JP2020119138A - 住民生活支援システムおよび住民生活支援装置 - Google Patents

住民生活支援システムおよび住民生活支援装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2020119138A
JP2020119138A JP2019008493A JP2019008493A JP2020119138A JP 2020119138 A JP2020119138 A JP 2020119138A JP 2019008493 A JP2019008493 A JP 2019008493A JP 2019008493 A JP2019008493 A JP 2019008493A JP 2020119138 A JP2020119138 A JP 2020119138A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
residents
terminal device
control server
surveillance camera
chat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019008493A
Other languages
English (en)
Inventor
克之 和田
Katsuyuki Wada
克之 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Conduct Co Ltd
Original Assignee
Conduct Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Conduct Co Ltd filed Critical Conduct Co Ltd
Priority to JP2019008493A priority Critical patent/JP2020119138A/ja
Publication of JP2020119138A publication Critical patent/JP2020119138A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】住民が気軽に監視カメラにアクセスして住宅街の状況を把握することが容易な住民生活支援システムおよび住民生活支援装置を提供する。【解決手段】住民生活支援システムは、自治会が設置される住宅街の入口や公園、集会所などに設置され、要求に応じて撮影した画像を送信する監視カメラ20(20a〜20c)と、自治会を構成する住民が操作する端末装置30aと、端末装置30aにより選択された監視カメラ20a〜20cへの要求に応じて、監視カメラ20a〜20cに画像の送信を要求し、監視カメラ20a〜20cからの画像を端末装置30aへ送信する制御サーバー40とを備えている。制御サーバー40は、画像として静止画を監視カメラ20aに要求することにより、監視カメラ20aから返信された静止画を、要求元の端末装置aへ送信する。【選択図】図1

Description

本発明は、住宅街に居住し、自治会を構成する住民が安心で、かつ便利な生活を送ることを支援する住民生活支援システムおよび住民生活支援装置に関するものである。
住宅街には、住民の安心・安全のために監視カメラが住宅街に入る道路や住宅街に設置された公園、などに設置される。このような監視カメラを遠隔操作するシステムが知られている(例えば、特許文献1参照。)
特許文献1に記載の監視カメラシステムは、住宅街に複数のカメラを設置し、住民各々が自宅のパソコン(パーソナルコンピュータ)を用いて複数のカメラから一台を選択し、水平回転(パン)、垂直回転(チルト)等のカメラの方向制御や、ズーム等の制御を行い、不審者等の監視、発見を行い、セキュリティを確保するというものである。
特開2005−269489号公報
特許文献1に記載の監視カメラでは、監視カメラから離れた場所に所在する住民が、自宅のパソコンを操作して、複数のカメラから一台を選択して映像をリアルタイムに閲覧できるものではある。しかし、映像をネットワークを介して受信することは自宅のパソコンでは問題無いかも知れないが、住民が携行する携帯電話では問題となる場合がある。
例えば、映像はデータ量が多いため、高速通信が可能なものでなければならない。携帯電話にその性能があったとしても、通信会社との契約で最初から低速通信であったり、規定の通信容量を使い切ってしまい低速通信に抑えられてしまったりした場合には、映像が閲覧できないおそれがある。
