JP2020120049A - 発光装置及び表示装置並びに表示装置の製造方法 - Google Patents

発光装置及び表示装置並びに表示装置の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2020120049A
JP2020120049A JP2019011655A JP2019011655A JP2020120049A JP 2020120049 A JP2020120049 A JP 2020120049A JP 2019011655 A JP2019011655 A JP 2019011655A JP 2019011655 A JP2019011655 A JP 2019011655A JP 2020120049 A JP2020120049 A JP 2020120049A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light emitting
emitting device
resin
molded body
resin molded
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019011655A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7157333B2 (ja
Inventor
俊公 高尾
Toshikimi Takao
俊公 高尾
悦章 村田
Yoshiaki Murata
悦章 村田
八木 哲也
Tetsuya Yagi
哲也 八木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nichia Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Nichia Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nichia Chemical Industries Ltd filed Critical Nichia Chemical Industries Ltd
Priority to JP2019011655A priority Critical patent/JP7157333B2/ja
Publication of JP2020120049A publication Critical patent/JP2020120049A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7157333B2 publication Critical patent/JP7157333B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Led Device Packages (AREA)

Abstract

【課題】製造コストを低減するパッケージの製造方法および発光装置の製造方法を提供する。【解決手段】発光装置100は、上面視において多角形に形成され、上面に凹部3を有し、リード4と樹脂とを用いて形成される樹脂成形体2と、樹脂成形体の上面と外側面2bの高さ方向の一部とを連続して被覆する、樹脂成形体のよりも暗色の被覆部5と、を有するパッケージ30と、凹部の底面に実装される発光素子40と、を備え、パッケージの外側面における被覆部5と、樹脂成形体2との境界Brは、外側面角部2b1よりも外側面中央部2b2が下方に形成されている。【選択図】図1

