JP2020119635A - 室内灯 - Google Patents

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Abstract

【課題】眩しさを抑えた上で高い演色性を確保する室内灯を提供する。【解決手段】室内灯1において、開口2bを有するランプハウジング2とランプハウジングに開口を閉塞した状態で取り付けられたカバー3とによって構成され内部空間が配置空間5として形成された灯具外筐4と、配置空間に配置され光源17として設けられた紫色の発光ダイオードと透明樹脂中に黄色蛍光体及び青色蛍光体が分散された蛍光層18とを有する光源モジュール14と、配置空間に配置され光源から出射される光の出射方向に凸の凸レンズ部21を有するインナーレンズ19と、配置空間に配置され光源から出射される光が通過される光通過孔27aを有する遮光板27とを備える。遮光板は、凸レンズ部と光源モジュールの間に配置される。【選択図】図1

Description

本発明は室内において光を照射する室内灯についての技術分野に関する。
室内において光を照射する室内灯には各種のタイプが存在し、例えば、航空機の室内における照明として機能する室内灯がある。
このような室内灯には客室において用いられる読書灯等の照明や客室を照明する客室照明や荷物室において用いられる照明等がある(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
特開2015−24697号公報 特開2011−140264号公報
ところで、上記のような室内灯においては、客室等に存在する各種の被照射物を照明するため、被照射物に対して高い演色性で光が照射されることが望ましい。高い演色性が確保されると、例えば、機内食が美味しそうに視認されたり、読書時の文字の視認性が向上したり、被照射物の色味が太陽光下で視認される色味と同様の色味に視認される。
また、乗客において室内灯の照明が眩しく感じられると、目の疲労等を生じるため、眩しさを抑えた上で高い演色性が確保されることが望ましい。さらに、例えば、読書灯において、出射された光の一部が所定の照射位置以外の位置へ向けて照射されてしまうと、他の乗客に眩しさを与えてしまうと言う不都合を生じるおそれもある。
そこで、本発明室内灯は、眩しさを抑えた上で高い演色性を確保することを目的とする。
第1に、本発明に係る室内灯は、開口を有するランプハウジングと前記ランプハウジングに前記開口を閉塞した状態で取り付けられたカバーとによって構成され内部空間が配置空間として形成された灯具外筐と、前記配置空間に配置され光源として設けられた紫色の発光ダイオードと透明樹脂中に黄色蛍光体及び青色蛍光体が分散された蛍光層とを有する光源モジュールと、前記配置空間に配置され前記光源から出射される光の出射方向に凸の凸レンズ部を有するインナーレンズと、前記配置空間に配置され前記光源から出射される光が通過される光通過孔を有する遮光板とを備え、前記凸レンズ部と前記光源モジュールの間に前記遮光板が配置されたものである。
これにより、光源モジュールにおいて紫色の発光ダイオードから出射された光が透明樹脂中に分散された蛍光体によって波長変換されると共に波長変換された光が遮光板の光通過孔を通過されてインナーレンズの凸レンズ部によって集光方向に制御されカバーを透過されて照射される。
第2に、上記した本発明に係る室内灯においては、前記光通過孔が前記凸レンズ部の焦点又はその近傍に位置されることが望ましい。
これにより、光源から出射される光が光通過孔において集光されるため、光通過孔の大きさが小さくなる。
第3に、上記した本発明に係る室内灯においては、前記インナーレンズに前記遮光板の前記インナーレンズに対する灯具光軸回り方向及び灯具光軸方向における位置決めを行う位置決め部が設けられることが望ましい。
これにより、インナーレンズに設けられた位置決め部によって遮光板のインナーレンズに対する灯具光軸回り方向及び灯具光軸方向における位置決めが行われるため、遮光板を2方向において位置決めするための専用の部材が必要ない。
第4に、上記した本発明に係る室内灯においては、前記光源は複数が設けられ、前記凸レンズ部は前記光源と同数が設けられ、前記複数の光源からそれぞれ出射され前記光通過孔を通過した光の方向が各凸レンズ部によって制御されることが望ましい。
これにより、複数の光源から光が出射されると共に各光源からそれぞれ出射され光通過孔を通過した光の方向が各凸レンズ部によって制御される。
第5に、上記した本発明に係る室内灯においては、前記複数の光源と前記複数の凸レンズ部とがそれぞれ周方向に並んで位置されることが望ましい。