そこで本発明は、住民が気軽に監視カメラにアクセスして住宅街の状況を把握することが容易な住民生活支援システムおよび住民生活支援装置を提供することを目的とする。
本発明の住民生活支援システムは、自治会が設置される住宅街の各所に設置され、要求に応じて撮影した画像を送信する監視カメラと、前記自治会を構成する住民が操作する端末装置と、前記端末装置により選択された前記監視カメラへの要求に応じて、前記監視カメラに画像の送信を要求し、前記監視カメラからの画像を前記端末装置へ送信する制御サーバーとを備え、前記制御サーバーは、前記画像として静止画を前記監視カメラに要求することにより、前記監視カメラから返信された前記静止画を、要求元の前記端末装置へ送信することを特徴とする。
また、本発明の生活支援装置は、自治会が設置される住宅街の各所に設置された監視カメラに、前記自治会を構成する住民が操作する端末装置により選択された前記監視カメラへ画像の要求に応じて、前記監視カメラが撮影し、送信された画像として静止画を受信し、要求元の前記端末装置へ送信することを特徴とする。
本発明によれば、監視カメラから静止画が、制御サーバーから要求元の端末装置へ送信されるため、住民は、自宅に居ながら、また出掛けている先で、公園の状況を把握することができる。静止画は、動画と比較してデータ量が圧倒的に少ないので、端末装置が契約している通信会社との通信容量を少ない消費で済ませることができる。更に、大勢の住民が監視カメラの画像を閲覧するために同時期に操作しても制御サーバーの負荷を軽減することができる。
前記制御サーバーは、前記端末装置に前記住民が参加するチャットサービスを提供する機能を有し、前記チャットサービスに参加するチャットボットが、前記静止画を、前記要求元の端末装置を操作する住民に提示することができる。住民は、チャットボットを相手にチャットする感覚で、静止画を閲覧することができるため、操作が容易である。
前記制御サーバーは、チャットサービスに参加する前記住民が登録者として登録されていると共に、前記自治会の管理者が登録者の一人として登録されており、前記管理者からの住民へのメッセージを、一斉連絡の対象となる住民が操作する前記端末装置へチャット画面を通じて一斉送信することができる。制御サーバーが住民にチャット画面を通じて一斉連絡するため、管理者は、簡単に住民全員に自治会に関する情報を報知することができる。
前記制御サーバーは、一斉送信されるメッセージをファイルが添付されたメッセージとして送信することができる。メッセージとしてファイルを添付することができるため、回覧として用意した資料をそのまま送信することができるため、特別な資料を準備する必要がない。
本発明によれば、住民が、自宅に居ながら、また出掛けている先で、公園の状況を把握することができ、端末装置が契約している通信会社との通信容量を少ない消費で済ませることができるので、住民が気軽に監視カメラにアクセスして住宅街の状況を把握することが容易である。
本発明の実施の形態に係る生活支援システムの構成を示す図である。 図1に示す生活支援システムの端末装置の構成を説明するための図である。 図1に示す生活支援システムの制御サーバーの構成を説明するための図である。 登録者のグルーピングを説明するための図である。 登録者を連絡先とした連絡先画面の一例を示す図である。 回覧板であるファイルが添付されたメッセージを一斉送信することを説明するための図であり、(A)は一斉連絡の対象となる登録者をチャット先として指定できる選択画面の一例を示す図、(B)はファイルが添付されたメッセージが表示されたチャット画面である一斉連絡画面の一例を示す図、(C)はメッセージを閲覧したか否かを示す既読および未読を確認することができる既読確認画面の一例を示す図である。 住民が発見した不具合を管理者に通知するチャット画面の一例を示す図である。 住宅街に設置された監視カメラを選択して監視カメラからの静止画を閲覧するカメラ操作画面の一例を示す図である。
本発明の実施の形態に係る住民生活支援システムを図面に基づいて説明する。
図1に示す住民生活支援システム10は、住宅街Rに居住し、自治会を構成する住民たちの生活を支援するものである。
住民生活支援システム10は、監視カメラ20(20a〜20c)と、端末装置30(30a,30b)と、住民生活支援装置として機能する制御サーバー40とを備えている。
監視カメラ20と端末装置30と制御サーバー40とは、電気通信回線の一例であるインターネットWに通信可能に接続されている。
監視カメラ20は、自治会が設置される住宅街Rの各所に設置される。例えば、監視カメラ20aは住宅街Rの入口となる道路、監視カメラ20bは住宅街Rに設置された公園、監視カメラ20cは住民のための集会所に設置されている。
