JP2020119334A - プログラム、電子機器およびデータ記録方法 - Google Patents

プログラム、電子機器およびデータ記録方法 Download PDF

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Abstract

【課題】「ユーザ自らがビデオカメラを手に持って撮影した」というリアリティのある拡張現実や仮想現実の動画を作成するための新たな技術の提供。【解決手段】ユーザ端末1500は、ユーザ端末1500の位置および姿勢を計測した計測データを取得する機能を有し、被写体オブジェクトと仮想カメラと仮想3次元空間に配置して、仮想カメラの位置および姿勢を、計測データに連動させて制御する。そして、ユーザ端末1500は、仮想カメラで撮影された仮想空間画像を生成してモニタ画像として表示しつつ、仮想カメラの位置および姿勢を再現可能なカメラワークデータ550を記録する。【選択図】図5

Description

本発明は、コンピュータに仮想3次元空間の画像を生成する機能を実現させるためのプログラム等に関する。
拡張現実(AR:Augmented Reality)の技術は、さまざまな分野で利用されている。例えば、特許文献1では、現実空間におけるユーザ端末の位置と、仮想3次元空間における仮想カメラの位置とを対応づけ、当該仮想カメラで仮想3次元空間内に配置されているオブジェクト(例えば、ゲームに登場するキャラクタなど)を撮影した画像と、ユーザ端末に搭載されているカメラで撮影した現実空間の画像とを重畳表示させ、その後、ユーザの操作入力に基づいて、重畳表示させた画像を記録することができる技術が開示されている。
特開2012−69126号公報
特許文献1の技術を用いると、ユーザはあたかも現実空間の中に仮想のキャラクタがそこに存在しているかのような静止画像を作る楽しみが得られる。
高性能なパーソナルコンピュータなどを利用して、3DCG(3-Dimensional Computer Graphics)ソフトを用いれば、拡張現実の動画も作成することは可能ではあるが、その場合、3DCGソフトで作成された仮想カメラの移動軌跡は、ゆらぎ成分が無い数学的な関数等を用いて作成される。そのため、できあがった拡張現実の動画のカメラワークは、実に滑らかで、あたかも映像のプロが高機能なジンバルを用いて撮影したかのようになる。そこには、ユーザ自らがビデオカメラを手に持って撮影したときに生まれるリアルな手ぶれ感がない。そのため「ユーザ自らが作った」と言う手作り感や、「ユーザが撮影した」と言うリアリティは薄く、いかにも「CGソフトでつくりました」と言うどこか作り物めいた感じを拭えなかった。同じ事をプロフェッショナルな映像作家の立場から見れば、映像表現の演出上、「ユーザ自らがビデオカメラを手に持って撮影した」ようなリアリティを追求した拡張現実の動画を作らねばならないケースでは、手ぶれ感のないスムーズすぎるカメラワークでは、要求される演出を実現できないことになる。
こうした問題は、拡張現実画像の動画作成に限らず、仮想現実(VR:Virtual Reality)の画像の動画作成においても同様に言える。
本発明は、「ユーザ自らがビデオカメラを手に持って撮影した」というリアリティのある拡張現実や仮想現実の動画を作成するための新たな技術の提供を課題として考案されたものである。
上記した課題を解決するための第1の発明は、携帯型のコンピュータを、前記コンピュータの位置および姿勢を計測した計測データを取得する制御を行う計測データ取得制御手段、被写体オブジェクトが配置された仮想3次元空間を設定する仮想空間設定手段、前記仮想3次元空間を撮影する仮想カメラの位置および姿勢を、前記計測データに連動させて制御する仮想カメラ制御手段、前記仮想カメラで撮影された前記仮想3次元空間の画像を生成する仮想空間画像生成手段、前記仮想カメラ制御手段によって連続的に制御された前記仮想3次元空間中の前記仮想カメラの位置および姿勢を再現可能なカメラワークデータを記録する記録制御手段、として機能させるためのプログラムである。
ここで言う「コンピュータ」とは、単数のコンピュータは勿論、複数のコンピュータが連携して構成されるものでもよい。
第1の発明によれば、コンピュータは、計測された位置や姿勢に連動する仮想カメラで撮影した仮想空間画像を生成しつつ、仮想カメラの位置や姿勢を再現できるカメラワークデータを記録できる。つまり、ユーザが、仮想空間画像をファインダー画像のように見ながらコンピュータをあたかも携帯型ビデオカメラのようにして、位置を変え、姿勢を変える動画撮影のカメラワークを行えば、そのカメラワークのデータがコンピュータに記録される。
当然、このカメラワークデータを元に再現される仮想カメラの移動軌跡には、実際にユーザが手に持って撮影したことで生じたリアルな「ゆらぎ」が含まれている。従って、コンピュータに記録されたカメラワークデータを、3DCGソフトで用いれば、「ユーザ自らがビデオカメラを手に持って撮影した」リアリティのある拡張現実や仮想現実の画像の動画を作成できる。
第2の発明は、所与の時間軸に沿った所与の動作を前記被写体オブジェクトに行わせる制御をする被写体制御手段、として前記コンピュータを機能させ、前記記録制御手段は、前記仮想カメラの位置および姿勢を前記計測データの時間軸と対応付けて記録することで、前記時間軸に同期したカメラワークを再現可能なカメラワークデータを記録する、第1の発明のプログラムである。
第2の発明によれば、被写体オブジェクトの動作と同期したカメラワークを再現できるようになる。
第3の発明は、前記時間軸に沿った所与の楽曲及び/又は所与の音声(以下包括して「サウンド」という)を出力させる制御をするサウンド出力制御手段、として前記コンピュータを機能させ、前記被写体制御手段は、前記サウンドに合わせた動作を前記被写体オブジェクトに行わせる、第2の発明のプログラムである。
第3の発明によれば、サウンドの再生と同期したカメラワークを再現できるようになる。
第4の発明は、前記記録制御手段が、所与の記録開始指示に応じて記録を開始し、所与の記録停止指示に応じて記録を停止し、前記被写体制御手段は、前記記録開始指示に応じて前記時間軸を作動開始させて前記被写体オブジェクトの動作を開始させ、前記記録停止指示に応じて前記時間軸を停止させて前記被写体オブジェクトの動作を停止させる一斉制御を行う、第2又は第3の発明のプログラムである。
第4の発明によれば、ユーザ自らがカメラワークデータの記録を開始したり停止させたりできるようになり、加えて、記録を開始するのに伴って被写体オブジェクトの動作を開始し、記録を停止するのに伴って被写体オブジェクトの動作も停止させることが可能になる。
第5の発明は、前記一斉制御が、切替操作によってオン/オフが切り替え可能であり、
前記被写体制御手段は、前記一斉制御がオンの場合には前記一斉制御を行い、オフの場合には前記記録開始指示および前記記録停止指示に関わらず前記被写体オブジェクトの動作制御を継続する、第4の発明のプログラムである。
第5の発明によれば、被写体オブジェクトの一斉制御を、ユーザ自らがオン/オフ切り換えできる。
第6の発明は、前記記録制御手段が、所与の記録停止指示に応じて記録を停止し、所与の記録再開指示に応じて記録を再開し、前記計測データが、前記仮想3次元空間を撮影する際の不適な変化をしたことを示す所与の不適変化条件を満たしたことを検出し、当該検出に応じて前記記録停止指示を与える不適変化時自動停止手段、として前記コンピュータを機能させるための第1〜第5の何れかの発明のプログラムである。
第6の発明によれば、所与の記録停止指示に応じて記録を停止し、所与の記録再開指示に応じて記録を再開できる。また、ユーザが使用しているコンピュータの位置や姿勢が、動画撮影のカメラワークとして不適な変化をした場合、これを自動的に検出して、カメラワークデータの記録を自動停止することができる。
第7の発明は、前記記録制御手段により記録された前記カメラワークデータの所与の再生タイミングにおける仮想カメラからの前記仮想3次元空間の画像である再生画像を生成する再生画像生成手段、前記仮想空間画像生成手段により生成されている画像であるライブ画像と、前記再生画像とを比較可能な態様で表示する制御を行う比較表示制御手段、として前記コンピュータを機能させるための第1〜第6の何れかの発明のプログラムである。
第7の発明によれば、既に記録されているカメラワークデータに基づいて、所与の再生タイミングにおける再生画像と、ライブ画像とを比較可能にユーザに提供できるようになる。
第8の発明は、前記記録制御手段により記録された前記カメラワークデータの所与の再生タイミングにおける現実空間の画像である再生画像と、現時点における現実空間の画像であるライブ画像とを比較可能な態様で表示する制御を行う比較表示制御手段、として前記コンピュータを機能させるための第1〜第6の何れかの発明のプログラムである。
第8の発明によれば、再生タイミングにおける現実空間の画像と、現時点における現実空間の画像とを比較表示できる。