これにより、周方向に並んで位置された光源から光が出射されると共に各光源からそれぞれ出射された光が各凸レンズ部によって制御される。
本発明によれば、光源モジュールにおいて紫色の発光ダイオードから出射された光が透明樹脂中に分散された蛍光体によって波長変換されると共に波長変換された光が遮光板の光通過孔を通過されてインナーレンズの凸レンズ部によって集光方向に制御されカバーを透過されて照射されるため、光源モジュールから出射される光の輝度が低減されると共に遮蔽板によって漏れ光が低減され、眩しさを抑えた上で高い演色性を確保することができる。
図2乃至図4と共に本発明室内灯の実施の形態を示すものであり、本図は、室内灯の断面図である。 インナーレンズと遮蔽板を示す分解斜視図である。 インナーレンズと遮蔽板を図2とは異なる方向から見た状態で示す分解斜視図である。 インナーレンズに遮蔽板が取り付けられた状態を示す斜視図である。
以下に、本発明室内灯を実施するための形態について添付図面を参照して説明する。
以下には、室内灯を航空機において用いられる読書灯に適用した例について説明する。但し、室内灯の適用範囲は航空機において用いられる読書灯に限られることはなく、客室を照明する客室照明や荷物室において用いられる照明等の航空機の室内において用いられる各種の室内灯に適用することができる。また、本発明室内灯の適用範囲は航空機において用いられる室内灯に限られることはなく、例えば、船舶や自動車等の航空機以外の移動体において用いられる室内灯や移動体以外の屋内において用いられる室内灯に広く適用することが可能である。
室内灯は客席の上方において取り付けられ、以下の説明にあっては、室内灯からの光の出射方向を下方として室内灯における方向を示す。
尚、以下に示す前後上下左右の方向は説明の便宜上のものであり、本発明の実施に関しては、これらの方向に限定されることはない。
室内灯1は、例えば、読書灯として用いられ、航空機の客室において客席の上方に位置する図示しない取付部に取り付けられている。室内灯1は取付部に対して向きを変更することが可能にされており、光の照射方向を各乗客における所望の方向にすることが可能である。
室内灯1は上端と下端にそれぞれ開口を有するランプハウジング2とランプハウジング2の一方の開口を閉塞した状態でランプハウジング2に取り付けられたカバー3とを備えている(図1参照)。ランプハウジング2とカバー3によって灯具外筐4が構成され、灯具外筐4の内部空間が配置空間5として形成されている。
ランプハウジング2は上端部以外の部分が略球状に形成され、上端部が内方に張り出されたフランジ状の結合部6として設けられている。ランプハウジング2は結合部6以外の部分が略球状の周面部7として設けられ、周面部7の下端部がレンズ取付部7aとして設けられている。ランプハウジング2は上端の開口2aが下端の開口2bより小さくされている。
ランプハウジング2には周面部7の上下方向における略中央部に環状の被取付部材8が外嵌状に取り付けられ、ランプハウジング2は被取付部材8に対して任意の方向へ回動可能にされている。室内灯1は被取付部材8が客席の上方に位置する取付部に取り付けられている。
室内灯1においては、被取付部材8に対して被取付部材8以外の部分が任意の方向へ回動されることにより、取付部に対する向きを変更して光の照射方向を所望の方向に調整することが可能にされている。
カバー3は上下方向を向く平板状のカバー部3aとカバー部3aの外周寄りの部分から上方に突出された脚部3b、3b、・・・とを有し、脚部3b、3b、・・・が周方向に離隔して位置されている。カバー3は脚部3b、3b、・・・が周面部7の内側に挿入された状態でレンズ取付部7aに取り付けられている。
カバー3におけるカバー部3aの外周部には環状の化粧環9が外嵌状に取り付けられている。化粧環9は上下方向における略中央部がカバー部3aの外周部に取り付けられ、上端部がカバー3における周面部7のレンズ取付部7aに外嵌状に結合されている。
ランプハウジング2の結合部6にはパッキン10を介して結合部材11が結合されている。パッキン10によって配置空間5への塵埃や水分の侵入が防止されている。結合部材11の中央部には上下に貫通されたコード挿通孔11aが形成されている。結合部材11は下端部を除きランプハウジング2の上側に位置されている。
結合部材11の上面には端子基板12が取り付けられ、端子基板12には上方に突出された接続端子12a、12aが設けられている。接続端子12a、12aには図示しない電源ケーブルの一端部がそれぞれ接続されている。