Description

本開示は、発光装置及び表示装置並びに表示装置の製造方法に関する。
複数の発光装置を均等に配置した表示装置において、太陽光などの外光が表示装置に照射された際、発光装置のパッケージ表面が外光を反射することで視認性が低下する。このような外光反射の影響を受けにくくする方策として、例えば発光装置のパッケージに光反射率の低い材料を用いる方法がある。
例えば、特許文献1には、ディスプレイやバックライト光源などに利用されるランプであって、点灯時と非点灯時との高いコントラスト比が得られるランプの製造方法が開示されている。この製造方法では、パッケージ成型体の上面と、パッケージ成型体の側面の少なくとも一部とを、パッケージ成型体に形成される凹部の内面よりも暗色となるようにパッド印刷法を用いて着色する工程を行っている。
特開2010−171130号公報
本開示に係る実施形態は、外光反射の影響を受けにくい発光装置及び表示装置並びに表示装置の製造方法を提供することを課題とする。
本開示の実施形態に係る発光装置は、上面視において多角形に形成され、上面に凹部を有し、リードと樹脂とを用いて形成される樹脂成形体と、前記樹脂成形体の上面と外側面の高さ方向の一部とを連続して被覆する、前記樹脂成形体のよりも暗色の被覆部と、を有するパッケージと、前記凹部の底面に実装される発光素子と、を備え、前記パッケージの外側面における前記被覆部と、前記樹脂成形体との境界は、外側面角部よりも外側面中央部が下方に形成されている。
本開示の実施形態に係る表示装置は、前記発光装置が行列状に配置された基板と、前記基板の上面及び前記発光装置の外側面を被覆する防水樹脂と、を備え、前記防水樹脂は、前記発光装置の前記境界を被覆する。
本開示の実施形態に係る表示装置の製造方法は、前記発光装置を準備する工程と、前記発光装置を基板に行列状に配置する工程と、前記発光装置におけるパッケージの外側面角部の被覆部を上限の目安として、前記基板上及び前記発光装置の側面を被覆する防水樹脂を設ける工程と、を含むこととした。
本開示に係る実施形態によれば、外光反射の影響を受けにくい発光装置及び表示装置を提供することができる。
実施形態に係る発光装置の全体を模式的に示す斜視図である。 実施形態に係る発光装置を模式的に示す正面図である。 実施形態に係る発光装置を模式的に示す平面図である。 図3のIV−IV線における断面図である。 図3のV−V線における断面図である。 実施形態に係る発光装置を模式的に示す側面図である。 実施形態に係る発光装置の被覆部における変形例について一部を拡大して模式的に示す断面図である。 実施形態に係る発光装置の変形例を模式的に示す斜視図である。 実施形態に係る発光装置を一部省略して行列状に配置した状態の表示装置を模式的に示す平面図である。 実施形態に係る表示装置の一部を拡大して模式的に示す斜視図である。 実施形態に係る表示装置に配置された発光装置及び防水樹脂との位置関係を模式的に示す説明図である。 実施形態に係る表示装置に配置された発光装置及び防水樹脂との位置関係を説明するために模式的に示す斜視図である。 実施形態に係る表示装置の製造方法を示すフローチャートである。
以下、本発明に係る発光装置、及び、表示装置及びその製造方法の実施形態について説明する。なお、以下の説明において参照する図面は、本発明を概略的に示したものであるため、各部材のスケールや間隔、位置関係などが誇張、あるいは、部材の一部の図示が省略されている場合がある。また、平面図、断面図の間において、各部材のスケールや間隔が一致しない場合もある。また、以下の説明では、同一の名称および符号については原則として同一または同質の部材を示しており、詳細な説明を適宜省略することとする。また、本発明の各実施形態に係る発光装置において、「上」、「下」、「左」および「右」などは、状況に応じて入れ替わるものである。本明細書において、「上」、「下」などは、説明のために参照する図面において構成要素間の相対的な位置を示すものであって、特に断らない限り絶対的な位置を示すことを意図したものではない。
<実施形態>
[発光装置]
発光装置について図1乃至図6を参照して説明する。なお、図1では、第1封止部材乃至第3封止部材の色の違いを角度の異なる交差する線により示している。また、図3では、封止部材を透過して凹部内の発光素子の状態を示すように模式的に示している。また、各図では、発光装置において被覆部を樹脂成形体よりも暗色であるとして、ドットで示している。
[発光装置の構成]
発光装置100は、上面視において多角形に形成され、上面2aに凹部3を有し、リード4と樹脂とを用いて形成される樹脂成形体2と、樹脂成形体2の上面2aと外側面2bの高さ方向の一部とを連続して被覆する、樹脂成形体2よりも暗色の被覆部5と、を有するパッケージ30と、凹部3の底面(つまり、底面3c1乃至底面3c3)に実装される発光素子40と、を備え、パッケージ30の外側面2bにおける被覆部5と、樹脂成形体2との境界Brは、外側面角部2b1よりも外側面中央部2b2が下方に形成されている。なお、発光装置100は、一例として、凹部3を複数(図面では3か所)備え、凹部3のそれぞれに発光素子40が実装され、凹部3のそれぞれに封止部材50として第1封止部材50A1乃至第3封止部材50A3が設けられている。
[パッケージ]
パッケージ30は、リード4と樹脂とが一体的に成形された樹脂成形体2と、被覆部5と、を備えている。