第9の発明は、ユーザの操作に基づいて前記再生タイミングを指定する再生タイミング手動指定手段、として前記コンピュータを機能させるための第7又は第8の発明のプログラムである。
第9の発明によれば、ユーザが再生タイミングを指定できるようになる。
第10の発明は、前記記録制御手段は、所与の記録停止指示に応じて記録を停止し、所与の記録再開指示に応じて記録を再開し、前記記録停止指示が与えられた場合に、当該記録停止指示が与えられたタイミングに基づく所与のプレイバックタイミングを前記再生タイミングとする再生タイミング自動指定手段、として前記コンピュータを機能させるための第7〜第9の何れかの発明のプログラムである。
また、第11の発明は、前記再生タイミング自動指定手段が、前記記録停止指示が与えられたタイミングから所与の時間、前記時間軸を遡った時点を前記プレイバックタイミングとする、第10の発明のプログラムである。
第10又は第11の発明によれば、再生タイミングを自動で指定することができる。
第12の発明は、前記比較表示制御手段が、前記ライブ画像と前記再生画像とを重畳的に表示する制御を行う、第7〜第11の何れかの発明のプログラムである。
第12の発明によれば、ライブ画像と再生画像とを重畳的に表示できるようになる。
第13の発明は、前記ライブ画像と前記再生画像との一致度合を判定し、所定の適合条件を満たすか否かを判定する一致判定手段、前記一致判定手段により前記適合条件を満たすと判定された場合にユーザに適合通知を行う適合通知制御手段、として前記コンピュータを機能させるための第7〜第12の何れかの発明のプログラムである。
第13の発明によれば、ライブ画像と再生画像が所定の適合条件を満たす程に一致していることを自動的に判定し、ユーザにその旨を通知できるようになる。
第14の発明は、前記記録制御手段が、所与の記録停止指示に応じて記録を停止し、所与の記録再開指示に応じて記録を再開し、前記ライブ画像と前記再生画像との一致度合を判定し、所定の適合条件を満たすか否かを判定する一致判定手段、前記一致判定手段により前記適合条件を満たすと判定された場合に前記記録再開指示を与える自動記録開始手段、として前記コンピュータを機能させるための第7〜第13の何れかの発明のプログラムである。
第14の発明によれば、カメラワークデータの記録が停止されている状態で、一致判定の結果が適合条件を満たす場合に、自動的に記録を開始(再開)できるようになる。そして、適合条件を適切に設定すれば、記録されているカメラワークデータの再生タイミングに、新たに開始されるカメラワークデータを繋げて、映像的に繋がった一連のカメラワークを再現できることになる。
第15の発明は、前記コンピュータが、ズーム倍率を変更可能な撮影部を備え、前記被写体オブジェクトは、前記撮影部の撮影画像に基づくAR(Augmented Reality)キャラクタであり、前記仮想カメラ制御手段は、前記仮想カメラの撮影画角を前記ズーム倍率に連動させて制御し、前記記録制御手段は、前記仮想カメラの撮影画角を再現可能なデータを前記カメラワークデータに含めて記録する、第1〜第14の何れかの発明のプログラムである。
第15の発明によれば、ARキャラクタを、ズームを駆使して撮影したカメラワークデータを記録できる。
第16の発明は、位置および姿勢を計測した計測データを取得する制御を行う計測データ取得制御手段と、被写体オブジェクトが配置された仮想3次元空間を設定する仮想空間設定手段と、前記仮想3次元空間を撮影する仮想カメラの位置および姿勢を、前記計測データに連動させて制御する仮想カメラ制御手段と、前記仮想カメラで撮影された前記仮想3次元空間の画像を生成する仮想空間画像生成手段と、前記仮想カメラ制御手段によって連続的に制御された前記仮想3次元空間中の前記仮想カメラの位置および姿勢を再現可能なカメラワークデータを記録する記録制御手段と、を備えた電子機器である。
第16の発明によれば、第1の発明と同様の効果が得られる電子機器を実現できる。
第17の発明は、携帯型のコンピュータが実行するデータ記録方法であって、
前記コンピュータの位置および姿勢を計測した計測データを取得する制御を行う計測データ取得制御ステップと、
被写体オブジェクトが配置された仮想3次元空間を設定する仮想空間設定ステップと、
前記仮想3次元空間を撮影する仮想カメラの位置および姿勢を、前記計測データに連動させて制御する仮想カメラ制御ステップと、
前記仮想カメラで撮影された前記仮想3次元空間の画像を生成する仮想空間画像生成ステップと、
前記仮想カメラ制御ステップによって連続的に制御された前記仮想3次元空間中の前記仮想カメラの位置および姿勢を再現可能なカメラワークデータを記録する記録制御ステップと、
を含むデータ記録方法である。
第17の発明によれば、第1の発明と同様の効果が得られるデータ記録方法を実現できる。
拡張現実動画生成システムの構成例を示す図。 ユーザ端末の構成例を示す正面図。 ユーザ端末における拡張現実を用いた被写体の表示制御に関して説明するための図。 本実施形態で取得できるカメラワークの移動軌跡について説明するための図。 カメラワークデータのデータ構成例を示す図。 張現実動画の生成に必要とされる情報・データのサーバシステムへアップロードについて説明するための図。 サーバシステムによる拡張現実画像の動画データの生成について説明するための図。 カメラワークデータの記録の手動操作による一時停止について説明するための図。 カメラワークデータの記録の自動的な一時停止について説明するための図。 一時停止されたカメラワークデータの記録の再開について説明するための図。 自動時間遡及について説明するための図。 カメラワークデータの記録再開について説明するための図。 ユーザ端末の機能構成の一例を示す機能ブロック図。 端末記憶部が記憶するプログラムやデータの例を示す図。 ユーザ端末における処理の流れを説明するためのフローチャート。 記録中断再開処理の流れを説明するためのフローチャート。 図16より続くフローチャート。
以下、本発明の実施形態の一例を説明するが、本発明を適用可能な形態が以下の実施形態に限られないことは勿論である。
図1は、拡張現実動画生成システムの構成例を示す図である。
拡張現実動画生成システム1000は、拡張現実の動画を作成するサービスを提供するコンピュータシステムであって、ネットワーク9を介して相互にデータ通信が可能に接続されたサーバシステム1100と、ユーザ端末1500とを含む。
ネットワーク9は、データ通信が可能な通信路を意味する。すなわち、ネットワーク9とは、直接接続のための専用線(専用ケーブル)やイーサネット(登録商標)等によるLAN(Local Area Network)の他、電話通信網やケーブル網、インターネット等の通信網を含む意味であり、また、通信方法については有線/無線を問わない。
サーバシステム1100は、例えば、キーボード1106と、タッチパネル1108と、ストレージ1140とを有し、本体装置には制御基板1150を搭載する。
制御基板1150には、CPU(Central Processing Unit)1151やGPU(Graphics Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)などの各種マイクロプロセッサ、VRAMやRAM,ROM等の各種ICメモリ1152、通信装置1153が搭載されている。なお、制御基板1150の一部又は全部は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)や、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、SoC(System on a Chip)により実現するとしてもよい。
そして、サーバシステム1100は、制御基板1150が所定のプログラムおよびデータに基づいて演算処理することにより、ユーザ端末1500で作成・記録されたカメラワークデータ(詳細後述)に基づいて拡張現実の画像(拡張現実画像)を生成し、拡張現実画像の動画データをユーザに提供する機能を実現する。
なお、図1では、ユーザ端末1500を1台のみ描いているが、実際のシステム運用においては、同時に複数のユーザ端末1500がサーバシステム1100にアクセス可能な構成であってもよい。
また、サーバシステム1100を、1台のサーバ装置であるかのように描いているが、複数の装置で実現する構成であってもよい。例えば、サーバシステム1100は各機能を分担する複数のブレードサーバを搭載して相互に内部バスを介してデータ通信可能に接続した構成であってもよい。また、サーバシステム1100を構成するハードウェアの設置場所は問わない。離れた場所に設置された独立した複数のサーバを、ネットワーク9を介してデータ通信させることで、全体としてサーバシステム1100として機能させる構成であってもよい。
