JP2015043520A - 通信方法、通信システム、及び通信装置 - Google Patents

通信方法、通信システム、及び通信装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 エラーなく消費電力を低減する通信方法、通信システム、及び通信装置を提供する。
【解決手段】 動作モードを、第1モード、及び、トラフィックの処理速度が前記第1モードより低い第2モードの間で切り替える第1通信装置と、第2通信装置の間において、第2通信装置は、第1通信装置にトラフィックを送信し、第1通信装置は、受信したトラフィックを処理し、該トラフィック量が第1閾値より少ないとき、第2モードにおけるトラフィックの処理速度に応じた帯域制限を第2通信装置に要求し、第2通信装置は、第1通信装置からの該要求に応じて、第1通信装置に送信するトラフィックの帯域を、第2モードにおけるトラフィックの処理速度に応じて制限し、第1通信装置は、第2通信装置が、要求に応じてトラフィックの帯域を制限した後、動作モードを第1モードから第2モードに切り替える。
【選択図】図4

Description

本件は、通信方法、通信システム、及び通信装置に関する。
通信需要の増加に伴い、レイヤ2スイッチやルータなどの通信装置は、処理能力が向上しているが、その反面、消費電力が増加している。このため、通信装置の低消費電力化が求められている。
通信装置の低消費電力化に関し、例えば特許文献1には、パケット流量に応じてクロック周波数を変更する点が開示されている。特許文献2には、使用されていないポートの電源を停止させる点が開示されている。
また、特許文献3には、クライアントからサーバにデータの転送レートの低減を要求し、転送レートの低下後にクライアントが省電力モードに入る点が記載されている。特許文献4には、装置間の通信速度の変更により消費電力を低減する点が開示されている。
特開2007−228491号公報 特開平11−88458号公報 特開2009−237933号公報 特開2006−293983号公報
しかし、特許文献1及び2に記載された技術は、トラフィック量の急激な増加(バーストトラフィックの入力)に、クロック周波数または電源の制御が追従できずに、パケットロスなどのエラーを生ずる可能性がある。また、特許文献3に記載された技術は、サーバからクライアントに、クライアントの省電力モードにおける処理能力を超えるトラフィックが入力された場合、パケットロスなどのエラーを生ずる。さらに、特許文献4に記載された技術は、通信速度を変更するとき、ループバックモードに移行することにより装置間のリンクをいったん切断するため、やはり、パケットロスなどのエラーを生ずる。
そこで本件は上記の課題に鑑みてなされたものであり、エラーなく消費電力を低減する通信方法、通信システム、及び通信装置を提供することを目的とする。
本明細書に記載の通信方法は、動作モードを、第1モード、及び、トラフィックの処理速度が前記第1モードより低い第2モードの間で切り替える第1通信装置と、第2通信装置の間において、前記第2通信装置は、前記第1通信装置にトラフィックを送信し、前記第1通信装置は、前記第2通信装置から受信した前記トラフィックを処理し、該トラフィック量が第1閾値より少ないとき、前記第2モードにおける前記トラフィックの処理速度に応じた帯域制限を前記第2通信装置に要求し、前記第2通信装置は、前記第1通信装置からの該要求に応じて、前記第1通信装置に送信する前記トラフィックの帯域を、前記第2モードにおける前記トラフィックの処理速度に応じて制限し、前記第1通信装置は、前記第2通信装置が、前記要求に応じて前記トラフィックの帯域を制限した後、前記動作モードを前記第1モードから前記第2モードに切り替える方法である。
本明細書に記載の通信システムは、動作モードを、第1モード、及び、トラフィックの処理速度が前記第1モードより低い第2モードの間で切り替える第1通信装置と、第2通信装置とを有し、前記第2通信装置は、前記第1通信装置にトラフィックを送信し、前記第1通信装置は、前記第2通信装置から受信した前記トラフィックを処理し、該トラフィック量が第1閾値より少ないとき、前記第2モードにおける前記トラフィックの処理速度に応じた帯域制限を前記第2通信装置に要求し、前記第2通信装置は、前記第1通信装置からの該要求に応じて、前記第1通信装置に送信する前記トラフィックの帯域を、前記第2モードにおける前記トラフィックの処理速度に応じて制限し、前記第1通信装置は、前記第2通信装置が、前記要求に応じて前記トラフィックの帯域を制限した後、前記動作モードを前記第1モードから前記第2モードに切り替える。
本明細書に記載の通信装置は、他装置から受信したトラフィックを処理するトラフィック処理部と、該トラフィック量を監視するトラフィック監視部と、動作モードを、第1モード、及び、前記トラフィック処理部の処理速度が前記第1モードより低い第2モードの間で切り替えるモード制御部とを有し、前記モード制御部は、前記トラフィック監視部の監視結果に基づき、前記トラフィック量が第1閾値より少ないことを検出したとき、前記第2モードにおける前記トラフィック処理部の処理速度に応じた帯域制限を前記他装置に要求し、前記他装置が、該要求に応じて前記トラフィックの帯域を制限した後、前記動作モードを前記第1モードから前記第2モードに切り替える。
本明細書に記載の通信方法、通信システム、及び通信装置は、エラーなく消費電力を低減できるという効果を奏する。
ネットワーク構成を示す構成図である。 実施例に係る通信装置の機能構成を示す構成図である。 トラフィック量の時間変化の一例を示すグラフである。 動作モードを低消費電力モードに切り替える場合の通信装置間の通信の一例を示すラダーチャートである。 帯域制限によりバーストトラフィックを抑制した場合のトラフィック量の時間変化の一例を示すグラフである。 動作モードを通常モードに維持する場合の通信装置間の通信の一例を示すラダーチャートである。 動作モードを通常モードに切り替える場合の通信装置間の通信の一例を示すラダーチャートである。
図1は、ネットワーク構成を示す構成図である。ネットワーク(通信システム)は、実施例に係る通信装置1がそれぞれ設けられたノード#1〜#5を含む。本実施例において、通信装置1として、ルータを挙げるが、通信装置1は、これに限定されず、レイヤ2スイッチなどの他の通信装置であってもよい。
各ノード#1〜#5の通信装置1は、光ファイバまたはLAN(Local Area Network)ケーブルなどの通信路を介して互いに接続されている。ノード#1の通信装置1は、ノード#2及び#4の各通信装置1と接続されている。ノード#2の通信装置1は、ノード#1、#4、及び#3の各通信装置1と接続されている。ノード#3の通信装置1は、ノード#2及び#5の各通信装置1と接続されている。ノード#5の通信装置1は、ノード#3及び#4の各通信装置1と接続されている。もっとも、ネットワークの接続形態は、これに限定されず、例えばリング型やスター型であってもよい。なお、各通信装置1は、ルータとして機能するため、さらにLAN(図示せず)を介してレイヤ2スイッチ、パーソナルコンピュータ、及びサーバなどが接続される。
