JP2020120321A - ゲートウェイ装置、省電力設定方法及び省電力設定プログラム - Google Patents

ゲートウェイ装置、省電力設定方法及び省電力設定プログラム Download PDF

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JP2020120321A JP2019011253A JP2019011253A JP2020120321A JP 2020120321 A JP2020120321 A JP 2020120321A JP 2019011253 A JP2019011253 A JP 2019011253A JP 2019011253 A JP2019011253 A JP 2019011253A JP 2020120321 A JP2020120321 A JP 2020120321A
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Abstract

【課題】通信量の変化に対応したスケジュールで省電力を自装置単独で実現するゲートウェイ装置、省電力設定方法及び省電力設定プログラムを提供すること。【解決手段】ゲートウェイ装置10は、他の装置と通信する通信部11と、通信部11におけるトラフィック量を監視する監視部12と、トラフィック量を記録する通信情報管理部13と、最大通信速度を期間毎に設定するスケジュールを作成するスケジュール管理部14と、スケジュールに基づいて通信部11の最大通信速度を制御する制御部15と、を備え、スケジュール管理部14は、通信情報管理部13に記録された過去のトラフィック量に基づいて、最大通信速度を期間毎に設定するスケジュールを作成する。【選択図】図1

Description

本発明はゲートウェイ装置、省電力設定方法及び省電力設定プログラムに関する。
IoT(Inetrnet of Things)機器の普及により、さまざまな機器がインターネットに通信する機会が増えている。IoT機器がインターネットに接続する方法として、機器をHGW(Home Gate Way) に接続し、HGWを介してインターネットに接続する方法がある。
また、近年では、環境負荷低減を目的として、省電力設定に変更可能なHGW機器が増えている。省電力設定方法として、ユーザが省電力設定に移行する時刻、省電力設定を解除する時刻を指定し、省電力設定に移行する時刻から省電力設定を解除する時刻までの時間内で省電力設定を有効にするという方法が考えられている。
例えば、省電力設定中は低速動作で通信することでHGWの消費電力を抑えるようにしている。しかし、IoT機器はユーザが認識していないときに自動で通信することがある。したがって、上述の省電力時間が固定的な設定方法では、省電力設定中にIoT機器がインターネットとの通信を自動で行った場合、通信データ量が多いにも関わらず低速で長時間通信を行うことになり、通信回線の容量を有効活用できない。
例えば、通常時は最大1000Mbpsで通信を行い、省電力設定時は最大100Mbpsで通信を行う設定の場合、省電力設定中に500MBytesの通信があったとき、100Mbpsで通信することになってしまう。この結果、通常設定時に比べて長時間通信を行うことになり、通信回線を有効活用できないことになる。
引用文献1には、ONU(Optical Network Unit)とHGW間の通信量を観測し、一定時間送信信号が無い場合、相手の送信部を停止させる制御フレームを送信するとともに、自装置の受信部を停止させる通信装置が記載されている。
特開2015−76854号公報
しかしながら、引用文献1の制御方法を実現するためには、送信側と受信側の両方の装置が、ともに制御フレームの送受信ができる状態である必要があるので、ユーザ及びIoTの通信量の変化に対応したスケジュールで省電力を自装置単独で実現することができなかった。
本開示の目的は、上述した課題を鑑み、通信量の変化に対応したスケジュールで省電力を自装置単独で実現できないという課題を解決するゲートウェイ装置を提供することにある。
一実施形態のゲートウェイ装置は、他の装置と通信する通信手段と、前記通信手段におけるトラフィック量を監視する監視手段と、前記トラフィック量を記録する通信情報管理手段と、最大通信速度を期間毎に設定するスケジュールを作成するスケジュール管理手段と、前記スケジュールに基づいて前記通信手段の最大通信速度を制御する制御手段とを備え、前記スケジュール管理手段は、前記通信情報管理手段に記録された過去のトラフィック量に基づいて、前記最大通信速度を期間毎に設定するスケジュールを作成するようにした。