ユーザ端末1500は、ユーザ2が、拡張現実画像の生成のためのデータ取得に使用するコンピュータシステムであって、ネットワーク9を介してサーバシステム1100にアクセスできる電子装置(電子機器)である。本実施形態のユーザ端末1500は、いわゆるスマートフォンと呼ばれる装置であるが、手持ち可能なコンピュータシステムであれば、携帯型ゲーム装置や、タブレット型コンピュータ、などでもよい。
図2は、本実施形態におけるユーザ端末1500の構成例を示す正面図である。
ユーザ端末1500は、方向入力キー1502と、ボタンスイッチ1504と、画像表示デバイス兼接触位置入力デバイスとして機能するタッチパネル1506と、スピーカ1510と、内蔵バッテリー1509と、マイク1512と、カメラ1520と、制御基板1550と、コンピュータ読み出し可能な記憶媒体であるメモリカード1540からデータを読み書きできるメモリカード読取装置1542と、を備える。その他、図示されていない電源ボタン、音量調節ボタン等が設けられている。また、システム利用対価の支払いが可能なICカード型のクレジットカードやプリペイドカードに対して非接触にデータの読み書きが行えるICカード読取装置などを設けるとしてもよい。
カメラ1520は、ズーム倍率を変更可能なイメージセンサーユニットである。すなわち、カメラ1520は、CCD(Charge Coupled Device)などのイメージセンサ、ズーム機構、オートフォーカス機構、イメージセンサで撮影された信号から映像データを生成するLSI、などの各種デジタル動画撮影を可能とする構成要素を含む。
制御基板1550は、1)CPU1551や、GPU,DSPなどの各種マイクロプロセッサ、2)VRAMやRAM,ROM等の各種ICメモリ1552、3)ネットワーク9に接続する携帯電話基地局や無線LAN基地局などと無線通信するための無線通信モジュール1553、4)測位モジュール1555、5)3軸加速度センサ1556、6)3軸ジャイロ1557、7)インターフェース回路1558、などを搭載する。
測位モジュール1555は、ユーザ端末1500の位置を取得する。本実施形態では既存の測位システムを利用して現実空間における位置座標を取得することができる。すなわち、測位モジュール1555は、測位システムから提供される信号を受信して所定周期で(例えば1秒毎に)測位情報を出力することで、ユーザ端末1500における測位機能を提供する。本実施形態では、測位システムとしてGPS(Global Positioning System)を利用する。よって測位モジュール1555は、既存の「GPSモジュール」や「GPS受信器」等を利用することができる。「測位情報」には、測位日時(例えば協定世界時であるUTC:Coordinated Universal Time)、位置座標(緯度・経度・高度)、方位などが含まれる。利用する測位システムはGPSに限らず適宜選択可能である。例えば、測位モジュール1555は、携帯電話の無線基地局やWi−Fiネットワークの無線基地局などと無線接続する通信機と、方位センサとの構成で置き換えることができる。すなわち、接続中の無線基地局について予め測位されている位置情報を取得して、これをユーザ端末1500の現実空間における位置座標とするとしてもよい。
インターフェース回路1558には、タッチパネル1506のドライバ回路、方向入力キー1502およびボタンスイッチ1504からの信号を受信する回路、スピーカ1510へ音声信号を出力する出力アンプ回路、マイク1512で集音した音声の信号を生成する入力信号生成回路、カメラ1520で撮影された画像の画像データを入力する回路、メモリカード読取装置1542への信号入出力回路、などが含まれている。
制御基板1550に搭載されているこれらの要素は、バス回路などを介して電気的に接続され、データの読み書きや信号の送受信が可能に接続されている。なお、制御基板1550の一部又は全部をASICやFPGA、SoCにて構成してもよい。そして、制御基板1550は、本実施形態のユーザ端末としての機能を実現させるためのプログラムや各種データをICメモリ1552に記憶する。
なお、本実施形態では、ユーザ端末1500はプログラムや各種設定データをサーバシステム1100からダウンロードする構成としているが、別途入手したメモリカード1540などの記憶媒体から読み出す構成としてもよい。
図3は、ユーザ端末1500における拡張現実(Augmented Reality)を用いた被写体の表示制御に関して説明するための図である。
ユーザ端末1500は、拡張現実を用いて、タッチパネル1506に被写体を表示させることができる。すなわち、現実空間にはARマーカ5が設置されており、ユーザ2は、このARマーカ5を撮影するようにユーザ端末1500の位置・姿勢と、カメラ1520のズームを調整する。カメラ1520で撮影された画像内のARマーカ5の画像は画像認識処理されて、ユーザ端末1500とARマーカ5との相対位置や相対姿勢の算出処理に用いられる。ARマーカ5との相対位置や相対姿勢は、ユーザ端末1500の位置や姿勢の計測データとなる。
ユーザ端末1500は、算出された相対位置や相対姿勢と、3軸加速度センサ1556や3軸ジャイロ1557を用いて得られるユーザ端末1500の加速度および姿勢の計測データとから、カメラ1520の位置変化と姿勢変化とを常時取得することができる。また、カメラ1520のズーム操作により撮影画角(ズーム倍率とも言われる)の情報も周期的に取得することができる。以降では、相対位置や、相対姿勢、位置変化、姿勢変化、撮影画角と言ったいわゆる撮影条件を記述するパラメータ値、およびこれらを求めるための元になるARマーカ5の大きさや向き、姿勢データや加速度データ、ズーム制御値、センサの計測値などを総括して「実撮影条件」と呼ぶこととする。
実撮影条件を取得する一方、ユーザ端末1500は、仮想3次元空間に、被写体オブジェクト4を配置してその動作を制御することができる。本実施形態では、被写体オブジェクト4は、人の形態をした仮想キャラクタであり、カメラ1520で撮影された撮影画像に基づくAR(Augmented Reality)キャラクタである。ユーザ端末1500は、予め用意された所与の楽曲データと、当該楽曲データの楽曲と同期するモーションを実現するための所定のモーションデータと、を用いて、被写体オブジェクト4が楽曲を歌いながら踊るように動作制御する。
仮想3次元空間には、カメラ1520の実撮影条件のパラメータ値に連動し、その撮影位置・撮影姿勢・撮影画角が制御される仮想カメラC1が配置される。ユーザ端末1500は、仮想カメラC1で撮影した仮想3次元空間の画像すなわち仮想空間画像90を生成して、これを現実空間の画像(現実空間画像92)に重畳表示させて、タッチパネル1506に表示させる。つまり、拡張現実の画像(拡張現実画像94)を表示させる。
ユーザ2は、ユーザ端末1500へ所定の記録開始操作を入力してから、タッチパネル1506に表示される被写体オブジェクト4が楽曲を歌いながら踊る様子をファインダー画像に見立てて、携帯型ビデオカメラで撮影する要領で、ユーザ端末1500を現実空間で移動させ、時に姿勢を変え、時にズーム倍率を変える撮影操作をする。つまり、カメラワークをつける。
図4に示すように、撮影操作により生じる移動軌跡L1は、人が携帯型ビデオカメラを操作したときに生じる手ブレ等に相当する「ゆらぎ」を含む。
そして、ユーザ端末1500は、ユーザ2による所定の記録開始操作の入力を検出すると、例えば図5に示すようなカメラワークデータ550の記録を開始する。
カメラワークデータ550は、固有の撮影ID551と、撮影開始日時553と、撮影終了日時555と、実撮影条件データ560と、仮想撮影条件データ570と、カメラ1520で撮影されていた現実空間画像92を録画した現実画像録画データ580と、仮想空間画像90を録画した仮想空間画像録画データ582と、を含む。勿論、これら以外のデータ、も適宜含めることができるし、適宜省略することもできる。
実撮影条件データ560は、例えば、
1)ARマーカ5を基準に求められた相対姿勢、および/又は3軸ジャイロ1557による計測データを時系列に格納した実カメラ姿勢データ561と、
2)ARマーカ5を基準に求められた撮影位置変化から求められる加速度、および/又は3軸加速度センサ1556による計測データを時系列に格納した実カメラ加速度データ563と、
3)カメラ1520のズーム倍率(撮影画角)或いはズーム倍率の制御パラメータ値を時系列に格納した実ズーム制御データ565と、
4)ARマーカ5を基準に求められたカメラ1520の撮影位置を時系列にトレースした移動軌跡L1を記述する実移動軌跡データ567と、
を含む。
仮想撮影条件データ570は、仮想カメラC1の仮想3次元空間内における撮影条件についてのデータであって、ユーザ端末1500の位置や姿勢の計測データに連動させて制御するために求められたパラメータ値である。
仮想撮影条件データ570は、例えば、
1)実カメラ姿勢データ561から求められる仮想カメラC1の撮影姿勢を時系列に格納した仮想カメラ姿勢データ571と、
