JP2020120202A - 電子機器及びその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 有線接続前に最適な積み上げ接続の順番をユーザに通知することのできる技術を提供すること。【解決手段】 複数のモジュールを電子機器本体に積み上げ装着、および離脱自在な電子機器の制御方法であって、前記複数のモジュールは、前記電子機器本体と有線接続前に通信可能な、近距離無線通信手段を有し、前記電子機器の本体には、前記近距離無線通信で各モジュールから取得した、各モジュールが記憶している機器情報を管理する管理テーブルを有し、前記管理テーブルは、前記近距離無線通信により前記モジュールから入手した情報で、有線通信手段の接続前に情報が更新され、前記電子機器本体には、前記管理テーブルの情報に基づき、接続の可否と、積み上げ装着の位置を判定する、判定手段を有し、前記判定手段の結果を、推奨の前記モジュールの装着順番として、前記有線通信手段の接続前に、表示手段に表示することを特徴とする。【選択図】 図5
Description
本発明は、電子機器及びその制御方法に関し、特に、モジュールと接続する電子機器に関する。
全ての機器間の接続を1種類のコネクタで接続可能なUSB TYPE−Cコネクタや、ユーザが好きなモジュール(アクセサリ)を組み替えて使用する機器が提案されている。
USB TYPE−Cコネクタは、USB3.1規格とUSB2.0規格の信号をそれぞれ2系統の合計4系統の並列配線や、電力供給も可能であるため、本体側が単独のコネクタでも接続が成されれば複数のモジュールを制御することが可能である。
これを用いれば、複数のモジュールの接続先となるデジタルカメラ本体のコネクタが単独でも、モジュール側にプラグとレセプタクルの両方を具備することで、デジタルカメラ本体へ複数のモジュールを積み上げ接続することが可能となる。
この積み上げ接続のシステム構成にすれば、デジタルカメラ本体の単独のコネクタから複数のモジュールを制御することが可能となる。
しかしながら、モジュールのコネクタを、汎用性が高いUSB TYPE−Cコネクタにすることで、多種のモジュールと物理的に接続が可能となるが、電気的に接続が可能かどうかは、実際に接続しないと分らない。
この問題を解決すべく、特許文献1には、周辺機器と物理的な接続が可能な携帯端末において、周辺機器との物理的な接続を実際行う前に、接続の可否をユーザに通知することのできる技術が提案されている。
しかしながら、特許文献1では、周辺機器と接続する携帯端末の物理的接続前に、接続の可否のみをユーザに知らせている。これを前記積み上げ接続のシステムに適用した場合、モジュールの性能を発揮する最適位置があるものや、途中に接続されることで通信のボトルネックとなるモジュール、または非対応のモジュール等が存在する可能性があり、有線接続するまでユーザはわからない。また、ユーザが有線接続後にモジュールの組み替えにともなう積み上げ接続を再度行うのは使い勝手がよくない。
そこで、本発明の目的は、有線接続前に最適な積み上げ接続の順番をユーザに通知することのできる電子機器の制御方法を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明に係る電子機器の制御方法は、
複数のモジュールを電子機器本体に積み上げ装着、および離脱自在な電子機器の制御方法であって、
前記複数のモジュールは、前記電子機器本体と有線接続前に通信可能な、近距離無線通信手段を有し、
前記電子機器の本体には、前記近距離無線通信で各モジュールから取得した、各モジュールが記憶している機器情報を管理する管理テーブルを有し、前記管理テーブルは、前記近距離無線通信によりモジュールから入手した情報で、有線通信手段の接続前に情報が更新され、
前記電子機器本体には、前記管理テーブルの情報に基づき、接続の可否と、積み上げ装着の位置を判定する、判定手段を有し、
前記判定手段の結果を、推奨の前記モジュールの装着順番として、前記有線通信手段の接続前に、表示手段に表示することを特徴とする。
複数のモジュールを電子機器本体に積み上げ装着、および離脱自在な電子機器の制御方法であって、
前記複数のモジュールは、前記電子機器本体と有線接続前に通信可能な、近距離無線通信手段を有し、
前記電子機器の本体には、前記近距離無線通信で各モジュールから取得した、各モジュールが記憶している機器情報を管理する管理テーブルを有し、前記管理テーブルは、前記近距離無線通信によりモジュールから入手した情報で、有線通信手段の接続前に情報が更新され、
前記電子機器本体には、前記管理テーブルの情報に基づき、接続の可否と、積み上げ装着の位置を判定する、判定手段を有し、
前記判定手段の結果を、推奨の前記モジュールの装着順番として、前記有線通信手段の接続前に、表示手段に表示することを特徴とする。
本発明によれば、有線接続前に最適な積み上げ接続の順番をユーザに通知することのできる電子機器の制御方法を提供することができる。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら説明する。
図1(a)乃至図1(c)は、本発明の電子機器であるデジタルカメラ1の外観斜視図である。図1(a)は、デジタルカメラ本体100を正面側から見た外観斜視図と背面側から見た外観斜視図である。図1(b)は、デジタルカメラ本体100に各機能を備えたモジュールを装着した状態のデジタルカメラ1を正面側から見た外観斜視図と背面側から見た外観斜視図である。図1(c)は、デジタルカメラ本体100と各機能を備えたモジュールの正面側から見た分解斜視図と背面側から見た分解斜視図である。
図1(a)に示すように、デジタルカメラ本体100の正面側には撮像レンズ110が設けられている。撮像レンズ110はズームレンズ、フォーカスレンズを含むレンズ群である。
デジタルカメラ本体100の側面には、操作部101が設けられており、例えば、デジタルカメラ本体の電源ON/OFFを切り替えるための電源SWである。
デジタルカメラ本体100の背面側には表示部121が設けられている。表示部121は画像や各種情報を表示する表示部である。表示部121の表示領域上にはタッチパネル120が設けられタッチパネルディスプレイとして機能する。
デジタルカメラ本体100の上面側には、電磁着脱機構を構成するEPM130(Electro Permanent Magnet)が両端に、およびコネクタ140が中央付近に1箇所設けられている。コネクタ140は他の電子機器とのデータや電力のやり取りを行うための外部接続用コネクタであり、USB Type−Cコネクタ(レセプタクル)である。また、EPM130とコネクタ140の間(2箇所)には、後述するモジュール200、300、400の位置決めピン255、355、455に対応する位置に位置決め穴150が設けられている。各モジュールに設けられている位置決めピンおよび位置決め穴は、モジュール同士の接続中に不用意な力が掛かった場合、接続部となるUSB Type−Cコネクタに掛かる負荷を減らすためであり、本実施例では各面に設けている。
161は近接無線通信を行うためのエリアである。即ち、近接無線通信エリア161の部分に後述する近接無線通信部160のアンテナ(不図示)が配置されている。後述するモジュール200、300、400の近接無線通信部260、360、460のアンテナがこのエリアに近接すると、近接無線通信部160と近接無線通信部260、360、460との間で通信が可能となる。
図1(b)に示すように、デジタルカメラ本体100の上面側にはモジュール200、300、400が、デジタルカメラ本体100の上面側に積み上げるように取り付けることができる。ここで、本実施形態におけるモジュールは、サブカメラモジュール200、ストロボモジュール300、無線LAN通信モジュール400とする。
サブカメラモジュール200の正面には撮像レンズ210が設けられている。サブカメラモジュール200の側面には撮像レンズ210による撮影のON/OFFを切り替える操作部201が設けられている。
サブカメラモジュール200の背面には、デジタルカメラ本体100と近接無線通信を行うための近接無線通信エリア261が設けられている。近接無線通信エリア261の部分に後述する近接無線通信部260のアンテナ(不図示)が配置されている。
ストロボモジュール300の正面にはストロボの発光窓310が設けられており、被写体が暗い時など必要に応じて発光させる。ストロボモジュール300の側面にはストロボの発光動作モードを切り替える操作部301が設けられている。
ストロボモジュール300の背面には、デジタルカメラ本体100と近接無線通信を行うための近接無線通信エリア361が設けられている。近接無線通信エリア361の部分に後述する近接無線通信部360のアンテナ(不図示)が配置されている。
無線LANモジュール400はモジュール内部に、外部と無線でデータの送受信を行うためのWi−Fiなどの通信用モジュールが設けられている(不図示)。無線LANモジュール400の側面には無線通信のON/OFFを切り替える操作部401が設けられている。無線LANモジュール400の背面には、デジタルカメラ本体100と近接無線通信を行うための近接無線通信エリア461が設けられている。近接無線通信エリア461の部分に近接無線通信部460のアンテナ(不図示)が配置されている。
図1(c)に示すように、サブカメラモジュール200、ストロボモジュール300、無線LAN通信モジュール400の底面側には、各々がデジタルカメラ本体100に単独で取り付けられた状態において本体に設けられたEPM130に対向する位置に、磁性体235、335、435が設けられている。ここで用いられる磁性体235、335、435は、保磁力が小さく透磁率が大きい軟磁性体が好ましい。例えば、鉄・コバルト・バナジウムの軟磁性合金であるHIPERCOTM50などが挙げられる。
また、サブカメラモジュール200、ストロボモジュール300、無線LAN通信モジュール400の上面側には、磁性体235、335、435に対向する位置に、各々EPM230、330、430が設けられている。
サブカメラモジュール200、ストロボモジュール300、無線LAN通信モジュール400の底面側には、デジタルカメラ本体100に設けられたコネクタ140に対向する位置にコネクタ245、345、445が設けられている。コネクタ245、345、445は、他の電子機器とのデータや電力のやり取りを行うための外部接続用コネクタであり、USB Type−Cコネクタ(プラグ)である。
また、サブカメラモジュール200、ストロボモジュール300、無線LAN通信モジュール400の上面側には、コネクタ140、240、340に対向する位置に、コネクタ240、340、440が設けられている。コネクタ240、340、440は、他の電子機器とのデータや電力のやり取りを行うための外部接続用コネクタであり、USB Type−Cコネクタ(レセプタクル)である。