一実施形態の省電力設定方法は、ゲートウェイ装置において、他の装置と通信におけるトラフィック量を監視し、前記トラフィック量を記録し、記録した過去のトラフィック量に基づいて、最大通信速度を期間毎に設定するスケジュールを作成し、前記スケジュールに基づいて他の装置と通信における最大通信速度を制御するようにした。
一実施形態の省電力設定プログラムは、ゲートウェイ装置において、他の装置と通信におけるトラフィック量を監視する監視ステップと、前記トラフィック量を記録する記録ステップと、記録した過去のトラフィック量に基づいて、最大通信速度を期間毎に設定するスケジュールを作成する、スケジュール作成ステップと、前記スケジュールに基づいて他の装置と通信における最大通信速度を制御する制御ステップと、をコンピュータに実行させるようにした。
本発明によれば、通信量の変化に対応したスケジュールで省電力を自装置単独で実現するゲートウェイ装置、省電力設定方法及び省電力設定プログラムを提供することができる。
実施の形態1にかかるゲートウェイ装置の概略構成を示すブロック図である。 実施の形態2にかかるゲートウェイ装置の概略構成を示すブロック図である。 実施の形態2のゲートウェイ装置の動作の一例を示すフローチャートである。 通信情報管理部151が管理するテーブルの一例を示す図である。 時間とトラフィック量との関係の一例を示すグラフである。 作成されたスケジュールの一例を示す図である。 実施の形態2のゲートウェイ装置の動作の一例を示すフローチャートである。 実施の形態3にかかるゲートウェイ装置の概略構成を示すブロック図である。 通信情報管理部851が管理するテーブルの一例を示す図である。 実施の形態3のゲートウェイ装置と端末との通信の一例を示すシーケンス図である。 作成されたスケジュールの一例を示す図である。 作成されたスケジュールの一例を示す図である。
(実施の形態1)
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は、実施の形態1にかかるゲートウェイ装置の概略構成を示すブロック図である。図1において、ゲートウェイ装置10は、通信部11と、監視部12と、通信情報管理部13と、スケジュール管理部14と、制御部15とを備える。
通信部11は、他の装置と通信する。
監視部12は、通信部11におけるトラフィック量を監視する
通信情報管理部13は、トラフィック量を記録する
スケジュール管理部14は、通信情報管理部13に記録された過去のトラフィック量に基づいて、最大通信速度を期間毎に設定するスケジュールを作成する。
制御部15は、スケジュール管理部14により作成されたスケジュールに基づいて通信部11の最大通信速度を制御する。
このように、実施の形態1のゲートウェイ装置によれば、通信量の変化に対応したスケジュールで省電力を自装置単独で実現できる。
(実施の形態2)
実施の形態2では、実施の形態1をより詳細にした例について説明する。図2は、実施の形態2にかかるゲートウェイ装置の概略構成を示すブロック図である。図2において、ゲートウェイ装置100は、LAN(Local Area Network)インターフェース部101と、WAN(Wide Area Network)インターフェース部102と、ルーティング処理部103と、通信情報監視部104と、管理部105と、制御部106とを備える。管理部105は、通信情報管理部151と、スケジュール管理部152とを備える。これらの構成はCPU(Central Processing Unit)、メモリ及びI/O回路により構成してもよい。
LANインターフェース部101は、ゲートウェイ装置100と端末201を接続する物理インターフェースである。LANインターフェース部101は、例えば、パケット通信を可能とする通信回路を有する。LANインターフェース部101は、端末201から受信したパケットをルーティング処理部103に出力する。また、LANインターフェース部101は、ルーティング処理部103から出力されたパケットを端末201に送信する。
WANインターフェース部102は、ゲートウェイ装置100とインターネット202を接続する物理インターフェースである。WANインターフェース部102は、例えば、パケット通信を可能とする通信回路を有する。WANインターフェース部102は、インターネット202から受信したパケットをルーティング処理部103に出力する。また、WANインターフェース部102は、ルーティング処理部103から出力されたインターネット202に送信する。