2)実カメラ加速度データ563から求められる仮想カメラC1に生じている加速度を時系列に格納した仮想カメラ加速度データ573と、
3)実ズーム制御データ565から求められる仮想カメラC1の撮影画角(又はズーム倍率)を時系列に格納した仮想カメラ撮影画角データ575と、
4)実移動軌跡データ567に基づいて移動軌跡L1を仮想3次空間内で再現した仮想カメラC1の移動軌跡Lcを記述する仮想カメラ移動軌跡データ577と、
を含む。
なお、実撮影条件データ560のタイムコードすなわち時間軸と、仮想撮影条件データ570とのタイムコードは、楽曲の再生や被写体オブジェクト4の動作制御のタイムコードと同期させて記録されるものとする。また、実撮影条件データ560と、仮想撮影条件データ570は、何れか一方を省略し、必要に応じて残された側から省略された側の撮影条件データを求める構成としてもよい。
ユーザ2が所定の記録停止操作を入力すると、ユーザ端末1500はカメラワークデータ550の記録を停止し、図6に示すように、拡張現実動画の生成に必要とされる情報・データをサーバシステム1100へアップロードする。具体的には、例えば、被写体オブジェクト4のモデルデータ510、モーションデータ512、楽曲データ514、カメラワークデータ550、をアップロードする。勿論、これら以外のデータも適宜アップロードするとしてもよい。例えば、仮想3次元空間内に、被写体オブジェクト4が立つ舞台装置などの背景オブジェクトを用意した場合には、そのモデルデータやモーションデータなど、表示と動作を実現するためのデータも、アップロードする。
なお、モデルデータ510や、モーションデータ512、楽曲データ514、について予めサーバシステム1100に記録されているデータを事前にユーザ端末1500にダウンロードしてカメラワークデータ550の記録時に使用した場合は、適宜これらのデータのアップロードは省略できる。また、モデルデータ510や、モーションデータ512、楽曲データ514は、ユーザ2の自作・他作は問わない。
図7は、サーバシステム1100による拡張現実の動画の生成について説明するための図である。サーバシステム1100は、被写体オブジェクト4のモデルデータ510、モーションデータ512、楽曲データ514、カメラワークデータ550、がアップロードされると、それらのデータに基づいて、仮想3次元空間に被写体オブジェクト4や背景オブジェクトを配置し、楽曲の再生と同期させてその動作を制御する。更に、楽曲の再生と同期させて、アップロードされたカメラワークデータ550に基づいて仮想カメラC2を制御する。
そして、サーバシステム1100は、仮想カメラC2で撮影された仮想3次元空間内の画像(仮想現実画像)を生成して、アップロードされたカメラワークデータ550に含まれる現実画像録画データ580に重畳表示させて、拡張現実の動画のデータ(拡張現実動画データ584)を作成する。
こうして作成された拡張現実の動画では、人が携帯型ビデオカメラを操作したときに見られる「ゆらぎ」による画面の揺れなどが再現されており、「ユーザ自らがビデオカメラを手に持って撮影した」リアリティのある拡張現実の動画となっている。
さて、本実施形態ではカメラワークデータ550の記録を一時停止したり、記録を再開することができる。
図8は、カメラワークデータ550の記録の手動操作による一時停止について説明するための図である。ユーザ端末1500は、カメラワークデータ550の記録中、タッチパネル1506にて撮影画面W8を表示する。
撮影画面W8には、1)撮影中の画像を表示するモニタ表示10と、2)タイムコード11と、3)撮影や記録の現在の状態を示す状態通知表示12と、4)新規の記録開始操作を入力するための記録開始操作アイコン13と、5)カメラワークデータ550の記録を一時的に停止させる一時停止操作を入力するための中断操作アイコン14と、6)一時停止されていたカメラワークデータ550の記録を再び開始する意味の記録開始操作である記録再開操作を入力するための再開操作アイコン15と、7)記録の終了に相当する記録終了操作を入力するための記録終了操作アイコン16と、を含む。一時停止操作および記録終了操作は、いずれも記録を停止させる操作ということができ、記録開始操作および記録再開操作は、いずれも記録を開始させる操作ということができる。
そして、ユーザ2は、中断操作アイコン14と再開操作アイコン15とを適宜にタッチ操作で選択することで、任意のタイミングでカメラワークデータ550の記録を一時停止したり再開したりすることができる。
図9は、カメラワークデータ550の記録の自動的な一時停止について説明するための図である。カメラワークデータ550の記録中、ユーザ端末1500は3軸加速度センサ1556で計測される加速度や、3軸ジャイロ1557で計測される姿勢を常時監視している。そして、ユーザ端末1500は、加速度が所定の位置不適変化条件を満たす場合と、姿勢が所定の姿勢不適変化条件を満たす場合との、何れかが満たされた場合に、自動的に記録を一時停止し、自動停止通知19をタッチパネル1506に表示することでユーザ2に通知する。
ここで言う「位置不適変化条件」とは、映像表現の演出としても度を超えるような過度な画面ブレが生じたようなカメラ1520の位置変化を、3軸加速度センサ1556で計測される加速度変化の条件として記述したものである。
同じように、ここで言う「姿勢不適変化条件」とは、映像表現の演出としても度を超えるような過度な画面ブレが生じたようなカメラ1520の姿勢変化を3軸ジャイロ1557で計測される姿勢変化の条件として記述したものである。
言い換えると、これらの条件は、カメラを急激に動かし過ぎた状態を定義するものである。ユーザ端末1500が、これらの条件に基づいて自動的な一時停止制御を行う。この結果、ユーザ2が中断操作アイコン14を操作することなく、ユーザ2が意図的にユーザ端末1500の位置を急激に変化させるような動作をしたり、ユーザ端末1500を急に倒すような動作をするだけでカメラワークデータ550の記録を一時停止できるため、操作性が向上する。また、ユーザ2が誤ってユーザ端末1500を落下させたり、撮影に夢中で躓くといったハプニングが起こった場合に、自動的に一時停止されるので、ハプニング後にも無駄な記録が続くことを防止できる。
図10は、一時停止されたカメラワークデータ550の記録の再開について説明するための図である。ユーザ2は、直前に記録したカメラワークデータ550の任意の再開タイミングから記録の再開を行うことができる。
一時停止後の撮影画面W10には、再開タイミングの指定操作の入力を受け付けるためのシークバー20が追加表示される。ユーザ2は、シークバー20のスライダーの位置をずらして再開タイミングを指定操作することができる。
そして、再開タイミングを指定操作すると、モニタ表示10には、今現在の実撮影条件に基づく仮想カメラC1で撮影されているライブ画像30に、シークバー20のスライダーの位置に対応する再開タイミングで撮影された再開タイミング時仮想空間画像32が、合成表示される。
再開タイミング時仮想空間画像32は、直近過去に記録されたカメラワークデータ550の仮想空間画像録画データ582(図5参照)から、指定された再開タイミングを再生タイミングと見なして再生した再生画像である。或いは、モーションデータ512と仮想撮影条件データ570から、再開タイミングにおける画像を再度生成して得るとしてもよい。
ここで言う「合成表示」は、ライブ画像30と再開タイミング時仮想空間画像32とを一時停止後の撮影画面W10にて比較可能な態様で表示できるのであれば、その表示のさせ方は適宜設定可能である。例えば、ライブ画像30と再開タイミング時仮想空間画像32の何れか一方を半透明処理して他方に重畳表示させる合成表示としてもよい。或いは、再開タイミング時仮想空間画像32から輪郭線抽出処理を実行して、抽出された輪郭線をライブ画像30に重畳表示させる合成表示としてもよい。或いは、一時停止後の撮影画面W10を分割してライブ画像30と再開タイミング時仮想空間画像32を並べて表示するとしてもよい。また、比較可能な態様で表示を行った後、記録が再開された時にはその比較可能な態様の表示を解除して、ライブ画像30のみを表示させるようにしてもよい。また、合成される画像の素材に着目すると、撮影画面では、通常は拡張現実画像をライブ画像30に表示するが、ここで言う合成表示に限って、現実空間の画像と重畳表示させずに仮想空間画像のみを比較可能に表示するとしてもよい。同様に、合成表示に限って、現在の現実空間画像と、再開タイミングとされている過去時点における現実空間画像と、を比較可能に表示するとしてもよい。
なお、再開タイミングの初期位置は、ユーザ端末1500が自動的に指定して、シークバー20を表示する際にユーザに提示することとする。例えば図11に示すように、ユーザ端末1500は、直前に記録されたカメラワークデータ550の終端タイミングから所定時間分(例えば1秒間)、タイムコード(時間軸)を時間遡及した時点を再開タイミングの初期位置として指定・提示する。