パッケージ30は、樹脂成形体2の上面2aに凹部3を有し、下面にリード4のアウターリード部4bを露出し、外側面2bに被覆部5を形成して、全体として略直方体状に形成されている。パッケージ30の角部である外側面角部2b1は、上面視において曲面になるように形成されている。また、パッケージ30は、凹部3として、第1凹部3A1,第2凹部3A2及び第3凹部3A3を等間隔に並列させた状態で有している。なお、第1凹部3A1,第2凹部3A2及び第3凹部3A3は、同じ形状であるため、ここでは、3つの中央に形成される第2凹部3A2について代表して説明する。
[樹脂成形体]
樹脂成形体2は、上面視において多角形(図面では四角形)に形成されている。樹脂成形体2は、上面2aに連なる4つの外側面2bを有する。4つの外側面2bは、外側面角部2b1を介して連なっている。また、外側面角部は、一例として、上面視において曲面となるように形成されている。なお、外側面中央部2b2は、外側面2bにおいて両側の外側面角部2b1から略等距離となる領域をいう。また、外側面角部b1は、上面視で曲面が形成されている場合は、その曲面が形成されている範囲をいう。そして、外側面角部2b1は、曲面が形成されていない場合には、多角形を形成する外側面2bにおいて各側面の境となる角の部分をいうこととする。
また、樹脂成形体2は、上面2aの一つの角部分に段差を形成しマーク部13を備えている。マーク部13は、発光装置100の極性を表すものであり、カソードマークまたはアノードマークとして利用される。マーク部13の形状や大きさは任意である。ここでは、マーク部13は、上面2aの角部の1つが下に凹む形で平面視において三角形の形状に形成されている。
樹脂成形体2の上面2aに1つ以上(図面では3つ)形成される凹部3の中央の第2凹部3A2は、例えば、平面視において開口上部より底面の開口下部が小さくなるように形成されている。第2凹部3A2の開口3a2の形状は、一例として両端が半円で中央が直線となる長丸形状に形成されている。第2凹部3A2の内壁面部3b2は、発光素子40を載置する底面3c2を取り囲み、開口3a2に向かって広がるように傾斜して形成されている。第2凹部3A2の底面3c2には、リード4のインナーリード部4aが露出し、発光素子40を載置できるように形成されている。なお、凹部3A2の底面3c2は、アウターリード部4bよりもパッケージの上面側に形成されている。
また、樹脂成形体2は、外側面周方向において帯状の第1凸部11を備えることが好ましい。第1凸部11は、外側面2bの周方向に連続して形成され側面から外側に略垂直に突出するように形成されている。そして、第1凸部11は、樹脂成形体2の第2凹部3A2の底面3c2よりも下方に配置されている。なお、樹脂成形体2は、上面2aから第1凸部11に向かって緩やかな広がりを持つことが好ましい。つまり、第1凸部11より上方において外側面2bが第1凸部11に向かって緩やかな傾斜を有する断面視略台形状に形成することが好ましい。
樹脂成形体2の材料としては、例えば、PA(ポリアミド)、PPA(ポリフタルアミド)、PPS(ポリフェニレンサルファイド)、または、液晶ポリマー等の熱可塑性樹脂や、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、変性エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、または、フェノール樹脂等の熱硬化性樹脂を用いることができる。
[被覆部]
被覆部5は、樹脂成形体2の上面2aと外側面2bの高さ方向の一部とを連続して、樹脂成形体2よりも暗色である黒インクで着色されることで形成されている。被覆部5は、樹脂成形体2の外側面2bにおいて、第1凸部11よりも上方に境界Brが形成されるように設けられている。被覆部5は、樹脂成形体2の上面2aにおいて、第1凹部3A1、第2凹部3A2及び第3凹部3A3の周縁まで上面2aを覆うように形成されている。そして、マーク部13の表面にも被覆部5が形成されている。
図6に示すように、被覆部5は、外側面2bにおいて、外側面角部2b1近傍における下端よりも外側面中央部2b2近傍における下端が、より下方に位置するように形成されている。つまり、被覆部5は、外側面角部2b1の着色される着色範囲D1よりも外側面中央部2b2の着色される着色範囲D2が広くなるように形成されている。被覆部5は、一例として、樹脂成形体2との境界Brが、外側面角部2b1から外側面中央部2b2に向かって湾曲して形成されることが好ましい。また、パッケージ30の外側面において、被覆部5と樹脂成形体2との境界Brを凹部3の深さD5よりも下の方にまで配置して形成している。なお、境界Brは、湾曲して形成されている場合、滑らかな曲線である必要はなく、曲線がギザギザしていても全体として湾曲していればよい。
ここでは、樹脂成形体2の上面2aからパッケージ30の全高Hの1/2以上の長さに亘って、被覆部5の着色範囲D2となるように、被覆部5が形成されている。すなわち、被覆部5は、外側面2bにおいて高さ方向の少なくとも半分を覆うように配置されている。また、被覆部5は、樹脂成形体2の下面からの高さとして、外側面角部2b1の境界Brの高さD3が外側面中央部2b2の境界Brの高さD4よりも上方になるように形成されている。したがって、図11及び図12に示すように、発光装置100をディスプレイ等の表示装置300に適用したときに、被覆部5の外側面角部2b1を防水樹脂の上限を目安に設けることができる。そして、被覆部5は、外側面角部2b1の境界Brを上限の目役として防水樹脂301を設けた場合には、樹脂成形体2の被覆部5が塗られていない部分をすべて覆うようになる。また、図6に示すように、外側面角部2b1の被覆部5の境界Brに防水樹脂301の上限が届かない、例えば、P1の高さ位置まで防水樹脂301で覆われることになっても、被覆部5の境界Brの位置を70%以上の範囲において防水樹脂301で覆うことができる。そのため、P1の高さ位置まで防水樹脂301で覆われる場合でも、外側面中央部2b2側が防水樹脂301に必ず覆われることになり、点灯時と非点灯時とのコントラスト比の低下を抑制することができる。