灯具外筐4の配置空間5にはベース部材13が配置されている。ベース部材13は上端部が結合部6に結合され、パッキン10と結合部材11に下方から接した状態で配置空間5に配置されている。ベース部材13の中央部には上下に貫通された挿通孔13aが形成されている。ベース部材13が結合部6に結合された状態において、挿通孔13aが結合部材11のコード挿通孔11aの真下に位置されている。
配置空間5には光源モジュール14が配置されている。光源モジュール14は上下方向を向く平板状の回路基板15と回路基板15の下面に搭載された発光体16、16、・・・とを有している。発光体16、16、・・・は周方向に並んで、例えば、五つが設けられている。
発光体16は回路基板15の下面に搭載された光源17と光源17を封止する蛍光層18とによって構成されている。光源17としては紫色の発光ダイオードが用いられている。蛍光層18は下方に凸の半球状に形成され、透明樹脂中に黄色蛍光体及び青色蛍光体が低濃度で分散されている。
黄色蛍光体はクルムス(商標)と称される蛍光体であり、光源17から出射される紫色の光を90%以上の高い効率で黄色光に変換できる物質である。発光体16は低濃度で分散された黄色蛍光体と青色蛍光体を有しており、透明樹脂を半球状に形成することにより発光効率の高い大型の発光体として設けられている。
発光体16においては光源17から光が出射されるが、光源17から出射された光は蛍光体によって波長変換されて蛍光層18から出射される。従って、光源17は一次光源として機能し、蛍光体は二次光源として機能する。外部への光の出射は二次光源としての蛍光体から行われ、この二次光源である黄色蛍光体と青色蛍光体を透明樹脂中に低濃度で分散させることにより大型の発光体16を形成することが可能にされている。
蛍光層18の表面は光の発光面18aとして形成され、発光面18aの面積は従来の白色発光ダイオードの、例えば、約10倍にされている。従って、光源モジュール14においては、従来の白色発光ダイオードに比し輝度を約10分の1に低減することができ、その分、眩しさを抑制することができる。
また、発光面18aの面積が大きくなることにより、光源17の数を減らすことが可能になり、室内灯1の製造コストの低減を図ることが可能である。尚、発光体16は透明な樹脂材料によって形成されるため、形状を任意の形状に形成することも可能である。
光源モジュール14の回路基板15と結合部材11に取り付けられた端子基板12とは図示しない接続コードによって接続され、接続コードは結合部材11のコード挿通孔11aとベース部材13の挿通孔13aとを挿通される。従って、電源ケーブルと端子基板12と接続コードによって回路基板15を介して光源17、17、・・・に電流が供給される。
配置空間5にはインナーレンズ19がベース部材13の下側に配置されている。インナーレンズ19は透明な樹脂材料によって各部が一体に形成されて成り、外形状が円形状に形成されたベース面部20とベース面部20から下方に突出された凸レンズ部21、21、・・・とベース面部20から上方に突出された突状部22、22、・・・とベース面部20から上方に突出された第1の位置決め部23、23とを有している(図1乃至図3参照)。発光体16、16、・・・から出射された光はそれぞれベース面部20から凸レンズ部21、21、・・・に入射され、凸レンズ部21、21、・・・によって制御されて下方へ向けて照射される。
ベース面部20は上下方向を向く平板状の基部24と基部24の外周部から上方に突出された周状部25と周状部25の内周側に設けられた第2の位置決め部26とを有している。第2の位置決め部26は円環状に形成され、上面が位置決め面26aとして形成されている。位置決め面26aは周状部25の上面より下方に位置され基部24の上面より上方に位置されている。
凸レンズ部21、21、・・・は周方向に並んで設けられ、隣り合う凸レンズ部21、21、・・・の各一部が重なった状態にされている。
このように、凸レンズ部21、21、・・・は周方向において隣り合う各一部が重なった状態にされているため、インナーレンズ19及びインナーレンズ19が設けられる室内灯1の小型化を図ることができる。
尚、隣り合う凸レンズ部21、21、・・・の各一部が重なった状態にされることにより、発光体16から出射される光のロスが生じる可能性があるが、凸レンズ部21、21、・・・の外周部を透過する光(周辺光)は光束量が小さいため、光のロスは少なく、隣り合う凸レンズ部21、21、・・・の各一部が重なった状態においても、所定の被照射部の全体に対して所定の照度で光を照射することが可能である。