ここで言う「時間遡及」の所定時間は、位置不適変化条件や姿勢不適変化条件が満たされるような事象が起きた場合に、撮影された画像が過度にブレて使えない画像になっていると想定される時間である。例えば、数秒程度以内に設定することができる。自動時間遡及によって、シークバー20の初期位置が、撮影された画像が過度にブレて使えない画像になっている直前の想定位置となるため、ユーザにとっては再開タイミングを探す手間が省ける。
図12は、カメラワークデータ550の記録再開について説明するための図である。
ユーザ端末1500は、再開タイミングの指定後、カメラワークデータ550の記録を再開する処理は「即時再開」と「一致検出再開」の2通りのうちユーザ2の希望する処理を実行する。
再開操作アイコン15への比較的短時間でのタッチ操作である標準的なタッチ操作が為された場合、ユーザ端末1500は、「即時再開」処理を実行し、即座にカメラワークデータ550の記録を再開する。或いは、所定秒数のカウントダウンを行って再開する。
一方、再開操作アイコン15へタッチして比較的長い時間タッチ状態を維持してから指を離すいわゆる「長押しタッチ操作」が為された場合、ユーザ端末1500は、「一致検出再開」処理を実行し、ライブ画像30と、再開タイミング時仮想空間画像32と、の比較を行い一致度合を判定する。そして、判定した一致度合が、所定の適合条件を満たしたならば、両画像が一致したと認められることをユーザ2に告げる適合通知34を表示して、記録を再開する。ここで言う「適合条件」は、適宜設定可能であるが、それぞれの画像について輪郭線を抽出し、両者が一致することを条件とすると好適である。
なお、記録再開の処理は、上述のようにタッチの長さで指定する以外にも、アイコンを操作してどちらの再開処理を行うかを決める構成でもよい。また、ユーザ2の選択操作によらずに、どちらか一方の再開処理をユーザ端末1500が自動実行してもよい。例えば、予め、どちらか一方の再開処理がデフォルトとして決まっていてもよいし、一時停止時点のユーザ端末1500の位置や姿勢と現時点におけるユーザ端末1500の位置や姿勢が所与の近似条件を満たす場合には、「即時再開」で実行し、近似条件を満たさない場合は「一致検出再開」で実行するようにしてもよい。
また、適合条件を満たしているかの判定は、ライブ画像30に拡張現実画像を表示する場合でも、現実空間画像に重畳される仮想空間画像同士を比較して、適合条件を満たしているか判定するとしてもよい。
図13は、本実施形態におけるユーザ端末1500の機能構成例を示す機能ブロック図である。ユーザ端末1500は、操作入力部100と、測位部102と、加速度計測部106と、姿勢計測部108と、音声入力部110と、撮影部120と、端末処理部200と、音出力部390と、画像表示部392と、通信部394と、端末記憶部500とを備える。
操作入力部100は、プレーヤによってなされた各種の操作入力に応じた操作入力信号を端末処理部200に出力する。例えば、プッシュスイッチや、ジョイスティック、タッチパッド、トラックボール、加速度センサ、ジャイロ、CCDモジュール、などによって実現できる。図2の方向入力キー1502や、ボタンスイッチ1504、タッチパネル1506、がこれに該当する。
測位部102は、ユーザ端末1500の位置情報を取得し端末処理部200へ出力する。図2の測位モジュール1555がこれに該当する。
加速度計測部106は、ユーザ端末1500に生じた加速度を計測し、端末処理部200へ出力する。図2の3軸加速度センサ1556がこれに該当する。
姿勢計測部108は、ユーザ端末1500の姿勢変化を計測し、端末処理部200へ出力する。図2の3軸ジャイロ1557がこれに該当する。
音声入力部110は、ユーザが発する音声(ユーザ音声)や環境音を集音し、音声信号を端末処理部200へ出力する。図2のマイク1210がこれに該当する。
撮影部120は、外部の様子を撮影し、その画像データを生成して端末処理部200へ出力する。図2のカメラ1520がこれに該当する。
端末処理部200は、例えばCPUやGPU等のマイクロプロセッサや、ICメモリなどの電子部品によって実現され、操作入力部100や端末記憶部500を含む各機能部との間でデータの入出力制御を行う。そして、所定のプログラムやデータ、操作入力部100からの操作入力信号、サーバシステム1100から受信した各種データに基づいて各種の演算処理を実行して、ユーザ端末1500の動作を制御する。図2の制御基板1550がこれに該当する。
そして、本実施形態における端末処理部200は、カメラワーク記録管理部202と、計時部280と、音生成部290と、画像生成部292と、通信制御部294と、を有する。
カメラワーク記録管理部202は、カメラワークデータ550の記録に係る各種処理を実行する。具体的には、カメラワーク記録管理部202は、計測データ取得制御部210と、仮想空間設定部212と、被写体制御部214と、仮想カメラ制御部216と、仮想空間画像生成制御部218と、拡張現実画像生成制御部220と、サウンド出力制御部222と、記録制御部224と、操作指示制御部226と、不適変化時自動停止制御部228と、記録停止通知制御部230と、再生画像生成制御部232と、比較表示制御部234と、再生タイミング手動指定制御部236と、再生タイミング自動指定制御部238と、一致判定部240と、適合通知制御部242と、自動記録開始制御部244と、を有する。勿論、これら以外の機能部も適宜含めることができる。
計測データ取得制御部210は、ユーザ端末1500の位置および姿勢を計測した計測データを取得する制御を行う。本実施形態では、ユーザ端末1500に具備されたカメラ1520を用いて計測データを取得する。具体的には、拡張現実技術による制御を行う。すなわち、カメラ1520が撮影している画像からARマーカ5を認識し、相対位置・相対姿勢を算出して計測データとする(図3参照)。また、測位部102、加速度計測部106、姿勢計測部108の各計測データに基づいてユーザ端末1500の位置や姿勢、位置変化や姿勢変化、移動軌跡L1を求める制御もこれに該当する。データに着目すれば、実撮影条件データ560の生成制御も該当する。
なお、計測データの取得は、ユーザ端末1500に具備されたカメラ1520やセンサ類を用いる計測にて実現する場合に限らない。例えば、通信可能な外部装置から、ユーザ端末1500の位置や姿勢の計測データを取得する構成も可能である。具体的には、ユーザ端末1500と別体の位置姿勢計測装置を用意して、当該装置によりユーザ端末1500と位置や姿勢の基準となるもの(ARマーカ5など)との相対位置と相対姿勢とを計測し、計測データを逐一データ通信でユーザ端末1500に送信させるとしてもよい。その場合、当該位置姿勢計測装置による計測手法は、適宜設定可能である。例えば、赤外線ビームを照射して各部位の相対距離を計測する手法や、画像を撮影して画像解析して求める手法であってもよい。
仮想空間設定部212は、被写体オブジェクトが配置された仮想3次元空間を設定する。背景オブジェクトが設定されている場合は、これも仮想3次元空間に配置・設定する。
本実施形態では、仮想空間設定部212は、システム管理者や運営事業者によって予め用意されている仮想3次元空間の設定データに基づいて、被写体オブジェクト4や背景オブジェクトを所定の初期位置に配置する。勿論、ユーザ2が、仮想3次元空間に配置するオブジェクトの初期位置や初期状態を設定できる構成であってもよい。その場合、ユーザ自身が作成した設定データに限らず、他ユーザが作成した設定データを用いるとしてもよい。
被写体制御部214は、所与の時間軸に沿った所与の動作を被写体オブジェクトに行わせる制御をする。本実施形態では、被写体制御部214は、楽曲の再生と同期した動作制御を行う。すなわち、被写体制御部214は、サウンド(所与の楽曲及び/又は所与の音声)に合わせた動作を被写体オブジェクトに行わせる。その際、被写体制御部214は、記録開始指示に応じて時間軸を作動開始させて被写体オブジェクトの動作を開始させ、記録停止指示に応じて時間軸を停止させて被写体オブジェクトの動作を停止させる一斉制御を行う。
なお、一斉制御は、切替操作によってオン/オフが切り替え可能であり、被写体制御部214は、一斉制御がオンの場合には一斉制御を行い、オフの場合には記録開始指示および記録停止指示に関わらず被写体オブジェクトの動作制御を継続する。
仮想カメラ制御部216は、仮想3次元空間を撮影する仮想カメラの位置および姿勢を、位置や姿勢の計測データに連動させて制御する。データに着目すれば、仮想撮影条件データ570の生成制御もこれに該当する。そして、連動制御の際には、仮想カメラ制御部216は、仮想カメラC1の撮影画角を撮影部120のズーム倍率に連動させて制御する。また、仮想カメラ制御部216が、一時停止から記録を再開する際には、再開時のズーム倍率(すなわちライブ画像におけるズーム倍率)を、再開タイミングにおけるズーム倍率に合わせるように自動的に変更するとしてもよい。この場合、ユーザ2は記録を再開する際、ユーザ端末1500の位置と姿勢を再開タイミングの状態に合わせることに専念できるので好適である。
