JP2020116799A - 発泡樹脂成形品の成形方法及び成形装置 - Google Patents

発泡樹脂成形品の成形方法及び成形装置 Download PDF

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Abstract

【課題】所定部材(表皮材62)が固定型3の成形面3a又は可動型4の成形面4aに部分的にセットされる場合において、発泡性樹脂11全体で均一な大きさの気泡が得られる、発泡樹脂成形品の成形方法及び成形装置を提供する。【解決手段】キャビティ5における所定部材がセットされている側に対応する第1対応部5aから発泡性樹脂11の供給を開始し、かつ、第1対応部5aへの発泡性樹脂11の充填が完了しても、その供給を継続して、第1対応部5aに供給された発泡性樹脂11を、第1対応部5aから、キャビティ5における上記所定部材がセットされていない側に対応する第2対応部5bに供給するとともに、第1対応部5aへの発泡性樹脂11の充填完了後でかつ第2対応部5bへの第1対応部5aからの発泡性樹脂11の充填完了前に、第2対応部5bへの第1対応部5aを経由しない発泡性樹脂11の直接供給を開始する。【選択図】図5

Description

本発明は、表側面又は裏側面の一部に所定部材が一体的に設けられた発泡樹脂成形品の成形方法及び成形装置に関する技術分野に属する。
従来より、表側面又は裏側面に所定部材(芯材や表皮材等)が一体的に設けられた発泡樹脂成形品の成形方法及び成形装置はよく知られている。例えば特許文献1及び2には、成形型の型開き時に、芯材や表皮材を成形型内にセットし、成形型の型締めにより成形型の固定型と可動型との間に形成されたキャビティに、溶融した発泡性樹脂を充填することが開示されている。また、特許文献1には、キャビティへの発泡性樹脂の充填の完了後に、可動型を成形型の型開き方向に後退させる(所謂コアバックさせる)ことで、発泡性樹脂を発泡させることが開示されている。
特開2010−082842号公報 特開2008−173896号公報
ところで、上記所定部材が発泡樹脂成形品の表側面又は裏側面の一部に設けられる場合がある。この場合、成形型の型開き時に、上記所定部材が成形型の固定型又は可動型の成形面に部分的にセットされる。そして、キャビティにおける上記所定部材がセットされている側に対応する第1対応部と上記所定部材がセットされていない側に対応する第2対応部とに、溶融した発泡性樹脂が同時に供給され、キャビティ全体への発泡性樹脂の充填完了後に、可動型を成形型の型開き方向に後退させることで、発泡性樹脂を発泡させる。
しかし、上記のように上記所定部材が固定型又は可動型の成形面に部分的にセットされた場合、キャビティの上記第1対応部と上記第2対応部とでは、通常、充填された発泡性樹脂の冷却速度が異なるという問題がある。すなわち、上記所定部材が、キャビティに充填された発泡性樹脂の熱を固定型又は可動型に伝達するのを阻害することになり、キャビティの上記第1対応部では、上記第2対応部に対して、発泡性樹脂の冷却速度が遅くなる。
このため、キャビティ全体への発泡性樹脂の充填完了後における或るタイミングで可動型の後退(コアバック)を開始したときに、その後退開始時(つまり発泡開始時)において、上記第1対応部と上記第2対応部とで発泡性樹脂の温度が異なり、この結果、上記第1対応部と上記第2対応部とで、発泡性樹脂の発泡性が異なって、発泡後の発泡性樹脂の気泡の大きさが異なってしまう。