また、ノード#1の通信装置1は、アクセス系ネットワークNWなどを介して上流側通信装置9と接続されている。上流側通信装置9としては、例えば、基幹系ネットワーク内の波長多重伝送装置に実装されるトランスポンダが挙げられる。各ノード#1〜#5の通信装置1は、上流側通信装置9から受信したパケットを、宛先となる他のネットワークに転送し、他のネットワークから受信したパケットを、上流側通信装置9に送信する。なお、本実施例において、パケットとして、イーサネット(登録商標、以下同様)フレームを挙げるが、パケットは、これに限定されず、ATM(Asynchronous Transfer Mode)セルなどの他形式のデータであってもよい。
各ノード#1〜#5の通信装置1は、他の通信装置1から受信したパケットの流れ、つまりトラフィックを処理し、さらに他の通信装置1に送信する。トラフィックの処理速度は、要求されるスループットに応じて決定されため、スループットが高いほど、高くなる。トラフィックの処理速度は、トラフィック処理に使用されるクロック信号の周波数により決定されるので、処理速度が高いほど、消費電力は高い。すなわち、トラフィックの処理能力及び消費電力は、トレードオフの関係にある。
しかし、ネットワークに流れるトラフィック量は変化するため、通信装置1は、常に要求されたスループットが必要になるわけではない。このため、通信装置1は、他の通信装置1から受信するトラフィック量に応じ、動作モードを、通常モード(第1モード)、及び、トラフィックの処理速度が通常モードより低い低消費電力モード(第2モード)の間で切り替えることにより、消費電力を低減する。このとき、通信装置1は、トラフィックの処理速度を決定するクロック信号の周波数を制御することにより、動作モードを容易に切り替えることができる。
このとき、仮に、トラフィック量が低下したことを契機として、動作モードを通常モードから低消費電力モードに切り替えると、その後にバーストトラフィックが発生した場合に、トラフィックの処理速度が追従できずにパケットロスが生ずる。
そこで、実施例に係る通信装置1は、低消費電力モードにおけるトラフィックの処理速度に応じた帯域制限を、トラフィックの送信元の通信装置1に要求し、該通信装置1がトラフィックの帯域を制限した後、低消費電力モードに切り替える。これにより、通信装置1は、パケットロスなく消費電力を低減する。以下に、ノード#4の通信装置1が、動作モードを通常モードから低消費電力モードに切り替える場合を例に挙げて説明する。
ノード#1、#2、及び#5の各通信装置(第2通信装置)1は、ノード#4の通信装置(第1通信装置)1にトラフィックを送信する。ノード#4の通信装置1は、ノード#1、#2、及び#5の各通信装置から受信したトラフィックを処理する。ノード#4の通信装置1は、該トラフィック量が第1閾値TH1より少ないとき、低消費電力モードにおけるトラフィックの処理速度に応じた帯域制限をノード#1、#2、及び#5の各通信装置1に要求する(REQa参照)。なお、本明細書において、トラフィック量とは、可変パケットの長さを同一とした場合の単位時間当たりのパケット数、もしくは時間当たりのデータ量を意味する。
ノード#1、#2、及び#5の各通信装置1は、ノード#4の通信装置1からの帯域制限の要求REQaに応じて、ノード#4の通信装置1に送信するトラフィックの帯域を、低消費電力モードにおけるトラフィックの処理速度に応じて制限する。これにより、ノード#1、#2、及び#5の各通信装置1からノード#4の通信装置1へのバーストトラフィックの入力が回避される。
なお、ノード#1、#2、及び#5の各通信装置1は、トラフィックの処理速度または帯域の制限値を、ノード#4の通信装置1から受信した帯域制限要求REQa(制御メッセージ)から取得してもよいし、自装置内のメモリなどから取得してもよい。ノード#1、#2、及び#5の各通信装置1は、帯域制限を行った後、ノード#4の通信装置1に応答RESaを送信する。
ノード#4の通信装置1は、応答RESaを受信した後、つまり、ノード#1、#2、及び#5の各通信装置1が、要求に応じてトラフィックの帯域を制限した後、動作モードを通常モードから低消費電力モードに切り替える。このため、通信装置1は、パケットロスなく消費電力を低減することができる。このとき、通信装置1は、トラフィックの処理速度を決定するクロック信号の周波数を、通常モードより低下させることにより、動作モードを低消費電力モードに切り替える。
上述した例において、ノード#4の通信装置1は、トラフィック量が第1閾値TH1より少なくなったことを契機として、動作モードを、通常モードから低消費電力モードに切り替えたが、さらに、自装置内に残る処理待ちのトラフィックの減少を契機としてもよい。つまり、ノード#4の通信装置1は、トラフィック量が第1閾値TH1より少ない場合、処理待ちのトラフィックの蓄積量が第2閾値TH2より少ないとき、帯域制限をノード#1、#2、及び#5の各通信装置1に要求する。これにより、動作モードを低消費電力モードに切り替えることにより、ノード#4の通信装置1内に残留するトラフィック、つまりバッファに蓄積されたパケットのスループットが低下することが回避される。
ノード#1、#2、及び#5の各通信装置1は、ノード#4の通信装置1の動作モードが低消費電力モードである間、ノード#4の通信装置1宛てのトラフィック量が、制限された帯域を超えたとき、帯域を超える分のパケットを自装置内のバッファに蓄積する。このため、バッファの蓄積量が増えると、帯域制限のために、スループットが低下する可能性がある。
そこで、ノード#1、#2、及び#5の各通信装置1は、ノード#4の通信装置1宛てのトラフィック量が増加することを検出して、ノード#4の通信装置1に、動作モードを低消費電力モードから通常モードに切り替えるように要求する。以下に、ノード#1の通信装置1を例に挙げて、この動作について説明する。
ノード#1の通信装置1は、他装置(例えば上流側通信装置9)からノード#4の通信装置1宛てに入力されるトラフィック量が所定量B以上になったとき、ノード#4の通信装置1に動作モードの変更を要求する(REQb参照)。ノード#4の通信装置1は、動作モードの変更要求REQbに応じて、動作モードを低消費電力モードから通常モードに切り替える。これにより、ノード#4の通信装置1において、トラフィックの処理速度が通常モードより増加する。ノード#4の通信装置1は、動作モードを低消費電力モードから通常モードに切り替えると、ノード#1の通信装置1にモード切替完了通知RESbを送信する。