仮想空間画像生成制御部218は、仮想カメラC1で撮影された仮想3次元空間の画像を生成する仮想空間画像生成手段の1つであって、生成制御を行う。
拡張現実画像生成制御部220は、拡張現実画像を生成する制御を行う。本実施形態では、撮影画面W8のモニタ表示10へ表示される画像の生成制御がこれに該当する。
サウンド出力制御部222は、時間軸に沿った所与の楽曲及び/又は所与の音声を出力させる制御をする。本実施形態では、楽曲データ514に基づく楽曲の再生制御がこれに該当する。
記録制御部224は、仮想カメラ制御部216によって連続的に制御された仮想3次元空間中の仮想カメラC1の位置および姿勢を再現可能なカメラワークデータ550(図5参照)を記録する記録制御を行う。
具体的には、記録制御部224は、仮想カメラC1の位置および姿勢を時間軸と対応付けて記録することで、時間軸に同期したカメラワークを再現可能なようにカメラワークデータ550を記録するように制御する。
また、記録制御部224は、所与の記録開始指示に応じて記録を開始し、所与の記録停止指示に応じて記録を停止し、所与の記録再開指示に応じて記録を再開する。
また、記録制御部224は、仮想カメラの撮影画角を再現可能なデータをカメラワークデータに含めて記録する。
操作指示制御部226は、所定の記録開始操作によって記録開始指示を与え、所定の記録停止操作によって記録停止指示を与える。
不適変化時自動停止制御部228は、位置や姿勢の計測データが、仮想3次元空間を撮影する際の不適な変化をしたことを示す所与の不適変化条件を満たしたことを検出し、当該検出に応じて記録停止指示を与える。
記録停止通知制御部230は、不適変化時自動停止制御部228による記録の停止をユーザに通知する制御を行う。本実施形態では、自動停止通知19(図9参照)の表示制御がこれに該当する。
再生画像生成制御部232は、記録制御部224により記録されたカメラワークデータ550に基づいて、当該カメラワークの所与の再生タイミングにおける仮想カメラからの仮想3次元空間の画像である再生画像を生成する制御を行う。本実施形態では、再生タイミングは、再開タイミングとして指定される。そして、仮想空間画像録画データ582からの再開タイミング時仮想空間画像32のデータの読み出し、或いは再生タイミングにおける被写体オブジェクト4の動作および仮想カメラC1のカメラワークを再現すること、がこれに該当する。
比較表示制御部234は、その時のライブ画像と、再生タイミングにおける再生画像とを比較可能な態様にて表示する制御を行う(図10参照)。具体的には、比較表示制御部234は、その時撮影されている仮想空間のライブ画像と再生画像とを重畳的に表示する制御を行う。
なお、比較対象として仮想空間画像ではなく、現実空間画像をライブ画像として用いる構成では、比較表示制御部234は、その時撮影されている現実空間画像と、再生タイミング時の現実空間画像とを、重畳的に表示する。
再生タイミング手動指定制御部236は、ユーザの操作に基づいて再生タイミングを指定する制御を行う。
再生タイミング自動指定制御部238は、記録停止指示が与えられた場合に、当該記録停止指示が与えられたタイミングに基づく所与のプレイバックタイミングを再生タイミングとする。具体的には、再生タイミング自動指定制御部238は、記録停止指示が与えられたタイミング(実質的には、記録停止指示により記録停止されたカメラワークデータ550の終端タイミング)から所与の時間分、時間軸を遡った時点をプレイバックタイミングとする。
一致判定部240は、ライブ画像と再生画像との一致度合を判定し、所定の適合条件を満たすか否かを判定する。
適合通知制御部242は、一致判定部240により適合条件を満たすと判定された場合にユーザに適合通知を行う制御をする。本実施形態では、適合通知34の表示制御がこれに該当する(図12参照)。
自動記録開始制御部244は、一致判定部240により適合条件を満たすと判定された場合に記録開始指示を与える。
計時部280は、システムクロックを利用して現在日時や制限時間等の計時を行う。
音生成部290は、例えばデジタルシグナルプロセッサ(DSP)や、音声合成ICなどのプロセッサ、音声ファイルを再生可能なオーディオコーデック等によって実現され、ゲームに係る効果音やBGM、各種操作音の音信号を生成し、音出力部390に出力する。
音出力部390は、音生成部290から入力される音信号に基づいて効果音やBGM等を音出力する装置によって実現される。図2のスピーカ1510がこれに該当する。
画像生成部292は、各種画像データの生成および画像表示部392にそれらの画像を表示させるための画像信号の生成出力などの制御を行う。本実施形態では、仮想空間画像、拡張現実画像、を生成する。
画像表示部392は、画像生成部292から入力される画像信号に基づいて各種画像を表示する。例えば、フラットパネルディスプレイ、プロジェクター、ヘッドマウントディスプレイといった画像表示装置によって実現できる。本実施形態では、図2のタッチパネル1506がこれに該当する。
通信制御部294は、データ通信に係るデータ処理を実行し、通信部394を介して外部装置とのデータのやりとりを実現する。
通信部394は、ネットワーク9と接続して通信を実現する。例えば、無線通信機、モデム、TA(ターミナルアダプタ)、有線用の通信ケーブルのジャックや制御回路等によって実現され、図2の無線通信モジュール1553がこれに該当する。
端末記憶部500は、端末処理部200にユーザ端末1500を統合的に制御させるための諸機能を実現するためのプログラムや、各種データ等を記憶する。また、端末処理部200の作業領域として用いられ、端末処理部200が各種プログラムに従って実行した演算結果や操作入力部100から入力される入力データ等を一時的に記憶する。こうした機能は、例えばRAMやROMなどのICメモリ、ハードディスク等の磁気ディスク、CD−ROMやDVDなどの光学ディスクなどによって実現される。図2の制御基板1550が搭載するICメモリ1552やメモリカード1540がこれに該当する。オンラインストレージを利用する構成も可能である。
図14は、端末記憶部500が記憶するプログラムやデータの例を示す図である。
端末記憶部500は、カメラワーク記録管理プログラム502と、モデルデータ510と、モーションデータ512と、楽曲データ514と、カメラワークデータ550(図5参照)と、現在日時800と、を記憶する。勿論、これら以外のプログラムやデータも適宜記憶することができる。
カメラワーク記録管理プログラム502は、端末処理部200にカメラワーク記録管理部202としての機能を実現する。
次に、本実施形態の拡張現実動画生成システム1000の動作について説明する。
図15は、ユーザ端末1500における処理の流れを説明するためのフローチャートである。ここで説明する処理の流れは、ユーザ端末1500が、端末処理部200でカメラワーク記録管理プログラム502を実行することにより実装される。
ユーザ端末1500は、先ずユーザ端末1500の位置と姿勢の計測(位置姿勢計測)と、カメラ1520での撮影とを開始し(ステップS10)、タッチパネル1506に、撮影画面W8(図8参照)を表示させ、拡張現実画像の表示を開始する(ステップS12)。
次に、ユーザ端末1500は、記録開始操作アイコン13(図8参照)へのタッチ操作を検出すると、新規の記録開始操作の入力(記録開始指示)がなされたと判断し(ステップS14)、カメラワークデータ550の新規の記録を開始する(ステップS16)。そして、記録終了操作アイコン16へのタッチ操作入力が検出されるまで、すなわち記録終了操作の入力を検出するまで(ステップS18のNO)、ユーザ端末1500は周期的に記録中断再開処理を実行する(ステップS20)。
図16〜図17は、記録中断再開処理の流れを説明するためのフローチャートである。
図16に示すように、同処理において、ユーザ端末1500は、ユーザ端末1500の位置や姿勢の計測結果が、位置不適変化条件を満たした場合と(ステップS30のYES)、姿勢不適変化条件を満たした場合と(ステップS32のYES)、中断操作の入力が検出された場合と(ステップS34のYES)の何れかの場合、記録停止指示がなされたと判断して、カメラワークデータ550の記録を一時停止する(ステップS40)。
更にユーザ端末1500は、楽曲の再生と、被写体オブジェクト4の動作制御を一時停止し(ステップS42)、その旨の表示制御を行ってユーザに一時停止を通知する(ステップS44)。但し、カメラワークデータ550の記録停止にともなう被写体オブジェクト4の動作制御を一時停止する処理のオン/オフは、予めユーザによるON/OFF設定操作の対象とされ、ON/OFF設定操作の結果は端末記憶部500に記憶されるものとする。ユーザ端末1500は、これがONの場合には、ステップS42およびステップS44を実行し、OFFの場合にはスキップする。
