JP6141175B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、充電機能を有する電子機器に関する。
携帯電話やデジタルカメラ等の電子機器に内蔵される二次電池を非接触で充電する技術が知られている。電子機器及びこれに対応する専用の充電器には、それぞれ充電のための電力を伝送するコイルが備えられており、両コイルでの電磁誘導により充電器から電子機器に交流電力を伝送し、これを直流電力に変換して二次電池を充電させるようになっている(例えば、特許文献1を参照。)。
特開2006−333557号公報
ところで、電子機器側のコイル形状と、充電器側のコイル形状とが異なるほど充電効率が悪くなる問題がある。
本発明は、高い充電効率を実現できる電子機器を提供することを目的とする。
本発明に係る電子機器は、上記課題を解決するために、送電機から無線で伝送された電力を受電する受電部を備える電子機器において、前記受電部は、第1形状の受電側コイルと、第2形状の受電側コイルと、前記送電機から伝送される電力を受信するコイルとして、前記第1形状の受電側コイル又は前記第2形状の受電側コイルを選択する選択部と、制御部と、を備え、前記制御部は、前記第1形状の受電側コイルによって受電された電力の大きさと、前記第2形状の受電側コイルによって受電された電力の大きさとを比較し、電力の大きい方の受電側コイルを選択する構成である。
電子機器では、前記第1形状の受電側コイル又は前記第2形状の受電側コイルと電気的に接続する充電池をさらに備え、前記第1形状の受電側コイルを選択するとは、前記第1形状の受電側コイルと前記充電池とを電気的に接続することであり、前記第2形状の受電側コイルを選択するとは、前記第2形状の受電側コイルと前記充電池とを電気的に接続する構成でもよい。
電子機器では、前記第1形状とは、円形形状であり、前記第2形状とは、多角形状であってもよい。
電子機器では、前記第1形状の受電側コイルにおける当該コイルの軸に対して垂直方向の断面積は、前記第2形状の受電側コイルにおける当該コイルの軸に対して垂直方向の断面積とは異なる構成でもよい。
電子機器では、前記第1形状の受電側コイルに囲まれた領域は、前記第2形状の受電側コイルに囲まれた領域に重なる構成でもよい。
電子機器では、前記受電側コイルは、前記電子機器内において移動可能であって、前記制御部は、前記送電機から電力を受電するコイルとして選択したコイルとは異なるコイルを、当該選択したコイルから離すよう制御する構成でもよい。
本発明に係る電子機器は、上記課題を解決するために、送電機から無線で伝送されてくる電力を受信する受電部を備える電子機器において、前記受電部は、所定形状の受電側コイルが複数個配置されて構成される受電側コイル部と、前記受電側コイル部を構成する各受電側コイルの通電状態を切り替える選択部と、前記選択部を制御する制御部と、前記選択部により通電状態に切り替えられた一又は複数の受電側コイルを利用して電力を受電し、受電した電力を検出する検出部と、を備え、前記制御部は、前記検出部で検出した電力が最も大きくなる一又は複数の受電側コイルを通電状態に切り替えて電力を受電するように前記選択部を制御する構成である。
電子機器では、前記所定形状とは、円形形状又は多角形状であってもよい。
本発明によれば、高い充電効率を実現できる。
スマートフォンの構成を示す正面斜視図である。 スマートフォンの構成を示す背面図である。 ワイヤレス給電についての説明に供する図である。 送電機側のコイル形状と受電部側のコイル形状が異なる場合における充電効率についての説明に供する図である。 受電部の第1の構成を示すブロック図である。 受電側コイルの構成を示す図である。 選択部の回路構成を示す図である。 受信部の第2の構成を示すブロック図である。 受電側コイル部の構成を示す図である。 受電側コイル部を構成するコイルの通電状態を切り替えたときのコイル形状についての説明に供する図である。
本発明を実施するための実施形態を、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下では、電子機器の一例として、スマートフォンについて説明する。