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、所定部材が固定型又は可動型の成形面に部分的にセットされる場合において、発泡性樹脂全体で均一な大きさの気泡が得られる、発泡樹脂成形品の成形方法及び成形装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の第1態様では、表側面又は裏側面の一部に所定部材が一体的に設けられた発泡樹脂成形品の成形方法を対象として、固定型及び可動型を有する成形型における該固定型又は該可動型の成形面に、上記所定部材を部分的にセットするセット工程と、上記セット工程の終了後に、上記成形型の型締めにより上記固定型と上記可動型との間に形成されたキャビティに、溶融した発泡性樹脂を充填する充填工程と、上記充填工程の終了後に、上記可動型を上記成形型の型開き方向に後退させて上記発泡性樹脂を発泡させる発泡工程とを備え、上記充填工程は、上記キャビティにおける上記所定部材がセットされている側に対応する第1対応部から上記発泡性樹脂の供給を開始して該第1対応部への上記発泡性樹脂の供給を行い、かつ、該第1対応部への上記発泡性樹脂の充填が完了しても、該第1対応部への上記発泡性樹脂の供給を継続して、該第1対応部に供給された発泡性樹脂を、該第1対応部から、上記キャビティにおける上記所定部材がセットされていない側に対応する第2対応部に供給するとともに、上記第1対応部への上記発泡性樹脂の充填完了後でかつ該第2対応部への該第1対応部からの発泡性樹脂の充填完了前に、該第2対応部への上記発泡性樹脂の上記第1対応部を経由しない直接供給を開始して、上記キャビティへの上記発泡性樹脂の充填完了まで該直接供給を行うことで、上記キャビティへの上記発泡性樹脂の充填を行う工程であるとする。
上記の成形方法により、第2対応部への発泡性樹脂の充填完了が、第1対応部への発泡性樹脂の充填完了よりも遅くなるので、第2対応部への発泡性樹脂の充填完了時(キャビティへの発泡性樹脂の充填完了時)において、第2対応部における発泡性樹脂の温度が、第1対応部における発泡性樹脂の温度よりも高くなる。そして、キャビティへの発泡性樹脂の充填完了時からの時間の経過に伴って、第1対応部及び第2対応部における発泡性樹脂の温度が、キャビティへの発泡性樹脂の充填完了時の温度からそれぞれ低下していく。第1対応部においては、所定部材によって固定型又は可動型への熱伝達が阻害されるので、第1対応部における発泡性樹脂の温度の低下速度は、第2対応部における発泡性樹脂の温度の低下速度よりも遅い。このため、キャビティへの発泡性樹脂の充填完了後において、第1対応部と第2対応部とで発泡性樹脂の温度が同じになるときがある。第1対応部と第2対応部とで発泡性樹脂の温度が同じになる時点を含む所定期間の間は、第1対応部と第2対応部とで発泡性樹脂の温度が略同じであると言える。この所定期間の間に、可動型の後退を開始すれば、第1対応部と第2対応部とで発泡性樹脂の発泡性が略同じになり、発泡後の発泡性樹脂の気泡の大きさを揃えることができるようになる。尚、上記所定部材は、キャビティに充填された発泡性樹脂の熱を固定型又は可動型に伝達するのを阻害する部材であればよい。
上記発泡樹脂成形品の成形方法において、上記発泡工程における上記可動型の後退は、上記キャビティの上記第1対応部における上記発泡性樹脂の温度と、上記第2対応部における上記発泡性樹脂の温度とが略同じであるときに開始する、ことが好ましい。
このことにより、発泡性樹脂全体で均一な大きさの気泡がより確実に得られるようになる。
上記発泡樹脂成形品の成形方法の一実施形態では、上記所定部材は、上記発泡樹脂成形品の表側面に設けられる表皮材である。
このことで、発泡樹脂成形品の外観性や人が所定部材(表皮材)に触ったときの感触を向上させることができる。
上記所定部材が表皮材である場合の一例では、上記表皮材は、表皮層と、該表皮層の裏側面に設けられたクッション層とを有する。
これにより、発泡樹脂成形品を人が触るような箇所に配置することができるとともに、人が所定部材(表皮材)に触ったときの感触をより一層向上させることができる。
また、上記所定部材が表皮材である場合の別の例では、上記発泡樹脂成形品は、車両用の内装材である。
このことにより、車両において外観性が要求される内装材や、車両の乗員が触る可能性が高い内装材に用いるのに適した発泡樹脂成形品が得られる。