ノード#1の通信装置1は、モード切替完了通知RESbを受信した後、つまり、ノード#4の通信装置1の動作モードが低消費電力モードから通常モードに切り替わった後、トラフィックの帯域の制限を解除する。これにより、ノード#1の通信装置1内のバッファのパケット蓄積量の増加が防止されるので、スループット低下が回避される。なお、本例では、ノード#1の通信装置1を挙げたが、他のノード#2及び#4についても同様の動作が可能である。
また、本例において、ノード#1の通信装置1は、他装置からノード#4の通信装置1宛てに入力されるトラフィック量が所定量B以上になったことを契機として、ノード#4の通信装置1に動作モードの変更を要求したが、これに限定されない。
例えば、ノード#1の通信装置1は、上流側通信装置9に、ノード#4の通信装置1宛てのトラフィック量を示すトラフィック情報を要求し(REQc参照)、上流側通信装置9からトラフィック情報REScを取得してもよい。そして、ノード#1の通信装置1は、トラフィック情報REScの内容に応じて、ノード#4の通信装置1に動作モードの変更を要求する。この場合、ノード#1の通信装置1は、ノード#4の通信装置1宛てのトラフィックが、上流側ネットワークからノード#1の通信装置1に送信される前に、上流側通信装置9のトラフィック状態を確認できるので、より確実にバッファの蓄積量の増加を防止できる。
次に、通信装置1の詳細を説明する。図2は、実施例に係る通信装置1の機能構成を示す構成図である。通信装置1は、制御ユニット10と、複数のインターフェースユニット2と、スイッチングユニット3と、電源ユニット4とを有する。各ユニット10,2,3,4は、例えば、通信装置の筐体に設けられた複数のスロットにそれぞれ挿入されて、背面基板を介し、互いに電気的に接続される。
制御ユニット10は、装置全体を制御する装置制御部(モード制御部)110を有する。装置制御部110は、例えばCPU(Central Processing Unit)などのプロセッサを含み、上述した通信装置1間の動作を実行するためにインターフェースユニット2の各部を制御する。このとき、制御ユニット10は、通信装置1の動作モードを、通常モード及び低消費電力モードの間で切り替える。
複数のインターフェースユニット2は、それぞれ、他の通信装置1との間でパケットを送受信する。スイッチングユニット3は、複数のインターフェースユニット2間においてパケットを交換する。また、電源ユニット4は、各ユニット10,2,3に電力を供給する。
インターフェースユニット2は、ポート24と、送受信処理部21と、帯域制御部20と、第1オンボード電源(OBP: On Board Power)23と、第1クロック制御部22と、第1トラフィック監視部25とを有する。インターフェースユニット2は、さらに、入出力処理部26と、第1バッファ21aと、第2バッファ20aとを有する。本実施例において、インターフェースユニット2は、接続先の他の通信装置1ごとに対応して設けられるが、これに限定されず、複数の通信装置1に対応して設けられてもよい。
第1オンボード電源23は、DC(Direct Current)−DCコンバータの機能を有し、電源ユニット4の電源電圧を変換して、インターフェースユニット2内の各部に供給する。第1オンボード電源23は、インターフェースユニット2を動作させる必要がないとき、装置制御部110により電源供給を停止するように制御される。
ポート24は、例えば物理レイヤ(PHY Layer: Physical Layer)の機能を有し、他の通信装置1から受信したパケットを送受信処理部21に出力し、送受信処理部21から入力されたパケットを他の通信装置1に送信する。
送受信処理部21は、パケットからデータユニットを抽出して、帯域制御部20に出力し、逆に、帯域制御部20から入力されたデータユニットからパケットを構成する。例えば、パケットがイーサネットフレームである場合、送受信処理部21は、イーサネットフレームからIP(Internet Protocol)パケットを抽出し、IPパケットからイーサネットフレームを構成する。
また、送受信処理部21は、他の通信装置1との間で制御メッセージの送受信を処理する。制御メッセージは、例えば、上述した通信動作における帯域制限要求REQa、応答RESa、モード変更要求REQb、モード切替完了通知RESb、上位側通信装置9へのトラフィック情報の要求REQc、及びトラフィック情報REScである。送受信処理部21は、他の通信装置1から受信した制御メッセージを装置制御部110に出力し、装置制御部110が生成した制御メッセージを、ポート24を介して他の通信装置1に出力する。なお、制御メッセージは、他のパケットとは異なる固定された帯域(制御チャネルなど)を用いて送受信されるため、通信においてロスすることはない。第1バッファ21aは、送受信処理部21の処理を待つパケットを蓄積する。
第1トラフィック監視部25は、送受信処理部21に入力されたトラフィック量を監視し、装置制御部110に通知する。
帯域制御部20は、スイッチングユニット3に出力されるトラフィックの帯域を、例えばポリシング機能により制限する。また、帯域制御部20は、装置制御部110の指示に基づいて、他の通信装置1に出力されるトラフィックの帯域を、例えばシェーピング機能により制限する。
帯域制御部20は、他の通信装置1(上記の例ではノード#4の通信装置1)から帯域制限を要求されたときに、該通信装置1に送信するトラフィックの帯域を制限する。第2バッファ20aは、送受信処理部21の帯域制御のために送信処理を待つIPパケットを蓄積する。帯域制御部20は、帯域の制限中、第2バッファ20aに蓄積されたIPパケットのうち、例えばVoIP(Voice over Internet Protocol)のパケットのように、遅延時間の要求が厳しい(低遅延の)パケットを優先的に選択して送受信処理部21に出力する。
入出力処理部26は、スイッチングユニット3との間でIPパケットを入出力する。スイッチングユニット3は、IPパケットを、宛先に応じたインターフェースユニット2に転送する。
第1クロック制御部22は、装置制御部110の制御に従って、ポート24、送受信処理部21、及び入出力処理部26のクロック信号の周波数を制御する。装置制御部110が、動作モードを通常モードから低消費電力モードに切り替えたとき、ポート24、送受信処理部21、及び入出力処理部26のクロック信号の周波数は、通常モードより低い値に変更される。このため、低消費電力モードにおいて、ポート24、送受信処理部21、及び入出力処理部26の処理速度は、通常モードより低くなる。