図1及び図2を参照しながら、実施形態に係るスマートフォン1の外観について説明する。図1及び図2に示すように、スマートフォン1は、ハウジングHを有する。ハウジングHは、フロントフェイス1Aと、バックフェイス1Bと、サイドフェイス1C1〜1C4とを有する。フロントフェイス1Aは、ハウジングHの正面である。バックフェイス1Bは、ハウジングHの背面である。サイドフェイス1C1〜1C4は、フロントフェイス1Aとバックフェイス1Bとを接続する側面である。以下では、サイドフェイス1C1〜1C4を、どの面であるかを特定することなく、サイドフェイス1Cと総称することがある。
スマートフォン1は、タッチスクリーンディスプレイ2と、ボタン3A〜3Cと、照度センサ4と、近接センサ5と、レシーバ6と、マイク7と、カメラ8とをフロントフェイス1Aに有する。スマートフォン1は、カメラ9をバックフェイス1Bに有する。スマートフォン1は、ボタン3D〜3Fと、外部インターフェイス10とをサイドフェイス1Cに有する。以下では、ボタン3A〜3Fを、どのボタンであるかを特定することなく、ボタン3と総称することがある。
タッチスクリーンディスプレイ2は、ディスプレイ2Aと、タッチスクリーン2Bとを有する。ディスプレイ2Aは、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display)、有機ELパネル(Organic Electro−Luminescence panel)、又は無機ELパネル(Inorganic Electro−Luminescence panel)等の表示デバイスにより構成される。ディスプレイ2Aは、文字、画像、記号又は図形等を表示する。
タッチスクリーン2Bは、タッチスクリーンディスプレイ2に対する指、又はスタイラスペン等の接触を検出する。タッチスクリーン2Bは、複数の指、又はスタイラスペン等がタッチスクリーンディスプレイ2に接触した位置を検出することができる。
タッチスクリーン2Bの検出方式は、静電容量方式、抵抗膜方式、表面弾性波方式(又は超音波方式)、赤外線方式、電磁誘導方式、及び荷重検出方式等の任意の方式でよい。以下では、説明を簡単にするため、タッチスクリーン2Bがタッチスクリーンディスプレイ2に対する接触を検出する指、又はスタイラスペン等を単に「指」ということがある。
スマートフォン1は、タッチスクリーン2Bにより検出された接触、接触位置、接触時間又は接触回数に基づいてジェスチャの種別を判別する。ジェスチャは、タッチスクリーンディスプレイ2に対して行われる操作である。スマートフォン1によって判別されるジェスチャには、タッチ、ロングタッチ、リリース、スワイプ、タップ、ダブルタップ、ロングタップ、ドラッグ、フリック、ピンチイン、ピンチアウト等が含まれる。
スマートフォン1は、タッチスクリーン2Bを介して判別するこれらのジェスチャに従って動作を行う。したがって、利用者にとって直感的で使いやすい操作性が実現される。判別されるジェスチャに従ってスマートフォン1が行う動作は、タッチスクリーンディスプレイ2に表示されている画面に応じて異なる。
ボタン3は、利用者によって操作される。ボタン3は、ボタン3A〜ボタン3Fを有する。ボタンに対する操作は、例えば、クリック、ダブルクリック、プッシュ、及びマルチプッシュである。
例えば、ボタン3A〜3Cは、ホームボタン、バックボタン又はメニューボタンである。例えば、ボタン3Dは、スマートフォン1のパワーON又はOFFボタンである。ボタン3Dは、スリープ又はスリープ解除ボタンを兼ねてもよい。例えば、ボタン3E及び3Fは、音量ボタンである。
照度センサ4は、照度を検出する。例えば、照度とは、光の強さ、明るさ、輝度等である。照度センサ4は、例えば、ディスプレイ2Aの輝度の調整に用いられる。
近接センサ5は、近隣の物体の存在を非接触で検出する。近接センサ5は、例えば、タッチスクリーンディスプレイ2が顔に近付けられたことを検出する。
レシーバ6は、音声信号を音声として出力する。マイク7は、利用者等の音声を音声信号へ変換する。なお、スマートフォン1は、レシーバ6に加えて、スピーカをさらに有してもよい。スマートフォン1は、レシーバ6に代えて、スピーカをさらに有してもよい。