本発明の第2態様では、表側面又は裏側面の一部に所定部材が一体的に設けられた発泡樹脂成形品の成形装置を対象として、固定型及び可動型を有し、該固定型又は該可動型の成形面に上記所定部材を部分的にセット可能な成形型と、上記可動型を上記固定型に対して近接及び離間するように移動させて上記成形型の型締め及び型開きを行う可動型駆動手段と、上記可動型の成形面に上記所定部材が部分的にセットされかつ上記成形型が型締めされているときに、該固定型と該可動型との間に形成されたキャビティに、溶融した発泡性樹脂を充填する充填手段とを備え、上記可動型駆動手段は、上記充填手段による上記キャビティへの上記発泡性樹脂の充填完了後に、上記可動型を上記成形型の型開き方向に後退させて上記発泡性樹脂を発泡させるように構成され、 上記充填手段は、上記キャビティにおける上記所定部材がセットされている側に対応する第1対応部に上記発泡性樹脂を供給する第1供給路と、上記キャビティにおける上記所定部材がセットされていない側に対応する第2対応部に上記発泡性樹脂を供給する第2供給路とを有し、更に上記充填手段は、上記第1供給路により上記第1対応部から上記発泡性樹脂の供給を開始して該第1対応部への上記発泡性樹脂の供給を行い、かつ、該第1対応部への上記発泡性樹脂の充填が完了しても、該第1対応部への上記発泡性樹脂の供給を継続して、該第1対応部に供給された発泡性樹脂を、該第1対応部から、上記第2対応部に供給するとともに、上記第1対応部への上記発泡性樹脂の充填完了後でかつ該第2対応部への該第1対応部からの発泡性樹脂の充填完了前に、上記第2供給路による該第2対応部への上記発泡性樹脂の上記第1対応部を経由しない直接供給を開始して、上記キャビティへの上記発泡性樹脂の充填完了まで該直接供給を行うことで、上記キャビティへの上記発泡性樹脂の充填を行うように構成されている。
この構成により、上記発泡樹脂成形品の成形方法と同様に、発泡性樹脂全体で均一な大きさの気泡が得られるようになる。
以上説明したように、本発明の発泡樹脂成形品の成形方法及び成形装置によると、所定部材が固定型又は可動型の成形面に部分的にセットされる場合において、発泡性樹脂全体で均一な大きさの気泡が得られようになる。
本発明の実施形態に係る、発泡樹脂成形品の成形装置の概略を示す側面図(部分断面図)である。 発泡樹脂成形品を簡略化して示す断面図である。 表皮材が可動型の成形面にセットされた状態で型締めが完了した状態を示す、成形型、固定プラテン及び可動プラテンの断面図である。 溶融した発泡性樹脂がキャビティの第1対応部に供給されている状態を示す図3相当図である。 キャビティの第2対応部に、第1対応部及びホットランナーの第2分岐部の両方から発泡性樹脂が供給されている状態を示す図3相当図である。 可動型が成形型の型開き方向に後退完了した状態を示す図3相当図である。 キャビティの第1対応部及び第2対応部における発泡性樹脂のそれぞれの充填完了後からの温度変化を示すグラフである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る、発泡樹脂成形品の成形装置1の概略を示す。この成形装置1は、固定型3と可動型4とを有する成形型2と、成形型2の型締め及び型開きを行う成形型開閉装置21と、成形型2の型締めにより固定型3と可動型4との間に形成されたキャビティ5に、溶融した発泡性樹脂11(図4〜図6参照)を射出して充填する射出装置31とを備える。固定型3のキャビティ5に接する面は、固定型3の成形面3aとされ、可動型4のキャビティ5に接する面は、可動型4の成形面4aとされる。
射出装置31は、成形型2の固定型3及び後述の固定プラテン22に設けられたホットランナー6に接続される加熱シリンダ32を有し、この加熱シリンダ32には、ホッパ33が接続されている。このホッパ33には、化学発泡の場合、発泡性樹脂材料(例えばポリプロピレン)のペレットと化学発泡剤とが投入され、物理発泡の場合、上記ペレットのみが投入される。物理発泡の場合には、加熱シリンダ32に接続されたガス注入部34から、ガス(窒素、二酸化炭素等)が注入される。ホッパ33に投入されたペレットは、加熱シリンダ32内に供給され、この加熱シリンダ32内で、不図示のヒータにより溶融する。尚、化学発泡剤は、加熱シリンダ32内で熱分解により発泡ガスを発生する。