次に、ユーザ端末1500は、再開タイミングの初期値を自動選択・自動指定する(ステップS46)。一時停止がユーザによる中断操作入力によるものであれば、再開タイミングを一時停止したカメラワークデータ550の終端タイミングとする。一時停止が、位置不適変化条件を満たした場合又は姿勢不適変化条件を満たした場合によるものであれば、自動時間遡及を行って再開タイミングを自動選択する(図11参照)。勿論、一時停止の理由がユーザによる操作入力か、不適変化を検出したかに係わらず、全てにおいて自動時間遡及を行うとしてもよいし、全てにおいて終端タイミングを再開タイミングとする構成も可能である。
次に、ユーザ端末1500は、一時停止後の撮影画面W10(図10参照)にて、再開タイミング時仮想空間画像32とライブ画像30との比較が可能な同時表示を開始し(ステップS48)、シークバー20を表示させて再開タイミングのユーザ指定操作の入力の受け付けを開始する(ステップS50)。
図17に移って、再開タイミングの指定操作の入力を検出したならば(ステップS60のYES)、ユーザ端末1500は、再開タイミング時仮想空間画像32を指定された再開タイミング時点の画像に差し替えする(ステップS62)。そして、楽曲の再生位置と、被写体オブジェクト4の再生位置とを指定操作された再開タイミングの時点に合わせる(ステップS64)。
次に、再開操作アイコン15への短い時間の単発的なタッチを検出すると、ユーザ端末1500は即時再開操作の入力(記録再開指示)がなされと判断し(ステップS70のYES;図12参照)、カメラワークデータ550の記録の再開と(ステップS82)、楽曲の再生と被写体オブジェクト4の動作制御とを再開する(ステップS84)。なお、再開タイミングが一時停止されていたカメラワークデータ550の終端タイミングでない場合は、指定された再開タイミングの時点から終端タイミングまでのデータは、記録再開されたデータで上書きされる。
次いで、ユーザ端末1500は、記録再開の旨をユーザに通知する制御を行って(ステップS86)、記録中断再開処理を終了する。
一方、再開操作アイコン15への長押しタッチを検出すると、ユーザ端末1500は自動再開操作の入力(記録再開指示)がなされたと判断し(ステップS72のYES;図12参照)、再開タイミング時仮想空間画像32とライブ画像30との一致度合の判定と、適合条件との照合を開始する(ステップS74)。また、一致度合が適合条件を満たした場合、画像が一致したと見なし、適合通知34を表示するともに、記録再開指示に基づく自動再開条件が満たされたと判断して、自動的に記録を再開する(ステップS82)。言い換えると、ユーザ端末1500は、一致判定の適合条件を満たすと判定された場合に記録再開指示を自ら与える。
そして、自動再開以降は、ユーザ端末1500は、即時再開と同様に、楽曲の再生と被写体オブジェクト4の動作制御とを再開し(ステップS84)、記録再開の旨をユーザに通知する制御を行って(ステップS86)、記録中断再開処理を終了する。
なお、記録終了操作の入力が検出された場合は(ステップS90のYES)、ユーザ端末1500は、記録を一時停止したままでも記録中断再開処理を終了するともに、カメラワークデータ550の記録を終了することができる。
図15に戻って、所定の記録停止操作の入力が検出されると(ステップS18のYES)、ユーザ端末1500は、カメラワークデータ550の記録を終了し(ステップS100)、楽曲の再生と被写体オブジェクト4の制御を終了し(ステップS102)、一連の処理を終了する。
なお、ユーザ端末1500は、記録されたカメラワークデータ550等のサーバシステム1100へのアップロードは、所定のアップロード操作の入力を検出すると実行する(図6参照)。そして、所定の拡張現実画像の生成リクエスト操作の入力を検出すると、ユーザ端末1500は、所定の生成リクエストをサーバシステム1100へ送信する。
サーバシステム1100は、生成リクエストを受信すると、送信元であるユーザ端末1500からアップロードされたカメラワークデータ550等を用いて、拡張現実画像の動画データを作成し、これをユーザ端末1500へ提供可能にする(図7参照)。
このように、本実施形態によれば、「ユーザ自らがビデオカメラを手に持って撮影した」リアリティのある拡張現実の動画を簡単に作成できる。
〔変形例〕
以上、本発明を適用した実施形態について説明したが、本発明を適用可能な形態は上記形態に限定されるものではなく適宜構成要素の追加・省略・変更を施すことができる。
[変形例その1]
例えば、上記実施形態では、被写体オブジェクト4の数を1体として図示したが、同時に複数体用いてもよい。
[変形例その2]
また、上記実施形態では拡張現実(AR)の画像の動画を作成する例を示したが、上記実施形態は、仮想現実(VR)の画像の動画を作成する場合でも同様であり、上記実施形態の説明の「拡張現実」を「仮想現実」に適宜読み替えれば良い。
[変形例その3]
また、上記実施形態では、ユーザ端末1500の位置や姿勢の計測にARマーカ5を用いる構成を例示したが、マーカレス方式の拡張現実技術を用いて位置や姿勢を計測するとしてもよい。
[変形例その4]
また、上記実施形態では、人の形態を有する仮想キャラクタが楽曲に合わせて歌って踊る様子を撮影する例を示したたが、被写体オブジェクト4は、動物でも良いし、植物、風景、乗り物、などでもよい。そして、被写体オブジェクトとしたものによっては、楽曲の再生や、楽曲に同期した動作制御も適宜省略可能である。
[変形例その5]
また、上記実施形態では、カメラワークデータ550の記録の再開は、直近過去に記録したカメラワークデータ550を対象したが、これに限らない。例えば、上記実施形態におけるステップS60〜ステップS82を別途、指定記録再開処理として、個別に実行可能な構成とし、ユーザに記録済のカメラワークデータ550を選択可能に提示して、選択されたカメラワークデータ550を対象に、指定記録再開処理を実行する構成も可能である。
[変形例その6]
また、上記実施形態では、拡張現実画像の動画の生成をサーバシステム1100にて行う例を示したが、これをユーザ端末1500にて行う構成も可能である。
[変形例その7]
また、上記実施形態では、撮影画面において表示する操作アイコンは、適宜状況に応じて選択することができる(図8、図10、図11、図12参照)。例えば、記録処理の実行状況に応じて、その時点においてユーザが操作可能なアイコンのみを表示するようにしてもよい。具体的には、記録中は、中断操作アイコン14と、記録終了アイコン16のみを表示し、一時停止中は、中断操作アイコン14に代えて再開操作アイコン15を表示する。
また、撮影画面において操作アイコンを用いずに、各種の操作入力を受け付けるとしてもよい。例えば、タッチパネルへのタッチ軌跡を使用したジェスチャによる入力で各種の操作を指示してもよいし、ユーザ端末1500の物理ボタンによる操作入力で指示してもよいし、画面へのタッチで一時停止(記録中に画面タッチで一時停止指示)と記録再開(一時停止中に画面タッチで再開指示)を指示するようにしてもよい。
[変形例その8]
また、記録の自動停止の例として、ユーザ端末1500の位置や姿勢の急激な変化を検出した場合を例示したが、それ以外でも適宜自動停止を行う構成も可能である。
例えば、ユーザ端末1500のシステムからの通知(電源低下、他のアプリからの通知、電話の着信など)があった場合に記録を一時停止してもよい。また、ユーザ端末1500がユーザ2の操作入力に基づいてスリープモードに移行した場合に一時停止してもよい。また、ユーザ端末1500が、他のアプリケーションへの切替操作が入力された場合には記録を一時停止するとしてもよい。
[変形例その9]
また、再開タイミングの設定については、上記実施形態では、再開タイミングの指定操作入力をシークバー20で受け付ける例を示したが、これに限らない。
例えば、ユーザ端末1500が、任意の複数の再開タイミング候補を自動選択し、その再開タイミング候補に対応する画像をそれぞれサムネイル画像で表示して、ユーザに選ばせるとしてもよい。その際、ユーザ端末1500の位置や姿勢の不適当な変化を検出して自動停止した場合、当該停止時点から所定時間ごとに遡ったタイミングを再開タイミング候補として含めると好適である。また、自動停止した停止時点から遡って、ユーザ端末1500の位置変化や姿勢変化がデータ上(加速度などのパラメータが所定範囲内になって)安定しているタイミングを再生タイミング候補としてもよい。更に言えば、ユーザ2による再開タイミングの手動選択を受け付けずに、ユーザ端末1500が再開タイミングを自動的に決定するとしてもよい。
2…ユーザ
4…被写体オブジェクト
5…ARマーカ
11…タイムコード
13…記録開始操作アイコン
14…中断操作アイコン
15…再開操作アイコン
16…記録終了操作アイコン
19…自動停止通知
20…シークバー
30…ライブ画像
32…再開タイミング時仮想空間画像
34…適合通知
100…操作入力部
106…加速度計測部