カメラ8は、フロントフェイス1Aに面している物体を撮影するインカメラである。カメラ9は、バックフェイス1Bに面している物体を撮影するアウトカメラである。
外部インターフェイス(接続部)14は、他の装置が接続される端子である。外部インターフェイス10は、USB(Universal Serial Bus)(登録商標)、HDMI(High−Definition Multimedia Interface)(登録商標)のような汎用的な端子であってもよい。外部インターフェイス10は、Dockコネクタのような専用に設計された端子でもよい。
また、スマートフォン1は、図3に示すように、送電機100から所定の無線給電方式により伝送される電力を受電する受電部21を備えている。言い換えれば、受電部21は、送電機100から送られてくる磁気エネルギーを受ける。ここで、具体例として、所定の無線給電方式として電磁誘導方式を例に挙げると、送電機100に設けられた送電側コイルに交流電流を流すと、送電側コイルに磁界が発生し、スマートフォン1の受電部に備えられた受電側コイルに誘導電圧が生じる。これによって、送電機100からスマートフォン1に電力が伝送される。また、スマートフォン1は、受電部21により受電した電力を内蔵されている充電池22に蓄電する。なお、所定の給電方式とは、電磁誘導方式、電波受信方式又は共鳴方式等である。
送電側コイルと受電側コイル間の結合は、受電側コイルに届く磁束の数が多いほど、向上する。なお、この結合の程度は、結合次数で表される。送電側コイルと受電側コイル間の結合は、送信機と受電部のそれぞれのコイルの平面形状が一致する場合に効率が向上する。
ここで、送電側コイルと受電側コイルの大きさや形状が互いに異なると以下のような問題が生ずるおそれがある。
例えば、図4に示すように、送電側コイルと受電側コイルの大きさが互いに異なる場合には、送電側コイルC1から生じた磁束の一部が互いに打ち消しあってしまい、受電側コイルC2と送電側コイルC1との結合が弱くなる(結合係数が小さくなる)。そうすると、スマートフォン1は、小さな電力しか得られず、充電池22に対する充電効率が悪くなってしまう。このような場合には、スマートフォン1は、送電機に対して、送電電力を大きく(磁気エネルギーの出力を増加)するよう(例えば、送電側コイルから発生する磁束の大きさを大きくするよう)に要求する。
送電機は、当該要求にしたがって、送電側コイル及び送電側コイルアンプに大きな電流を流すことになる。そうすると、送電機は、エネルギーを大きく損失し、さらには、送電側コイル等の部品の発熱による温度上昇が発生する。
一方、スマートフォン1は、例えば、電磁誘導方式により送電機から電力を受電している場合、送電機に近接(密着)しているため、送電機の熱が伝導し、温度上昇をもたらす可能性がある。
そこで、本実施例に係るスマートフォン1は、受電部21のコイル形状を送電機側のコイル形状に適合させる構成を提案する。
<第1実施形態>
受電部21は、図5に示すように、第1形状の受電側コイル23と、第2形状の受電側コイル24と、選択部25と、制御部26と、検出部27とを備える。
選択部25は、第1形状の受電側コイル23又は第2形状の受電側コイル24を選択する。
制御部26は、選択部25を制御する。
検出部27は、送電側コイルによって生じた磁束が、第1形状の受電側コイル23又は第2形状の受電側コイル24を貫通することによって生じた誘導電圧を検出する。ここで、検出部27が検出するのは、誘導電圧に基づく電力又は電流であってもよい。
制御部26は、第1形状の受電側コイル23に切り替えたときに検出部27で検出された電力の大きさと、第2形状の受電側コイル24に切り替えたときに検出部27で検出された電力の大きさとを比較し、電力の大きい方の受電側コイルを選択するように選択部25を制御する。