加熱シリンダ32内には、図示を省略するスクリューが加熱シリンダ32の軸心回りに回転可能にかつ加熱シリンダ32の軸心方向(水平方向)に移動可能に設けられている。このスクリューにおける成形型2とは反対側の端部(後端部)が、スクリューを回転させる回転機構(モータを含む)とスクリューを移動させる移動機構(モータを含む)とを有するスクリュー駆動装置37に連結されている。そして、スクリューがスクリュー駆動装置37の回転機構によって回転しながら移動機構によって成形型2側に移動する(前進する)ことで、加熱シリンダ32内で溶融した発泡性樹脂11が、ホットランナー6を介してキャビティ5内に射出供給される。
ホットランナー6は、加熱シリンダ32に接続された共通部6aと、共通部6aから分岐してそれぞれキャビティ5に接続される第1分岐部6b及び第2分岐部6cとを有する。第1分岐部6b及び第2分岐部6cにおけるキャビティ5への開口には、該開口を開閉する第1バルブゲート8及び第2バルブゲート9がそれぞれ設けられている。
成形型開閉装置21は、固定型3が取り付けられた固定プラテン22と、可動型4が取り付けられた可動プラテン23と、可動プラテン23に連結された可動型駆動装置26とを有する。本実施形態では、可動型駆動装置26は、詳細な図示は省略するが、油圧シリンダを有していて、この油圧シリンダへの油圧の給排により、可動プラテン23及び可動型4を固定型3に対して近接及び離間するように移動させる。
可動プラテン23には、固定プラテン22に向かって水平に延びる複数の筒状部材24が設けられ、固定プラテン22には、複数の筒状部材24内で可動プラテン23に向かってそれぞれ水平に延びる複数の軸部材25が設けられている。各軸部材25には、各筒状部材24の内径と略同じ外径を有する摺動部25aが設けられており、可動プラテン23及び可動型4の移動時に、各軸部材25の摺動部25aが各筒状部材24内を摺動することで、可動プラテン23及び可動型4が水平方向に移動するように案内される。このように可動型駆動装置26は、可動型4を固定型3に対して近接及び離間するように移動させて、成形型2の型締め及び型開きを行う。また、可動型駆動装置26は、キャビティ5に充填された発泡性樹脂11を発泡させるために、成形型2の型締め状態から可動型4を成形型2の型開き方向に後退させる(所謂コアバックさせる)役割も有する。
可動型駆動装置26における油圧シリンダ(詳細には、油圧シリンダへの油圧給排用のバルブ)、スクリュー駆動装置37における回転機構及び移動機構の各モータ、並びに、第1及び第2バルブゲート8,9の作動は、コントロールユニット50により制御される。このコントロールユニット50は、周知のマイクロコンピュータをベースとするコントローラーであって、コンピュータプログラム(OS等の基本制御プログラム、及び、OS上で起動されて特定機能を実現するアプリケーションプログラムを含む)を実行する中央演算処理装置(CPU)と、例えばRAMやROMにより構成されてプログラムおよびデータを格納するメモリと、種々の信号の入出力を行うための入出力(I/O)バスとを含む。
本実施形態では、可動型駆動装置26が、可動型駆動手段を構成し、射出装置31、ホットランナー6(共通部6a、第1分岐部6b及び第2分岐部6c)、第1バルブゲート8及び第2バルブゲート9が、充填手段を構成する。
本実施形態では、成形装置1(成形型2)により成形される発泡樹脂成形品は、図2に簡略化して示すように、表側面の一部に、所定部材としての表皮材62が一体的に設けられた発泡樹脂成形品60である。すなわち、発泡樹脂成形品60は、キャビティ5に充填された発泡性樹脂11が固化した本体部61と、該本体部61の表側面の一部に一体的に設けられた表皮材62とを有する。表皮材62は、後述の如く、発泡樹脂成形品60を成形する際に、可動型4の成形面4aに部分的にセットされて、キャビティ5における表皮材62がセットされている側に対応する部分(後述の第1対応部5a)における発泡性樹脂11の熱を可動型4に伝達するのを阻害する。