さらに、サブカメラモジュール200、ストロボモジュール300、無線LAN通信モジュール400の上面側には、位置決めピン255、355、455に対応する位置に位置決め穴250、350、450が設けられている。
このように、各モジュールに設けられているEPM、コネクタ、位置決め穴(またはピン)の位置関係は全てのモジュールで同じ位置関係になるように構成されており、モジュールを積み上げる順番は決められていない。そのため、ユーザはデジタルカメラ本体100に複数のモジュールを自由な順番で積み上げ接続することが可能である。
図2(a)乃至図2(b)は、本発明のデジタルカメラ本体100に設けられたEPM130とサブカメラモジュール200に設けられた磁性体235との磁力による結合を説明する図である。図2(a)は、デジタルカメラ本体100とサブカメラモジュール200が磁力による結合をしていない状態を説明する図である。図2(b)は、デジタルカメラ本体100とサブカメラモジュール200が磁力による結合をしている状態を説明する図である。
図2(a)に示すように、EPM130は、極性固定永久磁石130aと永電磁石130bとが磁性体130cで周囲を連結・保持された構造となっている。永電磁石130bはアルニコ等の硬磁性体からなる可逆性永久磁石130dと、可逆性永久磁石130dの周りに巻かれたコイル130eから構成されている。コイル130eに電流を流すと可逆性永久磁石130dは着磁され、通電が終了した後も着磁状態を保持する。コイル130eに対する通電時間は1〜数秒の時間であり、極めて短い時間である。また、永電磁石130bはコイル130eに流す電流の向きを変えることにより極性が変化する極性可変永電磁石となる。ここで用いる極性固定永久磁石130aは例えば非常に強い磁力を持つネオジム磁石などが挙げられる。また、極性固定永久磁石130aと永電磁石130bの周囲に配置される磁性体130cは保磁力が小さく透磁率が大きい軟磁性体が好ましい。例えば、鉄・コバルト・バナジウムの軟磁性合金であるHIPERCOTM50などが挙げられる。
この状態でコイル130eに対して通電すると、可逆性永久磁石130dを着磁して、永電磁石130bは極性固定永久磁石160aの磁力線の向きと異なる向きの磁力線を発生させる。その結果、永電磁石160bの磁力線と極性固定磁石130aの磁力線が互いに等しく閉じた形状となり、サブカメラモジュール200に設けられた磁性体230を吸着する磁力が非常に弱くなる。そのため、サブカメラモジュール200はEPM130から吸着力を受けずに開放される。
図2(b)に示すように、図2(a)とは逆方向にコイル130eに対して通電すると、可逆性永久磁石130aを着磁して、永電磁石130bは極性固定永久磁石130aの磁力線の向きと同じ向きの磁力線を発生させる。その結果、永電磁石130bの磁力線と極性固定磁石130aの磁力線が互いに相まって、サブカメラモジュール200に設けられた磁性体230を吸着する磁力が非常に強力になる。そのため、サブカメラモジュール200はEPM130から吸着力を受けデジタルカメラ本体100に固着される。
図3は、本発明の実施例1のデジタルカメラの構成を示すブロック図である。
以下、図3を用いて<デジタルカメラ本体100の構成>、<サブカメラモジュール200の構成>、<ストロボモジュール300の構成>、<無線LANモジュール400の構成>について説明していく。
<デジタルカメラ本体100の構成>
図3において、111は撮像部であり、例えば、撮像レンズ110および撮像レンズ110を経て導入された光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等の撮像素子で構成される。
図3において、111は撮像部であり、例えば、撮像レンズ110および撮像レンズ110を経て導入された光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等の撮像素子で構成される。
112は画像処理部であり、画像データに対し所定の画素補間、縮小といったリサイズ処理や色変換処理を行う。また、画像処理部112では、撮像した画像データを用いて所定の演算処理が行われ、得られた演算結果に基づいてシステム制御部170が露光制御、測距制御を行う。
101はシステム制御部170に各種の動作指示を入力するための操作部であり、例えばデジタルカメラ本体の電源ON/OFFを切り替えるための電源SWである。
121は表示機能を備えるLCD等の表示部である。
130は電磁着脱機構を司るEPMであり、システム制御部170の指示に基づいて各モジュールの磁性体235、335、435のいずれかを磁力制御により吸着或いは非吸着することにより、デジタルカメラ本体100と装着したモジュールの接続箇所において固定(ロック)或いは開放(リリース)する。
140は外部機器と電気的に接続可能なコネクタである。コネクタ140は、USB Type−Cコネクタであり、デジタルカメラ本体100は、コネクタ140を介して、後述するモジュールや、その他の外部機器との電力のやり取りおよびデータ通信が可能となる。
近接無線通信部160は、非接触近接通信を実現するための通信ユニットであり、無線通信のためのアンテナと無線信号を処理するための変復調回路や通信コントローラから構成される。近接無線通信部160は、変調した無線信号をアンテナから出力し、またアンテナで受信した無線信号を復調することによりISO/IEC 14443やISO/IEC 18092(NFC)に従った非接触近接通信を実現する。近接無線通信部160は、他のNFCデバイスからデータ読み出し要求を受けると、システム制御部170の指示に基づき、外部からの通信要求に応じて応答データを出力し返答する。
本実施形態において、近接無線通信部160は、各モジュール200、300、400の近接無線通信部260、360、460と近接した際に、モジュール200、300、400の近接・離反の検出や、後述する推奨装着順位判定処理のための管理項目データの受信などに利用される。
不揮発性メモリ171は、電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えばフラッシュメモリやEEPROM等が用いられる。不揮発性メモリ171には、システム制御部170の動作用の定数、プログラム等が記憶される。ここで言う、プログラムとは、本実施形態にて後述する各種フローチャートを実行するためのコンピュータプログラムのことである。また、本実施形態では、デジタルカメラ本体100の対応モジュールが、対応モジュールリストとして不揮発性メモリ171に記憶されている。さらに、不揮発性メモリ171は、近接無線通信部160を介して後述の各モジュールから受信する管理項目データを管理項目データテーブルとして格納する記憶手段として機能する。
システム制御部170は、デジタルカメラ本体100全体を制御する。前述した不揮発性メモリ171に記録されたプログラムを実行することで、後述する本実施形態の各処理を実現する。また、システム制御部170は近接無線通信部160にて受信したモジュール200、300、400の管理項目データに基づいて、デジタルカメラ本体100に装着された各モジュールに関する制御を行う。さらに、システム制御部170は表示部121を制御することにより表示制御も行う。
172はシステムメモリであり、RAMが用いられる。システムメモリ172には、システム制御部170の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ171から読み出したプログラム等を展開する。
173はシステムタイマーであり、各種制御に用いる時間や、内蔵された時計の時間を計測する計時部である。
180は電源制御部であり、電流検出回路、電圧検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成される。電源制御部180は、電流、電圧、電池残量の検出を行い、その検出結果及びシステム制御部170の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、各部へ供給する。また、電源制御部180はシステム制御部170の指示に基づいてPD制御部191の制御を行う。さらに、電源制御部180はシステム制御部170の指示に基づいてPD制御部191を制御し、USB PD(USB Power Delivery)規格に対応した電力をコネクタ140を介してモジュール200、300、400へ供給する。
181は電池であり、例えばLi−ion電池等の充電可能な二次電池である。電源制御部180はシステム制御部170の指示に基づいてコネクタ140を介し外部機器から供給された電力を電池181へ充電する際の充電制御を行う。
190は、USBデータ通信部であり、システム制御部170の指示に基づいてUSB2.0、USB3.1等のデータ通信を行う。
191はPD制御部であり、デジタルカメラ本体100とモジュール200、300、400との間で、USB PD規格に対応した所定のネゴシエーション(給電交渉)を実施する。
本実施形態のデジタルカメラ本体100は、表示部121に対する接触を検知可能なタッチパネル120を有する。タッチパネル120と表示部121とは一体的に構成することができる。例えば、タッチパネル120を光の透過率が表示部121の表示を妨げないように構成し、表示部121の表示面の上層に取り付ける。そして、タッチパネル120における入力座標と、表示部121上の表示座標とを対応付ける。これにより、あたかもユーザが表示部121上に表示された画面を直接的に操作可能であるかのようなGUIを構成することができる。システム制御部170はタッチパネル120への接触入力を検出可能である。タッチパネル120は、抵抗膜方式や静電容量方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、画像認識方式、光センサ方式等、様々な方式のタッチパネルのうちいずれの方式のものを用いても良い。
<サブカメラモジュール200の構成>
211は撮像部であり、例えば、撮像レンズ210および撮像レンズ210を経て導入された光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等の撮像素子で構成される。
211は撮像部であり、例えば、撮像レンズ210および撮像レンズ210を経て導入された光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等の撮像素子で構成される。
212は画像処理部であり、画像データに対し所定の画素補間、縮小といったリサイズ処理や色変換処理を行う。また、画像処理部212では、撮像した画像データを用いて所定の演算処理が行われ、得られた演算結果に基づいてシステム制御部270が露光制御、測距制御を行う。