監視カメラ20は、静止画の撮影要求を受信すると、静止画を撮影して要求元へ返信する機能を備えている。また、監視カメラ20は、撮影時の画像が大幅に変化したときに異常として検知して通知する機能を備えている。
端末装置30は、デスクトップ型やノートブック型のコンピュータとすることができるが、携行が容易なタブレット型コンピュータやスマートフォンとすることが望ましい。端末装置30aは、例えば、住民が操作するスマートフォンである。端末装置30bは、例えば、管理会社の担当者が操作するデスクトップ型のコンピュータである。
図2に示すように、端末装置30は、通信手段31と、チャット手段32と、入力手段33と、表示手段34と、記憶手段35とを備えている。
端末装置30にインストールされたアプリケーションプログラムが実行されることにより、チャット手段32として機能する。
通信手段31は、基地局を介してインターネットWと通信するものである。通信手段31は、インターネットWからの信号を受信して端末装置30内の各手段へデータを出力したり、端末装置30内の各手段からのデータをインターネットWへ信号として送信したりする機能を備えている。
チャット手段32は、制御サーバー40が提供する、住民が参加するチャットサービスを表示手段34に表示する機能を備えている。チャット手段32は、制御サーバー40からのメッセージを左側に、自装置によるメッセージを右側に、上から下に向かって時系列的に並べたチャット画面を表示する。
入力手段33は、端末装置30がタブレット型のコンピュータやスマートフォンであれば、文字や数字、記号の入力、入力位置の指定などを行うためのタッチパネルとすることができる。また、端末装置30がデスクトップ型またはノートブック型のコンピュータであれば、マウスやキーボード、タッチパッドとすることができる。
表示手段34は、液晶ディスプレイとしたり、有機ELディスプレイとしたりすることができる。
記憶手段35は、OSやアプリケーションソフト、各種のデータを記憶する不揮発性メモリである。記憶手段35は、タブレット型のコンピュータやスマートフォンであれば、フラッシュメモリとすることができ、デスクトップ型またはノートブック型のコンピュータであれば、ハードディスクドライブやSSD(Solid State Drive)とすることができる。
図1に示す制御サーバー40は、運営会社または管理会社に設置されたコンピュータである。制御サーバー40は、生活支援プログラムが動作することで生活支援装置として機能するものである。
図3に示す制御サーバー40は、通信手段41と、登録手段42と、監視カメラ制御手段43と、チャット制御手段44と、ボット制御手段45と、メール制御手段46と、記憶手段47とを備えている。
通信手段41は、インターネットWからのデータを受信して制御サーバー40の各手段へ出力したり、各手段からのデータを入力してインターネットWへ送信したりする機能を備えている。
登録手段42は、各住民や管理会社のアカウントを作成して登録したり、アカウントを自治会の活動グループごとにグルーピングしたりする機能を備えている。
監視カメラ制御手段43は、監視カメラ20に向けてコマンドを発行する機能を備えている。
チャット制御手段44は、端末装置30に、各住民同士、住民と管理会社とが双方向でメッセージ通信を行うチャットサービスを提供するものである。
ボット制御手段45は、住民とのチャットの際に、チャットサービスに参加するチャットボットとしてメッセージをチャット制御手段44に出力する。
メール制御手段46は、電子メールを受信してメッセージをチャット制御手段44に出力する。
記憶手段47は、制御サーバー40の制御するOSや生活支援プログラム、各種のデータなどを格納する不揮発性メモリである。記憶手段47は、大容量のハードディスクドライブとする他、端末装置30と同様に、SSDとすることができる。
以上のように構成された本発明の実施の形態に係る生活支援システムの動作および使用状態を図面に基づいて説明する。
まず、運営会社の担当者が、図示しない端末装置を操作し、図1に示す制御サーバー40にアクセスして、住民や管理会社を、チャットサービスに参加する登録者として登録して、アカウントを作成すると共に、自治会の活動グループごとにグルーピングを指定する。
図3に示す登録手段42は、住民を識別するための住民識別情報と、端末装置30を識別するための端末識別情報とを関連付けて記憶手段47に格納する。また、登録手段42は、住民識別情報と、活動グループを識別するグループ識別情報とを関連付けて記憶手段47に格納する。