本実施形態では、表皮材62は、表皮層62aと、該表皮層62aの裏側面に設けられたクッション層62bとを有する収縮性部材である。表皮層62aは、例えば塩化ビニル樹脂で構成され、クッション層62bは、例えば、電子線架橋によるポリオレフィンフォーム(ペフ)で構成される。尚、表皮材62は、収縮性部材でなくてもよい(クッション層62bを有していなくてもよい)。
発泡樹脂成形品60は、例えば車両用の内装材として用いられる。車両用の内装材としては、具体的には、トリム(ドアトリム等)、センターコンソール、トランクボード等が挙げられる。これら内装材の表側面における特に乗員が触れる可能性が高い箇所に表皮材が設けられる。
次に、図2に示す発泡樹脂成形品60の成形方法について、図3〜図5により説明する。
先ず、作業者が、成形型2の型開き状態で、可動型4の成形面4aに、表皮材62を部分的にセットする。この表皮材62がセットされる成形面4aには、表皮材62に刺さるピン等の支持部材(図示省略)が複数設けられており、これら複数の支持部材により表皮材62が成形面4aに支持されてセットされる。
その後、作業者がスイッチ操作を行うと、その操作情報がコントロールユニット50に入力され、この操作情報が入力されたコントロールユニット50からの指令に基づいて、成形型2の型締めから次の型開きまで、発泡樹脂成形品60の成形のための一連の動作が行われる。
具体的に、成形型開閉装置21の可動型駆動装置26によって、表皮材62がセットされた可動型4が固定型3に向けて移動して、成形型2の型締めが行われる。
図3に示すように、成形型2の型締め完了状態において、キャビティ5は、表皮材62がセットされている側に対応する第1対応部5aと、表皮材62がセットされていない側に対応する第2対応部5bとに分かれる。そして、ホットランナー6の第1分岐部6bは、第1バルブゲート8を介して第1対応部5aに接続され、第2分岐部6cは、第2バルブゲート9を介して第2対応部5bに接続される。第1分岐部6bは、第1対応部5aに発泡性樹脂を供給する第1供給路を構成し、第2分岐部6cは、第2対応部5bに発泡性樹脂を供給する第2供給路を構成することになる。
成形型2の型締め完了後、図4に示すように、第1バルブゲート8のみが開かれて、射出装置31によって、溶融した発泡性樹脂11がキャビティ5に供給される。すなわち、第1分岐部6bによりキャビティ5の第1対応部5aから発泡性樹脂11の供給を開始して第1対応部5aへの発泡性樹脂11の供給を行う。そして、第1対応部5aへの発泡性樹脂11の充填が完了しても、第1対応部5aへの発泡性樹脂11の供給を継続して、第1対応部5aに供給された発泡性樹脂11を、第1対応部5aから第2対応部5bに供給するとともに、第1対応部5aへの発泡性樹脂11の充填完了後でかつ第2対応部5bへの第1対応部5aからの発泡性樹脂11の充填完了前に、第2バルブゲート9を開いて、第2分岐部6cによる第2対応部5bへの発泡性樹脂11の第1対応部5aを経由しない直接供給を開始して、キャビティ5への発泡性樹脂11の充填完了まで該直接供給を行うことで、キャビティ5への発泡性樹脂11の充填を行う。
本実施形態では、第1対応部5aへの発泡性樹脂の充填完了の直後に、第2バルブゲート9を開く。すなわち、第1対応部5aへの発泡性樹脂の供給開始から該第1対応部5aへの充填が完了するような時間が経過したときに、第2バルブゲート9を開く。第1バルブゲート8は、第1対応部5aへの発泡性樹脂の充填が完了しても、開いた状態が維持されて、第1対応部5aへの発泡性樹脂の供給が継続される。このため、第2バルブゲート9が開かれた後は、図5に示すように、第2対応部5bには、第1対応部5a及び第2分岐部6cの両方から発泡性樹脂11が供給されることになる。これら両方からの発泡性樹脂11の供給は、キャビティ5への発泡性樹脂11の充填完了まで継続される。