201はシステム制御部270に各種の動作指示を入力するための操作部である。操作部201は、例えばサブカメラのON/OFFを切り換えるための操作ボタンであり、ユーザが入力指示することでサブカメラの撮影開始・停止を制御することができる。
230は、電磁着脱機構を司るEPMであり、235は磁性体である。EPM230はシステム制御部270の指示に基づき、他のモジュールに備えられた磁性体を磁力制御により吸着あるいは非吸着することにより、モジュールを固定(ロック)あるいは開放(リリース)する。
240、245は外部機器と電気的に接続可能なコネクタである。コネクタ240、245は、USB Type−Cコネクタであり、サブカメラモジュール200は、コネクタ240、245を介して、デジタルカメラ本体100または他のモジュールとの電力のやり取りおよびデータ通信が可能となる。
近接無線通信部260は、非接触近接通信を実現するための通信ユニットであり、無線通信のためのアンテナと無線信号を処理するための変復調回路や通信コントローラから構成される。近接無線通信部260は、変調した無線信号をアンテナから出力し、またアンテナで受信した無線信号を復調することによりISO/IEC 14443やISO/IEC 18092(NFC)に従った非接触近接通信を実現する。近接無線通信部260は、他のNFCデバイスからデータ読み出し要求を受けると、システム制御部270の指示に基づき、外部からの通信要求に応じて応答データを出力し返答する。
本実施形態において、近接無線通信部260は、デジタルカメラ本体100の近接無線通信部160と近接した際に、デジタルカメラ本体100とサブカメラモジュール200の近接・離反の検出や、後述する推奨装着順位判定処理のための管理項目データの送信を行う。
不揮発性メモリ271は、電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えばフラッシュメモリやEEPROM等が用いられる。不揮発性メモリ271には、システム制御部270の動作用の定数、プログラム等が記憶される。ここで言う、プログラムとは、本実施形態にて後述する各種フローチャートを実行するためのコンピュータプログラムのことである。また、本実施形態では、近接無線通信部260で応答する管理項目データが不揮発性メモリ271に記憶されている。
システム制御部270は、サブカメラモジュール200全体を制御する。前述した不揮発性メモリ271に記録されたプログラムを実行することで、後述する本実施形態の各処理を実現する。また、システム制御部270はデジタルタルカメラ本体100のシステム制御部170の制御を通じて、画像の撮影を行う。
272はシステムメモリであり、RAMが用いられる。システムメモリ272には、システム制御部270の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ271から読み出したプログラム等を展開する。
273はシステムタイマーであり、各種制御に用いる時間や、内蔵された時計の時間を計測する計時部である。
280は、電源制御部であり、電流検出回路、電圧検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成される。電源制御部280は、電流、電圧、電池残量の検出を行い、その検出結果及びシステム制御部270の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、各部へ供給する。また、電源制御部280はシステム制御部270の指示に基づいてPD制御部291の制御を行う。さらに、電源制御部280は、システム制御部270の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、コネクタ245を介してデジタルカメラ本体100から供給されたUSB PD規格に対応した電力を各部へ供給する。
281は電池であり、例えばLi−ion電池等の充電可能な二次電池である。
電源制御部280はシステム制御部270の指示に基づいてコネクタ240、245を介し外部機器またはデジタルカメラ本体100から供給された電力を電池281へ充電する際の充電制御を行う。
290は、USBデータ通信部であり、システム制御部270の指示に基づいてUSB2.0、USB3.1等のデータ通信を行う。
291は、PD制御部であり、サブカメラモジュール200とデジタルカメラ本体100または、他のモジュールとの間で、USB PD規格に対応した所定のネゴシエーション(給電交渉)を実施する。
<ストロボモジュール300の構成>
311は発光部であり、システム制御部370の指示に基づき、発光開始および停止の制御や、発光量・発光回数などの制御を行う。発光部311は閃光光源や発光駆動部などの発光に関わるデバイスも含まれる。312は蓄電部であり、システム制御部370の指示に基づき発光部311への電流・電圧制御を行う。
311は発光部であり、システム制御部370の指示に基づき、発光開始および停止の制御や、発光量・発光回数などの制御を行う。発光部311は閃光光源や発光駆動部などの発光に関わるデバイスも含まれる。312は蓄電部であり、システム制御部370の指示に基づき発光部311への電流・電圧制御を行う。
301はシステム制御部370に各種の動作指示を入力するための操作部である。操作部301は、例えばストロボの発光動作モードを切り換えるための操作ボタンであり、ユーザが入力指示することで常時発光モードや発光禁止モードなど、所定のモードに切り換えることができる。
330は、電磁着脱機構を司るEPMであり、335は磁性体である。EPM330はシステム制御部370の指示に基づき、他のモジュールに備えられた磁性体を磁力制御により吸着あるいは非吸着することにより、モジュールを固定(ロック)あるいは開放(リリース)する。
340、345は外部機器と電気的に接続可能なコネクタである。コネクタ340、345は、USB Type−Cコネクタであり、ストロボモジュール300は、コネクタ340、345を介して、デジタルカメラ本体100または他のモジュールとの電力のやり取りおよびデータ通信が可能となる。
近接無線通信部360は、非接触近接通信を実現するための通信ユニットであり、無線通信のためのアンテナと無線信号を処理するための変復調回路や通信コントローラから構成される。近接無線通信部360は、変調した無線信号をアンテナから出力し、またアンテナで受信した無線信号を復調することによりISO/IEC 14443やISO/IEC 18092(NFC)に従った非接触近接通信を実現する。近接無線通信部360は、他のNFCデバイスからデータ読み出し要求を受けると、システム制御部370の指示に基づき、外部からの通信要求に応じて応答データを出力し返答する。本実施形態では、近接無線通信部360は、デジタルカメラ本体100の近接無線通信部160と近接した際に、デジタルカメラ本体100とストロボモジュール300の近接・離反の検出や、後述する推奨装着順位判定処理のための管理項目データの送信を行う。
不揮発性メモリ371は、電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えばフラッシュメモリやEEPROM等が用いられる。不揮発性メモリ371には、システム制御部370の動作用の定数、プログラム等が記憶される。ここで言う、プログラムとは、本実施形態にて後述する各種フローチャートを実行するためのコンピュータプログラムのことである。また、本実施形態では、近接無線通信部360で応答する管理項目データが不揮発性メモリ371に記憶されている。
システム制御部370は、ストロボモジュール300全体を制御する。前述した不揮発性メモリ371に記録されたプログラムを実行することで、後述する本実施形態の各処理を実現する。また、システム制御部370はデジタルカメラ本体100のシステム制御部170の制御を通じて、ストロボの発光を行う。
372はシステムメモリであり、RAMが用いられる。システムメモリ372には、システム制御部370の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ371から読み出したプログラム等を展開する。
373はシステムタイマーであり、各種制御に用いる時間や、内蔵された時計の時間を計測する計時部である。
380は、電源制御部であり、電流検出回路、電圧検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成される。電源制御部380は、電流、電圧、電池残量の検出を行い、その検出結果及びシステム制御部370の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、各部へ供給する。また、電源制御部380はシステム制御部370の指示に基づいてPD制御部391の制御を行う。さらに、電源制御部380は、システム制御部370の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、コネクタ345を介してデジタルカメラ本体100から供給されたUSB PD規格に対応した電力を各部へ供給する。
381は電池であり、例えばLi−ion電池等の充電可能な二次電池である。
電源制御部380はシステム制御部370の指示に基づいてコネクタ340、345を介し外部機器またはデジタルカメラ本体100から供給された電力を電池381へ充電する際の充電制御を行う。
390は、USBデータ通信部であり、システム制御部370の指示に基づいてUSB2.0、USB3.1等のデータ通信を可能とする。
391は、PD制御部であり、ストロボモジュール300とデジタルカメラ本体100または、他のモジュールとの間で、USB PD規格に対応した所定のネゴシエーション(給電交渉)を実施する。
<無線LANモジュール400の構成>
410は無線LAN部であり、無線通信のためのアンテナと無線信号を処理するための通信コントローラから構成され、例えば、IEEE802.11a・b・g・n・adに従った無線通信を実現する。無線LAN部410は、システム制御部470の指示に基づき外部機器とのデータ通信を行う。
410は無線LAN部であり、無線通信のためのアンテナと無線信号を処理するための通信コントローラから構成され、例えば、IEEE802.11a・b・g・n・adに従った無線通信を実現する。無線LAN部410は、システム制御部470の指示に基づき外部機器とのデータ通信を行う。
401はシステム制御部470に各種の動作指示を入力するための操作部である。操作部401は無線通信のON/OFFを切り換えるための操作ボタンであり、ユーザーが入力指示することで無線通信の開始・停止を制御できる。
430は、電磁着脱機構を司るEPMであり、435は磁性体である。EPM430はシステム制御部470の指示に基づき、他のモジュールに備えられた磁性体を磁力制御により吸着あるいは非吸着することにより、モジュールを固定(ロック)あるいは開放(リリース)する。