スイッチングユニット3は、転送処理部(トラフィック処理部)31と、第3バッファ31aと、検索処理部32と、第1メモリ32aと、第2メモリ32bと、第2クロック制御部33と、第3クロック制御部34とを有する。スイッチングユニット3は、さらに、第2オンボード電源(OBP)35と、第2トラフィック監視部36と、スイッチ回路37と、蓄積量監視部38とを有する。
第2オンボード電源35は、DC−DCコンバータの機能を有し、電源ユニット4の電源電圧を変換して、スイッチングユニット3内の各部に供給する。第2オンボード電源35は、スイッチングユニット3を動作させる必要がないとき、装置制御部110により電源供給を停止するように制御される。
スイッチ回路37は、各インターフェースユニット2の入出力処理部26と接続されている。スイッチ回路37は、入出力処理部26から入力されたIPパケットを転送処理部31に出力し、転送処理部31から入力されたIPパケットを、宛先に応じたインターフェースユニット2に出力する。
転送処理部31は、他の通信装置1から受信したトラフィックを処理する。転送処理部31は、検索処理部32からIPパケットの宛先、つまり転送先情報を取得する。このため、転送処理部31は、検索キーとして、IPパケットのIPアドレスを検索処理部32に出力する。検索処理部32は、検索キーに基づいて転送先情報を検索し、転送処理部31に出力する。転送処理部31は、例えば、転送先情報をIPパケットに付与して、スイッチ回路37に出力する。第3バッファ31aは、転送処理部31の処理を待つトラフィック、つまりIPパケットを蓄積する。
検索処理部32は、転送処理部31から入力された検索キーに基づいて、第2メモリ32bに保持された検索テーブル321を検索する。検索テーブル321は、複数のIPアドレス及び複数のポインタが互いに対応付けられて格納されている。したがって、検索処理部32は、検索テーブル321から、検索キーとしてのIPアドレスに対応するポインタを取得する。
検索処理部32は、検索テーブル321から取得したポインタに基づいて、第1メモリ32aに保持されたフォワーディングテーブル320を検索する。フォワーディングテーブル320は、複数のポインタ及び複数のパケット処理情報が互いに対応付けられて格納されている。したがって、検索処理部32は、フォワーディングテーブル320から、ポインタに対応するパケット処理情報を取得する。パケット処理情報は、IPパケットの転送先を示す転送先情報を含む。
このように、転送処理部31は、IPパケットごとに、検索処理部32を用いて転送先情報の検索処理を行うので、処理するトラフィック量が多いほど、消費電力が高くなる。したがって、装置制御部110は、以下に述べるように、トラフィック量の監視結果に応じて、動作モードを通常モードから低消費電力モードに切り替える。
第2トラフィック監視部36は、転送処理部31が処理するトラフィック量を監視する。装置制御部110は、第2トラフィック監視部36の監視結果に基づき、トラフィック量が第1閾値TH1より少ないことを検出したとき、低消費電力モードにおける転送処理部31の処理速度に応じた帯域制限を他の通信装置1に要求する。ここで、他の通信装置1は、図1の例では、ノード#1、#2、#5の通信装置1である。装置制御部110は、帯域制限を要求する制御メッセージREQaを、送受信処理部21を介して他の通信装置1に送信する。なお、装置制御部110は、第2トラフィック監視部36の監視結果だけでなく、第1トラフィック監視部25の監視結果を用いて、トラフィック量を判断してもよい。
また、転送処理部31は、第2トラフィック監視部36の監視結果だけでなく、蓄積量監視部38の監視結果を用いて、トラフィック量を判断してもよい。この場合、蓄積量監視部38は、第3バッファ31aに蓄積されたトラフィック(IPパケット)の蓄積量を監視する。
装置制御部110は、第2トラフィック監視部36の監視結果に基づき、トラフィック量が第1閾値TH1より少ないことを検出した場合、蓄積量監視部38から監視結果を取得する。そして、転送処理部31は、蓄積量監視部38の監視結果に基づき、蓄積量が第2閾値TH2より少ないことを検出したとき、帯域制限を要求する制御メッセージREQaを他の通信装置1に送信する。これにより、装置制御部110は、通信装置1に内に残留するトラフィック、つまり第3バッファ31aに蓄積されたIPパケットのスループットの低下が回避される。
装置制御部110は、送受信処理部21を介して他の通信装置(上記の例ではノード#4の通信装置)1から、帯域制限を要求する制御メッセージREQaを受信すると、帯域制御部20を制御することにより、該通信装置1に送信するトラフィックの帯域を制限する。装置制御部110は、低消費電力モードにおける転送処理部31及び検索処理部32のトラフィックの処理速度に応じて、帯域を制限する。帯域制限を行った後、装置制御部110は、送受信処理部21を介して、応答RESaを他の通信装置1に送信する。
これにより、通信装置1から他の通信装置1へのバーストトラフィックの入力が、回避される。なお、装置制御部110は、トラフィックの処理速度または帯域の制限値を、帯域制限を要求する制御メッセージから取得してもよいし、自装置内のメモリから取得してもよい。
装置制御部110は、他の通信装置1が、要求に応じてトラフィックの帯域を制限した後、第1クロック制御部22、第2クロック制御部33、及び第3クロック制御部34を制御することにより、動作モードを通常モードから低消費電力モードに切り替える。このとき、第2クロック制御部33及び第3クロック制御部34は、転送処理部31及び検索処理部32のクロック信号の周波数をそれぞれ制御する。
第2クロック制御部33及び第3クロック制御部34は、装置制御部110の制御に従って、転送処理部31及び検索処理部32のクロック信号の周波数を、動作モードに応じた値に制御する。低消費電力モードにおけるクロック信号の周波数は、通常モードより低いので、低消費電力モードにおける転送処理部31及び検索処理部32の処理速度も低下するが、消費電力は、通常モードより低く抑えられる。
このように、装置制御部110は、他の通信装置1が帯域を制限した後、動作モードを低消費電力モードに切り替えるので、パケットロスを生ずることなく、消費電力を低減できる。
また、装置制御部110は、第2トラフィック監視部36の監視結果に基づき、他装置から、低消費電力モードで動作する他の通信装置1(図1の例ではノード#4の通信装置1)宛てに入力されるトラフィック量が所定量B以上であるか否かを判定する。装置制御部110は、該トラフィック量が所定量B以上になったとき、低消費電力モードの通信装置1に動作モードの変更を要求する。このとき、装置制御部110は、動作モードの変更を要求する制御メッセージREQbを、送受信処理部21を介して該通信装置1に送信する。なお、上述したように、装置制御部110は、上流側通信装置9から取得したトラフィック情報REScの内容に応じて、動作モードの変更を要求する制御メッセージREQbを送信してもよい。