被覆部5は、第1樹脂に光吸収材を含有するインクを使用している。被覆部5は、塗布する量や第1樹脂に含有される光吸収材の含有量が適宜調整される。第1樹脂に用いる樹脂材料としては、例えば、エポキシ樹脂、変性エポキシ樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹脂、シリコーン樹脂、変性シリコーン樹脂等の熱硬化性樹脂等が挙げられる。
第1樹脂の粘度は、室温(25±5℃)で、50Pa・s/0.5rpm以上1000Pa・s/0.5rpm以下程度であることが好ましい。第1樹脂の粘度が50Pa・s/0.5rpm以上であれば、樹脂成形体2の表面に第1樹脂を容易に配置しやすい。また、第1樹脂の粘度が1000Pa・s/0.5rpm以下であれば、被覆部5の形状変化が容易となる。なお、ここでの第1樹脂の粘度は、光吸収材を含有した状態の粘度である。
光吸収材は、外光に対しての光吸収率が高い物質である。また、光吸収材の色は樹脂成形体2の凹部3の内面よりも暗色である。光吸収材は、発光装置100の非発光時に外観がより黒く見えるようにする観点から、黒色または黒色に近似する色であることが好ましい。光吸収材は、例えば可視光の90%以上を吸収する物質であることが好ましい。光吸収材に用いられる材料としては、例えば、カーボンブラック、顔料、染料等が挙げられる。光吸収材の粒径は、用いる光吸収材と第1樹脂との比重差にもよるが、例えば光吸収材としてカーボンブラックを用いる場合、平均粒径は3nm以上500nm以下程度であることが好ましい。なお、未硬化の第1樹脂に対する光吸収材の含有濃度は、例えば5質量%以上20質量%以下程度である。
被覆部5の厚みは、例えば3μm以上20μm以下であることが好ましい。被覆部5の厚みが3μm以上であれば、樹脂成形体2の外側面2bから光が取り出されることを抑制することができる。また、被覆部5の厚みが20μm以下であれば、被覆部5を塗布し易くなる。樹脂成形体2の上面2aにおける被覆部5の厚みと、樹脂成形体2の外側面2bにおける被覆部5の厚みとは、同じでもよいし、異なっていてもよい。樹脂成形体2の上面2aにおける被覆部5の厚みは、封止部材50の上面の高さと同等以下である。また、被覆部5は、後記するように樹脂成形体2の外側面2bにおいて厚みを異なるように設けてもよい。
[リード]
リード4は、ここでは第1凹部3A1、第2凹部3A2及び第3凹部3A3にそれぞれ露出するように設けられている。リード4は、図2及び図5に示すように、樹脂成形体2に埋設され一部が凹部3の底面に露出するインナーリード部4aと、樹脂成形体2の外側面2bから露出するアウターリード部4bとを含むように形成されている。リード4は、各凹部に少なくとも一対のリードが配置されている。例えば、一方のリードのインナーリード部4aに発光素子40を載置すると共に、他方のリードのインナーリード部4aに発光素子40と連なるワイヤを接続し、一対のリードが発光素子40と電気的に接続される。そして、リード4は、樹脂成形体2の内部を貫通し、樹脂成形体2の外表面から露出するアウターリード部4bの端部が樹脂成形体2の下面側に配置され、発光装置100の外部電極として、外部電源と電気的に接続される。なお、被覆部5の境界Brは、樹脂成形体2の外側面2bから露出するアウターリード部4bの位置よりも上方に形成されている。
リード4の材料としては、例えば、Fe、Cu、Ni、Al、Ag、Au、または、これらの一種を含む合金を用いることができる。また、リード4は、表面にめっき層が形成されていてもよい。めっき層は、例えば、Au、Ag、Cu、Pt、または、これらの一種を含む合金を用いることができる。めっき層がこれらの材料であれば、発光素子40から配線部側に出射される光の反射率をより高めることができる。
[発光素子]
発光素子40は、樹脂成形体2の第1凹部3A1から第3凹部3A3に載置されている。発光素子40は、例えば、透光性の支持基板と支持基板上に形成された半導体層を含む。支持基板は絶縁性のものを使用できる他、導電性のものも使用することができる。発光素子40の形状や大きさ等は任意のものを選択できる。発光素子40の発光色としては、用途に応じて任意の波長のものを選択することができる。例えば、青色(波長430〜490nmの光)、緑色(波長495〜565nmの光)の発光素子40としては、窒化物系半導体(InAlGa1−X−YN、0≦X、0≦Y、X+Y≦1)、GaP等を用いたものを使用することができる。赤色(波長610〜700nmの光)の発光素子40としては、窒化物系半導体素子の他にもGaAlAs、AlInGaP等を用いることができる。発光素子40の厚み(例えば支持基板の下面から半導体層の上面までの高さ)は、例えば、100μm以上300μm以下である。
発光素子40は、上面に一対の電極を備え、凹部3内にフェイスアップ実装されている。発光素子40は、インナーリード部4a上に載置されている。
発光装置100は、発光素子40を複数備えていてもよい。ここでは、それぞれ青色、緑色、赤色の光を発光する発光素子40が用いられ、第1凹部3A1の底面3c1、第2凹部3A2の底面3c2、第3凹部3A3の底面3c3上に、いずれか一つの発光素子40が配置されている。
[封止部材]