尚、第2バルブゲート9を開くタイミングは、第1対応部5aへの発泡性樹脂11の充填完了の直後でなくてもよく、第1対応部5aへの発泡性樹脂11の充填完了後でかつ第2対応部5bへの第1対応部5aからの発泡性樹脂11の充填完了前であれば、基本的に、どのようなタイミングであってもよい。但し、第2バルブゲート9を開くタイミングが、第2対応部5bへの第1対応部5aからの発泡性樹脂11の充填完了の直前であると、後述の第3温度T3が後述の第2温度T2よりも高くならなくなる可能性が高いので、第3温度T3が第2温度T2よりも高くなるようなタイミングとする。
第1バルブゲート8及び第2バルブゲート9は、スクリュー駆動装置37の移動機構のモータが駆動されてから、第1設定時間が経過したときに閉じられる。この第1設定時間は、発泡樹脂成形品60の本体部61の成形に必要な量の発泡性樹脂11がキャビティ5に充填されるような時間に予め設定される。
第1バルブゲート8及び第2バルブゲート9が閉じられたとき(キャビティ5への発泡性樹脂11の充填完了時)から所定時間が経過したときに、成形型開閉装置21の可動型駆動装置26によって、可動型4が成形型2の型開き方向に後退を開始する。可動型4は型締め位置から、予め設定された設定量だけ後退する(図6参照)。この設定量は、発泡樹脂成形品60の本体部61の厚みから、型締め状態で成形したと仮定した場合に得られる本体部61の厚みを引いた量である。可動型4の後退により発泡性樹脂11が発泡する。
ここで、上記所定時間は、キャビティ5の第1対応部5aにおける発泡性樹脂11の温度と、第2対応部5bにおける発泡性樹脂11の温度とが略同じになる時間として、予め設定されている。すなわち、可動型4の後退(発泡性樹脂11の発泡)は、第1対応部5aにおける発泡性樹脂11の温度と、第2対応部5bにおける発泡性樹脂11の温度とが略同じであるときに開始される。
より詳しく説明すると、発泡性樹脂11の充填が先に完了した第1対応部5aにおいては、第1対応部5aへの発泡性樹脂11の充填の完了時(図7の時刻0)から該第1対応部5aにおける発泡性樹脂11の温度が低下するものの、第2対応部5bへの供給のために新たな発泡性樹脂11が第1対応部5aに供給されかつ表皮材62によって可動型4への熱伝達が阻害されるので、第1対応部5aにおける発泡性樹脂11の温度の低下速度は比較的遅い(図7において、時刻t1までの第1対応部5aにおける発泡性樹脂11の温度を参照)。第1対応部5aへの発泡性樹脂11の充填の完了時(時刻0)での第1対応部5aにおける発泡性樹脂11の温度を第1温度T1とし、第2対応部5bへの発泡性樹脂11の充填の完了時(キャビティ5への発泡性樹脂11の充填完了時(時刻t1))での第1対応部5aにおける発泡性樹脂11の温度を第2温度T2とすると、第2温度T2は第1温度T1よりも低い。
第2対応部5bへの発泡性樹脂11の充填の完了時(時刻t1)での第2対応部5bにおける発泡性樹脂11の温度を第3温度T3とすると、その充填の完了時まで発泡性樹脂11が第2分岐部6cを介して第2対応部5bに供給されていたので、第3温度T3は第2温度T2よりも高くなる。また、第2対応部5bには第1対応部5aからも発泡性樹脂11が供給されていたので、第3温度T3は、基本的に、第1温度T1よりも低くなる。
第2対応部5bへの発泡性樹脂11の充填の完了時(時刻t1)からの時間の経過に伴って、第1対応部5aにおける発泡性樹脂11の温度は第2温度T2から低下していき、第2対応部5bにおける発泡性樹脂11の温度は第3温度T3から低下していく。ここで、第1対応部5aにおける発泡性樹脂11の温度の低下速度は、第2対応部5bにおける発泡性樹脂11の温度の低下速度よりも遅い。このため、第3温度T3が第2温度T2よりも高くても、第2対応部5bへの発泡性樹脂11の充填完了後(時刻t1以降)において、第1対応部5aと第2対応部5bとで発泡性樹脂11の温度が同じになるときがある(図7では、時刻t2で、第1対応部5a及び第2対応部5bにおける発泡性樹脂11の温度が共に第4温度T4となる)。第1対応部5aと第2対応部5bとで発泡性樹脂11の温度が同じになる時点(時刻t2)を含む所定期間の間は、第1対応部5aと第2対応部5bとで発泡性樹脂11の温度が略同じであると言える。上記所定時間は、上記所定期間の間に可動型4の後退が開始するような時間に設定される。