低消費電力モードで動作する通信装置1において、装置制御部110は、動作モードの変更を要求する制御メッセージREQbに応じて、動作モードを低消費電力モードから通常モードに切り替える。つまり、装置制御部110は、動作モードの変更を要求する制御メッセージを、送受信処理部21を介して受信すると、第1クロック制御部22、第2クロック制御部33、及び第3クロック制御部34を制御する。通常モードにおけるクロック信号の周波数は、低消費電力モードより高いので、通常モードにおける転送処理部31及び検索処理部32の処理速度も増加するが、消費電力は、低消費電力モードより高くなる。
また、装置制御部110は、動作モードを通常モードに切り替えた後、動作モードの変更を要求した通信装置1に、送受信処理部21を介して、モード切替完了通知RESbを送信する。モード切替完了通知RESbは、送信先の通信装置1において、送受信処理部21を介して、装置制御部110により受信される。
装置制御部110は、モード切替完了通知RESbの受信後、帯域制御部20を制御することにより、トラフィックの帯域の制限を解除する。これにより、第2バッファ20a及び第3バッファ31aの蓄積量の増加が防止されるので、スループット低下が回避される。
上述した構成によると、装置制御部110は、転送処理部31が処理するトラフィック量に応じて、動作モードを適切に切り替えることができる。図3は、トラフィック量の時間変化の一例を示すグラフである。図3において、横軸は、時刻を示し、縦軸は、転送処理部31が処理するトラフィック量を示す。
時刻t1において、隣接ノードの他の通信装置1において、通信装置1宛てのトラフィック量が増加し、所定量B以上になったことが検出されると、通信装置1は、モード変更要求REQbを受信する。これにより、時刻t12において、通信装置1は、動作モードを低消費電力モードから通常モードに切り替える。
時刻t45において、通信装置1は、転送処理部31が処理するトラフィック量が、第1閾値TH1より少なくなったこと、及び第3バッファ31aの蓄積量が第2閾値TH2より少なくなったことを検出する。これにより、通信装置1は、隣接ノードの他の通信装置1に帯域制限要求REQaを送信し、帯域制限の実行後、動作モードを通常モードから低消費電力モードに切り替える。
時刻t5において、隣接ノードの他の通信装置1において、通信装置1宛てのトラフィック量が増加し、所定量B以上になったことが検出されると、通信装置1は、モード変更要求REQbを受信する。これにより、時刻t56において、通信装置1は、動作モードを低消費電力モードから通常モードに切り替える。
また、時刻t2,t3,t4,t6において、通信装置1は、トラフィック量が、第1閾値TH1より少なくなったことを検出するが、第3バッファ31aの蓄積量が第2閾値TH2より多いため、動作モードを切り替えない。これは、上述したように、仮に、動作モードを低消費電力モードに切り替えた場合、転送処理部31の処理速度の低下により、第3バッファ31aに蓄積されたIPパケットのスループットが低下するためである。
したがって、通信装置1の動作モードは、トラフィック量が少ない状態が、ある程度持続したとき、通常モードから低消費電力モードに切り替わる。このため、動作モードの頻繁な切替によるパケットの揺らぎの発生や、クロック信号の制御が追従できないことによるパケットロスの発生が回避される。
次に、図4〜図6を参照して、通信装置1間のシーケンスの詳細を説明する。図4〜図5において、図1に示されたノード#1,#2,#4,#5の各通信装置1を、「通信装置#1」、「通信装置#2」、「通信装置#4」、及び「通信装置#5」とそれぞれ表記する。これに従い、以下の図4〜図6を参照した説明においても、ノード#1,#2,#4,#5の各通信装置1を、「通信装置#1」、「通信装置#2」、「通信装置#4」、及び「通信装置#5」とそれぞれ表記する。
図4は、動作モードを低消費電力モードに切り替える場合の通信装置1間の通信の一例を示すラダーチャートである。まず、通信装置#4は、隣接ノードの通信装置#1,#2,#5からのトラフィック量が第1閾値TH1より少なく(条件(1))、第3バッファ31aのトラフィックの蓄積量が第2閾値TH2より少ない(条件(2))ことを検出する(ステップSt1)。このとき、通信装置#4の装置制御部110は、第2トラフィック監視部36の監視結果に基づき条件(1)を判定し、蓄積量監視部38の監視結果に基づき条件(2)を判定する。
次に、通信装置#4の装置制御部110は、動作モードを低消費電力モードに切り替えることを通知する低消費電力モード切替通知を、通信装置#1,#2,#5に送信する。なお、低消費電力モード切替通知は、制御メッセージとして送受信処理部21を介して送信される。
次に、通信装置#1,#2,#5は、それぞれ、低消費電力モード切替通知を受信すると、他装置から通信装置#4宛てに入力されるトラフィック量を検査し、該トラフィック量が、所定量Bより少ないことを検出する(ステップSt2、St3,St4)。このとき、通信装置#1,#2,#5の各装置制御部110は、第2トラフィック監視部36の監視結果に基づき、他装置から通信装置#4宛てに入力されるトラフィック量が、所定量Bより少ないか否かを判定する。なお、所定量Bは、例えば、第1閾値TH1に基づいて決定される。
次に、通信装置#1,#2,#5は、確認通知を通信装置#4に送信する。なお、確認通知は、制御メッセージとして送受信処理部21を介して送信される。
次に、通信装置#4は、通信装置#1,#2,#5からそれぞれ確認通知を受信すると、通信装置#1,#2,#5に、低消費電力モードにおけるトラフィックの処理速度に応じた帯域制限を要求する帯域制限要求REQaをそれぞれ送信する。すなわち、通信装置#1は、パケットロスが生じないように、全ての隣接ノードの通信装置#1,#2,#5から確認通知をそれぞれ受信したことを条件として、帯域制限要求REQaを送信する。このため、後述するように、隣接ノードの通信装置#1,#2,#5のうち、1つでも確認通知がなければ、帯域制限要求REQaを送信しない。
次に、通信装置#1,#2,#5は、それぞれ、帯域制限要求REQaに応じて、帯域制限を実行する(ステップSt5、St6,St7)。このとき、通信装置#1,#2,#5の各装置制御部110は、帯域制御部20を制御することにより、通信装置#4に送信するトラフィックの帯域を、低消費電力モードにおけるトラフィックの処理速度に応じて制限する。この帯域制限により、通信装置#4へのバーストトラフィックの入力が抑制される。
図5は、帯域制限によりバーストトラフィックを抑制した場合のトラフィック量の時間変化の一例を示すグラフである。図5において、横軸は、時刻を示し、縦軸は、転送処理部31が処理するトラフィック量を示す。