また、スマートフォン1は、第1形状の受電側コイル23又は第2形状の受電側コイル24と充電池22を電気的に接続し、当該接続のオン又はオフを選択部25によって制御する。具体的には、選択部25は、第1形状の受電側コイル23を選択する場合、第1形状の受電側コイル23と充電池22との電気的な接続をオンにすると共に第2形状の受電側コイル24と充電池22との電気的な接続をオフにし、第2形状の受電側コイル24を選択する場合、第2形状の受電側コイル24と充電池22とを電気的な接続をオンにすると共に第1形状の受電側コイル23と充電池22との電気的な接続をオフにする。
ここで、第1形状の受電側コイル23に切り替えたときに検出部27で検出された電力の大きさと、第2形状の受電側コイル24に切り替えたときに検出部27で検出された電力の大きさとを比較したときに、例えば、第1形状の受電側コイル23の電力が大きくなった場合、第2形状の受電側コイル24に比べて第1形状の受電側コイル23の方が送電機側のコイルの形状と大きさに近いと言える。つまり、スマートフォン1は、第1形状の受電側コイル23を利用してワイヤレス給電を行った方が、高い充電効率が実現できると言える。
このような構成によれば、スマートフォン1は、送電機側のコイルの大きさ及び形状が近いコイルを利用してワイヤレス給電を実行するので、高い充電効率を実現することができる。
第1形状の受電側コイル23は、円形形状であり、第2形状の受電側コイル24は、多角形状である。
また、第1形状の受電側コイル23によって囲まれている面積(すなわち、第1形状の受電側コイル23における当該コイルの軸に対して垂直方向の断面積)と、第2形状の受電側コイル24によって囲まれている面積(第2形状の受電側コイルにおける当該コイルの軸に対して垂直方向の断面積)とは、異なっていてもよい。
例えば、円形形状コイルである第1形状の受電側コイル23と、長方形状コイルである第2形状の受電側コイル24は、図6に示すように、二重に貼り付けて構成されている。なお、図6では、第1形状の受電側コイル23は、第2形状の受電側コイル24よりも小さいものとして示しているが、これに限られず、第2形状の受電側コイル24よりも大きくてもよい。
また、第1形状の受電側コイル23は、第2形状の受電側コイル24の内側に完全に囲まれるよう構成されていてもよい。すなわち、第1形状の受電側コイル23は、第2形状の受電側コイル24の内側の領域に収納される大きさであってもよい。
このような構成によれば、スマートフォン1は、送電機100側のコイルによって囲まれている面積に合わせた大きさのコイルによって受電することができ、高い充電効率を実現することができる。
また、第1形状の受電側コイル23又は第2形状の受電側コイル24は、スマートフォン1内において互いに離れるよう移動可能に構成されていてもよい。具体的には、制御部26は、送電機から電力を受電するコイルとして第1形状の受電側コイル23を選択した場合、第2形状の受電側コイル24を、第1形状の受電側コイル23から遠くに離すよう制御する。これによって、スマートフォン1が第1形状の受電側コイル23を選択した場合において、第2形状の受電側コイル24が第1形状の受電側コイル23が磁気エネルギーを受けることを阻害することを低減することができる。
また、第1形状の受電側コイル23に囲まれた領域は、図6に示すように、第2形状の受電側コイル24に囲まれた領域に重なる構成でもよい。
このような構成によれば、スマートフォン1は、筐体内のスペースを有効に活用することができる。
つぎに、第1形状の受電側コイル23と第2形状の受電側コイル24を切り替える選択部25の具体的な回路構成について、図7を用いて説明する。
選択部25は、複数のスイッチで構成されており、スイッチの切り替えによって、第1形状の受電側コイル23又は第2形状の受電側コイル24を選択する。
各コイルは、線材を円形形状又は角形状に複数回らせん状に巻いて構成されている。
各スイッチは、例えば、一周ごとに設けられていてもよい。このような構成の場合には、内周側のスイッチのみONにし、それ以外のスイッチをOFFにすると、小型の円形形状又は小型の四角形状のコイルを形成することができる。また、外周側のスイッチのみONにし、それ以外のスイッチをOFFにすると、大型の円形形状又は大型の四角形状のコイルを形成することができる。