可動型4の後退完了から、発泡性樹脂11が完全に固化するような時間に予め設定された第2設定時間が経過したとき、成形型2の型開きが開始し、型開きが完了した状態で、発泡樹脂成形品60がキャビティ5から取り出される。
したがって、本実施形態では、キャビティ5の第1対応部5aから発泡性樹脂11の供給を開始して第1対応部5aへの発泡性樹脂11の供給を行い、かつ、第1対応部5aへの発泡性樹脂11の充填が完了しても、第1対応部5aへの発泡性樹脂11の供給を継続して、第1対応部5aに供給された発泡性樹脂11を、第1対応部5aから第2対応部5bに供給するとともに、第1対応部5aへの発泡性樹脂11の充填完了後でかつ第2対応部5bへの第1対応部5aからの発泡性樹脂11の充填完了前に、第2対応部5bへの発泡性樹脂11の第1対応部5aを経由しない直接供給を開始して、キャビティ5への発泡性樹脂11の充填完了まで該直接供給を行うことで、キャビティ5への発泡性樹脂11の充填を行い、さらに、第1対応部5aと第2対応部5bとで発泡性樹脂11の温度が略同じになるときに、可動型4の後退を開始するようにしたので、第1対応部5aと第2対応部5bとで発泡性樹脂11の発泡性が略同じになり、発泡後の発泡性樹脂11の気泡の大きさを揃えることができるようになる。よって、発泡性樹脂11全体で均一な大きさの気泡が得られようになる。
本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、請求の範囲の主旨を逸脱しない範囲で代用が可能である。
例えば、上記実施形態では、発泡樹脂成形品60の表側面の一部に表皮材62が設けられているが、発泡樹脂成形品60の裏側面の一部に、所定部材として、芯材や吸音材等が一体的に設けられていてもよい。芯材や吸音材等は、固定型3の成形面3aに部分的にセットされる。但し、芯材や吸音材等には、ホットランナー6の第1分岐部6bにおけるキャビティ5への開口を塞がないような孔が形成される。このように、発泡樹脂成形品60は、表側面又は裏側面の一部に所定部材が一体的に設けられたものであればよい。この所定部材は、キャビティ5に充填された発泡性樹脂11の熱を固定型3又は可動型4に伝達するのを阻害する部材であればよい。
上述の実施形態は単なる例示に過ぎず、本発明の範囲を限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は請求の範囲によって定義され、請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
本発明は、表側面又は裏側面の一部に所定部材が一体的に設けられた発泡樹脂成形品の成形方法及び成形装置に有用である。
1 発泡樹脂成形品の成形装置
2 成形型
3 固定型
3a 成形面
4 可動型
4a 成形面
5 キャビティ
5a 第1対応部
5b 第2対応部
6 ホットランナー(充填手段)
6b 第1分岐部(第1供給路)
6c 第2分岐部(第2供給路)
8 第1バルブゲート(充填手段)
9 第2バルブゲート(充填手段)
11 溶融した発泡性樹脂
26 可動型駆動装置(可動型駆動手段)
31 射出装置(充填手段)
60 発泡樹脂成形品
62 表皮材
62a 表皮層
62b クッション層

Claims (6)

  1. 表側面又は裏側面の一部に所定部材が一体的に設けられた発泡樹脂成形品の成形方法であって、
    固定型及び可動型を有する成形型における該固定型又は該可動型の成形面に、上記所定部材を部分的にセットするセット工程と、
    上記セット工程の終了後に、上記成形型の型締めにより上記固定型と上記可動型との間に形成されたキャビティに、溶融した発泡性樹脂を充填する充填工程と、