通信装置#4は、時刻Tにおいて、トラフィック量が減少し、第1閾値TH1より少なくなったため、動作モードを通常モードから低消費電力モードに切り替える。その後、トラフィック量は低下するが、バーストトラフィックが発生した場合、通信装置#1,#2,#5が帯域制限を行わなければ、符号BW1により示されるように、通信装置#4に入力されるトラフィック量は、帯域制限値LIMを超える。低消費電力モードにおいて、転送処理部31の処理速度は、通常モードより低いので、転送処理部31の処理速度を超えるトラフィック量を有するバーストトラフィックBW1によりパケットロスが生ずる。
しかし、バーストトラフィックが発生しても、通信装置#1,#2,#5が帯域制限を行えば、符号BW2により示されるように、トラフィック量は、帯域制限値LIM以下に抑制される。このため、トラフィック量は、時間的に平滑化されることにより、転送処理部31の処理速度を超えることはない。したがって、通信装置#1,#2,#5が帯域制限により、通信装置#4におけるパケットロスが防止できる。
再び図4を参照すると、次に、通信装置#1,#2,#5は、帯域制限を実行した後、それぞれ、応答RESaを通信装置#4に送信する。次に、通信装置#4は、各通信装置#1,#2,#5から応答RESaを受信すると、動作モードを低消費電力モードに切り替える(ステップSt8)。つまり、通信装置#4の装置制御部110は、通信装置#1,#2,#5が、帯域制限要求REQaに応じてトラフィックの帯域を制限した後、動作モードを低消費電力モードに切り替える。このため、動作モードの切り替えによりパケットロスが発生することはない。このようにして、通信装置1は、動作モードを低消費電力モードに切り替える。
また、図6は、動作モードを通常モードに維持する場合の通信装置1間の通信の一例を示すラダーチャートである。まず、通信装置#4は、隣接ノードの通信装置#1,#2,#5からのトラフィック量が第1閾値TH1より少なく(条件(1))、第3バッファ31aのトラフィックの蓄積量が第2閾値TH2より少ない(条件(2))ことを検出する(ステップSt11)。次に、通信装置#4の装置制御部110は、動作モードを低消費電力モードに切り替えることを通知する低消費電力モード切替通知を、通信装置#1,#2,#5に送信する。
次に、通信装置#1,#2は、それぞれ、低消費電力モード切替通知を受信すると、他装置から通信装置#4宛てに入力されるトラフィック量を検査し、該トラフィック量が、所定量Bより少ないことを検出する(ステップSt12、St13)。次に、通信装置#1,#2は、確認通知を通信装置#4に送信する。
一方、通信装置#5は、低消費電力モード切替通知を受信すると、他装置から通信装置#4宛てに入力されるトラフィック量を検査し、該トラフィック量が、所定量B以上であることを検出する(ステップSt14)。次に、通信装置#5は、拒否通知を通信装置#4に送信する。なお、拒否通知は、制御メッセージとして送受信処理部21を介して送信される。
通信装置#4は、隣接ノードの通信装置#1、#2、#5のうち、少なくとも1つの通信装置1から拒否通知を受信した場合、動作モードの切り替えを中断する。このため、通信装置#4は、動作モードを通常モードに維持することを通知する通常モード維持通知を、通信装置#1、#2、#5に送信する。このとき、通常モード維持通知は、送受信処理部21を介して、制御メッセージとして送信される。なお、通信装置#1、#2、#5は、通常モード維持通知を受信しても、帯域制限を実行しない。
そして、通信装置#4は、動作モードを通常モードに維持する(ステップSt15)。このように、通信装置#4は、動作モードを低消費電力モードに切り替えるとき、全ての隣接ノードの通信装置#1,#2,#5から確認通知をそれぞれ受信したことを条件とするので、通信装置#5から入力されたパケットのロスが回避される。このようにして、通信装置1は、動作モードを通常モードに維持する。
また、図7は、動作モードを通常モードに切り替える場合の通信装置1間の通信の一例を示すラダーチャートである。まず、通信装置#1は、他装置から入力される通信装置#4宛てのトラフィック量が、所定量B以上であることを検出する(ステップSt21)。このとき、通信装置#1の装置制御部110は、第2トラフィック監視部36の監視結果に基づいて、通信装置#4宛てのトラフィック量が、所定量B以上であるか否かを判定する。
次に、通信装置#1は、モード変更要求REQbを通信装置#4に送信する。次に、通信装置#4は、モード変更要求REQbを受信する(ステップSt22)。このとき、通信装置#4の装置制御部110は、送受信処理部21を介して、モード変更要求REQbを受信する。
次に、通信装置#4は、通常モード切替通知を、隣接ノードの通信装置#1、#2、#5にそれぞれ送信する。なお、通常モード切替通知は、制御メッセージとして、送受信処理部21を介して送信される。
次に、通信装置#1、#2、#5は、それぞれ、通常モード切替通知を受信すると、確認通知を通信装置#4に送信する。なお、確認通知は、制御メッセージとして、送受信処理部21を介して送信される。
次に、通信装置#4は、通信装置#1、#2、#5から確認通知をそれぞれ受信すると、動作モードを低消費電力モードから通常モードに切り替える(ステップSt23)。次に、通信装置#4は、モード切替完了通知RESbを通信装置#1、#2、#5にそれぞれ送信する。
次に、通信装置#1、#2、#5は、それぞれ、モード切替完了通知RESbを受信すると、帯域制限を解除する(ステップSt24、St25、St26)。ここで、通信装置#1、#2、#5は、通信装置#4の動作モードが、低消費電力モードから通常モードに切り替わった後、帯域制限を解除するので、パケットロスが生じない。このようにして、通信装置1は、動作モードを通常モードに切り替える。
これまで述べたように、実施例に係る通信方法は、第1通信装置(通信装置#4)1と、第2通信装置(通信装置#1、#2、#5)1との間の通信方法である。第1通信装置1は、動作モードを、第1モード(通常モード)、及び、トラフィックの処理速度が第1モードより低い第2モード(低消費電力モード)の間で切り替える。第2通信装置1は、第1通信装置1にトラフィックを送信する。
第1通信装置1は、第2通信装置1から受信したトラフィックを処理し、該トラフィック量が第1閾値TH1より少ないとき、第2モードにおけるトラフィックの処理速度に応じた帯域制限を第2通信装置1に要求する。第2通信装置1は、第1通信装置1からの該要求に応じて、第1通信装置1に送信するトラフィックの帯域を、第2モードにおけるトラフィックの処理速度に応じて制限する。第1通信装置1は、第2通信装置1が、要求に応じてトラフィックの帯域を制限した後、動作モードを第1モードから第2モードに切り替える。