ルーティング処理部103は、LANインターフェース部101とWANインターフェース部102の間でパケットを転送する電子回路である。LANインターフェース部101で受信したインターネット202向けのパケットをWANインターフェース部102に転送する。また、ルーティング処理部103は、WANインターフェース部102で受信した端末201向けのパケットをLANインターフェース部101へ転送する処理を行う。例えば、ルーティング処理部103は、転送するパケットのヘッダを変換する。また、例えば、ルーティング処理部103は、パケットの転送において、所定の条件に該当するフィルタを転送しないフィルタ処理を行う。
通信情報監視部104は、ルーティング処理部103で転送処理を行っている通信のうち、端末201のMAC(Media Access Control)アドレス、および通信速度や通信量などのトラフィック量を監視する電子回路である。
管理部105は、ゲートウェイ装置100の通信情報を管理する。例えば、管理部105は、過去のゲートウェイ装置100の通信量に基づいて、LANインターフェース部101とWANインターフェース部102における最大通信速度(すなわち最大通信速度に関連する電力消費量)を決定する。LANインターフェース部101とWANインターフェース部102における最大通信速度はリンク速度とも言う。
通信情報管理部151は、通信情報監視部104が取得した通信元端末のMACアドレスとトラフィック量(通信速度、通信量)、および通信を行っている日時を記録及び管理する。
スケジュール管理部152は、通信情報管理部151に記録された上述の情報に基づいて、省電力設定に変更するスケジュールを決定及び管理する。省電力設定とは、LANインターフェース部101とWANインターフェース部102における最大通信速度をより低くする設定を意味する。
例えば、スケジュール管理部152は、記録した過去のトラフィック量を、略規則的に変化する期間単位で所定の時間毎に前記最大通信速度を設定するスケジュールを作成する。
例えば、スケジュール管理部152は、過去のトラフィック量の変化の記録から、規則的に通信量が少ないと判断できる期間にLANインターフェース部101とWANインターフェース部102における最大通信速度を下げるスケジュールを決定する。また、スケジュール管理部152は、過去のトラフィック量の変化の記録から、規則的に通信量が多いと判断できる期間にLANインターフェース部101とWANインターフェース部102における最大通信速度を上げるスケジュールを決定する。
制御部106は、スケジュール管理部152で管理されているスケジュール通りにLANインターフェース部101とWANインターフェース部102を省電力設定に変更する制御を行う。例えば、制御部106は、スケジュール管理部152が決定した最大通信速度を下げるスケジュールに従い、少なくともLANインターフェース部101とWANインターフェース部102の1つに最大通信速度を下げる指示を出力する。また、制御部106は、スケジュール管理部152が決定した最大通信速度を上げるスケジュールに従い、少なくともLANインターフェース部101とWANインターフェース部102の1つに最大通信速度を上げる指示を出力する。
これらのLANインターフェース部101、WANインターフェース部102、ルーティング処理部103、通信情報監視部104、管理部105及び制御部106は、電子回路で構成されてもよい。この電子回路は、CPU(Central Processing Unit)及びメモリ、FPGA(field-Programmable Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)のいずれか、または組み合わせにより実現してもよい。
端末201は、ゲートウェイ装置100を介してインターネット202(及びインターネット202を介した通信相手)と通信を行う装置である。例えば、端末201は、PC(Personal Computer)やスマートフォンなどのIT(Information Technology)機器、生活家電やヘルスケア機器などのIoT機器など、インターネット202に通信を行う装置であってもよい。
次にゲートウェイ装置100の動作について説明する。図3は、実施の形態2のゲートウェイ装置の動作の一例を示すフローチャートである。
