により回転可能に支持される。
ロータヨーク15は、軟磁性材からなり、カップ状であり、中央部が孔空き円盤状のシャフトホルダに固定され、このシャフトホルダにシャフト14の一方端が圧入されて結合される。ロータヨーク15の開口側端部15aは、後述するハブ21のフック21bが係合しやすくするために、外側に開いた形状になっている。
リングヨーク16は、円筒状であり、ロータヨーク15の内側に設けられている。リングヨーク16は、ステータコア11の軸方向における位置に対応し、ロータヨーク15の天面側から軸方向に所定の距離だけ間隔を空けた位置から、ロータヨーク15の開口側端部15aよりも所定の距離だけ飛び出した位置にわたって設けられている。すなわち、ロータヨーク15にインペラ20が設けられた状態において、モータ10のシャフト14が延伸する方向において、インペラ20の天面からインペラ20のこのインペラ20の天面と反対側の端部までの長さよりも、インペラ20の天面からリングヨーク16のインペラ20の天面と反対側の端部までの長さのほうが長くなっている。
ロータマグネット17は、円筒状であり、リングヨーク16の内周面に接合される。また、ロータマグネット17は、ステータコア11のティースと向かい合うように配置され、内周面にS極とN極とが周方向に交互に着磁される複数の磁極が形成される。
一般にモータにおいてマグネットに取り付けられるヨーク(バックヨーク)は磁気特性を向上する上で重要な部品となっており、磁気特性上ではバックヨークが厚い程望ましい。ただし、必要とされる厚みを超えると磁気特性は上がらなくなる。磁気特性上で重要なのはマグネットと重なる部分のヨーク厚であるが、アウターロータ型のモータでは、絞ったカップ状のヨークが用いられることが多く、カップの天面側は磁気特性に影響は少ないが、絞り加工で作られる以上、不要な天面側も同一の厚みで作られることになる。そのため、磁気特性から必要とされる厚みの板厚材を使用すると、絞り加工で曲げにくく、カップ形状を作りにくいという問題がある。また、磁気特性に寄与しない天面側も厚くなるため、重量が増えてしまうという問題もある。さらに、量産において、他と異なる板厚材を使用することはコストアップとなり、使用数量が少ないと不利になるという問題がある。このようなことから、バックヨークの厚みを簡単に厚くすることが難しい。
その点、本実施形態では、バックヨークをロータヨーク15とリングヨーク16との複数枚構成としているため、磁気特性に寄与する部分の厚みをリングヨーク16により調整することができる。また、プレス加工の対象となるのはロータヨーク15だけであるため、プレス加工で曲げやすい厚みでロータヨーク15を作ることができ、磁気特性に寄与しない天面側の重量も増加させることがない。また、プレス加工の対象となる板材の厚みを統一しやすく、量産時のコストを下げることができる。さらに、ロータヨーク15とリングヨーク16とで材質を変えることが可能となり、加工性と磁気特性の最適化を図ることができる。
インペラ20は、ハブ21と、複数の羽根22とを有する。ハブ21はカップ状であり、ロータヨーク15の外周面に支持される。図示の例では、ロータヨーク15の天面に設けられた複数の孔15bにハブ21の複数の突起21aが挿入された状態で、突起21aの熱カシメ等により固定されている。ハブ21の天面と反対側の端部には、ロータヨーク15の開口側端部15aに係合するフック21bが設けられ、ハブ21が軸方向に抜けるのが防止される。
複数の羽根22は、ハブ21の外周面に支持される。羽根22は、全て同じ形状で、周方向に均等の間隔で配置され、たとえば、隣接する羽根22との間に平面視で隙間が形成されている。ハブ21と複数の羽根22とは、たとえば、樹脂の一体成形で形成される。
ケーシング30は、軸受ホルダー31と、モータベース(ケースカップ)32と、複数のスポーク33と、ハウジング34とを有する。軸受ホルダー31は、中空円筒状の金属製であり、円形カップ状のモータベース32の中央に形成された突出部の開口に配置される。軸受ホルダー31はモータベース32の突出部の開口に嵌着してもよく、また軸受ホルダー31をインサートしてモータベース32に一体成形してもよい。軸受ホルダー31は、内周側に一対の軸受40が装着され、外周側にはステータコア11などが装着されている。モータ10が装着されるモータベース32は、ハウジング34の一方端に配置される。
複数のスポーク33は、モータベース32の外周側に配置され、径方向に延在してモータベース32とハウジング34とを連結する。なお、図示の例では、複数のスポーク33が羽根状に形成されており、空気流を安定させるようにしている。ハウジング34は、内側に円孔が形成され、かかる円孔に軸流ファン1の各部材が収容される。モータベース32と、スポーク33と、ハウジング34とは、たとえば、樹脂の一体成形で形成される。