封止部材50は、第1凹部3A1乃至第3凹部3A3にそれぞれ第2樹脂を充填して形成される部材である。第2樹脂に用いる樹脂材料としては、例えば、エポキシ樹脂、変性エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、変性シリコーン樹脂等の熱硬化性樹脂等が挙げられる。第2樹脂に用いる樹脂材料は、被覆部5の材料である第1樹脂と同じ樹脂材料であってもよいし、異なる樹脂材料であってもよい。封止部材50は、ポッティングやスプレー等により、樹脂成形体2の凹部内に第2樹脂を配置し、その後、例えば、120℃以上200℃以下の温度で第2樹脂を硬化させ、封止部材50を形成する。封止部材50は、ここでは、第1凹部3A1、第2凹部3A2及び第3凹部3A3に対応させ、異なる色の顔料をそれぞれ含む、第1封止部材50A1、第2封止部材50A2及び第3封止部材50A3が設けられている。なお、第1封止部材50A1、第2封止部材50A2及び第3封止部材50A3では、図5に示すように、封止部材中央が封止部材周縁よりも下方に下がった状態となる。
封止部材50は、発光素子40上に配置されて形成されている。第2樹脂には、目的に応じて、蛍光体、拡散材、フィラー等を含有させてもよい。蛍光体としては、当該分野で公知のものを使用することができる。第1封止部材50A1乃至第3封止部材50A3は、例えば、YAG(Y3Al512:Ce)やシリケート等の黄色蛍光体、CASN(CaAlSiN3:Eu)やKSF(K2SiF6:Mn)等の赤色蛍光体、あるいは、クロロシリケートやBaSiO4:Eu2+等の緑色蛍光体をそれぞれ含むことができる。
拡散材としては、当該分野で公知のものを使用することができる。例えば、チタン酸バリウム、酸化チタン、酸化アルミニウム、酸化珪素等を用いることができる。なお、封止部材50は、第1封止部材50A1乃至第3封止部材50A3が異なる色の顔料をそれぞれ使用している。例えば、異なる顔料として赤色、青色、緑色の顔料を使用している。第1封止部材50A1乃至第3封止部材50A3が異なる色の顔料を使用することで、暗色化して点灯時と非点灯時とのコントラスト比を従来よりも向上させることができる。
以上、本発明に係る発光装置について、発明を実施するための形態によって具体的に説明したが、本発明の趣旨はこれらの記載に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて広く解釈されなければならない。また、これらの記載に基づいて種々変更、改変などしたものも本発明の趣旨に含まれることはいうまでもない。
例えば、発光装置100は、同一面に一対の電極を備える発光素子をフェイスアップ実装するものとしたが、発光素子をフリップチップ実装したものであってもよい。また、上下電極側の発光素子を用いてもよい。
また、図7に示すように、樹脂成形体2の外側面2bを被覆する被覆部5の厚みは、発光素子40の側面に対向する領域Eが、他の領域よりも厚く形成されている厚み部5dを有していてもよい。厚み部5dを形成する領域Eは、発光素子40の側面からの光を反射させたい任意の範囲である。例えば、外側面中央部2b2までの着色範囲D2の半分の範囲で上下から中央となる外側面2bの周方向において帯状の範囲を領域Eとしている。この領域Eの厚み部5dが他の領域よりも厚く形成されることで、光を樹脂成形体2の外側面から外部に漏らすことを確実に防ぎ、点灯時と非点灯時とのコントラスト比をより向上させることができる。
さらに、図8に示すように、発光装置100Aとして、凹部3が樹脂成形体2の上面2aに一つだけ形成され、凹部内に発光素子40を1つ以上(図面では3つ)設ける構成としてもよい。また、3つの凹部内にそれぞれ載置される発光素子40として、青色または紫外光を発光するものを用い、封止部材50に含有する蛍光体等により3つの凹部の上面からそれぞれ青色光、緑色光及び赤色光を出射するように構成してもよい。
そして、発光装置100では、上面視において外側面角部2b1を曲面とすることとして説明したが、外側面角部は、2つの隣り合う側面の堺として曲面を形成しない構成としても構わない。
また、樹脂成形体2は、上面視が4角形として説明したが、五角形や六角形等であっても構わない。
さらに、被覆部5は、樹脂成形体2の上面2aと外側面2bとに異なる材料を用いて形成されてもよい。
つぎに、発光装置100を用いて形成される表示装置300の構成について主に図9乃至図12を参照して説明する。
表示装置300は、発光装置100が行列状に配置された基板200と、基板200の上面及び発光装置100の外側面2bを被覆する防水樹脂301と、を備えている。そして、防水樹脂301は、発光装置100の被覆部5の境界Brの少なくとも一部を被覆するように設けられている。なお、表示装置300は、それぞれの発光装置100を格子状に設けた垂直部材302及び水平部材303により囲むように形成されている。
発光装置100は、基板200の予め設定された配線上に所定間隔を開けて行列状に配置される。そして、発光装置100の被覆部5における外側面角部2b1の基板200からの高さが防水樹脂301の設ける高さの上限の目安として防水樹脂301が形成される。
防水樹脂301は、例えば、エポキシ樹脂、変性エポキシ樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹脂、シリコーン樹脂、変性シリコーン樹脂等の熱硬化性樹脂等が挙げられる。そして、防水樹脂301は、光吸収材が用いられ、外光に対しての光吸収率が高い物質とする。また、光吸収材の色は樹脂成形体2の凹部の内面よりも暗色である。光吸収材は、発光装置100の非発光時に外観がより黒く見えるようにする観点から、黒色または黒色に近似する色であることが好ましい。光吸収材は、例えば可視光の90%以上を吸収する物質であることが好ましい。光吸収材に用いられる材料としては、例えば、カーボンブラック、顔料、染料等が挙げられる。なお、防水樹脂301は、被覆部5と同じ、例えば、シリコーン樹脂を使用することができる。
