JP2020121358A - 学習制御装置、ロボット制御装置およびロボット - Google Patents
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Abstract
Description
本実施形態に係るロボット100は、図1に示されるように、ロボット機構部110とロボット制御装置200とを備えている。
応答記憶部2は、メモリであり、図3に示されるように、ロボット機構部110の複数の姿勢および負荷において予め測定された学習補正量入力から制御対象部位までの周波数応答(伝達関数)を記憶している。
具体的には、ロボット機構部110の姿勢および負荷を種々設定したときの各軸のイナーシャと周波数応答とを対応付けて記憶している。
具体的には、学習制御部3は、入力された動作プログラムにおいてロボット機構部110が取り得る姿勢および負荷の範囲に対応する周波数応答を応答記憶部2から読み出して利用する。
学習制御部3は、動作プログラムによりロボット機構部110を動作させて、加速度センサ120によって検出したロボット機構部110の制御対象位置を通常制御部201に与えられた目標位置yd(k)に近づけるために学習補正量を算出する学習を行う。
学習制御器L(q)10の最適化問題はQ(z)、すなわち、学習制御の帯域が与えられたとき、最小のγを与える学習フィルタL(z)を算出する問題である。そして、数4は数5に変形することができる。
cTx≦1
となる。そこで、応答記憶部2から読み出した周波数応答P(ejΩi)および学習帯域フィルタQ(z)を与えれば、自動的に学習フィルタL(z)を求めることができる。
ある一つの姿勢を基準姿勢としたときに、Pn(z)は基準姿勢の学習システムとする。そうすると、任意の姿勢Pm(z)はPm(z)=Pn(z)+ΔPm(z)と表される。ΔPm(z)は基準姿勢からの学習システムの変化量である。そのとき、学習帯域フィルタQ(z)が与えられた場合の拘束条件は数14の通りとなる。
cTxm≦1
そして、m姿勢分だけ、応答記憶部2から読み出した周波数応答P(ejΩi)を適用すれば、前例同様に自動的に学習制御器L(q)10を求めることができる。本実施形態においては、応答記憶部2に記憶されている図3の周波数応答のうち、図4に示されるように、動作プログラムにおいて取り得るイナーシャの最小値および最大値に挟まれる範囲のイナーシャに対応する周波数応答を読み出して適用する。これにより、学習制御器L(q)10を求める。
図1に示されるように、フィードバックは位置制御、速度制御および電流制御の3つのループから成立していて、学習制御はフィードバックの位置制御ループ外側にループを組んでいる。
学習補正量により補正された位置偏差データに基づいてロボット機構部110が制御され、学習制御が繰り返される。
そして、必要な範囲の周波数応答のみを適用することにより、学習結果を収束させるのに必要な学習回数を低減することができ、短時間で学習制御器L(q)10を設計することができる。したがって、ロボット100の納入先においてユーザが使用する動作プログラムが設定される都度に行われる学習制御器L(q)10の設計時間を短縮し、ユーザにかかる負担を軽減することができる。
2 応答記憶部
3 学習制御部
100 ロボット
110 ロボット機構部
120 加速度センサ(センサ)
200 ロボット制御装置
201 通常制御部
Claims (6)
- ロボット機構部の複数の姿勢および負荷において測定された周波数応答を記憶する応答記憶部と、
該応答記憶部に記憶されている前記周波数応答のうち、使用される動作プログラムに基づいて、該動作プログラムにおいて前記ロボット機構部が取り得る姿勢および負荷の範囲に対応する前記周波数応答を前記応答記憶部から読み出して利用し、センサにより検出された前記ロボット機構部の位置制御の対象とする制御対象部位の位置を目標位置に近づけるための学習補正量を算出する学習を行う学習制御部とを備える学習制御装置。 - 前記応答記憶部が、前記ロボット機構部の複数の姿勢および負荷におけるイナーシャに対応付けて前記周波数応答を記憶し、
前記学習制御部は、入力された前記動作プログラムに基づいて、該動作プログラムにおいて前記ロボット機構部が取り得る前記イナーシャの最小値および最大値に挟まれる範囲の前記イナーシャに対応する前記周波数応答を前記応答記憶部から読み出す請求項1に記載の学習制御装置。 - 前記応答記憶部が、前記ロボット機構部の複数の姿勢および負荷におけるイナーシャに対応付けて前記周波数応答を記憶し、
前記学習制御部は、入力された前記動作プログラムを区分し、該動作プログラムの各区分において前記ロボット機構部が取り得る前記イナーシャの最小値および最大値に挟まれる範囲の前記イナーシャに対応する前記周波数応答を前記応答記憶部から読み出して、前記区分毎に学習を行う請求項1に記載の学習制御装置。 - 前記学習制御部は、入力された前記動作プログラムを該動作プログラム内の各教示点における前記ロボット機構部の前記イナーシャの大きさによって区分する請求項3に記載の学習制御装置。
- 請求項1から請求項4のいずれかに記載の学習制御装置と、
前記制御対象部位の目標軌跡もしくは前記目標位置に関する位置指令が与えられ、与えられた前記位置指令および前記学習補正量を用いて、前記ロボット機構部の動作を制御する通常制御部とを備え、
前記学習制御部は、前記位置指令および前記学習補正量を用いて前記動作プログラムにより前記ロボット機構部を動作させて、前記センサにより検出された前記制御対象部位の位置と前記目標位置との差分である目的補正量を算出し、前記学習補正量および前記目的補正量に基づいて前記制御対象部位の位置を前記目標位置に近づける新たな学習補正量を算出するロボット制御装置。 - 位置制御の対象とする制御対象部位の位置を検出するためのセンサを備えたロボット機構部と、
該ロボット機構部の動作を制御する請求項5に記載のロボット制御装置とを備えるロボット。
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---|---|---|---|---|
JP2011167817A (ja) * | 2010-02-19 | 2011-09-01 | Fanuc Ltd | 学習制御機能を備えたロボット |
JP2017127964A (ja) * | 2016-01-14 | 2017-07-27 | ファナック株式会社 | 学習機能を備えたロボット装置 |
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CN114505844B (zh) * | 2022-01-24 | 2023-06-20 | 华南理工大学 | 一种面向工业机器人的残余振动抑制系统及方法 |
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