突状部22、22、・・・は周方向に離隔して位置され、円弧面状に形成されている。突状部22、22、・・・はベース面部20の周状部25から上方に突出されている。
第1の位置決め部23、23は突状部22、22、・・・間に位置され、周方向において180度反対側に位置されている。第1の位置決め部23はベース面部20の周状部25と第1の位置決め部23に亘る位置から上方に突出されている。
インナーレンズ19は突状部22、22、・・・と第1の位置決め部23、23のうち少なくとも一部がベース部材13に取り付けられている。
インナーレンズ19におけるベース面部20の内側には遮光板27が位置され、遮光板27はインナーレンズ19の凸レンズ部21、21、・・・と光源モジュール14の間に配置されている。
遮光板27は、例えば、金属材料によってインナーレンズ19における基部24の外形状より一回り小さい形状に形成されている。遮光板27には光通過孔27a、27a、・・・が周方向に等間隔に離隔して形成され、例えば、五つが形成されている。遮光板27の外周部には外方に開口された位置決め用切欠27b、27bが周方向において180度反対側に形成されている。
遮光板27はベース面部20における周状部25の内側に上方から挿入され、位置決め用切欠27b、27bにそれぞれ第1の位置決め部23、23が挿入されることによりインナーレンズ19に対する周方向(灯具光軸回り方向)の位置決めが行われる。また、遮光板27は外周部の下面が第2の位置決め部26の位置決め面26aに接することによりインナーレンズ19に対する上下方向(灯具光軸方向)の位置決めが行われる(図3及び図4参照)。尚、灯具光軸P(図1参照)は光の出射方向である。
このようにインナーレンズ19には遮光板27のインナーレンズ19に対する灯具光軸回り方向及び灯具光軸方向における位置決めを行う第1の位置決め部23と第2の位置決め部26、26が設けられている。
従って、インナーレンズ19に設けられた第1の位置決め部23と第2の位置決め部26、26によって遮光板27のインナーレンズ19に対する灯具光軸回り方向及び灯具光軸方向における位置決めが行われるため、遮光板27を2方向において位置決めするための専用の部材が必要なく、部品点数の削減を図った上で遮光板27をインナーレンズ19に対して高い精度で位置決めすることができる。
遮光板27は、インナーレンズ19に対する周方向の位置決め及び上下方向の位置決めが行われた状態において、接着や圧入等の適宜の手段によってインナーレンズ19に取り付けられる。
尚、遮光板27がインナーレンズ19に圧入によって取り付けられる場合には、例えば、第1の位置決め部23の内周面に内方に凸の前後に延びる圧入用突条23aを設けてもよい。この場合には、遮光板27がベース面部20の内側に挿入されるときに、遮光板27における位置決め用切欠27bの開口縁に圧入用突条23aが押し付けられることにより、遮光板27がインナーレンズ19に圧入によって取り付けられるようにすることが可能である。
このように遮光板27がインナーレンズ19に圧入によって取り付けられる場合には、遮光板27のインナーレンズ19に対する接着作業が不要であり、遮光板27のインナーレンズ19に対する取付作業における作業性の向上を図ることができる。
遮光板27がインナーレンズ19に取り付けられ、インナーレンズ19がベース部材13に取り付けられた状態においては、遮光板27の上面が光源モジュール14の凸レンズ部21、21、・・・の下端に近接又は当接した状態で位置され、光通過孔27a、27a、・・・がそれぞれ凸レンズ部21、21、・・・の先端部(下端部)に対応して位置される(図1参照)。
また、遮光板27の光通過孔27a、27a、・・・はそれぞれ凸レンズ部21、21、・・・の焦点S又はその近傍に位置される。
上記のように構成された室内灯1において、光源モジュール14の光源17、17、・・・から光が出射されると、出射された光はそれぞれインナーレンズ19の凸レンズ部21、21、・・・に入射されて凸レンズ部21、21、・・・によって集光するように制御され、凸レンズ部21、21、・・・からカバー3を透過されて所定の被照射部に照射される(図1参照)。
以上に記載した通り、室内灯1にあっては、光源17として設けられた紫色の発光ダイオードと透明樹脂中に黄色蛍光体及び青色蛍光体が分散された蛍光層18とを有する光源モジュール14と、光源17から出射される光の出射方向に凸の凸レンズ部21を有するインナーレンズ19と、光源17から出射される光が通過される光通過孔27aを有する遮光板27とを備え、凸レンズ部21と光源モジュール14の間に遮光板27が配置されている。