まずステップS301において、端末201がインターネット202へ通信を行う際、ゲートウェイ装置100がその通信内容を監視し、通信データを収集する。そしてステップS302に進む。
次にステップS302において、ゲートウェイ装置100は収集した通信データのトラフィック量から、スケジュール期間単位のトラフィック量を分析する。例えば、端末201がインターネット202へ通信を行う場合、通信情報監視部104はルーティング処理部103で処理を行っている通信のうち、端末201のMACアドレス、および通信速度や通信量などのトラフィック量を監視する。例えば、トラフィック量は単位時間当たりの通信量で計算されるものとする。また、通信情報監視部104は、端末のMACアドレス、およびトラフィック量の情報をスケジュールごとに収集し、通信情報管理部151に蓄積する。これらの情報を収集し、一定期間以上のデータを集めた後、ステップS303に進み、これらの情報からスケジュールごとの通信状況を分析する。
ステップS303において、分析結果からゲートウェイ装置100の省電力設定のスケジュールを作成する。そしてステップS304に進む。
ステップS304において、ゲートウェイ装置100はスケジュールにあわせてゲートウェイ装置100の設定を変更する。
以上の動作により、ゲートウェイ装置100は、省電力設定とするスケジュールを作成する。次に各ステップの詳細について説明する。
まずステップS302の詳細について説明する。図4は、通信情報管理部151が管理するテーブルの一例を示す図である。図4において、IDは通信セッションを区別するための識別番号である。図4において、通信時刻は、通信を開始した時刻を示す。図4において、通信元端末MACアドレスは、送信元の端末のMACアドレスを示す。また図4において、通信速度は、通信セッションでの通信速度を示す。また図4において、通信量は、各通信セッションにおける通信量を示す。
通信情報監視部104はルーティング処理部103で処理を行っている通信のうち、端末201のMACアドレス、および通信速度や通信量などのトラフィック量を監視した結果を図4に示すようなテーブル形式で保存する。
上述の情報は、通信情報管理部151で管理される。そしてステップS303においてこの情報から各端末のスケジュール期間単位のトラフィック量が分析される。次にステップS303におけるスケジュールの作成方法の詳細について説明する。以下の説明では、曜日単位で時間別のトラフィック量を分析してスケジュールを作成する例について説明する。
図5は、時間とトラフィック量との関係の一例を示すグラフである。図5は直近4週間のうち、金曜日の4日分の通信情報を基に通信情報に含まれる通信時刻、トラフィック量を参照し、トラフィック量を1時間ことの時間帯に分類し、グラフ化したものである。例えば、0時で示されているトラフィック量は0時台(0時から1時までの間)の最大トラフィック量を示している。図5では、横軸が時間、縦軸はトラフィック量を表している。図5では日ごとの通信でプロットを図形で区分されている。
図5のグラフにおいて、過去4日分のうち、最大のトラフィック量に着目する。それぞれの時間で最大のトラフィック量が閾値以上の場合、通信速度が高速である時のリンク速度を変更せず、リンク速度をより低速に変更しないようにする。この閾値は回線占有率から算出する。例えば、閾値を回線占有率80%と定義したとき、800Mbpsが基準となる。高速時のリンク速度が1000Mbpsの場合、800Mbps以上の通信が単位時間以上行われている時間帯はリンク速度を1000Mbpsから変更しない。また、最大のトラフィック量が閾値以下の場合、そのトラフィック量に応じてリンク速度をより低速に変更する。スケジュール管理部152は、これらの処理を各曜日、時間ごとに行い、スケジュールを作成し、管理する。
図6は、作成されたスケジュールの一例を示す図である。図6では、曜日と時間で区分けされた最大通信速度の表が示されている。図6において、スケジュール内の数字はWAN側のリンク速度を示しており、単位はMbpsである。また、図6において、左下から右上への右上がり斜線の網掛けの部分は、ユーザが認識している通信を行っている時間帯を示す。また、左上から右下への右下がり斜線の網掛けの部分は、ユーザが認識していない通信を行っている(端末が自動で通信を行っている)時間帯である。そして、網掛けのない部分は通信量が極めて少ない時間帯を示している。
図6では、トラフィック量を記録した4週間すべてで通信量が極めて少ない(すなわち回線占有率が1%以下である)時間帯は、最大通信速度が10Mbpsに設定されている。通信量が極めて少ない時間帯でも、通信を遮断せずに、最大通信速度を低下させることで、省電力設定中に予期していない通信を受信してもルーティングすることが可能となる。