また、防水樹脂301は、好ましくは、発光装置100の外側面角部2b1の下方を覆う基板200からの高さまで形成されることが望ましい。被覆部5は、外側面角部2b1が外側面中央部2b2よりも基板から高い位置になるように境界Brを形成するように設けられている。そのため、被覆部5の外側面角部2b1の高さまで防水樹脂301が設けられることで、外側面角部2b1から外側面中央部2b2までの被覆部5が面状で防水樹脂301に接触することができる。被覆部5は、防水樹脂301と同様のシリコーン樹脂を使用することで、密着性が向上し、外部からの雨水や塵埃の侵入をより確実に防ぐことができる。また、図12に示すように、防水樹脂301と被覆部5が面接触する外側面中央2b2の部分では、防水樹脂301の這い上がりが発生し、防水樹脂301の基板200からの高さが最大となる最大被覆高さの部分301aが形成される。また、防水樹脂301と被覆部5との接触する面積が小さい外側面角部2b1の部分301bでは、基板200からの防水樹脂301の高さが最小となる。
垂直部材302及び水平部材303は、発光装置100から防水樹脂301を介して所定間隔開けた位置に格子状に形成されるそして、発光装置100の上面2aよりも垂直部材302及び水平部材303の頂部が高くなるように設けられている。なお、水平部材303は、垂直方向に立ち上がる垂直壁面を水平方向に連続して形成している。また、垂直部材の垂直壁面の上端に透明な防水カバーを設ける構成としてもよい。
表示装置300では、一つの発光装置100がRGBの画素の役割となっている。したがって、表示装置300で同じ面積内に配置される発光装置100の数は、多いほうが映像をより鮮明に表示することができる。
次に、表示装置300の製造方法について、図13を参照して説明する。
表示装置の製造方法は、発光装置を準備する工程S21と、発光装置を基板に行列状に配置する工程S22と、防水樹脂を設ける工程S23と、を含むように行われる。
発光装置を準備する工程S21では、既に説明した発光装置100を複数形成して準備する。なお、発光装置100は、整列装置により整列させるか、あるいは、テープに一列に整列して取り付けることで準備すると、ハンドラを介して基板200に高速で接続作業を行うことができ好ましい。
発光装置を基板に行列状に配置する工程S22では、一例として、ハンドラを介して機械的に基板200の配線上に発光装置100を配置することで行列状に整列させて設けている。
続いて、基板200上に発光装置100が配置されると、防水樹脂を設ける工程S23が行われる。この工程S23では、防水樹脂301が基板上及び発光装置100の外側面角部2b1を高さの上限の目安として設けられる。外側面角部2b1の高さを目安にして防水樹脂301が形成されると、外側面角部2b1より外側面中央部2b2が下方に形成されるため、外側面中央部2b2は必ず防水樹脂301で覆われることになる。そして、防水樹脂301と被覆部5とが同じ樹脂材料を使用することで、密着性が向上し、かつ、這い上がり効果により発光装置100の防水したい位置まで防水樹脂301で覆うことが可能となる。また、発光装置100では、パッケージ30の樹脂成形体2が上面視において外側面角部2b1を曲面に形成していると、防水樹脂301を樹脂成形体2の外側面2bに沿って流し込み易くなる。さらに、防水樹脂301により外側面角部2b1の近傍が覆われていない場合でも、境界Brの70%以上が防水樹脂301に覆われていることで、防水樹脂301の使用量を抑えつつ、点灯時と非点灯時とのコントラスト比の低下を抑制することができる。
なお、発光装置100の製造メーカは、低反射率部材により外光反射の影響を受けにくくするため、表示装置300のパッケージのなるべく高い側面まで防水樹脂301を塗布してほしい要求がある。しかし、発光装置100を購入してディスプレイ等の表示装置300を製造する加工メーカでは、防水樹脂301が高価なこともあり、なるべく塗布量を少なく抑えたい要求がある。したがって、発光装置100の製造メーカと加工メーカとの両社の思惑を満足させる構成で、外光反射の影響を受けにくい発光装置が望まれている。
前記のような要望に対応するため、発光装置100では、パッケージ30の樹脂成形体2の外側面2bにおける被覆部5と、樹脂成形体2との境界Brが、外側面角部2b1よりも外側面中央部2b2を下方に形成することとした。そして、境界Brは、外側面角部2b1から外側面中央部2b2に向かって下に凸となるように湾曲することが好ましい。
このように形成された発光装置100を用いることで、表示装置300では、防水樹脂301が、パッケージの外側面2bにおいて外側面中央部2b2を必ず覆うように形成されることになる。
2 樹脂成形体
2a 上面
2b 外側面
2b1 外側面角部
2b2 外側面中央部
3 凹部
3A1 第1凹部
3A2 第2凹部
3A3 第3凹部
3a1,3a2,3a3 開口
3b1,3b2,3b3 内壁面部
3c1,3c2,3c3 底面
4 リード
4a インナーリード部
4b アウターリード部
5 被覆部
30 パッケージ
40 発光素子
50 封止部材
50A1 第1封止部材
50A2 第2封止部材
50A3 第3封止部材
100 発光装置
Br 境界