実施例に係る通信方法において、第1通信装置1は、第2通信装置1から受信するトラフィック量が第1閾値TH1より少ないとき、第2モードに切り替える前に、第2モードにおけるトラフィックの処理速度に応じた帯域制限を第2通信装置1に要求する。第2通信装置1は、要求に応じて、第1通信装置に送信するトラフィックの帯域を、第2モードにおけるトラフィックの処理速度に応じて制限する。
したがって、第2通信装置1から第1通信装置1に送信されるトラフィック量は、第1通信装置1が、トラフィックの処理速度が第1モードより低い第2モードにおいて処理可能な量に制限される。
また、第1通信装置1は、第2通信装置1が送信するトラフィックの帯域が制限された後、動作モードを第1モードから第2モードに切り替える。つまり、第2通信装置1から第1通信装置1に送信されるトラフィック量が、第1通信装置1が第2モードにおいて処理可能な量に抑制された後で、第2通信装置1の動作モードが第2モードに切り替えられるので、パケットエラーなどのエラーを生じない。
また、第2通信装置1は、帯域を制限するだけなので、第1通信装置1及び第2通信装置1間のリンクが切断されることはない。さらに、第2通信装置1における帯域制限により、第1通信装置1へのバーストトラフィックの入力が防止されるので、第1通信装置1は、問題なく、動作モードの切り替え制御を行うことができる。
第2モードは、トラフィックの処理速度が第1モードより低いので、第1通信装置1は、動作モードを第1モードから第2モードに切り替えることにより、消費電力が低減される。よって、実施例に係る通信方法によると、エラーなく消費電力を低減できる。
また、実施例に係る通信システムは、第1通信装置(通信装置#4)1と、第2通信装置(通信装置#1、#2、#5)1とを有する。第1通信装置1は、動作モードを、第1モード(通常モード)、及び、トラフィックの処理速度が第1モードより低い第2モード(低消費電力モード)の間で切り替える。第2通信装置1は、第1通信装置1にトラフィックを送信する。
第1通信装置1は、第2通信装置1から受信したトラフィックを処理し、該トラフィック量が第1閾値TH1より少ないとき、第2モードにおけるトラフィックの処理速度に応じた帯域制限を第2通信装置1に要求する。第2通信装置1は、第1通信装置1からの該要求に応じて、第1通信装置1に送信するトラフィックの帯域を、第2モードにおけるトラフィックの処理速度に応じて制限する。第1通信装置1は、第2通信装置1が、要求に応じてトラフィックの帯域を制限した後、動作モードを第1モードから第2モードに切り替える。
実施例に係る通信システムは、上述した通信方法と同様の構成を有するので、上述した内容と同様の作用効果を奏する。
また、実施例に係る通信装置は、トラフィック処理部(転送処理部)31と、トラフィック監視部(第2トラフィック監視部)36と、モード制御部(装置制御部)110とを有する。トラフィック処理部31は、他装置から受信したトラフィックを処理する。トラフィック監視部36は、該トラフィック量を監視する。モード制御部110は、動作モードを、第1モード(通常モード)、及び、トラフィック処理部の処理速度が第1モードより低い第2モード(低消費電力モード)の間で切り替える。
モード制御部110は、トラフィック監視部36の監視結果に基づき、トラフィック量が第1閾値TH1より少ないことを検出したとき、第2モードにおけるトラフィック処理部31の処理速度に応じた帯域制限を他装置に要求する。そして、モード制御部110は、他装置が、該要求に応じてトラフィックの帯域を制限した後、動作モードを第1モードから第2モードに切り替える。
実施例に係る通信システムは、上述した通信方法と同様の構成を有するので、上述した内容と同様の作用効果を奏する。
以上、好ましい実施例を参照して本発明の内容を具体的に説明したが、本発明の基本的技術思想及び教示に基づいて、当業者であれば、種々の変形態様を採り得ることは自明である。
なお、以上の説明に関して更に以下の付記を開示する。
(付記1) 動作モードを、第1モード、及び、トラフィックの処理速度が前記第1モードより低い第2モードの間で切り替える第1通信装置と、第2通信装置の間の通信方法において、
前記第2通信装置は、前記第1通信装置にトラフィックを送信し、
前記第1通信装置は、前記第2通信装置から受信した前記トラフィックを処理し、該トラフィック量が第1閾値より少ないとき、前記第2モードにおける前記トラフィックの処理速度に応じた帯域制限を前記第2通信装置に要求し、
前記第2通信装置は、前記第1通信装置からの該要求に応じて、前記第1通信装置に送信する前記トラフィックの帯域を、前記第2モードにおける前記トラフィックの処理速度に応じて制限し、
前記第1通信装置は、前記第2通信装置が、前記要求に応じて前記トラフィックの帯域を制限した後、前記動作モードを前記第1モードから前記第2モードに切り替えることを特徴とする通信方法。
(付記2) 前記第2通信装置は、他装置から前記第1通信装置宛てに入力されるトラフィック量が所定量以上になったとき、前記第1通信装置に前記動作モードの変更を要求し、
前記第1通信装置は、該要求に応じて、前記動作モードを前記第2モードから前記第1モードに切り替え、
前記第2通信装置は、前記第1通信装置の前記動作モードが前記第2モードから前記第1モードに切り替わった後、前記トラフィックの帯域の制限を解除することを特徴とする付記1に記載の通信方法。
(付記3) 前記第1通信装置は、前記トラフィックの処理速度を決定するクロック信号の周波数を制御することにより、前記動作モードを前記第1モード及び前記第2モードの間で切り替えることを特徴とする付記1または2に記載の通信方法。
(付記4) 前記第1通信装置は、前記トラフィック量が前記第1閾値より少ない場合、処理待ちの前記トラフィックの蓄積量が第2閾値より少ないとき、前記帯域制限を前記第2通信装置に要求することを特徴とする付記1乃至3の何れかに記載の通信方法。
(付記5) 動作モードを、第1モード、及び、トラフィックの処理速度が前記第1モードより低い第2モードの間で切り替える第1通信装置と、第2通信装置とを有する通信システムにおいて、
前記第2通信装置は、前記第1通信装置にトラフィックを送信し、
前記第1通信装置は、前記第2通信装置から受信した前記トラフィックを処理し、該トラフィック量が第1閾値より少ないとき、前記第2モードにおける前記トラフィックの処理速度に応じた帯域制限を前記第2通信装置に要求し、
前記第2通信装置は、前記第1通信装置からの該要求に応じて、前記第1通信装置に送信する前記トラフィックの帯域を、前記第2モードにおける前記トラフィックの処理速度に応じて制限し、
前記第1通信装置は、前記第2通信装置が、前記要求に応じて前記トラフィックの帯域を制限した後、前記動作モードを前記第1モードから前記第2モードに切り替えることを特徴とする通信システム。