例えば、図4に示すように、管理会社A〜Cと、一丁目の住民a1〜住民a10と、二丁目の住民b1〜住民b8と、三丁目の住民c1〜住民c12とが登録されている。この中から、管理会社Aと、一丁目の住民a1と、二丁目の住民b1と、三丁目の住民c1とが清掃活動グループに属している。また、管理会社Cと、一丁目の住民a2と、住民b1とが町内イベント活動グループに属している。
このようにして登録が完了すると、運営会社の担当者は、端末装置30を操作して制御サーバー40にアクセスして登録者(管理会社、住民)とそのグルーピング(グループ分け)とを確認する。チャット手段32により、登録者を連絡先とした連絡先画面P1が、図5に示すように表示手段34に表示される。
図5に示す例では、自治会事務局のグループとして管理会社3社が登録されている。また、一丁目の住民10人、二丁目の住民8人、三丁目の住民12人が登録されている。更に、清掃活動グループには4人(1社と3人)が登録され、町内イベント活動グループには3人(1社と2人)が登録されている。
このように各住民や管理会社は、重複してグループに属することができる。
また、登録手段42は、登録者の中から管理者を決めることができる。例えば、住民たちで設立された管理組合を自治会の管理者として登録した場合には、管理者は端末装置30bのチャット手段32により制御サーバー40にアクセスすると、チャット制御手段44は、図6(A)に示すように、「一斉連絡」の対象となる28人の登録者をチャット先として指定できる選択画面P2を端末装置30に送信する。「一斉連絡」は、管理組合を設立した住民全員を送信先として登録手段42が登録している。
管理者が、回覧板となるファイル(例えば、PDF(Portable Document Format)形式のファイル。)をメッセージに添付する操作して、投稿者を管理組合として一斉送信することで、チャット制御手段44は、一斉連絡として登録された住民全員が操作する端末装置30a用のメッセージとして、ファイル付きのメッセージを記憶手段47に格納する。
端末装置30aでは、チャット手段32が、制御サーバー40にアクセスすることで、管理組合からのファイルが添付されたメッセージを読み込み、図6(B)に示すチャット画面である一斉連絡画面P3を表示手段34に表示する。この一斉連絡画面P3では、ファイルが添付されたメッセージが、管理組合からのメッセージとして表示されている。
住民が添付されたファイルを開くことで、管理組合からのお知らせを組合員である住民全員に知らせることができる。
このようにして、管理者は、ファイルを添付して住民にチャット画面(一斉連絡画面P3)を通じて一斉連絡することができるため、従来は住民が一軒一軒回覧板を手で回していたところを、簡単に住民全員に自治会に関する情報を報知することができる。
また、メッセージとしてファイルを添付することができるため、回覧として用意した資料をそのまま送信することができるので、特別な資料を準備する必要がない。
管理者は、端末装置30bを操作して制御サーバー40にアクセスすることで、メッセージを閲覧したか否かが「既読」および「未読」により確認することができる。
管理者は端末装置30bを操作してチャット画面を起動してメッセージを閲覧すると、チャット手段32は、住民がメッセージを表示させ閲覧したことを示す既読通知を制御サーバー40に送信する。
制御サーバー40では、チャット制御手段44が記憶手段47に格納されたメッセージの情報に閲覧したことを示す既読情報を関連付ける。
そして、端末装置30bのチャット手段32からの既読情報の要求に応じて制御サーバー40のチャット制御手段44が既読情報を端末装置30へ送信する。
この既読情報の送信により、端末装置30bでは、チャット手段32が表示手段34に図6(C)に示すような既読確認画面P4を表示することができる。
既読確認画面P4では、既読が3人であり、未読が9人であることが表示されている。そして、既読確認画面P4では、既読が選択されていることで、既に閲覧した3人の住民の名前と住民が属するグループとが表示されている。
このように既読と未読が明確にわかるため、管理者は回覧板として送信したメッセージがどの程度伝わったか正確に把握できる。従って、管理者は自治会を容易に管理することができる。
次に、住民が住宅街での不具合を発見したときの通報について、チャットサービスを通じて行うことを説明する。
例えば、住民が住宅街の街灯のひとつが壊れ、不点灯状態であることに気がついたとする。このとき、住民は、端末装置30aを操作して、チャット画面を起動する。