また、ケーシング30には、軸方向における一方側(図3では上側)に吸込口35が形成され、軸方向における他方側(図3では下側)に吐出口36が形成される。そして、インペラ20が所定の回転方向Rに回転することにより、吸込口35から吐出口36に向けて空気の流れFLが形成される。
軸受40は、転がり軸受で構成されており、シャフト14を回転自在に支持する。なお、軸受40は流体軸受であってもよいし、滑り軸受であってもよい。
回路基板50は、電子部品を実装し、モータ10を制御する制御回路を有しており、ステータコア11とモータベース32との間に配置される。
図4は、ケーシング30の構成例を示す斜視図であり、軸受ホルダー31と、モータベース32と、スポーク33と、ハウジング34とが示されている。
図5は、ケーシング30に回路基板50が組み込まれた状態を示す斜視図であり、軸受ホルダー31をステータコア11およびコイル12が囲むように配置され、モータベース32のカップ内に没入した位置に回路基板50が配置されている。
図6は、インペラ20の構成例を示す斜視図であり、ハブ21と、複数の羽根22とが示されている。
図7は、インペラ20の構成要素を分解して示す斜視図であり、複数の羽根22が設けられ、開口端部に複数のフック21bが設けられたハブ21と、シャフト14が固定されたロータヨーク15と、リングヨーク16と、ロータマグネット17とが示されている。
図8は、比較例に係る軸流ファン100の構成例を示す断面図である。図8においては、図3と比較して、リングヨーク16が用いられておらず、ロータヨーク15の内側にロータマグネット17が直接に配置されている点と、ハブ21にはフック21bが設けられておらず、ロータヨーク15の端部までハブ21が覆われていない点とが異なる。その他の構成は図3等と同様である。
図8における軸流ファン100では、軸方向に薄型化を試みる場合、インペラ20とモータベース32によるケースカップとを軸方向に近づけて配置することが有効である。しかし、近づけすぎると、インペラ20の端部(図において下側の端部)と、モータベース32によるケースカップの端部(図において上側の端部)とが接触してしまい、インペラ20の回転に支障を与えてしまい、薄型化にも限界がある。
この点、図1〜図7で示した実施形態によれば、ロータヨーク15にハブ21が取り付けられる構造のまま、インペラ20とモータベース32とが干渉することなく、リングヨーク16を延伸することで、インペラ20を軸方向でモータベース32側に近づけられるため、軸流ファン1の薄型化を図ることが容易である。すなわち、ロータヨーク15の天面と反対側の端部をモータベース32のカップ内に没入しない位置に配置し、リングヨーク16の天面と反対側の端部をモータベース32のカップ内に没入する位置に配置することで、インペラ20とモータベース32とが干渉することなく、軸流ファン1の薄型化を図ることができる。
また、ロータヨーク15の端部よりもリングヨーク16の端部がモータベース32のケースカップ側に位置するため、回路基板50上に回転制御のためのホール素子等のセンサが設けられる場合、センサをヨークの一部であるリングヨーク16の端部に近づけやすくなり、センサの検出精度を高めることができる。
一方、一般的な軸流ファンでは、駆動によりインペラがロータヨークから抜ける方向に力がかかる。すなわち、駆動により回ったインペラが空気を軸方向に押し出すことで、押し出された空気によりインペラには反力がかかり、空気が出る方向と反対の方向にインペラが力を受ける。そのため、軸流ファンのモータのサイズが大きくなってファン特性が上がると、インペラの受ける力も大きくなり、インペラがロータヨークから抜けてしまう危険性が高まる。
この点、図8の軸流ファン100では、ロータヨーク15の端部までハブ21が覆われておらず、ハブ21をロータヨーク15に係止するためのフック等も設けられていない。これは、ハブ21の天面と反対側の端部がモータベース32と干渉しないようにするためである。なお、ロータヨーク15の周面にフックと係合する切欠き部を設けることも考えられるが、磁気特性への影響が大きいことや、ロータマグネット17にラバーマグネットが用いられる場合に回転により切欠き部からラバーマグネットがちぎれやすくなること等から、採用は難しい。
この点、図1〜図7で示した実施形態によれば、ロータヨーク15の内側にリングヨーク16を配置し、それぞれの端部(端面)の高さを任意に設定できることで、ロータヨーク15の端部にフック21bを引っ掛けることが可能となり、磁気特性を劣化させず、ファン特性を犠牲にせずに、抜け止めを容易かつ有効に行うことができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
以上のように、実施形態に係る軸流ファンは、インペラと、インペラを回転駆動するアウターロータ型のモータと、インペラおよびモータを収容するケーシングと、を備え、モータは、インペラの内側に配置されるカップ形状の第1のヨークと、第1のヨークの内側に配置される円筒形状の第2のヨークとを有し、モータのシャフトが延伸する方向において、インペラの天面からインペラのこのインペラの天面と反対側の端部までの長さよりも、インペラの天面から第2のヨークのインペラの天面と反対側の端部までの長さのほうが長い。これにより、装置の薄型化に適した軸流ファンを提供することができる。