108…姿勢計測部
120…撮影部
200…端末処理部
202…カメラワーク記録管理部
210…計測データ取得制御部
212…仮想空間設定部
214…被写体制御部
216…仮想カメラ制御部
218…仮想空間画像生成制御部
220…拡張現実画像生成制御部
222…サウンド出力制御部
224…記録制御部
226…操作指示制御部
228…不適変化時自動停止制御部
230…記録停止通知制御部
232…再生画像生成制御部
234…比較表示制御部
236…再生タイミング手動指定制御部
238…再生タイミング自動指定制御部
240…一致判定部
242…適合通知制御部
244…自動記録開始制御部
292…画像生成部
500…端末記憶部
502…カメラワーク記録管理プログラム
550…カメラワークデータ
560…実撮影条件データ
567…実移動軌跡データ
570…仮想撮影条件データ
577…仮想カメラ移動軌跡データ
580…現実画像録画データ
582…仮想空間画像録画データ
584…拡張現実動画データ
800…現在日時
1000…拡張現実動画生成システム
1100…サーバシステム
1500…ユーザ端末
1520…カメラ
1550…制御基板
1556…3軸加速度センサ
1557…3軸ジャイロ
C1…仮想カメラ

Claims (17)

  1. 携帯型のコンピュータを、
    前記コンピュータの位置および姿勢を計測した計測データを取得する制御を行う計測データ取得制御手段、
    被写体オブジェクトが配置された仮想3次元空間を設定する仮想空間設定手段、
    前記仮想3次元空間を撮影する仮想カメラの位置および姿勢を、前記計測データに連動させて制御する仮想カメラ制御手段、
    前記仮想カメラで撮影された前記仮想3次元空間の画像を生成する仮想空間画像生成手段、
    前記仮想カメラ制御手段によって連続的に制御された前記仮想3次元空間中の前記仮想カメラの位置および姿勢を再現可能なカメラワークデータを記録する記録制御手段、
    として機能させるためのプログラム。
  2. 所与の時間軸に沿った所与の動作を前記被写体オブジェクトに行わせる制御をする被写体制御手段、
    として前記コンピュータを機能させ、
    前記記録制御手段は、前記仮想カメラの位置および姿勢を前記計測データの時間軸と対応付けて記録することで、前記時間軸に同期したカメラワークを再現可能なカメラワークデータを記録する、
    請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記時間軸に沿った所与の楽曲及び/又は所与の音声(以下包括して「サウンド」という)を出力させる制御をするサウンド出力制御手段、
    として前記コンピュータを機能させ、
    前記被写体制御手段は、前記サウンドに合わせた動作を前記被写体オブジェクトに行わせる、
    請求項2に記載のプログラム。
  4. 前記記録制御手段は、所与の記録開始指示に応じて記録を開始し、所与の記録停止指示に応じて記録を停止し、
    前記被写体制御手段は、前記記録開始指示に応じて前記時間軸を作動開始させて前記被写体オブジェクトの動作を開始させ、前記記録停止指示に応じて前記時間軸を停止させて前記被写体オブジェクトの動作を停止させる一斉制御を行う、
    請求項2又は3に記載のプログラム。
  5. 前記一斉制御は、切替操作によってオン/オフが切り替え可能であり、
    前記被写体制御手段は、前記一斉制御がオンの場合には前記一斉制御を行い、オフの場合には前記記録開始指示および前記記録停止指示に関わらず前記被写体オブジェクトの動作制御を継続する、
    請求項4に記載のプログラム。
  6. 前記記録制御手段は、所与の記録停止指示に応じて記録を停止し、所与の記録再開指示に応じて記録を再開し、
    前記計測データが、前記仮想3次元空間を撮影する際の不適な変化をしたことを示す所与の不適変化条件を満たしたことを検出し、当該検出に応じて前記記録停止指示を与える不適変化時自動停止手段、
    として前記コンピュータを機能させるための請求項1〜5の何れか一項に記載のプログラム。
  7. 前記記録制御手段により記録された前記カメラワークデータの所与の再生タイミングにおける仮想カメラからの前記仮想3次元空間の画像である再生画像を生成する再生画像生成手段、
    前記仮想空間画像生成手段により生成されている画像であるライブ画像と、前記再生画像とを比較可能な態様で表示する制御を行う比較表示制御手段、
    として前記コンピュータを機能させるための請求項1〜6の何れか一項に記載のプログラム。
  8. 前記記録制御手段により記録された前記カメラワークデータの所与の再生タイミングにおける現実空間の画像である再生画像と、現時点における現実空間の画像であるライブ画像とを比較可能な態様で表示する制御を行う比較表示制御手段、
    として前記コンピュータを機能させるための請求項1〜6の何れか一項に記載のプログラム。
  9. ユーザの操作に基づいて前記再生タイミングを指定する再生タイミング手動指定手段、
    として前記コンピュータを機能させるための請求項7又は8に記載のプログラム。
  10. 前記記録制御手段は、所与の記録停止指示に応じて記録を停止し、所与の記録再開指示に応じて記録を再開し、
    前記記録停止指示が与えられた場合に、当該記録停止指示が与えられたタイミングに基づく所与のプレイバックタイミングを前記再生タイミングとする再生タイミング自動指定手段、
    として前記コンピュータを機能させるための請求項7〜9の何れか一項に記載のプログラム。
  11. 前記再生タイミング自動指定手段は、前記記録停止指示が与えられたタイミングから所与の時間、前記時間軸を遡った時点を前記プレイバックタイミングとする、
    請求項10に記載のプログラム。
  12. 前記比較表示制御手段は、前記ライブ画像と前記再生画像とを重畳的に表示する制御を行う、
    請求項7〜11の何れか一項に記載のプログラム。
  13. 前記ライブ画像と前記再生画像との一致度合を判定し、所定の適合条件を満たすか否かを判定する一致判定手段、
    前記一致判定手段により前記適合条件を満たすと判定された場合にユーザに適合通知を行う適合通知制御手段、
    として前記コンピュータを機能させるための請求項7〜12の何れか一項に記載のプログラム。
  14. 前記記録制御手段は、所与の記録停止指示に応じて記録を停止し、所与の記録再開指示に応じて記録を再開し、
    前記ライブ画像と前記再生画像との一致度合を判定し、所定の適合条件を満たすか否かを判定する一致判定手段、
    前記一致判定手段により前記適合条件を満たすと判定された場合に前記記録再開指示を与える自動記録開始手段、
    として前記コンピュータを機能させるための請求項7〜13の何れか一項に記載のプログラム。
  15. 前記コンピュータは、ズーム倍率を変更可能な撮影部を備え、
    前記被写体オブジェクトは、前記撮影部の撮影画像に基づくAR(Augmented Reality)キャラクタであり、
    前記仮想カメラ制御手段は、前記仮想カメラの撮影画角を前記ズーム倍率に連動させて制御し、
    前記記録制御手段は、前記仮想カメラの撮影画角を再現可能なデータを前記カメラワークデータに含めて記録する、
    請求項1〜14の何れか一項に記載のプログラム。
  16. 位置および姿勢を計測した計測データを取得する制御を行う計測データ取得制御手段と、
    被写体オブジェクトが配置された仮想3次元空間を設定する仮想空間設定手段と、
    前記仮想3次元空間を撮影する仮想カメラの位置および姿勢を、前記計測データに連動させて制御する仮想カメラ制御手段と、
    前記仮想カメラで撮影された前記仮想3次元空間の画像を生成する仮想空間画像生成手段と、
    前記仮想カメラ制御手段によって連続的に制御された前記仮想3次元空間中の前記仮想カメラの位置および姿勢を再現可能なカメラワークデータを記録する記録制御手段と、
    を備えた電子機器。
  17. 携帯型のコンピュータが実行するデータ記録方法であって、
    前記コンピュータの位置および姿勢を計測した計測データを取得する制御を行う計測データ取得制御ステップと、
    被写体オブジェクトが配置された仮想3次元空間を設定する仮想空間設定ステップと、
    前記仮想3次元空間を撮影する仮想カメラの位置および姿勢を、前記計測データに連動させて制御する仮想カメラ制御ステップと、
    前記仮想カメラで撮影された前記仮想3次元空間の画像を生成する仮想空間画像生成ステップと、
    前記仮想カメラ制御ステップによって連続的に制御された前記仮想3次元空間中の前記仮想カメラの位置および姿勢を再現可能なカメラワークデータを記録する記録制御ステップと、
    を含むデータ記録方法。
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