そして、住民は、管理者である管理組合を対話相手として選択して、図7に示すように、住民同士の対話で使用されるチャット画面P5にて、不具合が発生した旨のメッセージを送信する。
このように管理者も一人の登録者(ユーザー)として登録されているため、住民は、気軽に住宅街で発生した不具合や不審者情報、自治会への要望などをチャットのメッセージとして伝えることができる。従って、住民は、更に生活レベルを向上させることができる。
次に、住民が住宅街に設置された監視カメラの画像を閲覧する場合を説明する。
住民が端末装置30aを操作して、チャット画面を起動して制御サーバー40にアクセスする。
このとき、「カメラボット」と称されるメニューを選択することで、選択可能な監視カメラ20(20a〜20c)が制御サーバー40のチャット制御手段44から端末装置30へ通知される。
端末装置30では、チャット手段32が選択可能な監視カメラ20の通知を受信することで、図8に示すカメラ操作画面P6が表示手段34に表示される。
カメラ操作画面P6では、制御サーバー40のボット制御手段45が制御するチャットボットからのメッセージとして、チャット制御手段44を介して送信された選択ボタンB1〜B3が表示されている。
選択ボタンB1は、「街区入口」の監視カメラ20aを選択するためのボタンである。選択ボタンB2は、「公園」に設置された監視カメラ20bを選択するためのボタンである。選択ボタンB3は、「集会場」に設置された監視カメラ20cを選択するためのボタンである。
例えば、住民が公園で遊ぶ子供の状況を把握したいと考えたときには、選択ボタンB2を押下(タップ)する。
この選択ボタンB2をタップすることで選択すると、チャット手段32は、制御サーバー40へ選択ボタンB2がタップされた旨の通知を送信する。
制御サーバー40では、チャット制御手段44が監視カメラ制御手段43へ選択ボタンB2がタップされた旨の通知を出力する。
そうすることで、監視カメラ制御手段43は、公園を設置場所とした監視カメラ20bの識別情報を送信先として、監視カメラ20bに向けて静止画を要求するコマンドを発行する。
監視カメラ20bは、制御サーバー40からの要求に応じて静止画を撮影して、制御サーバー40へ送信する。
制御サーバー40では、監視カメラ制御手段43が静止画を受信すると、ボット制御手段45がチャットボットの投稿として静止画を含むメッセージをチャット制御手段44へ出力することで、このメッセージが端末装置30へ送信される。
端末装置30では、静止画Pを含むメッセージMが、チャット手段32により表示手段34に表示される。
このように、住民は、チャットボットを相手にチャットする感覚で、自宅に居ながら、また出掛けている先で、公園の状況を把握することができるので、操作が容易で、利便性に優れている。
また、監視カメラ20からの静止画が、制御サーバー40から要求元の端末装置30へ送信されるため、動画と比較してデータ量が圧倒的に少ない。従って、端末装置30が契約している通信会社との通信容量を少ない消費で済ませることができる。更に、大勢の住民が監視カメラ20の画像を閲覧するために同時期に操作しても制御サーバー40の負荷を軽減することができる。
従って、住民生活支援システム10は、住民が気軽に監視カメラにアクセスして住宅街の状況を把握することが容易である。
次に、監視カメラ20が異常な状態を検知した場合を説明する。
監視カメラ20は、固定カメラであるため、通常の監視状態であれば、住民や来訪者、動物の通行や車両の通行、風による飛来物の通過など、画像の変化は局所的であり、短時間である。
しかし、監視カメラ20が何かの事情により向きが変わったり、監視カメラ20のレンズが飛来物による覆われたり、経年的な汚れ、人為的な汚染や破壊などが発生すると、画像の広い範囲で変化し、変化した後もその状態が持続する。
本実施の形態では、監視カメラ20は、撮影時の画像が大幅に変化したとき、例えば、画像の約50%以上が変化し、10分以上継続したときに異常として検知する。
監視カメラ20が異常を検知すると、予め設定された制御サーバー40のメールアドレス宛に、異常を検知した旨の電子メールを送信する。
監視カメラ20が電子メールで異常を通知するため、制御サーバー40は監視カメラ20との通信に特別なインターフェイスを持つことなく、異常通知を受信することができる。
制御サーバー40では、メール制御手段46が電子メールにより送信された異常通知を受信すると、この異常通知をボット制御手段45へ出力する。
ボット制御手段45は、異常通知を管理者が操作する端末装置30へのチャットボットからのメッセージとして記憶手段47に格納する。
管理者が端末装置30を操作してチャット画面を起動して制御サーバー40にアクセスする。