スケジュール管理部152はこのスケジュールを制御部106に提示する。制御部106は現在時刻を確認しながら、設定変更時刻になったとき、WANインターフェース部102のリンク速度を変更する。
なお、実施の形態2では過去4週間分の通信情報から曜日別に1時間単位のスケジュールを作成しているが、スケジュール作成に使用する過去の通信情報量やスケジュール作成の時間間隔は任意の時間としてもよい。例えば、過去10週間分の通信情報から30分単位でスケジュールを作成してもよい。
また、スケジュール更新をしてもよい。スケジュールの更新周期は任意の期間としてもよい。例えば、4週間分の通信情報からスケジュールを作成する場合、1週間ごとに直近の過去4週間分の通信情報からスケジュールを作成し、更新してもよい。
制御部106は、スケジュール管理部152が作成したスケジュールを用いて通信速度を制御する。しかしながら、省電力設定でリンク速度を下げたときに、閾値以上のトラフィック量の通信が行われる可能性もある。以下の説明では、このようなケースにおける動作について説明する。図7は、実施の形態2のゲートウェイ装置の動作の一例を示すフローチャートである。
ステップS701において、通信情報監視部104はトラフィック量を監視し、ステップS702に進む。
ステップS702において、通信情報監視部104は、閾値以上のトラフィック量の通信が行われているか否か判断する。閾値以上のトラフィック量の通信が行われていない場合、ステップS701に戻る。閾値以上のトラフィック量の通信が行われている場合、ステップS703に進む。
ステップS703において、スケジュールのリンク速度をより高速に変更する。このように、省電力設定でリンク速度を落としたときに閾値以上のトラフィック量の通信が行われたときは、一度高速時のリンク速度に変更するようにする。
例えば、高速時のリンク速度が1000Mbpsで、金曜日の0時台に省電力設定でリンク速度を500Mbpsに設定していたとする。閾値を回線占有率80%と定義したとき、400Mbpsが基準となる。金曜日の0時台に400Mbps以上の通信が単位時間以上行われたとき、スケジュールの金曜日の0時台のリンク速度を1000Mbpsに変更する。
このように実施の形態2のゲートウェイ装置によれば、過去のトラフィック量に基づいて、前記最大通信速度を期間毎に設定するスケジュールを作成することにより、通信量の変化に対応したスケジュールで省電力を自装置単独で実現することができる。
また、実施の形態2のゲートウェイ装置によれば、通信のトラフィック量が閾値以上である場合に、スケジュールで決定された最大通信速度をより高速に設定しなおすことにより、回線を有効活用できるようになる。
なお、実施の形態2では、閾値を回線占有率80%と定義したが、この割合は任意の値としてもよい。
(実施の形態3)
実施の形態3では、ゲートウェイ装置が監視していた通信内容をユーザに提示し、ユーザが、最大通信速度設定を変更できるようにする例について説明する。図8は、実施の形態3にかかるゲートウェイ装置の概略構成を示すブロック図である。図8において、図2と同一の構成については、同一の番号を付し、説明を省略する。図8において、ゲートウェイ装置800は、LANインターフェース部101と、WANインターフェース部102と、ルーティング処理部803と、通信情報監視部104と、管理部805と、制御部106と、WebGUI(Web Graphical User Interface)部807とを備える。管理部805は、通信情報管理部851と、スケジュール管理部852とを備える。
WebGUI部807は、端末201にトラフィック量及びスケジュールを表示させるための情報を作成する。そして、WebGUI部807は、ルーティング処理部103及びLANインターフェース部101を介して端末201にトラフィック量及びスケジュールを表示させる情報を送信する。また、WebGUI部807は、ルーティング処理部103及びLANインターフェース部101を介して端末201からのスケジュール変更を受け付け、スケジュール管理部852にスケジュール変更を指示する。
具体的には、WebGUI部807は、トラフィック量及びスケジュールを表示させるための情報としてHTML(HyperText Markup Language)で記述したファイルを作成する。また、WebGUI部807は、スケジュール変更を受け付けるための入力フォーム及びスケジュール変更内容をゲートウェイ装置に送信するボタンもHTMLで記述する。