また、ケーシングは、カップ形状のモータベースを備え、第1のヨークのインペラの天面と反対側の端部は、モータベースのカップ内に没入しない位置に配置され、第2のヨークのインペラの天面と反対側の端部は、モータベースのカップ内に没入する位置に配置される。これにより、装置の薄型化を図ることができる。
また、第2のヨークと対向した位置にモータのステータが設けられる。これにより、モータの特性を落とすことなく、装置の薄型化を図ることができる。
また、インペラのこのインペラの天面と反対側の端部には、第1のヨークのインペラの天面と反対側の端部に係合するフックが設けられる。これにより、インペラの抜け止めを容易かつ有効に行うことができる。
また、インペラのハブの外径は、ケーシングのモータベースのカップの外径と略等しい。これにより、吸気口から吐出口に向かう空気の流れが安定し、軸流ファンとしての風量特性を向上させることができる。
また、第1のヨークのインペラの天面と反対側の端部は、外側に開いた形状になっている。これにより、インペラの抜け止めを容易かつ有効に行うことができる。
また、カップ形状の第1のヨークと、第1のヨークの内側に配置される円筒形状の第2のヨークと、を備え、シャフトが延伸する方向において、第1のヨークの天面から第1のヨークのこの第1のヨークの天面と反対側の端部までの長さよりも、第1のヨークの天面から第2のヨークの第1のヨークの天面と反対側の端部までの長さのほうが長い。これにより、装置の薄型化に適したモータを提供することができる。
また、上記実施の形態により本発明が限定されるものではない。上述した各構成素を適宜組み合わせて構成したものも本発明に含まれる。また、さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。よって、本発明のより広範な態様は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、様々な変更が可能である。
1 軸流ファン,10 モータ,11 ステータコア,12 コイル,13 ロータ,14 シャフト,15 ロータヨーク,15a 開口側端部,16 リングヨーク,17 ロータマグネット,20 インペラ,21 ハブ,21b フック,22 羽根,30 ケーシング,32 モータベース,34 ハウジング,50 回路基板

Claims (7)

  1. インペラと、
    前記インペラを回転駆動するアウターロータ型のモータと、
    前記インペラおよび前記モータを収容するケーシングと、
    を備え、
    前記モータは、前記インペラの内側に配置されるカップ形状の第1のヨークと、該第1のヨークの内側に配置される円筒形状の第2のヨークとを有し、
    前記モータのシャフトが延伸する方向において、前記インペラの天面から前記インペラの該インペラの天面と反対側の端部までの長さよりも、前記インペラの天面から前記第2のヨークの前記インペラの天面と反対側の端部までの長さのほうが長い、
    軸流ファン。
  2. 前記ケーシングは、カップ形状のモータベースを備え、
    前記第1のヨークの前記インペラの天面と反対側の端部は、前記モータベースのカップ内に没入しない位置に配置され、
    前記第2のヨークの前記インペラの天面と反対側の端部は、前記モータベースのカップ内に没入する位置に配置される、
    請求項1に記載の軸流ファン。
  3. 前記第2のヨークと対向した位置に前記モータのステータが設けられる、
    請求項1又は2に記載の軸流ファン。
  4. 前記インペラの該インペラの天面と反対側の端部には、前記第1のヨークの前記インペラの天面と反対側の端部に係合するフックが設けられる、
    請求項1〜3のいずれか一つに記載の軸流ファン。
  5. 前記第1のヨークの前記インペラの天面と反対側の端部は、外側に開いた形状になっている、
    請求項4に記載の軸流ファン。
  6. 前記インペラのハブの外径は、前記ケーシングのモータベースのカップの外径と略等しい、
    請求項1〜5のいずれか一つに記載の軸流ファン。
  7. カップ形状の第1のヨークと、
    前記第1のヨークの内側に配置される円筒形状の第2のヨークと、
    を備え、
    シャフトが延伸する方向において、前記第1のヨークの天面から前記第1のヨークの該第1のヨークの天面と反対側の端部までの長さよりも、前記第1のヨークの天面から前記第2のヨークの前記第1のヨークの天面と反対側の端部までの長さのほうが長い、
    モータ。
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