440、445は外部機器と電気的に接続可能なコネクタである。コネクタ440、445は、USB Type−Cコネクタであり、無線LANモジュール400は、コネクタ440、445を介して、デジタルカメラ本体100または他のモジュールとの電力のやり取りおよびデータ通信が可能となる。
近接無線通信部460は、非接触近接通信を実現するための通信ユニットであり、無線通信のためのアンテナと無線信号を処理するための変復調回路や通信コントローラから構成される。近接無線通信部460は、変調した無線信号をアンテナから出力し、またアンテナで受信した無線信号を復調することによりISO/IEC 14443やISO/IEC 18092(NFC)に従った非接触近接通信を実現する。近接無線通信部460は、他のNFCデバイスからデータ読み出し要求を受けると、システム制御部470の指示に基づき外部からの通信要求に応じて応答データを出力し返答する。本実施形態では、近接無線通信部460は、デジタルカメラ本体100の近接無線通信部460と近接した際に、デジタルカメラ本体100と無線LANモジュール400の近接・離反の検出や、後述する推奨装着順位判定処理のための管理項目データの送信を行う。
不揮発性メモリ471は、電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えばフラッシュメモリやEEPROM等が用いられる。不揮発性メモリ471には、システム制御部470の動作用の定数、プログラム等が記憶される。ここで言う、プログラムとは、本実施形態にて後述する各種フローチャートを実行するためのコンピュータプログラムのことである。また、本実施形態では、近接無線通信部460で応答する管理項目データが不揮発性メモリ471に記憶されている。
システム制御部470は、無線LANモジュール400全体を制御する。前述した不揮発性メモリ471に記録されたプログラムを実行することで、後述する本実施形態の各処理を実現する。また、システム制御部470はデジタルカメラ本体100のシステム制御部170の制御を通じて、外部機器との通信を行う。
472はシステムメモリであり、RAMが用いられる。システムメモリ472には、システム制御部470の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ471から読み出したプログラム等を展開する。
473はシステムタイマーであり、各種制御に用いる時間や、内蔵された時計の時間を計測する計時部である。
480は、電源制御部であり、電流検出回路、電圧検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成される。電源制御部480は、電流、電圧、電池残量の検出を行い、その検出結果及びシステム制御部470の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、各部へ供給する。また、電源制御部480はシステム制御部470の指示に基づいてPD制御部491の制御を行う。さらに、電源制御部480は、システム制御部470の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、コネクタ445を介してデジタルカメラ本体100から供給されたUSB PD規格に対応した電力を各部へ供給する。
481は電池であり、例えばLi−ion電池等の充電可能な二次電池である。
電源制御部480はシステム制御部470の指示に基づいてコネクタ440、445を介し外部機器またはデジタルカメラ本体100から供給された電力を電池481へ充電する際の充電制御を行う。
490は、USBデータ通信部であり、システム制御部470の指示に基づいてUSB2.0、USB3.1等のデータ通信を可能とする。
491は、PD制御部であり、無線LANモジュール400とデジタルカメラ本体100または、他のモジュールとの間で、USB PD規格に対応した所定のネゴシエーション(給電交渉)を実施する。
次に、図4(a)乃至図4(b)を用いて、本実施形態におけるデジタルカメラ本体100とモジュール間のデータ通信について説明する。
図4(a)乃至図4(b)は、本発明のデジタルカメラ本体とモジュール間のデータ通信を説明する図である。図4(a)は、デジタルカメラ本体100にサブカメラモジュール200、ストロボモジュール300、無線LANモジュール400、外部接続機器500が接続された状態のデータ通信経路を示す図である。図4(b)は、図4(a)に示す通信時の状態のデジタルカメラの外観斜視図である。
図4(b)に示すように、デジタルカメラ本体100にサブカメラモジュール200、ストロボモジュール300、無線LANモジュール400と外部接続機器500が装着されている。
ここで、外部接続機器500は、USB Type−Cコネクタ(プラグ)を有するケーブルによって、無線LANモジュール400のコネクタ440に接続されている。
本実施形態におけるUSB Type−Cコネクタ(レセプタクル・プラグ)は、一般的な仕様として、図4(a)に示すように通信経路が4つあり、USB2.0規格の通信を行うための経路とUSB3.1規格の通信を行うための経路が2つずつ、割り当てられている。各モジュールはレセプタクル側およびプラグ側に接続された機器との通信を行うための通信経路には、第1のUSB2.0通信経路A、第2のUSB2.0通信経路B、第1のUSB3.1通信経路C、第2のUSB3.1通信経路Dがある。本実施形態において、各モジュールのシステム制御部はレセプタクル側に接続された機器との通信を行う通信経路とプラグ側に接続された機器との通信を行う通信経路は同一の通信経路となるようにUSBデータ通信部を制御する。
また、各モジュールはデジタルカメラ本体100との通信をUSB2.0通信経路で行うか、USB3.1通信経路で行うかを管理項目データとして不揮発性メモリに記憶している。管理項目データについての詳細は後述する。
デジタルカメラ本体100において、システム制御部170は、近距離無線通信部160を介して受信した管理項目データをもとに各モジュールとどの通信経路を使用して通信を行うかを判断し、USBデータ通信部190を介して通信を行う。
本実施形態において、サブカメラモジュール200はUSB3.1通信経路、ストロボモジュール300はUSB2.0通信経路、無線LANモジュール400はUSB3.1通信経路、外部接続機器500は、USB2.0通信経路を使用して、デジタルカメラ本体100とデータ通信を行う。
次に、図4(a)を用いて、モジュールごとの動作について説明する。
デジタルカメラ本体100において、システム制御部170はUSBデータ通信部190に対して以下の制御を行う。
デジタルカメラ本体100はサブカメラモジュール200に対して、第1のUSB2.0通信経路A、第2のUSB2.0通信経路B、第1のUSB3.1通信経路C、第2のUSB3.1通信経路Dが接続されており、サブカメラモジュール200の通信データは、その中の第2のUSB3.1通信経路Dにてデータ通信を行う。
サブカメラモジュール200において、システム制御部270はデジタルカメラ本体100のシステム制御部170の指示に基づき、USBデータ通信部290に対して以下の制御を行う。
サブカメラモジュール200はストロボモジュール300に対して、第1のUSB2.0通信経路A、第2のUSB2.0通信経路B、第1のUSB3.1通信経路Cを接続させており、ストロボモジュール300の通信データは第2のUSB2.0通信経路Bにてデータ通信を行う。
ストロボモジュール300において、システム制御部370はデジタルカメラ本体100のシステム制御部170の指示に基づき、USBデータ通信部390に対して以下の制御を行う。
ストロボモジュール300は無線LANモジュール400に対して、第1のUSB2.0通信経路A、第1のUSB3.1通信経路Cが接続されており、無線LANモジュール300の通信データは第1のUSB3.1通信経路Cにてデータ通信を行う。
無線LANモジュール400において、システム制御部470はデジタルカメラ本体100のシステム制御部170の指示に基づき、USBデータ通信部490に対して以下の制御を行う。
無線LANモジュール400は外部接続機器500に対して、第1のUSB2.0通信経路Aにてデータ通信を行う。
<動作説明>
次に、本実施形態のデジタルカメラ本体100にモジュールを装着する際の動作について説明する。
次に、本実施形態のデジタルカメラ本体100にモジュールを装着する際の動作について説明する。
本実施形態において、各モジュールに設けられているEPM、コネクタ、位置決め穴(またはピン)の位置関係は全てのモジュールで同じ位置関係になるように構成されており、モジュールを積み上げる順番は決められていない。そのため、ユーザはデジタルカメラ本体100に複数のモジュールを自由な順番で積み上げ接続することが可能である。
しかしながら、モジュールの中には、その性能を発揮するための最適位置が存在するものがある。例えば、サブカメラモジュール200はデジタルカメラ本体100と互いに撮像レンズの光軸が近くなるようにデジタルカメラ本体100に近い位置であることが望ましい。また、例えば、無線LANモジュール400は無線通信を行う際にデジタルカメラ本体100および他のモジュールからの影響を小さくするためにデジタルカメラ本体100から離れた位置であることが望ましい。
そこで、ユーザがモジュールをUSB Type−Cコネクタによる有線で積み上げ接続した後、接続されたモジュールが何であるかを検出し、そのモジュールの性能を発揮するための最適位置をユーザへ通知することも可能である。しかしながら、ユーザがモジュールを有線で積み上げ接続した後に、そのモジュールの性能を発揮するための最適位置となるようにモジュールの組み替えを行うのは使い勝手がよくない。
そのため、以下に説明する処理を行い、ユーザが有線で積み上げ接続する前に、最適なモジュール積み上げ接続の順番をユーザに通知する。
図5は、デジタルカメラ本体100におけるシステム制御部170の主ルーチンのフローチャートである。
図6は、非接触近接通信の動作を説明する図である。例として、サブカメラモジュール200の近接無線通信エリア261をデジタルカメラ本体100の近接無線通信エリア161に近接させる動作を表す。
図7(a)乃至図7(c)は、管理項目データテーブルを説明する図である。図7(a)はサブカメラモジュールの管理項目データを受信した場合の管理項目データテーブルを説明する図であり、図7(b)はサブカメラモジュール、無線LANモジュール、ストロボモジュールの管理項目データを受信した場合の管理項目データテーブルを説明する図であり、図7(c)は推奨装着順位判定処理後の管理項目データテーブルを説明する図である。