制御サーバー40のチャット制御手段44は、管理者が操作する端末装置30宛のメッセージを記憶手段47から読み込み端末装置30へ送信する。
端末装置30では、チャット手段32が制御サーバー40からの異常通知をチャット画面に表示する。
監視カメラ20の異常がチャットボットのチャットにより通知されるため、管理者は、住民たちとの対話に用いられるチャットサービスを通じて知ることができるので、特別な操作を覚える必要がなく、容易に監視カメラ20の状態を把握することができる。
以上、本実施の形態に係る生活支援システムを説明した。本実施の形態では、1台のコンピュータである制御サーバー40が、監視カメラ制御手段43と、チャット制御手段44と、ボット制御手段45と、メール制御手段46とを備えるように構成されていたが、別々のサーバーが備えるようにしてもよく、任意に複数のコンピュータから構成することができる。
本発明の住民生活支援システムおよび住民生活支援装置は、住宅街に居住し、自治会を構成する住民が安心で、かつ便利な生活を送ることを支援するための装置として好適である。
10 住民生活支援システム
20,20a,20b,20c 監視カメラ
30,30a,30b 端末装置
31 通信手段
32 チャット手段
33 入力手段
34 表示手段
35 記憶手段
40 制御サーバー
41 通信手段
42 登録手段
43 監視カメラ制御手段
44 チャット制御手段
45 ボット制御手段
46 メール制御手段
47 記憶手段
W インターネット
P1 連絡先画面
P2 選択画面
P3 一斉連絡画面
P4 既読確認画面
P5 チャット画面
P6 カメラ操作画面
A〜C 管理会社
a1〜a10,b1〜b8,c1〜c12 住民
B1〜B3 選択ボタン
P 静止画
M メッセージ
R 住宅街
W インターネット

Claims (5)

  1. 自治会が設置される住宅街の各所に設置され、要求に応じて撮影した画像を送信する監視カメラと、
    前記自治会を構成する住民が操作する端末装置と、
    前記端末装置により選択された前記監視カメラへの要求に応じて、前記監視カメラに画像の送信を要求し、前記監視カメラからの画像を前記端末装置へ送信する制御サーバーとを備え、
    前記制御サーバーは、前記画像として静止画を前記監視カメラに要求することにより、前記監視カメラから返信された前記静止画を、要求元の前記端末装置へ送信する住民生活支援システム。
  2. 前記制御サーバーは、前記端末装置に前記住民が参加するチャットサービスを提供する機能を有し、前記チャットサービスに参加するチャットボットが、前記静止画を、前記要求元の端末装置を操作する住民に提示する請求項1記載の住民生活支援システム。
  3. 前記制御サーバーは、前記チャットサービスに参加する前記住民が登録者として登録されていると共に、前記自治会の管理者が登録者の一人として登録されており、前記管理者からの住民へのメッセージを、一斉連絡の対象となる住民が操作する前記端末装置へチャット画面を通じて一斉送信する請求項2記載の住民生活支援システム。
  4. 前記制御サーバーは、一斉送信されるメッセージをファイルが添付されたメッセージとして送信する請求項3記載の住民生活支援システム
  5. 自治会が設置される住宅街の各所に設置された監視カメラに、前記自治会を構成する住民が操作する端末装置により選択された前記監視カメラへ画像の要求に応じて、前記監視カメラが撮影し、送信された画像として静止画を受信し、要求元の前記端末装置へ送信する住民生活支援装置。
JP2019008493A 2019-01-22 2019-01-22 住民生活支援システムおよび住民生活支援装置 Pending JP2020119138A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019008493A JP2020119138A (ja) 2019-01-22 2019-01-22 住民生活支援システムおよび住民生活支援装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019008493A JP2020119138A (ja) 2019-01-22 2019-01-22 住民生活支援システムおよび住民生活支援装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020119138A true JP2020119138A (ja) 2020-08-06

Family

ID=71890791