Claims (13)

  1. 上面視において多角形に形成され、上面に凹部を有し、リードと樹脂とを用いて形成される樹脂成形体と、前記樹脂成形体の上面と外側面の高さ方向の一部とを連続して被覆する、前記樹脂成形体よりも暗色の被覆部と、を有するパッケージと、
    前記凹部の底面に実装される発光素子と、を備え、
    前記パッケージの外側面における前記被覆部と、前記樹脂成形体との境界は、外側面角部よりも外側面中央部が下方に形成されている発光装置。
  2. 前記境界は、前記外側面角部から前記外側面中央部に向かって湾曲して形成される請求項1に記載の発光装置。
  3. 前記リードは、前記樹脂成形体に埋設され一部が前記凹部の底面に露出するインナーリード部と、前記樹脂成形体の外側面から露出するアウターリード部とを含み、
    前記被覆部は、前記アウターリード部よりも上方に形成されている請求項1又は請求項2に記載の発光装置。
  4. 前記樹脂成形体の外側面を被覆する前記被覆部の厚みは、前記発光素子の側面に対向する領域が、他の領域よりも厚く形成されている請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の発光装置。
  5. 前記被覆部は、前記樹脂成形体の外側面において高さ方向の少なくとも半分を覆うように配置されている請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の発光装置。
  6. 前記凹部の底面は、前記アウターリード部よりも前記パッケージの上面側に形成されている請求項3に記載の発光装置。
  7. 前記凹部を複数備え、
    前記凹部のそれぞれに発光素子が実装され、
    前記凹部のそれぞれに封止部材が設けられている請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の発光装置。
  8. 前記封止部材は、それぞれ異なる色の顔料を含む請求項7に記載の発光装置。
  9. 前記パッケージの外側面角部は、上面視において曲面に形成されている請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の発光装置。
  10. 請求項1乃至請求項9のいずれか一項に記載の発光装置が行列状に配置された基板と、前記基板の上面及び前記発光装置の外側面を被覆する防水樹脂と、を備え、
    前記防水樹脂は、前記発光装置の前記境界を被覆する表示装置。
  11. 前記防水樹脂は、前記パッケージの外側面中央部において前記基板からの高さが最大となるように覆い、前記パッケージの外側面角部において前記基板からの高さが最小となるように覆う請求項10に記載の表示装置。
  12. 前記防水樹脂は、シリコーン樹脂を含む請求項10又は請求項11に記載の表示装置。
  13. 請求項1乃至請求項9のいずれか一項に記載の発光装置を準備する工程と、
    前記発光装置を基板に行列状に配置する工程と、
    前記発光装置におけるパッケージの外側面角部の被覆部を上限の目安として、前記基板上及び前記発光装置の側面を被覆する防水樹脂を設ける工程と、を含む表示装置の製造方法。
JP2019011655A 2019-01-25 2019-01-25 発光装置及び表示装置並びに表示装置の製造方法 Active JP7157333B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019011655A JP7157333B2 (ja) 2019-01-25 2019-01-25 発光装置及び表示装置並びに表示装置の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019011655A JP7157333B2 (ja) 2019-01-25 2019-01-25 発光装置及び表示装置並びに表示装置の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020120049A true JP2020120049A (ja) 2020-08-06
JP7157333B2 JP7157333B2 (ja) 2022-10-20