このようにして、スマートフォン1は、単に第1形状の受電側コイル23と第2形状の受電側コイル24を切り替えるだけでなく、第1形状の受電側コイル23及び第2形状の受電側コイル24の大きさを自在に変更することができるので、送電機100側のコイルの形状に適合させた大きさのコイルを形成することができ、より高い充電効率を実現することができる。
また、従来の構成では、コイル形状の選択により、中間の性能を万遍なく実現していた。一方、スマートフォン1は、送電機100側のコイル形状に適合したコイル形状を形成できるので、コイルとの結合が強くなり、その結果、効率のよいワイヤレス充電を行うことができる。
また、送電機100は、無駄に大きな電力で送電する(磁気エネルギーを発生する)ことがないので、発熱を抑制することができる。よって、スマートフォン1は、ワイヤレス給電を行うときに送電機100に近接(密着)させても、温度の上昇を抑制することができる。
なお、上述では、スマートフォン1は、第1形状の受電側コイル23又は第2形状の受電側コイル24のいずれか一方を利用してワイヤレス給電を行うものとして説明したが、これに限られず、第1形状の受電側コイル23及び第2形状の受電側コイル24の双方を同時に利用してワイヤレス給電を行ってもよい。このような構成によれば、スマートフォン1は、給電効率が約2倍になるので、2倍のパワーで充電池22に対して充電を行うことができる。
<第2実施形態>
受電部21は、図8に示すように、受電側コイル部31と、選択部32と、制御部33と、検出部34とを備える。
受電側コイル部31は、所定形状の受電側コイルが複数個配置されて構成される。受電側コイル部31は、例えば、図9に示すように、コイルがタイル状に複数個(C01〜C12)配置されて構成されている。
選択部32は、受電側コイル部31を構成する各受電側コイルの通電状態を切り替える。
制御部33は、選択部32を制御する。
検出部34は、選択部32により通電状態に切り替えられた一又は複数の受電側コイルを利用して受けた電力を検出する。
制御部33は、検出部34で検出した電力が最も大きくなる一又は複数の受電側コイルを通電状態に切り替えて電力を受電するように選択部32を制御する。検出部34で検出するのは、電力の代わりに、電圧又は電流であってもよい。
スマートフォン1は、例えば、図10(a)に示すように、受電側コイル部31に対して、12個すべてのコイルを通電状態に切り替え、各コイルに時計周りに電流を流せば、内側のループでは磁界を打ち消し合うので、最外周の大きなコイルC1を形成することができる。
また、スマートフォン1は、例えば、図10(b)に示すように、受電側コイル部31に対して、任意の3個のコイルを通電状態に切り替え、各コイルに時計周りに電流を流せば、所定の大きさのコイルC2を形成することができる。
このような構成によれば、スマートフォン1は、ワイヤレス給電を行う際に、受電側コイル部31のコイルの通電状態を順次切り替えることにより、送電機側のコイルの大きさ及び形状が近いコイル形状を形成できるので、高い充電効率を実現することができる。
また、従来の構成では、コイル形状の選択により、中間の性能を万遍なく実現していた。一方、スマートフォン1は、送電機100側のコイル形状に適合したコイル形状を形成できるので、コイルとの結合が強くなり、その結果、効率のよいワイヤレス充電を行うことができる。
また、送電機100は、無駄に大きな電力で送電する(磁気エネルギーを発生する)ことがないので、発熱を抑制することができる。よって、スマートフォン1は、ワイヤレス給電を行うときに送電機100に近接(密着)させても、温度の上昇を抑制することができる。
また、図9に示す例では、受電側コイル部31のコイル形状は、四角形状にしたが、これに限られず、四角形状以外の多角形状又は円形形状等であってもよい。
また、スマートフォン1は、送電機のコイル形状の情報を予め無線通信(近距離無線通信等)により受信し、当該情報に基づいて、受電側コイル部31を構成するコイルの通電状態を制御し、受電側コイル部31のコイル形状を送電機のコイル形状に近似させる構成でもよい。このような構成によれば、スマートフォン1は、短時間で受電側コイル部31のコイル形状を送電機のコイル形状に近づけることができる。