図8(a)乃至図8(f)は、デジタルカメラ本体の表示部への表示を説明する図である。図8(a)はデジタルカメラ本体のNFCへ非対応モジュールのNFCがタッチされた場合の表示を説明する図である。図8(b)は管理項目データテーブルに記憶されたサブカメラモジュールの情報の表示を説明する図である。図8(c)は管理項目データテーブルに記憶された非対応モジュールの情報の表示を説明する図である。図8(d)は管理項目データテーブルに記憶されたサブカメラモジュール、無線LANモジュール、ストロボモジュールの情報の表示を説明する図である。図8(e)はモジュール装着を促す表示を説明する図である。図8(f)は推奨装着順位表示を説明する図である。
図5〜図8(a)乃至図8(f)を用いて、システム制御部170の動作を説明する。
まず、ステップS1301で、システム制御部170は、近接無線通信部160から通信開始信号を受信した否かを判定する。具体的には、図6に示すようにモジュール(ここではサブカメラモジュール200とする)の近接無線通信エリア261(NFC)とデジタルカメラ本体100の近接無線通信エリア161(NFC)とが十分接近した時、即ちサブカメラモジュール200のNFCがデジタルカメラ本体100のNFCにタッチされた時、近接無線通信部260は通信可能となる。この時、近接無線通信部160はシステム制御部170に通信開始信号を送信する。システム制御部170は、近接無線通信部160から通信開始信号を受信したならば、ステップS1302に進む。システム制御部170は、近接無線通信部160から通信開始信号を受信しなかったならば、受信するまで待機する。
ステップS1302で、システム制御部170は、近接無線通信部160を介してサブカメラモジュール200の近接無線通信部260から送信された管理項目データを受信しステップS1303へ進む。
ステップS1303で、システム制御部170は受信した管理項目データが、デジタルカメラ本体100の対応モジュールか否かを判定する。具体的には、システム制御部170は、不揮発性メモリ171記憶されている対応モジュールリストを参照し、受信した管理項目データのモジュールが対応モジュールリストに含まれるか否かを判定する。システム制御部170は、対応モジュールであると判定したならば(S1303)、ステップS1304に進み、対応モジュールではないと判定したならば(S1303)、ステップS1305に進む。
ステップS1304で、システム制御部170は、受信した管理項目データを管理項目データテーブルとして不揮発性メモリ171に記憶する。受信した管理項目データを管理項目データテーブルとして記憶するとステップS1306に進む。
ここで、図7(a)乃至図7(c)を用いて管理項目データおよび管理項目データテーブルについて説明する。
各モジュールは不揮発性メモリ271、371、471に「種別」、「通信経路」、「内蔵電池」、「電力プロファイル」、「装着位置」を管理項目データとして記憶している。
ここで、「種別」はモジュールの種別である。
「通信経路」は、デジタルカメラ本体100との通信経路であり、図4(a)乃至図(b)を用いて前述したようにモジュール自身のデータ通信をUSB3.1通信経路およびUSB2.0通信経路のどちらの通信経路を優先して行うかを示す項目である。
「内蔵電池」は、内蔵電池の有無である。
「電力プロファイル」は、USB PD規格に基づく電力プロファイルである。
「装着位置」はデジタルカメラ本体100の上面側へ装着された場合の推奨装着位置であり、1:最下部、2:下部、3:中間部、4:上部、5:最上部で表される。1:最下部がデジタルカメラ本体100に最も近い装着位置であり、5:最上部がデジタルカメラ本体100から最も遠い装着位置である。即ち、5:最上部、4:上部、3:中間部、2:下部、1:最下部の順に上部優先となる。
システム制御部170は、受信した管理項目データを図7(a)に示すように管理項目データテーブルとして不揮発性メモリ171へ記憶する。管理項目データテーブルには、各モジュールから受信した管理項目データの他に「番号」と「対応情報」を記憶する。
「番号」は各モジュールのデジタルカメラ本体100への装着順位を示す項目である。
「対応情報」はデジタルカメラ本体100の対応モジュールか否かを示す項目であり、ステップS1303での判定結果に基づき対応または非対応の情報を記憶する。
ステップS1305で、システム制御部170は対応モジュールでない旨の通知を行う表示データを表示部121へ出力する。例えば、サブカメラモジュール200がデジタルカメラ本体100の非対応モジュールである場合には、表示部121には図8(a)に示すように、非対応モジュールである旨が表示される。
ステップS1306で、システム制御部170は、管理項目データテーブルに記憶されたモジュールの表示データ、ユーザに次のモジュールのタッチを促す表示データ、および各種アイコンの表示データを表示部121に出力し、ステップS1307に進む。具体的には、サブカメラモジュール200の管理データテーブルが記憶されている場合、表示部121には図8(b)に示すように、種別表示801、削除アイコン811、読取り完了アイコン812、および次のモジュールのタッチをユーザに促す情報を表示する。
ここで、管理項目データテーブルに記憶されたモジュールがデジタルカメラ本体100の非対応モジュールであった場合には、表示部121には図8(c)に示すように、種別表示801、非対応情報表示802、削除アイコン811、読取り完了アイコン812、および次のモジュールのタッチをユーザに促す情報を表示する。
ステップS1307では、システム制御部170は削除アイコン811への接触入力があった否かを判定する。表示部121には図8(b)に示すように、所定のモジュールの装着をやめるか否かをユーザに選択させる削除アイコン811が種別表示801の近傍に表示されており、タッチパネル120でのユーザ入力指示が可能となっている。システム制御部170は、タッチパネル120への接触入力を検出すると接触入力のあった領域が削除アイコン811の表示領域か否かを判定する。接触入力のあった領域が削除アイコン811の表示領域である場合には削除アイコン811への接触入力があったと判定し(S1307)、ステップS1308へ進む。削除アイコン811への接触入力がなかったと判定した場合には(S1307)、ステップS1309へ進む。
ステップS1308で、システム制御部170はステップS1307で削除アイコン811への接触入力の合った所定のモジュールを管理項目データテーブルから削除し、ステップS1306へ戻る。
ステップS1309では、システム制御部170は読取り完了アイコン812への接触入力があった否かを判定する。表示部121には図8(b)に示すように、モジュールの読取りを完了するか否かをユーザに選択させる読取り完了アイコン812が表示されており、タッチパネル120でのユーザ入力指示が可能となっている。システム制御部170は、タッチパネル120への接触入力を検出すると接触入力のあった領域が読取り完了アイコン812の表示領域か否かを判定する。接触入力のあった領域が読取り完了アイコン812の表示領域である場合には読取り完了アイコン812への接触入力があったと判定し(S1309)、ステップS1310へ進む。読取り完了アイコン812への接触入力がなかったと判定した場合には(S1309)、ステップS1301へ戻る。
このように、ユーザは、デジタルカメラ本体100のNFCへ装着したいモジュールのNFCを繰り返しタッチしたのち読取り完了アイコン812を接触入力によって選択する。即ち、システム制御部170は読取り完了アイコン812への接触入力があったと判定するまでステップS1301からステップS1309までの処理を繰り返す。
例えば、デジタルカメラ本体100のNFCへ、サブカメラモジュール200、無線LANモジュール400、ストロボモジュール300の順に3つのモジュールのNFCがタッチされた場合には、図7(b)に示すように管理項目データを管理項目データテーブルに記憶する。ここで、図7(b)に示すようにサブカメラモジュール200の管理項目データの「装着位置」は1:最下部に設定されており、無線LANモジュール400の管理項目データの「装着位置」は5:最上部に設定されている。ストロボモジュール300の管理項目データの「装着位置」は3:中間部に設定されている。また、表示部121には、図8(d)に示すように、種別表示801、削除アイコン811、読取り完了アイコン812が表示される。
ステップS1310で、システム制御部170は非対応モジュールを管理項目データテーブルから削除する。
ステップS1311で、システム制御部170は管理項目データテーブルに記憶したモジュール数が2以上か否かを判定する。モジュール数が2以上であると判定したならば、ステップS1312へ進む。モジュール数が2以上でないと判断したならば、ステップS1313へ進む。
ステップS1312で、システム制御部170は推奨装着順位判定処理を実行し、ステップS1314へ進む。推奨装着順位判定処理を実行後、管理項目データテーブルの「番号」は図7(c)に示すように並べ替えられる。推奨装着順位判定処理の詳細については、後述する。
ステップS1314で、システム制御部170は表示部121に推奨装着順位を表示す表示データを出力し、主ルーチンを終了する。表示部121には、図8(f)に示すように各モジュールを管理項目データテーブルの「番号」の装着順位でデジタルカメラ本体100へ装着するように推奨装着順位が表示される。
ステップS1313で、システム制御部170は、表示部121にモジュール装着を促す表示を行う表示データを出力する。表示部121には、図8(e)に示すようにモジュール装着を促す表示メッセージが表示される。
<推奨装着順位判定処理の動作説明>
図9は、推奨装着順位判定処理のフローチャートである。
図9は、推奨装着順位判定処理のフローチャートである。
図9を用いて推奨装着順位判定処理の動作説明をする。
ステップS1401で、システム制御部170は変数Nを初期化する(N=1)。ここで変数Nは、管理項目データテーブルの番号(装着順位)を示す変数である。
ステップS1402でシステム制御部170は変数Mを初期化する(M=N+1)。ここで変数Mは、ステップS1403からステップS1407までのループ処理を行うための変数である。
ステップS1403で、システム制御部170は管理項目データテーブルを参照し番号がN番目のモジュールとM番目のモジュールの装着位置の管理項目データを参照する。
ステップS1404で、システム制御部170はN番目のモジュールの装着位置がM番目の装着位置よりも上部優先か否かを判定する。N番目が上部優先であると判定したならば(S1404)、ステップS1405へ進み、N番目が上部優先でないと判定したならば(S1404)、S1406に進む。
ステップS1404で、システム制御部170はN番目のモジュールの装着位置がM番目の装着位置よりも上部優先か否かを判定する。N番目が上部優先であると判定したならば(S1404)、ステップS1405へ進み、N番目が上部優先でないと判定したならば(S1404)、S1406に進む。