Family

ID=71891227

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019011655A Active JP7157333B2 (ja) 2019-01-25 2019-01-25 発光装置及び表示装置並びに表示装置の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7157333B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7481632B2 (ja) 2021-09-30 2024-05-13 日亜化学工業株式会社 発光装置及びその製造方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008311245A (ja) * 2007-06-12 2008-12-25 Nichia Corp 発光装置
JP2010171130A (ja) * 2009-01-21 2010-08-05 Showa Denko Kk ランプおよびランプの製造方法
US20120235187A1 (en) * 2011-03-14 2012-09-20 Avago Technologies Ecbu Ip (Singapore)Pte. Ltd. Light Source with Inner and Outer Bodies
JP2015035592A (ja) * 2013-07-10 2015-02-19 日亜化学工業株式会社 発光装置
JP2016167569A (ja) * 2015-03-10 2016-09-15 シチズン電子株式会社 発光装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008311245A (ja) * 2007-06-12 2008-12-25 Nichia Corp 発光装置
JP2010171130A (ja) * 2009-01-21 2010-08-05 Showa Denko Kk ランプおよびランプの製造方法
US20120235187A1 (en) * 2011-03-14 2012-09-20 Avago Technologies Ecbu Ip (Singapore)Pte. Ltd. Light Source with Inner and Outer Bodies
JP2015035592A (ja) * 2013-07-10 2015-02-19 日亜化学工業株式会社 発光装置
JP2016167569A (ja) * 2015-03-10 2016-09-15 シチズン電子株式会社 発光装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7481632B2 (ja) 2021-09-30 2024-05-13 日亜化学工業株式会社 発光装置及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP7157333B2 (ja) 2022-10-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9305903B2 (en) Light-emitting device and method of manufacturing the same
EP2438631B1 (en) Solid state lighting device
JP5848114B2 (ja) 発光装置
US10608147B2 (en) Package and light-emitting device
US20220102592A1 (en) Light emitting device package having lead electrode with varying height
US9893258B2 (en) Package, light emitting device, and methods of manufacturing the package and the light emitting device
US10074783B2 (en) Package and light emitting device
US10714460B2 (en) Light emitting device and manufacturing method thereof
JP5697091B2 (ja) 半導体発光装置
TWI593133B (zh) 封裝之製造方法及發光裝置之製造方法、與封裝及發光裝置
JP5573602B2 (ja) 発光装置
JP7157333B2 (ja) 発光装置及び表示装置並びに表示装置の製造方法
US10431721B2 (en) Light-emitting device and method for manufacturing same
JP6700265B2 (ja) 発光装置およびその製造方法
JP2017117901A (ja) 発光装置、並びにパッケージ及びその製造方法
JP6913445B2 (ja) Led発光装置及びその製造方法
JP7460911B2 (ja) 発光装置及びそれを用いたディスプレイ
JP7476002B2 (ja) 発光装置
JP7444718B2 (ja) 発光装置
KR20120054483A (ko) 발광 소자 패키지
TWM620505U (zh) 發光元件封裝結構
JP6735545B2 (ja) 発光装置
JP2018056491A (ja) 表示装置及び表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220106

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220831

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220906

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220919

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7157333

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151