ルーティング処理部803は、LANインターフェース部101とWANインターフェース部102の間でパケットを転送する電子回路である。LANインターフェース部101で受信したインターネット202向けのパケットをWANインターフェース部102に転送する。また、ルーティング処理部103は、WANインターフェース部102で受信した端末201向けのパケットをLANインターフェース部101へ転送する処理を行う。また、ルーティング処理部803は、端末201から、WebGUI部807への接続要求があった場合、ルーティング処理部803にトラフィック量及びスケジュールを表示させるための情報を作成することを指示する。ルーティング処理部803は、WebGUI部807から出力されたトラフィック量及びスケジュールを表示させるための情報を端末201に転送する。
通信情報管理部851は、通信情報監視部104が取得した通信元端末のMACアドレス、通信先のURL(ドメイン)、トラフィック量(通信速度、通信量)、通信を行っている日時を管理する。そして、通信情報管理部851は、これらの情報をスケジュール管理部852及びWebGUI部807に出力する。
スケジュール管理部852は、WebGUI部807からの指示に従い、既に作成したスケジュールの内容を変更する。そして、スケジュール管理部852は、変更されたスケジュールを制御部106に出力する。
図9は、通信情報管理部851が管理するテーブルの一例を示す図である。図9において、IDは通信セッションを区別するための識別番号である。図9において、通信時刻は、通信を開始した時刻を示す。図9において、通信元端末MACアドレスは、送信元の端末のMACアドレスを示す。また図9において、通信先は、通信先のドメインを示す。また図9において、通信速度は、通信セッションでの通信速度を示す。また図9において、通信量は、各通信セッションにおける通信量を示す。
通信情報管理部851では、図9に示すように通信情報監視部104が取得した通信元端末のMACアドレス、通信先のURL(ドメイン)、トラフィック量(通信速度、通信量)、通信を行っている日時を管理する。
以上の情報をユーザに提供し、ユーザからスケジュール変更の指示を受け付ける。次にスケジュール変更におけるゲートウェイ装置と端末との通信について説明する。図10は、実施の形態3のゲートウェイ装置と端末との通信の一例を示すシーケンス図である。
ステップS1001において、ユーザは端末201からWebブラウザを用いて、ゲートウェイ装置100のWebGUIにアクセスする。
ステップS1002において、ゲートウェイ装置100はWebGUI画面を表示する情報を端末201に送信する。
ステップS1003において、端末201はゲートウェイ装置100の省電力設定スケジュールページへアクセスする。
ステップS1004において、ゲートウェイ装置100は端末201からWebGUIの省電力設定スケジュールページへアクセスされたことを検知したとき、スケジュール管理部152で管理しているスケジュールを省電力設定スケジュールページにて表示する。
ステップS1005において、端末201はゲートウェイ装置100の省電力設定スケジュールを変更する。
ステップS1006において、ゲートウェイ装置100は端末201によって変更された省電力設定スケジュールで更新する。
以上の手順により省電力設定スケジュールで更新することができる。次にステップS1005の例について説明する。図11及び図12は、作成されたスケジュールの一例を示す図である。
図11及び図12のスケジュールには、どの端末が、どのURLに、4週間で何回アクセスしているか、およびその時間帯に設定されるリンク速度を記載している。ここで、図11及び図12に記載されている端末1はPC、端末2はスマートフォン、端末3はヘルスケア機器、端末4はセキュリティ機器を示す。端末3、端末4はそれぞれ定刻にインターネットへ自動で通信を行う機器とする。
また、図11及び図12において、左下から右上への右上がり斜線の網掛けの部分は、ユーザが認識している通信を行っている時間帯を示す。また、左上から右下への右下がり斜線の網掛けの部分は、ユーザが認識していない通信を行っている(端末が自動で通信を行っている)時間帯である。そして、網掛けのない部分は通信量が極めて少ない時間帯(すなわち省電力設定に変更する時間帯)を示している。