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019008493A Pending JP2020119138A (ja) 2019-01-22 2019-01-22 住民生活支援システムおよび住民生活支援装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020119138A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7043665B1 (ja) 2021-07-20 2022-03-29 株式会社ラムダシステム プログラム、コンピュータおよび情報処理方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7043665B1 (ja) 2021-07-20 2022-03-29 株式会社ラムダシステム プログラム、コンピュータおよび情報処理方法
JP2023015562A (ja) * 2021-07-20 2023-02-01 株式会社ラムダシステム プログラム、コンピュータおよび情報処理方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3581560B2 (ja) カメラ制御システムおよびコンピュータ端末およびそれらの制御方法およびそれらの制御を実行するプログラムを記憶した記憶媒体
JP4349199B2 (ja) 時空間通信システム
US20120092447A1 (en) Remote management system, remote management method, and monitoring server
CN104202354A (zh) 隐患信息管理方法和系统
US11256559B2 (en) Error display system, error display method, and information processing apparatus
US9374556B2 (en) Apparatus, system, and method of controlling output of content data, and recording medium
JP5715775B2 (ja) 画像監視システムおよび画像監視方法
US10382721B2 (en) Communication terminal, communication system, communication method, and non-transitory computer-readable medium
JP2020119138A (ja) 住民生活支援システムおよび住民生活支援装置
JP5953891B2 (ja) 地域情報マップと個人idを利用した情報通信システム
JP5587803B2 (ja) ネットワーク対応型の集合住宅用インターホンシステム
US20150379223A1 (en) Communication system, management system, information managing method, and recording medium
JP4483623B2 (ja) 監視通報サーバ及び監視通報システム
US20220019945A1 (en) Method of providing electronic data, system, and terminal apparatus
JP2015225612A (ja) デジタルサイネージシステム並びにそれに用いるサイネージ装置、デジタルサイネージ情報サーバ用プログラム、サイネージ装置用プログラム及び携帯端末用プログラム
JP3425109B2 (ja) 集合住宅用ネットワークシステム
JP5853198B2 (ja) ネットワーク対応型の集合住宅用インターホンシステム
JP5830713B2 (ja) ネットワーク対応型の集合住宅用インターホンシステム
JP5903614B2 (ja) 情報配信システム、情報配信サーバ、プログラム
US20150180941A1 (en) Cloud Scene Sharing System
JP7515083B2 (ja) 画面表示方法、プログラム及び遠隔制御システム
KR100848508B1 (ko) 검색서버를 이용한 정보채널 제공 시스템
JP2007028557A (ja) 無人拠点管理代行システム
JP2002034022A (ja) 表示装置の広域運用システム
KR20170075350A (ko) 복수의 스마트 단말기를 이용한 영상 관제 시스템 및 그 방법