従って、光源モジュール14において紫色の発光ダイオードである光源17から出射された光が透明樹脂中に分散された蛍光体によって波長変換されると共に波長変換された光が遮光板27の光通過孔27aを通過されてインナーレンズ19の凸レンズ部21によって集光方向に制御されカバー2を透過されて照射される。これにより、光源モジュール14から出射される光の輝度が低減されると共に遮蔽板27によって漏れ光が低減され、眩しさを抑えた上で高い演色性を確保することができる。
特に、室内灯1が読書灯である場合に、乗客において室内灯1の照明が眩しく感じられないため、読書等を行う場合に目の疲労等が生じ難く、また、提供された食事が美味しそうな色味で視認される等の良好な視認性が得られ、乗客において航空機への良好な搭乗状態を確保することができる。また、遮光板27によって光通過孔27a以外の位置に向かう光が遮蔽され漏れ光が低減されるため、他の乗客や室内灯1を使用する使用者に眩しさを与えてしまうと言う不都合の発生を防止することができる。
さらに、遮光板27の光通過孔27aが凸レンズ部21の焦点S又はその近傍に位置されているため、光源17から出射される光が光通過孔27aにおいて集光されるため、光通過孔27aの大きさが小さくなり、遮光板27の強度の向上を図ることができる。
さらにまた、複数の光源17、17、・・・と、光源17、17、・・・と同数の凸レンズ部21、21、・・・とが設けられ、光源17、17、・・・からそれぞれ出射され光通過孔27a、27a、・・・を通過した光の方向が各凸レンズ部21、21、・・・によって制御される。
従って、複数の光源17、17、・・・から光が出射されると共に各光源17、17、・・・からそれぞれ出射され光通過孔27a、27a、・・・を通過した光の方向が各凸レンズ部21、21、・・・によって制御されるため、照射される部分へ向かう光束量が大きくなり所定の被照射部を明るく照らすことができる。
加えて、光源17、17、・・・と凸レンズ部21、21、・・・がそれぞれ周方向に並んで位置されている。
従って、周方向に並んで位置された光源17、17、・・・から光が出射されると共に各光源17、17、・・・からそれぞれ出射された光が各凸レンズ部21、21、・・・によって制御されるため、光を広範囲に照射することが可能になると共に照射される部分へ向かう光束量が大きくなり広範囲の所定の位置を明るく照らすことができる。
1…室内灯、2…ランプハウジング、3…カバー、4…灯具外筐、5…配置空間、14…光源モジュール、17…光源、18…蛍光層、19…インナーレンズ、21…凸レンズ部、23…第1の位置決め部、26…第2の位置決め部、27…遮光板、27a…光透過孔

Claims (5)

  1. 開口を有するランプハウジングと前記ランプハウジングに前記開口を閉塞した状態で取り付けられたカバーとによって構成され内部空間が配置空間として形成された灯具外筐と、
    前記配置空間に配置され光源として設けられた紫色の発光ダイオードと透明樹脂中に黄色蛍光体及び青色蛍光体が分散された蛍光層とを有する光源モジュールと、
    前記配置空間に配置され前記光源から出射される光の出射方向に凸の凸レンズ部を有するインナーレンズと、
    前記配置空間に配置され前記光源から出射される光が通過される光通過孔を有する遮光板とを備え、
    前記凸レンズ部と前記光源モジュールの間に前記遮光板が配置された
    室内灯。
  2. 前記光通過孔が前記凸レンズ部の焦点又はその近傍に位置された
    請求項1に記載の室内灯。
  3. 前記インナーレンズに前記遮光板の前記インナーレンズに対する灯具光軸回り方向及び灯具光軸方向における位置決めを行う位置決め部が設けられた
    請求項1又は請求項2に記載の室内灯。
  4. 前記光源は複数が設けられ、
    前記凸レンズ部は前記光源と同数が設けられ、
    前記複数の光源からそれぞれ出射され前記光通過孔を通過した光の方向が各凸レンズ部によって制御される
    請求項1、請求項2又は請求項3に記載の室内灯。
  5. 前記複数の光源と前記複数の凸レンズ部とがそれぞれ周方向に並んで位置された
    請求項4に記載の室内灯。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2020168493A (ja) * 2020-07-13 2020-10-15 株式会社三洋物産 遊技機
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