ステップS1405で、システム制御部170はN番目とM番目の番号(装着順位)を入れ替え、ステップS1406に進む。
ステップS1406で、システム制御部170は変数Mが装着するモジュールの数か否かを判定する。変数Mが装着するモジュールの数であると判定したならばステップS1408へ進み、変数Mが装着するモジュールの数ではないと判定したならばステップS1407へ進む。
ステップS1407で、システム制御部170は変数MをM=M+1にカウントアップし、ステップS1403に戻る。
ステップS1408で、システム制御部170はN+1が装着するモジュールの数か否かを判定する。N+1が装着するモジュールの数であると判定したならば装着順位判定処理を終了する。N+1が装着するモジュールの数でないと判定したならば、ステップS1409へ進む。
ステップS1409で、システム制御部170は変数NをN=N+1にカウントアップし、ステップS1402に戻る。
以上説明したように、本実施形態のデジタルカメラによれば、ユーザがモジュールを有線で積み上げ接続する前に、モジュールの性能を発揮するための最適なモジュール積み上げ接続の順番をユーザに通知することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施例2を説明する。
実施例1との違いは、管理項目データとしてUSB3.1通信機能の有無の情報があり、USB3.1通信機能の有無に基づいて推奨装着順位判定処理を行う点である。
実施例2では、デジタルカメラ本体100に、サブカメラモジュール200、ストロボモジュール300、照明モジュール600を装着する構成とする。
実施例2において、デジタルカメラ本体100、サブカメラモジュール200、ストロボモジュール300の外観およびブロック図は実施例1と同じである。
図10は、本発明の実施例2のデジタルカメラ1の構成を示すブロック図である。
図10において、600は照明モジュールである。
以下、図10を用いて<照明モジュール600の構成>について説明する。
<照明モジュール600の構成>
611は発光部であり、システム制御部670の指示に基づき、発光開始および停止の制御を行う。発光部611は例えばハロゲンランプやLED等の光源や発光駆動部などの発光に関わるデバイスも含まれる。
611は発光部であり、システム制御部670の指示に基づき、発光開始および停止の制御を行う。発光部611は例えばハロゲンランプやLED等の光源や発光駆動部などの発光に関わるデバイスも含まれる。
601はシステム制御部670に各種の動作指示を入力するための操作部である。操作部601は、例えば照明の発光動作モードを切り換えるための操作ボタンであり、ユーザが入力指示することで照度切り替えなどを行うことが可能である。
630は、電磁着脱機構を司るEPMであり、635は磁性体である。EPM630はシステム制御部670の指示に基づき、他のモジュールに備えられた磁性体を磁力制御により吸着あるいは非吸着することにより、モジュールを固定(ロック)あるいは開放(リリース)する。
640、645は外部機器と電気的に接続可能なコネクタである。コネクタ640、645は、USB Type−Cコネクタであり、照明モジュール600は、コネクタ640、645を介して、デジタルカメラ本体100または他のモジュールとの電力のやり取りおよびデータ通信が可能となる。
近接無線通信部660は、非接触近接通信を実現するための通信ユニットであり、無線通信のためのアンテナと無線信号を処理するための変復調回路や通信コントローラから構成される。近接無線通信部660は、変調した無線信号をアンテナから出力し、またアンテナで受信した無線信号を復調することによりISO/IEC 14443やISO/IEC 18092(NFC)に従った非接触近接通信を実現する。近接無線通信部660は、他のNFCデバイスからデータ読み出し要求を受けると、システム制御部670の指示に基づき、外部からの通信要求に応じて応答データを出力し返答する。本実施形態では、近接無線通信部660は、デジタルカメラ本体100の近接無線通信部160と近接した際に、デジタルカメラ本体100と照明モジュール600の近接・離反の検出や、推奨装着順位判定処理のための管理項目データの送信を行う。
不揮発性メモリ671は、電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えばフラッシュメモリやEEPROM等が用いられる。不揮発性メモリ671には、システム制御部670の動作用の定数、プログラム等が記憶される。ここで言う、プログラムとは、本実施形態にて後述する各種フローチャートを実行するためのコンピュータプログラムのことである。また、本実施形態では、近接無線通信部660で応答する管理項目データが不揮発性メモリ671に記憶されている。
システム制御部670は、照明モジュール600全体を制御する。前述した不揮発性メモリ671に記録されたプログラムを実行することで、後述する本実施形態の各処理を実現する。また、システム制御部670はデジタルカメラ本体100のシステム制御部170の制御を通じて、照明の発光を行う。
672はシステムメモリであり、RAMが用いられる。システムメモリ672には、システム制御部670の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ671から読み出したプログラム等を展開する。
673はシステムタイマーであり、各種制御に用いる時間や、内蔵された時計の時間を計測する計時部である。
680は、電源制御部であり、電流検出回路、電圧検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成される。電源制御部680は、電流、電圧、電池残量の検出を行い、その検出結果及びシステム制御部670の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、各部へ供給する。また、電源制御部680はシステム制御部670の指示に基づいてPD制御部691の制御を行う。さらに、電源制御部680は、システム制御部670の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、コネクタ645を介してデジタルカメラ本体100から供給されたUSB PD規格に対応した電力を各部へ供給する。
681は電池であり、例えばLi−ion電池等の充電可能な二次電池である。
電源制御部680はシステム制御部670の指示に基づいてコネクタ640、645を介し外部機器またはデジタルカメラ本体100から供給された電力を電池681へ充電する際の充電制御を行う。
690は、USBデータ通信部であり、システム制御部670の指示に基づいてUSB2.0等のデータ通信を可能とする。本実施形態においてUSBデータ通信部690はUSB3.1のデータ通信機能を有していない。
691は、PD制御部であり、照明モジュール600とデジタルカメラ本体100または、他のモジュールとの間で、USB PD規格に対応した所定のネゴシエーション(給電交渉)を実施する。
図11(a)乃至図11(b)を用いて実施例2の管理項目データおよび管理項目データテーブルについて説明する。
図11(a)乃至図11(b)は、実施例2の管理項目データテーブルを説明する図である。図11(a)は、実施例2の照明モジュール、サブカメラモジュール、ストロボモジュールの管理項目データを受信した場合の管理項目データテーブルを説明する図である。図11(b)は、実施例2の推奨装着順位判定処理後の管理項目データテーブルを説明する図である。
図11(a)乃至図11(b)は、実施例2の管理項目データテーブルを説明する図である。図11(a)は、実施例2の照明モジュール、サブカメラモジュール、ストロボモジュールの管理項目データを受信した場合の管理項目データテーブルを説明する図である。図11(b)は、実施例2の推奨装着順位判定処理後の管理項目データテーブルを説明する図である。
実施例2において、各モジュールは不揮発性メモリ271、371、671に「種別」、「通信経路」、「内蔵電池」、「電力プロファイル」、「USB3.1機能の有無」を管理項目データとして記憶している。
「種別」、「通信経路」、「内蔵電池」、「電力プロファイル」については図7を用いて説明した実施例1と同じである。
「USB3.1機能の有無」は、USBデータ通信部290、390、690のUSB3.1規格でのデータ通信機能の有無である。
ここで、図12を用いて「USB3.1機能の有無」について説明する。
図12(a)乃至図12(c)は、USB3.1機能の有無について説明する図である。図12(a)はUSB3.1機能を有するモジュールのデータ通信経路を示す図であり、図12(b)はUSB3.1機能を有していないモジュールのデータ通信経路を示す図である。図12(c)は、デジタルカメラ本体に照明モジュール、サブカメラモジュールの順で装着された状態のデータ通信経路を示す図である。
図12(a)に示すように、サブカメラモジュール200は、レセプタクル側およびプラグ側に接続された機器との通信を行うための通信経路として、第1のUSB2.0通信経路A、第2のUSB2.0通信経路B、第1のUSB3.1通信経路C、第2のUSB3.1通信経路Dがある。
このように通信経路が4つあり、USB2.0通信経路とUSB3.1通信経路が2つずつ割り当てられているモジュールは「USB3.1機能の有無」が「あり」のモジュールである。
次に、図12(b)に示すように、照明モジュール600は、レセプタクル側およびプラグ側に接続された機器との通信を行うための通信経路として、第1のUSB2.0通信経路A、第2のUSB2.0通信経路Bがあるのみである。
このように通信経路が2つで、USB2.0通信経路として2つ割り当てられているモジュールは「USB3.1機能」が「なし」のモジュールである。
図12(c)は、デジタルカメラ本体100に対し、照明モジュール600、サブカメラモジュール200の順で装着された状態のデータ通信経路を示す図である。
図12(c)に示すように、照明モジュール600はUSB2.0通信経路Aを使用してデジタルカメラ100とデータ通信を行う。サブカメラモジュール200は、照明モジュール600のUSBデータ通信部690がUSB3.1通信経路を有していないため、USB2.0通信経路Bを使用してデジタルカメラ本体100とデータ通信を行う。
即ち、サブカメラモジュール200とデジタルカメラ本体100の間に照明モジュール600が接続されていることで、サブカメラモジュール200はUSB3.1規格よりも通信速度が低速なUSB2.0規格での通信を行わざるを得なくなり、照明モジュール600がデータ通信のボトルネックとなってしまう。例えばサブカメラモジュール200で撮影した動画像をデジタルカメラ100へ逐次転送し記録する場合、USB2.0規格での通信速度に適合する低解像度の動画像しか撮影できなくなってしまう。