ユーザは通信先や通信回数などから、省電力設定を任意の設定に変更できる。例えば、ユーザは、4週間のうち2回しか通信を行っていない時間帯、すなわち、図11及び図12の水曜日2時台、15時台、金曜日の2時台、17時台はリンク速度を10Mbpsに変更したいとしたとき、WebGUIでその時間帯を選択し、リンク速度を変更するようにスケジュールを更新する。ゲートウェイ装置100はスケジュール管理部152で管理されているスケジュールをWebGUIで設定されたスケジュール通りに更新する。
このように実施の形態3のゲートウェイ装置によれば、ゲートウェイ装置が監視していた通信内容をユーザに提示することにより、それぞれの端末がいつ、どのような通信を行っているか、いつHGWが省電力設定に変更されているのかをユーザが認識することができる。そして、実施の形態3のゲートウェイ装置によれば、ユーザが、最大通信速度設定を変更することによりユーザが任意の時間で省電力設定に変更できる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、ゲートウェイ装置はホームゲートウェイのみならず、一般的なゲートウェイ装置に用いてもよい。
また、例えば、CPUの代わりにASIC、プログラマブルロジックデバイスまたはFPGAとしてもよい。
また、上述した実施の形態を実現するプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、または無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
10、100 ゲートウェイ装置
11 通信部
12 監視部
13、151、851 通信情報管理部
14、152、852 スケジュール管理部
15、106 制御部
101 LANインターフェース部
102 WANインターフェース部
103 ルーティング処理部
104 通信情報監視部
105、805 管理部
201 端末
202 インターネット
800 ゲートウェイ装置
805 管理部
807 WebGUI部

Claims (7)

  1. 他の装置と通信する通信手段と、
    前記通信手段におけるトラフィック量を監視する監視手段と、
    前記トラフィック量を記録する通信情報管理手段と、
    最大通信速度を期間毎に設定するスケジュールを作成するスケジュール管理手段と、
    前記スケジュールに基づいて前記通信手段の最大通信速度を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記スケジュール管理手段は、前記通信情報管理手段に記録された過去のトラフィック量に基づいて、前記最大通信速度を期間毎に設定するスケジュールを作成するゲートウェイ装置。
  2. 前記スケジュール管理手段は、前記通信情報管理手段に記録した過去のトラフィック量を、略規則的に変化する期間単位で所定の時間毎に前記最大通信速度を設定するスケジュールを作成する請求項1に記載のゲートウェイ装置。
  3. 前記制御手段は、前記監視手段で監視されたトラフィック量がスケジュールで設定された最大通信速度を超えた場合、最大通信速度を変更する請求項1または2に記載のゲートウェイ装置。
  4. 前記通信手段は、前記通信情報管理手段に記録されたトラフィック量を通信相手別に出力する請求項1から3のいずれかに記載のゲートウェイ装置。
  5. 前記通信手段は、最大通信速度を変更する指示を受け付け、
    前記制御手段は、前記指示に従い、最大通信速度を変更する請求項1から4のいずれかに記載のゲートウェイ装置。
  6. ゲートウェイ装置において、
    他の装置と通信におけるトラフィック量を監視し、
    前記トラフィック量を記録し、
    記録した過去のトラフィック量に基づいて、最大通信速度を期間毎に設定するスケジュールを作成し、
    前記スケジュールに基づいて他の装置と通信における最大通信速度を制御する省電力設定方法。
  7. ゲートウェイ装置において、
    他の装置と通信におけるトラフィック量を監視する監視ステップと、
    前記トラフィック量を記録する記録ステップと、
    記録した過去のトラフィック量に基づいて、最大通信速度を期間毎に設定するスケジュールを作成する、スケジュール作成ステップと、
    前記スケジュールに基づいて他の装置と通信における最大通信速度を制御する制御ステップと、をコンピュータに実行させる省電力設定プログラム。
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