    上記充填工程の終了後に、上記可動型を上記成形型の型開き方向に後退させて上記発泡性樹脂を発泡させる発泡工程とを備え、
    上記充填工程は、上記キャビティにおける上記所定部材がセットされている側に対応する第1対応部から上記発泡性樹脂の供給を開始して該第1対応部への上記発泡性樹脂の供給を行い、かつ、該第1対応部への上記発泡性樹脂の充填が完了しても、該第1対応部への上記発泡性樹脂の供給を継続して、該第1対応部に供給された発泡性樹脂を、該第1対応部から、上記キャビティにおける上記所定部材がセットされていない側に対応する第2対応部に供給するとともに、上記第1対応部への上記発泡性樹脂の充填完了後でかつ該第2対応部への該第1対応部からの発泡性樹脂の充填完了前に、該第2対応部への上記発泡性樹脂の上記第1対応部を経由しない直接供給を開始して、上記キャビティへの上記発泡性樹脂の充填完了まで該直接供給を行うことで、上記キャビティへの上記発泡性樹脂の充填を行う工程であることを特徴とする発泡樹脂成形品の成形方法。
  2. 請求項1記載の発泡樹脂成形品の成形方法において、
    上記発泡工程における上記可動型の後退は、上記キャビティの上記第1対応部における上記発泡性樹脂の温度と、上記第2対応部における上記発泡性樹脂の温度とが略同じであるときに開始することを特徴とする発泡樹脂成形品の成形方法。
  3. 請求項1又は2記載の発泡樹脂成形品の成形方法において、
    上記所定部材は、上記発泡樹脂成形品の表側面に設けられる表皮材であることを特徴とする発泡樹脂成形品の成形方法。
  4. 請求項3記載の発泡樹脂成形品の成形方法において、
    上記表皮材は、表皮層と、該表皮層の裏側面に設けられたクッション層とを有することを特徴とする発泡樹脂成形品の成形方法。
  5. 請求項3又は4記載の発泡樹脂成形品の成形方法において、
    上記発泡樹脂成形品は、車両用の内装材であることを特徴とする発泡樹脂成形品の成形方法。
  6. 表側面又は裏側面の一部に所定部材が一体的に設けられた発泡樹脂成形品の成形装置であって、
    固定型及び可動型を有し、該固定型又は該可動型の成形面に上記所定部材を部分的にセット可能な成形型と、
    上記可動型を上記固定型に対して近接及び離間するように移動させて上記成形型の型締め及び型開きを行う可動型駆動手段と、
    上記可動型の成形面に上記所定部材が部分的にセットされかつ上記成形型が型締めされているときに、該固定型と該可動型との間に形成されたキャビティに、溶融した発泡性樹脂を充填する充填手段とを備え、
    上記可動型駆動手段は、上記充填手段による上記キャビティへの上記発泡性樹脂の充填完了後に、上記可動型を上記成形型の型開き方向に後退させて上記発泡性樹脂を発泡させるように構成され、
    上記充填手段は、上記キャビティにおける上記所定部材がセットされている側に対応する第1対応部に上記発泡性樹脂を供給する第1供給路と、上記キャビティにおける上記所定部材がセットされていない側に対応する第2対応部に上記発泡性樹脂を供給する第2供給路とを有し、
    更に上記充填手段は、上記第1供給路により上記第1対応部から上記発泡性樹脂の供給を開始して該第1対応部への上記発泡性樹脂の供給を行い、かつ、該第1対応部への上記発泡性樹脂の充填が完了しても、該第1対応部への上記発泡性樹脂の供給を継続して、該第1対応部に供給された発泡性樹脂を、該第1対応部から、上記第2対応部に供給するとともに、上記第1対応部への上記発泡性樹脂の充填完了後でかつ該第2対応部への該第1対応部からの発泡性樹脂の充填完了前に、上記第2供給路による該第2対応部への上記発泡性樹脂の上記第1対応部を経由しない直接供給を開始して、上記キャビティへの上記発泡性樹脂の充填完了まで該直接供給を行うことで、上記キャビティへの上記発泡性樹脂の充填を行うように構成されていることを特徴とする発泡樹脂成形品の成形装置。
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