そのため、以下に説明する処理を行い、上述したUSB3.1機能を有していないモジュールがボトルネックとなる位置にならないモジュール積み上げ接続の順番をユーザに通知する。
<推奨装着順位判定処理の動作説明>
実施例2におけるデジタルカメラ本体100のシステム制御部170の主ルーチンのフローチャートは図5を用いて説明した実施例1のフローチャートと同じである。
実施例2におけるデジタルカメラ本体100のシステム制御部170の主ルーチンのフローチャートは図5を用いて説明した実施例1のフローチャートと同じである。
実施例2では、USB3.1機能の有無に基づき推奨装着順位判定処理を行い、USB3.1機能を有しているモジュールをデジタルカメラ本体100に近い位置、USB3.1機能を有していないモジュールをデジタルカメラ本体100から離れた位置となる順番とする。
図13は、実施例2の推奨装着順位判定処理のフローチャートである。
図13を用いて推奨装着順位判定処理の動作説明をする。
ステップS1501で、システム制御部170は変数Nを初期化する(N=1)。ここで変数Nは、管理項目データテーブルの番号(装着順位)を示す変数である。
ステップS1502でシステム制御部170は変数Mを初期化する(M=N+1)。ここで変数Mは、ステップS1503からステップS1508までのループ処理を行うための変数である。
ステップS1503で、システム制御部170は管理項目データテーブルを参照し番号がN番目のモジュールとM番目のモジュールのUSB3.1機能の管理項目データを参照する。
ステップS1504で、システム制御部170はN番目のモジュールのUSB3.1機能がなしか否かを判定する。N番目がUSB3.1機能なしであると判定したならば(S1504)、ステップS1505へ進み、N番目がUSB3.1機能ありと判定したならば(S1504)、S1507に進む。
ステップS1505で、システム制御部170はM番目のモジュールのUSB3.1機能がありか否かを判定する。M番目がUSB3.1機能ありであると判定したならば(S1505)、ステップS1506へ進み、M番目がUSB3.1機能ありと判定したならば(S1505)、S1507に進む。
ステップS1506で、システム制御部170はN番目とM番目の番号(装着順位)を入れ替え、ステップS1507に進む。
ステップS1506で、システム制御部170は変数Mが装着するモジュールの数か否かを判定する。変数Mが装着するモジュールの数であると判定したならばステップS1509へ進み、Mが装着するモジュールの数ではないと判定したならばステップS1508へ進む。
ステップS1508で、システム制御部170は変数MをM=M+1にカウントアップし、ステップS1503に戻る。
ステップS1509で、システム制御部170はN+1が装着するモジュールの数か否かを判定する。N+1が装着するモジュールの数であると判定したならば装着順位判定処理を終了する。N+1が装着するモジュールの数でないと判定したならば、ステップS1510へ進む。
ステップS1510で、システム制御部170は変数NをN=N+1にカウントアップし、ステップS1502に戻る。
以上説明したように、実施例2のデジタルカメラによれば、ユーザがモジュールを有線で積み上げ接続する前に、USB3.1機能を有していないモジュールがボトルネックとなる位置にならないモジュール積み上げ接続の順番をユーザに通知することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施例3を説明する。
実施例1および実施例2との違いは、EPM対応の有無に基づいて推奨装着順位判定処理を行う点である。
実施例3では、デジタルカメラ本体100に、サブカメラモジュール200、ストロボモジュール300、予備電池モジュール700を装着する構成とする。
実施例3において、デジタルカメラ本体100、サブカメラモジュール200、ストロボモジュール300の外観およびブロック図は実施例1と同じである。
図14は、本発明の実施例3のデジタルカメラ1の構成を示すブロック図である。
図14において、700は予備電池として機能する予備電池モジュールである。
以下、図14を用いて<予備電池モジュール700の構成>について説明する。
<予備電池モジュール700の構成>
701はシステム制御部770に各種の動作指示を入力するための操作部である。操作部701は、例えば予備電池モジュール700からの電力供給ON/OFFを切り換えるための操作ボタンである。
701はシステム制御部770に各種の動作指示を入力するための操作部である。操作部701は、例えば予備電池モジュール700からの電力供給ON/OFFを切り換えるための操作ボタンである。
予備電池モジュール700は、EPMを有していないモジュールである。
740、745は外部機器と電気的に接続可能なコネクタである。コネクタ740、745は、USB Type−Cコネクタであり、予備電池モジュール700は、コネクタ740、745を介して、デジタルカメラ本体100または他のモジュールとの電力のやり取りおよびデータ通信が可能となる。
近接無線通信部760は、非接触近接通信を実現するための通信ユニットであり、無線通信のためのアンテナと無線信号を処理するための変復調回路や通信コントローラから構成される。近接無線通信部760は、変調した無線信号をアンテナから出力し、またアンテナで受信した無線信号を復調することによりISO/IEC 14443やISO/IEC 18092(NFC)に従った非接触近接通信を実現する。近接無線通信部760は、他のNFCデバイスからデータ読み出し要求を受けると、システム制御部770の指示に基づき、外部からの通信要求に応じて応答データを出力し返答する。本実施形態では、近接無線通信部760は、デジタルカメラ本体100の近接無線通信部160と近接した際に、デジタルカメラ本体100と予備電池モジュール700の近接・離反の検出や、推奨装着順位判定処理のための管理項目データの送信を行う。
不揮発性メモリ771は、電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えばフラッシュメモリやEEPROM等が用いられる。不揮発性メモリ771には、システム制御部770の動作用の定数、プログラム等が記憶される。ここで言う、プログラムとは、本実施形態にて後述する各種フローチャートを実行するためのコンピュータプログラムのことである。また、本実施形態では、近接無線通信部760で応答する管理項目データが不揮発性メモリ771に記憶されている。
システム制御部770は、予備電池モジュール700全体を制御する。前述した不揮発性メモリ771に記録されたプログラムを実行することで、後述する本実施形態の各処理を実現する。また、システム制御部770はデジタルカメラ本体100のシステム制御部170の制御を通じて、コネクタ740、745を介して電池781の電力をデジタルカメラ本体100または他のモジュールへ供給するよう電源制御部780を制御する。
772はシステムメモリであり、RAMが用いられる。システムメモリ772には、システム制御部770の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ771から読み出したプログラム等を展開する。
773はシステムタイマーであり、各種制御に用いる時間や、内蔵された時計の時間を計測する計時部である。
780は、電源制御部であり、電流検出回路、電圧検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成される。電源制御部780は、電流、電圧、電池残量の検出を行い、その検出結果及びシステム制御部770の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、各部へ供給する。また、電源制御部780はシステム制御部770の指示に基づいてPD制御部791の制御を行う。さらに、電源制御部780は、システム制御部770の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、コネクタ740、745を介してデジタルカメラ本体100または他のモジュールへUSB PD規格に対応した電力を各部へ供給する。
電池781は、例えばLi−ion電池等の充電可能な二次電池である。
電源制御部780はシステム制御部770の指示に基づいてコネクタ740、745を介し外部機器またはデジタルカメラ本体100から供給された電力を電池781へ充電する際の充電制御を行う。
790は、USBデータ通信部であり、システム制御部770の指示に基づいてUSB2.0、USB3.1等のデータ通信を可能とする。
791は、PD制御部であり、予備電池モジュール700とデジタルカメラ本体100または、他のモジュールとの間で、USB PD規格に対応した所定のネゴシエーション(給電交渉)を実施する。
次に、図15(a)乃至図15(b)を用いて実施例3の管理項目データおよび管理項目データテーブルについて説明する。
図15(a)乃至図15(b)は、実施例3の管理項目データテーブルを説明する図である。図15(a)は、実施例3の予備電池モジュール、サブカメラモジュール、ストロボモジュールの管理項目データを受信した場合の管理項目データテーブルを説明する図である。図15(b)は、実施例3の推奨装着順位判定処理後の管理項目データテーブルを説明する図である。
図15(a)乃至図15(b)は、実施例3の管理項目データテーブルを説明する図である。図15(a)は、実施例3の予備電池モジュール、サブカメラモジュール、ストロボモジュールの管理項目データを受信した場合の管理項目データテーブルを説明する図である。図15(b)は、実施例3の推奨装着順位判定処理後の管理項目データテーブルを説明する図である。
実施例3において、各モジュールは不揮発性メモリ271、371、771に「種別」、「通信経路」、「内蔵電池」、「電力プロファイル」、「EPM対応」を管理項目データとして記憶している。「種別」、「通信経路」、「内蔵電池」、「電力プロファイル」については図7を用いて説明した実施例1と同じである。
「EPM対応」は、EPMの有無である。
実施例3において、予備電池モジュール700はEPMを有していないため、管理項目データの「EPM対応」は「なし」となる。
そのため、予備電池モジュール700は、デジタルカメラ本体100および他のモジュールとのEPMによる固定(ロック)ができない。
ここで、例えば、デジタルカメラ本体100に対して、予備電池モジュール700、サブカメラモジュール200、ストロボモジュール300の順に装着されたとする。その場合、デジタルカメラ本体100と予備電池モジュール700の間はEPMでの固定ができないため、上記3つのモジュールの重量をコネクタ140、745の嵌合力のみで保持する状態となる。即ち、デジタルカメラ本体100と予備電池モジュール700がEPMで固定できないため、モジュールがデジタルカメラ本体100から予期せず外れてしまうことがある。