(付記6) 前記第2通信装置は、他装置から前記第1通信装置宛てに入力されるトラフィック量が所定量以上になったとき、前記第1通信装置に前記動作モードの変更を要求し、
前記第1通信装置は、該要求に応じて、前記動作モードを前記第2モードから前記第1モードに切り替え、
前記第2通信装置は、前記第1通信装置の前記動作モードが前記第2モードから前記第1モードに切り替わった後、前記トラフィックの帯域の制限を解除することを特徴とする付記5に記載の通信システム。
(付記7) 前記第1通信装置は、前記トラフィックの処理速度を決定するクロック信号の周波数を制御することにより、前記動作モードを前記第1モード及び前記第2モードの間で切り替えることを特徴とする付記5または6に記載の通信システム。
(付記8) 前記第1通信装置は、前記トラフィック量が前記第1閾値より少ない場合、処理待ちの前記トラフィックの蓄積量が第2閾値より少ないとき、前記帯域制限を前記第2通信装置に要求することを特徴とする付記5乃至7の何れかに記載の通信システム。
(付記9) 他装置から受信したトラフィックを処理するトラフィック処理部と、
該トラフィック量を監視するトラフィック監視部と、
動作モードを、第1モード、及び、前記トラフィック処理部の処理速度が前記第1モードより低い第2モードの間で切り替えるモード制御部とを有し、
前記モード制御部は、前記トラフィック監視部の監視結果に基づき、前記トラフィック量が第1閾値より少ないことを検出したとき、前記第2モードにおける前記トラフィック処理部の処理速度に応じた帯域制限を前記他装置に要求し、前記他装置が、該要求に応じて前記トラフィックの帯域を制限した後、前記動作モードを前記第1モードから前記第2モードに切り替えることを特徴とする通信装置。
(付記10) 前記モード制御部は、前記トラフィック処理部の処理速度を決定するクロック信号の周波数を制御することにより、前記動作モードを前記第1モード及び前記第2モードの間で切り替えることを特徴とする付記9に記載の通信装置。
(付記11) 前記トラフィック処理部の処理を待つ前記トラフィックを蓄積する蓄積部と、
前記蓄積部に蓄積された前記トラフィックの蓄積量を監視する蓄積量監視部とを、さらに有し、
前記モード制御部は、前記トラフィック監視部の監視結果に基づき、前記トラフィック量が前記第1閾値より少ないことを検出した場合、前記蓄積量監視部の監視結果に基づき、前記蓄積量が第2閾値より少ないことを検出したとき、前記帯域制限を前記他装置に要求することを特徴とする付記9または10の何れかに記載の通信装置。
1 通信装置(第1通信装置、第2通信装置)
31 転送処理部(トラフィック処理部)
31a 第3バッファ(蓄積部)
36 第2トラフィック監視部(トラフィック監視部)
38 蓄積量監視部
110 装置制御部(モード制御部)

Claims (6)

  1. 動作モードを、第1モード、及び、トラフィックの処理速度が前記第1モードより低い第2モードの間で切り替える第1通信装置と、第2通信装置の間の通信方法において、
    前記第2通信装置は、前記第1通信装置にトラフィックを送信し、
    前記第1通信装置は、前記第2通信装置から受信した前記トラフィックを処理し、該トラフィック量が第1閾値より少ないとき、前記第2モードにおける前記トラフィックの処理速度に応じた帯域制限を前記第2通信装置に要求し、
    前記第2通信装置は、前記第1通信装置からの該要求に応じて、前記第1通信装置に送信する前記トラフィックの帯域を、前記第2モードにおける前記トラフィックの処理速度に応じて制限し、
    前記第1通信装置は、前記第2通信装置が、前記要求に応じて前記トラフィックの帯域を制限した後、前記動作モードを前記第1モードから前記第2モードに切り替えることを特徴とする通信方法。
  2. 前記第2通信装置は、他装置から前記第1通信装置宛てに入力されるトラフィック量が所定量以上になったとき、前記第1通信装置に前記動作モードの変更を要求し、
    前記第1通信装置は、該要求に応じて、前記動作モードを前記第2モードから前記第1モードに切り替え、
    前記第2通信装置は、前記第1通信装置の前記動作モードが前記第2モードから前記第1モードに切り替わった後、前記トラフィックの帯域の制限を解除することを特徴とする請求項1に記載の通信方法。
  3. 前記第1通信装置は、前記トラフィックの処理速度を決定するクロック信号の周波数を制御することにより、前記動作モードを前記第1モード及び前記第2モードの間で切り替えることを特徴とする請求項1または2に記載の通信方法。
  4. 前記第1通信装置は、前記トラフィック量が前記第1閾値より少ない場合、処理待ちの前記トラフィックの蓄積量が第2閾値より少ないとき、前記帯域制限を前記第2通信装置に要求することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の通信方法。
  5. 動作モードを、第1モード、及び、トラフィックの処理速度が前記第1モードより低い第2モードの間で切り替える第1通信装置と、第2通信装置とを有する通信システムにおいて、
    前記第2通信装置は、前記第1通信装置にトラフィックを送信し、
    前記第1通信装置は、前記第2通信装置から受信した前記トラフィックを処理し、該トラフィック量が第1閾値より少ないとき、前記第2モードにおける前記トラフィックの処理速度に応じた帯域制限を前記第2通信装置に要求し、
    前記第2通信装置は、前記第1通信装置からの該要求に応じて、前記第1通信装置に送信する前記トラフィックの帯域を、前記第2モードにおける前記トラフィックの処理速度に応じて制限し、
    前記第1通信装置は、前記第2通信装置が、前記要求に応じて前記トラフィックの帯域を制限した後、前記動作モードを前記第1モードから前記第2モードに切り替えることを特徴とする通信システム。
  6. 他装置から受信したトラフィックを処理するトラフィック処理部と、
    該トラフィック量を監視するトラフィック監視部と、
    動作モードを、第1モード、及び、前記トラフィック処理部の処理速度が前記第1モードより低い第2モードの間で切り替えるモード制御部とを有し、
    前記モード制御部は、前記トラフィック監視部の監視結果に基づき、前記トラフィック量が第1閾値より少ないことを検出したとき、前記第2モードにおける前記トラフィック処理部の処理速度に応じた帯域制限を前記他装置に要求し、前記他装置が、該要求に応じて前記トラフィックの帯域を制限した後、前記動作モードを前記第1モードから前記第2モードに切り替えることを特徴とする通信装置。
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