また、受電側コイル部31を構成するコイルを通電する方法として、以下の構成が考えられる。
スマートフォン1は、受電側コイル部31を構成するコイルのうち、端にあるコイル(例えば、図9中のコイルC01)から順々に隣接するコイルを通電状態にしてゆき、どこかのコイルで所定以上の電力を受電できるかどうかを判断する。なお、一つのコイルのみ通電状態にするので、隣のコイルを通電状態にしたときには、一つ前のコイルは非通電状態となる。
ここで、例えば、コイルC03を通電状態にしたときに、所定以上の電力を受信できたものと仮定する。スマートフォン1は、コイルC03付近のコイル(例えば、図9中のコイルC02、コイルC05及びコイルC06)を通電状態に切り替える構成でもよい。
このような構成によれば、スマートフォン1は、受電側コイル部31のコイル形状を効率的に送電機のコイル形状に近づけることができる。
1 スマートフォン
21 受電部
22 充電池
23 第1形状の受電側コイル
24 第2形状の受電側コイル
25、32 選択部
26、33 制御部
27、34 検出部
31 受電側コイル部

Claims (8)

  1. 送電機から無線で伝送された電力を受電する受電部を備える電子機器において、
    前記受電部は、
    第1形状の受電側コイルと、
    第2形状の受電側コイルと、
    前記送電機から伝送される電力を受信するコイルとして、前記第1形状の受電側コイル又は前記第2形状の受電側コイルを選択する選択部と、
    制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記第1形状の受電側コイルによって受電された電力の大きさと、前記第2形状の受電側コイルによって受電された電力の大きさとを比較し、電力の大きい方の受電側コイルを選択し、選択した受電側コイルとは異なる受電側コイルを、前記選択した受電側コイルから離すよう制御する電子機器。
  2. 前記第1形状の受電側コイル又は前記第2形状の受電側コイルと電気的に接続する充電池をさらに備え、
    前記第1形状の受電側コイルを選択するとは、前記第1形状の受電側コイルと前記充電池とを電気的に接続することであり、前記第2形状の受電側コイルを選択するとは、前記第2形状の受電側コイルと前記充電池とを電気的に接続することである請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記第1形状とは、円形形状であり、
    前記第2形状とは、多角形状である請求項1又は2に記載の電子機器。
  4. 前記第1形状の受電側コイルにおける当該コイルの軸に対して垂直方向の断面積は、前記第2形状の受電側コイルにおける当該コイルの軸に対して垂直方向の断面積とは異なる請求項1から3のいずれか一項に記載の電子機器。
  5. 前記第1形状の受電側コイルに囲まれた領域は、前記第2形状の受電側コイルに囲まれた領域に重なる請求項1から4のいずれか一項に記載の電子機器。
  6. 送電機から無線で伝送されてくる電力を受信する受電部を備える電子機器において、
    前記受電部は
    電側コイルが複数個配置されて構成される受電側コイル部と、
    前記受電側コイル部を構成する各受電側コイルの通電状態を切り替える選択部と、
    前記選択部を制御する制御部と、
    前記選択部により通電状態に切り替えられた一又は複数の受電側コイルを利用して電力を受電し、受電した電力を検出する検出部と、を備え、
    前記制御部は、前記検出部で検出した電力が最も大きくなるよう、隣接した複数の受電側コイルを通電状態に切り替えて電力を受電するように前記選択部を制御する電子機器。
  7. 前記複数個の受電側コイルは、所定形状を有する、
    請求項6に記載の電子機器。
  8. 前記所定形状とは、円形形状又は多角形状である請求項7記載の電子機器。
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