そこで、以下に説明する処理を行い、上述したEPM非対応モジュールがデジタルカメラ本体100に近い位置に接続されモジュールが予期せず外れてしまう状態とならないモジュール積み上げ接続の順番をユーザに通知する。
<推奨装着順位判定処理の動作説明>
実施例3におけるデジタルカメラ本体100のシステム制御部170の主ルーチンのフローチャートは図5を用いて説明した実施例1のフローチャートと同じである。
実施例3におけるデジタルカメラ本体100のシステム制御部170の主ルーチンのフローチャートは図5を用いて説明した実施例1のフローチャートと同じである。
実施例3ではEPM対応の有無に基づき推奨装着順位判定処理を行い、EPM対応ありのモジュールをデジタルカメラ本体100に近い位置、EPM対応なしのモジュールをデジタルカメラ本体100から離れた位置となる順番とする。
図16は、実施例3の推奨装着順位判定処理のフローチャートである。
図16を用いて推奨装着順位判定処理の動作説明をする。
ステップS1601で、システム制御部170は変数Nを初期化する(N=1)。ここで変数Nは、管理項目データテーブルの番号(装着順位)を示す変数である。
ステップS1602でシステム制御部170は変数Mを初期化する(M=N+1)。ここで変数Mは、ステップS1603からステップS1608までのループ処理を行うための変数である。
ステップS1603で、システム制御部170は管理項目データテーブルを参照し番号がN番目のモジュールとM番目のモジュールのEPM対応の管理項目データを参照する。
ステップS1604で、システム制御部170はN番目のモジュールのEPM対応がなしか否かを判定する。N番目がEPM対応なしであると判定したならば(S1604)、ステップS1605へ進み、N番目がEPM対応ありと判定したならば(S1604)、S1607に進む。
ステップS1605で、システム制御部170はM番目のモジュールのEPM対応がありか否かを判定する。M番目がEPM対応ありであると判定したならば(S1605)、ステップS1606へ進み、M番目がEPM対応なしと判定したならば(S1605)、S1607に進む。
ステップS1606で、システム制御部170はN番目とM番目の番号(装着順位)を入れ替え、ステップS1607に進む。
ステップS1606で、システム制御部170は変数Mが装着するモジュールの数か否かを判定する。変数Mが装着するモジュールの数であると判定したならばステップS1609へ進み、Mが装着するモジュールの数ではないと判定したならばステップS1608へ進む。
ステップS1608で、システム制御部170は変数MをM=M+1にカウントアップし、ステップS1603に戻る。
ステップS1609で、システム制御部170はN+1が装着するモジュールの数か否かを判定する。N+1が装着するモジュールの数であると判定したならば装着順位判定処理を終了する。N+1が装着するモジュールの数でないと判定したならば、ステップS1610へ進む。
ステップS1610で、システム制御部170は変数NをN=N+1にカウントアップし、ステップS1602に戻る。
以上説明したように、実施例3のデジタルカメラによれば、ユーザがモジュールを有線で積み上げ接続する前に、EPM非対応モジュールがデジタルカメラ本体100に近い位置にとならないモジュール積み上げ接続の順番をユーザに通知することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
1 デジタルカメラ、100 デジタルカメラ本体、120 タッチパネル、
121 表示部、130,220,330,430,630 EPM、
235,335,435,635 磁性体、
140,240,340,440,640,740 TYPE−Cコネクタ(レセプタクル)、
245,345,445,645,745 TYPE−Cコネクタ(プラグ)、
160,260,360,460,660,760 近接無線通信部、
170,270,370,470,670,770 システム制御部、
171,271,371,471,671,771 不揮発性メモリ、
190,290,390,490,690,790 USBデータ通信部、
200 サブカメラモジュール、300 ストロボモジュール、
400 無線LANモジュール、600 照明モジュール、
700 予備電池モジュール、
A 第1のUSB2.0通信経路、B 第2のUSB2.0通信経路、
C 第1のUSB3.1通信経路、D 第2のUSB3.1通信経路
121 表示部、130,220,330,430,630 EPM、
235,335,435,635 磁性体、
140,240,340,440,640,740 TYPE−Cコネクタ(レセプタクル)、
245,345,445,645,745 TYPE−Cコネクタ(プラグ)、
160,260,360,460,660,760 近接無線通信部、
170,270,370,470,670,770 システム制御部、
171,271,371,471,671,771 不揮発性メモリ、
190,290,390,490,690,790 USBデータ通信部、
200 サブカメラモジュール、300 ストロボモジュール、
400 無線LANモジュール、600 照明モジュール、
700 予備電池モジュール、
A 第1のUSB2.0通信経路、B 第2のUSB2.0通信経路、
C 第1のUSB3.1通信経路、D 第2のUSB3.1通信経路
Claims (8)
- 複数のモジュール(200、300、400)を電子機器本体(100)に積み上げ装着、および離脱自在な電子機器(1)の制御方法であって、
前記複数のモジュール(200、300、400)は、前記電子機器本体(100)と有線接続前に通信可能な、近距離無線通信手段(160)を有し、
前記電子機器の本体(100)には、前記近距離無線通信(160)で各モジュール(200、300、400)から取得した、各モジュール(200、300、400)が記憶している機器情報を管理する管理テーブルを有し、前記管理テーブルは、前記近距離無線通信(160)により前記モジュール(200、300、400)から入手した情報で、有線通信手段(140)の接続前に情報が更新され、
前記電子機器本体(100)には、前記管理テーブルの情報に基づき、接続の可否と、積み上げ装着の位置を判定する、判定手段を有し、
前記判定手段の結果を、推奨の前記モジュール(200、300、400)の装着順番として、前記有線通信手段(140)の接続前に、表示手段(121)に表示することを特徴とする電子機器(1)の制御方法。 - 前記管理テーブルには、前記モジュール(200、300、400)の装着位置情報を備え、前記装着位置情報は、推奨の装着位置を基づいて、前記判定手段が装着位置のお勧めを判定することを特徴とする請求項1に記載の電子機器(1)の制御方法。
- 前記管理テーブルには、前記モジュールの第一の汎用的な通信手段(A,B)と、前記第一の汎用的な通信手段より高速な第二の通信手段(C,D)の対応情報を備え、前記判定手段は、前記管理テーブルの情報から、前記モジュールが、前記第一の汎用的な通信手段(A、B)だけを有する場合、装着位置のお勧めを、前記電子機器本体(100)から離れる位置となる積み上げの順番とし、通信手段を前記第一の汎用的な通信手段(A、B)と、前記第一の汎用的な通信手段より高速な第二の通信手段(C,D)の両方を有する場合は、装着位置のお勧めを、前記電子機器本体(100)に近づける位置となる積み上げの位置とする判定を行うことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電子機器(1)の制御方法。
- 前記管理テーブルには、前記モジュールの固着機構の有無の情報を備え、前記判定手段は、前記固着機構の無しの場合は、装着位置のお勧めを、前記電子機器本体(100)から離れる位置となる積み上げの順番とし、固着機構有りの場合は、装着位置のお勧めを、前記電子機器本体(100)に近づける位置となる積み上げの位置とする判定を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の電子機器(1)の制御方法。
- 前記固着機構は、磁力制御によるものであることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載の電子機器(1)の制御方法。
- 前記第一の汎用的な通信手段(A,B)は、USB2.0であり、前記第二の汎用的な通信手段(C,D)は、USB3.1であることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか一項に記載の電子機器(1)の制御方法。
- 前記近距離無線通信(160)は、NFCであることを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか一項に記載の電子機器(1)の制御方法。
- 請求項1乃至請求項7の何れか一項に記載の制御方法を有することを特徴とする電子機器(1)。
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JP2019008125A JP2020120202A (ja) | 2019-01-22 | 2019-01-22 | 電子機器及びその制御方法 |
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Cited By (1)
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KR20220052475A (ko) * | 2020-10-21 | 2022-04-28 | 엘아이지넥스원 주식회사 | 전자 장비의 커넥터, 커넥터의 리셉터클 및 커넥터의 플러그 |
-
2019
- 2019-01-22 JP JP2019008125A patent/JP2020120202A/ja active Pending
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KR20220052475A (ko) * | 2020-10-21 | 2022-04-28 | 엘아이지넥스원 주식회사 | 전자 장비의 커넥터, 커넥터의 리셉터클 및 커넥터의 플러그 |
KR102500798B1 (ko) | 2020-10-21 | 2023-02-16 | 엘아이지넥스원 주식회사 | 전자 장비의 커넥터, 커넥터의 리셉터클 및 커넥터의 플러그 |
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